JP2011088428A - Holder of calligraphic work and painting - Google Patents
Holder of calligraphic work and painting Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011088428A JP2011088428A JP2010127286A JP2010127286A JP2011088428A JP 2011088428 A JP2011088428 A JP 2011088428A JP 2010127286 A JP2010127286 A JP 2010127286A JP 2010127286 A JP2010127286 A JP 2010127286A JP 2011088428 A JP2011088428 A JP 2011088428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- winding
- document
- slit
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
この発明は、書画、印刷物、図面等のように、比較的大きな用紙に所要事項が記載、印刷等されたものを携行する際に使用される書画等のホルダーに関するものである。 BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a holder for a document or the like that is used when carrying a document in which required items are described and printed on a relatively large sheet such as a document, printed matter, or drawing.
書画等の作品を携行する場合、折り目や折り皺などを付けないようにするために、額縁に入れるか、同等以上の大きさの2枚の板に挟むなどの方法がとられる。しかし、いずれの方法も嵩張って持ち運びに不便である。このため書画等を円筒状に巻き、これを円筒形容器に入れて携行することが一般に行われている。賞状をこのような方法で携行することがよく知られている。 When carrying a work such as a document, a method such as putting it in a picture frame or sandwiching it between two plates of the same size or more is used in order to prevent creases and creases. However, both methods are bulky and inconvenient to carry. For this reason, it is a common practice to carry a book or the like in a cylindrical shape and carry it in a cylindrical container. It is well known to carry a certificate in this way.
書画等の比較的小サイズの場合は前記のような筒形容器でも左程不便はないが、A3サイズを超える程度の大サイズのものになると、容器自体が大きくなるため肩バンドを付けたショルダー型の容器にせざるを得ないが、却って嵩張り、重量も増えるので携行に不便である。 In the case of a relatively small size such as a document, there is no inconvenience even with a cylindrical container such as the one described above, but if it is larger than the A3 size, the container itself will be larger, so a shoulder with a shoulder band It must be a container of the mold, but on the contrary, it is bulky and increases in weight, so it is inconvenient to carry.
特に、時と場合によってサイズの異なる書画等を携行するような場合は、最大サイズのもの合わせたに円筒形容器しか持ち合わせていないと、小サイズの書画等であっても最大サイズの円筒形容器を持ち歩かなければならない不便がある。 In particular, when carrying documents of different sizes depending on the time and circumstances, it is necessary to have only a cylindrical container for the maximum size. There is an inconvenience that you have to carry around.
このような不便を解消すべく、1枚の可撓性のシートの内面に書画等を重ね、その書画等をシートと共に円筒状に巻き、巻き終わり端部を面ファスナーで留めるようにしたものが知られている(特許文献1)。また、可撓性シートを二つ折に折り重ね、重ねたシート間に書画等を挟んで円筒状に巻き、紐等で留めるようにしたものも知られている(特許文献2)。 In order to eliminate such inconvenience, a document or the like is stacked on the inner surface of one flexible sheet, the document or the like is wound into a cylindrical shape together with the sheet, and the winding end is fastened with a hook-and-loop fastener. Known (Patent Document 1). In addition, there is also known a technique in which a flexible sheet is folded in two, a document or the like is sandwiched between the stacked sheets, wound in a cylindrical shape, and fastened with a string or the like (Patent Document 2).
前記特許文献1及び2に開示されたホルダーは、いずれも軽便・安価であり、書画等の大きさに合わせたものを複数所有しても費用的に問題とならないメリットがある。 The holders disclosed in Patent Documents 1 and 2 are both convenient and inexpensive, and there is an advantage that there is no problem in cost even if a plurality of holders that match the size of a document is owned.
しかし、円筒状に巻いた状態で携行する場合、鞄等の中に入り難く、無理に入れると変形して皺が付く恐れがある。また手に持って歩くことも不便であるため、提げ手の付いた紙袋等に入れて携行しなければならない不便がある。 However, when carrying in the state of being wound in a cylindrical shape, it is difficult to enter into a bag or the like, and if it is forcibly inserted, it may be deformed and wrinkled. Also, since it is inconvenient to carry it in your hand, you have to carry it in a paper bag with a handle.
そこで、この発明は書画等を可撓性シートによって円筒状に巻いたものを便利に携行できるように工夫した書画等のホルダーを提供することを課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a holder for a document or the like that is devised so that a document or the like wound in a cylindrical shape by a flexible sheet can be carried conveniently.
