JP2011035911A - 移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置 - Google Patents

移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置を提供することにより、ユーザ機器(UE)が、家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーする時、位置サービスを柔軟に処理する。
【解決手段】位置サービス要求が起動された後、ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーし、ハンドオーバー成功通知を受信した後、モビリティ管理エンティティ(MME)がユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定して、該位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する、ことを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動通信技術分野に関し、特に、移動通信システム、例えば、進化したパケットシステム(EPS:Evolved Packet System)において、ユーザ機器(UE:User Equipment)が家庭用基地局(HeNB:Home evolved NodeB)にハンドオーバーする必要がある場合、位置サービスの処理方法およびその装置に関する。
進化したパケットシステム(EPS:Evolved Packet System)は、3GPPによって開発された、長期的進化(LTE:Long Term Evolution)システムに基づくネットワークアーキテクチャーである。位置サービスに関連するEPSのアーキテクチャーは、図1に示すように、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)、および、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)ネットワークを含む。
図1に示すように、位置サービスに関連するEPCは、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、進化型サービス移動位置センター(E−SMLC:Evolved−Serving Mobile Location Center)、ゲートウェイ移動位置センター(GMLC:Gateway Mobile Location Center)、サービスゲートウェイ(SGW:Serving Gateway)、パケットデータゲートウェイ(PGW:Packet Data Network Gateway)、および、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)を含む。
ここで、MMEは、EPSの制御プレーンのネットワークエンティティであり、主に、ユーザ機器(UE:User Equipment)のモビリティ管理、セッション管理、非アクセス層のシグナリングの処理とセキュリティ暗号化機能、合法的なシグナリング監視、PGW/SGW/MMEの選択機能、警告メッセージ伝送、および、警告メッセージのために適当な基地局(eNB:Evolved NodeB)または家庭用基地局(HeNB:Home Evolved NodeB)を選択することなどを行う。MMEは、S1−MMEインタフェースによって、eNB/HeNBに接続する。
E−SMLCは、UEの位置を計算して補助データを下り送信する位置決めセンターであり、主に、UEおよび/またはeNBとやり取りして位置決め計算を完成すること、補助データをUEに下り送信すること、位置決めの全体調整、および、位置決めに必要なリソースのスケジューリングなどを行う。E−SMLCは、SLsインタフェースによって、MMEに接続する。
GMLCは、位置サービスのクライアント側と移動ネットワークとの間のゲートウェイであり、主に、位置サービスの登録認証、位置決め要求をMMEに送信すること、最終的な位置決め結果をMMEから受信すること、および、複数のGMLCの間での通信などを行う。GMLCは、SLgインタフェースによって、MMEに接続する。
SGWは、EPSのユーザプレーンのネットワークエンティティであり、eNB/HeNBの間でハンドオーバーするモビリティアンカーポイントであるとともに、3GPPシステムの間でハンドオーバーするモビリティアンカーポイントであり、パケットのルーティングと転送機能、ユーザプレーンの合法的な監視、アイドル状態にあるUEの下りデータのバッファリング、および、ローミングする場合のホームルーティングデータの上り下り課金などの機能を行う。SGWは、S1−Uインタフェースによって、eNB/HeNBに接続する。
PGWは、EPSネットワークとパケットデータネットワークとを接続するゲートウェイであり、主に、上り下りデータストリームの閾値制御、UEのIPアドレスの割り当て、および、合法的な監視などの機能を行う。
HSSは、ユーザID、携帯電話番号、加入している各種サービスのサービス品質(QoS:Quality of Service)のパラメータ、および、ユーザにサービスするMMEとPGWのアドレスなどを含むユーザの加入データを保存する。
さらに、E−UTRANは、eNB、HeNBおよびUEという3種類のネットワークエンティティを含み、主に、エアインタフェースにおける基地局とUEとの間のユーザプレーンおよび制御プレーンのプロトコル処理とデータ伝送に用いられる。ここで、eNBは、大きい広域範囲のカバレッジを提供し、HeNBは、小さい範囲の深いカバレッジを提供することにより、室内領域およびホットスポット領域の信号のカバレッジの隙間を減少させ、これら領域の通信品質およびユーザ体感を向上させる。実際の運用において、HeNBは、ブロードバンドアクセス技術、例えば、非対称ディジタル加入者線(ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line)または光ファイバーによって、事業者のコアネットワークにアクセスする。
図1に示すEPSに基づいて、従来の技術における位置サービス処理の流れは、図2に示すように、主に、位置サービス要求(プロセス21)、位置決め計算(プロセス22)、および、位置サービス応答(プロセス23)を含む。
プロセス21において、位置サービス要求の起動は複数種類の方式がある。具体的に、ステップ21aに示すように、ユーザが自身の位置を取得するために、UEで起動してもよく、あるいは、ステップ21bに示すように、ほかの位置サービスクライアント側がUEの位置を取得するために、GMLCで起動してもよく、あるいは、ステップ21cに示すように、ネットワーク側がUEの位置を取得するために、MMEで起動してもよい。
ステップ22において、位置決め計算は、ステップ221で、MMEが位置決め要求をE−SMLCに送信し、ステップ222で、E−SMLCがeNBまたはUEとやり取りして、位置決め計算を完成し、ステップ223で、E−SMLCが位置決め応答をMMEに送信する、ことを含む。具体的に、ステップ222aは、E−SMLCがeNBとやり取りして、位置決め計算を完成することを示し、ステップ222bは、E−SMLCがUEとやり取りして、位置決め計算を完成することを示す。
プロセス23における位置サービス応答は、プロセス21における位置サービス要求に対応するものである。例えば、ステップ21aに対応して、MMEが位置サービス応答をUEに送信する(ステップ23a)。同様に、ステップ21bに対応して、ステップ23bで、MMEが位置サービス応答をGMLCに送信し、あるいは、ステップ21cに対応して、ステップ23cで、MMEが位置サービス応答を、要求を起動したMMEに送信する。
指摘すべきものとして、位置サービスの処理プロセスにおいて、UEは、2つの隣接eNBの間でハンドオーバーする可能性がある。例えば、ステップ222aで、E−SMLCがeNBとやり取りして位置決め計算を行うプロセスにおいて、UEが基地局間のハンドオーバーを発生する場合、基地局に基づく位置決めアルゴリズムが中断され、この場合、位置サービスの連続性処理が必要になる。ここで、位置サービスの連続性処理は、UEがハンドオーバーを発生する場合、位置サービスに対する処理を指す。
具体的に、位置サービスの連続性処理の流れは、図3に示すように、下記のステップを含む。
