JP2011033837A - 対話支援装置、対話支援方法およびプログラム - Google Patents

対話支援装置、対話支援方法およびプログラム Download PDF

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亮平 笹間
Takayuki Shiose
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Abstract

【課題】対話を支援する対象者に注意を向けていることを表示するときに、対象者の違和感を緩和できる対話支援装置、対話支援方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】動作判定部14は、位置センサ12のデータから対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する。カメラ13および雲台18は、カメラ13を対象者に向けることによって、対象者に注意を向けていることを対象者に向かって表示する。開閉表示部19は、カメラ13のレンズを閉じることによって、対象者に向けている注意を中断していることを表示する。コミュニケーション動作入力部11は、対象者のコミュニケーション動作を表す情報を入力する。注意表示切替制御部15は、対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示とを、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザとの対話またはユーザ同士の対話を支援する対話支援装置、対話支援方法およびプログラムに関する。
近年、ロボットのある対象への注意度合の表出方法に関する研究が注目されている。ここでいう、ロボットは、物理的な実体を持つ場合もあるし、プロジェクタやディスプレイなどの映像装置に表示される実体を持たないエージェント型の場合もある。
注意度合の表出に関する発明が例えば特許文献1〜4に記載されている。特許文献1は、好奇心を表す行動をするペット型ロボットの技術を開示する。特許文献1のペット型ロボットは、入力手段から得られるデータに基づいて対象に対する興味度を算出し、新たに算出した興味度とその前に算出した興味度とを比較した結果で興味対象とするかを決定し、当該対象に対する好奇心行動を決定する。
特許文献2は、表示される表情あるいは動作を、ユーザが違和感なく受け止めることができるインタフェースエージェントを提案している。特許文献2のインタフェースエージェントシステムは、ウィンドウ表示をするグラフィカル・ユーザ・インタフェースを有し、電子文書を閲覧・編集可能なコンピュータシステムにおいて、所定の表示態様をもつインタフェースエージェントを備え、表示画面上に表示された特定のウィンドウを監視し、このウィンドウの状態が変化した場合に、このウィンドウ内に記述された電子文書の内容に応じて、インタフェースエージェントに表現させる動作を決定する。
特許文献3は、共有された仮想世界での相互理解を支援するための技術が記載されている。特許文献3のコミュニケーション支援装置は仮想世界内にオブジェクトを生成し維持するSVW生成部と、あるエージェントの注目している仮想世界内のオブジェクトが別のエージェントの注目しているオブジェクトと同じであるか否かを判断する一致モジュールと、エージェントが同じオブジェクトに注目しているとわかったときに、注目されているオブジェクトを特定の方法で示すフィードバックモジュールとを含む。
特許文献4は、複数視点から見た画像のうち操作者の視点に対応の画像を表示する際の使用性を向上させる技術が記載されている。特許文献4の画像表示システムは、操作者の顔画像データを解析し、操作者の視点の移動量と移動方向を検出する。映像制御部は、複数視点から見た画像のうちから、操作者の視点の移動方向と移動量に対応した画像を特定して表示制御部を介しディスプレイに表示する。エージェント制御部は表示される画像とともに、擬人化エージェントを、検出された操作者の視点に対応した方向を注目するように表示する。したがって、操作者の視点の移動方向と移動量に対応した画像が切替表示されるとともに、操作者の視点に対応した方向を注目するように擬人化エージェントも表示される。
特開2001−179666号公報 特開2002−358146号公報 特開2006−107281号公報 特開2002−366271号公報
対話支援において注意度合の表出は、ロボットの発話および身体動作を用いたユーザとのインタラクション行動を通して、ロボットがユーザに対して注意を向けている度合を表出することによって、ユーザの発話を促すことを意図している。
人間−情報機器間の円滑な対話をデザインするペリフェラルな要素として、聞き手である情報機器が対話の対象者に対する関心を表出することが必要である。対話を行う装置または対話を支援する装置が、対話の対象者に関心があることを表出しないと、対象者は、全く一人で発話するように感じて、極めて発話しにくい。
ところが、聞き手である情報機器の関心方向の表出として例えば「視線」が、対象者に向けられたとしても逸らされたとしても、それが連続的に遷移した場合には、いずれも対象者は「違和感」を感じる可能性がある。まるで監視カメラの凝視先が目の前を連続的に遷移するように感じられるからと考えられる。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、対話を支援する対象者に注意を向けていることを表示するときに、対象者の違和感を緩和できる対話支援装置、対話支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る対話支援装置は、
対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出手段と、
前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示手段と、
前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示手段と、
前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力手段と、
前記注意表示手段の前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示手段の前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替え手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る対話支援方法は、
対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出ステップと、
前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示ステップと、
前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示ステップと、
前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力ステップと、