前記の課題を解決するために、この発明は、可撓性のシート11の内面に書画等13を広げ、当該書画等13を内側にして前記シート11をその一端側から円筒状に巻いて円筒巻き部23を形成し、その円筒巻き部23を適宜な留め手段で留めるようにした書画等のホルダーにおいて、前記シート11の巻き終わり側シート端辺24bに沿い、かつ鞄等18の提げ手19を挿通し得る長さの係止用スリット21を設け、前記書画等13を広げる範囲を当該シート11の巻き始め端辺24aから前記係止用スリット21の間に定め、その範囲のシート11を書画等13とともに巻いて前記の円筒巻き部23を形成し、その円筒巻き部23を留め手段によって留めた状態で前記係止用スリット21を開いて鞄等18の提げ手19に挿通し、前記円筒巻き部23をその提げ手19に係止するようにしたものである。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention extends a document or the like 13 on the inner surface of a
この発明に係る書画等のホルダーは、可撓性のシートと、留めバンド等の留め手段のみによって構成されるので、低コストかつ軽量である利点がある。また、係止用スリットに鞄等の提げ手を挿通することにより、円筒巻き部を提げ手に係止した状態で携行できる便利さがある。 Since the holder for a document or the like according to the present invention is constituted only by a flexible sheet and a fastening means such as a fastening band, there is an advantage that it is low-cost and lightweight. Further, by inserting a hand such as a hook through the locking slit, there is the convenience that the cylindrical winding portion can be carried in a state of being locked to the hand.
以下この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[実施形態1]
図1から図5に示した実施形態1の書画等のホルダーは、合成樹脂製の可撓性のシート11と、シート11とは別の部材で形成された留めバンド12とからなるものである。シート11は、その内面に書画等13を重ね、その書画等13を内側にして、図2に示したように円筒状に巻くことができる程度の柔軟性を有する。また、その大きさは、書画等13の四辺の外側に適宜な余裕をもつ程度に形成される。[Embodiment 1]
A holder for a document or the like of Embodiment 1 shown in FIGS. 1 to 5 includes a
図1(a)に示したように、シート11の巻き始め側Aの端部の2個所のコーナ部には、書画等13の2個所のコーナ部を差し込で保持する保持用スリット14がシート11の巻き始め側端辺24aに対し45度の傾斜をもって形成される。保持用スリット14は、書画等13のサイズに対応して3本平行に形成される。保持用スリット14の両端部の小円15は、当該保持用スリット14に作用する応力を分散させシート11が裂けることを防止するために設けられる。後述の他のスリットの両端の小円15も同様である。 As shown in FIG. 1A, holding
前記の保持用スリット14を設けることに代えて、図1(b)に示したように、巻き始め側の端辺に平行な内向きの折り癖16を介して折り曲げた保持片17を設け、その保持片17の内側に書画等13の一端部を挟むようにしてもよい。保持片17の両端部をシート11に溶着して袋状にしてもよい。 Instead of providing the
前記シート11の巻き終わり側Bに接近した位置において、その巻き終わり側端辺24bに平行な係止用スリット21が設けられる。この係止用スリット21は、後述のように、これを開いて鞄18の提げ手19に係止するためのものであり(図5参照)、提げ手19に無理なく通せるように、その長さは提げ手19の取付け基部間の長さに応じた大きさに形成される。 At a position close to the winding end side B of the
前記の書画等13を広げる範囲は、巻き始め側端辺24aから係止用スリット21の範囲内に設定される。 The range in which the document or the like 13 is expanded is set within the range of the
前記係止用スリット21は、図2及び図3に示したように、シート11の内側(巻き始め側A)に属する内側切り目線21aと、外側(巻き終わり側B)に属する外側切り目線21bとにより形成される。前記の留めバンド12の一端の固定端部は、内側切り目線21aの中間部分において、その切り目線21aよりさらに内側のシート11の外面に接着固定される(図1及び図2参照)。 As shown in FIGS. 2 and 3, the
前記留めバンド12の他端の自由端部側は、スリット21を通ってシート11の内面側(書画等13を広げる面側)に引き出され、シート11の巻き終わり側端辺24bを越えて外部に延び出す長さを有する。その長さは、シート11の円筒巻き部23(図3参照)の全周を越える長さに形成される。自由端部の内面に面ファスナー22(図4参照)の一方のファスナー要素22aが接着され、固定端部の外面に他方の面ファスナー要素22bが接着される。 Free end of the other end of the
