JP2011061115A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、化粧パネルを取り付けた電子機器に関するものである。 The present invention relates to an electronic device to which a decorative panel is attached.
以下、化粧パネルを取り付けた従来の電子機器について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, a conventional electronic device to which a decorative panel is attached will be described with reference to the drawings.
図14は、化粧パネルを取り付けた従来の電子機器の要部分解斜視図、図15は同電子機器の化粧パネルの取り外しに用いる解除部材の斜視図、図16は同電子機器の要部断面図、図17は同電子機器の化粧パネルの取り外し時の要部断面図である。 14 is an exploded perspective view of a main part of a conventional electronic device to which a decorative panel is attached, FIG. 15 is a perspective view of a release member used for removing the decorative panel of the electronic device, and FIG. 16 is a cross-sectional view of the main part of the electronic device. FIG. 17 is a cross-sectional view of the main part when the decorative panel of the electronic device is removed.
図14において、電子機器は、筐体1と、この筐体1の前面開口部の外周に取り付けたフランジ3を有している。このフランジ3の上下辺の中程には、細い係止孔5が形成され、この細い係止孔5の内側には、細く浅いスリット状の挿入部27が各々形成されている。
In FIG. 14, the electronic device has a housing 1 and a
また、フランジ3には化粧パネル7が取り付けられている。この化粧パネル7は、フランジ3と同様な外径形状を有し、筐体1の開口部を覆うように係合されるものである。化粧パネル7には液晶等の表示部15やスイッチ等の操作部17が配置されている。
A
この化粧パネル7は、その裏面にあって上端辺および下端辺に寄った位置の各々中程に1対の挿入片9が背面側へ一体的に突出している。各挿入片9には、外側面9a、すなわち上面側に係止突起11が一体的に配置されており、各挿入片9が挿入部27に各々挿入されたとき、係止突起11が係止孔5に係止されるようになっている。この各挿入片9の外側面9aは前面側に同一平面で延び、化粧パネル7の上端からコ字状に切り込んだ差込口29となっている。
The
また、各挿入片9には解除部材31が配置されている。図15に示すように、この解除部材31は、小ブロック片31aと、この小ブロック片31aの両端部横から脚のように同一方向へ突出する1対のガイド部31bと、ガイド部31bの突出側にはガイド部31bの方向に向けた下り斜面31cとを有している。
Further, a
この解除部材31は、両ガイド部31bを挿入片9の両縁部に嵌めて挿入片9を跨ぐように挿入片9の外側面9a上に配置されており、挿入片9上をこの突出方向、すなわち係止突起11に向けてスライド変移可能になっている。
The
図16に示すように、筐体1の挿入部27へ挿入片9を挿入して係止孔5に係止突起11を係止させるとともに、挿入片9上の解除部材31の下り斜面31cを筐体1の前面開口部の角部に当接させ、化粧パネル7は筐体1に係合されている。
As shown in FIG. 16, the insertion piece 9 is inserted into the
次に、化粧パネル7の取り外しについて説明する。
Next, removal of the
図17に示すように、マイナスのドライバー25の先端を化粧パネル7の前面側から差込口29に差し込んで解除部材31を押し出せば、解除部材31が前進スライドして挿入部27に一層挿入される。そうすると、下り斜面31cによって筐体1の前面開口部角部が矢印「ハ」のように押し上げられ、前面開口部が湾曲するように広がる。
As shown in FIG. 17, when the tip of the
このとき、筐体1の係止孔5から係止突起11が外れて、筐体1と化粧パネル7との係止状態が解除されるので、筐体1から化粧パネル7をそのまま引き抜けば取り外せる。
At this time, the
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。 As prior art document information related to the invention of this application, for example, Patent Document 1 is known.
上記従来の電子機器では、ドライバー25と解除部材31によって、筐体1に対する化粧パネル7の係止を解除できるものの、化粧パネル7を筐体1から取り外すためには、筐体1から化粧パネル7を手で引っ張って引き抜く必要があった。このため、化粧パネル7の取り外しにあたって、作業者は、ドライバー25を手に持って化粧パネル7の係止を解除した後、ドライバー25を置いて、化粧パネル7を手で引っ張って取り外したり、ドライバー25を手に持った状態で、化粧パネル7を取り外したりする必要があり、作業性が悪いという問題を有していた。
In the above-described conventional electronic apparatus, although the lock of the
本発明は上記問題を解決し、化粧パネルの取り外し時において、作業性を向上した電子機器を提供することを目的としている。 An object of the present invention is to solve the above problems and to provide an electronic device with improved workability when a decorative panel is removed.
