JP2011028044A - Electrophotographic process cartridge - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置において用いられる電子写真用プロセスカートリッジ及び現像方法に関するものである。 The present invention relates to an electrophotographic process cartridge and a developing method used in an image forming apparatus such as a copying machine or a laser printer.
特許文献1に開示されているように、現像ローラには通常、トナー量規制部材が当接しているが、これに起因する課題として以下のようなものがある。すなわち、電子写真プロセスカートリッジが輸送時や保管時に高温高湿環境に置かれたときに、トナー量規制部材が当接している位置において現像ローラの表面の塑性変形が促進される。そして、表面が大きく塑性変形した現像ローラを用いると、当該塑性変形部に起因して電子写真画像に帯状のスジが生じてしまうことがある。
As disclosed in
本発明は、高温高湿条件下に長期間放置した場合にも、現像ローラの表面に塑性変形が生じにくい電子写真用プロセスカートリッジを提供することに向けたものである。 An object of the present invention is to provide an electrophotographic process cartridge that hardly causes plastic deformation on the surface of a developing roller even when left under a high temperature and high humidity condition for a long period of time.
本発明の一態様に係る電子写真用プロセスカートリッジは、現像ローラと、該該現像ローラ上にトナー層形成するためのトナー量規制部材とを備えている電子写真用プロセスカートリッジであって、
該現像ローラは、その表面に中空樹脂粒子が付着させられており、該現像ローラと該トナー量規制部材とは該中空樹脂粒子を介して当接しており、かつ、
該中空樹脂粒子は、現像ローラを回転させることによってその表面から脱落することを特徴とする。
An electrophotographic process cartridge according to an aspect of the present invention is an electrophotographic process cartridge including a developing roller and a toner amount regulating member for forming a toner layer on the developing roller,
The developing roller has hollow resin particles attached to the surface thereof, the developing roller and the toner amount regulating member are in contact with each other through the hollow resin particles, and
The hollow resin particles fall off the surface by rotating the developing roller.
本発明によれば、長期間の放置時(輸送時等)には、現像ローラとトナー量規制部材が中空樹脂粒子を介して当接しているため、現像ローラの表面が塑性変形することを有効に抑制できる。また、中空樹脂粒子は、現像ローラの回転に伴い、トナー量規制部材によってかきとられることにより容易に現像ローラの表面から脱落するため、電子写真画像の形成に影響を与えにくい。 According to the present invention, since the developing roller and the toner amount regulating member are in contact with each other through the hollow resin particles when left for a long time (such as during transportation), it is effective that the surface of the developing roller is plastically deformed. Can be suppressed. Further, since the hollow resin particles are easily removed from the surface of the developing roller by being scraped off by the toner amount regulating member as the developing roller rotates, the formation of the electrophotographic image is hardly affected.
本発明者らは、現像ローラとトナー量規制部材の間に硬度が低い中空樹脂粒子を介在させることにより、トナー量規制部材が現像ローラに対する当接圧を分散させることにより、緩和する。これにより、トナー量規制部材が現像ローラに侵入する深さが浅くなり、現像ローラの塑性変形を軽減できることを見出した。また、中空樹脂粒子の高い反発性により、現像ローラの回転に伴い、容易にトナー量規制部材にかきとられる。これにより、粒子が現像ローラ上に残存することにより発生する画像不良を抑えることができることを見出した。以下、本発明につき更に詳しく説明する。 The present inventors relieve the toner amount regulating member by dispersing the contact pressure against the developing roller by interposing the hollow resin particles having low hardness between the developing roller and the toner amount regulating member. As a result, it has been found that the depth of penetration of the toner amount regulating member into the developing roller becomes shallow, and plastic deformation of the developing roller can be reduced. Further, due to the high resilience of the hollow resin particles, the toner amount is easily scraped off with the rotation of the developing roller. As a result, it has been found that image defects caused by particles remaining on the developing roller can be suppressed. Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
(現像ローラ)
現像ローラとしては、図1に示すように、導電性軸体1の周囲に設けられた弾性層2を有し、その外周に表層としての樹脂層3を有しているものを用いることができる。
(Development roller)
As the developing roller, as shown in FIG. 1, a roller having an
本発明において、導電性軸体1としては、アルミニウムや鉄、ステンレス(SUS)で外径4〜10mmの円柱体のものが用いられる。前記導電性軸体1の周囲に設けられた弾性層2は、シリコーンゴムやEPDMまたはウレタンのエラストマー、あるいはその他の樹脂が用いられる。弾性層2には、電子導電性物質やイオン導電物質を配合し、体積抵抗率が103乃至1010Ωcm、好ましくは104乃至108Ωcmになるよう調整したものが用いられる。
In the present invention, as the
前記弾性層2の基材として、以下のものも用いることができる。天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、及びこれらの混合物。これらの中で、低硬度でかつ高反発弾性という特異な特性を有することからシリコーンゴムが好ましく用いられる。
The following can also be used as the base material of the
弾性層2の外周には表面層としての樹脂層3が形成される。樹脂層3の結着樹脂として、具体的には以下のものを用いることができる。ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、フッ素樹脂、ポリプロピレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、珪素樹脂、ポリエステル樹脂、スチロール系樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド樹脂、繊維素系樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、水系樹脂、及びこれらの混合物。これらの中で、トナーの帯電性や耐磨耗性からポリウレタン樹脂が好ましく用いられる。特に被膜の硬度を小さくでき、特にトナーの帯電性が高いポリエーテルポリウレタン樹脂が好ましい。
A
ポリエーテルポリウレタン樹脂は、公知のポリエーテルポリオールとイソシアネート化合物との反応により得ることができる。ポリエーテルポリオールとしては、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールが挙げられる。また、これらのポリオール成分は必要に応じて予め2,4−トリレンジイソシアネート(TDI)、1,4ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等のイソシアネートにより鎖延長したプレポリマーとしてもよい。 The polyether polyurethane resin can be obtained by a reaction between a known polyether polyol and an isocyanate compound. Examples of the polyether polyol include polyethylene glycol, polypropylene glycol, and polytetramethylene glycol. In addition, these polyol components may be prepolymers that are chain-extended with an isocyanate such as 2,4-tolylene diisocyanate (TDI), 1,4 diphenylmethane diisocyanate (MDI), isophorone diisocyanate (IPDI) as necessary.
