JP2011065724A - Information recording device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱アシスト方式によって、記録媒体に磁気情報を記録する情報記録装置に関する。 The present invention relates to an information recording apparatus for recording magnetic information on a recording medium by a heat assist method.
従来より、光放射による熱アシスト方式の磁気情報記録技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の磁気情報記録技術において、集光機能付きプラナー導波路は、記録ヘッドに設けられており、熱アシスト用の光は、このプラナー導波路の下端から照射される。
Conventionally, a heat-assisted magnetic information recording technique using light radiation has been known (for example, Patent Document 1). In the magnetic information recording technique disclosed in
一般的に、熱アシスト方式の磁気情報記録技術では、記録密度を向上させるため、記録媒体として高保磁力媒体が使用されている。この高保磁力媒体は、高密度記録および熱安定性を両立できる記録媒体であり、高密度に記録された磁気情報(記録ビット)を長期間、安定して保存することができる。 In general, in the heat-assisted magnetic information recording technology, a high coercive force medium is used as a recording medium in order to improve recording density. This high coercive force medium is a recording medium that can achieve both high-density recording and thermal stability, and can stably store magnetic information (recording bits) recorded at high density for a long period of time.
また、熱アシスト方式の磁気情報記録技術では、磁気情報の書き換えに先立って、記録面に対して局所的に熱エネルギーが付与される。これにより、書き換え対象となる磁気情報の保磁力が小さくなる。そのため、記録媒体として高保磁力媒体が使用される場合であっても、書き換え対象となる磁気情報が容易に磁化反転させられ、磁気情報の書き換えが容易に実行される。 Further, in the heat-assisted magnetic information recording technology, thermal energy is locally applied to the recording surface prior to rewriting of magnetic information. Thereby, the coercive force of the magnetic information to be rewritten is reduced. Therefore, even when a high coercive force medium is used as the recording medium, the magnetic information to be rewritten is easily reversed in magnetization, and the magnetic information can be easily rewritten.
そして、光が照射された記録面の温度は、その後急速に下降し、記録面の保磁力は、元の高保磁力状態に戻る。そのため、書き換えられた磁気情報は、安定して保存されることになる。 Then, the temperature of the recording surface irradiated with light rapidly decreases thereafter, and the coercivity of the recording surface returns to the original high coercivity state. For this reason, the rewritten magnetic information is stably stored.
ここで、特許文献1の集光機能付きプラナー導波路の回折格子に光を入射させる手法の1つとして、このプラナー導波路と対向するように光学素子を近接配置し、光学素子で反射された光をプラナー導波路の回折格子に入射させる手法が考えられる。
Here, as one of the methods for making light incident on the diffraction grating of the planar waveguide with a condensing function of
しかしながら、上述のように、記録ヘッドに設けられたプラナー導波路と、光学素子と、が近接配置されると、場合によっては、浮上時の記録ヘッドと光学素子とが干渉し、ヘッド部の浮上特性に影響を及ぼすという問題が発生する。 However, as described above, if the planar waveguide provided in the recording head and the optical element are arranged close to each other, the recording head and the optical element at the time of flying may interfere with each other, and the head part may float. The problem of affecting the characteristics occurs.
そこで、本発明では、記録媒体に対して磁気情報を良好に記録することできる熱アシスト方式の情報記録装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a heat-assisted information recording apparatus that can record magnetic information on a recording medium satisfactorily.
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、熱アシスト方式によって記録媒体に磁気情報を記録する情報記録装置であって、(a)前記記録媒体の微小領域に対して光照射しつつ、前記微小領域に対応する磁気情報を書き換えるヘッド部と、(b)前記ヘッド部と近接対向する光偏向部を有しており、前記光偏向部で偏向された光を前記ヘッド部に導入する光学素子と、(c)前記ヘッド部の側面のうち前記光学素子と対向する面に設けられた電極と、電気的に接続される配線部材とを備え、前記ヘッド部は、前記光学素子から導入された光に基づいて、前記微小領域に光照射を実行し、前記光偏向部は、前記光学素子の本体部から、前記配線部材および前記電極との非干渉空間に突出することを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention of
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の情報記録装置において、前記光偏向部は、平面視におけるヘッド対向面の中央付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the information recording apparatus according to the first aspect, the light deflection section protrudes from the vicinity of the center of the head facing surface in plan view toward the head section.
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の情報記録装置において、前記光偏向部は、側面視における前記光学素子の形状が略L字形状となるように、前記ヘッド対向面の下部付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, there is provided the information recording apparatus according to the second aspect, wherein the light deflection section is provided at a lower portion of the head facing surface so that the shape of the optical element in a side view is substantially L-shaped. It protrudes from the vicinity toward the head part.
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の情報記録装置において、前記光偏向部は、側面視における前記ヘッド対向面の中央付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the information recording apparatus according to the second aspect, the light deflection section protrudes from the vicinity of the center of the head facing surface toward the head section in a side view. .
