JP2011074896A - Engine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は複数の気筒を備え、各気筒と連結する水冷排気マニホールドを備えるエンジンの技術に関する。 The present invention relates to an engine technology including a plurality of cylinders and a water-cooled exhaust manifold connected to each cylinder.
従来、エンジンから排出された排気ガスは非常に高温であり、排気マニホールドの下流に配置される排気系部品は、排気ガスの熱により、側面外周が高温となっていた。排気系部品は、例えば、排気ガスを排出するための排気管、マフラー、消音器、熱交換器、および触媒ユニット等である。 Conventionally, the exhaust gas discharged from the engine is very hot, and the exhaust system parts arranged downstream of the exhaust manifold have a high temperature at the outer periphery of the side surface due to the heat of the exhaust gas. The exhaust system parts are, for example, an exhaust pipe for exhaust gas exhaust, a muffler, a silencer, a heat exchanger, and a catalyst unit.
そこで、排気系部品を冷却させる機能を備えたエンジンとして、第一に、排気系部品の一例である排気管に放熱フィンを設ける構成が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、第二に、排気系部品の一例であるマフラーの出口温度を下げるために、マフラーに冷却プレートを設ける構成が公知となっている(例えば、特許文献2参照)。
Secondly, a configuration in which a cooling plate is provided on the muffler in order to lower the outlet temperature of the muffler, which is an example of an exhaust system component, is known (for example, see Patent Document 2).
しかし、第一の公知となったエンジンは、排気管を構成するパイプ本体と放熱フィンとは溶接などにより接合しなければならず、製造過程の手間が増加し、生産コストが高くなっていた。
また、第二の公知となったエンジンは、マフラー内を流れる排気が一旦冷却プレートにぶつかる構成であるから、排気ガスの圧力損失が増大していた。
However, in the first known engine, the pipe body constituting the exhaust pipe and the heat radiating fins must be joined by welding or the like, increasing the labor of the manufacturing process and increasing the production cost.
Further, the second known engine has a configuration in which the exhaust gas flowing in the muffler once hits the cooling plate, so that the pressure loss of the exhaust gas has increased.
そこで、本発明は係る課題に鑑み、簡易に製造することができ、排気の圧力損失を発生させず、排気系部品の表面温度を冷却することができるエンジンを提供する。 SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above problems, the present invention provides an engine that can be easily manufactured and that can cool the surface temperature of exhaust system components without causing exhaust pressure loss.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、複数の気筒を備え、各気筒と連結する水冷排気マニホールドを備えるエンジンにおいて、前記水冷排気マニホールドの下流に排気系部品を配置し、該排気系部品の側面全周に伝熱板を巻回し、前記排気マニホールドで前記伝熱板を支持するものである。 That is, according to claim 1, in an engine including a plurality of cylinders and a water-cooled exhaust manifold connected to each cylinder, an exhaust system component is disposed downstream of the water-cooled exhaust manifold, and the exhaust system component is disposed around the entire side surface of the exhaust system component. A heat transfer plate is wound, and the heat transfer plate is supported by the exhaust manifold.
請求項2においては、前記伝熱板と排気系部品との間および伝熱板の外周に断熱材を設けるものである。 According to a second aspect of the present invention, a heat insulating material is provided between the heat transfer plate and the exhaust system component and on the outer periphery of the heat transfer plate.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1においては、排気マニホールド下流の排気系部品の表面温度を下げることができる。また、排気系部品近傍の部品に対する熱害を防止し、排気系部品近傍の部品の信頼性を向上させることができる。 According to the first aspect, the surface temperature of the exhaust system components downstream of the exhaust manifold can be lowered. In addition, it is possible to prevent thermal damage to parts near the exhaust system parts and improve the reliability of the parts near the exhaust system parts.