ステップ301で、E−SMLCは、第1eNBとやり取りして、位置決め計算を開始する。
ステップ302で、UEは、第1eNBから第2eNBにハンドオーバーすることを要求する。
説明すべきものとして、ハンドオーバーを起動する前に、第1eNBは、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを一時停止し、かつ、ハンドオーバーに成功した後、第1eNBは、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを停止する。
ステップ303で、MMEは、ハンドオーバーの成功を確認した後、状態の更新、即ち、第1eNBから第2eNBへのハンドオーバーが発生したことを、E−SMLCへ通知する。
ステップ304で、E−SMLCは、UEのIDおよびE−UTRANパラメータなどを含む新しい位置決め要求を、MMEへ送信する。
ステップ305で、MMEは、E−UTRANパラメータなどを含む位置決め報告制御を、第2eNBへ送信する。
ステップ306で、第2eNBは、第2eNBのセルグローバルID(CGI:Cell Global Identity)、および、第2eNBの測定結果などを含む位置決め報告を、MMEへ送信する。
ステップ307で、MMEは、UEのID、第2eNBのCGI、および、第2eNBの測定結果などを含む位置決め応答を、E−SMLCへ送信する。
ここから分かるように、位置サービスを提供するプロセスにおいて、UEがeNBの間でハンドオーバーすることが発生する場合、従来の技術では、ハンドオーバーに成功した後、新しいeNB(即ち、ハンドオーバー後のeNB)に対して、位置決めを実行する。同様に、UEが、1つのHeNBからほかの1つのHeNBにハンドオーバーする場合、あるいは、eNBからHeNBにハンドオーバーする場合にも、従来の技術では、上記の位置サービスの処理方法を採用する。但し、この処理方法は、比較的に単純であり、eNBおよびHeNBの配置特性が考慮されていない。通常の場合、1つのeNBは、比較的大きい範囲の領域をカバーするが、該領域内に、カバレッジ範囲が該eNBと重なる1つまたは複数のHeNBが設置される可能性がある。あるいは、複数のHeNBは、カバレッジ範囲の重なるところがある可能性もある。従って、UEのハンドオーバーによる位置サービスへの問題に対応するために、さらに柔軟な位置サービスの処理方法が必要となる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置を提供することにより、UEがHeNBにハンドオーバーする時、位置サービスを柔軟に処理することを主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の解決手段は、具体的に以下のように実現する。
移動通信システムにおける位置サービスの処理方法であって、
位置サービス要求が起動された後、ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーし、
ハンドオーバー成功通知を受信した後、モビリティ管理エンティティ(MME)が、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定して、該位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する、ことを含む。
該方法は、
1つまたは複数のHeNBが、前記MMEへ登録する際、検出された隣接基地局の情報を該MMEに報告し、
前記MMEが、前記1つまたは複数のHeNBのために、相応する位置マッピング関係を確立する、ことをさらに含む。
前記第1HeNBの位置マッピング関係には、第1HeNBと隣接基地局との対応関係が記録され、前記隣接基地局が、前記第1HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、および/または、1つまたは複数のほかのHeNBである。
前記第1HeNBの位置マッピング関係には、さらに、第1HeNBの動作モードと、隣接基地局における各eNBの信号強度と、隣接基地局におけるほかの各HeNBの信号強度および動作モードとが記録される。
前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
前記MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得し、
該UEが優先度の低いユーザである場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、該UEが優先度の高いユーザである場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、ことを含む。
前記MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得することは、ユーザ加入情報から、前記UEの位置サービスの優先度情報を取得することを含み、ここで、前記ユーザ加入情報が、MMEまたはホーム加入者サーバ(HSS)に蓄積され、あるいは、位置サービス要求から取得される。
前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
前記MMEが、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、該第1HeNBが第2タイプの領域に配置される場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、ことを含む。
前記MMEが、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定することは、
MMEが、該第1HeNBの位置マッピング関係に記録されたほかのHeNBが予め設定された数を超えるかどうかを判断し、超える場合、HeNBが共用である第1タイプの領域に該第1HeNBが配置されると決定し、超えない場合、HeNBが専用である第2タイプの領域に該HeNBが配置されると決定する、ことを含む。
前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得して、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、
該UEが優先度の低いユーザであり、かつ、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、層でない場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、ことを含む。
前記MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行することは、MMEが、ハンドオーバー成功通知を受信した後、状態の更新を進化型サービス移動位置センター(E−SMLC)へ通知せず、E−SMLCから返信された、初期基地局に対する位置決め結果を、位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、ことを含む。
前記MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行することは、
MMEが、状態の更新をE−SMLCへ通知して、前記第1HeNBの位置マッピング関係に記録された位置マッピング情報を前記E−SMLCに送信し、前記E−SMLCによって、第1位置決め計算を実行して、E−SMLCから返信された、第1HeNBに対する第1位置決め計算の結果を、第1位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、ことを含む。
前記MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行することは、
MMEが、E−SMLCから送信された位置決め要求を受信した後、位置決め報告制御を第1HeNBへ送信することで、該第1HeNBにより提供された位置決め報告を得、該位置決め報告を前記E−SMLCに送信して第2位置決め計算を行い、前記第2位置決め計算の結果を、第2位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、ことをさらに含む。
前記位置サービス要求は、UEによって起動され、または、ゲートウェイ移動位置センター(GMLC)によって起動され、または、MMEによって起動される。
