JP2011092299A - Bathtub apron mounting structure - Google Patents
Bathtub apron mounting structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011092299A JP2011092299A JP2009247080A JP2009247080A JP2011092299A JP 2011092299 A JP2011092299 A JP 2011092299A JP 2009247080 A JP2009247080 A JP 2009247080A JP 2009247080 A JP2009247080 A JP 2009247080A JP 2011092299 A JP2011092299 A JP 2011092299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- bathtub
- piece
- joint material
- fitting recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
Description
本発明は、浴槽エプロンの取付構造に関するものである。 The present invention relates to a bathtub apron mounting structure.
従来から浴槽フランジの洗い場側の外縁から垂下させた垂下片と、浴槽載置部と洗い場とを隔てる床パン堰と、に亘って取り付けて、浴槽裏の洗い場側を被装する浴槽エプロンの取付構造においては、図4に示す特許文献1のようなものが提案されている。このような浴槽エプロン4の取付構造では、浴槽フランジ1の裏側の狭い部分にねじ13等で短尺の弾性部材12を浴槽フランジ1に沿って複数取り付け、その弾性部材12と浴槽フランジ1の垂下片1aとの間の、洗い場2c側からでは差し込み箇所が見えにくい、狭い部分に浴槽エプロン4の上端を差し込んでから、浴槽エプロン4の下端の下嵌め込み凹部6を床パン堰3に嵌め込んで嵌合させて、取り付けるものであった。
Installation of a bathtub apron that is installed over the hanging piece that has been suspended from the outer edge of the washing area of the bathtub flange and the floor pan weir that separates the bathtub mounting section from the washing area, and covers the washing area behind the bathtub As for the structure, a structure such as that disclosed in
しかし、短尺の弾性部材12を浴槽フランジ1に沿って複数取り付けたのであっては、浴槽エプロン4の上端を垂下片1aに部分的にしか押さえつけることができず洗い場2c側からかかる力に対して弱い。よって、洗い場2cでシャワー等使用している際に、不意に浴槽エプロン4を浴槽載置部2b側に押してしまうと、垂下片1aと浴槽エプロン4の上端との間に隙間ができて、その隙間から浴槽載置部2b側に水が浸入してしまうという問題があった。
However, if a plurality of short
また、浴槽エプロン4を取り付けるためには、浴槽フランジ1の裏側に弾性部材12をねじ13等で複数取り付けるという施工手間が発生してしまう上に、浴槽フランジ1の裏側の狭い部分にねじ13等で複数弾性部材12を取り付ける施工は難しいという問題があった。また、そうやって取り付けた弾性部材12と浴槽フランジ1の垂下片1aとの間の、洗い場2c側からでは見えにくく狭い部分に浴槽エプロン4の上端を差し込む施工もまた難しいという問題があった。
Moreover, in order to attach the
本発明は、浴槽エプロンに洗い場側から力が掛かっても浴槽フランジと浴槽エプロンとの間に隙間ができない防水構造が十分な浴槽エプロンの取付構造であって、尚且つ、浴槽フランジに浴槽エプロンを取り付けるための構成を別途設ける必要がなく、取付のしやすい着脱自在な浴槽エプロンの取付構造を提供することを課題とする。 The present invention provides a bathtub apron mounting structure with a sufficient waterproof structure that does not allow a gap between the bathtub flange and the bathtub apron even when a force is applied to the bathtub apron from the washing side, and the bathtub apron is attached to the bathtub flange. It is an object of the present invention to provide a detachable bathtub apron mounting structure that does not require a separate configuration for mounting and is easy to mount.