これらのポリオール成分と反応させるイソシアネート化合物として具体的には、以下のものが挙げられる。エチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、シクロヘキサン1,3−ジイソシアネート、シクロヘキサン1,4−ジイソシアネート等の脂環族ポリイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の芳香族ポリイソシアネート、及びこれらの変性物や共重合物、そのブロック体。
Specific examples of the isocyanate compound to be reacted with these polyol components include the following. Aliphatic polyisocyanates such as ethylene diisocyanate, 1,6-hexamethylene diisocyanate (HDI), isophorone diisocyanate (IPDI),
樹脂層3には、現像ローラの表面を粗面化する目的で粗し粒子を添加することができる。粗し粒子として、具体的には以下のものが挙げられる。EPDM、NBR、SBR、CR、シリコーンゴム等のゴム粒子;ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド系の熱可塑性エラストマー(TPE)等のエラストマー粒子;PMMA、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ナフタレン樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、ジビニルベンゼン重合体、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ポリアクリロニトリル樹脂等の樹脂粒子。これらを、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。
Roughening particles can be added to the
現像ローラは、導電性軸体1と、弾性層2と、樹脂層3とを有する。ここで、弾性層2の形成方法としては特に限定されるものではないが、高い寸法精度で弾性層2を形成できることから、型内に弾性材料を注入して弾性層を形成する方法が好ましい。
The developing roller has a
樹脂層3の形成方法も特に限定されるものではないが、安定した表面形状を得られることから、弾性層2の上に塗料をコートする方法が好ましい。特に生産安定性に優れることから特開昭57−5047号公報に記載されているような浸漬槽上端から塗料をオーバーフローさせる浸漬塗工が好ましい。図4はオーバーフロー方式の浸漬塗工の概略図である。25は円筒形の浸漬槽であり、ローラ外形よりも大きな内径を有し、ローラの軸方向長さよりも大きな深さを有している。浸漬槽25の上縁外周には環状の液受け部が設けられており、撹拌タンク27と接続されている。また浸漬槽25の底部は撹拌タンク27と接続されており、撹拌タンク27の塗料は、液送ポンプ26により浸漬槽25の底部に送り込まれる。浸漬槽25の底部に送り込まれた塗料は、浸漬槽25の上端部からオーバーフローして浸漬槽25の上縁外周の液受け部を介して撹拌タンク27に戻る。導電性軸体1上に弾性層2を設けたローラ部材は、昇降装置28に垂直に固定され、浸漬槽25中に浸漬した後に、引き上げることで樹脂層3が形成される。
The formation method of the
本発明において弾性層2および樹脂層3の電気抵抗を調整するために用いられる電子導電性材料として具体的には、以下のものが挙げられる。ケッチェンブラックEC,アセチレンブラックの導電性カーボン、SAF,ISAF,HAF,FEF,GPF,SRF,FT,MTのゴム用カーボン、酸化処理を施したカラ−(インク)用カーボン、銅、銀、ゲルマニウムの金属及び金属酸化物。この中で、少量で導電性を制御できることからカーボンブラックが好ましい。これら導電性粉体は、通常基材100重量部に対して0.5〜50重量部、特に1〜30重量部の範囲で好適に用いられる。また、導電性材料として用いられるイオン導電性物質として、以下のものが挙げられる。過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、塩化リチウムの無機イオン性導電物質、更に変性脂肪族ジメチルアンモニウムエトサルフェート、ステアリルアンモニウムアセテートの有機イオン性導電物質。
Specific examples of the electronic conductive material used for adjusting the electric resistance of the
弾性層2を形成する材料中への前記抵抗調整材の分散方法としては特に制限されるものではなく、ロール、バンバリーミキサー、加圧ニーダー等の公知の装置を用いて分散することができる。また、樹脂層3を形成するための塗料中への前記抵抗調整剤の分散方法としては特に制限されるものではない。例えば、樹脂材料を適当な有機溶剤に溶解させた溶液中に、前記抵抗調整剤や前記多孔質樹脂粒子等を添加し、サンドグラインダー、サンドミル、ボールミル等の公知の装置を用いて分散することができる。
The method for dispersing the resistance adjusting material in the material forming the
現像ローラの電気抵抗としては、1×105Ω以上、1×107Ω以下が好ましい。すなわち、トナー量規制部材にバイアスを印加したプロセスに使用した場合、電気抵抗値が1×105Ω未満の場合にはブレードバイアスリークが発生しやすく、電気抵抗値が1×107Ωを超える場合には現像ネガゴーストが発生しやすい。 The electric resistance of the developing roller is preferably 1 × 10 5 Ω or more and 1 × 10 7 Ω or less. That is, when used in a process in which a bias is applied to the toner amount regulating member, blade bias leakage is likely to occur when the electrical resistance value is less than 1 × 10 5 Ω, and the electrical resistance value exceeds 1 × 10 7 Ω. In some cases, a development negative ghost is likely to occur.