前記初期基地局は、基地局(eNB)または第2HeNBである。
移動通信システムにおける位置サービスの処理装置であって、
ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーする際、ハンドオーバー成功通知を受信する位置サービスやり取りモジュールと、
前記位置サービスやり取りモジュールがハンドオーバー成功通知を受信した後、ユーザ加入情報および/または第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定する位置サービス制御モジュールと、を含み、
ここで、前記ハンドオーバーが発生する前に、位置サービス要求が起動され、
前記位置サービスやり取りモジュールが、さらに、前記位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する。
該装置は、
1つまたは複数のHeNBが登録する際に報告した隣接基地局の情報を受信して、前記1つまたは複数のHeNBのために、対応する位置マッピング関係を確立する位置マッピング確立モジュールを、さらに含み、
ここで、前記隣接基地局が、前記HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、または、ほかのHeNBである。
前記位置サービス制御モジュールは、
該UEの位置サービスの優先度情報を取得して判断し、該UEが優先度の低いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該UEが優先度の高いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。
前記位置サービス制御モジュールは、
第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該第1HeNBが第2タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。
前記位置サービス制御モジュールは、
該UEの位置サービスの優先度情報を取得して、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、
該UEが優先度の低いユーザであり、かつ、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、そうでない場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。
前記位置サービスやり取りモジュールは、
位置サービス制御モジュールから送信された、第1位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新を進化型サービス移動位置センター(E−SMLC)へ通知せず、
E−SMLCから返信された、初期基地局に対する位置決め結果を、位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。
前記位置サービスやり取りモジュールは、
位置サービス制御モジュールから送信された、第2位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新をE−SMLCへ通知し、
前記第1HeNBの位置マッピング関係に記録された位置マッピング情報を、前記E−SMLCに送信し、前記E−SMLCによって、第1位置決め計算を行い、
E−SMLCから返信された、第1HeNBに対する第1位置決め計算の結果を、第1位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。
前記位置サービスやり取りモジュールは、
E−SMLCから送信された位置決め要求を受信した後、位置決め報告制御を第1HeNBへ送信することで、該第1HeNBにより提供された位置決め報告を得、
該位置決め報告を前記E−SMLCに送信して第2位置決め計算を行い、
前記第2位置決め計算の結果を、第2位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。
進化型サービス移動位置センター(E−SMLC)であって、
モビリティ管理エンティティ(MME)から送信された状態の更新を受信して、MMEにより提供された、ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係を受信する位置決めやり取りモジュールと、
前記ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係に従って、第1位置決め計算を行う位置決め計算モジュールと、を含み、
前記位置決めやり取りモジュールが、さらに、位置決め要求を送信する前に、ハンドオーバー後のHeNBに対する第1位置決め計算の結果をMMEへ送信する。
前記位置決めやり取りモジュールは、さらに、受信された状態の更新に対して、位置決め要求をMMEへ送信し、MMEにより提供された位置決め報告を受信して、第2位置決め計算の結果を返信し、
前記位置決め計算モジュールは、さらに、該位置決め報告に従って、前記第2位置決め計算を行う。
家庭用基地局(HeNB)であって、
該HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、および/または、1つまたは複数のほかのHeNBを検出して、該HeNBの隣接基地局の情報を得る検出モジュールと、
該HeNBがモビリティ管理エンティティ(MME)へ登録する際、前記隣接基地局の情報を報告する通信モジュールと、を含む。
上述の解決手段から分かるように、本発明で提供された、移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置は、シグナリングプロセスの最適化、および、EPCにおける機器の利用により、UEがHeNBにハンドオーバーする場合、位置サービスの連続性を柔軟に制御することを実現し、事業者が、ユーザの位置サービスに対する要求、および、HeNBが配置される異なるシーンに従って、位置サービスを柔軟に処理することを可能にする。
さらに、共通HeNBの密集領域について、本発明の実施例によれば、複数回のハンドオーバーによる位置サービスのシグナリングオーバヘッドを回避し、共通の無線リソースと運営コストを節約し、位置サービスの優先度が低いユーザに対して、頻繁な小さい範囲の領域の位置更新を提供しない。専用HeNBのセル領域について、本発明の実施例によれば、該HeNBを有するユーザに対して、位置決め精度のベストエフォート型の位置サービスを提供し、位置サービスの応答時間を短縮させ、ユーザが専用HeNBを配置する価値を向上させる。
従来の技術における位置サービスに関連する進化したパケットシステム(EPS)のアーキテクチャを示す図である。 従来の技術における位置サービス処理を示すフローチャートである。 従来の技術における位置サービスの連続性処理を示すフローチャートである。 本発明の1つの実施例にける位置サービスの処理方法を示すフローチャートである。 本発明のほかの1つの実施例における位置サービスの処理方法を示すフローチャートである。 本発明のもう1つの実施例における位置サービスの処理方法を示すフローチャートである。 本発明の1つの実施例において、位置マッピング関係を確立することを示すフローチャートである。 本発明の1つの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定することを示すフローチャートである。 本発明のほかの1つの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定することを示すフローチャートである。 本発明のもう1つの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定することを示すフローチャートである。 本発明の1つの実施例における位置サービスの処理装置の構成を示す図である。 本発明の1つの実施例における進化型サービス移動位置センター(E−SMLC)の構成を示す図である。 本発明の1つの実施例における家庭用基地局(HeNB)の構成を示す図である。
本発明の目的、解決手段とメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照して実施例を挙げながら、本発明をさらに詳しく説明する。