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報記録装置において、前記光偏向部は、前記ヘッド部に向けて光を反射させる反射鏡であることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in the information recording apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the light deflection unit is a reflecting mirror that reflects light toward the head unit. And
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報記録装置において、前記光偏向部は、前記ヘッド部に向けて光を回折させる回折格子であることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, in the information recording apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the light deflection unit is a diffraction grating that diffracts light toward the head unit. And
請求項1ないし請求項6に記載の発明によれば、光偏向部は、非干渉空間に突出するように設けられている。これにより、配線部材および電極と、光偏向部と、の干渉を防止しつつ、光偏向部をヘッド部に近接させることができる。そのため、ヘッド部の浮上特性に影響を及ぼすことなく、光をヘッド部に対して良好に導入することができ、かつ、記録媒体に対して磁気情報を良好に記録することができる。 According to the first to sixth aspects of the present invention, the light deflection unit is provided so as to protrude into the non-interference space. Thereby, the light deflection unit can be brought close to the head unit while preventing interference between the wiring member and the electrode and the light deflection unit. For this reason, light can be favorably introduced into the head portion without affecting the flying characteristics of the head portion, and magnetic information can be favorably recorded on the recording medium.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<1.情報記録装置の構成>
図1は、本実施の形態における情報記録装置1の構成の一例を模式的に示す斜視図である。情報記録装置1は、熱アシスト方式によって、第1ないし第3記録用ディスク2a〜2c(記録媒体)に磁気情報を記録する磁気情報記録装置であり、いわゆるハードディスクドライブとして使用することができる。また、情報記録装置1の記録媒体としては、高保磁力媒体が用いられている。
<1. Configuration of information recording apparatus>
FIG. 1 is a perspective view schematically showing an example of the configuration of the
ここで、高保磁力媒体に記録されている磁気情報が書き換えられるとき、情報記録装置1は、高保磁力媒体の記録面に対して局所的に光を照射し、局所的に熱エネルギーを付与する。これにより、熱エネルギーが付与された領域(書換領域)の温度が上昇し、書換領域における磁気情報の保磁力が小さくなる。そのため、記録媒体として高保磁力媒体が使用される場合であっても、磁気情報の書き換えを容易に実行することができる。
Here, when the magnetic information recorded on the high coercive force medium is rewritten, the
そして、光放射に基づく熱エネルギーが付与された書換領域の温度は、その後急速に下降する。そのため、記録面の保磁力は元の高保磁力状態に戻る。そのため、書き換えられた磁気情報は、高保磁力媒体の記録面上に、安定して保存されることになる。 And the temperature of the rewriting area | region to which the thermal energy based on light emission was provided falls rapidly after that. Therefore, the coercive force of the recording surface returns to the original high coercive force state. Therefore, the rewritten magnetic information is stably stored on the recording surface of the high coercive force medium.
図1に示すように、情報記録装置1は、主として、筐体1aと、第1ないし第3記録用ディスク2a〜2cと、ヘッド信号制御部9と、アーム機構10と、を有している。なお、図1および以降の各図には、それらの方向関係を明確にすべく必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系が付されている。
As shown in FIG. 1, the
筐体1aは、略直方体状の箱体である。筐体1aの内側空間には、第1ないし第3記録用ディスク2a〜2cと、アーム機構10と、が密閉して収納されている。
The housing 1a is a substantially rectangular parallelepiped box. In the inner space of the housing 1a, the first to
第1ないし3記録用ディスク2a〜2cは、略円盤状の記録媒体であり、高保磁力媒体により構成されている。図1に示すように、第1ないし3記録用ディスク2a〜2cは、上側から下側(Z軸マイナス方向)に向かって、この順番に設けられている。また、図1に示すように、隣接する記録用ディスク2a〜2cは、相互に所定の微小距離(例えば、1mm以下)だけ離隔するように、かつ、第1ないし第5記録面3a〜3eが略平行となるように、配置されている。さらに、第1ないし3記録用ディスク2a〜2cは、Z軸と略平行な回転軸4を中心に回転方向mBに回転可能とされている。