前記注意表示ステップの前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替えステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータに、
対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出ステップと、
前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示ステップと、
前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示ステップと、
前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力ステップと、
前記注意表示ステップの前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替えステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明の対話支援装置によれば、対話を支援する対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示とを、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替えるので、対象者は常に監視されているような重圧を感じることが少なく、違和感が緩和されて発話しやすくなる。
本発明の実施の形態1に係る対話支援装置の構成例を示すブロック図である。 対象者の行動情報の例を示す図である。 コミュニケーション動作情報の例を示す図である。 カメラの方向に関する切替動作の例を示す図である 注意表示と注意中断表示の変化の例を示す図である。 実施の形態1に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る切り替え動作の例を示す図である。 実施の形態2に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る対話支援装置の構成例を示すブロック図である。 対象者の動作と表示切替履歴のデータ構成を示す図である。 実施の形態3に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る対話支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る対話支援装置の構成例を示す。対話支援装置10は、対話システム1に含まれる。対話システム1は、対象者との対話を行う。対話システム1は、対話情報表示部2、対話制御部3、コミュニケーション情報記憶部4および対話支援装置10から構成される。
対話制御部3は、対話の対象者が発したコミュニケーション情報に応答するコミュニケーション情報を生成する。ここで、コミュニケーション情報とは、音声もしくは文字列で発話されたことば、あるいは、身振り言語(ボディランゲージ)である動作や仕草をいう。対話制御部3は、対象者が発したコミュニケーシ情報を解釈し、それに基づいて、それに対応する情報をコミュニケーション情報記憶部4から呼び出して、応答するコミュニケーション情報を生成する。
コミュニケーション情報記憶部4は、対話システム1が応答する文または動作を、文を組み立て生成できる単位で記憶する。どのような単位で記憶するかは対話システム1によってレベルが異なる場合がありうる。コミュニケーション情報記憶部4はまた、異なる対象者のコミュニケーション情報を含めて、対象者が発したコミュニケーション情報を記憶してもよい。その場合、対象者が発したコミュニケーション情報を言明、質問などのカテゴリに分類し、その中から抽出したキーワードで検索できるようにしておく。コミュニケーション情報記憶部4は、そのときの時事情報をキーワードで分類して記憶しておいてもよい。
対話制御部3は、対象者のコミュニケーション情報からキーワードを抽出し、カテゴリに分類して、例えばキーワードとカテゴリから適当な任意性をもって応答を生成することができる。対話制御部3は、過去の異なる対象者の発話から選択して、例えば、「○○さんは、...と言ってました。」または「...と言った人もいます。」などの応答をコミュニケーション情報としてもよい。
対話情報表示部2は、スピーカおよび/またはディスプレイなどを備える。対話情報表示部2は、対話制御部3が生成したコミュニケーション情報を、対話の対象者に向かって表示する。対話情報表示部2は、コミュニケーション情報を、音声、文字、またはなんらかの音響もしくは視覚情報で表示する。
対話システム1は、ジャンルを問わない一般の対話を行うとは限らない。対話システム1は対話の分野を限定してもよいし、例えば決まった情報を伝えたり、アンケート回答の入力や注文を受け付けるなどの特定のミッションに限定した対話を行うだけの場合もありうる。対話システム1は、自動受付応答装置または対話ロボットであり得る。
対話支援装置10は、対話の対象者の発話を促進し、対話を円滑に行うためのものである。対話支援装置10は、コミュニケーション動作入力部11、位置センサ12、カメラ13、動作判定部14、注意表示切替制御部15、方向制御部16および開閉制御部17を備える。カメラ13は雲台18に取り付けられ、雲台18の作動範囲でその方向を変えることができる。雲台18は、モータを備え、方向制御部16の指令によってカメラ13の向きを変える。カメラ13はまた、レンズの前に開閉表示部19を備える。開閉表示部19は、開閉する遮蔽板を備え、カメラ13で撮像するか撮像しないかを切り替える。開閉表示部19は、いわば瞼を模擬するものであって、あたかも「視ている」状態と、「視ていない」状態を対象者に表示する手段でもある。
カメラ13が対象者に向かっていて開閉表示部19が開いているときに、対象者に注意を向けていることを対象者に向かって表示することになる。その意味で、カメラ13、雲台18および開閉表示部19は、対話支援装置10の注意表示手段を構成する。また、カメラ13が対象者に向かっていないとき、または、開閉表示部19が閉じているときは、対象者に向けている注意を中断していることを表示していることになる。従って、カメラ13、雲台18および開閉表示部19はまた、注意中断表示手段を構成する。
位置センサ12は、対象者の位置を検出するセンサである。位置センサ12には、例えば、人感知センサ、RFID(Radio Frequency IDentification)タグリーダなどを用いることができる。位置センサ12は、対象者の動作のうち、入室、退室、所定の範囲に進入、所定の範囲から退出、着座(着席)、離席などを検出する。着座・離席は、椅子や座る場所に備えた荷重センサで検出することができる。
対象者の動作を、カメラ13で撮影した画像から抽出することもできる。例えば、対象者が対話支援装置10の方を向いている、対話支援装置10以外の方を向いているなどの対象者の向きを画像から抽出することができる。また、対象者が対話支援装置10の方向または他の何かに向かって移動していることを検出することもできる。その場合、カメラ13は対象者の動作を検出する手段を構成する。