LTEシステムにおいて、事業者または管理者は、HeNBをマ−ケット、体育館、学校およびホテルなどの公共場所に密集配置し、上記HeNBが、これらの場所に入るユーザの使用する共通リソースとして、共通HeNBである。一般的に、HeNBの動作モードは、オープンモード(Open Mode)、または、ハイブリットモード(Hybrid Mode)に配置されてよく、2つのモードのいずれにおいても、密集配置されるHeNBのカバレッジ範囲内に入るユーザは、HeNBにハンドオーバーすることができる。但し、ハイブリットモードで、ネットワークは、必要なQoS制御を行うために、HeNBにアクセスするユーザが、特定の加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)のユーザであるか、それとも、非CSGユーザであるか、を区分する必要がある。
通常的に、HeNB毎によって、比較的小さい範囲の領域がカバーされ、密集配置される複数のHeNBによって、1つの公共領域がカバーされ、該公共領域は、1つまたは複数のeNBによりカバーされる比較的大きい範囲の領域と重なる。ユーザは、共通HeNBの密集領域に入った後、複数のHeNBにハンドオーバーした後に、その中のあるHeNBにアクセスし、あるいは、全体の公共領域を越えた後に、カバレッジ範囲が重なるあるeNBにハンドオーバーする可能性がある。上記の場合、事業者または管理者は、複数回のハンドオーバーによる位置サービス連続性のシグナリングオーバヘッドを回避して、共通の無線リソースおよび運営コストを節約することを希望する一方、位置サービスの優先度が低いあるユーザのために、頻繁な小さい範囲の領域の位置更新を提供する必要がなくなる。
また、実際の運用において、HeNBは、家庭ユーザが使用する非共通のリソースとして、ユーザによって、個人家庭内に配置されてもよい。この時、HeNBは、通常、クローズモード(Closed Mode)に配置され、ある特定のCSGに属するユーザだけが、該HeNBにアクセスすることができる。通常、HeNB毎によって、比較的小さい範囲の領域がカバーされ、該領域は1つまたは複数のeNBの比較的大きいカバレッジ範囲の領域と重なる可能性がある。ユーザは、専用HeNBのセル領域に入った後、一般的に、重なるeNBから該HeNBにハンドオーバーし、かつ、一般的に、該HeNBからほかの基地局への頻繁的なハンドオーバーを発生することがない。この場合、HeNBの所有者であるユーザは、該HeNBにハンドオーバーする際、位置決め精度のベストエフォート型の位置サービスを得て、位置サービスの応答時間を短縮させることを希望する一方、事業者は、増加するシグナリングオーバヘッドで、ユーザの満足度を向上させ、ユーザが専用HeNBを配置する価値を増加させることを希望する。
上記の要求を満たすために、本発明の実施例は、移動通信システムにおける位置サービスの処理方法およびその装置を提供している。UEが1つのHeNBにハンドオーバーする場合、シグナリングプロセスを最適化し、EPCにおける機器を利用して、位置サービスの連続性を柔軟に制御する。ここで、前記UEが1つのHeNBにハンドオーバーすることは、1つのeNBから該HeNBにハンドオーバーすることであってもよく、あるいは、ほかのHeNBから該HeNBにハンドオーバーすることであってもよい。
図4は、本発明の1つの実施例における位置サービスの処理方法を示すフローチャートであり、以下のステップを含む。
ステップ401で、1つまたは複数のHeNBは、検出された隣接基地局の情報をMMEに報告し、MMEは、前記1つまたは複数のHeNBのために、位置マッピング関係を確立する。
ここで、HeNBから報告された隣接基地局の情報には、該HeNBにより検出できた、ほかのHeNB、および、1つまたは複数のeNBの情報が含まれる。一般的に、これらのほかのHeNB、1つまたは複数のeNB、および、隣接基地局の情報を報告する該HeNBは、重なるカバレッジ領域を有するため、該HeNBにより検出されることができ、該HeNBの隣接基地局と総称される。位置マッピング関係は、各HeNBと、隣接eNBおよびほかの隣接HeNBとの位置対応関係を指す。
ステップ402で、MMEは、ユーザ加入情報および/または前記位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定する。
ここで、ユーザ加入情報は、UEのIDおよび位置サービスの加入情報を含む。位置サービス連続性ポリシーは、MMEが状態の更新をE−SMLCへ通知しないこと(以下、第1位置サービス連続性ポリシーと呼ばれる)、あるいは、MMEが状態の更新をE−SMLCへ通知するとともに、UEのハンドオーバー先のHeNBの位置マッピング関係をE−SMLCに送信すること(以下、第2位置サービス連続性ポリシーと呼ばれる)を含む。該ステップの具体的な実現は、図8〜10の流れを参照する。
ステップ403で、状態の更新の受信状況に従って、E−SMLCは、位置サービス連続性ポリシーに相応する処理を行う。
例えば、位置サービス連続性ポリシーが、MMEが状態の更新をE−SMLCへ通知しないことである場合、E−SMLCの処理は、位置サービス連続性処理をトリガーしないことになり、位置サービス連続性ポリシーが、状態の更新を通知するとともに位置マッピング関係を送信することである場合、E−SMLCの処理は、受信された位置マッピング関係を利用して、位置決め計算を行うとともに、位置サービス連続性処理をトリガーすることになる。
ここで、位置サービス連続性処理は、従来技術の流れ、例えば、図3におけるステップ304〜307の流れを参照してよい。但し、ハンドオーバー後の基地局は、図3に示す第2eNBではなく、HeNBである。
図5は、本発明のほかの実施例における位置サービスの処理方法を示すフローチャートであり、以下のステップを含む。
ステップ501で、第1HeNBは、検出された隣接基地局の情報をMMEに報告する。
ステップ502で、MMEは、前記第1HeNBのために位置マッピング関係を確立する。
ステップ503で、UEは、位置サービス要求をMMEへ起動する。ここで、GMLCまたはMMEによって、位置サービス要求を起動してもよい。説明すべきものとして、この場合、該UEのアクセス先は、eNBまたは第2HeNBである。
ステップ504で、MMEは、位置決め要求をE−SMLCへ起動する。
ステップ505で、E−SMLCは、UEの現在のアクセス先である前記eNBまたは第2HeNBとやり取りして、位置決めプロセスを実行する。
ステップ506で、UEは、前記eNBまたは第2HeNBから、前記第1HeNBにハンドオーバーする。即ち、ハンドオーバー前に、該UEのアクセス先はeNBまたは第2HeNBであり、ハンドオーバー後に、該UEのアクセス先は第1HeNBである。
前記eNBまたは第2HeNBは、ハンドオーバーを起動する前に、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを一時停止し、ハンドオーバーに成功した後、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを停止する。
ステップ507で、MMEは、ユーザ加入情報および/または前記第1HeNBの位置マッピング関係に従って、第1位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
ここで、ユーザは、HeNBが密集配置された公共領域に入る場合、該ステップ後、UEが複数のHeNBの間でハンドオーバーすることは発生する可能性があるため、ステップ506〜507に類似するプロセスを繰り返し実行する。例えば、UEが、また、第1HeNBから第3HeNBにハンドオーバーする場合、MMEは、さらに、第3HeNBの位置マッピング関係などの情報に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定する。UEのハンドオーバーが発生しなくなった後、MMEは、最終的に決定された位置サービス連続性ポリシーに従って、相応する処理を実行する。
ステップ508で、E−SMLCは、位置決め応答をMMEへ送信する。ここで、位置決め応答を送信するタイミングについて、位置サービスの要求に従って、即時の応答または周期的な応答である可能性がある。
ステップ509で、MMEは、位置サービス応答をUEへ送信する。ここで、ステップ503に対応して、MMEは、位置サービス応答をGMLCまたはMMEへ送信する可能性もある。
図6は、本発明のもう1つの実施例における位置サービスの処理方法を示すフローチャートであり、以下のステップを含む。
