JP2011084280A - Storing container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、収納容器に関するものであり、特に、種々の物品の収納に適し、折り畳み可能な収納容器に関するものである。 The present invention relates to a storage container, and more particularly to a storage container that is suitable for storing various articles and can be folded.
従来、種々の商品を市場に流通させるにあたり、その収納手段として段ボール箱が広く利用されている。しかしながら、段ボール箱は紙製であるがために水に弱く、水分を多く含む商品をそのまま梱包するには不向きである。
一方、魚貝類を氷とともに箱詰して冷蔵又は冷凍する場合などのように、耐水性や断熱性が要求される用途には、発泡スチロールなどからなる発泡樹脂製の箱が用いられている。しかしながら、このような発泡樹脂製の箱は、段ボール箱のように折り畳むことができず嵩張ってしまうため、その使用に際しては多くの保管スペースを必要とする。
Conventionally, cardboard boxes have been widely used as storage means for distributing various products to the market. However, since the cardboard box is made of paper, it is weak against water and is not suitable for packing a product containing a lot of moisture as it is.
On the other hand, foamed resin boxes made of foamed polystyrene are used for applications where water resistance and heat insulation are required, such as when fish shellfish are boxed with ice and refrigerated or frozen. However, such a foamed resin box cannot be folded like a corrugated cardboard box and is bulky, and therefore requires a lot of storage space when used.
そこで、例えば、特許文献1において、中芯原紙を段繰り成形した中芯の両面にライナを貼合することによって段ボールに耐水性を付与し、このような段ボールによって組み立てられた段ボール箱が提案されている。 Therefore, for example, Patent Document 1 proposes a corrugated cardboard box assembled with such corrugated cardboard by imparting water resistance to the corrugated cardboard by bonding liners to both sides of the core core formed by corrugated core base paper. ing.
しかしながら、耐水性を付与した段ボールを組み立てて段ボール箱としても、その構造上、底部の四隅には隙間ができてしまう。このため、底部に溜まった水が漏れ出して周囲を濡らしてしまうという問題がある。特許文献1では、このような問題を考慮して、水分吸収体を箱の底部に入れておくことによって漏水を防止しようとしている。 However, even when corrugated cardboard with water resistance is assembled into a cardboard box, there are gaps at the four corners of the bottom due to its structure. For this reason, there is a problem that water accumulated at the bottom leaks out and wets the surroundings. In Patent Document 1, in consideration of such a problem, an attempt is made to prevent water leakage by placing a moisture absorber at the bottom of the box.
本発明者らは上記の事情に鑑みて、耐水性を有し、かつ、底部に水が溜まっても、外部に漏れ出すことがなく、しかも、嵩張らないように折り畳むこともできて多くの保管スペースを必要としないといった、従来の段ボール箱と発泡樹脂製の箱の長所を兼ね備えた、これらの代替品を得るために鋭意検討を重ねてきた。
本発明は、そのような本発明者らの鋭意検討の過程でなされた成果の一つであり、必要に応じて耐水性を付与し、底部に水が溜まっても外部に漏れ出さないようにすることが容易にできるとともに、折り畳み可能で、かつ、収納性に優れた新規な収納容器の提供を目的とする。
In view of the above circumstances, the present inventors have water resistance, and even when water accumulates at the bottom, they do not leak out and can be folded so as not to be bulky. In order to obtain these alternatives that combine the advantages of conventional corrugated cardboard boxes and foamed resin boxes, such as requiring no space, we have made extensive studies.
The present invention is one of the results made in the process of such intensive studies by the present inventors. Water resistance is imparted as necessary so that water does not leak to the outside even if water accumulates at the bottom. It is an object of the present invention to provide a novel storage container that can be easily folded and is foldable and has excellent storability.
本発明に係る収納容器は、可撓性素材からなる容器本体と、前記容器本体に対して着脱自在に取り付けられた補強部材とを備える構成としてある。 The storage container according to the present invention includes a container body made of a flexible material and a reinforcing member that is detachably attached to the container body.