(トナー量規制部材)
トナー量規制部材は、現像ローラの表面にトナー層を形成するためのものである。材質は特に限定されるものではい。トナー量規制部材にバイアスを印加する場合は、トナー量規制部材は導電性であることが好ましく、リン青銅やステンレス等の金属であることがより好ましい。トナー量規制部材の現像ローラに対する当接圧を、5g/cm以上35g/cm以下にすると、現像ローラ上にトナーをより均一に塗布できるため好ましい。本発明において、現像ローラとトナー量規制部材の当接領域に中空樹脂粒子を介在させることが必要である。図5は中空樹脂粒子の模式図である。略球状の中空樹脂粒子29はトナー量規制部材9の当接圧により圧縮され、断面が楕円状に変形する。この変形により、当接圧が圧縮方向とほぼ90°の方向に分散され、現像ローラにかかる当接圧が緩和される。この緩和作用がトナー量規制部材の当接による、現像ローラの塑性変形を軽減することができる。
(Toner amount regulating member)
The toner amount regulating member is for forming a toner layer on the surface of the developing roller. The material is not particularly limited. When a bias is applied to the toner amount regulating member, the toner amount regulating member is preferably conductive, and more preferably a metal such as phosphor bronze or stainless steel. It is preferable that the contact pressure of the toner amount regulating member with respect to the developing roller is 5 g / cm or more and 35 g / cm or less because the toner can be more uniformly applied on the developing roller. In the present invention, it is necessary to interpose hollow resin particles in the contact area between the developing roller and the toner amount regulating member. FIG. 5 is a schematic diagram of hollow resin particles. The substantially spherical
中空樹脂粒子の外殻30を構成するポリマーは、圧力や熱がかかると、弾性変形と共に、ポリマー分子間のずれにより塑性変形が生じる。一方、空隙を構成する気体は、弾性変形が生じるのみで、塑性変形は生じない。従って、粒子を中空状にすることによって、粒子全体に占める塑性変形の比率を低減することができる。加えて中空樹脂粒子は、外部から加える圧力を開放すると内部の気体の圧力によって、中空樹脂粒子の外殻29を内側から押して、略球状、即ち外殻29の形を元に戻そうとする力が働く。これらの理由により中空樹脂粒子は、中実粒子と比べて、反発性が高くなる。これにより、トナー量規制部材と現像ローラの当接領域に介在する中空樹脂粒子は、カートリッジ使用時の現像ローラの回転時に当接領域から抜け出た際、楕円状から、元の形状の中空樹脂粒子29に戻る。その後、中空樹脂粒子29は、元の形状に戻っているため当接領域に侵入することなく、トナー量規制部材に容易にかきとられ、現像ローラ上から脱落する。従って、中空樹脂粒子が再び当接領域に挟まれることで発生する、スジ状の画像不良を防ぐことができる。一方、中実粒子の場合は、現像ローラとトナー量規制部材との当接領域において、塑性変形が大きいため元の形状に戻りにくい。そのため、中実粒子は現像ローラ回転時にトナー量規制部材にかきとられにくく、画像不良が発生する要因となる場合がある。
When the polymer constituting the
中空樹脂粒子の微小圧縮硬度としては、0.6×10−4N/μm以上、1.5×10−4N/μm以下が好ましい。現像ローラとトナー量規制部材の当接領域に中空樹脂粒子が介在したときに、当接圧により中空樹脂粒子が楕円状に歪み、当接圧を緩和させる効果を十分に得られるためである。 The micro compression hardness of the hollow resin particles is preferably 0.6 × 10 −4 N / μm or more and 1.5 × 10 −4 N / μm or less. This is because when the hollow resin particles are present in the contact area between the developing roller and the toner amount regulating member, the hollow resin particles are distorted into an elliptical shape by the contact pressure, and a sufficient effect of relaxing the contact pressure can be obtained.
