JP2011067458A - Massage machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マッサージ機、殊に椅子型のマッサージ機に関するものである。 The present invention relates to a massage machine, particularly a chair-type massage machine.
人体背面のマッサージ用のマッサージ機構を背もたれ内に配したマッサージ機において、座部に座クッションに膨張収縮するエアバッグを配して、臀部から大腿部にかけての部分にマッサージを行うことができるようにしたものが提供されている。 In a massage machine with a massage mechanism for massage on the back of the human body in the backrest, an airbag that inflates and shrinks on the seat cushion can be placed on the seat so that massage can be performed from the buttocks to the thigh Is provided.
この場合、エアバッグが座クッションの上面にあっては外観的に見苦しいものとなるために、座クッションを上下2層で構成し、両者の間にエアバッグを配置するのがクッション性やマッサージの点などで良好な結果を得られるが、上下2層の座クッションの全周縁を閉じてしまうと、エアバッグの膨張が妨げられてしまうことになる。 In this case, since the airbag is unsightly on the upper surface of the seat cushion, the seat cushion is composed of two upper and lower layers, and the airbag is disposed between the cushion cushion and massage. Good results can be obtained in terms of points, but if the entire periphery of the upper and lower two-layer seat cushions is closed, inflation of the airbag will be hindered.
しかし、エアバッグの膨張を考慮して上層の座クッションと下層の座クッションとを例えば後端側のみで連結していると、エアバッグの膨張収縮を繰り返すと、人体と接している上層側の座クッションがだんだんずれてしまうことが生じる。 However, if the upper seat cushion and the lower seat cushion are connected only at the rear end side in consideration of the inflation of the airbag, for example, if the airbag is repeatedly expanded and contracted, the upper seat in contact with the human body The seat cushion will gradually shift.
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、上下2層の座クッションを常に良好な状態に保つことができるマッサージ機を提供することを課題とするものである。 This invention is made | formed in view of such a point, Comprising: It aims at providing the massage machine which can always maintain the upper and lower two-layer seat cushion in a favorable state.
本発明は、人体背面のマッサージ用のマッサージ機構を背もたれ内に配した椅子型のマッサージ機において、座部に配された上下2層からなる座クッションを備えるとともに上層側の座クッションと下層側の座クッションとは少なくとも前端側を除く他の部分で連結されており、上層側の座クッションの自由端となっている前端縁から椅子の構造体に先端が連結される可撓性の連結片が延出されていることに特徴を有している。 The present invention relates to a chair-type massage machine in which a massage mechanism for massage on the back of a human body is arranged in a backrest, and includes a seat cushion composed of two upper and lower layers arranged in a seat portion, and an upper layer side cushion and a lower layer side cushion. The seat cushion is connected at least at other portions except the front end side, and a flexible connecting piece whose front end is connected to the chair structure from the front end edge which is the free end of the upper side seat cushion is provided. It is characterized by being extended.
上記連結片はクッション材を内包するとともに斜め下方側に向けて屈曲しているものであることが好ましく、下層側の座クッションはその前端側の上縁に面取り部を備えていることが好ましい。 The connecting piece preferably includes a cushion material and is bent obliquely downward, and the lower-layer seat cushion preferably includes a chamfered portion on the upper edge of the front end side.
上記連結片の先端が連結される構造体は、座部の前方に上下に回動自在に配された足置き台のフレームとするのが好ましい。この場合、上記連結片の先端は、足置き台のフレームの回動軸よりも下方側の部分に連結されたものとするのが好ましい。 The structure to which the tip of the connecting piece is connected is preferably a frame of a footrest that is arranged to be pivotable up and down in front of the seat. In this case, it is preferable that the tip of the connecting piece is connected to a portion below the pivot shaft of the frame of the footrest.
また、上記座クッションは上層側の座クッションよりも下方側に膨張収縮するエアバッグを備えているものであってもよい。 Further, the seat cushion may include an airbag that expands and contracts downward from the upper-layer seat cushion.