上記目的を達成するために本発明の電子機器は、電子部品を搭載した筐体と、前記筐体に対して着脱可能な化粧パネルとを備え、前記化粧パネルは、パネル本体と前記パネル本体から突出した突出片とを有し、前記筐体は、前記化粧パネルの突出片を挿入する挿入口を有しており、前記化粧パネルの取り付けは、前記挿入口に前記突出片を挿入して前記挿入口に前記突出片を係止して行い、前記化粧パネルの取り外しは、前記挿入口と前記突出片との間に冶具を挿入して前記挿入口に対する前記突出片の係止を解除し、かつ、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う構成としたものである。 In order to achieve the above object, an electronic apparatus according to the present invention includes a casing on which electronic components are mounted, and a decorative panel that can be attached to and detached from the casing. The decorative panel includes a panel main body and the panel main body. And the housing has an insertion opening for inserting the protruding piece of the decorative panel, and the decorative panel is attached by inserting the protruding piece into the insertion opening. The protruding piece is locked to the insertion port, and the decorative panel is removed by inserting a jig between the insertion port and the protruding piece to release the locking of the protruding piece to the insertion port, And it is set as the structure which extracts the said protrusion piece from the said insertion port, pulling out the said jig.
本発明の電子機器によれば、化粧パネルの取り外しは、筐体の挿入口と化粧パネルの突出片との間に冶具を挿入して挿入口に対する突出片の係止を解除し、かつ、冶具を引き出しながら挿入口から突出片を抜き出して行うので、一つの冶具を用いて、突出片の係止を解除できるとともに挿入口から突出片を抜き出すことができる。すなわち、作業者は、手に持った一つの冶具を使うだけで、化粧パネルを取り外しやすくなるので、作業性を向上できる。 According to the electronic device of the present invention, the removal of the decorative panel is performed by inserting a jig between the insertion opening of the housing and the protruding piece of the decorative panel to release the locking of the protruding piece with respect to the insertion opening. Since the protruding piece is extracted from the insertion port while pulling out, the locking of the protruding piece can be released and the protruding piece can be extracted from the insertion port using one jig. In other words, the operator can easily remove the decorative panel only by using one jig held in his hand, so that workability can be improved.
以下、発明を実施するための一実施の形態における化粧パネルを取り付けた電子機器について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, an electronic apparatus to which a decorative panel according to an embodiment for carrying out the invention is attached will be described with reference to the drawings.