中空樹脂粒子の現像ローラ上の付着量(密度)としては、5×10−9mg/cm2以上、4×10−8mg/cm2以下が好ましい。中空樹脂粒子の介在によりトナー量規制部材の当接圧を十分に緩和させ、トナー量規制部材の現像ローラへの侵入による塑性変形を軽減させることができるためである。 The adhesion amount (density) of the hollow resin particles on the developing roller is preferably 5 × 10 −9 mg / cm 2 or more and 4 × 10 −8 mg / cm 2 or less. This is because the contact pressure of the toner amount regulating member can be sufficiently relaxed by the hollow resin particles being interposed, and plastic deformation due to the toner amount regulating member entering the developing roller can be reduced.
ここで、本発明における中空樹脂粒子とは、外殻と1つの空隙から構成される粒子であり、好ましくは粒子全体の体積に対する空隙率が50%以上である。粒子全体の体積に対する空隙率が50%以上である場合、粒子全体に占める塑性変形の比率が低く、反発性が高くなる。これにより、中空樹脂粒子が現像ローラ上から脱落しやすいため好ましい。 Here, the hollow resin particles in the present invention are particles composed of an outer shell and one void, and preferably have a porosity of 50% or more with respect to the volume of the entire particle. When the porosity with respect to the volume of the whole particle | grain is 50% or more, the ratio of the plastic deformation to the whole particle | grain is low, and resilience becomes high. This is preferable because the hollow resin particles easily fall off from the developing roller.
また、本発明における中空樹脂粒子の材質は前記微小圧縮硬度の範囲を満たすものであればアクリル、ウレタン、シリコーン等いずれでも良く、限られたものではない。 In addition, the material of the hollow resin particles in the present invention may be any of acrylic, urethane, silicone and the like as long as the material satisfies the range of the micro compression hardness, and is not limited.
また、本発明における中空樹脂粒子の相加平均粒径は、50μm以上150μmであることが好ましい。相加平均粒径が50μm未満の場合はトナー量規制部材の侵入を軽減する効果が得られにくい。また、150μmより大きいの場合は、現像ローラとトナー量規制部材の当接領域において十分な充填密度で中空樹脂粒子の充填することが困難になる。 Moreover, it is preferable that the arithmetic mean particle diameter of the hollow resin particle in this invention is 50 micrometers or more and 150 micrometers. When the arithmetic average particle diameter is less than 50 μm, it is difficult to obtain the effect of reducing the penetration of the toner amount regulating member. On the other hand, when the diameter is larger than 150 μm, it becomes difficult to fill the hollow resin particles with a sufficient filling density in the contact area between the developing roller and the toner amount regulating member.
(中空樹脂粒子を介して現像ローラとトナー量規制部材を当接させる方法)
粉体を介して現像ローラとトナー量規制部材が当接していれば、どのような方法を用いてもよいが、現像ローラの表面に粉体を付着させた後に、現像ローラとトナー量規制部材を当接させる方法が最も簡便である。
(Method of contacting the developing roller and the toner amount regulating member through the hollow resin particles)
Any method may be used as long as the developing roller and the toner amount regulating member are in contact with each other through the powder. However, after the powder is attached to the surface of the developing roller, the developing roller and the toner amount regulating member are used. The method of abutting is the simplest.
(電子写真用プロセスカートリッジ及び現像方法)
図2に、本発明の電子写真用プロセスカートリッジの概略構成図を示す。図3に本発明の電子写真用プロセスカートリッジに用いた画像形成装置の概略構成図を示す。
(Electrophotographic process cartridge and developing method)
FIG. 2 shows a schematic configuration diagram of the electrophotographic process cartridge of the present invention. FIG. 3 is a schematic configuration diagram of an image forming apparatus used in the electrophotographic process cartridge of the present invention.
図2の電子写真用プロセスカートリッジは、現像装置10と帯電部材12からなる。現像装置10は、現像ローラ6、トナー塗布部材7、トナー8及びブレードバイアスを印加できるような機構を有するトナー量規制部材9からなる。帯電装置12は、感光ドラム5、クリーニングブレード14、廃トナー容器13、からなる。そして該電子写真用プロセスカートリッジは画像形成装置に脱着可能に装着されるものである。現像装置10は、非磁性一成分のトナー8を収容したトナー容器と、トナー容器内の長手方向に延在する開口部に位置し感光ドラム5と対向設置された現像ローラ6とを備え、感光ドラム5上の静電潜像を現像して可視化するようになっている。感光ドラム5は矢印方向に回転し、感光ドラム5を帯電処理するための帯電部材12によって一様に帯電され、感光ドラム5に静電潜像を書き込む露光手段であるレーザー光11により、その表面に静電潜像が形成される。上記静電潜像は、感光ドラム5に対して接触配置される現像装置10によってトナーを付与されることにより現像され、可視化される。現像は、露光部にトナー像を形成する所謂反転現像を行っている。可視化された感光ドラム5上のトナー像は、転写ローラ17によって記録紙22に転写される。トナー像を転写された記録紙22は、定着装置15により定着処理され、装置外に排紙されプリント動作が終了する。一方、転写されずに感光ドラム上5上に残存したトナーは、感光ドラム5の表面をクリーニングするためのクリーニングブレード14により掻き取られ廃トナー容器13に収納さる。このようにしてクリーニングされた感光ドラム5は次の画像形成にそなえられる。トナー塗布部材7の構造としては、現像ローラ6へのトナー8の供給および未現像トナーの剥ぎ取りの点からスポンジ構造や軸芯体上にレーヨン、ポリアミド等の繊維を植毛したファーブラシ構造のものが好ましい。例えば、軸芯体上にポリウレタンフォームを設けた弾性ローラを用いることができる。トナー塗布部材7の現像ローラ6に対する当接幅としては、1〜8mmが好ましく、現像ローラ6に対してその当接部において相対速度をもたせることが好ましい。
The electrophotographic process cartridge shown in FIG. 2 includes a developing
以下、本発明における測定方法を示す。 Hereafter, the measuring method in this invention is shown.
