JP2011033240A - ロータリキルンの胴体高さ調整装置 - Google Patents

ロータリキルンの胴体高さ調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータリキルンの胴体高さの調整を、ロータリキルンを停止させることなく自動で行うことのできるロータリキルンの胴体高さ調整装置を提供する。
【解決手段】タイヤ14をローラ16a,16bにより回転支持される胴体12を有するロータリキルンの胴体高さを調整する装置であって、第1の周長計測手段20と、タイヤ外周面高さを計測するレーザ距離計36と、ローラ16a,16bの軸受け18a〜18dをフレームセンタへ向けて摺動させる油圧シリンダ40a〜40dと、レーザ距離計36による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、レーザ距離計36による計測値と第1の周長計測手段20による計測値から算出されるタイヤセンタ高さを求め、前記タイヤセンタ高さが、予め定めた適正値の範囲となるように油圧シリンダ40a〜40dを稼動させる制御部52とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、セメント製造や廃棄物処理、各種原料の精錬などに用いられるロータリキルンに係り、特にロータリキルンの胴体高さを調整する装置に関する。
ロータリキルンは図8に示すように、回転炉となる胴体2と、この胴体2の外周に設けられたガースギア3、ピニオンギア4、タイヤ5、およびローラ6を基本として構成される。ガースギア3は、胴体2を回転駆動させるためのギアであり、胴体2の任意の位置に設けられる。ピニオンギア4は、モータなどの駆動源7からの動力をガースギア3に伝達するためのギアである。
タイヤ5は、胴体2の外周に設けられ、胴体2を支持するローラ6との接点を成す。胴体2は、その半径を約1.5〜3m、長さを約40〜120mとする長尺物である。このためタイヤ5は胴体2の複数個所に配置される。ローラ6は、2個一対として各タイヤ5の下部に配置されて胴体2を支持する役割を担う。
このような構成のロータリキルン1では、胴体2に設けられたタイヤ5とこれを支持するローラ6との間に継続的な負荷が長期に亙って繰り返し付加されるため、摩耗や経年劣化により胴体2の落ち込みやローラ5の片当たりなどが生ずることがある。胴体2は上述したように長尺な重量物であるため、局所的な落ち込みや片当たりが生じた場合には胴体自体に歪みが生じてしまう。また、全体的な落ち込みが生じた場合には、ガースギア3とピニオンギア4との噛み合いが深くなり、駆動に支障を来たすこととなってしまう。
このような問題を解決する手段について、特許文献1〜3に種々公開されている。特許文献1には、胴体に設けられたタイヤの劣化による亀裂の発生等を防止する手段に関する技術が開示されている。具体的には、タイヤ表面の硬度を測り、当該硬度が所定の値に近づいたらタイヤを加熱するというものである。
特許文献2には、ローラの軸受けに前後左右に加えられる力を計測する検出器を設け、左右方向においては検出器により検出される力が等しくなるように、前後方向においては検出される力が0となるように、軸受けをシリンダにより微動させ、ローラに対するタイヤの接地状態を安定させる技術が開示されている。
特許文献3には、タイヤとローラとの接触異常により局所的な接触圧の上昇等によるローラやタイヤの損傷を防止する技術が開示されている。特許文献3には、対を成すローラをリンクで接続し、ローラを支持する軸受けの台座に免振装置を備え、タイヤ接触面の傾きにローラ接触面の傾きを対応させるために、ローラの台座を傾けることを可能とさせる技術が開示されている。
特開平6−101973号公報 特開平7−218141号公報 特開2003−262471号公報
しかし、上記のような技術では、タイヤの劣化、あるいはタイヤとローラとの接触状態の補正は行えても、胴体の落ち込みを補正することまではできない。胴体の落ち込みは従来、タイヤの外周とローラの外周、およびローラを固定しているフレームとタイヤとの距離の計測値に基づいて手動で行われていた。具体的には、タイヤとローラの外周の計測値に基づいてそれぞれの直径(外径)を求め、フレームとタイヤとの計測値に基づいて胴体の落ち込み量を求める。求めた胴体の落ち込み量を補正するためには、2つのローラ間の距離を縮める必要があるため、ローラ間の距離の縮め量(押込み量)を算出し、算出された値に従ってローラを移動させるというものである。