(実施の形態1)
まず、実施の形態1における電子機器について説明する。
(Embodiment 1)
First, the electronic device in Embodiment 1 will be described.
<全体構成について>
図1〜図4において、実施の形態1における電子機器100は、各種の電子部品を搭載した筐体110と、電子機器100の美観を生じさせるためのデザインを施し、この筐体110の前面に取り付けた化粧パネル120とを備えている。
<About the overall configuration>
1 to 4, the
化粧パネル120は、筐体110に対して着脱可能であって、筐体110の前面を被覆するパネル本体121と、パネル本体121の後面に配置し、筐体110に向かって突出するように配置した複数の突出片122a、122bとを有している。この突出片122a、122bは、パネル本体121の外縁部123よりも、数百μm〜数mm程度、内側に配置し、パネル本体121の上方および下方にそれぞれ複数配置している。
The
また、突出片122a、122bの先端には凸部124a、124bを設けており、この凸部124a、124bは鋭角形状や矩形形状としている。パネル本体121の上方に配置した凸部124aは矩形形状とし、パネル本体121の下方に配置した凸部124bは鋭角形状とし、パネル本体121の下方に配置した突出片122bの長さを十数mmとし、パネル本体121の上方に配置した突出片122aの長さを数mmとしている。さらに、この凸部124a、124bの凸長は数百μm〜数mm程度とし、突出片122a、122bの先端の断面形状を略L字形状になるようにしている。
Further,
筐体110は、図1、図3、図4に示すように、電子部品を搭載した筐体本体111と、この筐体本体111の前面に配置したフランジ部112とを有している。このフランジ部112には、化粧パネル120の突出片122a、122bを挿入する挿入口113を配置している。挿入口113には、化粧パネル120の突出片122a、122bの凸部124a、124bと係止する凹部114a、114bを設けており、この係止によって化粧パネル120が筐体110に保持されている。この凹部114a、114bには、挿入口113の外周端面115も含むものとし、本実施の形態1では、挿入口113の外周端面115が凹部114a、114bに該当している。
As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
<化粧パネル120の取り付けについて>
次に、筐体110に化粧パネル120を取り付ける方法について説明する。
<Attaching the
Next, a method for attaching the
図3、図4に示すように、筐体110のフランジ部112の挿入口113に化粧パネル120の突出片122a、122bを挿入して、フランジ部112の挿入口113の凹部114a、114bに突出片122a、122bの凸部124a、124bを係止させることによって、化粧パネル120を筐体110に取り付けている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the protruding
まず、化粧パネル120の上方に配置した突出片122aをこの突出片122aに対応する挿入口113に挿入し、挿入口113の凹部114aに突出片122aの凸部124aを係止させる。その後、化粧パネル120の下方に配置した突出片122bをこの突出片122bに対応する挿入口113に挿入し、挿入口113の凹部114bに突出片122bの凸部124bを係止させる。化粧パネル120の上方に配置した突出片122aの長さを下方に配置した突出片122bの長さよりも短くしているので、このように取り付けている。
First, the protruding
また、化粧パネル120の下方に配置した突出片122bを挿入する挿入口113は、その内周面を傾斜させている。挿入口113の奥に向かって、突出片122bの凸部124bを設けた側の面と対向する挿入口113の内周面を対向間隔が狭くなるように傾斜させている。これは、化粧パネル120の取り外しの際、突出片122bと挿入口113の間に冶具130を挿入するが、この冶具130を挿入しやすくするためのガイド面116として用いるためである。
Further, the
<化粧パネル120の取り外しについて>
次に、筐体110から化粧パネル120を取り外す方法について説明する。
<Removal of
Next, a method for removing the
化粧パネル120の取り外しの際は、図5に示すような冶具130を用いる。この冶具130は、フランジ部112の挿入口113に挿入するための挿入部131と、手で持って作業するための取っ手部132とがある。取っ手部132は平板形状とし、挿入部131は細長形状としている。
When removing the
この挿入部131は、適度に可撓性があって、曲げたり撓ませたりすることができる。また、挿入部131の厚みは、突出片122bに設けた凸部124bの凸長と同等の厚さ、または凸長よりも少しだけ厚くしている。さらに、挿入部131には、化粧パネル120の外縁部123に係合する、数百μm程度の係合突起133を形成している。