<体積抵抗率の測定方法>
弾性層用材料をシート状にして、温度130℃で20分加熱して厚み2.0mmのゴムシートを2枚成形し、その後温度200℃で4時間加熱する。ゴムシートを温度23℃/湿度55%RHの環境に24時間以上放置した。
<Measurement method of volume resistivity>
The elastic layer material is formed into a sheet shape, heated at a temperature of 130 ° C. for 20 minutes to form two rubber sheets having a thickness of 2.0 mm, and then heated at a temperature of 200 ° C. for 4 hours. The rubber sheet was left in an environment of a temperature of 23 ° C./humidity of 55% RH for 24 hours or more.
体積抵抗率は、以下の方法で求めた値を採用することができる。 A value obtained by the following method can be adopted as the volume resistivity.
・抵抗計:デジタル超高抵抗/微少電流計(商品名8340A、エーディーシー社製);
・測定モード:プログラムモード5(チャージ及びメジャー30秒、ディスチャージ10秒);
・印加電圧:100(V);
・試料箱:レジスティビティ・チェンバ42(エーディーシー社製)、主電極は直径22mm厚さ10mmの金属、ガードリング電極は内径41mm、外径49mm、厚さ10mmの金属。
・ Resistance meter: Digital ultra-high resistance / micro ammeter (trade name 8340A, manufactured by ADC Corporation);
Measurement mode: Program mode 5 (charge and major 30 seconds, discharge 10 seconds);
-Applied voltage: 100 (V);
Sample box: Resistivity chamber 42 (manufactured by ADC), the main electrode is a metal having a diameter of 22 mm and a thickness of 10 mm, and the guard ring electrode is a metal having an inner diameter of 41 mm, an outer diameter of 49 mm, and a thickness of 10 mm.
・試験片:上記方法で作製した厚さ2.0mmのゴムシートから直径56mmの試験片を切り出す。切り出した試験片の片面には、その全面にPt−Pd蒸着を行うことで蒸着膜電極(裏面電極)を設け、もう一方の面には同じくPt−Pd蒸着膜により、直径25mmの主電極膜と、内径38mm、外径50mmのガードリング電極膜を同心状に設ける。なお、Pt−Pd蒸着膜は、マイルドスパッタE1030(日立製作所社製)を用い、電流値15mAにて蒸着操作を2分間行って得る。蒸着操作を終了したものを測定サンプルとする。測定時には、直径22mmの主電極を、直径25mmの主電極膜からはみ出さないように置く。また、内径41mmのガードリング電極を、内径38mmで外径50mmのガードリング電極膜からはみ出さないように、該電極膜の上に置いて測定する。測定は、温度23℃/湿度55%RHの環境で行うが、測定に先立って、測定サンプルを、該環境に24時間以上放置しておく。以上の状態で、試験片の体積抵抗(Ω)を測定する。次に、測定した体積抵抗値をRM(Ω)、試験片の厚さをt(cm)とするとき、試験片の体積抵抗率RR(Ω・cm)を、以下の式によって求める。 Test piece: A test piece having a diameter of 56 mm is cut out from a 2.0 mm-thick rubber sheet produced by the above method. On one side of the cut-out test piece, a vapor deposition film electrode (back electrode) is provided by performing Pt—Pd vapor deposition on the entire surface, and a main electrode film having a diameter of 25 mm is formed on the other surface by the same Pt—Pd vapor deposition film. A guard ring electrode film having an inner diameter of 38 mm and an outer diameter of 50 mm is provided concentrically. The Pt—Pd vapor-deposited film is obtained by using a mild sputter E1030 (manufactured by Hitachi, Ltd.) and performing a vapor deposition operation at a current value of 15 mA for 2 minutes. The sample after the vapor deposition operation is used as a measurement sample. At the time of measurement, the main electrode having a diameter of 22 mm is placed so as not to protrude from the main electrode film having a diameter of 25 mm. Further, the measurement is performed by placing a guard ring electrode having an inner diameter of 41 mm on the electrode film so as not to protrude from the guard ring electrode film having an inner diameter of 38 mm and an outer diameter of 50 mm. The measurement is performed in an environment of a temperature of 23 ° C./humidity of 55% RH. Prior to the measurement, the measurement sample is left in the environment for 24 hours or more. In the above state, the volume resistance (Ω) of the test piece is measured. Next, when the measured volume resistance value is RM (Ω) and the thickness of the test piece is t (cm), the volume resistivity RR (Ω · cm) of the test piece is obtained by the following equation.