このような補修は、ロータリキルンを安全かつ長期に亙り稼動させるために不可欠なものであるが、これらの作業は、ロータリキルンを停止させた状態で行われるため、ロータリキルンの稼働率の悪化に繋がる。
そこで本発明では、ロータリキルンの胴体高さの調整を、ロータリキルンを停止させることなく自動で行うことのできるロータリキルンの胴体高さ調整装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係るロータリキルンの胴体高さ調整装置は、外周に外嵌されたタイヤを対を成すローラにより回転支持される胴体を有するロータリキルンの胴体高さを調整する装置であって、前記タイヤの外周長さを計測する第1の周長計測手段と、前記タイヤ最下点と前記ローラを支持する軸受けが固定されたフレームとの垂直距離を計測する垂直距離計測手段と、前記対を成すローラの軸受けを前記フレームの中心側へ移動させるローラ移動手段と、前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求め、前記回転軸高さが予め定めた適正値の範囲となるように前記ローラ移動手段を稼動させる制御部とを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明に係るロータリキルンの胴体高さ調整装置は、外周に外嵌されたタイヤを対を成すローラにより回転支持される胴体を有するロータリキルンの胴体高さを調整する装置であって、前記タイヤの外周長さを計測する第1の周長計測手段と、前記胴体の軸線直下に位置する固定フレームと、前記固定フレームの両端に、前記ローラを支持する軸受けが設けられ、前記固定フレームの端部を基点として回動可能に設けられた可動フレームと、前記タイヤの最下点と前記固定フレームとの垂直距離を計測する垂直距離計測手段と、前記可動フレームを押し上げて前記ローラを移動させるローラ移動手段と、前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求め、前記回転軸高さが予め定めた適正値の範囲となるように前記ローラ移動手段を稼動させる制御部とを備えることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有するロータリキルンの胴体高さ調整装置は、前記ローラの外周長さを計測する第2の周長計測手段を備え、前記制御部は、前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求めると共に前記第2の周長計測手段による計測値から前記ローラの半径を算出し、前記タイヤの半径と前記ローラの半径から求められる前記タイヤと前記ローラの軸間距離と前記胴体の回転軸高さとに基づいて前記回転軸高さが適正値の範囲となる前記ローラ移動手段の稼動量を算出し、前記算出値に従って前記ローラ稼動手段を稼動させるようにすると良い。
このような特徴を有することによれば、胴体高さの調整をより高精度に行うことが可能となる。
さらに、上記のような特徴を有するロータリキルンの胴体高さ調整装置は、前記ローラ移動手段の稼動量を計測する稼動量計測手段を備え、前記制御部は、前記稼動量計測手段の計測値に基づいて前記ローラ稼動手段の稼動を停止させるようにすると良い。
このような特徴を有することによれば、胴体高さの調整量をローラ移動手段単位で定めることが可能となり、ローラカット等を自動で行うことも可能となる。
上記のような特徴を有するロータリキルンの胴体高さ調整装置によれば、ロータリキルンの胴体高さの調整を、ロータリキルンを停止させることなく自動で行うことが可能となる。
第1の実施形態に係る調整装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る調整装置による調整量の算出方法を説明するための図である。 第1の実施形態に係る調整装置におけるロータリキルンの胴体高さ調整のフローである。 第2の実施形態に係る調整装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る調整装置における油圧シリンダと可動フレームとの接点の部分拡大図である。 第2の実施形態に係る調整装置による調整量の算出方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る調整装置におけるロータリキルンの胴体高さ調整のフローである。 ロータリキルンの基本構成を示す図である。