The
取り外しは、上記冶具130の取っ手部132を持って、図6に示すように、フランジ部112の挿入口113の内周面と化粧パネル120の突出片122bとの間に冶具130の挿入部131を挿入する。冶具130の挿入部131は、挿入口113の内周面と突出片122bとの間隔よりも広い厚みなので、冶具130の挿入部131を押し込みながら挿入することになる。挿入が深くなるにつれて、挿入口113の凹部114bに係止されていた突出片122bの凸部124bが持ち上がり、凹部114bに対する凸部124bの係止が解除される。挿入部131の厚みを突出片122bの凸部124bの凸長以上にしているので、冶具130の挿入部131を挿入するだけで係止が解除される。
As shown in FIG. 6, the removal is performed by holding the
その後、取っ手部132を持って、フランジ部112の挿入口113の内周面と化粧パネル120の突出片122bとの間から冶具130の挿入部131を引き出す。この際、挿入部131に設けた係合突起133を化粧パネル120の外縁部123に係合させるように接触させて挿入部131を引き出す。化粧パネル120の外縁部123に挿入部131の係合突起133が係合しているので、挿入部131の引き出しにともなって突出片122bも抜き出される。
Thereafter, the
また、冶具130の挿入部131は、挿入口113の内周面と突出片122bとの間隔よりも広い厚みなので、冶具130の挿入部131が突出片122bを加圧した状態となり、挿入部131と突出片122bとの間に摩擦力が働くので、この摩擦力によっても、突出片122bが抜き出される。
Further, since the
このように、フランジ部112の挿入口113の内周面と化粧パネル120の突出片122bとの間から冶具130の挿入部131を引き出す際、この挿入部131の引き出しにともなって突出片122bが抜き出される。
Thus, when the
そして、フランジ部の上方に配置された挿入口113の凹部114aに係止された突出片122aの凸部124aを解除し、化粧パネル120を取り外している。この係止の解除は、フランジ部の下方に配置された挿入口113の凹部114bに係止された突出片122bの凸部124bを抜き出すことによって、自然に解除できる。
And the
<実施の形態1のまとめ>
上記実施の形態1の電子機器100によれば、化粧パネル120の取り外しは、筐体110の挿入口113と化粧パネル120の突出片122bとの間に冶具130を挿入して挿入口113に対する突出片122bの係止を解除し、かつ、冶具130を引き出しながら挿入口113から突出片122bを抜き出すので、一つの冶具130を用いて、突出片122bの係止を解除できるとともに挿入口113から突出片122bを抜き出すことができる。すなわち、作業者は、手に持った一つの冶具130を使うだけで、化粧パネル120を取り外しやすくなるので、作業性を向上できる。
<Summary of Embodiment 1>
According to the
また、冶具130は筐体110の挿入口113と化粧パネル120の突出片122bとの間隔よりも広い厚みを有し、化粧パネル120の取り外しは、挿入口113と突出片122bとの間に冶具130を押し込みながら挿入して挿入口113に対する突出片122bの係止を解除し、かつ、冶具130が突出片122bを加圧した状態で、冶具130を引き出しながら挿入口113から突出片122bを抜き出して行うので、冶具130の引き出しの際、挿入部131と突出片122bとの間に働く摩擦力によって、突出片122bを抜き出しやすくなり、化粧パネル120も取り外しやすくなる。
The
また、化粧パネル120の突出片122bはパネル本体121の外縁部123よりも内側に設け、化粧パネル120の取り外しは、挿入口113と突出片122bとの間に冶具130を挿入して挿入口113に対する突出片122bの係止を解除し、かつ、冶具130をパネル本体121の外縁部123に接触させて、冶具130を引き出しながら挿入口113から突出片122bを抜き出して行うので、冶具130の引き出しの際、パネル本体121の外縁部123と挿入部131との間に働く摩擦力によって、突出片122bを抜き出しやすくなり、化粧パネル120も取り外しやすくなる。
Further, the protruding
また、パネル本体121の外縁部123に係合する係合突起133を冶具130に設け、化粧パネル120の取り外しは、挿入口113と突出片122bとの間に冶具130を挿入して挿入口113に対する突出片122bの係止を解除し、かつ、冶具130の係合突起133をパネル本体121の外縁部123に係合させるように接触させて、冶具130を引き出しながら挿入口113から突出片122bを抜き出して行うので、冶具130の引き出しの際、パネル本体121の外縁部123に係合した係合突起133によって、突出片122bを抜き出しやすくなり、化粧パネル120も取り外しやすくなる。
In addition, an