上記課題を解決するための本発明の浴槽エプロン4の取付構造は、浴槽フランジ1の洗い場2c側の外縁から垂下させた垂下片1aと、浴槽載置部2bと洗い場2cとを隔てる床パン堰3と、に亘って取り付ける浴槽エプロン4の取付構造において、浴槽エプロン4の上端に上方に開口する上嵌め込み凹部5を設けると共に、浴槽エプロン4の下端に下方に開口する下嵌め込み凹部6を設け、垂下片1aに上嵌め込み凹部5を嵌め込み、床パン堰3に下嵌め込み凹部6を嵌合させ、垂下片1aと上嵌め込み凹部5の外側片5aの間にエプロン目地材7を圧入して、垂下片1aを、エプロン目地材7を介して上嵌め込み凹部5で狭持させることを特徴とする。
The mounting structure of the
このように垂下片1aはエプロン目地材7を介して上嵌め込み凹部5で狭持されているので、通常、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間に隙間がなく、もし、浴槽エプロン4に洗い場2c側から力が掛かっても、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間のエプロン目地材7が圧縮されるだけであって、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間には、隙間ができない。また、浴槽フランジ1の垂下片1aに浴槽エプロン4の上端を取り付ける際には、上嵌め込み凹部5の外側片5aと内側片5bの間に垂下片1aを差し込むだけで良いので、差し込み箇所も洗い場2c側から見え易く、施工が容易である。また、浴槽フランジ1の裏側の狭い、見えにくい部分に別途弾性部材を複数取り付ける必要もない。
Thus, since the hanging
また、上記浴槽エプロン4は、垂下片1aに上嵌め込み凹部5を嵌め込み、且つ床パン堰3の上端面3aに下嵌め込み凹部6の奥面6c1を当接するように嵌合させて取り付けた状態において、浴槽フランジ下面1bから上嵌め込み凹部5の内側片5bの上端5b1までの上下方向の距離L1、及び垂下片下端1a1から上嵌め込み凹部5の奥面5c1までの上下方向の距離L2のいずれも、下嵌め込み凹部6の奥面6c1から下嵌め込み凹部6の内側片6bの下端6b1までの上下方向の距離L3より長くなるように形成することが好ましい。
In addition, the
このような寸法で浴槽エプロン4を形成することで、下嵌め込み凹部6の内側片6bが邪魔になって、洗い場2c側から垂下片1aと床パン堰3の間に浴槽エプロン4を出し入れできなくなることはない。
By forming the
また、上記エプロン目地材7を、浴槽エプロン4の両側方に位置する浴室壁面9、9まで延設し、浴槽エプロン4の側端4aと該側端4aに対向する浴室壁面9の間を遮蔽する側目地材10を、エプロン目地材7の下方の浴槽エプロン4の側端部4bに上下スライド自在に設け、側目地材上端10aがエプロン目地材下端7cに当接するようにすることが好ましい。
Further, the apron
このように側目地材10を、浴槽エプロン4の側端部4bから対向する浴室壁面9まで設け、且つ浴槽エプロン4に対して上下スライド自在に設けたことで、浴槽エプロン4側方から浴槽載置部2bへの水の浸入を防ぐことができるようにしただけなく、側目地材10を上方にスライドさせれば、エプロン目地材7を上方に押し上げて、垂下片1aと上嵌め込み凹部5に圧入したエプロン目地材7を容易に取り外しすることができる。よって、エプロン目地材7を取り外すための構成を別途設ける必要がない。
Thus, the side joint material 10 is provided from the
本発明は、浴槽エプロンに洗い場側から力が掛かっても浴槽フランジと浴槽エプロンとの間に隙間ができない防水構造が十分な浴槽エプロンの取付構造であって、尚且つ、浴槽フランジに浴槽エプロンを取り付けるための構成を別途設ける必要がなく、取付のし易い着脱自在な浴槽エプロンの取付構造を提供することができるという効果が得られる。 The present invention provides a bathtub apron mounting structure with a sufficient waterproof structure that does not allow a gap between the bathtub flange and the bathtub apron even when a force is applied to the bathtub apron from the washing side, and the bathtub apron is attached to the bathtub flange. There is no need to separately provide a configuration for attachment, and an effect is provided that a detachable bathtub apron attachment structure that is easy to attach can be provided.
また、垂下片と床パン堰の間に出し入れ自在な寸法で浴槽エプロンを構成することで、取付のし易い着脱自在な浴槽エプロンの取付構造を提供することができるという効果が得られる。 Moreover, the effect that the attachment structure of the detachable bathtub apron which it is easy to attach can be provided by comprising a bathtub apron with the dimension which can be taken in and out freely between a hanging piece and a floor pan dam.
また、浴槽エプロン側方から浴槽載置部への水の浸入を防ぐ側目地材を上下スライド自在に設けることで、防水性を向上させるだけでなく、エプロン目地材を取り外すための構成を別途設けることなく、エプロン目地材を簡単に外して、浴槽エプロンの取り外しを容易に行うことができるという効果が得られる。 In addition, the side joint material that prevents water from entering the bathtub mounting part from the side of the bathtub apron is slidable up and down, so that not only the waterproof property is improved, but also a configuration for removing the apron joint material is provided. Without removing the apron joint material, it is possible to easily remove the bathtub apron.
