JP2011036056A - 超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 既設の地上コイルの浮上案内コイルの導体素線に流れる渦電流を利用して、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増強することができる超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での浮上案内コイル31の素線32の導電率をこの低速区間以外の高速区間に比べて高めることにより、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにした。
【選択図】 図5
【解決手段】 超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での浮上案内コイル31の素線32の導電率をこの低速区間以外の高速区間に比べて高めることにより、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにした。
【選択図】 図5
Description
本発明は、超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置に係り、特に、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングの増加方法及びその装置に関するものである。
従来、超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの発生装置としては、例えば、走行時電力を発生させるための集電コイルを利用したものがあった(下記特許文献1,2参照)。
超電導磁気浮上式鉄道においては、車上の超電導磁石と地上に配置される地上コイル間の電磁力の磁気ダンピング力が特に低速区間で不足するという問題がある。磁気ダンピング力が小さいと、乗り心地が悪化するほか、ダンパが故障するなど異常時の走行安定性を損なう可能性もある。
本発明は、上記状況に鑑みて、既設の地上コイルの導体素線に流れる渦電流を利用して超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増強することができる、超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記状況に鑑みて、既設の地上コイルの導体素線に流れる渦電流を利用して超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増強することができる、超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高くなるようにし、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにしたことを特徴とする。
〔1〕超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高くなるようにし、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにしたことを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記地上コイルが浮上案内コイルであることを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする。
〔4〕上記〔3〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルの素線の導体材料をアルミニウムから銅に変更することを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度走行する区間であることを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度走行する区間であることを特徴とする。
〔6〕上記〔5〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記100km/hから200km/hの低速走行区間が駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間であることを特徴とする。
〔7〕超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高めた地上コイルを配置し、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間の磁気ダンピングを増加することを特徴とする。
〔7〕超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高めた地上コイルを配置し、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間の磁気ダンピングを増加することを特徴とする。
〔8〕上記〔7〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記地上コイルが浮上案内コイルであることを特徴とする。
〔9〕上記〔8〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする。
〔9〕上記〔8〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする。
〔10〕上記〔9〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルの素線の導体材料をアルミニウムから銅に変更することを特徴とする。
〔11〕上記〔8〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度で走行する区間であることを特徴とする。
〔11〕上記〔8〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度で走行する区間であることを特徴とする。
〔12〕上記〔11〕記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記100km/hから200km/hの低速走行する区間が駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間であることを特徴とする。
本発明によれば、新たな地上設備を追加することなく、また、高速区間での磁気ダンピング(磁気抗力)を増加することなく、低速区間で磁気ダンピング力を増強することができ、車両運動の安定性に寄与することができる。
本発明の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法は、超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高くなるようにし、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにした。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は車両に搭載される超電導磁石とこれに対向して地上に配置される地上コイルの内の浮上案内コイルを示す模式図である。