以下、本発明のロータリキルンの胴体高さ調整装置に係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1を参照して本発明のロータリキルンの胴体高さ調整装置(以下、単に調整装置と称す)に係る第1の実施形態について説明する。なお、図1において図1(A)は調整装置の構成を示す正面ブロック図であり、図1(B)は調整装置の上面構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る調整装置10は、ローラ16a,16bと、第1の周長計測手段20、第2の周長計測手段28、垂直距離計測手段(レーザ距離計36)、ローラ移動手段(油圧シリンダ40a〜40d)、稼動量計測手段(レーザ距離計38a〜38d)、および制御部52を有する。
ローラ16a,16bは、ロータリキルンを構成する胴体12に外嵌されたタイヤ14を回転支持する役割を担い、タイヤ14の下部に胴体12の回転軸(不図示)を中心としてほぼ線対称な位置となるように2個一対として配置される。ローラ16a,16bは胴体12の回転軸に倣う方向(胴体12の回転軸と略平行)に回転軸17a,17bを有し、回転軸17a,17bは対を成す軸受け18a,18b、18c,18dにより支持されている。軸受け18a,18b、18c,18dは、調整装置のベースとなるフレーム54に対して摺動可能に設けられている。軸受け18a,18b、18c,18dの摺動方向は、対向配置されるローラ16a,16bを支持する回転軸17a,17b方向、すなわち胴体12の回転軸と直交する方向とされる。
第1の周長計測手段20は、タイヤ14の外周長さを計測することができればその構成を限定するものでは無いが、例えばタイヤ14の外周面に接触する計測ローラ(例えば回転角度検出器)22と、タイヤ14の周回をカウントするカウンタ(例えば近接センサ)24とから成るものであれば良い。計測ローラ22とカウンタ24は、それぞれシーケンサ44に接続され、シーケンサ44を介して得られた電気信号を後述する制御部52に送る構成とされている。計測ローラ22の外周長さは既知であり、計測ローラ22はタイヤ14の外周面に転がり接触することから、タイヤ14が1周する間における計測ローラ22の回転数(回転角度)より、タイヤ14の外周長さを求めることができる。また、カウンタ24は、タイヤ側面に付したストライカ26と、近接センサを用いることにより、タイヤ14の周回をカウントすることができる。
第2の周長計測手段28は、タイヤ14の下部に設けられた各ローラ16a,16bの外周長さを計測することができれば、その構成を限定するものでは無い。具体的構成を挙げるとすれば、上述した第1の周長計測手段と同様な構成で良い。すなわち、計測ローラ30とストライカ34を有するカウンタ32、および信号を制御するシーケンサ44を有し、シーケンサ44は詳細を後述する制御部52に接続されるという構成である。
レーザ距離計36は、胴体12に外嵌されたタイヤ14の最下点とフレーム54との距離(以下、タイヤ外周面高さと称す)の計測を行う役割を担う。このためレーザ距離計36は、タイヤセンタO(胴体・タイヤの回転軸:図2参照)からフレーム54へ向けて垂線を下ろした位置に、レーザ照射口をタイヤ14へ向けた状態で配置される。レーザ距離計36の配置にあたっては、レーザ距離計36の本体をフレーム54に埋め込むように配置しても良いが、レーザ距離計36本体の寸法を予め計測距離に加算するように設定することでも足り、図1にはそのように示す。このような配置形態とすることで、タイヤ外周面高さの計測を正確に行うことが可能となる。このような配置形態のレーザ距離計36は、シーケンサ42に接続され、シーケンサ42は制御部52に接続されている。
油圧シリンダ40a〜40dは、フレーム54に沿ってローラ16a,16bの軸受け18a〜18dを摺動させ、ローラ16a,16bを移動させる役割を担う。なおローラ16a,16bの移動は対を成すローラ16a,16bの回転軸17a,17bとの軸間距離を縮める方向となる。このため油圧シリンダ40a〜40dは、複数の軸受け18a〜18dのそれぞれに対し、フレーム54のセンタと反対となる側から、フレーム54のセンタ方向へ押圧を加えるように配置されている。油圧シリンダ40a〜40dは、作動油を供給する油圧源50に接続されている。油圧シリンダ40a〜40dと油圧源50の間には、配管の分岐を成すマニホールド48が設けられ、マニホールド48を介して各油圧シリンダ40a〜40dへと分岐された各分岐配管には、各油圧シリンダ40a〜40dに対して供給する作動油を制御する電磁弁46a〜46dが設けられている。電磁弁46a〜46dや油圧源50は制御部52に電気的に接続されており、電磁弁46a〜46dの開閉、作動油供給のON、OFFなどの制御が成される。