また、突出片122bに凸部124bを設け、挿入口113に凹部114bを設け、化粧パネル120の取り付けは、挿入口113に突出片122bを挿入して突出片122bの凸部124bと挿入口113の凹部114bを係止して行い、化粧パネル120の取り外しは、挿入口113と突出片122bとの間に冶具130を挿入して突出片122bの凸部124bと挿入口113の凹部114bとの係止を解除し、かつ、冶具130を引き出しながら挿入口113から突出片122bを抜き出して行うので、挿入口113に対する突出片122bの係止や解除の構成が容易である。
In addition, the protruding
また、冶具130の厚みは凸部124bの凸長以上にし、冶具130の挿入に伴って突出片122bの凸部124bと挿入口113の凹部114bとの係止を解除させているので、突出片122bと挿入口113の間に冶具130の挿入部131を挿入するだけで、挿入口113の凹部114bに対する突出片122bの凸部124bの係止を解除できる。
Further, the thickness of the
また、冶具130を斜めに挿入するガイド面116を挿入口113に設けているので、突出片122bと挿入口113の間に冶具130の挿入部131を挿入しやすい。
In addition, since the
また、冶具130は可撓性を有するので、挿入口113の形状にあわせて冶具130が変形し、突出片122bと挿入口113の間に冶具130の挿入部131を挿入しやすい。
In addition, since the
なお、本実施の形態1では、挿入口113の外周端面115を凹部114a、114bとして定義したが、凹部114a、114bは挿入口113の内周面に設けたり、凹部114a、114bの替わりに、突出片122a、122bの凸部124a、124bと係合する他の凸部を設けたりしてもよい。
In the first embodiment, the outer
また、本実施の形態1では、挿入部131に係合突起133を設け、この係合突起133を化粧パネル120の外縁部123に係合させるように接触させたが、図7に示すように、係合突起133を設けなくてもよい。この場合、図8に示すように、冶具130の挿入部131の平面状の表面が化粧パネル120の外縁部123に接触するだけになるが、この外縁部123と挿入部131の表面との摩擦力によって、突出片122bを抜き出しやすくなるので、化粧パネル120も取り外しやすくなる。より摩擦力を高めるために、摩擦係数の大きい材料を用いたり、表面を粗面化したりしてもよい。
Further, in the first embodiment, the
(実施の形態2)
次に、実施の形態2における電子機器について説明する。
(Embodiment 2)
Next, an electronic device according to Embodiment 2 will be described.
実施の形態2における電子機器は、実施の形態1における電子機器100の化粧パネル120と筐体110のフランジ部112を改良したものである。実施の形態1における電子機器100と同一の構成については、その説明を省略するとともに同一の符号を付す。
The electronic device in the second embodiment is obtained by improving the
<化粧パネル160およびフランジ部152について>
図9、図10、図11において、実施の形態2における電子機器100の化粧パネル160は、筐体150に対して着脱可能であって、筐体150の前面を被覆するパネル本体161と、パネル本体161の後面に配置し、筐体150に向かって突出するように配置した複数の突出片162a、162bとを有している。この突出片162a、162bは、パネル本体161の外縁部163よりも、数百μm〜数mm程度、内側に配置し、パネル本体161の上方および下方にそれぞれ複数配置している。
<About the
9, 10, and 11, the
また、パネル本体161の上方に配置した突出片162aの先端には凸部164aを設けており、この凸部164aは矩形形状としている。パネル本体161の下方に配置した突出片162bには凹部164bを設けており、この凹部164bは方形状で貫通している。このパネル本体161の下方に配置した突出片162bの長さは十数mmとし、パネル本体161の上方に配置した突出片162aの長さを数mmとしている。さらに、この凸部164aの凸長は数mm程度とし、突出片162aの先端の断面形状を略L字形状になるようにしている。
Further, a protruding
筐体150は、図10、図11に示すように、電子部品を搭載した筐体本体151と、この筐体本体151の前面に配置したフランジ部152とを有している。このフランジ部152には、化粧パネル160の突出片162a、162bを挿入する挿入口153を、フランジ部152の上方および下方にそれぞれ複数配置している。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
フランジ部152の上方に配置した挿入口153には、化粧パネル160の上方に配置した突出片162aを挿入する。上方に配置した挿入口153には、突出片162aの凸部164aと係止する凹部154aを設けており、この係止によって化粧パネル160が筐体150に保持されている。この凹部154aには、挿入口153の外周端面155も含むものとし、本実施の形態2では、挿入口153の外周端面155が凹部154aに該当している。