以下、本発明を図1に示す実施形態の浴槽エプロン4の取り付け状態に基づいて説明する。本実施形態においては、浴槽載置部2bから洗い場2cに向かう方向Uを前方向、洗い場2cから浴槽載置部2bに向かう方向Vを後ろ方向、浴槽フランジ1に沿って、図1の奥側から手前に向かう方向Wを左方向、図1の手前から奥に向かう方向Xを右方向、浴槽載置部2bから浴槽フランジ1に向かう方向Yを上方向、浴槽フランジ1から浴槽載置部2bに向かう方向Zを下方向とする。なお、浴槽エプロン4及びエプロン目地材7の構造については、図1のように取り付けた状態での方向で説明を行う。
Hereinafter, this invention is demonstrated based on the attachment state of the
本発明の実施形態の浴槽エプロン4は、浴槽の洗い場2c側の浴槽フランジ1の外縁から垂下させた垂下片1aと、洗い場2cと浴槽載置部2bとを隔てる床パン2に設けられた床パン堰3と、に亘って取り付けて、浴槽裏の洗い場2c側を覆い隠すものとなっている。浴槽エプロン4を垂下片1aと、床パン堰3とに取り付けた状態の浴槽エプロン4の両側方には、浴室壁面9、9が設けられており、垂下片1aと床パン堰3は、共に両浴室壁面9、9間の全域に亘って設けられている。また、床パン堰3は、上端面3aが平面となっていて、前面は床パン2に対して略垂直になっていて、後面は下方に近づくほど前面から離れるように若干傾斜している。
The
浴槽エプロン4は、平板パネルの後面の上部と下部に、左右方向全域に亘って断面略L字状の突起が設けられ、上部の断面略L字状の突起とその前側の平板パネルとで上方に向けて開口する上嵌め込み凹部5を形成し、下部の断面略L字状の突起とその前側の平板パネルとで下方に向けて開口する下嵌め込み凹部6を形成している。ここで、上嵌め込み凹部5の前側の平板パネルを外側片5aとし、外側片5aに対向する上嵌め込み凹部5の後側の断面略L字状の突起の部分を内側片5bとし、その外側片5aと内側片5bとを接続する上嵌め込み凹部5の断面略L字状の突起の他の部分を接続片5cとする。また、下嵌め込み凹部6の前側の平板パネルを外側片6aとし、外側片6aに対向する下嵌め込み凹部6の後側の断面略L字状の突起の部分を内側片6bとし、その外側片6aと内側片6bを接続する下嵌め込み凹部6の断面略L字状の突起の他の部分を接続片6cとする。
The
下嵌め込み凹部6の内側片6bは、下方に近づくほど対向する外側片6aから離れるように傾斜している。このように傾斜していることで、床パン堰3に下嵌め込み凹部6を嵌合させる際に、ピタリと位置合わせしなくても、内側片6bがガイド片の役割をして、嵌合位置に浴槽エプロン4の下端の下嵌め込み凹部6をガイドする。それに対して、上嵌め込み凹部5の内側片5bは、対向する外側片5aに対して略平行になっている。
The
接続片5c、接続片6cは、それぞれ浴槽エプロン4の平板パネルに対して略垂直に設けられており、上嵌め込み凹部5の接続片5cの上面と外側片5aの後面との接続部から、接続片5cの上面と内側片5bの前面との接続部までの前後方向の距離は、垂下片1aの前後方向の厚みより広めに設定して、垂下片1aの斜め前下方から、垂下片1aに上嵌め込み凹部5を嵌め込む際に、嵌め込みやすいようにしている。また、下嵌め込み凹部6の接続片6cの下面と内側片6bの前面との接続部から、接続片6cの下面と外側片6aの後面との接続部までの前後方向の距離は、床パン堰3の上端面3aの前後方向の長さと略同じになっていて、床パン堰3に下嵌め込み凹部6を取り付けた際に、外側片6aの上部と内側片6bの上部とで床パン堰3を狭持するように嵌合される。このとき、床パン堰3の上端面3aと、下嵌めこみ凹部6の接続片6cの下面(奥面6c1)は当接する。また、上嵌め込み凹部5の接続片5cには、前後方向の中央に、左右方向に亘って排水孔8が複数設けられていて、浴槽エプロン4着脱時に、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aとの隙間から水が侵入しても、接続片5c上に溜まらないようになっている。
The connecting piece 5c and the connecting
また、上嵌め込み凹部5の内側片5bの上部には、前側に湾曲する湾曲部5b2が左右方向全域に亘って設けてある。上嵌め込み凹部5を垂下片1aに嵌め込み、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間にできた隙間にエプロン目地材7を挿入した際に、上嵌め込み凹部5の外側片5aと、上嵌め込み凹部5の内側片5bの湾曲部5b2とでエプロン目地材7を介して、垂下片1aを狭持するようしている。ここで、湾曲部5b2ではなく、上嵌め込み凹部5の内側片5bの上部に前方向に突起する突起部を設けても良い。
In addition, a curved portion 5b2 that curves to the front side is provided over the entire left and right direction at the upper portion of the
エプロン目地材7は、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aとの隙間に入る平板部7bと、その上端に設けた断面視略直角三角形の形状のストッパー部7aから成っている。外側片5aと垂下片1aとの隙間にエプロン目地材7を挿入した際に、直角三角形状のストッパー部7aの直角をなす辺の一辺が、垂下片1aに沿い、他の一辺が、外側片5aの上端に当たって、ある一定の深さ以上、エプロン目地材7が圧入できないようになっている。また、このようにエプロン目地材7の上端を断面視略直角三角形の形状とすることで、垂下片1aやエプロン目地材7の上端にかかった液体がエプロン目地材7上に溜まらず下方に流れるようになっている。