RR(Ω・cm)=π×1.25×1.25×RM(Ω)÷t(cm)
<現像ローラの電気抵抗測定方法>
電気抵抗測定に用いた装置を図6に示す。測定環境は、温度23℃/湿度55%Rhとする。現像ローラ6は、現像ローラの導電性軸体の両端にそれぞれ4.9Nの荷重をかけて直径50mmの金属ドラム29に当接されている。金属ドラム29を不図示の駆動手段により表面速度50mm/secで駆動することにより、現像ローラ6が従動回転される。高圧電源HVから現像ローラの導電性軸体に+50Vの電圧を印加する。金属ローラ29とグランドとの間に配設した既知の電気抵抗(現像ローラの電気抵抗に対して2桁以上電気抵抗が低いもの)を有する抵抗器Rの両端の電位差をデジタルマルチメータ(DMM)(FLUKE社製;189TRUE RMS MULTIMETER)を用いて計測する。次に、計測した電位差と抵抗器の電気抵抗から、現像ローラを介して金属ローラに流れた電流を算出する。そして電流と印加電圧から現像ローラの電気抵抗値を求めた。ここで、デジタルマルチメーターでの測定は、電圧印加2秒後から3秒間サンプリングを行い、その相加平均値を用いて現像ローラの抵抗値を算出する。
RR (Ω · cm) = π × 1.25 × 1.25 × RM (Ω) ÷ t (cm)
<Method for measuring electrical resistance of developing roller>
The apparatus used for the electrical resistance measurement is shown in FIG. The measurement environment is a temperature of 23 ° C./humidity of 55% Rh. The developing roller 6 is in contact with a
<トナー量規制部材の現像ローラに対する当接圧の測定方法>
面圧力分布システム(商品名I−SCAN、ニッタ社製)のセンサシートを、現像ローラとトナー量規制部材との当接部に挟み込む形で設置して測定した。センサシートは幅2mmの測定部が3mmの隙間を隔てて並んでいるものを使用した。
<Method for Measuring Contact Pressure of Toner Amount Restricting Member to Developing Roller>
A sensor sheet of a surface pressure distribution system (trade name I-SCAN, manufactured by Nitta Co., Ltd.) was installed and measured in such a manner as to be sandwiched between contact portions between a developing roller and a toner amount regulating member. The sensor sheet used was a measurement part with a width of 2 mm arranged with a gap of 3 mm.
当接圧は、現像ローラの樹脂層端部から70mm乃至170mmで得られた測定値から換算した。具体的には、20箇所の測定部で得られた圧力を各々測定部の幅(0.2cm)で割り、それら20点の圧の相加平均値を当接圧とした。 The contact pressure was converted from measured values obtained from 70 mm to 170 mm from the end of the resin layer of the developing roller. Specifically, the pressures obtained at the 20 measurement parts were each divided by the width (0.2 cm) of the measurement part, and the arithmetic average value of the pressures at these 20 points was defined as the contact pressure.
<中空樹脂粒子の相加平均粒径の測定方法>
中空樹脂粒子の平均粒径は、無作為に200個選んで測定した最大直径の相加平均値とする。最大直径の測定には日立ハイテクノロジー社製のFE−SEM(商品名:S−4800)を使用し、観察・測定を行う。
<Method of measuring the arithmetic average particle diameter of the hollow resin particles>
The average particle diameter of the hollow resin particles is an arithmetic average value of the maximum diameters measured by randomly selecting 200 particles. For measurement of the maximum diameter, FE-SEM (trade name: S-4800) manufactured by Hitachi High-Technology Corporation is used for observation and measurement.
<現像ローラ表面に付着している中空樹脂粒子の付着量の測定方法>
まず、現像ローラと、トナー量規制部材が当接している長手方向の10mmを任意に選び出す。粘着テープ(商品名:スコッチメンディングテープMD−12、住友スリーエム社製)を使用して、現像ローラの表面およびトナー量規制部材の表面に付着している粉体をすべて剥がしとる。粉体が多量に付着し、一度に剥がしとれない場合には、新たに上記の粘着テープを用意し、同様の操作を繰り返すことにより粉体をすべて剥がしとる。このようにして剥がしとった粉体の重量を測定し、重量と面積(10mm×「現像ローラとトナー量規制部材の当接幅」)の比から単位面積あたりに付着している粉体の重量を算出する。測定は任意の5点を測定し、計5点の相加平均値を付着量の値とする。
<Measurement method for the amount of hollow resin particles adhering to the surface of the developing roller>
First, 10 mm in the longitudinal direction where the developing roller is in contact with the toner amount regulating member is arbitrarily selected. Using an adhesive tape (trade name: Scotch Mending Tape MD-12, manufactured by Sumitomo 3M), all the powder adhering to the surface of the developing roller and the surface of the toner amount regulating member is peeled off. If a large amount of powder adheres and cannot be removed at once, a new adhesive tape is prepared and the same operation is repeated to remove all the powder. The weight of the powder thus peeled is measured, and the weight of the powder adhering per unit area from the ratio of the weight and the area (10 mm × “the contact width between the developing roller and the toner amount regulating member”). Is calculated. The measurement is performed at arbitrary 5 points, and the arithmetic average value of the total 5 points is set as the value of the adhesion amount.