請求項2においては、伝熱板と排気系部品との間に設けられる断熱材によって、伝熱板自体の耐熱性能を超える温度上昇を防止することができ、伝熱板の外周に設けられる断熱材によって排気系部品からの熱輻射を低減できる。
In
次に、発明の実施の形態を説明する。 Next, embodiments of the invention will be described.
以下に、本発明の一実施形態に係るエンジン1の全体構成について図1から図4を用いて、簡単に説明する。ここで、図1において、矢印方向を前後方向とする。詳しくは、図3において、紙面左方向を右方向とし、紙面右方向を左方向とし、また、紙面手前方向を前方向とし、紙面奥方向を後方向とする。また、紙面上下方向を上下方向とする。 Below, the whole structure of the engine 1 which concerns on one Embodiment of this invention is demonstrated easily using FIGS. 1-4. Here, in FIG. 1, the arrow direction is the front-rear direction. Specifically, in FIG. 3, the left direction on the paper surface is the right direction, the right direction on the paper surface is the left direction, the front side of the paper surface is the front direction, and the back direction on the paper surface is the rear direction. Further, the vertical direction of the paper surface is the vertical direction.
エンジン1は、複数の気筒を有するエンジンであり、本実施形態においては、図1から図4に示すように、4気筒のガスエンジンである。エンジン1は、シリンダブロック2、シリンダヘッド3、ボンネット5、フライホイル6、クランク軸7、排気ポート9(図4参照)、および、各気筒と連結する水冷排気マニホールド10等を備える。
The engine 1 is an engine having a plurality of cylinders. In this embodiment, the engine 1 is a four-cylinder gas engine as shown in FIGS. The engine 1 includes a
エンジン1の本体は、上部のシリンダブロック2およびシリンダヘッド3から構成されている。シリンダブロック2は、内部中央に気筒(図示なし)を上下方向に形成して、この気筒内にピストンを収納し、下部をクランクケースとしている。
The main body of the engine 1 includes an
シリンダヘッド3に形成された排気ポート9(図4参照)は、排気弁によって、シリンダブロック2のシリンダ室と連通・遮断される。また、ボンネット5は、シリンダヘッド3上に配置されている。
An exhaust port 9 (see FIG. 4) formed in the
フライホイル6は、エンジン1の前面において、出力軸となるクランク軸7に固定され、慣性力を利用してクランク軸7の回転エネルギーを駆動対象に伝達する回転体である。エンジン1の爆発力は各気筒で順に発生するため、クランク軸7に伝わる力にはムラができることから、重い鉄製のフライホイル6の慣性力でクランク軸7の回転を滑らかにする。
The
排気ポート9は、エンジン1の本体の一面、詳しくはシリンダヘッド3の右側面に開口している。そして、水冷排気マニホールド10は、シリンダヘッド3の右側面に取り付けられて、排気ポート9と連結されている。
The
水冷排気マニホールド10は、排気ポート9を介して各気筒と連結されている。水冷排気マニホールド10は、排気ポート9から排出された排気ガスを集合し排出させる環状部材である。
水冷排気マニホールド10の下流端部は下部後側に設けられており、排気マニホールド側フランジ部10aが形成されている。
The water-cooled
The downstream end of the water-cooled
また、図4に示すように、水冷排気マニホールド10の周囲には、第一冷却水通路11が設けられている。第一冷却水通路11は、後述する熱交換器40の周囲に設けられた第二冷却水通路41と連通されており、第二冷却水通路41を通過した冷却水は、第一冷却水通路11へと流入する。また、第一冷却水通路11は、エンジン1の本体内部と連結しており、第一冷却水通路11を通過した冷却水は、エンジン1の本体内部のウオータージャケットへと流出する。第一冷却水通路11を冷却水が通過することにより、水冷排気マニホールド10が冷却される。