実施形態1の書画等のホルダーは、以上のようなものであり、これを使用するに際しては、図1(a)に示したように、シート11の内面の前記保持用スリット14と係止用スリット21の間の範囲内に書画等13を広げ、書画等13の巻き始め側の両端コーナ部を左右2か所の保持用スリット14、14に差し込んでシート11に保持させる。図1(b)の場合は、保持片17の内側へ書画等13の巻き始め側の端部を挟み込む。 The holder for a document or the like according to the first embodiment is as described above. When this holder is used, as shown in FIG. 1 (a), the
その上で、図2に示したように、シート11を外側、書画等13を内側にして円筒状に巻き、円筒巻き部23を形成する。係止用スリット21の近くに達すると、図3に示したように、留めバンド12を円筒巻き部23の周りに巻き付け、面ファスナー要素22a、22b相互を接合させる。これによりシート11の巻き終わり側Bの端部が留められ(図4参照)、書画等13は、円筒巻き部23の内部に隠れる。 After that, as shown in FIG. 2, the
前記の巻き留め状態において、円筒巻き部23から巻き終わり側端辺24bまでの間のシート11は円筒巻き部23の接線方向に立ち上がった状態にある(図4参照)。係止用スリット21の内側切り目線21aは留めバンド12により円筒巻き部23側に引っ張られ、外側切り目21bから引き離されるため、係止用スリット21は大きく開口される。 In the winding state, the
その大きく開口したスリット21に鞄18等の外側の提げ手19を通すことにより、図4及び図5に示したように、書画等13を巻いた円筒巻き部23が提げ手19に係止され、鞄18等の外側面に沿って水平に支持される。従って、円筒状に巻いたシート11を手に持つことなく、鞄18のみを持つことにより携行することができる。 By passing the
なお、提げ手19等に係止させることなく、円筒巻き部23を留めバンド12によって留めた状態で、円筒巻き部23、シート11の巻き終わり側端部24b近辺を把持して携行してもよい。 Incidentally, without engaged in
[実施形態2]
次に、図6から図10に示した実施形態2の書画等のホルダーについて説明する。実施形態2の書画等のホルダーは、1枚の可撓性のシート11のみによって構成されるものであり、前記実施形態1のような別部材の留めバンド12を用いることはない。留めバンド12に相当する差し込み片25は、後述のように、シート11の一部を切り抜いて形成される。[Embodiment 2]
Next, the holder for a document or the like according to the second embodiment shown in FIGS. 6 to 10 will be described. The holder for a document or the like according to the second embodiment is configured by only one
シート11の巻き始め側Aの2個所のコーナ部に差し込み用の3本のスリット14が45度の傾斜をもって形成される点は前記の場合と同様である。また、図示を省略しているが、スリット14に代えて、図1(b)のような折り曲げ保持片17を設けてもよい。 The three
前記シート11の巻き終わり側端辺24bに接近した位置において、その端辺24bに沿った係止用スリット21が設けられる。この係止用スリット21によって、鞄等の提げ手19を挿通させる開口を形成する点、その係止用スリット21が、シート11の内側(巻き始め側A)に属する内側切り目線21aと、外側(巻き終わり側B)に属する外側切り目線21bとにより形成される点も、実施形態1の場合と同様である。 At a position close to the winding
差し込み片25の切り抜き形状は、係止用スリット21の切り込み形状により特定されるが、この実施形態2の場合は、図6(b)に示したように、両方の切り目線21a、21bの形状が一部異なる(係止用スリット21の一部に切り抜き部30a、30bが形成されている。)ので、差し込み片25の形状を主として内側切り目線21aの形状によって特定し、外側切り目線21bについては相違点を説明することにより、留めバンド25の切り抜き形状を特定する。 The cutout shape of the
前記内側切り目線21aのうち巻き終わり側端辺24bに平行な部分は中央部分(後述の差し込み片25の基部26の部分)で一定の間隔をおいて左右両側に分けられ、その中央部分を挟んで直角外向き(巻き終わり側Bの向き)に屈曲形成される。その屈曲部分によって、差し込み片25の基部26が形成される。基部26の左辺は左側内側切り目線21aにより、また右辺は右側内側切り目線21aにより形成される。 A portion of the
前記の左側内側切り目線21aは、基部26の上端において左方に直角に屈曲され、さらに半円形に湾曲されることによって、差し込み片25の半円形の後端部27が形成される。前記右側内側切り目線21aは、基部26の上端点26aにおいて直角より幾分小さい鋭角θ(80度から85度程度)で右方に屈曲され、さらに三角形に尖った先端部29を形成する。先端部29を形成した右側内側切り目線21aは、端辺24と平行に後端方向に延び、前記の後端部27を形成する左側内側切り目線21aに連続する。これにより差し込み片25が形成される。 The left inner cutting Looking 21a is bent at a right angle to the left at the upper end of the
いま仮に、前記の内側切り目線21aが係止用スリット21と同じ形状であるとし、その形状によって切り抜かれた差し込み片25をそのまま切り起こしたとすると、切り起こした後に残る開口の形状が基部26の左右両側で複雑な形状となる。 Assuming that the