本発明においては、上下2層の座クッションの少なくとも前端側を連結せずにおくとともに上層側の座クッションの前端を連結片で構造体に連結しているために、良好な座り心地を確保しつつ、上層側の座クッションがずれ動いたりしてしまうことを防ぐことができるものであり、しかもエアバッグを有していても上層側の座クッションがエアバッグの膨張を妨げてしまうことがないものである。 In the present invention, since at least the front end side of the upper and lower two-layer seat cushions is not connected and the front end of the upper-layer seat cushion is connected to the structure by the connecting piece, a good sitting comfort is ensured. However, the seat cushion on the upper layer side can be prevented from shifting and the upper seat cushion does not hinder the inflation of the airbag even if it has an airbag. Is.
そして連結片がクッション材を内包するとともに斜め下方側に向けて屈曲していると、さらに座り心地を良くすることができる上に外観も良好に保つことができるものであり、また下層側の座クッションの前端側の上縁に面取り部を設けておけば、より良好な座り心地とより良好な外観とを確保することができる。 If the connecting piece encloses the cushioning material and bends obliquely downward, the seating comfort can be further improved and the appearance can be kept good. If a chamfered portion is provided on the upper edge of the front end side of the cushion, it is possible to ensure better sitting comfort and better appearance.
また上記連結片の先端が連結される構造体は、座部の前方に上下に回動自在に配された足置き台のフレームとしておくと、座部の下方のフレームなどに固定する場合に比して、足載せ台との間の隙間を隠すことができて、外観が良好となる上に、上記隙間に手足が挟まれてしまう事態を防ぐことができる。特に、上記連結片の先端は、足置き台のフレームの回動軸よりも下方側の部分に連結されたものとしておくと、足載せ台の回動に応じて上層側の座クッションにかかるテンションを調節することができるために、マッサージの際も足載せ台を収納している時も好ましい状態を得ることができる。 In addition, the structure to which the tip of the connecting piece is connected is a footrest frame that is arranged to be pivotable up and down in front of the seat, compared with the case where it is fixed to the frame below the seat. Thus, the gap between the footrest and the footrest can be hidden, the appearance can be improved, and the situation where the limbs are caught in the gap can be prevented. In particular, if the tip of the connecting piece is connected to a portion below the pivot shaft of the footrest frame, the tension applied to the seat cushion on the upper layer side according to the pivot of the footrest. Therefore, it is possible to obtain a preferable state both during massage and when the footrest is stored.
また、上記座クッションは上層側の座クッションよりも下方側に膨張収縮するエアバッグを備えているものが、臀部や大腿部のマッサージを行えることになって好ましい。 Further, it is preferable that the seat cushion includes an airbag that expands and contracts below the seat cushion on the upper layer side because massage of the buttocks and thighs can be performed.