動作判定部14は、位置センサ12および/またはカメラ13の画像から、対象者の動作を判定する。図2は、対象者の動作を表す情報の例を示す。図2では、入室、コミュニケーション可能範囲進入、着座、離席、コミュニケーション可能範囲退出、退室が示されている。入室、退室は、例えば、入り口に設置したRFIDタグリーダまたは人感知センサで検出できる。コミュニケーション可能範囲進入/退出は、人感知センサなどで検出できる。また、着座・離席は、荷重センサで検出できる。図2では、動作情報にその発生時刻が対応づけられている。
コミュニケーション動作入力部11は、マイク、キーボード、感圧パッド、または画像入力装置などを備える。コミュニケーション動作入力部11は、対象者の発話音声、キーボードからの文字コード入力、手書き文字入力などの対象者のコミュニケーション動作を入力する。コミュニケーション動作は、言語発声、文字言語による発話、および身体の動作、表情などの身振り言語動作を含む。
コミュニケーション動作入力部11は、例えば対象者の頭部に装着する加速度センサやジャイロセンサを備えてもよい。対象者の頭部の加速度から、対象者が頷く、首を振るなどの身振り言語動作を入力することができる。身振り言語動作は、カメラ13で撮影した画像から動作判定部14で抽出することもできる。その場合、カメラ13と動作判定部14はコミュニケーション動作入力手段でもある。
図3は、コミュニケーション動作を表す情報の例を示す。図3では、挙手および着座を発話または対話の意志を表す動作としてコミュニケーション動作に含めている。コミュニケーション動作の例として、図3には、「呼びかけ」、「一般発話」の他に、「頷く」、「首を振る」の身振り言語動作が記載されている。
注意表示切替制御部15は、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて、対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示とを切り替える。すなわち、カメラ13を対象者に向けるのと対象者以外の方向に向けるのを切り替える。また、開閉表示部19の開閉状態を切り替える。カメラ13を対象者に向けて開閉表示部19を開いた状態は、対象者に注意を向けている表示である。カメラ13を対象者以外の方向に向けるか、または、開閉表示部19を閉じた状態は、対象者に向けている注意を中断している表示である。
注意表示切替制御部15は、カメラ13の撮像方向(光軸=擬似的な視線の方向)を方向制御部16に指示する。また、注意表示切替制御部15は、開閉表示部19の開閉状態をどちらにするか、開閉制御部17に指示する。対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて、対象者に注意を向けている表示をすると決定した場合は、カメラ13を対象者の方向に向くように指示し、また、開閉表示部19を「開く」に指示する。
注意表示切替制御部15は、対象者に向けている注意を中断している表示をすると決定した場合は、カメラ13を対象者以外の方向、例えば対象者が存在しえない基準の方位、に向くように指示する。あるいは、開閉表示部19を「閉じる」に指示する。カメラ13を対象者以外の方向に向けるか、開閉表示部19を閉じるかは、動作の状況に応じていずれを選択してもよいし、両方を同時に行ってもよい。
図4は、カメラ13の方向に関する注意表示と注意中断表示の切替動作の例を示す。図4において、対象者の方向は破線で、それ以外の方向は「その他」の水平な実線で表される。図4の上段は、対象者が入室してから、発話を行うまでの例を示す。図4の下段は、対象者が発話状態から、退室するまでの例を示す。図4では、理解を容易にするために、開閉表示を省略している。それぞれの段の下に、対象者の動作またはコミュニケーション動作を記す。
図4の上段で、対象者が入室するのを検出すると、一度対象者にカメラ13を向けるが、すぐに対象者から逸らす。この段階では、対象者の方向に向ける時間の割合は、それ以降の他の段階より小さい。対象者がコミュニケーション可能範囲に進入すると(範囲進入)、対象者にカメラ13を向ける時間は長くなるが、連続して対象者に向けてはいない。対象者が呼びかけを行うと、さらにカメラ13を対象者に向ける時間の割合を大きくする。対象者が着座すると、カメラ13を対象者に向けるが、この例では発話する前にカメラ13を逸らせている。対象者が発話し始めるとカメラ13を対象者に向ける。図4の上段の例では発話中はカメラ13を対象者に向けている。
図4の下段に示すように、対象者の発話中、常にカメラ13を対象者に向けるとは限らない。発話のリズム、抑揚、あるいは内容(例えば、キーワードの出現)に応じて、カメラ13の向きを逸らせる場合もあり得る。対象者が離席すると対象者にカメラ13を向ける時間の割合を小さくする。コミュニケーション可能範囲から退出すると、カメラ13を対象者に向ける時間の割合をさらに小さくし、退室するとカメラ13を対象者に向けることはない。
カメラ13を対象者に向けている状態(注意を向けている表示)の継続時間、または、カメラ13を対象者から逸らせている状態(対象者に向けている注意を中断している表示)の継続時間を、動作またはコミュニケーション動作の状態に応じた範囲(上限と下限)を決めて、その中でランダムに変動させることができる。
図5は、注意表示と注意中断表示の変化の例を示す。図5の上段は、カメラ13の方向の変化を示す。図5の下段は、開閉表示の変化の例を示す。図5は、図4のある部分を拡大したものになっている。カメラ13を対象者に向けるときに、一定速度で連続してカメラ13の向きを対象者の方に変えるのではなく、例えば、はじめはゆっくり動いて途中で一旦停止し、そののち停止する前より速く対象者の方に向きを変える。カメラ13の動きを停止すると同時に、図5の下段に示すように、開閉表示を「閉じる」(閉眼に相当する)にしてもよい。また、カメラ13を対象者に向けている間に、「閉じる」(閉眼)にする場合もある。
カメラ13の向きを対象者の方に変化させることは、対象者に注意を向けようとしていることを対象者に表示することになっている。そして、その変化の途中に停止したり、開閉表示部19を閉じることは、対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示しているのである。
図4および図5に示すように、対象者に注意を向けている表示をずっと継続するのでなく、対象者の動作またはコミュニケーション動作に応じて、対象者に向けている注意を中断していることを表示する。また、対象者に注意を向けようとしていることを表示するときに、一旦、対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示することもある。
図6は、実施の形態1に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。対話支援装置10は、対象者の動作を位置センサ12などで検出する(ステップS10)。また、対象者のコミュニケーション動作を入力する(ステップS11)。動作判定部14は、対象者の状態を判定する(ステップS12)。
前回の状態から変化していなければ(ステップS13;NO)、注意表示切替制御部15は、注意表示または注意中断表示の設定した継続時間が経過したかどうかを調べる(ステップS14)。設定時間が経過していなければ(ステップS14;NO)、ステップS10に戻って、対象者の動作検出から繰り返す。
