JP2011099695A - 高エネルギーx線の検出装置と検出方法 - Google Patents

高エネルギーx線の検出装置と検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギーを検出することができる高エネルギーX線の検出装置と検出方法を提供する。
【解決手段】 所定の方向から入射する入射X線1の照射によりこれをコンプトン散乱する散乱体12と、入射X線に対し特定の方向θにコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器14と、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器16と、コンプトン散乱の断面積から入射X線1のエネルギースペクトルを補正する入射X線補正器18とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、1MeVを超える高エネルギーX線の検出装置と検出方法に関する。
税関や空港における手荷物検査等において、X線を被検査物に照射し、透過したX線の強度分布を画像化して内部の危険物(銃器等)を検出するX線検査装置が従来から広く用いられている。
また、被検査物を透過したX線をエネルギー弁別して、被検査物内の材質や状態を観察する技術も知られている(例えば非特許文献1)。
さらに、本発明と関連する技術が、非特許文献2、3及び特許文献1に開示されている。
富田康弘、他、「エネルギー弁別型フォトンカウンティング放射線ラインセンサ(X線カラースキャナ)、放射線 Vol.32,No.1(2006) Shin Watanabe et al.,"Development of semiconductor imaging detectors for a Si/CdTe Compton camera", Nuclear Instruments and Methods in Phusics Research A 579 (2007) 871−877 中村 尚司、「放射線物理と加速器安全の工学」、地人書簡、P38−39
特開2005−208057号公報、「ガンマ線検出器及びガンマ線撮像装置」
上述した非特許文献1では、X線を電気信号に変換するX線検出器として、テルル化カドミウム(CdTe)放射線素子を用いている。CdTeは、X線、γ線に対し高い吸収特性を示し、X線、γ線を直接電荷に変換するため、非常に優れた光電変換特性を示す。
そのため、1MeV未満の比較的低エネルギーのX線に対しては、X線のエネルギースペクトルの計測において、従来のX線検出器(シンチレータや半導体検出器など)からの出力信号を波高弁別することで、X線のエネルギーを弁別することが可能であった。
一方、コンテナ用などのX線検査装置、医療用X線治療装置、加速器ベースのX線発生/検出装置などでは、エネルギーが1Mev〜9MeVのX線が用いられるようになっている。
しかし、エネルギーが1MeVを超えるX線(以下、「高エネルギーX線」と呼ぶ)では,エネルギー弁別の基礎となるX線の全吸収の過程が起こりにくくなり、従来のX線検出器を用いてもエネルギー弁別できない問題点があった。
また,線型加速器等により発生する高エネルギーX線はパルスで発生するため,瞬間的にビーム強度が高くなり,検出器内の1回の計測に複数のX線が入射する現象(「パイルアップ」と呼ばれる)を起こすため、高エネルギーXのエネルギー弁別ができない問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギーを検出することができる高エネルギーX線の検出装置と検出方法を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、高エネルギーX線がパルスで発生しても、そのエネルギーを検出することができる高エネルギーX線の検出装置と検出方法を提供することにある。
本発明によれば、所定の方向から入射する入射X線の照射によりこれをコンプトン散乱する散乱体と、
前記入射X線に対し特定の方向にコンプトン散乱された散乱X線のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器と、
前記散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器と、
コンプトン散乱の断面積から前記入射X線のエネルギースペクトルを補正する入射X線補正器と、を備えたことを特徴とする高エネルギーX線の検出装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、前記散乱X線検出器に入射する散乱X線の散乱方向と立体角を制限する入射制限器を備える。