The apron
垂下片1aに上嵌め込み凹部5を嵌め込み、且つ床パン堰3の上端面3aに下嵌め込み凹部6の接続片6cの下面(奥面6c1)を当接するように嵌合させて浴槽エプロン4を取り付けた状態において、浴槽フランジ下面1bから上嵌め込み凹部5の内側片5bの上端5b1までの上下方向の距離L1、及び垂下片下端1a1から上嵌め込み凹部5の接続片5cの上面(奥面5c1)までの上下方向の距離L2のいずれも、下嵌め込み凹部6の奥面6c1から下嵌め込み凹部6の内側片6bの下端6b1までの上下方向の距離L3より長く形成し、また、上嵌め込み凹部5の奥面5c1から外側片5aの上端5a1までの上下方向の距離L4は、距離L2より長く形成している。
The
このようにL1をL3より長く形成することで、浴槽エプロン4を上方に持ち上げて、浴槽フランジ下面1bに上嵌め込み凹部5の内側片5bの上端5b1が当たった状態であっても、下嵌め込み凹部6の内側片6bの下端6b1は床パン堰3の上端面3aよりも上方に位置することになり、内側片6bが邪魔になって、床パン堰3の上方に洗い場2c側から下嵌め込み凹部6を出し入れできなくなることはない。また、L2をL3より長く形成することで、垂下片下端1a1に浴槽エプロン4の上嵌め込み凹部5の奥面5c1を当接させれば、下嵌め込み凹部6を床パン堰3の上方に洗い場2c側から出し入れする際に下嵌め込み凹部6の内側片6bが邪魔になって、出し入れできなくなることはない。また、L4をL2より長く形成することで、上嵌め込み凹部5をさらに浴槽載置部2b側に倒そうとしても、上嵌め込み凹部5の外側片5aが垂下片1aに当たって、倒れることはない。
By forming L1 longer than L3 in this way, the
本発明の浴槽エプロンの取付構造は、上記のように垂下片1aはエプロン目地材7を介して上嵌め込み凹部5で狭持されているので、通常、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間に隙間がなく、もし、浴槽エプロン4に洗い場2c側から力が掛かっても、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間のエプロン目地材7が圧縮されるだけであって、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間には、隙間ができない。また、浴槽フランジ1の垂下片1aに浴槽エプロン4の上端を取り付ける際には、上嵌め込み凹部5の外側片5aと内側片5bの間に垂下片1aを差し込むだけで良いので、差し込み箇所も洗い場2c側から見え易く、施工が容易である。また、浴槽フランジ1の裏側の狭い、見えにくい部分に別途弾性部材を複数取り付ける必要もない。また、洗い場2c側から垂下片1aと床パン堰3の間に出し入れ自在な寸法で浴槽エプロン4を構成し、浴槽エプロン4の下端の下嵌め込み凹部6は床パン堰3に嵌合させるだけの構成となっていて、エプロン目地材7を取り外せば上嵌め込み凹部5と垂下片1aの間には隙間ができるような構成となっているので、浴槽エプロン4は取付のし易い着脱自在なものとなっている。
In the bathtub apron mounting structure according to the present invention, since the hanging
本発明の実施形態の浴槽エプロン4を、垂下片1aと、床パン堰3に取り付ける際には、図2(a)に示すように、まず、垂下片1aの下方に、上嵌め込み凹部5の奥面5c1が対向し、上嵌め込み凹部5が下嵌め込み凹部6より後方に位置するように浴槽エプロン4を斜めに傾ける。続いて、図2(b)に示すように、垂下片下端1a1に上嵌め込み凹部5の奥面5c1が接するまで、浴槽エプロン4の上嵌め込み凹部5を垂下片1aに嵌め込み、下嵌め込み凹部6の奥面6c1が床パン堰3の上端面3aに対向する位置まで、浴槽エプロン4の下嵌め込み凹部6を回転させる。続いて、図2(c)に示すように、ガイド片の機能をなす下嵌め込み凹部6の内側片6bに沿わせて、浴槽エプロン4を下方に移動させ、床パン堰3の上端面3aに奥面6c1を当接させて、床パン堰3に下嵌め込み凹部6を嵌合させる。そして、最後に、図2(d)に示すように、エプロン目地材7の平板部7bを、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aとの隙間に圧入する。このようにすることで、垂下片1aを、エプロン目地材7を介して上嵌め込み凹部5で狭持させ、床パン堰3に下嵌め込み凹部6を嵌合させて、浴槽エプロン4を垂下片1aと、床パン堰3と、に亘って取り付けることができる。なお、上記の逆の手順を踏むことで、浴槽エプロン4は垂下片1aと、床パン堰3から取り外すことができる。
When the
続いて、図3に示す本発明の実施形態の浴槽エプロン4の側端部4bの構成について説明する。ここで、側端部4bとは、浴槽エプロン4の側端4aから、浴槽エプロン4の中央部側に一部入った部分のことを示している。
Then, the structure of the