設定時間が経過していれば(ステップS14;YES)、注意表示切替制御部15は、それまでの注意表示または注意中断表示から切り替える状態を選択し、切替動作を行う(ステップS15)。すなわち、それまでに注意表示(対象者にカメラ13を向ける)していれば、注意中断表示(対象者からカメラ13を逸らす、または、開閉表示を閉じる)を行う。ここで、図5の右側に示すような開閉表示の「閉眼」動作を行う場合がある。注意中断表示していたら、注意表示を行う。注意表示切替制御部15は、継続時間を設定して(ステップS16)、ステップS10に戻って対象者の動作検出から繰り返す。継続時間にランダム性をもたせてもよい。
一方、対象者の状態が前回の状態から変化していれば(ステップS13;YES)、注意表示切替制御部15は、その対象者の状態(動作とコミュニケーション動作の組合せ)に合わせて、注意表示または注意中断表示を選択する(ステップS17)。注意表示切替制御部15は、方向制御部16および開閉制御部17に指令して、選択した注意表示または注意中断表示を実行する(ステップS18)。ここで、注意表示を行う場合に、図5の左側に示すようなカメラ13の向きの変化と、開閉表示の動作の組合せを実行する場合がある。
注意表示切替制御部15は、選択した注意表示または注意中断表示を継続する時間を設定して(ステップS19)、ステップS10に戻って対象者の動作検出から繰り返す。ここでも、継続時間にランダム性をもたせてもよい。
例えば、図4の上段の「入室」を検出した場合、前回の状態から変化したので、対象者の状態(入室)に合わせて、対象者に注意を向ける(カメラ13を向ける)表示を行う(図6のステップS17〜ステップS19)。この場合、短い継続時間を設定する。ステップS10からステップS14のループを繰り返し、その継続時間が経過したら(ステップS14;YES)、注意中断表示に切り替える(ステップS15)。コミュニケーション可能範囲に進入するなどの新たな動作を検出するまで、ステップS10からステップS16のループを繰り返し、注意表示と注意中断表示を所定の時間割合とそれぞれの継続時間で交互に繰り返す。
また、対象者が発話を開始した場合、コミュニケーション動作入力部11で発話を入力すると、前回の状態から変化するので、対象者の発話に合わせて、対象者に注意を向ける表示を行う(図6のステップS17〜ステップS19)。発話の場合は、比較的長い継続時間を設定する。ステップS10からステップS14のループを繰り返し、その継続時間が経過したら(ステップS14;YES)、注意中断表示(例えば「閉眼」)に切り替える(ステップS15)。発話中は注意中断表示の継続時間は比較的短く設定する。発話を終了するなど新たな状態になるまで、ステップS10からステップS16のループを繰り返し、注意表示と注意中断表示を所定の時間割合とそれぞれの継続時間で交互に繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態1の対話支援装置10によれば、対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示とを、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替えるので、対象者は常に監視されているような重圧を感じることが少なく、違和感が緩和されて発話しやすくなる。その結果、対話を促進することが期待できる。
実施の形態1では、対象者に注意を向けていることを表示する注意表示手段に、カメラ13を用いる場合を例に挙げて説明した。カメラ13の代わりに、集音マイクのように指向性を有することが対象者に認識できるようなマイクを用いて、その向きによって注意を向けていることを表示したり、注意中断表示を行ったりしてもよい。また、スピーカを用いて、スピーカから出力する音量の変化や、対象者の名前を呼びかけたりすることによって関心を表出することもできる。
カメラ13やマイクを用いる場合に、注意表示手段と注意中断表示手段として、発光体の光の色や強さを用いることができる。例えば、注意を向けていることを表示するために、青色の光を表示したり、発光させたりする。また、注意を中断していることを表示するために、赤色の光を表示したり、発光を弱くしたり消したりする。注意表示手段と注意中断表示手段は、対象者に直感的に分かりやすいことが望ましい。
カメラ13やマイクに人の頭部を模した物体を被せて、それらしく見せてもよい。カメラ13やマイクとは別に、人の頭部を模した物体を用いて、その向きや瞬きで、注意表示および注意中断表示を行うこともできる。なお、頭部だけでなく、人型ロボットまたはペット型ロボットのように、それ自体を移動可能に対話支援装置10を構成して、対話支援装置10が対象者を向いたり、腕を動かしたり、対象者に近づくことによって対象者に注意を向けていることを表示してもよい。
さらに、注意表示手段と注意中断表示手段は、開閉表示部19を開いているか閉じているかという2つの状態だけでなく、その中間の段階があってもよい。よりカメラ13に接近した対象者に対して、より深い関心を表出するために、距離によって開閉表示部19を閉じる度合を変化させることができる。例えば、カメラ13と対象者との距離をY[m]としたとき、閉じる度合X[%]を次の式で決定する。
Y≧2.5 ならば X=0
2.5>Y>0.5 ならば X=100−(Y−0.5)・50
0.5≧Y ならば X=100
また、カメラ13やマイクのような実体をもたない表示手段を用いることもできる。例えば、コンピュータグラフィックスで生成した顔の画像をディスプレイに表示するのでもよい。顔の画像が画面から正面を向いている場合は、対象者に注意を向けている表示であり、顔を横に向けた場合は、対象者に向けている注意を中断している表示となる。さらに、顔画像の眼を閉じる動作や眼を逸らすことによって、注意を中断していることを表示することもできる。
このような画像表示を用いる場合、注意を向けていることまたは注意を中断していることを表示するために、表示している顔または体の一部もしくは全部の形状や色を変化させることができる。例えば、表示している体が「立った形状」と「座った形状」を選択できるようにしておく。このとき、注意を向けていることを「立った形状」で表示し、注意を中断していることを「座った形状」で表示することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、対話を支援する対象者が複数の場合である。実施の形態2の対話支援装置10の構成は、実施の形態1と同様の構成を用いる。ここでは、理解を容易にするために、二人の対象者A、Bが居る場合を例に説明する。
対象者が複数の場合、対象者同士の相互作用(インタラクション)も対象者の動作として検出、またはコミュニケーション動作として入力してもよい。例えば、対象者同士の視線を通したインタラクションを、ビデオカメラやジャイロセンサを用いて取得することができる。例えば、対話支援装置10は、ビデオ映像を解析した結果得られる対象者の視線方向を基に、対象者同士の視線の一致を推定する。また、対話支援装置10は、対象者同士の視線の一致を、対象者の頭部に取り付けたジャイロセンサから得られる顔の向きを基に推定することもできる。
図7は、実施の形態2に係る切り替え動作の例を示す図である。図7は図4を二人の対象者A、Bに拡張したものである。図7では、対象者A、Bと対話システム1が対話している状態を想定している。図7の注目方向の対象者Aの線の実線部分は、カメラ13が対象者Aを向いていることを表す。対象者Bの線の実線部分は、カメラ13が対象者Bを向いていることを表す。