機能的にはこのような形状でも差支えないが、この実施形態2においては、主としてデザイン的な配慮から、左側小円15から出発した左側の外側切り目線21bは、基部26に達する手前で円弧を描いて立ち上がり、後端部27を形成する内側切り目線21aに点aにおいて合致させている。同様に、右側の小円15から出発した右側の外側切り目線21bも基部26に達する手前で円弧を描いて立ち上がり、先端部29を形成する内側切り目線21aに点bにおいて合致させている。 Functionally, such a shape may be used. However, in the second embodiment, the left
前記の点aから、右回りに点bに達する部分は、内側切り目線21aと外側切り目線21bとが合致することにより係止用スリット21の一部を形成する。しかし、基部26の左右においては、外側切り目線21bが湾曲して点a及び点bに達する部分と内側切り目線21aに囲まれた部分とにより、異形の切り抜き部30a、30bが形成される。これらの切り抜き部30a、30bが形成されることにより、基部26及び差し込み片25を起こした後に生じる係止用スリット21によって形成される開口の形状は、比較的簡単な形状となる(図10参照)。 A portion reaching the point b clockwise from the point a forms a part of the locking slit 21 when the
前記基部26からシート11の内方に寄ったシート11の中央部分において、数本の同長平行な差し込み用スリット31が傾斜状態に形成される。この差し込み用スリット31は、図6(a)(b)に示したように、向って左側の端部を基準にして右側の端部が基部26から離れるように約45度の角度で傾斜する。各差し込み用スリット31の右端の位置は、図6(b)において、巻き終わり側端辺24bに直角の基準線Xで示したように、基部26の右側辺の延長上に在る。前記差し込み用スリット31の長さは、差し込み片25を挿通し得る大きさに形成される。 In the central portion of the
なお、前記後端部27は、差し込み片25を後述の差し込み用スリット31に差し込み際に、当該差し込み片25を指先で把持する面積が増えるため、差し込み操作がし易い利点があるが、差し込み片25を差し込み用スリット31に差し込んで係止するためには、必ずしも必要な部分ではない。後端部27を省略する場合は、差し込み片25は基部26と先端部29とによって逆L字形に形成される。 The
実施形態2の書画等のホルダーは、以上のようなものであり、これを使用するに際しては、図6(a)に示したように、内面を上向きに広げたシート11上面において、係止用スリット21よりも巻き始め側Aに寄った範囲に書画等13を広げ、その巻き始め側の両端コーナ部を左右2か所の差し込みスリット14、14に差し込む。その上で、シート11を外側、書画等13を内側にして円筒状に巻く(図7参照)。書画類等13は円筒巻き部23の内部に隠れる。 The holder for a document or the like according to the second embodiment is as described above. When this holder is used, as shown in FIG. 6A, on the upper surface of the
係止用スリット21の近くに達すると、図8に示したように、差し込み片25を起こして、基部26を含め全体を円筒巻き部23側に湾曲させ、表裏反転させる。円筒巻き部23の径に適合した位置の差し込み用スリット31を選択して、先端部29を差し込む。 When reaching the vicinity of the locking slit 21, as shown in FIG. 8, the
ここに「円筒巻き部23の径に適合した位置の差し込み用スリット31」というのは、差し込み片25の先端部29を差し込む差し込み用スリット31の位置が係止用スリット21に近すぎると差し込み片25に弛みが生じ、円筒巻き部23の径がそれ自身の弾性で拡径したり、逆に遠すぎると留めバンド25の留めが不完全になることから、このような不都合の生じないような適宜な位置にある差し込み用スリット31をいう。その位置の目安は、差し込み片25を円筒巻き部23の外周面上に折り返した際に、基部26の上端点26a(図6(b)参照)と一致する右端の小円15を有する差し込み用スリット31がこれに相当する(後述の図9(c)(d)参照)。 Here, “the insertion slit 31 at a position suitable for the diameter of the cylindrical winding
図9(a)から(d)は、差し込み片25の先端部29が次第に深く差し込まれて行く順を示している。即ち、図9(a)は、先端部29が差し込み用スリット21の右端を支点に、基部26の湾曲に伴う復元弾性によって若干反時計方向に回転した状態、同(b)はさらに前記の復元弾性によって同方向に回転しつつ一層深く差し込まれた状態を示す。 FIGS. 9A to 9D show the order in which the
同(c)は、差し込み片25全体が端辺24(図10参照)と平行に回転して、後端部27を残して先端部29のほぼ全体が深く差し込まれた状態を示す。同(d)は、最終的に深く差し込んで、内側切り目線21aが円筒巻き部23に接し、差し込み片25の基部26の上端点26aが差し込み用スリット31の右端の小円15と係合して、基部26の復元弾性も無くなり安定状態となった場合を示す。 (C) shows a state in which the