エプロン目地材7は、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aとの隙間だけでなく、浴槽エプロン4の両側方に位置する浴室壁面9、9まで、同じ形状で延設している。図3では、浴槽エプロン4の一方の側端部4bのみ記載しているが、他方の側端部4bについても同様の構成となっている。浴槽エプロン4の側端部4bから、その側端部4bに対向する浴室壁面9までのエプロン目地材7の下方には、浴槽エプロン4の側端4aとその側端4aに対向する浴室壁面9の間を遮蔽する側目地材10を設けている。側目地材10の前後幅は、上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aとの隙間に圧入した状態のエプロン目地材7の平板部7bの前後幅と略同じになっている。側目地材10は、浴槽エプロン4の側端部4bの後側に上下スライド可能に取付けられている。
The apron
浴槽エプロン4の側端部4bの後面には取付部4cが設けられており、側目地材10の前面には、その取付部4cに上下にスライド自在に取り付けられる被取付部10cが設けられている。ここで、取付部4cに被取付部10cを取り付けた状態で、側目地材10の被取付部10cを設けていない側の側端は、浴室壁面9に当接している。被取付部10cは、側目地材10の前面の側端部に上下に長孔状に凹設されたものであり、取付部4cは、その長孔よりも左右幅の狭い突起が突設されたものとなっている。その突起が長孔内の上端から下端まで移動することによって、浴槽エプロン4に対して側目地材10は、上下スライド可能となっている。突起が長孔の上端に位置する状態が、側目地材10が、最下方に位置した状態となっている。なお、取付部4c及び被取付部10cの構成は、上下スライドさせて着脱可能であれば他の構成であっても良い。
A mounting
ここで、側目地材10が設けられる部分の上嵌め込み凹部5の接続片5cには、側目地材10の前後幅と同じ前後幅の開口部が、外側片5aに沿って設けられており、側目地材10が設けられる部分の下嵌め込み凹部6の接続片6cには、側目地材10の前後幅と同じ前後幅の開口部が、外側片6aに沿って設けられており、その外側片6aの開口部の下方の床パン堰3の前面は、上端から底面まで側目地材10の前後幅と同じ前後幅だけ後方に凹んだ構成となっている。
Here, in the connection piece 5c of the upper fitting recessed
側目地材10をスライドさせて最下方に位置させた状態で、エプロン目地材7は上嵌め込み凹部5の外側片5aと垂下片1aの間にできた隙間に挿入される。この時、エプロン目地材下端7cに側目地材上端10aが当接して、エプロン目地材7と側目地材10との間に隙間ができないようにしている。また、この側目地材10をスライドさせて最下方に位置させた状態において、側目地材下端10bは浴槽エプロン4の下端よりも下方に位置しており、且つ側目地材下端10bと床パン2の洗い場2cの底面の間には隙間がある。
With the side joint material 10 slid and positioned at the lowest position, the apron
このように側目地材10を、浴槽エプロン4の側端部4bから対向する浴室壁面9まで設け、且つ浴槽エプロン4に対して上下スライド自在に設けたことで、浴槽エプロン4側方から浴槽載置部2bへの水の浸入を防ぐことができるようにしただけなく、側目地材10を上方にスライドさせれば、エプロン目地材7を上方に押し上げて、垂下片1aと上嵌め込み凹部5に圧入したエプロン目地材7を容易に取り外しすることができる。よって、エプロン目地材7を取り外すための構成を別途設ける必要がない。
Thus, the side joint material 10 is provided from the
また、側目地材10を浴槽エプロン4後方の側端部4bから、その側端部4bに対向する浴室壁面9にかけて幅広く設け、さらに側目地材下端10bを浴槽エプロン4の下端よりも下方に位置させ、その下方には床パン2の洗い場2cの底面との間に隙間を設けたことで、その隙間に指を入れて幅広い側目地材下端10bに指をかけて持ち上げることができる。よって、側目地材10を上方にスライドさせやすくなっている。なお、側目地材10をスライドさせて最下方に位置させた状態において、側目地材下端10bが浴槽エプロン4下端と同じ高さに位置するようにしても構わない。
Further, the side joint material 10 is widely provided from the
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。 Although the present invention has been described based on the embodiments shown in the accompanying drawings, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and appropriate design changes can be made within the intended scope of the present invention. Is possible.
1 浴槽フランジ
1a 垂下片
1a1 垂下片下端
1b 浴槽フランジ下面
2 床パン
2b 浴槽載置部
2c 洗い場
3 床パン堰
3a 上端面
4 浴槽エプロン
4a 側端
4b 側端部
4c 取付部
5 上嵌め込み凹部
5a 外側片
5a1 上端
5b 内側片
5b1 上端
5b2 湾曲部
5c 接続片
5c1 奥面
6 下嵌め込み凹部
6a 外側片
6b 内側片
6b1 下端
6c 接続片
6c1 奥面
7 エプロン目地材