図7に示すように、対象者Aが発話している状態では、カメラ13を多くの時間、対象者Aに向けている。対象者Aが発話している間に、ときどきは対象者Bにカメラ13を向けることがある。また、対象者Bが発話している状態では、カメラ13を多くの時間、対象者Bに向けているが、ときどきは対象者Aにカメラ13を向けることがある。
カメラ13の向きを対象者Aから対象者Bに向けるとき、または対象者Bから対象者Aに向けるとき、図5の左側に示すように途中で一旦停止したり、開閉表示部19を閉じる動作を伴ってもよい。また、対象者Aから対象者Bにまっすぐカメラ13の向きを変えるのではなく、例えば少し下を向くように、別の方向に向けてから目標の対象者の方に向けてもよい。
また、例えば、対象者Aも対象者Bも発話していない時間に、図7のC部に示すようなどちらの対象者にもカメラ13を向けていない状態があってもよい。対象者Aから対象者Bにカメラ13の向きを変えるときに一旦停止したり他の方向に向けたりすること、開閉表示部19を閉じる動作、あるいは、いずれの対象者にもカメラ13を向けていない状態などは、いずれかの対象者に向けている注意を全て中断していることを表示している。
実施の形態2では、対話を支援する対象者が複数なので、注意を向けていることの表示(カメラ13の方向)が対象者の数だけある。また、対象者に向けている注意を中断していることの表示は、対象者ごとに、他の対象者に注意を向けている表示を含む。すなわち、ある対象者に注意を向けていることを表示しているときは、他の対象者に向けている注意を中断していることになっている。
対話支援装置10がカメラ13の方向と開閉表示部19の動作による関心方向切り替えを用いて、2人の対象者A、Bの対話を支援する動作例を以下に述べる。
対話支援装置10は、2人の対象者のインタラクションを取得して、例えば5秒に1度、対象者の対話が盛り上がっているかを判断する。もし、2人の対象者の過去5秒間の発話音量が一定値以上であった割合が30%以上であれば、人間の対話は盛り上がっていると判断する。逆に、発話音量が一定値以上であった割合が30%未満であれば、人間の対話は盛り上がっていないと判断する。
対話支援装置10が対象者の対話が盛り上がっていると判断した場合は、対話支援装置10は対象者A、Bの対話の聞き役となるように、対象者A、Bに2.5秒ずつ交互に視線を向ける。この対象者A、Bへの交互の視線配分において、対話支援装置10は視線方向を切り替える際に「閉眼」動作をすることで、対話支援装置10の注意表示に対する違和感を軽減する。
一方、対話支援装置10が対象者の対話が盛り上がっていないと判断した場合は、対象者A、Bのうち過去5秒間の発話量の少ない対象者へカメラ13を向けることによって注意を向けていることを表示して、話題提供を行う。例えば、話題提供の内容は、事前に入力された対象者A、Bの特技や趣味といった情報を用いることができる。
過去5秒間の発話量の少ないのが対象者Aであった場合、まず1秒間掛けて対象者Aへカメラ13を向ける。次に、対象者Bの特技に関する情報を基に、対話支援装置10は対話システム1を通じて、「Bさんの特技は野球です。Aさんは野球は好きですか。」などと対象者Aに対して発話する。この場合対話支援装置10は、対象者Aへのカメラ13の向きを変えるときに「閉眼」動作をすることで、対話支援装置10の注意表示に対する対象者の違和感を軽減する。
図8は、実施の形態2に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。対話支援装置10は、対象者全員の動作を位置センサ12などで検出する(ステップS20)。また、対象者全員のコミュニケーション動作を入力する(ステップS21)。動作判定部14は、各対象者の状態を判定する(ステップS22)。
いずれかの対象者の状態が前回の状態から変化していなければ(ステップS23;NO)、注意表示切替制御部15は、注意表示または注意中断表示の設定した継続時間が経過したかどうかを調べる(ステップS24)。設定時間が経過していなければ(ステップS24;NO)、ステップS20に戻って、対象者全員の動作検出から繰り返す。
設定時間が経過していれば(ステップS24;YES)、注意表示切替制御部15は、それまでの注意表示または注意中断表示から切り替える状態を選択し、切替動作を行う(ステップS25)。すなわち、それまでにある対象者に注意表示(ある対象者にカメラ13を向ける)していれば、注意中断表示(対象者からカメラ13を逸らす、開閉表示を閉じる、または他の対象者に注意表示)を行う。ここで、図5の右側に示すような開閉表示の「閉眼」動作を行う場合がある。注意中断表示していたら、その前に注意表示をしていた対象者に対して注意表示を行う。注意表示切替制御部15は、継続時間を設定して(ステップS26)、ステップS20に戻って対象者の動作検出から繰り返す。継続時間にランダム性をもたせてもよい。
一方、いずれかの対象者の状態が前回の状態から変化していれば(ステップS23;YES)、注意表示切替制御部15は、対象者の状態(動作とコミュニケーション動作の組合せ)に合わせて、注意表示または注意中断表示を選択する(ステップS27)。注意表示切替制御部15は、方向制御部16および開閉制御部17に指令して、選択した注意表示または注意中断表示を実行する(ステップS28)。ここで、注意表示を行う場合に、図5の左側に示すようなカメラ13の向きの変化と、開閉表示の動作の組合せを実行する場合がある。
注意表示切替制御部15は、選択した注意表示または注意中断表示を継続する時間を設定して(ステップS29)、ステップS10に戻って対象者全員の動作検出から繰り返す。ここでも、継続時間にランダム性をもたせてもよい。
以上説明したように、本実施の形態2の対話支援装置10によれば、対話を支援する対象者が複数の場合に、各対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示とを、対象者全員の動作を表す情報および/または対象者全員のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替えるので、各対象者は常に監視されているような重圧を感じることが少なく、違和感が緩和されて発話しやすくなる。また、特定の対象者に注意を向けている表示が集中することがない。その結果、各対象者は対話に参加しやすく、対話を促進することが期待できる。
実施の形態2においても、カメラ13の代わりに、集音マイクのように指向性を有することが対象者に認識できるようなマイクを用いることができる。カメラ13やマイクに人の頭部を模した物体を被せて、それらしく見せてもよい。カメラ13やマイクとは別に、人の頭部を模した物体を用いて、その向きや瞬きで、注意表示および注意中断表示を行うこともできる。また、カメラ13やマイクのような実体をもたない表示手段を用いることもできる。
(実施の形態3)
図9は、実施の形態3に係る対話支援装置10の構成例を示すブロック図である。実施の形態3では、実施の形態1に加えて、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、対象者に注意を向けている表示と、対象者に向けている注意を中断している表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する。