レーザ距離計38a〜38dは、ローラ16a,16bにおける軸間距離の調整距離の変化の計測を行う役割を担う。このためレーザ距離計38a〜38dは、対を成すローラ16a,16bの間に配置され、4つの軸受け18a〜18dに対して(本実施形態では軸受け18a〜18dの台座)レーザを照射するように配置され、油圧シリンダ40a〜40dを介した軸受け18a〜18dの摺動距離を計測可能とされている。4つのレーザ距離計38a〜38dは、シーケンサ42に接続され、シーケンサ42は制御部52に接続されている。
制御部52は、レーザ距離計36や第1の周長計測手段20、第2の周長計測手段28によって計測された値に基づいてタイヤセンタOの高さが適正値の範囲となるローラ16a,16bの軸間距離を求め、ローラ16a,16bの軸受け18a〜18dを摺動させる油圧シリンダ40a〜40dに作動油を供給する電磁弁46a〜46dに制御信号を送る役割を担う。なお、本実施形態におけるタイヤセンタOの高さの適正値の範囲とは、初期設定値(適正値H)±2mm程度の範囲であり、胴体の外径や長さに応じて任意に定めることができる。
具体的に説明すると、制御部52には、図示しない記憶手段と演算手段、および制御信号出力手段が備えられており、記憶手段には少なくとも、予め定められたタイヤセンタ高さの適正値Hと、タイヤ外周面高さHの要補正値、タイヤ14の外径D(初期値)、フレーム54からローラセンタO1,O2までの高さ(ローラセンタ高さ)H2、およびフレームセンタからローラセンタO1,O2までの距離L1,L2が記憶されている。また演算手段は第1の周長計測手段20と第2の周長計測手段28によって計測された値に基づいて、タイヤセンタOとローラセンタO1,O2間の距離を算出し、算出された値とレーザ距離計38a〜38dによる計測値、および記憶手段に記憶された値に基づいて軸受け18a〜18dの調整指令値を算出する。また、制御信号出力手段は、レーザ距離計36およびレーザ距離計38a〜38dが接続されたシーケンサ42、第1の周長計測手段20および第2の周長計測手段28が接続されたシーケンサ44、電磁弁46a〜46d、油圧源50に対して必要に応じた制御信号を出力する。
ここで、ローラセンタO1,O2からタイヤセンタまでの高さをH1とすると、H1は数式1で示すように、タイヤセンタ高さの適正値Hからローラセンタ高さH2を減算することで求めることができる。
Figure 2011033240
タイヤセンタ高さの適正値Hをタイヤ外径Dとタイヤ外周面高さHに置き換えると、数式2は
Figure 2011033240
と表すことができる。周長計測に基づくタイヤ外径の計算値をD′、ローラ外径の計算値をd′とすると、タイヤセンタとローラセンタとの間の距離R1′は、
Figure 2011033240
と示すことができ、軸受け18a,18bの調整寸法L1′は、
Figure 2011033240
と求めることができる。同様にして軸受け18c,18dの調整寸法L2′は、
Figure 2011033240
で求めることができる。軸受け18a〜18dの調整量ΔL1、ΔL2は、軸受け18a〜18dの初期値L1、L2から調整寸法L1′、L2′を減算することにより求めることができる。そして、求めた調整量ΔL1、ΔL2をレーザ距離計38a〜38dによる計測値から減じた値をそれぞれ調整指令値として油圧シリンダに対する作動油の供給量を調整する。なお、軸受け18a〜18dの調整を終了した後は、調整寸法として求めたL1′、L2′をローラ軸受けの初期値L1、L2として記憶値を書き換えるように制御すると良い。
上記のような構成の調整装置10では、レーザ距離計36によりタイヤ外周面高さ(以下、タイヤ外周面高さの計測値についてH′と称す)の計測(常時監視)を行う(S10:図3参照)。レーザ距離計36により得られたタイヤ外周面高さH′は制御部52に送信され、予め定めた要補正値と比較される(S20)。要補正値との比較により、タイヤ外周面高さ(H′)が要補正値より大きい、すなわちNOの場合、S10に戻り、再びタイヤ外周面高さH′の計測を行う。タイヤ外周面高さH′が要補正値以下、すなわちYESであった場合、第1の周長計測手段20によりタイヤ14の外周長さを計測すると共に第2の周長計測手段28によりローラ16a,16bの外周長さを計測し、タイヤ14の外径、およびローラ16a,16bの外径を求める(S30)。なお、ここでいう要補正値とは例えば、タイヤ外周面高さH−5mm以下の範囲とすれば良いが、タイヤ14の外径や胴体12の長さ等を勘案して、運転に支障を来たさない範囲で任意に定める値で良い。