本発明を実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1及び図2に示す椅子型のマッサージ機は、リクライニング自在な背もたれ1内にマッサージ機構(図示せず)を配したもので、上記背もたれ1に加えて、座部2と座部2の両側に位置する肘掛け3,3、座部2の前端下方に配した足載せ台4、そして上記座部2が上面に配されているフレーム5とからなるもので、上記足載せ台4はフレーム5の前端側上部に軸支されて該軸を中心に回動自在となっており、該回動によって座部2の前方側にほぼ水平状態に位置させることができる。なお、図では左側の肘掛け3を省略している。
The present invention will be described in detail based on an example of the embodiment. The chair-type massage machine shown in FIGS. 1 and 2 includes a massage mechanism (not shown) disposed in a reclining
上記フレーム5内には、上記足載せ台4の回動駆動のためのユニットと、背もたれ1のリクライニング動作を担うリフトユニット51に加えて、後述の各エアバッグへのエア供給用のエアポンプ及び弁が配設されている。図中55はフレームカバーである。
In the
上記背もたれ1は、図3に示すように、その下部が上記フレーム5の上部後端に軸50によって支持されるとともに、その下端とフレーム5の上部前端との間に配したリフトユニット51の伸縮によって軸50を中心に回動することでリクライニング自在となっているもので、枠型をした背もたれフレーム10に箱型の枠11を被せ、更に枠11を外皮12で覆ったものとして形成されており、背もたれ1内に配された前記マッサージ機構は背もたれフレーム10に沿って上下に移動自在なものとなっており、人体背面に対するマッサージは、上記枠11の前面に設けられた開口部13を通じて上記外皮12ごしに施療子6を人体背面に接触させることで行う。
As shown in FIG. 3, the lower portion of the
肘掛け3は、座部2の側方に配された側板30と、側板30の外面を覆うサイドカバー31、側板30の上面に被せられる肘掛け部32、そして肘掛け部32の上面に配した肘掛けカバー33とからなるもので、肘掛けカバー33はその前端側が肘掛け部32に連結されているとともに肘掛け部32との対向面にエアバッグ(図示せず)が配されており、肘掛け部32上面と肘掛けカバー33との間に腕を入れて上記エアバッグを膨張収縮させることで腕に対するマッサージを行うことができるものとなっている。
The
また、ここにおける肘掛け3は、図3及び図4に示すように、その側板30の後端部が背もたれ1に軸35で連結されているとともに、側板30の前端部に軸37で連結されたリンク36が軸38によって前記フレーム5に連結されたものとなっているために、背もたれ1のリクライニング動作に同期して上面の角度が変化する。ただし、図示例のものでは、背もたれ1の角度変化よりも、肘掛け3上面の角度変化の方を小さくしており、背もたれ1を起こした状態では背もたれ1前面と肘掛け3上面とがなす角度α1が115°であるのに対し、背もたれ1を最も寝かした状態では背もたれ1前面と肘掛け3上面とがなす角度α2が160°となるようにしている。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, the
背もたれ1のみがリクライニングして肘掛け3が動かない場合と比較すると、背もたれ1を寝かせた時も肘掛け3上に腕をリラックスさせた状態で置いておくことができるものであり、また背もたれ1を寝かせた状態でも肘掛け3における上記エアバッグによるマッサージを腕(手首や手を含む)に対して行うことができるものである。
Compared to the case where only the
肘掛け3の内側面(座部2側の面)にはフレーム5に固定したサイドプレート60を設けているとともに、サイドプレート60の内側面にエアバッグ61を配してある。このエアバッグ61の膨張収縮によって、腰から大腿部の側面をマッサージあるいは固定することができるようになっている。
A
また、ここにおける背もたれ1は、前方側に突出する側壁15を有して、該側壁15の内側面にエアバッグ16が配されることで、マッサージ部材が背もたれ1の両側上部に設けられているのであるが、背もたれ1の上部両側に側方に張り出した張り出し部14,14を設けて、この張り出し部14の前面から側壁15を前方へ突出させている。
Further, the
上記張り出し部14は、その上端が背もたれ1の上端に滑らかに繋がるとともに下方ほど側方への張り出しが大きくなっているもので、側壁15も張り出し部14の側縁に沿って設けているために、張り出し部14側面の傾斜に合わせた傾きを持っている。しかも側壁15の前方への突出量も、背もたれ1の上端側ではゼロで下方ほど大きくなる形状となっているために、この側壁15は、背もたれ1と一体感のあるものとなっている。また、側壁15の内側面に配したエアバッグ16も、側壁15と同様に下側ほど大きい三角形状の外形を持つものとしている。
The overhanging