実施の形態3の対話支援装置10は、実施の形態1の構成に加えて、履歴記憶部20を備える。実施の形態3では、対象者の動作を検出する手段として、さらに重心動揺計21を備える。また、注意表示切替制御部15に効果評価部22を備えてもよい。
重心動揺計21は、ひずみゲージを用いてその上に立っている対象者の重心の前後左右の位置を計測する。重心動揺は、直立時の偏位と立ち直りによる身体動揺の総合的な指標であり、人間の内部状態を表出すると考えられている。例えば、発話しようとする場合には、身をのりだすように前に重心がかかり、警戒する場合は、身を引くように後ろに重心がかかるであろう。重心動揺計21を用いて、対象者の動作の予見と、注意表示または注意中断表示の効果を計測しうる。
履歴記憶部20は、対象者の動作を表す情報、および/または、対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、対象者への注意表示と注意中断表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する。例えば、重心動揺計21で計測した重心位置と注意表示状態とを対応付けて記憶する。また、図4に示すような動作またはコミュニケーション動作の情報と注意表示および注意中断表示を対応づけて記憶する。
図10は、対象者の動作と表示切替履歴のデータ構成を示す。図10の例では、重心の位置と注意表示状態、すなわち、カメラ13の方向と開閉表示部19の状態を対応づけている。また、注意表示を切り替えた時刻を記憶している。さらに、発話状態を表す情報を追加してもよい。
効果評価部22は、記憶した対象者の動作と表示切替履歴のデータから、どのような注意表示および注意中断表示を行った場合に、対象者の重心がどのように変化したかを評価する。あるいは、どのような注意表示および注意中断表示を行った場合に、対象者がより発話したかを評価する。
図11は、実施の形態3に係る対話支援の動作の一例を示すフローチャートである。図11のステップS30からステップS36は、図6のステップS10ないしステップS16と同じである。実施の形態3の対話支援動作では、切替動作を行ったときに(ステップS35、ステップS36)、切替状態と対象者の動作情報(およびコミュニケーション動作情報)を記憶する(ステップS37)。
また、図11のステップS38からステップS40は、図6のステップS17ないしステップS19と同じである。実施の形態3の対話支援動作では、注意表示または注意中断表示の選択を行ったときに(ステップS38、ステップS39)、注意表示種類と対象者の動作情報(およびコミュニケーション動作)を記憶する(ステップS41)。
実施の形態3の対話支援装置10によれば、対象者の動作を表す情報および/または対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、対象者への注意表示および注意中断表示の切り替えを行った履歴に対応づけて記憶するので、注意表示および注意中断表示の仕方と対象者の動作およびコミュニケーション動作を分析することができる。その分析に基づいて、より効果的に対話を支援するための注意表示および注意中断表示の仕方、例えば、注意表示と注意中断表示の時間の混合割合、それぞれの継続時間、注意表示と注意中断表示との間の変化の仕方を最適化することが期待できる。さらに、それらを対象者ごとにカスタマイズすることも考えられる。
注意表示および注意中断表示の仕方と対象者の動作およびコミュニケーション動作を分析して、注意表示および注意中断表示の仕方を最適化するのは、効果評価部22で行って、いわば対話支援装置10が学習することができる。また、分析をオフラインで行ったり、人手を介したりして行うこともできる。
図12は、図1または図9に示す対話システム1における対話支援装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
対話支援装置10は、図12に示すように、制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46及び送受信部47を備える。主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46及び送受信部47はいずれも内部バス40を介して制御部41に接続されている。
制御部41はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部43に記憶されている制御プログラム50に従って、対話支援装置10の処理を実行する。
主記憶部42はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部43に記憶されている制御プログラム50をロードし、制御部41の作業領域として用いられる。
外部記憶部43は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、上述の処理を制御部41に行わせるためのプログラムを予め記憶し、また、制御部41の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部41に供給し、制御部41から供給されたデータを記憶する。図9の履歴記憶部20は、外部記憶部43に構成される。
操作部44はキーボード及びマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボード及びポインティングデバイス等を内部バス40に接続するインタフェース装置から構成されている。操作部44を介して、対象者のコミュニケーション動作の文字入力を受け付ける。また、対象者の動作とコミュニケーション動作の判定条件、注意表示と注意中断表示の選択条件などが入力され、制御部41に供給される。
表示部45は、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、注意表示および注意中断表示を行うためのコンピュータグラフィックスによる顔画像を表示する。
入出力部46は、各種のセンサ48およびアクチュエータ49と接続するシリアルインタフェースまたはパラレルインタフェースから構成されている。センサ48およびアクチュエータ49は、対話支援装置10の位置センサ12およびカメラ13の雲台18と開閉表示部19に設置されて、位置センサ12の各データを検出し、カメラ13を動作させる。対話支援装置10のセンサ48は、例えば、人感知センサ、RFIDタグリーダ、圧力センサ、加速度センサ、音響センサ(マイク)もしくは画像センサ(撮像装置)、またはそれらの任意の組み合わせである。制御部41は入出力部46を介して、各センサ48から検知したデータを入力する。制御部41は、入出力部46を介して、アクチュエータ49に指令してカメラ13の雲台18および開閉表示部19の動作を制御する。
送受信部47は、無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェース又はLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部47は、対話制御部3へコミュニケーション情報を送信する。