タイヤ14の外径の算出値、ローラ16a,16bの外径の算出値、タイヤ外径の初期値D、及びタイヤ外周面高さの初期値Hに基づいてタイヤセンタ高さが適正値となる軸受け18a〜18dの調整寸法L1′、L2′を算出する(S40)。レーザ距離計38a〜38dにより調整前におけるレーザ距離計38a〜38dと軸受け18a〜18dの距離L1〜L4の計測を行い(S50)、調整指令値の算出を行う(S60)。油圧源50と電磁弁46a〜46dに信号を送信し、電磁弁46a〜46dの開閉により油圧シリンダ40a〜40dへ作動油を供給する(S70)。時間又は送油量により規定した所定の作動油を供給した後、電磁弁46a〜46dを閉塞し、レーザ距離計38a〜38dによりL1〜L4の計測を行う(S80)。レーザ距離計38a〜38dによる計測により得られた計測値と予め算出した調整指令値とを比較し(S90)、比較の結果計測値が調整値よりも大きかった場合は、S70に戻り再び作動油の供給を行う。一方、計測値が調整指令値と等しい、あるいは計測値が調整指令値以上となった場合には軸受け18a〜18dの調整を終了する(S100)。なお、計測値が調整値以上となった場合には、計測値が調整値を超えた箇所の油圧シリンダ40a〜40dに接続された電磁弁46a〜46dを瞬時的に開放し、胴体の自重による戻し調整を繰り返すようにすれば良い。
上記のような調整装置によれば、胴体の落ち込み量が要補正値に達した時点で自動的にローラ軸受けを摺動させ、胴体の回転軸の位置補正を行うことができる。これにより、作業員によるタイヤ14やローラ16a,16bの外周長さの実測を行う必要が無くなり、胴体高さの調整は、ロータリキルンを稼動させた状態で行うことができるようになる。
また、胴体高さは常に適正値と要補正値との間に位置することとなるため、ガースギアとピニオンギアとの噛み込み状態が常に良好な状態となる。
また、実施形態に係る調整装置10によれば、レーザ距離計38a〜38dの数値設定により油圧シリンダ40a〜40dを稼動させて軸受け18a〜18dを摺動させることができる。このため、レーザ距離計38a〜38dのズレ量(調整形態)を任意に定めることによりローラ16a,16bの回転軸17a,17bの傾き角度を制御することができる。これにより、胴体12に対するローラ16a,16bの接触角度の調整(ローラカット)を自動で行うことができる。
なお、上記実施形態において要補正値は、レーザ距離計36により直接計測したタイヤ外周面高さとしていたが、タイヤ周長に基づいて算出されるタイヤセンタ高さについて、要補正値を定めるようにしても良い。なおこの場合、定期的にタイヤ外周面高さとタイヤ周長を計測し、算出されるタイヤ半径とタイヤ外周面高さの和と要補正値との比較を行うようにすれば良い。
次に、本発明のロータリキルンの胴体高さ調整装置に係る第2の実施形態について図4を参照して説明する。なお、図4において図4(A)は調整装置の構成を示す正面ブロック図であり、図4(B)は調整装置の上面構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る調整装置110の構成も、ローラ16a,16bと軸受け18a〜18d、フレーム(56,56a,56b)、レーザ距離計36、及び油圧シリンダ58a〜58dを有する点は、上記第1の実施形態に係る調整装置10と同様である。よって、その機能を同一とする箇所には、同一符号を付してその詳細な説明は省略することとする。
調整装置10との相違点は、フレームの形態、および油圧シリンダの配置形態にある。本実施形態に係るフレームは3分割されており、土台に固定された固定フレーム56と、固定フレーム56の両端に接続される可動フレーム56a,56bとより成る。固定フレーム56と可動フレーム56a,56bはピン57により蝶番状に接続されており、可動フレーム56a,56bはピン57を基点として回動可能な構成とされている。
本実施形態では、ローラ16a,16bを固定する軸受け18a〜18dは可動フレーム56a,56bに固定され、可動フレーム56a,56bがタイヤセンタ側へ回動することに伴いローラ16a,16bの回転軸17a,17bと共に胴体12が押し上げられることとなる。なお、可動フレーム56a,56bの回動に伴う対を成す回転軸17a,17bの軸間距離の縮みについて本実施形態では、可動フレーム56a,56bの押上げ量に対して微小な値であることから、計算上無視することとしている。