本発明によれば、可撓性素材からなる容器本体に、補強部材を着脱自在に取り付けて補強することによって、折り畳み可能でありながらも、形状保持性に優れた収納容器を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a storage container that is foldable but has excellent shape retention by attaching and reinforcing a reinforcing member to a container body made of a flexible material. .
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係る収納容器について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る収納容器の概略を示す説明図であり、図1(a)は、斜視図、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。
[First embodiment]
First, the storage container which concerns on 1st embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIGS.
1A and 1B are explanatory views showing an outline of a storage container according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1A is a perspective view, and FIG. 1B is an A-A view of FIG. It is sectional drawing.
収納容器1は、図1(a)に示すように、上面が開口する箱状(図示する例では、立方体状)の容器であって、可撓性素材からなる容器本体2と、この容器本体2を補強する四つの補強部材3とを備えている。
As shown in FIG. 1 (a), the storage container 1 is a box-shaped container (in the illustrated example, a cubic shape) having an open top, a container
容器本体2は、側壁部21と底部22とを有しており、本実施形態においては、四角形状に形成された底部22と、この底部22の周縁から角筒状に立ち上がるようにして形成された側壁部21とから構成されている。
また、容器本体2は、それぞれが可撓性素材からなる外層部材23と内層部材24とを重ね合わせた二重構造となるように形成されている。
The
The
容器本体2を形成する可撓性素材としては、容器本体2を折り畳み可能とすることができる程度の可撓性を有していれば、種々の可撓性素材を用いることができる。例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂などからなる合成樹脂製のフィルム材又はシート材を例示することができる。このような合成樹脂からなる可撓性素材は、単層構造としても、上記樹脂材料を組み合わせた多層構造としてもよく、さらには、遮光性や断熱性を付与するためにアルミニウムなどを用いた金属蒸着膜層を積層するようにしてもよいが、熱融着が可能な素材であるのが好ましい。
As the flexible material forming the
そして、合成樹脂によって容器本体2を形成すれば、容器本体2は耐水性を有するものとなる。さらに、耐水性を有する合成樹脂製の可撓性素材を熱融着するなどして箱状に形成した容器本体2を用いることで、収納容器1の底に水などが溜まってしまったとしても、それが外部に漏れ出したりしないようにすることも可能である。
なお、収納容器1の用途が耐水性を要求せず、漏水を考慮する必要もない場合、容器本体2を形成する可撓性素材には、合成樹脂製のフィルム材又はシート材以外の素材、例えば、織布、不織布、編布、紙類などを用いることもできる。さらに、このような場合には、ポリウレタンフォームなどのような表面に連通する気泡構造を有する発泡体であっても、可撓性を有するシート状に成形可能な素材であれば、これを用いて容器本体2を形成することもできる。
And if the container
In addition, when the use of the storage container 1 does not require water resistance and it is not necessary to consider water leakage, the flexible material forming the
また、容器本体2を形成する可撓性素材としては、例えば、図2に示すような独立した多数の気泡室が形成された合成樹脂製の気泡シートを用いることもできる。
図2は、合成樹脂製の気泡シートの一例の要部を切り欠いて示す説明図である。
この気泡シートは、中空状に膨出する多数の突起231が形成されたキャップフィルム232に、突起231の開口側を封止するようにバックフィルム233を積層することよって、突起231内に空気が封止された気泡室が形成されるようにしてある。これとともに、突起231の頂部側にはライナーフィルム234を積層して突起231による凹凸形状が表面に現れないようにしている。
このような合成樹脂製の気泡シートを用いて容器本体2を形成するのは、軽量でありながらも、クッション性(耐衝撃性)や、断熱効果が得られることから好ましく、このような効果は、本実施形態のように、容器本体2を外層部材23と内層部材24とを重ね合わせた二重構造としたときに顕著となる。
なお、特に図示しないが、容器本体2を形成する可撓性素材として、このような気泡シートを用いる場合、図2に示す気泡シートの突起231の頂部側に積層されたライナーフィルム234を省略した構造としてもよい。
Moreover, as a flexible material which forms the container
FIG. 2 is an explanatory view of a main part of an example of a synthetic resin air bubble sheet.