図1または図9のコミュニケーション動作入力部11、動作判定部14、注意表示切替制御部15、方向制御部16、開閉制御部17および履歴記憶部20の処理は、制御プログラム50が、制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、操作部44、表示部45、入出力部46および送受信部47などを資源として用いて処理することによって実行する。
対話支援装置10を含む対話システム1を、コンピュータまたはコンピュータを含むロボットで構成することができる。その場合、表示部45は対話情報表示部2を兼ね、コミュニケーション情報記憶部4は外部記憶部43に構成される。また、対話制御部3は、制御部41で実行されるプロセスで構成される。
本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る対話支援装置について、
好ましくは、前記注意表示手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることを該対象者に表示する手段を含み、
前記注意中断表示手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示する手段を含み、
前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることを表示するときに、一旦、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示する手段を含む、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記注意中断表示手段は、いずれかの前記対象者に向けている注意を全て中断していることを表示する手段を含む。
好ましくは、前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けていることの表示を継続する時間、および/または、前記対象者に向けている注意を中断していることの表示を継続する時間を、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて変化させて、表示を切り替える。
好ましくは、前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けていることを表示する時間と前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する時間を、前記対象者の動作および/または前記対象者のコミュニケーション動作に応じて所定の割合で混合して、表示を切り替える。
好ましくは、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、前記切り替え手段で前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示手段の前記対象者に向けている注意を中断している表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する記憶手段を備える。
本発明の第2の観点に係る対話支援方法について、
好ましくは、前記注意表示ステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることを該対象者に表示するステップを含み、
前記注意中断表示ステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示するステップを含み、
前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることを表示するときに、一旦、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示するステップを含む。
好ましくは、前記注意中断表示ステップは、いずれかの前記対象者に向けている注意を全て中断していることを表示するステップを含む。
好ましくは、前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けていることの表示を継続する時間、および/または、前記対象者に向けている注意を中断していることの表示を継続する時間を、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて変化させて、表示を切り替える。
好ましくは、前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けていることを表示する時間と前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する時間を、前記対象者の動作および/または前記対象者のコミュニケーション動作に応じて所定の割合で混合して、表示を切り替える。
好ましくは、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、前記切り替えステップで前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する記憶ステップを備える。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更及び修正が可能である。
制御部41、主記憶部42、外部記憶部43、送受信部47、内部バス40などから構成される対話支援装置10のための処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する対話支援装置10を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで対話支援装置10を構成してもよい。
また、対話支援装置10の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 対話システム
2 対話情報表示部
3 対話制御部
4 コミュニケーション情報記憶部
10 対話支援装置
11 コミュニケーション動作入力部
12 位置センサ
13 カメラ
14 動作判定部
15 注意表示切替制御部
16 方向制御部
17 開閉制御部
18 雲台
19 開閉表示部
20 履歴記憶部
21 重心動揺計
22 効果評価部
41 制御部
42 主記憶部
43 外部記憶部
44 操作部
45 表示部
46 入出力部
47 送受信部
48 センサ
49 アクチュエータ
50 制御プログラム

Claims (13)

  1. 対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出手段と、
    前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示手段と、
    前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示手段と、
    前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力手段と、