また、前記散乱体は、水素、炭素、アルミニウム、シリコン、又はこれらを主成分とする化合物である。
また本発明によれば、散乱体を用いて所定の方向から入射する入射X線をコンプトン散乱させ、
前記入射X線に対し特定の方向にコンプトン散乱された散乱X線のエネルギースペクトルを検出し、
前記散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算し、
コンプトン散乱の断面積から前記入射X線のエネルギースペクトルを補正する、ことを特徴とする高エネルギーX線の検出方法が提供される。
上記本発明の装置と方法によれば、散乱体を用いて所定の方向から入射する入射X線をコンプトン散乱させるので、散乱X線は入射X線よりも相対的に低いエネルギー(例えば90°の方向には高々511keV)となるため、比較的低エネルギー(<1MeV)のX線の検出に用いられている従来のX線検出器(シンチレータや半導体検出器など)を用いて散乱X線のエネルギーを弁別することができる。
また、散乱X線検出器を用いて前記入射X線に対し特定の方向にコンプトン散乱された散乱X線のエネルギーを検出するので、特定の散乱角のもとでは、散乱X線解析器によりコンプトン散乱の式を用いて、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギーを一意に決めることができる。
従って、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを求めることができる。
また、入射制限器を用いて前記散乱X線検出器に入射する散乱X線の散乱方向と立体角を制限することにより、散乱X線の入射頻度を小さくできるため、パルスX線等,瞬間的に強度の高くなるX線に対しても、パイルアップを起こすことなくエネルギー弁別できる。
X線のエネルギー付与スペクトルの一例を示す図である。 従来のコンプトンカメラの原理図である。 本発明による高エネルギーX線の検出装置の全体構成図である。 入射X線と散乱X線の強度比を示す図である。 本発明による高エネルギーX線の検出方法のフロー図である。 電子対生成とコンプトン散乱との断面積比を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、CdTe内でのX線のエネルギー付与スペクトルの一例を示す図である。
この図において、横軸はX線のエネルギー、縦軸はカウント数、図中の曲線は、1MeVのX線に対する光電吸収ピークとコンプトン散乱を示している。
従来のX線検出器に用いられている光電変換素子(この例では、テルル化カドミウム:CdTe)は、光電吸収ピークを検出し、入射X線のエネルギーを検出している。しかし、図1から光電吸収の他にコンプトン散乱が頻発していることがわかる。このコンプトン散乱光は、光電変換素子においてその一部が吸収され、大部分は外部に散乱する。
そのため、比較的低エネルギー(<1MeV)のX線に対しては、X線のエネルギースペクトルの計測において、X線のエネルギーの実質的に全てが吸収されるので、従来のX線検出器からの出力信号を波高弁別することで、X線のエネルギーを弁別することが可能であった。
しかし、エネルギーが1MeVを超えるX線(高エネルギーX線)では、エネルギー弁別の基礎となるX線の全吸収の過程が起こりにくくなり、従来のX線検出器を用いてもエネルギー弁別できない。
例えば、3MeVの高エネルギーX線では、光電吸収ピークは1MeV(図1)に比べて2桁小さく、9MeVの高エネルギーX線では、光電吸収ピークは確認できないほど小さくなる。
従って、1MeVを超える高エネルギーX線に対しては、比較的低エネルギー(<1MeV)のX線と同じ手段では、エネルギー弁別できないことがわかる。
一方、1MeVを超える高エネルギーX線は、通常、加速器で生成されるため、ビーム構造はパルス的であり、瞬間的に強い強度で発生する。
検出器に入射するX線のフルエンス率は、パルス幅、検出面積にも依存するが、例えば従来の検査装置の使用条件では、1011[photon/s]のオーダであるのに対し、従来のエネルギー弁別検出器の応答速度は、10−6secのオーダであり、1回の検出時に、10のオーダのX線パルスが入射するパイルアップが発生し、エネルギー弁別できないことがわかる。
図2は、非特許文献2に開示された従来のコンプトンカメラの原理図である。
この図において、1は入射X線、2は散乱X線、3は散乱体、4は吸収体、5はシールドである。入射X線1のエネルギーをEin、散乱体3による吸収エネルギーをE1、吸収体4による吸収エネルギーをE2、入射X線1に対する散乱X線2の散乱角度をθとすると、数1の式(1)と式(2)が成り立つ。ここで、mは電子のエネルギーである。