Further, as shown in FIG. 4, a first
また、図4に示すように、水冷排気マニホールド10の下流には、排気系部品である排気管20、消臭触媒ユニット30、熱交換器40、排気マフラー50、および、ミストセパレーター51が設けられている。
Further, as shown in FIG. 4, an
水冷排気マニホールド10の下流には、排気管20が設けられている。排気管20は排気ガスを通過させるための管状部材である。
排気管20は、水冷排気マニホールド10の下流端と消臭触媒ユニット30の上流端とを繋ぐための上流側排気管21と、消臭触媒ユニット30の下流端と熱交換器40の上流端とを繋ぐための下流側排気管22とから形成される。
An
The
上流側排気管21は、図1、図2および図5に示すように、上流端から右下方へ傾斜した部分と、前記傾斜した部分の下流端から平面視略U字状に屈曲した部分とから構成されており、U字状に屈曲した部分の下流端は消臭触媒ユニット30の側面部(右側面側)において消臭触媒ユニット30の上流部と連結されている。上流側排気管21のU字状に屈曲した部分は右方向へ凸となるように屈曲されている。
As shown in FIGS. 1, 2, and 5, the upstream
上流側排気管21の上流端部には排気管側フランジ部21aが形成されている。図2に示すように、上流側排気管21と水冷排気マニホールド10とは、排気管側フランジ部21aと排気マニホールド側フランジ部10aとを接合して螺子等で締結することにより連結する。
An exhaust pipe
下流側排気管22は、上前方へ湾曲して形成されており、その上流端は、消臭触媒ユニット30の底面部(前面側)において消臭触媒ユニット30の下流部と連結されている。
The downstream
下流側排気管22の下流端部には排気管側フランジ部22aが形成されている。下流側排気管22と熱交換器40とは、図2および図3に示すように、排気管側フランジ部22aと熱交換器側フランジ部40bとを接合して螺子等で締結することにより連結する。
An exhaust pipe
上流側排気管21と下流側排気管22との間には、排気ガス中に含まれる未燃焼ガスに添加された付臭材を除去するための消臭触媒ユニット30が設けられている。
Between the upstream
消臭触媒ユニット30は、図5に示すように、消臭触媒担体31と、消臭触媒担体31を収納する触媒ケース32と、消臭触媒担体31を触媒ケース32内で支持する支持部材33とから構成されている。消臭触媒ユニット30は、エンジン1のクランク軸7と平行になるように配置している。言い換えれば、消臭触媒ユニット30は、長手方向がエンジン1の前後方向と平行になるように配置している。
As shown in FIG. 5, the
消臭触媒担体31は、未燃焼ガスに添加された付臭材を除去するための白金などの触媒が塗布された担体である。消臭触媒担体31は、円柱状に形成されており、触媒ケース32の内部に長手方向がエンジン1の前後方向と平行になるように配置されている。
触媒ケース32は円筒状に形成されており、長手方向がエンジン1の前後方向と平行になるように配置されている。また、触媒ケース32は、図5に示すように、上流半部32aと下流半部32bとに二分割される構成となっている。言い換えれば、触媒ケース32は、長手方向中心部で二分割される構成となっている。
The
The
また、触媒ケース32の上流半部32aに連結する上流側排気管21の下流端部は触媒ケース32の右側面部に連通している。また、触媒ケース32の下流半部32bに連結する下流側排気管22は、触媒ケース32の下流半部32bの底面部(前面側)の中心と連結している。このように構成することにより、下流側排気管22は触媒ケース32内の消臭触媒担体31の出口面に対向して開口される。
Further, the downstream end portion of the
支持部材33は、触媒ケース32の内周に沿って前面視環状に形成されており、触媒ケース32の前後中央の外周に設けられている。支持部材33は、触媒ケース32に溶接等によって固設されている。
The
また、消臭触媒ユニット30の外周には、図6に示すように、内側断熱材71、伝熱板60、および外側伝熱材72が内側から順に巻回されている。
Further, as shown in FIG. 6, an inner
また下流側排気管22の下流には、排気ガスを冷却するための熱交換器40が設けられている。
熱交換器40は、排気ガスの温度を下げるための排気系部品であり、内部には排気ガスを通過させるための排気通路40a(図4参照)が形成されている。また、排気通路40aの上流端部には下流側排気管22の排気管側フランジ部22aと連結するための熱交換器側フランジ部40bが設けられている。また、本実施形態においては、熱交換器側フランジ部40bは、水冷排気マニホールド10と一体に設けられている。