    前記注意表示手段の前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示手段の前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする対話支援装置。
  2. 前記注意表示手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることを該対象者に表示する手段を含み、
    前記注意中断表示手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示する手段を含み、
    前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けようとしていることを表示するときに、一旦、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示する手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の対話支援装置。
  3. 前記注意中断表示手段は、いずれかの前記対象者に向けている注意を全て中断していることを表示する手段を含む、ことを特徴とする請求項1または2に記載の対話支援装置。
  4. 前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けていることの表示を継続する時間、および/または、前記対象者に向けている注意を中断していることの表示を継続する時間を、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて変化させて、表示を切り替えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の対話支援装置。
  5. 前記切り替え手段は、前記対象者に注意を向けていることを表示する時間と前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する時間を、前記対象者の動作および/または前記対象者のコミュニケーション動作に応じて所定の割合で混合して、表示を切り替えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の対話支援装置。
  6. 前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、前記切り替え手段で前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示手段の前記対象者に向けている注意を中断している表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する記憶手段を備える、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の対話支援装置。
  7. 対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出ステップと、
    前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示ステップと、
    前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示ステップと、
    前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力ステップと、
    前記注意表示ステップの前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替えステップと、
    を備えることを特徴とする対話支援方法。
  8. 前記注意表示ステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることを該対象者に表示するステップを含み、
    前記注意中断表示ステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示するステップを含み、
    前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けようとしていることを表示するときに、一旦、前記対象者に注意を向けようとしていることの表示を中断していることを表示するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の対話支援方法。
  9. 前記注意中断表示ステップは、いずれかの前記対象者に向けている注意を全て中断していることを表示するステップを含む、ことを特徴とする請求項7または8に記載の対話支援方法。
  10. 前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けていることの表示を継続する時間、および/または、前記対象者に向けている注意を中断していることの表示を継続する時間を、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて変化させて、表示を切り替えることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の対話支援方法。
  11. 前記切り替えステップは、前記対象者に注意を向けていることを表示する時間と前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する時間を、前記対象者の動作および/または前記対象者のコミュニケーション動作に応じて所定の割合で混合して、表示を切り替えることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の対話支援方法。
  12. 前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を、前記切り替えステップで前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示との切り替えを行った履歴に対応づけて記憶する記憶ステップを備える、ことを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載の対話支援方法。
  13. コンピュータに、
    対話を支援する対象者の所定の動作を表す情報を取得する検出ステップと、
    前記対象者に注意を向けていることを該対象者に向かって表示する注意表示ステップと、
    前記対象者に向けている注意を中断していることを表示する注意中断表示ステップと、
    前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報を取得する入力ステップと、
    前記注意表示ステップの前記対象者に注意を向けている表示と、前記注意中断表示ステップの前記対象者に向けている注意を中断している表示とを、前記対象者の動作を表す情報および/または前記対象者のコミュニケーション動作を表す情報に応じて切り替える切り替えステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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