<微小圧縮硬度の測定方法>
本発明における中空樹脂粒子の微小圧縮硬度の測定は、超微小硬度計ENT1100a(エリオニクス社製)にて下記条件で測定を行った。
<Measuring method of micro compression hardness>
The micro compression hardness of the hollow resin particles in the present invention was measured with an ultra micro hardness meter ENT1100a (manufactured by Elionix) under the following conditions.
・荷重レンジA;
・試験荷重:0.001N;
・分割数:1000;
・ステップインターバル10msec;
・圧子種:直径20μmの平板状。
・ Load range A;
Test load: 0.001N;
-Number of divisions: 1000;
・ Step interval 10msec;
Indenter type: flat plate with a diameter of 20 μm.
得られた変位−荷重線図から最大変位(μm)を読み取り、下記式により算出される微小圧縮硬度を本発明における中空樹脂粒子の微小圧縮硬度とした。 The maximum displacement (μm) was read from the obtained displacement-load diagram, and the micro compression hardness calculated by the following formula was used as the micro compression hardness of the hollow resin particles in the present invention.
中空樹脂粒子の微小圧縮硬度=試験荷重0.001(N)/最大変位(μm)
<粉体の円形度の測定方法>
フロー式粒子像測定装置FPIA−2100型(シスメックス社製)を用いて、1000個以上の粉体を測定し、測定された粉体の各々の円形度を下式(1)により求めた。
Micro compression hardness of hollow resin particles = test load 0.001 (N) / maximum displacement (μm)
<Measurement method of powder circularity>
Using a flow type particle image measuring device FPIA-2100 type (manufactured by Sysmex Corporation), 1000 or more powders were measured, and the circularity of each of the measured powders was determined by the following formula (1).
円形度a=L0/L (1)
〔式中、L0は粉体像と同じ投影面積を持つ円の周囲長を示し、Lは512×512の画像処理解像度(0.3μm×0.3μmの画素)で画像処理した時の粉体像の周囲長を示す。〕
以下、本発明を実施例及び比較例を用いて詳細に説明するが、本実施例は本発明を何ら限定するものではない。
Circularity a = L0 / L (1)
[In the formula, L0 indicates the circumference of a circle having the same projected area as the powder image, and L is the powder when image processing is performed at an image processing resolution of 512 × 512 (0.3 μm × 0.3 μm pixels). Indicates the perimeter of the image. ]
EXAMPLES Hereinafter, although this invention is demonstrated in detail using an Example and a comparative example, a present Example does not limit this invention at all.
(現像ローラの作製)
[現像ローラ1の作製]
「弾性層の形成」
SUS304製の直径8mmの導電性軸体1にプライマ−(商品名DY35−051、東レダウコーニングシリコーン社製)を塗布、焼付けた。ついで、導電性軸体1を内径16mmの円筒状金型に同心となるように配置し、下記配合の液状シリコーンゴム組成物を注入した。
(Production roller development)
[Preparation of developing roller 1]
"Formation of elastic layer"
A primer (trade name DY35-051, manufactured by Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.) was applied and baked on a
(液状シリコーンゴム組成物の配合)
・液状シリコーンゴム材料(商品名SE6724A/B、東レ・ダウコーニングシリコーン社製)100質量部
・カーボンブラックトーカブラック(商品名#7360SB、東海カーボン社製)を35質量部(「ト−カブラック\TOKABLACK」は登録商標)
・シリカ粉体を0.2質量部
・白金触媒0.1質量部
続いて、金型を加熱してシリコーンゴムを温度150℃、15分間加硫硬化し、脱型した後、さらに温度200℃、2時間加熱して硬化反応を完結させ、厚み4mmの弾性層2を、導電性軸体1の外周に設けた。
(Formulation of liquid silicone rubber composition)
-100 parts by mass of liquid silicone rubber material (trade name SE6724A / B, manufactured by Toray Dow Corning Silicone)-35 parts by mass of carbon black talker black (trade name # 7360SB, manufactured by Tokai Carbon Co., Ltd.) "TOKABLACK" is a registered trademark)
-0.2 part by mass of silica powder-0.1 part by mass of platinum catalyst Subsequently, the mold was heated to cure and cure the silicone rubber at a temperature of 150 ° C for 15 minutes, and after demolding, the temperature was further 200 ° C The curing reaction was completed by heating for 2 hours, and an
「ポリオールの合成」
ポリテトラメチレングリコール(商品名PTG1000SN、保土谷化学社製)100質量部に、イソシアネート化合物(商品名ミリオネートMT、日本ポリウレタン工業社製)20質量部をメチルエチルケトン(MEK)溶媒中で段階的に混合した。混合溶液を、窒素雰囲気下温度80℃にて7時間反応させて、水酸基価が20mgKOH/gのポリエーテルポリオールを作製した。(「ミリオネ−ト\MILLIONATE」は登録商標)
「イソシアネートの合成」