The first to
ヘッド信号制御部9は、図1に示すように、アクチュエータ6の側面に取り付けられた制御回路である。ヘッド信号制御部9は、第1ないし第5スライダ部31〜35に対して、磁気記録および磁気再生の各処理を実行させる。例えば、ヘッド信号制御部9は、各スライダ部31〜35で読み取られた再生信号を増幅する処理を実行する。また、ヘッド信号制御部9は、第1ないし第5スライダ部31〜35のうち記録対象となっているものに対して、磁気記録処理を実行させる。
The head
アーム機構10は、第1ないし第3記録用ディスク2a〜2cに対して、第1ないし第5光学素子21〜25と、第1ないし第5スライダ部31〜35と、をトラッキング方向mAに移動させる移動機構である。
The
これにより、第1ないし第5スライダ部31〜35が、対応する第1ないし第5記録面3a〜3eに対して移動させられる。そのため、回転する第1ないし第3記録用ディスク2a〜2cの所望位置の磁気情報が読み出され、または、第1ないし第3記録用ディスク2a〜2cの所望位置の磁気情報が書き換えられる。
Accordingly, the first to
なお、アーム機構10の詳細な構成については、後述する。また、記録用ディスクの枚数や記録面の数(対応するスライダ部の個数)は、変更することが可能であり、本実施の形態の数に限られるものではない。
The detailed configuration of the
<2.アーム機構の構成>
図2は、本実施の形態におけるアーム機構10の構成の一例を示す平面図である。図3は、図2のV−V線から見た側面断面図である。図1ないし図3に示すように、アーム機構10は、主として、揺動軸5と、アクチュエータ6と、複数の(本実施の形態では3つの)アーム部41〜43と、を有している。
<2. Configuration of arm mechanism>
FIG. 2 is a plan view showing an example of the configuration of the
第1ないし第3アーム部41〜43は、それぞれ同様な形状を有する片持ち梁状の部材である。図3に示すように、各アーム部41〜43は、揺動軸5に固定されるとともに、揺動軸5側から第1ないし第3記録用ディスク2a〜2c側に延びる。
The first to
また、図3に示すように、第1ないし第3アーム部41〜43は、上側から下側に向かって、この順番に設けられている。そして、第1および第2アーム部42の間に第1記録用ディスク2aが、第2および第3アーム部43の間に第2記録用ディスク2bが、それぞれ挟まれている。また、第3アーム部43の下方に第3記録用ディスク2cが配置されている。
Moreover, as shown in FIG. 3, the 1st thru | or 3rd arm parts 41-43 are provided in this order from the upper side to the lower side. The
さらに、第1ないし第3アーム部41〜43は、揺動軸5を介して、アクチュエータ6と連動連結されている。したがって、アクチュエータ6が駆動すると、各アーム部41〜43は、Z軸と略平行な揺動軸5を中心に揺動する。
Further, the first to
第1アーム部41は、一方向に延伸するとともに、その延伸方向AR1における一端45付近に設けられた揺動軸5を中心に揺動可能とされている。図3に示すように、第1アーム部41は、主として、アーム本体部41aと、サスペンション部41bと、を有している。
The
アーム本体部41aは、第1アーム部41の一端45側(固定端側)に設けられており、揺動軸5に固定されている。アーム本体部41aは、サスペンション部41bと比較して、高さ方向のサイズ(厚み)が大きく、かつ、剛性が高い材料で形成されている。
The arm
サスペンション部41bは、可撓性を有する材料で形成されている。図3に示すように、サスペンション部41bは、第1アーム部41の他端46側(自由端側)に設けられており、アーム本体部41aの下側に固定されている。
The
第1光源LS1は、熱アシストのために第1記録面3a(第1記録用ディスク2aの上面)に照射される光を供給する。図3に示すように、第1光源LS1は、アーム本体部41aの下面側に取り付けられている。第1光源LS1から出射された光Liは、延伸方向AR1における第1アーム部41の一端45側から他端46側に向かって出射される。
The first light source LS1 supplies light irradiated to the
ここで、本実施の形態では、第1光源LS1としてファブリ・ペロー型レーザ・ダイオードが使用されている。このレーザ・ダイオードは、安価な反面、温度変化によりレーザ光の波長が変化する。 Here, in the present embodiment, a Fabry-Perot laser diode is used as the first light source LS1. This laser diode is inexpensive, but the wavelength of the laser beam changes due to temperature changes.
第1光学素子21は、第1光源LS1から出射された光Liを第1スライダ部31側に折り返す。図3に示すように、第1光学素子21は、第1アーム部41の下側他端46付近に、樹脂製接着剤などにより固定されている。
The first
第1スライダ部31は、図3に示すように、サスペンション部41bから第1記録面3a側に突出するヘッド部である。第1スライダ部31は、第1アーム部41(サスペンション部41b)の下側他端46付近に、バネ部材31aを介して取り付けられている。第1スライダ部31は、第1記録面3aから磁気情報を読み出す処理、および第1記録面3aに光照射しつつ磁気情報を書き換える処理を実行する。
As shown in FIG. 3, the
また、図3に示すように、第1光学素子21で折り返された光L1は、第1スライダ部31を介して第1記録面3aに照射される。このように、第1光学素子21および第1スライダ部31は、第1光源LS1から出射された光を第1記録面3aに導く第1導光ユニット11として使用される。
As shown in FIG. 3, the light L <b> 1 turned back by the first
また、第1スライダ部31について、第1記録面3aと対向する面(すなわち、第1スライダ部31の下面)の形状は、いわゆる浮上面形状(ABS:Air Bearing Surface)とされている。さらに、第1記録用ディスク2aが回転せず静止状態の場合において、第1スライダ部31は、第1記録面3aと接触している。
Further, the surface of the
なお、第1記録用ディスク2aが回転せず静止状態となる場合に、第1スライダ部31を持ち上げて第1記録用ディスク2aの外側に退避させる機構を設けても良い。こうすることで、第1スライダ部31が第1記録用ディスク2aと接触することを避けることができる。
In addition, when the