油圧シリンダ58a〜58dは、土台に配置され、ロッド60の先端を可動フレーム56a,56bの下部に接触させている。可動フレーム56a,56bにおけるロッド60との接触面には図5に示すように、円弧面あるいは球面の支持部61が設けられ、接触面の傾きに影響されずに可動フレーム56a,56bを押し上げることができる構成とされている。
本実施形態では制御部の記憶手段に、タイヤ外径の初期値D、タイヤ外周面高さH、ローラ回転軸高さJ1、J2、および固定フレーム56のセンタからローラセンタO1,O2までの距離L1、L2などが記憶されている。また、本実施形態では演算部によりタイヤセンタ高さHを
Figure 2011033240
で算出し、タイヤセンタOからローラセンタO1,O2までの垂直距離H1を
Figure 2011033240
で算出することができる。ここでL1、L2については不変であるとみなすため、タイヤ14およびローラ16a,16bが摩耗した際のタイヤセンタOとローラセンタO1,O2との垂直距離H1′は数式8または数式9で示すことができる。
Figure 2011033240
Figure 2011033240
本実施形態では、摩耗によるタイヤセンタ高さの降下をローラ回転軸の高さ補正により調整する。したがって、回転軸17a,17bの軸受け18a〜18dの設定高さJ1′、J2′は、
Figure 2011033240
で示すことができる。このとき、回転軸17a,17bを押し上げるための寸法、すなわち軸受調整寸法Δh1、Δh2は、
Figure 2011033240
となり、油圧シリンダ58a〜58dの押上げ寸法h1、h2は、
Figure 2011033240
で求めることができる。ここで、A1、A2はそれぞれ、固定フレーム56と可動フレーム56a,56bを繋ぐピン57のセンタからローラセンタO1,O2までの距離であり、B1、B2はそれぞれローラセンタO1,O2から油圧シリンダ58a〜58dにおけるロッド60と可動フレーム56a,56bとの接点までの距離である。
上記のような構成の調整装置では、レーザ距離計36によりタイヤ外周面高さH′の計測(常時監視)を行う(S110:図7参照)。レーザ距離計36により得られた値(H′)は制御部52に送信され、予め定めた要補正値と比較される(SS120)。要補正値との比較により、計測値(H′)が要補正値より大きい、すなわちNOの場合、S110に戻り、再びタイヤ外周面高さH′の計測を行う。計測値(H′)が要補正値以下、すなわちYESであった場合、第1の周長計測手段20によりタイヤ14の外周長さを計測すると共に第2の周長計測手段28によりローラ16a,16bの外周長さを計測し、タイヤ14の外径、およびローラ16a,16bの外径を求める(S130)。
タイヤ14の外径の算出値、ローラ16a,16bの外径の算出値、タイヤ外径の初期値D、タイヤ外周面高さの初期値H、ローラ回転軸高さの初期値J1、J2、およびピン57のセンタからローラセンタO1,O2までの距離A1、A2とローラセンタO1,O2から油圧シリンダ58a〜58dにおけるロッド60と可動フレーム56a,56bとの接点までの距離B1、B2に基づいて油圧シリンダ58a〜58dによる押上げ寸法h1、h2を算出する(S140)。算出された押上げ寸法に基づいて作動油の送油量を換算し、電磁弁46a〜46dの開閉を行い、油圧シリンダ58a〜58dを稼動させ、可動フレーム56a,56bを押し上げる(S150)。
このような調整装置110であっても、胴体12の落ち込み量が要補正値に達した時点で自動的にローラ16a,16bを押し上げ、胴体12の回転軸の位置補正を行うことができる。これにより、作業員によるタイヤ14やローラ16a,16bの外周長さの作業員による実測を行う必要が無くなり、胴体高さの調整は、ロータリキルンを稼動させた状態で行うことができるようになる。
また、胴体12の高さは常に適正値と要補正値との間に位置することとなるため、ガースギアとピニオンギアとの噛み込み状態が常に良好な状態となる。
なお本実施形態において可動フレーム56a,56bの回動に伴うローラセンタO1,O2と固定フレームセンタとの距離の縮みを考慮する場合、可動フレーム56a,56bの回動に伴ってロッド60との接触面が胴体12の回転軸側へ近づくことに従い、その配置位置を固定フレームセンタ側へシフト可能に配置することが望ましい。