This bubble sheet is formed by laminating a back film 233 so as to seal the opening side of the
Forming the
Although not particularly illustrated, when such a bubble sheet is used as a flexible material for forming the
また、容器本体2には、補強部材3を着脱自在に取り付けるための装入部4が設けられている(図1参照)。装入部4は、側壁部21の四隅に位置する角部に設けられており、具体的には、重ね合わされた外層部材23と内層部材24との間に、補強部材3を抜き差し可能な空隙を鉛直方向に沿って形成することによって設けられている。
このような装入部4を設けることで、補強部材3の着脱を容易に行うことができる。また、外層部材23と内層部材24との間に空隙を形成して装入部4とすることにより、装入部4を容器本体2と一体に設けることができ、構造を単純化することが可能になる。
The
By providing such a loading portion 4, the reinforcing member 3 can be easily attached and detached. Further, by forming a gap between the
ここで、容器本体2を外層部材23と内層部材24とを重ね合わせた二重構造とするにあたり、外層部材23と内層部材24とは、使用に際して容易に分離してしまわないように、熱融着、接着剤、粘着テープ、面ファスナー、ホックなどの適宜手段によって接合することができる。また、上記したようにして装入部4を設ける場合には、少なくとも装入部4が二重構造となっていればよく、それ以外の部位については、必要に応じて外層部材23又は内層部材24の一方を省略してもよい。
Here, when the
次に、容器本体2に対して着脱自在に取り付けられる補強部材3について説明する。
図3は、補強部材3の一例を示す説明図であり、図3(a)は、平面図、図3(b)は、図3(a)のB−B断面図である。
補強部材3は、例えば、開口部32を残して、周縁が融着されるようにフィルム材を棒状に製袋することによって形成することができる。そして、開口部32には、補強部材3の内外を連絡する筒状の空気流路である空気弁31が取り付けられており、空気弁31の補強部材3の内部に位置する部位311が、補強部材3の内表面にて固定されている。
なお、補強部材3を形成するフィルム材としては、可撓性素材として例示したのと同様の樹脂材料からなるフィルム材を用いることができる。
Next, the reinforcing member 3 that is detachably attached to the
3A and 3B are explanatory views showing an example of the reinforcing member 3. FIG. 3A is a plan view, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
The reinforcing member 3 can be formed, for example, by making a bag of a film material in a rod shape so that the periphery is fused while leaving the
In addition, as a film material which forms the reinforcement member 3, the film material which consists of the resin material similar to having illustrated as a flexible material can be used.
このような補強部材3は、空気弁31を通して補強部材3の内部に空気を圧入して膨らませると、図3(b)に示すように、内部の空気圧が矢印P方向に作用して空気流路を押しつぶして、空気弁31を閉鎖されたままに保つようになっている。
さらに、図3(b)に示す矢印R方向に開口部32を融着して、空気流路を塞ぐことにより、圧入された空気が補強部材3の外部に漏れないように密封することができる。
なお、開口部32を融着するにあたっては、これと同時に、端縁側の不要な部位を切断して取り除くことができる。
When such a reinforcing member 3 is inflated by press-fitting air into the reinforcing member 3 through the
Further, the
In fusing the
本実施形態では、補強部材3に圧入密封する流体として、容易に入手できる空気を利用して軽量化を図っているが、例えば、所定の重量感を必要とする場合には、水などの液体を圧入密封する構成としてもよい。
また、補強部材3は、通常、流体が圧入密封された状態で容器本体2に取り付けられるが、例えば、物品を容器本体2に納めた後に、容器本体2に取り付けた状態で流体を圧入密封するようにしてもよい。
In this embodiment, as the fluid to be press-fitted and sealed into the reinforcing member 3, the weight is reduced by using easily available air. For example, when a predetermined weight feeling is required, a liquid such as water is used. It is good also as a structure which press-fits.