したがって、回転軸4を中心に第1記録用ディスク2aが回転すると、第1スライダ部31は、第1記録面3aから微小距離だけ浮上する。そのため、第1スライダ部31は、第1記録面3aと接触することなく、磁気情報の読み出し、および書き換えを実行することができる。
Therefore, when the
第2アーム部42は、第1アーム部41と同様に、一方向に延伸するとともに、その延伸方向AR1における一端45付近に設けられた揺動軸5を中心に揺動可能とされている。図3に示すように、第2アーム部42は、主として、アーム本体部42aと、上部サスペンション部42bと、下部サスペンション部42cと、を有している。
Similarly to the
アーム本体部42aは、アーム本体部41aと同様な材料で形成され、同様な形状を有している。図3に示すように、アーム本体部42aは、第2アーム部42の一端45側を構成しており、揺動軸5に固定されている。
The arm
上部および下部サスペンション部42b、42cは、サスペンション部41bと同様に、可撓性を有する材料で形成されており、第2アーム部42の他端46側を構成している。また、図3に示すように、上部サスペンション部42bはアーム本体部42aの上側に、下部サスペンション部42cはアーム本体部42aの下側に、それぞれ固定されている。
The upper and
第2光源LS2は、第1光源LS1と同様なハードウェア構成を有しており、熱アシストのために第2記録面3b(第1記録用ディスク2aの下面)に照射される光を供給する。図3に示すように、第2光源LS2は、アーム本体部42aの上面側に取り付けられている。第2光源LS2から出射された光は、延伸方向AR1における第2アーム部42の一端45側から他端46側に向かって出射される。
The second light source LS2 has a hardware configuration similar to that of the first light source LS1, and supplies light irradiated to the
第2光学素子22は、第1光学素子21と同様なハードウェア構成を有しており、第2光源LS2から出射された光を第2スライダ部32側に折り返す。図3に示すように、第2光学素子22は、上部サスペンション部42bの上側他端46付近に、樹脂製接着剤などにより固定されている。
The second
第2スライダ部32は、第1スライダ部31と同様なハードウェア構成を有しており、図3に示すように、上部サスペンション部42bから第2記録面3b側に突出するヘッド部である。第2スライダ部32は、第2アーム部42(上部サスペンション部42b)の上側他端46付近に、バネ部材32aを介して取り付けられている。第2スライダ部32は、第2記録面3bから磁気情報を読み出す処理、および第2記録面3bに光照射しつつ磁気情報を書き換える処理を実行する。
The
また、図3に示すように、第2光学素子22で折り返された光は、第2スライダ部32を介して第2記録面3bに照射される。このように、第2光学素子22および第2スライダ部32は、第2光源LS2から出射された光を第1記録用ディスク2aの第2記録面3bに導く第2導光ユニット12として使用される。
As shown in FIG. 3, the light reflected by the second
また、第2スライダ部32について、第2記録面3bと対向する面(すなわち、第2スライダ部32の上面)の形状は、いわゆる浮上面形状となっている。また、第1記録用ディスク2aが回転せず静止状態の場合において、第2スライダ部32は、第2記録面3bと接触している。
In addition, the shape of the surface facing the
したがって、回転軸4を中心に第1記録用ディスク2aが回転すると、第2スライダ部32は、第2記録面3bから微小距離だけ下降して離隔する。そのため、第2スライダ部32は、第2記録面3bと接触することなく、磁気情報の読み出し、および書き換えを実行することができる。
Therefore, when the
第3光源LS3は、第1光源LS1と同様なハードウェア構成を有しており、熱アシストのために第3記録面3c(第2記録用ディスク2bの上面)に照射される光を供給する。図3に示すように、第3光源LS3は、アーム本体部42aの下面側に取り付けられている。第3光源LS3から出射された光は、延伸方向AR1における第2アーム部42の一端45側から他端46側に向かって出射される。
The third light source LS3 has a hardware configuration similar to that of the first light source LS1, and supplies light irradiated to the
第3光学素子23は、第1光学素子21と同様なハードウェア構成を有しており、第3光源LS3から出射された光を第3スライダ部33側に折り返す。図3に示すように、第3光学素子23は、下部サスペンション部42cの下側他端46付近に、樹脂製接着剤などにより固定されている。
The third
第3スライダ部33は、第1スライダ部31と同様なハードウェア構成を有しており、図3に示すように、下部サスペンション部42cから第3記録面3c側に突出するヘッド部である。第3スライダ部33は、第2アーム部42(下部サスペンション部42c)の下側他端46付近に、バネ部材33aを介して取り付けられている。第3スライダ部33は、第3記録面3cから磁気情報を読み出す処理、および第3記録面3cに光照射しつつ磁気情報を書き換える処理を実行する。
The
また、図3に示すように、第3光学素子23で折り返された光は、第3スライダ部33を介して第3記録面3cに照射される。このように、第3光学素子23および第3スライダ部33は、第3光源LS3から出射された光を第2記録用ディスク2bの第3記録面3cに導く第3導光ユニット13として使用される。
As shown in FIG. 3, the light reflected by the third
また、第3スライダ部33について、第3記録面3cと対向する面(すなわち、第3スライダ部33の下面)の形状は、いわゆる浮上面形状となっている。また、第2記録用ディスク2bが回転せず静止状態の場合において、第3スライダ部33は、第3記録面3cと接触している。
Further, the surface of the
したがって、回転軸4を中心に第2記録用ディスク2bが回転すると、第3スライダ部33は、第3記録面3cから微小距離だけ浮上する。そのため、第2スライダ部32は、第2記録面3bと接触することなく、磁気情報の読み出し、および書き換えを実行することができる。
Therefore, when the
第3アーム部43は、第1アーム部41と同様に、一方向に延伸するとともに、その延伸方向AR1における一端45付近に設けられた揺動軸5を中心に揺動可能とされている。図3に示すように、第3アーム部43は、主として、アーム本体部43aと、上部サスペンション部43bと、下部サスペンション部43cと、を有している。
Similarly to the
アーム本体部43aは、アーム本体部41aと同様な材料で形成され、同様な形状を有している。図3に示すように、アーム本体部43aは、第3アーム部43の一端45側を構成しており、揺動軸5に固定されている。