7a ストッパー部
7b 平板部
7c エプロン目地材下端
8 排水孔
9 浴室壁面
10 側目地材
10a 側目地材上端
10b 側目地材下端
10c 被取付部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247080A JP2011092299A (en) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | Bathtub apron mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247080A JP2011092299A (en) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | Bathtub apron mounting structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011092299A true JP2011092299A (en) | 2011-05-12 |
Family
ID=44109954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009247080A Withdrawn JP2011092299A (en) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | Bathtub apron mounting structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011092299A (en) |
-
2009
- 2009-10-27 JP JP2009247080A patent/JP2011092299A/en not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5465441B2 (en) | Toilet bowl | |
JP2011092299A (en) | Bathtub apron mounting structure | |
JP2007190294A (en) | Installation structure of bathtub joint sealer | |
JP5769400B2 (en) | Fixing structure of slope member of bathroom doorway fitting, and bathroom provided with the same | |
JP2008057104A (en) | Bracket for handrail | |
JP6600165B2 (en) | counter | |
JP3172062B2 (en) | Kitchen panel mounting structure | |
JP2009077807A (en) | Installation structure of waterproof pan and bathtub | |
JP3900130B2 (en) | Water return structure between wall and apron in bathroom | |
JP3410653B2 (en) | Water splash prevention panel mounting structure | |
JP5357504B2 (en) | Bathroom counter mounting structure | |
JP2008099756A (en) | Counter gap filling member | |
JP4335927B2 (en) | Apron mounting structure | |
JP2010023737A (en) | Mounting structure of belt molding | |
JP2000271032A (en) | Bath apron fixing structure | |
JP4739974B2 (en) | Mounting structure of fixed window to floor pan | |
JP6616144B2 (en) | Bathroom structure | |
JP2006006844A (en) | Apron support | |
JP3315030B2 (en) | Bathtub support structure | |
JPH0728441U (en) | Kitchen back guard mounting structure | |
JP3775343B2 (en) | Bathroom floor pan | |
JP2004024779A (en) | Side cap for mirror bracket | |
JP2005334248A (en) | Decorative cover mounting structure in bathroom counter | |
JP4858121B2 (en) | Bathroom washroom drainage structure | |
JP2005290863A (en) | Throating member for building |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120118 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130108 |