前記図9(d)の安定状態において、差し込み片25の先端部29は、基部26に対し前記の鋭角θをもって差し込み用スリット31に差し込まれるので、基部26に左向きの引き抜き力F1、上向きの引き抜き力F2が作用しても、先端部29は基部26の上端点26aの角部に係合し、大きな引き抜き抵抗を発生する。このため、先端部29が差し込み用スリット31から抜け出すことが防止される。これによって、円筒巻き部23の巻き終わり部が安定よく留められる。 In the stable state of FIG. 9D, the
一方、円筒巻き部23から巻き終わり側端辺24bまでシート11は円筒巻き部23の接線方向に立ち上がる(図10参照)。このため、係止用スリット21は、差し込み片25の抜けた部分と併せて大きく開口される。 On the other hand, the
その大きく開口した係止用スリット21に鞄等の提げ手19を通すことにより、書画等13を巻いた円筒巻き部23が提げ手19に係止される。これにより、鞄等の側面に沿って水平に支持され、携行可能な状態となる。但し、提げ手19等に係止することなく、手で直接把持して携行してもよい。 By passing the
[実施形態3]
図11及び図12に示した実施形態3の場合は、書画等13を携行したのち、自宅等でシート11とともに書画等13を保管する場合に便利な構造である。即ち、書画等13を円筒状に巻いて鞄等の提げ手19に係止して携行したり、またそのまま直接手で把持して携行したりするようにした点で、基本的には、前記実施形態2の場合(図6から図10参照)と同様である。ただし、主として形状の簡素化を図るために、左側小円15から出発した左側の外側切り目線21bは、一定の傾斜角をもって差し込み片25の後端部27の上端の点aに達する。同様に、右側の小円15から出発した右側の外側切り目線21bは、一定の傾斜角をもって先端部29の先端の点bに達する。これにより、左右の異形の切り抜き部30a、30bの形状が簡素化かされる。[Embodiment 3]
In the case of the third embodiment shown in FIGS. 11 and 12, the structure is convenient when the document etc. 13 is carried with the
前記実施形態2の場合と大きく相違する点は、第一に前記差し込み片25の左右両側に対称形の差し込み係止片32及びこれに対応して巻き終わり側端辺24b側に左右対称形の係止用スリット33を設けた点、書画等13の差し込み片25側端辺の左右のコーナ部を差し込んでこれを保持する傾斜状の保持スリット14aを設けた点である。 The case of the large difference points embodiment 2, the
即ち、左右の差し込み係止片32は、前記差し込み片25の左右両端部とシート11の各側辺34との間において当該シート11を切り起こすことにより設けられる。各差し込み係止片32は、前記側辺34に並行する2本の切目35a、35bによって形成された基部36、その基部36の前記巻き始め側端辺24a側の端部から当該側辺34側にL形又は逆L形に屈曲した差し込み部37とにより形成される。差し込み部37の先端は三角状に尖っている。前記の切目35aの端部から差し込み部37側へ屈曲するコーナ部の角度αは、図示のように、差し込み部37側の切目が傾斜していることにより、80°〜95°程度の鋭角となっている。 That is, the left and right
前記の係止用スリット33は、前記切目35aの上方(巻き終わり側端辺24b側)に一端部があり、その一端部から切目35bの上方を通って30°の傾斜をもって巻き終わり側端辺24bに接近する。その長さは、基部36の2倍程度の長さをもって他端部に達している。 The locking slit 33 has one end above the
次に、差し込み係止片32、係止用スリット33及び保持用スリット14aの作用について説明する。これらは、書画等13を携行するときは何らの作用を行わないが、書画等13を保持させたシート11を複数牧綴じた状態で保管する際に機能を発揮する。即ち、複数の書画等13の保管時は、1枚目の書画等13の四隅を平坦に拡げた1枚目のシート11の保持用スリット14、14aに差し込んで保持させる。同様に2枚目のシート11にも他の書画等13を保持させ、1枚目のシート11上に重ねる。 Next, the operation of the
そのうえで、図12に示したように、1枚目のシート11の係止用スリット33に2枚目のシート11(2点鎖線参照)の差し込み係止片32を差し込み、1枚目の差し込み係止片32と平行になるまで押し込む。これによって、2枚目の差し込み係止スリット33の一端部に2枚目の差し込み係止片32の鋭角αのコーナ部が係止される。 Sonouede, as shown in FIG. 12, the locking slit 33 of the
同様の係止構造を左右の差し込み係止片32においてとることにより、1枚目のシート11の巻き終わり側端辺24b側で2枚目のシートが綴られ、巻き始め側端辺24a側で自由に開閉し、書画等13の内容を見ることができる。3枚目のシート11の差し込み係止片32も同様にして2枚目のシート11の係止用スリット33に係止される。 By taking the
A 巻き始め側
B 巻き終わり側
11 シート
12 留めバンド
13 書画等
14、14a 保持用スリット
15 小円
16 折り癖
17 保持片
18 鞄
19 提げ手
21 係止用スリット
21a 内側切り目線
21b 外側切り目線
22 面ファスナー
22a、22b ファスナー要素
23 円筒巻き部
24a 巻き始め側端辺
24b 巻き終わり側端辺
25 差し込み片
26 基部
26a 上端点
27 後端部
29 先端部
30a、30b 切り抜き部
31 差し込み用スリット
32 差し込み係止片
33 係止用スリット
34 側辺
35a、35b 切目
36 基部
37 差し込み部A Winding start side B