従って、入射X線が高エネルギーX線であっても、E1、E2、θから、入射X線のエネルギーEinを求めることができる。
Figure 2011099695
しかし、この手段は、高エネルギーX線に対応できるが、従来のエネルギー弁別検出器を用いるため、応答速度が遅く(10−6secのオーダ)、X線パルスには対応できない。
さらにこの手段では、高エネルギーX線およびそれによる2次電子を検出器内ですべて吸収する必要があるため、吸収体を含めた検出器全体のサイズが大きくなる。その結果、検査装置に組み込む場合にはその空間分解能が悪くなる恐れがある。
図3は、本発明による高エネルギーX線の検出装置の全体構成図である。
この図において、本発明の高エネルギーX線検出装置10は、散乱体12、散乱X線検出器14、入射X線解析器16、及び入射X線補正器18を備える。なお、1は入射X線、2は散乱X線である。
散乱体12は、所定の方向(この例では上方)から入射する入射X線1の照射により、入射X線1をコンプトン散乱する。散乱体12は、好ましくは、水素、炭素、アルミニウム、シリコン、又はこれらを主成分とする化合物である。
散乱X線検出器14は、入射X線1に対し特定の方向θにコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギースペクトルを検出する。
散乱X線検出器14は、光電変換素子(CdTe,CdZnTe,Ge,Si,シンチレータなど)、検出回路(前置増幅器、主増幅器、及びマルチチャンネルアナライザ)、および制御装置からなり、散乱X線2のエネルギースペクトルを検出できるように構成されている。
入射X線解析器16は、例えばコンピュータであり、散乱X線2のエネルギースペクトルから入射X線1のエネルギースペクトルを演算する。
図3の構成において、コンプトン散乱による散乱X線2のエネルギーhνは、散乱角度θにより数2の式(3)により一意に決まることが、非特許文献3に開示されている。ここで、hνは入射X線1のエネルギー、mは電子のエネルギーである。
Figure 2011099695
従って、式(3)により、散乱X線2のエネルギースペクトルから入射X線1のエネルギースペクトルを演算することができる。
また、式(3)において、電子のエネルギー(m)は、約0.5MeVであり、本願の対象とする入射X線1のエネルギー(hν)は、例えば1〜9MeVであることから、散乱角度θが90度の場合、散乱X線2のエネルギーhνは、約0.33〜0.47 MeVであり、散乱X線検出器14として従来のX線検出器を用いて散乱X線2のエネルギーを弁別できることがわかる。
入射X線補正器18は、例えばコンピュータであり、コンプトン散乱の断面積から入射X線1のエネルギースペクトルを補正する。すなわち散乱体での自己吸収、およびコンプトン散乱の断面積を考慮してスペクトルの形を補正する。なお、入射X線解析器16と入射X線補正器18は、同一のコンピュータであってもよい。
図3の構成において、コンプトン散乱による微分断面積(dσ/dΩ)は、Klein−仁科の式として、数3の式(4)と式(5)で与えられることが、非特許文献3に開示されている。ここで、rは電子の古典半径(2.81794×10−15[m])である。
Figure 2011099695
また、補正前後のエネルギースペクトルを各々f1、f2とすると、数4の式(6)が成り立つ。
Figure 2011099695
従って、式(4)〜(6)から、入射X線1のエネルギースペクトルを補正することができる。
図3において、本発明の高エネルギーX線検出装置10は、さらに、入射制限器20を備える。この例において、入射制限器20は、2つのアパーチャ20a,20bからなり、散乱X線検出器14に入射する散乱X線2の散乱方向と立体角を制限するようになっている。
図4は、入射X線と散乱X線の強度比を示す図である。この図において、横軸は入射X線のエネルギー、縦軸は散乱比率であり、図中の曲線は、散乱体が厚さ1mmのSiであり、散乱方向が90°、立体角が2π×0.01の場合を示している。
この例において、入射X線1のエネルギー(hν)が1〜9MeVである場合、散乱比率は約1〜4.5×10−5であり、散乱X線2は入射X線1に比べて約5桁頻度が落ちることがわかる。
従って、上述した例において、高エネルギーX線のフルエンス率が、1011[photon/s]のオーダであり、エネルギー弁別検出器の応答速度が、10−6secのオーダであっても、1回の検出時に、入射するX線パルスは1桁(=1011×10−6×10−5)となり、パイルアップを抑制し、エネルギー弁別が可能となることがわかる。
すなわち、上述の例において、散乱体の厚さ、散乱方向、立体角を適宜調整することにより、パイルアップを抑制し、エネルギー弁別することができる。