The protruding
フランジ部152の下方に配置した挿入口153には、化粧パネル160の下方に配置した突出片162bを挿入する。下方に配置した挿入口153には、突出片162bの凹部164bと係止する凸部154bを設けており、この係止によって化粧パネル160が筐体150に保持されている。
The protruding
<化粧パネル160の取り付けについて>
次に、筐体150に化粧パネル160を取り付ける方法について説明する。
<Attaching the
Next, a method for attaching the
図10、図11に示すように、筐体150のフランジ部152の挿入口153に化粧パネル160の突出片162a、162bを挿入して、フランジ部152の上方に配置した挿入口153の凹部154aには、化粧パネル160の上方に配置した突出片162aの凸部164aを係止させ、フランジ部152の下方に配置した挿入口153の凸部154bには、化粧パネル160の下方に配置した突出片162bの凹部164bを係止させ、化粧パネル160を筐体150に取り付けている。
As shown in FIGS. 10 and 11, the protruding
まず、化粧パネル160の上方に配置した突出片162aをこの突出片162aに対応する挿入口153に挿入し、挿入口153の凹部154aに突出片162aの凸部164aを係止させる。その後、化粧パネル160の下方に配置した突出片162bをこの突出片162bに対応する挿入口153に挿入し、挿入口153の凸部154bに突出片162aの凹部164bを係止させる。化粧パネル160の上方に配置した突出片162aの長さを下方に配置した突出片162bの長さよりも短くしているので、このように取り付けている。
First, the protruding
また、化粧パネル160の下方に配置した突出片162bを挿入する挿入口153は、その内周面を傾斜させている。挿入口153の奥に向かって、突出片162bの凹部164bを設けた側の面と対向する挿入口153の内周面を対向間隔が狭くなるように傾斜させている。これは、化粧パネル160の取り外しの際、突出片162bと挿入口153の間に、実施の形態1で用いた冶具130を挿入するが、この冶具130を挿入しやすくするためのガイド面156として用いるためである。
Further, the
<化粧パネル160の取り外しについて>
次に、筐体150から化粧パネル160を取り外す方法について説明する。
<Removal of
Next, a method for removing the
化粧パネル160の取り外しの際は、実施の形態1で用いた冶具130を用いる。
When removing the
取り外しは、上記冶具130の取っ手部132を持って、図12に示すように、フランジ部152の下方に配置された挿入口153の内周面と化粧パネル160の下方に配置された突出片162bとの間に冶具130の挿入部131を挿入する。冶具130の挿入部131は、挿入口153の内周面と突出片162bとの間隔よりも広い厚みなので、冶具130の挿入部131を押し込みながら挿入することになる。挿入が深くなるにつれて、挿入口153の凸部154bに係止されていた突出片162bの凹部164bが持ち上がり、凸部154bに対する凹部164bの係止が解除される。挿入部131の厚みを挿入口153の凸部154bの凸長以上にしているので、冶具130の挿入部131を挿入するだけで係止が解除される。また、たとえ、挿入部131の厚みが挿入口153の凸部154bの凸長未満であっても、挿入部131を凸部154bまで、挿入すれば解除される。
As shown in FIG. 12, the removal is performed by holding the
その後、取っ手部132を持って、フランジ部152の挿入口153の内周面と化粧パネル160の突出片162aとの間から冶具130の挿入部131を引き出す。この際、挿入部131に設けた係合突起133を化粧パネル160の外縁部163に係合させるように接触させて挿入部131を引き出す。化粧パネル160の外縁部163に挿入部131の係合突起133が係合しているので、挿入部131の引き出しにともなって突出片162bも抜き出される。
Thereafter, holding the
また、冶具130の挿入部131は、挿入口153の内周面と突出片162bとの間隔よりも広い厚みなので、冶具130の挿入部131が突出片162bを加圧した状態となり、挿入部131と突出片162bとの間に摩擦力が働くので、この摩擦力によっても、突出片162bが抜き出される。
Further, since the
このように、フランジ部152の挿入口153の内周面と化粧パネル160の突出片162bとの間から冶具130の挿入部131を引き出す際、この挿入部131の引き出しにともなって突出片162bを抜き出される。
In this way, when the