前記座部2には図5に示すように上下2層の座クッション21,22が配されている。これら座クッション21,22は後端側で連結されているとともに下層型の座クッション22がフレーム5に固定されているもので、下層側の座クッション22の上面に臀部及び大腿部のマッサージ用の複数のエアバッグ24が配されている。
As shown in FIG. 5, the
また、上層側の座クッション21の上面側につながる連結片23が座クッション21の前端縁から延出されており、可撓性を有する(さらに好ましくは伸縮性を有する)連結片23はその先端縁が上下に回動自在となっている足載せ台4におけるフレーム40に例えばフックやピンなどで連結されている。
Further, a connecting
このマッサージ機において、座部2に座って背もたれ1に背を預け、この状態で背もたれ1の側壁15の内側に配したエアバッグ16を膨張収縮させれば、肩から上腕にかけての人体側面をマッサージすることができる。また、エアバッグ16を膨張させることで背もたれ1に対して人体を固定すれば、背もたれ1内に配したマッサージ機構が施療子で人体を背後から押す時、人体が背もたれ1から浮き上がることがないために、人体背面に対するマッサージを効果的に行うことができる。
In this massage machine, sitting on the
なお、側壁15を備えた張り出し部14は、背もたれ1の上部のみに設けており、側壁15もこの張り出し部14の範囲内で設けている。このためにリクライニング動作させた時に肘掛け1に載せた腕に張り出し部14や側壁15が干渉してしまうことはない。また、背もたれ1の側面から側方に張り出し部14を張り出しているとはいえ、この張り出し14は、座部2の両側に配した肘掛け3,3よりも側方に突出するものではないために、梱包時のサイズが大きくなってしまうことはない。
The overhanging
また、座部2に配したエアバッグ24を膨張収縮させれば、臀部や大腿部に対するマッサージを行うことができる。そしてエアバッグ24の膨張時、上層側の座クッション21は押し上げられることになる。
Moreover, if the
ここにおいて、このマッサージ機でマッサージを行う場合、通常、背もたれ1をリクライニングさせるとともに、足載せ台4を図5(b)に示すように上方側に回動させた状態でマッサージを行うものであり、この時、上層側の座クッション21の連結片23は、足載せ台4のフレーム40の回動軸41よりも下方側に位置する被連結部42に連結されているために、足載せ台4の上記回動で連結片23が弛むこと、そして上層側の座クッション21の前端縁と両側縁とは下層側の座クッション21に連結されていないことから、エアバッグ24の膨張を座クッション21が妨げてしまうことがないものであり、しかも連結片23の存在により、エアバッグ24の膨張収縮を繰り返しても、座クッション21がずれてしまうことはない。
Here, when massage is performed with this massage machine, the
また、マッサージが終了して、足載せ台4を元の図5(a)に示す状態に戻せば、足載せ台4のフレーム40の回動で座クッション21は前端側が引っ張られることから、座クッション21はその表面にテンションがかかった見栄えの良い外観を保つことができる。さらに連結片23は座部2と足載せ台4との間の隙間に手足が挟まってしまうことにもなる。そして連結片23が伸縮性を有するものであれば、エアバッグ25のより大きい膨らみに座クッション21が追従することができるために、施療感を向上させることができる。
When the massage is finished and the
連結片23内にもクッション材を入れておくことが、座部2に座った時の膝裏の感触を良好に保つことができる点で望ましい。この場合、連結片23は図6に示すように定常状態が斜め下方に向くような形状であると、足載せ台4の角度をどのようにした時にも馴染みやすく且つ皺も寄り難くなって美観が向上する。また、図6に示すように、下層側の座クッション22の前端上部は曲面乃至斜面からなる面取り部26としておくと、座り心地の点でも外観の点でもさらに良好な状態を保つことができる。
It is desirable to put a cushion material in the connecting
上記実施例においては、上下2層の座クッション21,22をその後端縁でのみ連結したものを示したが、エアバッグ24の膨張を妨げないように連結したものであればよく、図7に示すように、前後方向の中央部及び幅方向の中央部で座クッション21,22同士を連結したものであってもよい。
In the above-described embodiment, the upper and lower two-layer seat cushions 21 and 22 are connected only at the rear edge. However, any combination may be used as long as the
1 背もたれ
2 座部
4 足載せ台
21 座クッション
22 座クッション
25 連結片
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