この図において、車両(図示なし)には超電導磁石1が搭載されており、地上にはこの超電導磁石1に対向するように浮上案内コイル2が配置されている。
図1は車両に搭載される超電導磁石とこれに対向して地上に配置される地上コイルの内の浮上案内コイルを示す模式図である。
この図において、車両(図示なし)には超電導磁石1が搭載されており、地上にはこの超電導磁石1に対向するように浮上案内コイル2が配置されている。
このように、超電導磁気浮上式鉄道で、車両に浮上力・案内力・推進力を付与するために、浮上案内コイルと推進コイルとからなる地上コイルを設置している。その浮上案内コイル素線に車両走行時に誘起される渦電流は、車両の振動に対し正の磁気ダンピング力を発生する。
この磁気ダンピング力の生成機構を利用して、浮上案内コイルの素線を走行速度に応じて適切な素線径にコントロールすることにより、磁気抗力による走行抵抗増のデメリットを回避しつつ磁気ダンピング力を向上させることができる。
この磁気ダンピング力の生成機構を利用して、浮上案内コイルの素線を走行速度に応じて適切な素線径にコントロールすることにより、磁気抗力による走行抵抗増のデメリットを回避しつつ磁気ダンピング力を向上させることができる。
なお、以上の磁気ダンピング力のコントロールは、浮上案内コイルの素線径および導電率を制御することにより行う。
図2は車両の速度(km/h)と磁気ダンピング(Ns/m/台車)との特性図であり、図2(a)は1Hzの場合の上下方向ダンピング力、図2(b)は5Hzの場合の上下方向ダンピング力の場合であり、それぞれ曲線A,Cは超電導磁石の外槽の影響を無視した場合、曲線B,Dは超電導磁石の外槽の影響を考慮した場合を示している。
図2は車両の速度(km/h)と磁気ダンピング(Ns/m/台車)との特性図であり、図2(a)は1Hzの場合の上下方向ダンピング力、図2(b)は5Hzの場合の上下方向ダンピング力の場合であり、それぞれ曲線A,Cは超電導磁石の外槽の影響を無視した場合、曲線B,Dは超電導磁石の外槽の影響を考慮した場合を示している。
図2では、浮上・案内コイルが持つ磁気ダンピング力の一例を示しているが、特に低速区間で磁気ダンピング力が低下もしくは負となる。なお、磁気ダンピング力は正の方向に大きいほど、乗り心地および走行安定性の両面で望ましい。
図3は超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの浮上案内コイルの素線と印加磁界および渦電流の関係を示す図である。aは素線幅、bは素線高さ、X方向に変動磁界がかかる場合を示しており、Xは枕木方向、Yは車両進行方向、Zは上下方向である。
図3は超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルの浮上案内コイルの素線と印加磁界および渦電流の関係を示す図である。aは素線幅、bは素線高さ、X方向に変動磁界がかかる場合を示しており、Xは枕木方向、Yは車両進行方向、Zは上下方向である。
図3に示す素線で作製した同一断面形状の浮上案内コイルの場合、素線渦電流による反作用界を無視する仮定の下では以下の簡単な関係が知られる。
−σ(∂Bx/∂t)(∂Bx/∂z)b3 a/12,
−σ(∂Bz/∂t)(∂Bz/∂z)ba3 /12,
−σ(∂By/∂t)(∂Bz/∂y)×C(a, b)
ここで、浮上案内コイルの素線11の長手方向は車両進行方向であり、aは素線幅、bは素線高さ、C(a, b)は素線幅aと素線高さbに依存する長さに関して4乗の単位を有する定数、σは導電率である。
−σ(∂Bx/∂t)(∂Bx/∂z)b3 a/12,
−σ(∂Bz/∂t)(∂Bz/∂z)ba3 /12,
−σ(∂By/∂t)(∂Bz/∂y)×C(a, b)
ここで、浮上案内コイルの素線11の長手方向は車両進行方向であり、aは素線幅、bは素線高さ、C(a, b)は素線幅aと素線高さbに依存する長さに関して4乗の単位を有する定数、σは導電率である。
よって、磁気ダンピング力(磁気抗力)∝導電率、磁気ダンピング力(磁気抗力)∝1/素線本数(素線のアスペクト比は一定とする)となる。
以上から、特に、磁気ダンピング力が低下もしくは負となる低速区間(100km/h〜200km/h程度での走行区間)のみ、
(1)浮上案内コイルの導体材料をアルミニウムから銅に変更する。
(2)浮上案内コイルの素線径を大きくし素線本数を削減する。
以上から、特に、磁気ダンピング力が低下もしくは負となる低速区間(100km/h〜200km/h程度での走行区間)のみ、
(1)浮上案内コイルの導体材料をアルミニウムから銅に変更する。
(2)浮上案内コイルの素線径を大きくし素線本数を削減する。
ことにより、磁気ダンピング力を増加することができる。
図4は同一浮上案内コイル条件の場合の磁気抗力と磁気ダンピングの速度依存性概念図であり、横軸は車両の走行速度(km/h)、縦軸は磁気抗力または磁気ダンピングの大きさを示している。
低速区間に限定して上記の(1),(2)のように構成する理由は、磁気抗力にも同様の関係があり、また、図4に示すように、特に高速区間では磁気抗力が増加するため(磁気抗力は同一条件では速度に比例)、上記(1)と(2)の方策による高速での走行抵抗が増加するのを避ける必要があるためである。
図4は同一浮上案内コイル条件の場合の磁気抗力と磁気ダンピングの速度依存性概念図であり、横軸は車両の走行速度(km/h)、縦軸は磁気抗力または磁気ダンピングの大きさを示している。
低速区間に限定して上記の(1),(2)のように構成する理由は、磁気抗力にも同様の関係があり、また、図4に示すように、特に高速区間では磁気抗力が増加するため(磁気抗力は同一条件では速度に比例)、上記(1)と(2)の方策による高速での走行抵抗が増加するのを避ける必要があるためである。
よって、本発明は、車両の走行速度(km/h)が200km以下の低速区間の場合に適用するものとする。
図5は従来の浮上案内コイルの導体断面と本発明で用いる浮上案内コイルの導体断面図を示す図であり、図5(a)は本発明で用いる浮上案内コイルの導体断面図、図5(b)は従来の浮上案内コイルの導体断面図である。
図5は従来の浮上案内コイルの導体断面と本発明で用いる浮上案内コイルの導体断面図を示す図であり、図5(a)は本発明で用いる浮上案内コイルの導体断面図、図5(b)は従来の浮上案内コイルの導体断面図である。
図5(b)に示すように従来の浮上案内コイル21は幅方向に8本の素線、高さ方向に10本の素線(合計80本の素線22)を有するアルミニウムの浮上案内コイル21であったものを、本発明では、車両100〜200km/h程度で浮上走行する低速区間において、例えば、浮上案内コイル31の素線の導体材料を導電率の高い銅に変更し、図5(a)に示すように浮上案内コイル31の素線32の数を幅方向に4本、高さ方向に5本(合計20本の素線32)として素線本数を低減することにより、浮上案内コイル22より渦電流を発生しやすいものへと変更し、磁気ダンピングを増加させるようにした。
より具体的には、素線幅aを17mm、高さbを12mmとした場合、上下方向では、1300Ns/m/台車、左右方向では1700Ns/m/台車の磁気ダンピングを増加させることができる。