そして、フランジ部152の上方に配置された挿入口153の凹部154aに係止された突出片162aの凸部164aを解除し、化粧パネル160を取り外している。この係止の解除は、フランジ部152の下方に配置された挿入口153の凸部154bに係止された突出片162bの凹部164bを抜き出すことによって、自然に解除できる。
And the
<実施の形態2のまとめ>
上記実施の形態2の電子機器100によれば、化粧パネル160の下方に配置した突出片162bに凹部164bを設け、フランジ部152の下方に配置した挿入口153に凸部154bを設け、化粧パネル160の取り付けは、この挿入口153に突出片162bを挿入して突出片162bの凹部164bと挿入口153の凸部154bを係止して行い、化粧パネル160の取り外しは、挿入口153と突出片162bとの間に冶具130を挿入して突出片162bの凹部164bと挿入口153の凸部154bとの係止を解除し、かつ、冶具130を引き出しながら挿入口153から突出片162bを抜き出して行うので、挿入口153に対する突出片162bの係止や解除の構成が容易である。
<Summary of Embodiment 2>
According to the
また、突出片162bに凹部164bを設けるとともに挿入口153に凸部154bを設けているので、挿入口153に対する突出片162bの係止や解除の構成が容易である。
Moreover, since the recessed
また、冶具130を斜めに挿入するガイド面156を挿入口153に設けているので、突出片162bと挿入口153の間に冶具の挿入部を挿入しやすい。
Further, since the
また、冶具130の挿入部131の厚みは挿入口153の凸部154bの凸長以上にし、冶具130の挿入部131の挿入に伴って突出片162bの凹部164bと挿入口153の凸部154bとの係止を解除させているので、突出片162bと挿入口153の間に冶具130の挿入部131を挿入するだけで、挿入口153の凸部154bに対する突出片162bの凹部164bの係止を解除できる。冶具130の挿入部131の厚みについては、例えば、挿入部131の厚みが挿入口153の凸部154bの凸長未満であったとしても、挿入部131を凸部154bまで挿入すれば、必然的に、挿入口153の凸部154bに対する突出片162bの凹部164bの係止を解除できる。
Further, the thickness of the
なお、本実施の形態2では、フランジ部152の上方に配置した挿入口153の外周端面155を凹部154aとして定義したが、凹部154aは挿入口153の内周面に設けたり、凹部154aの替わりに、突出片162aの凸部164aと係合する他の凸部を設けたりしてもよい。
In the second embodiment, the outer
また、本実施の形態2では、挿入部131に係合突起133を設け、この係合突起133を化粧パネル160の外縁部163に係合させるように接触させたが、図7に示すように、係合突起133を設けなくてもよい。この場合、図13に示すように、冶具130の挿入部131の平面状の表面が化粧パネル160の外縁部163に接触するだけになるが、この外縁部163と挿入部131の表面との摩擦力によって、突出片162bを抜き出しやすくなるので、化粧パネル160も取り外しやすくなる。より摩擦力を高めるために、摩擦係数の大きい材料を用いたり、表面を粗面化したりしてもよい。
Further, in the second embodiment, the
また、本実施の形態2では、冶具130の挿入部131を、挿入口153の内周面と突出片162bとの間隔よりも広い厚みとしたが、その間隔よりも狭くしてもよい。その場合、冶具130の挿入部131が突出片162bを加圧しない状態となり、挿入部131と突出片162bとの間に摩擦力が働きにくいので、化粧パネル160の外縁部163に挿入部131を接触させるようにして、上述のように、この外縁部163と挿入部131の表面との摩擦力によって、突出片162bを抜き出すようにすればよい。
In the second embodiment, the
<一実施の形態のまとめ>
以上のように、発明を実施するための一実施の形態の電子機器100によれば、化粧パネル120、160の取り外しは、筐体110、150の挿入口113、153と化粧パネル120、160の突出片122b、162bとの間に冶具130を挿入して挿入口113、153に対する突出片122b、162bの係止を解除し、かつ、冶具130を引き出しながら挿入口113、153から突出片122b、162bを抜き出して行うので、一つの冶具130を用いて、突出片122b、162bの係止を解除できるとともに挿入口113、153から突出片122b、162bを抜き出すことができる。すなわち、作業者は、手に持った一つの冶具130を使うだけで、化粧パネル120、160を取り外しやすくなるので、作業性を向上できる。
<Summary of one embodiment>
As described above, according to
本発明は、化粧パネルを取り付けた電子機器に適用可能である。 The present invention can be applied to an electronic device to which a decorative panel is attached.