また、熱交換器40の排気通路40aの周囲には冷却水が通過する第二冷却水通路41が設けられている。
A
The
A second
排気通路40aは、排気管20と連結されており、排気管20を通過した排気ガスが排気通路40a内に流入する。また、排気通路40aは、排気マフラー50と連結しており、排気通路40aを通過した排気ガスは、排気マフラー50へと流出する。
The
第二冷却水通路41は、ラジエータ45と連結されており、ラジエータ45を通過した冷却水は、第二冷却水通路41へと流入する。また、第二冷却水通路41は、第一冷却水通路11と連結しており、第二冷却水通路41を通過した冷却水は、第一冷却水通路11へと流出する。
The second
排気通路40a内に排気ガスを通過させると、排気通路40a周面の温度が上昇する。温度が高くなった排気通路40a周面の周囲の第二冷却水通路41を冷却水が通過することにより、排気通路40aが冷却される。
When exhaust gas is passed through the
図4に示すように、熱交換器40の下流には排気マフラー50が設けられている。
排気マフラー50は、熱交換器40の排気通路40aと連結されており、排気通路40aを通過した排気ガスが排気マフラー50内に流入する。また、排気マフラー50は、ミストセパレーター51と連結しており、排気マフラー50を通過した排気ガスは、ミストセパレーター51へと流出する。
As shown in FIG. 4, an
The
図4に示すように、排気マフラー50の下流には、ミストセパレーター51が設けられている。
ミストセパレーター51は、排気ガス中に含まれる水分を除去する装置であり、排気マフラー50と連結されており、排気マフラー50を通過した排気ガスがミストセパレーター51に流入する。ミストセパレーター51内で水分を除去された排気ガスは外部へと排出される。
As shown in FIG. 4, a
The
次に伝熱板60および断熱材71・72の構成について図6から図8を用いて説明する。
伝熱板60は、左右一対の板状部材を折り曲げ形成したものであり、一方の右伝熱板60Rは、正面視略「C」字状の曲面部60Raと、曲面部60Raの下側端部から外側(半径方向)へ突設したフランジ部60Rbと、フランジ部60Rbと反対の曲面部60Raの上端部から外側(半径方向・上方)へ突設した連結部60Rcとから構成され、他方の左伝熱板60Lは、正面視略弓形状の曲面部60Laと、曲面部60Laの下端部から外側(半径方向・斜め下方)へ突設した二つのフランジ部60Lb・60Lbと、曲面部60Laの上端部から外側(半径方向・上方)へ突設した連結部60Lcから構成される。なお、曲面部60Raおよび曲面部60Laは、向かい合わせることにより正面視円状となるように形成されている。また、伝熱板60は、熱伝導率の高い素材で構成されている。
Next, the configuration of the
The
伝熱板60の曲面部60Ra・60Laは、排気系部品である消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の半周面に沿うように湾曲して形成されており、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の側面全周に巻回されている。
The curved surface portions 60Ra and 60La of the
このように構成することにより、伝熱板60の曲面部60Ra・60Laは、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の外側に巻回されるので、消臭触媒ユニット30内部の排気ガスの流れを妨げることがない。
With this configuration, the curved surface portions 60Ra and 60La of the
伝熱板60のフランジ部60Rb・60Lbは、左右一対の伝熱板60R・60Lを接合するために設けられた部分である。また、伝熱板60の連結部60Rc・60Lcの一部も伝熱板60・60を接合するフランジの役割を兼ねる。
The flange portions 60Rb and 60Lb of the