ステップ601で、第1HeNBは、検出された隣接基地局の情報をMMEに報告する。
ステップ602で、MMEは、前記第1HeNBのために、位置マッピング関係を確立する。
ステップ603で、UEは、位置サービス要求をMMEへ起動する。ここで、GMLCまたはMMEによって、前記位置サービス要求を起動してもよい。
ステップ604で、MMEは、位置決め要求をE−SMLCへ起動する。
ステップ605で、E−SMLCは、UEの現在のアクセス先であるeNBまたは第2HeNBとやり取りして、位置決めプロセスを実行する。
ステップ606で、UEは、前記eNBまたは第2HeNBから第1HeNBにハンドオーバーする。前記eNBまたは第2HeNBは、ハンドオーバーを起動する前に、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを一時停止し、ハンドオーバーに成功した後、基地局に基づく位置決めアルゴリズムを停止する。
ステップ607で、MMEは、ユーザ加入情報および/または前記第1HeNBの位置マッピング関係に従って、第2位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。この場合、第1HeNBは、一般的に、ユーザが家庭内に配置する専用HeNBである。
ステップ608で、MMEは、状態の更新をE−SMLCへ送信して、E−SMLCに対し、前記eNBまたは第2HeNBから前記第1HeNBへのハンドオーバーが発生した旨を通知する。該ステップは、従来技術のステップ303に類似する。
ステップ609で、MMEは、位置マッピング情報をE−SMLCへ送信する。ここで、位置マッピング情報は、ステップ602においてMMEが前記第1HeNBのために確立した位置マッピング関係から得られたものである。
ステップ610で、E−SMLCは、ステップ609で提供された前記第1HeNBの位置マッピング情報に基づいて、第1位置決め計算を行う。
ここで、ステップ609で提供された位置マッピング情報は、第1HeNBにより検出された1つまたは複数のeNBの信号、および、第1HeNB以外の1つまたは複数のほかのHeNBの信号を含む。第1HeNBがこれらの基地局の信号を検出することができるのは、第1HeNBがこれらのeNBおよびHeNBのカバレッジ範囲内にあり、言い換えれば、第1HeNBと、これらのeNBおよびHeNBとのカバレッジ範囲の重なるところがある、ことを表す。
第1HeNBにより検出されたほかのHeNBおよび/またはeNBの信号について、さらに、信号強度の判断を行ってもよい。信号強度が一定の閾値より大きい場合、対応するほかのHeNBおよび/またはeNBが第1HeNBの隣接基地局であると決定することができ、このように、位置決め計算の範囲を縮小し、E−SMLCの位置決め計算の精度を向上させることができる。
従来の技術に基づいて、E−SMLCは、位置マッピング情報を利用して、第1HeNBの位置を計算することができる。該計算は、結果の精度が高くない可能性があり、ベストエフォート型の位置決め計算に属し、ここで、第1位置決め計算と呼ばれる。
ステップ611で、E−SMLCは、第1位置決め計算の結果を含む第1位置決め応答をMMEへ送信する。
ステップ612で、MMEは、第1位置決め応答の情報を含む第1位置サービス応答をUEへ送信する。ここで、ステップ603に対応して、MMEは、第1位置サービス応答をGMLCまたはMMEへ送信する可能性もある。
ステップ613で、E−SMLCは、UEのIDおよびE−UTRANパラメータなどを含む位置決め要求をMMEへ送信する。該ステップは、従来技術のステップ304に類似する。
ステップ614で、MMEは、E−UTRANパラメータなどの情報を含む位置決め報告制御を第1HeNBへ送信する。
ステップ615で、第1HeNBは、第1HeNBのIDおよび第1HeNBの測定結果などを含む位置決め報告をMMEへ送信する。
ステップ616で、MMEは、UEのID、第1HeNBのID、および、第1HeNBの測定結果などの情報を含む位置決め応答をE−SMLCへ送信する。
ステップ617で、E−SMLCは、ステップ616で提供された情報に基づいて、第2位置決め計算を行って、第1HeNBの位置を算出して、第2位置決め応答をMMEへ返信する。
第1位置決め計算に比べて、該ステップの第2位置決め計算は、位置決め報告制御が含まれ、かつ、HeNBの即時の測定結果が利用されるので、位置決め精度が第1位置決め計算より向上する可能性がある。
ステップ618で、MMEは、第2位置決め応答の情報を含む第2位置サービス応答をUEへ送信する。ここで、ステップ603に対応して、MMEは、第2位置サービス応答をGMLCまたはMMEへ送信する可能性もある。
説明すべきものとして、上記ステップ613〜618は、従来技術における位置サービス連続性処理の流れを参考とする。
ここから分かるように、本発明の実施例で提供された流れでは、従来技術の第2位置サービス応答の前に、先に、第1位置サービス応答をUEに返信することができる。これにより、位置サービスの応答時間を短縮させ、ユーザが専用HeNBを配置する価値を増加させる。
図7は、本発明の1つの実施例において、位置マッピング関係を確立する具体的な流れを示す図であり、以下のステップを含む。
ステップ701で、HeNBは、電源投入時のセルフチェッキング、周波数走査およびチューニングなどの前期の準備処理を行う。
ステップ702で、該HeNBは、ネットワーク発見処理を行い、MMEとのセキュリティネゴシエーションを行い、セキュリティチャンネル、および、伝送層のストリーム制御伝送プロトコル(SCTP:Stream Control Transmission Protocol)の接続を確立する。
ステップ703で、該HeNBは、該HeNBのID、該HeNBにより検出された1つまたは複数のeNBおよびほかのHeNBの情報、該HeNBのモード、並びに、登録プロセスに必要なほかのパラメータを含むHeNB登録要求メッセージをMMEへ送信する。
具体的に、前記1つまたは複数のeNBおよびほかのHeNBの情報は、eNBのCGI、および該HeNBに到着するeNBの参照信号の信号強度、並びに、ほかのHeNBのID、および該HeNBに到着する該ほかのHeNBの参照信号の信号強度を含む。
ステップ704で、MMEは、HeNB登録要求メッセージを受信した後、HeNBをインデックスとする位置マッピング関係テーブルを作成する。
この関係テーブルによって、該HeNBと、カバレッジが重なるeNBおよび周辺のほかのHeNBとの対応関係が確立される。指摘すべきものとして、この関係テーブルは、MMEが位置サービス連続性ポリシーを決定すること、および、E−SMLCの位置決め計算に位置マッピング情報を提供することに用いることができる。
表1は、該関係テーブルの1つの可能なフォーマットを示し、テーブルの各レコードに、1つのHeNBの位置マッピング関係が記録され、例えば、テーブルのレコード1に、HeNB1の位置マッピング関係が記録される。ここから分かるように、HeNB1と隣接する基地局は、1つのeNBおよび3つのほかのHeNBを含み、それぞれがCGI1およびHeNB2〜4である。さらに、該関係テーブルには、あるHeNBの隣接基地局の各種の必要な情報、例えば、該HeNBに到着する隣接eNBの参照信号の信号強度、および/または、該HeNBに到着するほかの隣接HeNBの参照信号の信号強度とほかの隣接HeNBの動作モードなどを記録することができる。
Figure 2011035911
指摘すべきものとして、MMEがHeNBのために確立する位置マッピング関係は、テーブルの形式を採用してよく、あるいは、該位置マッピング関係を表すことができるほかの形式を採用してもよい。
ステップ705で、該HeNBが登録にパスした後、MMEは、HeNB登録応答メッセージを該HeNBへ送信して、該HeNBがEPCにより提供されるサービスとネットワーク接続を使用できることを表す。
ここから分かるように、本実施例は、従来の登録シグナリングプロセスを最適化したものであり、HeNBの登録を完成するとともに、該HeNBのために位置マッピング関係を確立することができる。LTEシステムにおける各HeNBは、いずれも上記の流れに従って、該HeNBに対応する位置マッピング関係をMMEに確立することができる。
図8に示すように、本発明の1つの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定する流れは、下記のステップを含む。