The arm
上部および下部サスペンション部43b、43cは、サスペンション部41bと同様に、可撓性を有する材料で形成されており、第3アーム部43の他端46側を構成している。また、図3に示すように、上部サスペンション部43bはアーム本体部43aの上側に、下部サスペンション部43cはアーム本体部43aの下側に、それぞれ固定されている。
The upper and
第4光源LS4は、第1光源LS1と同様なハードウェア構成を有しており、熱アシストのために第4記録面3d(第2記録用ディスク2bの下面)に照射される光を供給する。図3に示すように、第4光源LS4は、アーム本体部43aの上面側に取り付けられている。第4光源LS4から出射された光は、延伸方向AR1における第3アーム部43の一端45側から他端46側に向かって出射される。
The fourth light source LS4 has a hardware configuration similar to that of the first light source LS1, and supplies light to be irradiated on the
第4光学素子24は、第1光学素子21と同様なハードウェア構成を有しており、第4光源LS4から出射された光を第4スライダ部34側に折り返す。図3に示すように、第4光学素子24は、上部サスペンション部43bの上側他端46付近に、樹脂製接着剤などにより固定されている。
The fourth
第4スライダ部34は、第1スライダ部31と同様なハードウェア構成を有しており、図3に示すように、上部サスペンション部43bから第4記録面3d側に突出するヘッド部である。第4スライダ部34は、第3アーム部43(上部サスペンション部43b)の上側他端46付近に、バネ部材34aを介して取り付けられている。第4スライダ部34は、第4記録面3dから磁気情報を読み出す処理、および第4記録面3dに光照射しつつ磁気情報を書き換える処理を実行する。
The
また、図3に示すように、第4光学素子24で折り返された光は、第4スライダ部34を介して第4記録面3dに照射される。このように、第4光学素子24および第4スライダ部34は、第4光源LS4から出射された光を第2記録用ディスク2bの第4記録面3dに導く第4導光ユニット14として使用される。
Further, as shown in FIG. 3, the light reflected by the fourth
また、第4スライダ部34について、第4記録面3dと対向する面(すなわち、第4スライダ部34の上面)の形状は、いわゆる浮上面形状となっている。また、第2記録用ディスク2bが回転せず静止状態の場合において、第4スライダ部34は、第4記録面3dと接触している。
Further, the shape of the surface facing the
したがって、回転軸4を中心に第2記録用ディスク2bが回転すると、第4スライダ部34は、第4記録面3dから微小距離だけ下降して離隔する。そのため、第4スライダ部34は、第4記録面3dと接触することなく、磁気情報の読み出し、および書き換えを実行することができる。
Accordingly, when the
第5光源LS5は、第1光源LS1と同様なハードウェア構成を有しており、熱アシストのために第5記録面3e(第3記録用ディスク2cの上面)に照射される光を供給する。図3に示すように、第5光源LS5は、アーム本体部43aの下面側に取り付けられている。第5光源LS5から出射された光は、延伸方向AR1における第3アーム部43の一端45側から他端46側に向かって出射される。
The fifth light source LS5 has a hardware configuration similar to that of the first light source LS1, and supplies light irradiated to the
第5光学素子25は、第1光学素子21と同様なハードウェア構成を有しており、第5光源LS5から出射された光を第5スライダ部35側に折り返す。図3に示すように、第5光学素子25は、下部サスペンション部43cの下側他端46付近に、樹脂製接着剤などにより固定されている。
The fifth
第5スライダ部35は、第1スライダ部31と同様なハードウェア構成を有しており、図3に示すように、下部サスペンション部43cから第5記録面3e側に突出するヘッド部である。第5スライダ部35は、第3アーム部43(下部サスペンション部43c)の下側他端46付近に、バネ部材35aを介して取り付けられている。第5スライダ部35は、第5記録面3eから磁気情報を読み出す処理、および第5記録面3eに光照射しつつ磁気情報を書き換える処理を実行する。
The
また、図3に示すように、第5光学素子25で折り返された光は、第5スライダ部35を介して第5記録面3eに照射される。このように、第5光学素子25および第5スライダ部35は、第5光源LS5から出射された光を第3記録用ディスク2cの第5記録面3eに導く第5導光ユニット15として使用される。
As shown in FIG. 3, the light reflected by the fifth
また、第5スライダ部35について、第5記録面3eと対向する面(すなわち、第5スライダ部35の下面)の形状は、いわゆる浮上面形状となっている。また、第3記録用ディスク2cが回転せず静止状態の場合において、第5スライダ部35は、第5記録面3eと接触している。
The shape of the surface facing the
したがって、回転軸4を中心に第3記録用ディスク2cが回転すると、第5スライダ部35は、第5記録面3eから微小距離だけ浮上する。そのため、第5スライダ部35は、第5記録面3eと接触することなく、磁気情報の読み出し、および書き換えを実行することができる。
Therefore, when the
<3.導光ユニットの構成>
図4は、本実施の形態における第1導光ユニット11の構成の一例を示す側面図である。図5は、第1光学素子21の構成の一例を示す側面図である。図6および図7は、第1スライダ部31の構成の一例を示す正面図および平面図である。図8は、光アシスト部51の構成の一例を示す正面図である。図9は、光導波路60の詳細な構成を説明するための側面図である。
<3. Configuration of light guide unit>
FIG. 4 is a side view showing an example of the configuration of the first
図4に示すように、第1導光ユニット11は、主として、第1光学素子21と、第1スライダ部31と、FPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント配線板)56と、を有している。
As shown in FIG. 4, the first
なお、上述のように、第2ないし第5導光ユニット12〜15に含まれている第2ないし第5光学素子22〜25のそれぞれは、第1導光ユニット11の第1光学素子21と、同様なハードウェア構成を有している。また、第2ないし第5導光ユニット12〜15に含まれている第2ないし第5スライダ部32〜35のそれぞれは、第1導光ユニット11の第1スライダ部31と、同様なハードウェア構成を有している。