なお、上記実施形態ではいずれも、計測されたタイヤ外周面高さに基づいてタイヤセンタ高さの適正値に対する補正値を求め、この値に基づいて油圧シリンダを稼動させる旨記載した。しかしながら本発明に係る調整装置は、計測されたタイヤ外周面高さに基づいてタイヤセンタ高さを求め、この値がタイヤセンタ高さの適正値となるように油圧シリンダを稼動させるフィードバック制御を行うものであっても良い。さらに、調整精度は劣るものの、タイヤ外周面高さのみに基づいて油圧シリンダを稼動させるフィードバック制御を行うものであっても良い。
また、ローラ移動手段について実施形態では油圧シリンダとしたが、リニアアクチュエータなどを利用した電動のスライダであっても良い。このような構成とすることによれば、ローラ回転軸の位置決め、制御の精度を高くすることができる。
上記実施形態では調整対照をロータリキルンの胴体としているが、本発明の技術は他の回転円筒体における位置調整にも使用することができる。
10………ロータリキルンの胴体高さ調整装置(調整装置)、12………胴体、14………タイヤ、16a,16b………ローラ、17a,17b………回転軸、18a〜18d………軸受け、20………第1の周長計測手段、28………第2の周長計測手段、36………レーザ距離計、40a〜40d………油圧シリンダ、42………シーケンサ、44………シーケンサ、46a〜46d………電磁弁、48………マニホールド、50………油圧源、52………制御部。

Claims (4)

  1. 外周に外嵌されたタイヤを対を成すローラにより回転支持される胴体を有するロータリキルンの胴体高さを調整する装置であって、
    前記タイヤの外周長さを計測する第1の周長計測手段と、
    前記タイヤ最下点と前記ローラを支持する軸受けが固定されたフレームとの垂直距離を計測する垂直距離計測手段と、
    前記対を成すローラの軸受けを前記フレームの中心側へ移動させるローラ移動手段と、
    前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求め、前記回転軸高さが予め定めた適正値の範囲となるように前記ローラ移動手段を稼動させる制御部とを備えることを特徴とするロータリキルンの胴体高さ調整装置。
  2. 外周に外嵌されたタイヤを対を成すローラにより回転支持される胴体を有するロータリキルンの胴体高さを調整する装置であって、
    前記タイヤの外周長さを計測する第1の周長計測手段と、
    前記胴体の軸線直下に位置する固定フレームと、
    前記固定フレームの両端に、前記ローラを支持する軸受けが設けられ、前記固定フレームの端部を基点として回動可能に設けられた可動フレームと、
    前記タイヤの最下点と前記固定フレームとの垂直距離を計測する垂直距離計測手段と、
    前記可動フレームを押し上げて前記ローラを移動させるローラ移動手段と、
    前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求め、前記回転軸高さが予め定めた適正値の範囲となるように前記ローラ移動手段を稼動させる制御部とを備えることを特徴とするロータリキルンの胴体高さ調整装置。
  3. 前記ローラの外周長さを計測する第2の周長計測手段を備え、
    前記制御部は、前記垂直距離計測手段による計測値が予め定めた要補正値に達した場合に、前記垂直距離計測手段による計測値と前記第1の周長計測手段による計測値から算出される前記タイヤの半径から前記胴体の回転軸高さを求めると共に前記第2の周長計測手段による計測値から前記ローラの半径を算出し、前記タイヤの半径と前記ローラの半径から求められる前記タイヤと前記ローラの軸間距離と前記胴体の回転軸高さとに基づいて前記回転軸高さが適正値の範囲となる前記ローラ移動手段の稼動量を算出し、前記算出値に従って前記ローラ稼動手段を稼動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロータリキルンの胴体高さ調整装置。
  4. 前記ローラ移動手段の稼動量を計測する稼動量計測手段を備え、
    前記制御部は、前記稼動量計測手段の計測値に基づいて前記ローラ稼動手段の稼動を停止させることを特徴とする請求項3に記載のロータリキルンの胴体高さ調整装置。
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