ステップ801で、MMEは、UEのユーザ加入情報を検査し、該UEのユーザが位置サービスの優先度の高いユーザであるかどうかを判断する。
説明すべきものとして、前記位置サービスの優先度は、ユーザ加入情報に含まれる位置サービスの加入情報から取得することができる。ここで、ユーザ加入情報は、MMEまたはHSSに保存され、あるいは、位置サービス要求メッセージに付けられる。
ステップ802で、UEのユーザの位置サービスの優先度が高いと判断した場合、MMEは、第2位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
ステップ803で、UEのユーザの位置サービスの優先度が低いと判断した場合、MMEは、第1位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
図9に示すように、本発明のほかの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定する流れは、下記のステップを含む。
ステップ901で、MMEは、第1HeNB(即ち、ハンドオーバー後のHeNB)の位置マッピング関係を検査し、該第1HeNBの配置領域のタイプを判断し、例えば、該配置領域のタイプが共通HeNBの密集領域であるかどうかを判断し、あるいは、該第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属するかどうかを判断する。
具体的に、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属するかどうかを判断する方法は、位置マッピング関係において、第1HeNBをインデックスとするテーブルレコードには、オープンまたはクローズモードの少なくともN個のほかのHeNBが含まれるかどうかを判断し、含まれる場合、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属すると判断し、含まれない場合、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属しないと判断する、ことであってもよい。前記Nは、HeNBの配置状況に従って設定および調整を行い、1以上の任意整数を取ってもよい。例えば、N=2の場合について、第1HeNBに対応するテーブルレコードに、2つのほかのHeNBが含まれるとき、該第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属すると判断することができる。
さらに、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属するかどうかを判断する際、信号強度により隣接基地局を決定することができ、これにより、MMEの位置サービス連続性ポリシーの決定の正確さを向上させる。例えば、表1において、HeNB1に到着するCGI1の参照信号の信号強度1が、予め設定された信号強度閾値より大きい場合、CGI1をHeNB1の隣接基地局と決定することができる。つまり、信号強度を、第1HeNBの所在領域を判断するための選択可能な項目とする。
ステップ902で、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属すると判断した場合、MMEは、第1位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
ステップ903で、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属しない(例えば、専用HeNBのセル領域に属する)と判断した場合、MMEは、第2位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
図10に示すように、本発明のほかの実施例において、位置サービス連続性ポリシーを決定する流れは、下記のステップを含む。
ステップ1001で、MMEは、UEのユーザ加入情報を検査し、該UEのユーザが位置サービスの優先度の高いユーザであるかどうかを判断する。該UEのユーザの位置サービスの優先度が低いと判断した場合、ステップ1002を実行し、逆に、該UEのユーザの位置サービスの優先度が高いと判断した場合、ステップ1003を実行する。
ステップ1002で、MMEは、引き続いて第1HeNBの位置マッピング関係を検査して、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属するかどうかを判断する。第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属しないと判断した場合、ステップ1003を実行し、逆に、第1HeNBが共通HeNBの密集領域に属すると判断した場合、ステップ1004を実行する。
ステップ1003で、MMEは、第2位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
ステップ1004で、MMEは、第1位置サービス連続性ポリシーを実行すると決定する。
上記の移動通信システム(例えば、EPSシステム)における位置サービスの処理方法に基づいて、本発明の実施例では、移動通信システムにおける位置サービスの処理装置も相応に提供している。
図11は、本発明の1つの実施例における位置サービスの処理装置を示す。該装置は、移動通信システム(例えば、EPSシステム)に位置し、
ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーする際、ハンドオーバー成功通知を受信する位置サービスやり取りモジュールと、
前記位置サービスやり取りモジュールがハンドオーバー成功通知を受信した後、ユーザ加入情報および/または第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定する位置サービス制御モジュールと、を含む。
ここで、前記ハンドオーバーが発生する前に、位置サービス要求が起動される。
前記位置サービスやり取りモジュールは、さらに、前記位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する。
具体的に応用する際、該位置サービスの処理装置は、MMEに設定されてよく、あるいは、MMEに対する機能のアップグレードにより実現されてよい。
該装置は、1つまたは複数のHeNBが登録する際に報告した隣接基地局の情報を受信して、前記1つまたは複数のHeNBのために、対応する位置マッピング関係を確立する位置マッピング確立モジュールをさらに含む。
ここで、前記隣接基地局は、前記HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、または、ほかのHeNBである。具体的に、位置マッピング確立モジュールの機能の実現は、図7の流れを参照することができる。
前記位置サービス制御モジュールは、該UEの位置サービスの優先度情報を取得して判断し、該UEが優先度の低いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該UEが優先度の高いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。説明すべきものとして、位置サービス制御モジュールのこの部分の機能の具体的な実現は、図8の流れを参照することができる。
前記位置サービス制御モジュールは、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該第1HeNBが第2タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。具体的な実現は、図9の流れを参照することができ、ここでは説明を省略する。
実際に運用する際、第1タイプの領域は、共通HeNBの密集領域であってよく、第2タイプの領域は、専用HeNBのセル領域であってよい。
前記位置サービス制御モジュールは、該UEの位置サービスの優先度情報を取得して、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該UEが優先度の低いユーザであり、かつ、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、そうでない場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する。具体的な実現は、図10の流れを参照することができる。