The reinforcing member 3 is usually attached to the container
また、本実施形態における補強部材3は、図1に示すように、ほぼ円柱状とされた棒状の形態となるように形成されている。そして、このような補強部材3が、側壁部21の四隅に位置する角部のそれぞれに形成された装入部4に取り付けられている。これにより、収納容器1の形状保持性を効果的に向上させることができる。
Further, as shown in FIG. 1, the reinforcing member 3 in the present embodiment is formed so as to have a substantially cylindrical rod shape. And such a reinforcement member 3 is attached to the insertion part 4 formed in each of the corner | angular part located in the four corners of the
本実施形態の収納容器1は、容器本体2が可撓性素材で形成されているため、次のようにして折り畳んだり、組み立てたりすることができる。
なお、図4は、容器本体2と補強部材3とを分離した状態を示す斜視図であり、図5は、容器本体2を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
収納容器1を使用しないときには、容器本体2の各装入部4に装入された各補強部材3を取り出し、容器本体2と補強部材3とを分離する(図4参照)。そして、例えば図5に示すように、容器本体2を折り畳むことにより、収納容器1をコンパクトにすることができる。なお、容器本体2を折り畳むにあたり、その折り畳み方は図5に示す例には限定されず、容器本体2の形態に応じて折り畳みやすいようにすればよい。また、容器本体2を折り畳みやすくするために、容器本体2には折りぐせをつけておくこともできる。
このように、本実施形態の収納容器1は折り畳み可能であるので、使用しない場合には折り畳んでおくことで、嵩張らないようにすることができるとともに、持ち運びも容易になる。
Since the
4 is a perspective view showing a state where the container
When the storage container 1 is not used, each reinforcing member 3 inserted into each charging portion 4 of the
Thus, since the storage container 1 of this embodiment is foldable, when not in use, it can be prevented from being bulky by being folded, and can be easily carried.
また、収納容器1を使用する際には、上記とは逆の操作、すなわち、折り畳まれた容器本体2を箱状に復元して、容器本体2の四隅に設けられた各装入部4に各補強部材3を装入することで組立てることができる(図1参照)。これによって、収納容器1は、補強部材3によって補強されて形状保持性に優れたものとなる。
Further, when the storage container 1 is used, an operation reverse to the above, that is, the folded
また、本実施形態において、収納容器1は、収納容器1を立方体状とするのに代えて、例えば、図6に示すように、側壁部21を円筒状とした円柱状の形態としてもよい。この例において、容器本体2は、円形の底部22とこの底部22の周縁から円筒状に立ち上がる側壁部21とを有し、この側壁部21に周方向に離間する複数(図6に示す例では四つ)の装入部4が鉛直方向に沿って設けられる。そして、各装入部4のそれぞれに各補強部材3が装入されて、収納容器1が形成される。
なお、側壁部21の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、楕円筒状、多角筒状の様々な形状の側壁部としてもよい。さらに、底部22は、通常、側壁部21の断面形状に対応した形状の平板状としてあるが、これに限定されるものではなく、例えば、湾曲した形状としてもよい。
In the present embodiment, the storage container 1 may have a columnar shape in which the
In addition, the shape of the
さらに、収納容器1の形状は、収納される物品の形状に対応した形状としてもよい。特に図示しないが、例えば、側壁部21を円錐状に形成してもよい。
Furthermore, the shape of the storage container 1 may be a shape corresponding to the shape of the article to be stored. Although not particularly illustrated, for example, the
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る収納容器について説明する。
第一実施形態では、容器本体2に対して着脱自在に取り付けられる補強部材3として、棒状に製袋されたフィルム材に流体を圧入密封することによって形成されたもの用いたが、本実施形態の収納容器1は、図7〜図9に示すような補強部材30を用いた点で第一実施形態と相違している。このため、第一実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態で用いる補強部材30について以下に説明する。
[Second Embodiment]
Next, the storage container according to the second embodiment of the present invention will be described.