As described above, each of the second to fifth
そこで、以下では、第1導光ユニット11の第1光学素子21および第1スライダ部31についてのみ説明する。
Therefore, only the first
第1光学素子21は、第1光源LS1から出射された光を回折格子21aにて偏向し、第1アーム部41の光アシスト部51に導入する。図3および図4に示すように、第1光学素子21は、第1スライダ部31を挟んで第1光源LS1と逆側に設けられており、主として、反射型の回折格子21aと、本体部21bと、突出部21dと、を有している。
The first
本体部21bは、図4に示すように、側面視略平行四辺形のブロック体であり、例えばガラスや樹脂により形成されている。ここで、本実施の形態の「側面視」とは、YZ平面をX軸負方向に見た場合を言うものとする。
As shown in FIG. 4, the
回折格子21aは、図4に示すように、第1アーム部41の光アシスト部51と近接対向するように設けられている。また、図4に示すように、回折格子21aは、複数の略鋸歯状の溝を有している。複数の溝は、本体部21bと同様の材料(例えば、ガラスや樹脂)により形成されている。また、各溝の表面には、反射膜21cが積層されている。
As shown in FIG. 4, the
ここで、回折格子21aと光アシスト部51とが近接配置されているのは、グレーティングカプラ68に入射する光の最適入射角θ0(図9参照)が予め設定されているためである。また、反射膜21c(ハッチング部)は、アルミニウム(Al)や銀(Ag)などの金属、または、誘電体により形成されている。
Here, the reason why the
突出部21dは、図4および図5に示すように、側面視略平行四辺形のブロック体であり、本体部21bと同様の材料(例えば、ガラスや樹脂)により形成されている。図4、図5、および図7に示すように、突出部21dは、本体部21bの取付面21e中央付近から光アシスト部51側に突出するように設けられている。そして、突出部21dの表面には、回折格子21aが形成されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the protruding
すなわち、突出部21dの表面に形成された回折格子21aは、図5および図7に示すように、本体部21bから非干渉空間31cに突出するように設けられている。例えば、図5および図7に示すように、回折格子21aは、平面視における(XY平面を、Z軸負方向に見た)取付面21eの中央付近から第1スライダ部31に向けて突出する。また、図4および図5に示すように、回折格子21aは、側面視における取付面21eの中央付近から第1スライダ部31に向けて突出する。
That is, the
さらに、この非干渉空間31cは、第1スライダ部31が浮上した時であっても、第1スライダ部31の電極55(55a〜55d)、FPC56(56a、56b)、および金属球57(57a〜57d)が進入しない空間として、予め定められている。
Further, the
これにより、情報記録装置1は、電極55(55a〜55d)、FPC56(56a、56b)、および金属球57(57a〜57d)と、回折格子21aと、の干渉を防止しつつ、回折格子21aを第1スライダ部31の光アシスト部51に近接させることができる。そのため、第1スライダ部31の浮上特性に影響を及ぼすことなく、光L1を光アシスト部51に対して良好に導入することができ、かつ、第1記録用ディスク2aに対して磁気情報を良好に記録することができる。
As a result, the
また、図5に示すように、突出部21dの表面と、本体部21bの取付面21eと、は、略平行となるように設定されている。また、第1スライダ部31の対向面31bに対する突出部21dの表面の傾き(角度)は、グレーティングカプラ68に入射する光の最適入射角θ0に基づいて、予め設定されている。
Further, as shown in FIG. 5, the surface of the protruding
そのため、回折格子21aは、第1光源LS1側から入射し、回折格子21aの各溝(より具体的には、反射膜21c)に到達する光Liを、回折させ、第1スライダ部31側に折り返すことができる。すなわち、回折格子21aは、第1スライダ部31に向けて入射光Liを偏向する(回折させる)光偏向部として機能する。
Therefore, the
なお、図4に示すように、第1光学素子21および第1スライダ部31は、第1記録用ディスク2aの同一記録面3aと対向するように、第1アーム部41のサスペンション部41bに取り付けられている。すなわち、第1アーム部41を挟んで第1記録用ディスク2aと逆側の空間に第1光学素子21を配置する必要がない。そのため、第1アーム部41付近の省スペース化を実現できる。
As shown in FIG. 4, the first
また、回折格子21aの溝形状としては、略鋸歯状だけでなく、略正弦波状であってもよいし、矩形状(後述するグレーティングカプラ68と同様な形状)であってもよい。
Further, the groove shape of the
第1スライダ部31(ヘッド部)は、対向する第1記録面3a上に光を照射する光ヘッドとしての機能と、対向する第1記録面3a上に記録されている磁気情報を読み書きする磁気ヘッドとしての機能と、を有している。
The first slider portion 31 (head portion) functions as an optical head that irradiates light onto the opposing
図4に示すように、第1スライダ部31は、主として、光アシスト部51と、磁気記録部52と、磁気再生部53と、電極55と、を有している。また、図4に示すように、磁気再生部53、磁気記録部52、光アシスト部51、および第1光学素子21は、第1アーム部41の一端45から他端46に向かい(すなわち、配置方向mCに沿って)、この順番に設けられている。
As shown in FIG. 4, the
光アシスト部51は、第1記録面3aに対して局所的に熱エネルギーを付与するために、第1光学素子21で折り返された光L1を第1記録面3a上の所望の位置に照射する。図8に示すように、光アシスト部51は、光導波路60を有している。
The
光導波路60は、特許文献1で開示されている導波路型ソリッド・イマージョン・ミラー(PSIM:Planar Solid Immersion Mirror)と同様な構成を有している。光導波路60は、主として、グレーティングカプラ68を有しており、第1光源LS1から出射され、グレーティングカプラ68を介して入射する光L1を伝送する。図4および図8に示すように、光導波路60は、基板50の側面のうち、第1光学素子21の回折格子21aと対向する面に設けられている。
The
また、図9に示すように、光導波路60は、下部クラッド層60c、コア層60b、上部クラッド層60aを、配置方向mCに沿って、この順番に積層させたものである。コア層60bは、各クラッド層60a、60c(例えば、SiO2で形成)よりも屈折率の高い素材(例えば、Ta2O5)で形成されている。これにより、光導波路60に導かれた光は、コア層60bと、クラッド層60a、60cとの間で全反射する。