左右一対の伝熱板60R・60Lを消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の側面全周に巻回すると、フランジ部60Rbとフランジ部60Lbが接合するように配置されている。接合した二枚のフランジ部60Rb・60Lbに螺子等の連結部材を螺挿して固定することにより、二枚の伝熱板60R・60Lの下部が接合されて固定される。また、左右一対の伝熱板60を消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の側面全周に巻回すると、連結部60Rcの根元部60Rdと連結部60Lcとが接合するように配置されている。この接合した根元部60Rdと連結部60Lcとに螺子等の連結部材を螺挿して固定することにより、二枚の伝熱板60R・60Lの上部が固定される。これにより、伝熱板60R・60Lは消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の側面全周に巻回される。
When the pair of left and right
このように構成することにより、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32に対して左右一対の伝熱板60R・60Lを簡易に巻回することができる。また、既存の消臭触媒ユニット30の触媒ケース32に対しても後付けで巻回することができる。
With this configuration, the pair of left and right
右伝熱板60Rの連結部60Rcは、水冷排気マニホールド10と連結するための部分である。連結部60Rcは、根元部60Rdがフランジ部60Rbの役割を兼ねており、先端部60Reは、根元部60Rdよりも前後方向両側に張り出しており、水冷排気マニホールド10と連結するための複数の連結孔60Rf・60Rf・60Rfが設けられている。
The connecting
連結孔60Rfは、水冷排気マニホールド10の右側面に設けた連結孔と対応する位置に配置されている。連結孔60Rfと水冷排気マニホールド10側の連結孔とに螺子等の連結部材を螺挿して固定することにより、連結部60Rcは水冷排気マニホールド10に固定される。このように構成することにより、伝熱板60は、水冷排気マニホールド10で支持される。
The
また、図6および図7に示すように、伝熱板60R・60Lの曲面部60Ra・60La内側(触媒ケース32側)の面と触媒ケース32外周面との間には内側断熱材71が設けられている。内側断熱材71は、合成繊維やカーボン等熱伝導率の低い材質で構成されており、触媒ケース32の外周面に沿うように湾曲して形成されており、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の側面全周に巻回されている。
伝熱板60と消臭触媒ユニット30との間に設けられる内側断熱材71によって、伝熱板60が高熱によって損傷するのを防ぐことができる。
6 and 7, an inner
The inner
また、内側断熱材71の厚さは変更することができる。内側断熱材71の厚さを薄くした場合には、遮断する熱が少なくなるため、消臭触媒ユニット30から伝熱板60へ伝導する熱が多くなり、効率よく消臭触媒ユニット30の温度を低下させることができる。
また、内側断熱材71の厚さを厚くした場合は、遮断する熱が多くなるため、消臭触媒ユニット30から伝熱板60へ伝導する熱が少なくなり、消臭触媒ユニット30の温度を低下させる効率は薄い場合と比較して低くなる。しかし、消臭触媒ユニット30の温度が非常に高い場合であっても、伝熱板60が高熱によって損傷するのを防ぐことができる。
Moreover, the thickness of the inner side
Further, when the thickness of the inner
また、図6に示すように、伝熱板60R・60Lの曲面部60Ra・60La外側(外周側)の面の周囲には外側断熱材72が設けられている。外側断熱材72は、合成繊維やカーボン等熱伝導率の低い材質で構成されており、伝熱板60の曲面部60a外側の面に沿うように湾曲して形成されており、伝熱板60の曲面部60aの全周面に巻回されている。
伝熱板60の外側に設けられた外側断熱材72によって、消臭触媒ユニット30からの熱輻射を低減することができる。
Moreover, as shown in FIG. 6, the outer side
The heat radiation from the
また、外側断熱材72の厚さは変更することができる。外側断熱材72の厚さを薄くした場合には、遮断する熱が少なくなるため、消臭触媒ユニット30からの熱輻射が多くなり、効率よく消臭触媒ユニット30の温度を低下させることができる。
また、外側断熱材72の厚さを厚くした場合は、遮断する熱が多くなるため、消臭触媒ユニット30からの熱輻射が少なくなり、消臭触媒ユニット30の温度を低下させる効率は薄い場合と比較して低くなる。しかし、消臭触媒ユニット30の温度が非常に高い場合であっても、消臭触媒ユニット30付近の部品が高熱によって損傷するのを防ぐことができる。
Moreover, the thickness of the outer side
Further, when the thickness of the outer