図5は、本発明による高エネルギーX線の検出方法のフロー図である。この図に示すように、本発明の高エネルギーX線の検出方法では、上述した装置を用いて、以下の4つのステップ(工程)からなる。
(1)散乱体12を用いて所定の方向から入射する入射X線1をコンプトン散乱させる。
(2)図5(A)に示すように、散乱X線検出器14を用いて、入射X線1に対し特定の方向θにコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギースペクトルを検出する。
(3)図5(B)に示すように、入射X線解析器16により、散乱X線2のエネルギースペクトルから入射X線1のエネルギースペクトルを演算する。
(4)図5(C)に示すように、コンプトン散乱の断面積から入射X線1のエネルギースペクトルを補正する。
図6は、電子対生成とコンプトン散乱との断面積比を示す図である。この図において、横軸はX線エネルギー、縦軸は電子対生成とコンプトン散乱の比率(電子対生成/コンプトン散乱)である。
電子対生成は、コンプトン散乱を検出する際のノイズとして作用するので、図6における比率が小さいほど、S/N比が改善される。すなわち、この図から、原子番号が小さい方が、コンプトン散乱を起こす比率が高く、S/N比の改善が期待できることがわかる。
従って、上述したように散乱体12は、水素、炭素、アルミニウム、シリコン、又はこれらを主成分とする化合物であるのがよい。
上述した本発明の装置と方法によれば、散乱体12を用いて所定の方向から入射する入射X線1をコンプトン散乱させるので、散乱X線2は入射X線1よりも相対的に低いエネルギー(例えば90°の方向には高々511keV)となるため、比較的低エネルギー(<1MeV)のX線の検出に用いられている従来のX線検出器(シンチレータや半導体検出器など)を用いて散乱X線のエネルギーを弁別することができる。
また、散乱X線検出器14を用いて入射X線1に対し特定の方向(散乱角θ)にコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギーを検出するので、特定の散乱角θのもとでは、散乱X線解析器16によりコンプトン散乱の式(3)を用いて、散乱X線2のエネルギースペクトルから入射X線1のエネルギーを一意に決めることができる。
従って、散乱X線2のエネルギースペクトルから入射X線1のエネルギースペクトルを求めることができる。
また、入射制限器20を用いて散乱X線検出器14に入射する散乱X線2の散乱方向と立体角を制限することにより、散乱X線2の入射頻度を小さくできるため、パルスX線等,瞬間的に強度の高くなるX線に対しても、パイルアップを起こすことなくエネルギー弁別できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
1 入射X線、2 散乱X線、3 散乱体、
4 吸収体、5 シールド、
10 X線検出装置、12 散乱体、
14 散乱X線検出器、16 入射X線解析器、
18 入射X線補正器、20 入射制限器、
20a,20b アパーチャ

Claims (4)

  1. 所定の方向から入射する入射X線の照射によりこれをコンプトン散乱する散乱体と、
    前記入射X線に対し特定の方向にコンプトン散乱された散乱X線のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器と、
    前記散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器と、
    コンプトン散乱の断面積から前記入射X線のエネルギースペクトルを補正する入射X線補正器と、を備えたことを特徴とする高エネルギーX線の検出装置。
  2. 前記散乱X線検出器に入射する散乱X線の散乱方向と立体角を制限する入射制限器を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の高エネルギーX線の検出装置。
  3. 前記散乱体は、水素、炭素、アルミニウム、シリコン、又はこれらを主成分とする化合物である、ことを特徴とする請求項1に記載の高エネルギーX線の検出装置。
  4. 散乱体を用いて所定の方向から入射する入射X線をコンプトン散乱させ、
    前記入射X線に対し特定の方向にコンプトン散乱された散乱X線のエネルギースペクトルを検出し、
    前記散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算し、
    コンプトン散乱の断面積から前記入射X線のエネルギースペクトルを補正する、ことを特徴とする高エネルギーX線の検出方法。
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