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010127286A JP2011088428A (en) | 2009-09-24 | 2010-05-17 | Holder of calligraphic work and painting |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009239824 | 2009-09-24 | ||
JP2010127286A JP2011088428A (en) | 2009-09-24 | 2010-05-17 | Holder of calligraphic work and painting |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011088428A true JP2011088428A (en) | 2011-05-06 |
Family
ID=44107129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010127286A Pending JP2011088428A (en) | 2009-09-24 | 2010-05-17 | Holder of calligraphic work and painting |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011088428A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016050366A (en) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社アートネイチャー | Wig fastening member, wig, wig repair method, and wig wearing method |
KR20210002457U (en) * | 2020-04-28 | 2021-11-05 | 이경남 | Briefing document storage case with hook function |
-
2010
- 2010-05-17 JP JP2010127286A patent/JP2011088428A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016050366A (en) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 株式会社アートネイチャー | Wig fastening member, wig, wig repair method, and wig wearing method |
KR20210002457U (en) * | 2020-04-28 | 2021-11-05 | 이경남 | Briefing document storage case with hook function |
KR200494923Y1 (en) | 2020-04-28 | 2022-02-08 | 이경남 | Briefing document storage case with hook function |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4447193B2 (en) | Storage device | |
US5447334A (en) | Tabbed file folder | |
EP3772365B1 (en) | Disposable balloon holder and method of using | |
JP2011088428A (en) | Holder of calligraphic work and painting | |
JPH10509391A (en) | Document files with variable capacity | |
JP3231836U (en) | Holding member and scroll using it | |
JP4763147B2 (en) | Bottle tying tool | |
JP3145229U (en) | Double folding fan | |
JP6214306B2 (en) | Packaging box | |
JP4737635B2 (en) | Necked tubular label | |
JP3229356U (en) | Mask case | |
JP6234142B2 (en) | Packaging box | |
JP3182744U (en) | Calendar packaging | |
JP3196368U (en) | Container | |
JP3223657U (en) | Megaphone used as a fan | |
JP3110188U (en) | Multipurpose clip | |
JP2009241391A (en) | Storage file | |
JP3157125U (en) | Cylindrical packing material | |
JP3170263U (en) | Integrated mount for shirts | |
JP3215847U (en) | Packaging box with flap | |
JP3216014U (en) | Cup holder | |
JP2007069976A (en) | Carton box | |
JPH1039756A (en) | Hanging tag | |
KR101948413B1 (en) | Listed case with desorption partition line | |
JP2001039075A (en) | File folder |