このように、100〜200km/h程度の低速で浮上走行する区間、例えば、駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間では図5(a)に示すような低速区間用の浮上案内コイルを、それ以上の速度の走行区間では図5(b)に示すような従来の浮上案内コイルを使用する。それぞれ低速区間用の浮上案内コイルはダンピング力重視、高速区間用の浮上案内コイルでは走行抵抗低減重視の設計とするようにしている。なお、以上の実施例では浮上案内コイルの場合について説明したが、推進コイルの場合も同様のことが言える。
このように、100〜200km/h程度の低速で浮上走行する区間、例えば、駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間では図5(a)に示すような低速区間用の浮上案内コイルを、それ以上の速度の走行区間では図5(b)に示すような従来の浮上案内コイルを使用する。それぞれ低速区間用の浮上案内コイルはダンピング力重視、高速区間用の浮上案内コイルでは走行抵抗低減重視の設計とするようにしている。なお、以上の実施例では浮上案内コイルの場合について説明したが、推進コイルの場合も同様のことが言える。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法及びその装置は、新たな地上設備を追加することなく、また、高速区間での磁気抗力を増加することなく、低速区間での磁気ダンピング力を増強することができ、車両運動の安定性に寄与するツールとして利用可能である。
1 超電導磁石
2 浮上案内コイル
11 浮上案内コイルの素線
21 従来の浮上案内コイル
22 従来の浮上案内コイルの素線
31 本発明に用いる浮上案内コイル
32 本発明に用いる浮上案内コイルの素線
2 浮上案内コイル
11 浮上案内コイルの素線
21 従来の浮上案内コイル
22 従来の浮上案内コイルの素線
31 本発明に用いる浮上案内コイル
32 本発明に用いる浮上案内コイルの素線
Claims (12)
- 超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高くなるようにし、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での磁気ダンピングを増加させるようにしたことを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 請求項1記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記地上コイルが浮上案内コイルであることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 請求項2記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 請求項3記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルの素線の導体材料をアルミニウムから銅に変更することを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 請求項1記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度走行する区間であることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 請求項5記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法において、前記100km/hから200km/hの低速走行区間が駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間であることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加方法。
- 超電導磁気浮上式鉄道の低速区間での地上コイルの素線の導電率を前記低速区間以外の高速区間に比べて高めた地上コイルを配置し、前記超電導磁気浮上式鉄道の低速区間の磁気ダンピングを増加することを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
- 請求項7記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記地上コイルが浮上案内コイルであることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
- 請求項8記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルは、前記高速区間に配置する浮上案内コイルより素線径を大きくし、素線本数を低減することを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
- 請求項9記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間に配置する浮上案内コイルの素線の導体材料をアルミニウムから銅に変更することを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
- 請求項8記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記低速区間が100km/hから200km/hの速度で走行する区間であることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
- 請求項11記載の超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置において、前記100km/hから200km/hの低速走行する区間が駅の前後またはターミナルからそれぞれ1〜2kmの区間であることを特徴とする超電導磁気浮上式鉄道の磁気ダンピングの増加装置。
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Cited By (1)
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CN114683865A (zh) * | 2020-12-30 | 2022-07-01 | 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) | 一种磁悬浮列车振动调节装置、方法及磁悬浮列车 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114683865A (zh) * | 2020-12-30 | 2022-07-01 | 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) | 一种磁悬浮列车振动调节装置、方法及磁悬浮列车 |
CN114683865B (zh) * | 2020-12-30 | 2023-12-05 | 中国航天科工飞航技术研究院(中国航天海鹰机电技术研究院) | 一种磁悬浮列车振动调节装置、方法及磁悬浮列车 |
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