前記位置サービスやり取りモジュールは、位置サービス制御モジュールから送信された、第1位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新を進化型サービング移動位置センター(E−SMLC)へ通知せず、E−SMLCから返信された、初期基地局に対する位置決め結果を位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。具体的な実現は、図5の流れを参照することができる。
前記位置サービスやり取りモジュールは、位置サービス制御モジュールから送信された、第2位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新をE−SMLCへ通知し、前記第1HeNBの位置マッピング関係に記録された位置マッピング情報を、前記E−SMLCに送信し、前記E−SMLCによって、第1位置決め計算を行い、E−SMLCから返信された、第1HeNBに対する第1位置決め計算の結果を、第1位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。具体的な実現は、図6の流れを参照することができる。
前記位置サービスやり取りモジュールは、
E−SMLCから送信された位置決め要求を受信した後、位置決め報告制御を第1HeNBへ送信することで、該第1HeNBにより提供された位置決め報告を得、
該位置決め報告を前記E−SMLCに送信して第2位置決め計算を行い、
前記第2位置決め計算の結果を、第2位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する。
前記位置サービスやり取りモジュールは、MMEと移動通信システムにおけるほかの機器とのやり取りをサポートするための通信インタフェースであってよく、S1−MMEやSLsなどのインタフェースの処理を行う。
図12は、本発明の1つの実施例における位置サービスをサポートする進化型サービング移動位置センター(E−SMLC)を示す図である。
該E−SMLCは、
モビリティ管理エンティティ(MME)から送信された状態の更新を受信して、MMEにより提供された、ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係を受信する位置決めやり取りモジュールと、
前記ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係に従って、第1位置決め計算を行う位置決め計算モジュールと、を含む。
前記位置決めやり取りモジュールは、さらに、位置決め要求を送信する前に、ハンドオーバー後のHeNBに対する第1位置決め計算の結果を、MMEへ返信する。
前記位置決めやり取りモジュールは、さらに、受信された状態の更新に対して、位置決め要求をMMEへ送信し、MMEにより提供された位置決め報告を受信して、第2位置決め計算の結果を返信する。
前記位置決め計算モジュールは、さらに、該位置決め報告に従って、前記第2位置決め計算を行う。
図13は、本発明の1つの実施例における位置サービスをサポートする家庭用基地局(HeNB)を示す図である。
該HeNBは、
該HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、および/または、1つまたは複数のほかのHeNBを検出して、該HeNBの隣接基地局の情報を得る検出モジュールと、
該HeNBがモビリティ管理エンティティ(MME)へ登録する際、前記隣接基地局の情報を報告する通信モジュールと、を含む。
ここから分かるように、HeNB、E−SMLCおよびMMEが協調動作することにより、事業者は、ユーザが位置サービスに対する需要、および、HeNBが配置される異なるシーンに従って、柔軟に位置サービスを処理することができる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等切替、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (25)

  1. 移動通信システムにおける位置サービスの処理方法であって、
    位置サービス要求が起動された後、ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーし、
    ハンドオーバー成功通知を受信した後、モビリティ管理エンティティ(MME)が、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定して、該位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 1つまたは複数のHeNBが、前記MMEへ登録する際、検出された隣接基地局の情報を該MMEに報告し、
    前記MMEが、前記1つまたは複数のHeNBのために、相応する位置マッピング関係を確立する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1HeNBの位置マッピング関係には、第1HeNBと隣接基地局との対応関係が記録され、前記隣接基地局が、前記第1HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、および/または、1つまたは複数のほかのHeNBである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1HeNBの位置マッピング関係には、さらに、第1HeNBの動作モードと、隣接基地局における各eNBの信号強度と、隣接基地局におけるほかの各HeNBの信号強度および動作モードとが記録される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
    前記MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得し、
    該UEが優先度の低いユーザである場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、該UEが優先度の高いユーザである場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得することは、ユーザ加入情報から、前記UEの位置サービスの優先度情報を取得することを含み、ここで、前記ユーザ加入情報が、MMEまたはホーム加入者サーバ(HSS)に蓄積され、あるいは、位置サービス要求から取得される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
    前記MMEが、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、該第1HeNBが第2タイプの領域に配置される場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 前記MMEが、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定することは、
    MMEが、該第1HeNBの位置マッピング関係に記録されたほかのHeNBが予め設定された数を超えるかどうかを判断し、超える場合、HeNBが共用である第1タイプの領域に該第1HeNBが配置されると決定し、超えない場合、HeNBが専用である第2タイプの領域に該HeNBが配置されると決定する、
    ことを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記MMEが、ユーザ加入情報および/または該第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定することは、
    MMEが、該UEの位置サービスの優先度情報を取得して、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、
    該UEが優先度の低いユーザであり、かつ、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行し、そうでない場合、MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行する、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  10. 前記MMEが第1位置サービス連続性ポリシーを実行することは、