As shown in FIG. 9, the
また、図8に示すように、Y軸方向における光導波路60のサイズ(厚さ)は小さい(薄い)。さらに、光導波路60の内面70、72は、放物線状とされており、X軸方向における光導波路60のサイズ(光導波路60の幅)は、グレーティングカプラ68から出射端62に向かって、徐々に狭まり、鉛直断面における光導波路60の形状は、テーパ状とされている。
Further, as shown in FIG. 8, the size (thickness) of the
したがって、光導波路60に導入され伝送される光64は、内面70、72で全反射され、出射端62に近付くに従って集光される。そして、出射端62からは近接場光が出射される。そのため、第1記録用ディスク2aの第1記録面3aに微小光スポットが形成され、第1記録面3a上の微小領域が加熱される。
Therefore, the light 64 introduced into the
ここで、グレーティングカプラ68は、矩形状の断面をもつ回折格子である。グレーティングカプラ68は、光結合器としての機能を有しており、第1光学素子21の回折格子21aで折り返された回折光L1を光導波路60内に導く。
Here, the
図8に示すように、グレーティングカプラ68は、光導波路60の上部側面に設けられている。また、図9に示すように、グレーティングカプラ68は、コア層60bと同様の素材により形成されており、上部クラッド層60a側に突出する複数の突出部として形成されている。
As shown in FIG. 8, the
図4に戻って、磁気記録部52は、磁気記録素子(図示省略)を有しており、光アシスト部51により局所的に光が照射された第1記録面3aうち光アシスト部51の光導波路60から照射された光が到達した部分について、磁気情報を書き換える。磁気再生部53は、磁気再生素子(図示省略)を有しており、第1記録面3aに記録されている磁気情報を読み取る。
Returning to FIG. 4, the
複数(本実施の形態では、4つ)の電極55(55a〜55d)は、図6および図7に示すように、第1スライダ部31の側面のうち第1光学素子21と対向する対向面31bに設けられている。
A plurality (four in the present embodiment) of electrodes 55 (55a to 55d) are opposed surfaces facing the first
FPC56(56a、56b)は、ヘッド信号制御部9と第1スライダ部31の電極55(55a〜55d)を電気的に接続する平面視略L字形状のプリント基板である。図7に示すように、FPC56aは、金属球57a、57bと、導体箔(例えば、銅箔)58a、58bと、を有している。また、FPC56bは、金属球57c、57dと、導体箔(例えば、銅箔)58c、58dと、を有している。ここで、各FPC56(56a、56b)は、上述の導体箔58(58a〜58d)をフィルム状の絶縁体(例えば、ポリイミド)の上に接着することによって、作成される。
The FPC 56 (56a, 56b) is a printed board having a substantially L shape in plan view that electrically connects the head
金属球57(57a〜57d)は、対応する導体箔58(58a〜58d)の端部に接続された金属製の球体である。図6および図7に示すように、各金属球57(57a〜57d)は、例えば熱圧着によって、対応する電極55(55a〜55d)と接続されている。したがって、FPC56および金属球57は、第1スライダ部31の電極55と、ヘッド信号制御部9と、を電気的に接続する配線部材を構成している。
The metal spheres 57 (57a to 57d) are metal spheres connected to the ends of the corresponding conductor foils 58 (58a to 58d). As shown in FIGS. 6 and 7, each metal ball 57 (57a to 57d) is connected to a corresponding electrode 55 (55a to 55d) by, for example, thermocompression bonding. Therefore, the
このように、光アシスト部51および磁気記録部52を有する第1スライダ部31は、第1記録用ディスク2aの微小領域に対し、光L1に基づいた光照射を実行しつつ、この微小領域に対応する磁気情報を書き換えることができる。
As described above, the
また、図4に示すように、第1光学素子21には反射型の回折格子21aが、光導波路60にはグレーティングカプラ68が、それぞれ設けられている。これにより、適切な回折格子21aが選択されることによって、光導波路60のグレーティングカプラ68に入射される光L1(0次以外の回折光)の入射角を、最適入射角θ0を含む許容範囲内(最適入射角±0.1度)に維持することができる。すなわち、第1光学素子21の回折格子21aは、入射光Liの波長変化の影響を吸収することができる。
As shown in FIG. 4, the first
そのため、温度変化等により第1光源LS1からの光Liの波長が変化した場合であっても、光アシスト部51から第1記録面3aに対して、良好にスポット光を照射することができ、良好に微小領域を加熱することができる。
Therefore, even when the wavelength of the light Li from the first light source LS1 changes due to a temperature change or the like, the light assist
<4.本実施の形態の情報記録装置の利点>
以上のように、本実施の形態の情報記録装置1において、突出部21dの表面に形成された回折格子21aは、本体部21bから非干渉空間31cに突出するように設けられている。これにより、情報記録装置1は、電極55(55a〜55d)、FPC56(56a、56b)、および金属球57(57a〜57d)と、回折格子21aと、の干渉を防止しつつ、回折格子21aを光アシスト部51のグレーティングカプラ68に近接させることができる。そのため、第1スライダ部31の浮上特性に影響を及ぼすことなく、光L1を光アシスト部51に対して良好に導入することができ、かつ、第1記録用ディスク2aに対して磁気情報を良好に記録することができる。
<4. Advantages of Information Recording Device of this Embodiment>
As described above, in the
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
<5. Modification>
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made.