100 電子機器
110 筐体
111 筐体本体
112 フランジ部
113 挿入口
114a 凹部
114b 凹部
115 外周端面
116 ガイド面
120 化粧パネル
121 パネル本体
122a 突出片
122b 突出片
123 外縁部
124a 凸部
124b 凸部
130 冶具
131 挿入部
132 取っ手部
133 係合突起
150 筐体
151 筐体本体
152 フランジ部
153 挿入口
154a 凹部
154b 凸部
155 外周端面
156 ガイド面
160 化粧パネル
161 パネル本体
162a 突出片
162b 突出片
163 外縁部
164a 凸部
164b 凹部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記筐体に対して着脱可能な化粧パネルとを備え、
前記化粧パネルは、パネル本体と前記パネル本体から突出した突出片とを有し、
前記筐体は、前記化粧パネルの突出片を挿入する挿入口を有しており、
前記化粧パネルの取り付けは、
前記挿入口に前記突出片を挿入して前記挿入口に前記突出片を係止して行い、
前記化粧パネルの取り外しは、
前記挿入口と前記突出片との間に冶具を挿入して前記挿入口に対する前記突出片の係止を解除し、かつ、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う、
電子機器。 A housing with electronic components,
A decorative panel removable from the housing;
The decorative panel has a panel main body and a protruding piece protruding from the panel main body,
The housing has an insertion port for inserting the protruding piece of the decorative panel,
Installation of the decorative panel is
Inserting the protruding piece into the insertion port and locking the protruding piece into the insertion port,
Removal of the decorative panel
Inserting a jig between the insertion port and the protruding piece to release the locking of the protruding piece with respect to the insertion port, and pulling out the protruding piece from the insertion port while pulling out the jig;
Electronics.
前記化粧パネルの取り外しは、
前記挿入口と前記突出片との間に前記冶具を押し込みながら挿入して前記挿入口に対する前記突出片の係止を解除し、かつ、前記冶具が前記突出片を加圧した状態で、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う、
請求項1に記載の電子機器。 The jig has a thickness wider than an interval between the insertion port and the protruding piece,
Removal of the decorative panel
The jig is inserted while pushing the jig between the insertion port and the protruding piece to release the locking of the protruding piece with respect to the insertion port, and the jig pressurizes the protruding piece. While pulling out the protruding piece from the insertion port,
The electronic device according to claim 1.
前記化粧パネルの取り外しは、
前記挿入口と前記突出片との間に前記冶具を挿入して前記挿入口に対する前記突出片の係止を解除し、かつ、前記冶具を前記パネル本体の外縁部に接触させて、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う、
請求項1に記載の電子機器。 The protruding piece is provided inside the outer edge of the panel body,
Removal of the decorative panel
The jig is inserted between the insertion port and the protruding piece to release the locking of the protruding piece with respect to the insertion port, and the jig is brought into contact with an outer edge portion of the panel body. While pulling out the protruding piece from the insertion port,
The electronic device according to claim 1.
前記化粧パネルの取り外しは、
前記挿入口と前記突出片との間に前記冶具を挿入して前記挿入口に対する前記突出片の係止を解除し、かつ、前記冶具の係合突起を前記パネル本体の外縁部に係合させるように接触させて、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う、請求項3に記載の電子機器。 The jig is provided with an engaging protrusion that engages with an outer edge of the panel body,
Removal of the decorative panel
The jig is inserted between the insertion port and the protruding piece to release the locking of the protruding piece with respect to the insertion port, and the engagement protrusion of the jig is engaged with the outer edge of the panel body. The electronic device according to claim 3, wherein the protruding piece is extracted from the insertion port while bringing the jig out of contact with each other.
前記化粧パネルの取り付けは、
前記挿入口に前記突出片を挿入して一方の前記凸部と他方の前記凹部または前記凸部とを係止して行い、
前記化粧パネルの取り外しは、
前記挿入口と前記突出片との間に前記冶具を挿入して一方の前記凸部と他方の前記凹部または前記凸部との係止を解除し、かつ、前記冶具を引き出しながら前記挿入口から前記突出片を抜き出して行う、
請求項1に記載の電子機器。 Providing a convex portion on one side of the protruding piece or the insertion port and providing a convex portion or a concave portion on the other side,
Installation of the decorative panel is
Inserting the protruding piece into the insertion port and engaging one of the convex portions with the other concave portion or the convex portion,
Removal of the decorative panel
The jig is inserted between the insertion port and the protruding piece to release the engagement between the one convex portion and the other concave portion or the convex portion, and from the insertion port while pulling out the jig. Extracting the protruding piece,
The electronic device according to claim 1.
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2009-09-14 JP JP2009211396A patent/JP2011061115A/en active Pending
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