次に消臭触媒ユニット30から伝熱板60への熱伝導について説明する。
消臭触媒ユニット30内に高温の排気が流入することにより、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32の表面温度が上昇する。高温になった消臭触媒ユニット30の触媒ケース32は、内側断熱材71を介して伝熱板60へ熱を伝導する。この際、内側断熱材71を介することにより、触媒ケース32から伝熱板60へ直接熱を伝導する場合と比較して、伝熱板60の温度が低くなる。これは、触媒ケース32から伝熱板60への熱の伝導を内側断熱材71により一部遮断するためである。このように構成することにより、伝熱板60自体の耐熱性能を超える温度上昇を防止することができる。
Next, heat conduction from the
When the high-temperature exhaust gas flows into the
また、伝熱板60の外側に設けられた外側断熱材72によって伝熱板60の曲面部60a外面からの熱輻射を抑制し、消臭触媒ユニット30からの熱輻射を低減させる。これにより、消臭触媒ユニット30付近の温度上昇が抑制されるため、消臭触媒ユニット30付近のエンジン各部が熱害を受けるのを防止することができる。
Further, heat radiation from the outer surface of the
また、右伝熱板60Rの曲面部60Raに伝導された熱は、右伝熱板60Rの曲面部60Raから連結部60Rcへ順次伝導される。左伝熱板60Lの曲面部60Laに伝導された熱は、左伝熱板60Lの連結部60Lcへ伝導され、連結部60Lcから右伝熱板60Rの連結部60Rcへと伝導される。
Further, the heat conducted to the curved surface portion 60Ra of the right
そして、右伝熱板60Rの連結部60Rcへ伝導された熱は、伝熱板60と接触する水冷排気マニホールド10の右側面に伝導される。水冷排気マニホールド10へ伝導された熱は第一冷却水通路11内を通過する冷却水に奪われる。
これにより、伝熱板60の連結部60Rcが冷却されることとなるため、伝熱板60は、消臭触媒ユニット30の触媒ケース32から伝導された熱を水冷排気マニホールド10に伝え、消臭触媒ユニット30を冷却することができる。
The heat conducted to the connecting portion 60Rc of the right
As a result, the connecting portion 60Rc of the
1 エンジン
10 水冷排気マニホールド
20 排気管
30 消臭触媒ユニット
40 熱交換器
50 排気マフラー
51 ミストセパレーター
60 伝熱板
60Ra・60La 曲面部
60Rb・60Lb フランジ部
60Rc・60Lc 連結部
71 内側断熱材(断熱材)
72 外側断熱材(断熱材)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
72 Outside insulation (insulation)
Claims (2)
前記水冷排気マニホールドの下流に排気系部品を配置し、
該排気系部品の側面全周に伝熱板を巻回し、
前記水冷排気マニホールドで前記伝熱板を支持することを特徴とするエンジン。 In an engine having a plurality of cylinders and a water-cooled exhaust manifold connected to each cylinder,
Disposing exhaust system parts downstream of the water-cooled exhaust manifold,
A heat transfer plate is wound around the entire side surface of the exhaust system component,
An engine characterized in that the heat transfer plate is supported by the water-cooled exhaust manifold.
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US20180017436A1 (en) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | Everready Precision Ind. Corp. | Optical device and optical lens module thereof |
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