(1)本実施の形態において、突出部21dは、図5に示すように、本体部21bの取付面21e中央付近から光アシスト部51側に突出するように設けられているものとして説明したが、突出部21dの形状および取付手法はこれに限定されるものでない。図10ないし図12は、第1光学素子121、221、321の構成を示す側面図である。図10ないし図12に示すように、(A)突出部121d、221d、321dが、非干渉空間31cに突出し、かつ、(B)第1スライダ部31の対向面31bに対する突出部121d、221d、321dの表面の傾き(角度)が光アシスト部51のグレーティングカプラ68に入射する光の最適入射角θ0に基づいて、予め設定されていれば、十分である。
(1) In the present embodiment, the protruding
例えば、図10に示すように、側面視における第1光学素子121の形状は、略L字形状とされており、突出部121dおよび回折格子121aは、取付面121e(ヘッド対向面)の下部付近から第1スライダ部31に向けて突出する。
For example, as shown in FIG. 10, the shape of the first
すなわち、突出部121dに形成された回折格子121aは、平面視における取付面21eの中央付近から第1スライダ部31に向けて突出している点で、突出部21dの回折格子21aと共通する。一方、回折格子121aは、側面視における取付面21eとの位置関係において取付面21eと相違する。
That is, the
したがって、第1光学素子121、221、321が、採用された情報記録装置1についても、第1スライダ部31の浮上特性に影響を及ぼすことなく、光L1を光アシスト部51に対して良好に導入することができ、かつ、第1記録用ディスク2aに対して磁気情報を良好に記録することができる。
Therefore, the
(2)また、本実施の形態において、回折格子21aが光偏向部として使用されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、光偏向部として反射鏡が使用されてもよい。この場合、反射鏡としては、平面鏡だけでなく、凸状または凹状の球面鏡であっても良いし、放物面鏡であっても良い。
(2) In the present embodiment, the
1 情報記録装置
2a〜2c 第1記録用ディスク(記録媒体)
9 ヘッド信号制御部
10 アーム機構
21、121 第1光学素子
21a、121a、221a、321a 回折格子(光偏向部)
22〜25 第2ないし第5光学素子
21c 反射膜
21d、121d、221d、321d 突出部
21e、121e、221e、321e 取付面(ヘッド対向面)
31〜35 第1ないし第5スライダ部
31b 対向面
41〜43 第1ないし第3アーム部43
51 光アシスト部
52 磁気記録部
53 磁気再生部
55(55a〜55d) 電極
56(56a、56b) FPC
57(57a〜57d) 金属球
58(58a〜58d) 導体箔
60 光導波路
68 グレーティングカプラ
1
9 Head
22 to 25 2nd to 5th
31-35 1st thru | or
51
57 (57a to 57d) Metal sphere 58 (58a to 58d)
Claims (6)
(a) 前記記録媒体の微小領域に対して光照射しつつ、前記微小領域に対応する磁気情報を書き換えるヘッド部と、
(b) 前記ヘッド部と近接対向する光偏向部を有しており、前記光偏向部で偏向された光を前記ヘッド部に導入する光学素子と、
(c) 前記ヘッド部の側面のうち前記光学素子と対向する面に設けられた電極と、電気的に接続される配線部材と、
を備え、
前記ヘッド部は、前記光学素子から導入された光に基づいて、前記微小領域に光照射を実行し、
前記光偏向部は、前記光学素子の本体部から、前記配線部材および前記電極との非干渉空間に突出することを特徴とする情報記録装置。 An information recording apparatus for recording magnetic information on a recording medium by a heat assist method,
(a) a head unit that rewrites magnetic information corresponding to the minute region while irradiating light to the minute region of the recording medium;
(b) an optical element that has an optical deflection unit that is close to and opposed to the head unit, and that introduces light deflected by the optical deflection unit into the head unit;
(c) an electrode provided on a surface facing the optical element among the side surfaces of the head portion, a wiring member electrically connected,
With
The head unit performs light irradiation on the minute region based on light introduced from the optical element,
The information recording apparatus according to claim 1, wherein the light deflection unit protrudes from a main body of the optical element into a non-interference space between the wiring member and the electrode.
前記光偏向部は、平面視におけるヘッド対向面の中央付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする情報記録装置。 The information recording apparatus according to claim 1,
The information recording apparatus according to claim 1, wherein the light deflection unit projects from the vicinity of the center of the head facing surface in plan view toward the head unit.
前記光偏向部は、側面視における前記光学素子の形状が略L字形状となるように、前記ヘッド対向面の下部付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする情報記録装置。 The information recording apparatus according to claim 2,
The information recording apparatus according to claim 1, wherein the light deflection unit projects from the vicinity of the lower portion of the head facing surface toward the head unit so that the shape of the optical element in a side view is substantially L-shaped.
前記光偏向部は、側面視における前記ヘッド対向面の中央付近から前記ヘッド部に向けて突出することを特徴とする情報記録装置。 The information recording apparatus according to claim 2,
The information recording apparatus according to claim 1, wherein the light deflection unit projects from the vicinity of the center of the head facing surface in a side view toward the head unit.
前記光偏向部は、前記ヘッド部に向けて光を反射させる反射鏡であることを特徴とする情報記録装置。 In the information recording device according to any one of claims 1 to 4,
The information recording apparatus according to claim 1, wherein the light deflection unit is a reflecting mirror that reflects light toward the head unit.
前記光偏向部は、前記ヘッド部に向けて光を回折させる回折格子であることを特徴とする情報記録装置。 In the information recording device according to any one of claims 1 to 4,
The information recording apparatus, wherein the light deflection unit is a diffraction grating that diffracts light toward the head unit.
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