In the first embodiment, the reinforcing member 3 that is detachably attached to the
図7は、本実施形態で用いる補強部材30の斜視図、図8は、本実施形態で用いる補強部材30の展開図であり、補強部材30は、容器本体2に用いたのと同様の可撓性素材を用いて、断面正方形の角筒状に形成された筒部303を備える。このような補強部材30は、例えば、平板状の可撓性素材の所定の部位を折り曲げ可能に加工するとともに、図8に示すような形状となるように抜き加工などによって切り出し、所定部位をヒートシール(熱融着)などで接合することにより形成することができる。
FIG. 7 is a perspective view of the reinforcing
筒部303は、その四つの角部に形成される折り曲げ自在な四本の角部折り曲げラインL1と、角部折り曲げラインL1と直交するように筒部303の面部に形成され、隣接する同種のシールラインL2又は筒部303の端縁ラインL4との間に、筒部303の周方向に並ぶ四つの正方形部331を形成する折り曲げ自在な面部折り曲げラインL2と、正方形部331の対角線に沿って形成される折り曲げ自在な対角折り曲げラインL3とを備える。対角折り曲げラインL3は、正方形部331の二本の対角線うち、いずれか一方に沿って形成されていればよいが、筒部303の周方向に並ぶ四つの正方形部331にそれぞれ形成された四本の対角折り曲げラインL3は、図2に示すように、展開状態で同じ方向を向き、互に平行でなければならない。
The
上記のようにシールラインL1〜L3を形成すると、筒部303の周方向に並ぶ四つの正方形部331は、図9に示すように、正方形部331を形成している角部折り曲げラインL1及び面部折り曲げラインL2を山折りとし、かつ、正方形部31内の対角折り曲げラインL3を谷折りとすることにより、筒部303の中空部側へ折り畳み可能な折り畳み可能部332を構成する。この折り畳み可能部332は、筒部3の両端側を両手で持ち、所定方向に90°捻ることにより容易に折り畳むことができる。折り畳み可能部332を折り畳むと、各正方形部331が対角折り曲げラインL3を谷折として半分に折り畳まれ、直角二等辺三角形となる。そして、各正方形部331が折り畳まれた四つの直角二等辺三角形は、隣接する直角二等辺三角形に順次重なっていき、これによって、畳み可能部332が平面状に折り畳まれていく。
このような補強部材30によれば、折り畳み可能部32を折り畳むことにより、容器本体2の大きさに応じて、その長さを適宜調整することができ、大きさの異なる容器本体2に共通に用いることが可能になる。
なお、図7〜図9に示す例では、折り畳み可能部32が、筒部3の長さ方向に複数連ねて形成されているが、これに限定されない。折り畳み可能部32を形成する位置やその数を適宜変更することで、補強部材30の長さ調整の自由度を高めることも可能である。
When the seal lines L1 to L3 are formed as described above, the four
According to such a reinforcing
In addition, in the example shown in FIGS. 7-9, although the
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。 While the present invention has been described with reference to the preferred embodiment, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the present invention. .
例えば、上述した実施形態では、補強部材3を鉛直方向に沿って設ける構成としてあるが、これに限定されるものではない。容器形状や収納する物品の形状などによっては、例えば、補強部材3を水平方向に配設したり、斜めに配置したりしてもよく、さらには、格子状に配設することも可能である。
また、上述した実施形態では、補強部材3を角筒状とされた側壁部21の角部に取り付けることとしているが、側壁部21の角部以外にも適宜取り付けるようにしてもよい。
また、補強部材3の形態の形態も、例えば、板状にするなど、必要に応じて適宜変更することもできる。
For example, in the above-described embodiment, the reinforcing member 3 is provided along the vertical direction, but is not limited thereto. Depending on the shape of the container and the shape of the article to be stored, for example, the reinforcing member 3 may be disposed in the horizontal direction, may be disposed obliquely, or may be disposed in a lattice shape. .
Further, in the above-described embodiment, the reinforcing member 3 is attached to the corner portion of the
Moreover, the form of the form of the reinforcing member 3 can also be appropriately changed as necessary, for example, in the form of a plate.