    MMEが、ハンドオーバー成功通知を受信した後、状態の更新を進化型サービス移動位置センター(E−SMLC)へ通知ぜず、E−SMLCから返信された、初期基地局に対する位置決め結果を、位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを含むことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行することは、
    MMEが、状態の更新をE−SMLCへ通知して、前記第1HeNBの位置マッピング関係に記録された位置マッピング情報を前記E−SMLCに送信し、前記E−SMLCによって、第1位置決め計算を実行して、E−SMLCから返信された、第1HeNBに対する第1位置決め計算の結果を、第1位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを含むことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記MMEが第2位置サービス連続性ポリシーを実行することは、
    MMEが、E−SMLCから送信された位置決め要求を受信した後、位置決め報告制御を第1HeNBへ送信することで、該第1HeNBにより提供された位置決め報告を得、該位置決め報告を前記E−SMLCに送信して第2位置決め計算を行い、前記第2位置決め計算の結果を、第2位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記位置サービス要求が、UEによって起動され、または、ゲートウェイ移動位置センター(GMLC)によって起動され、または、MMEによって起動される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記初期基地局が、基地局(eNB)または第2HeNBである、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 移動通信システムにおける位置サービスの処理装置であって、
    ユーザ機器(UE)が初期基地局から第1家庭用基地局(HeNB)にハンドオーバーする際、ハンドオーバー成功通知を受信する位置サービスやり取りモジュールと、
    前記位置サービスやり取りモジュールがハンドオーバー成功通知を受信した後、ユーザ加入情報および/または第1HeNBの位置マッピング関係に従って、位置サービス連続性ポリシーを決定する位置サービス制御モジュールと、を含み、
    ここで、前記ハンドオーバーが発生する前に、位置サービス要求が起動され、
    前記位置サービスやり取りモジュールが、さらに、前記位置サービス連続性ポリシーに従って、位置サービス応答を位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを特徴とする装置。
  16. 1つまたは複数のHeNBが登録する際に報告した隣接基地局の情報を受信して、前記1つまたは複数のHeNBのために、対応する位置マッピング関係を確立する位置マッピング確立モジュールを、さらに含み、
    ここで、前記隣接基地局が、前記HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、または、ほかのHeNBである、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記位置サービス制御モジュールは、
    該UEの位置サービスの優先度情報を取得して判断し、該UEが優先度の低いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該UEが優先度の高いユーザである場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記位置サービス制御モジュールは、
    第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、該第1HeNBが第2タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記位置サービス制御モジュールは、
    該UEの位置サービスの優先度情報を取得して、第1HeNBの位置マッピング関係に従って、該第1HeNBの配置領域のタイプを決定し、
    該UEが優先度の低いユーザであり、かつ、該第1HeNBが第1タイプの領域に配置される場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第1位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知し、そうでない場合、位置サービスやり取りモジュールに対し、第2位置サービス連続性ポリシーを実行するよう通知する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 前記位置サービスやり取りモジュールは、
    位置サービス制御モジュールから送信された、第1位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新を進化型サービング移動位置センター(E−SMLC)へ通知せず、
    E−SMLCから返信された、初期基地局に対する位置決め結果を、位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記位置サービスやり取りモジュールは、
    位置サービス制御モジュールから送信された、第2位置サービス連続性ポリシーを実行する旨の通知を受信した後、状態の更新をE−SMLCへ通知し、
    前記第1HeNBの位置マッピング関係に記録された位置マッピング情報を、前記E−SMLCに送信し、前記E−SMLCによって、第1位置決め計算を行い、
    E−SMLCから返信された、第1HeNBに対する第1位置決め計算の結果を、第1位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記位置サービスやり取りモジュールは、
    E−SMLCから送信された位置決め要求を受信した後、位置決め報告制御を第1HeNBへ送信することで、該第1HeNBにより提供された位置決め報告を得、
    該位置決め報告を前記E−SMLCに送信して第2位置決め計算を行い、
    前記第2位置決め計算の結果を、第2位置サービス応答として、前記位置サービス要求の起動元に返信する、
    ことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 進化型サービング移動位置センター(E−SMLC)であって、
    モビリティ管理エンティティ(MME)から送信された状態の更新を受信して、MMEにより提供された、ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係を受信する位置決めやり取りモジュールと、
    前記ハンドオーバー後のHeNBの位置マッピング関係に従って、第1位置決め計算を行う位置決め計算モジュールと、を含み、
    前記位置決めやり取りモジュールが、さらに、位置決め要求を送信する前に、ハンドオーバー後のHeNBに対する第1位置決め計算の結果を、MMEへ返信する、
    ことを特徴とする装置。
  24. 前記位置決めやり取りモジュールが、さらに、受信された状態の更新に対して、位置決め要求をMMEへ送信し、MMEにより提供された位置決め報告を受信して、第2位置決め計算の結果を返信し、
    前記位置決め計算モジュールが、さらに、該位置決め報告に従って、前記第2位置決め計算を行う、
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 家庭用基地局(HeNB)であって、
    該HeNBと重なるカバレッジ範囲を有する1つまたは複数の基地局(eNB)、および/または、1つまたは複数のほかのHeNBを検出して、該HeNBの隣接基地局の情報を得る検出モジュールと、
    該HeNBがモビリティ管理エンティティ(MME)へ登録する際、前記隣接基地局の情報を報告する通信モジュールと、
    を含むことを特徴とする装置。
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