また、上述した実施形態では、重ね合わされた外層部材23と内層部材24との間に、補強部材3を抜き差し可能な空隙を鉛直方向に沿って形成することによって設けた装入部4に補強部材3を取り付けるようにしたが、補強部材3の取り付け手段は、これに限定されない。収納容器1の形状保持性を確保できるように補強部材3を取り付けることができれば、例えば、面ファスナーなどによって着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the reinforcing member is provided in the insertion portion 4 provided by forming, along the vertical direction, a space in which the reinforcing member 3 can be inserted and removed between the overlapped
また、上述した実施形態では、容器本体2の形態を上面が開口する箱状とされた例を示したが、容器本体2の上面には上蓋を設けても良い。また、収納容器1の運搬時の扱い易さのため、側壁部21に取っ手を設けてもよい。
In the above-described embodiment, an example in which the shape of the container
本発明は、種々の物品の収納手段として広く利用することができる。 The present invention can be widely used as a storage means for various articles.
1 収納容器
2 容器本体
21 側壁部
22 底部
23 外層部材
232 キャップフィルム
233 バックフィルム
24 内層部材
3,30 補強部材
303 筒部
331 正方形部
332 折り畳み可能部
4 装入部
L1 角部折り曲げライン
L2 面部折り曲げライン
L3 対角折り曲げライン
L4 端縁ライン
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (9)
前記容器本体に対して着脱自在に取り付けられた補強部材と
を備えることを特徴とする収納容器。 A container body made of a flexible material;
A storage container comprising a reinforcing member detachably attached to the container body.
棒状に製袋されたフィルム材に流体を圧入密封することによって形成された請求項1に記載の収納容器。 The reinforcing member is
The storage container according to claim 1, wherein the container is formed by press-fitting and sealing a fluid into a film material formed into a rod shape.
可撓性素材を角筒状に成形してなる筒部を有し、
前記筒部の角部に形成される折り曲げ自在な四本の角部折り曲げラインと、前記角部折り曲げラインと直交するように前記筒部の面部に形成され、隣接する同種のシールライン又は前記筒部の端縁ラインとの間に、前記筒部の周方向に並ぶ四つの正方形部を形成する折り曲げ自在な面部折り曲げラインと、前記正方形部の対角線に沿って形成される折り曲げ自在な対角折り曲げラインとを形成することにより、
前記筒部の周方向に並ぶ四つの前記正方形部が、当該正方形部を形成している前記角部折り曲げライン及び前記面部折り曲げラインを山折りとし、かつ、当該正方形部内の前記対角折り曲げラインを谷折りとすることにより、前記筒部の中空部側へ折り畳み可能な折り畳み可能部が設けられている請求項1に記載の収納容器。 The reinforcing member is
It has a cylindrical part formed by molding a flexible material into a rectangular tube shape,
Four bendable corner bend lines formed at the corners of the tube, and the same type of adjacent seal lines or tubes formed on the surface of the tube so as to be orthogonal to the corner bend lines A bendable surface fold line that forms four square parts arranged in the circumferential direction of the cylindrical part between the edge line of the part and a foldable diagonal fold formed along the diagonal line of the square part By forming a line with
The four square portions arranged in the circumferential direction of the cylindrical portion have the corner fold line and the surface fold line forming the square portion as mountain folds, and the diagonal fold lines in the square portion are The storage container according to claim 1, wherein a foldable portion that can be folded toward the hollow portion side of the cylindrical portion is provided by valley folding.
当該側壁部に前記補強部材が取り付けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の収納容器。 The container body has a bottom portion and a side wall portion that rises in a cylindrical shape from the periphery of the bottom portion;
The storage container according to any one of claims 1 to 4, wherein the reinforcing member is attached to the side wall portion.
少なくとも前記側壁部の角部に前記補強部材を取り付けた請求項5に記載の収納容器。 The bottom portion is formed in a polygonal shape, and the side wall portion is raised from the periphery of the bottom portion in a rectangular tube shape,
The storage container according to claim 5, wherein the reinforcing member is attached to at least a corner of the side wall.
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