窒素雰囲気下、数平均分子量400のポリプロピレングリコール(商品名エクセノール、旭硝子社製)100質量部に対し、粗製MDI(商品名コスモネートM−200、三井化学ポリウレタン社製)57質量部を温度90℃で2時間加熱反応した。その後、ブチルセロソルブを固形分70%になるように加え、単位固形分質量当たりに含有されるNCO基の質量比率が5.0質量%のイソシアネート化合物を得た。その後、反応物温度50℃の条件下、MEKオキシムを22質量部滴下し、ブロックポリイソシアネートAを得た。(「コスモネ−ト\COSMONATE」は登録商標)
「樹脂層用塗料の作製」
前記ポリオール100質量部と前記ブロックポリイソシアネートA33.4質量部を混合し、混合液の固形分100質量部に対し、カーボンブラック(商品名MA100、三菱化学社製、pH=3.5)30質量部を添加した。次に固形分が35質量%になるようにMEKを加えて混合し、1.5mmの粒径のガラスビーズを用いてサンドミルにて4時間分散して分散液1を作製した。その後、分散液中の固形分と同じ質量のMEK中にPMMA粒子(商品名:MX−1000;Sφ10μm;綜研化学(株)社製)を38質量部加え、超音波分散することにより分散液2を得た。得られた分散液2を分散液1に追加して、サンドミルを用いてさらに30分間分散して、樹脂層用の塗料を得た。
"Synthesis of polyols"
To 100 parts by mass of polytetramethylene glycol (trade name PTG1000SN, manufactured by Hodogaya Chemical Co., Ltd.), 20 parts by mass of an isocyanate compound (trade name Millionate MT, manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd.) were mixed stepwise in a methyl ethyl ketone (MEK) solvent. . The mixed solution was reacted at a temperature of 80 ° C. for 7 hours under a nitrogen atmosphere to prepare a polyether polyol having a hydroxyl value of 20 mgKOH / g. ("Millionate \ MILLIONATE" is a registered trademark)
"Synthesis of isocyanate"
In a nitrogen atmosphere, 57 parts by mass of crude MDI (trade name Cosmonate M-200, manufactured by Mitsui Chemicals Polyurethanes Co., Ltd.) is heated to 90 ° C. with respect to 100 parts by mass of polypropylene glycol (trade name Excenol, manufactured by Asahi Glass Co., Ltd.) having a number average molecular weight of 400. And reacted for 2 hours. Thereafter, butyl cellosolve was added so as to have a solid content of 70%, and an isocyanate compound having a mass ratio of NCO groups contained per unit solid mass of 5.0% by mass was obtained. Thereafter, 22 parts by mass of MEK oxime was added dropwise under a reaction temperature of 50 ° C. to obtain block polyisocyanate A. ("Cosmonate \ COSMONATE" is a registered trademark)
"Preparation of paint for resin layer"
100 parts by mass of the polyol and 33.4 parts by mass of the block polyisocyanate A are mixed, and 30 parts by mass of carbon black (trade name MA100, manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation, pH = 3.5) with respect to 100 parts by mass of the mixed liquid. Parts were added. Next, MEK was added and mixed so that the solid content was 35% by mass, and dispersion was performed using a glass bead having a particle diameter of 1.5 mm for 4 hours with a sand mill. Then, 38 parts by mass of PMMA particles (trade name: MX-1000; Sφ10 μm; manufactured by Soken Chemical Co., Ltd.) was added to MEK having the same mass as the solid content in the dispersion, and
「弾性層上への樹脂層の形成」
上記樹脂層用の塗料を、図4に示すオーバーフロー方式の浸漬塗工装置を用いて、前記弾性層上に浸漬塗工した後、常温で乾燥させ、温度150℃にて2時間加熱処理することで、現像ローラ1を得た。
"Formation of resin layer on elastic layer"
The coating material for the resin layer is dip-coated on the elastic layer using an overflow-type dip coating apparatus shown in FIG. 4, and then dried at room temperature and heat-treated at a temperature of 150 ° C. for 2 hours. Thus, the developing
[現像ローラ2の作製]
PMMA粒子の添加部数を5質量部に変更した以外は、現像ローラ1と同様に作製した。
[Preparation of developing roller 2]
It was produced in the same manner as the developing
[現像ローラ3の作製]
PMMA粒子の添加部数を15質量部に変更した以外は、現像ローラ1と同様に作製した。
[Preparation of developing roller 3]
It was produced in the same manner as the developing
[現像ローラ4の作製]
PMMA粒子の添加部数を75質量部に変更した以外は、現像ローラ1と同様に作製した。
[Preparation of developing roller 4]
It was produced in the same manner as the developing
[現像ローラ5の作製]
PMMA粒子の添加部数を95質量部に変更した以外は、現像ローラ1と同様に作製した。
[Preparation of developing roller 5]
It was produced in the same manner as the developing
[中空樹脂粒子を現像ローラ1に付着させる方法]
付着方法として、例えばロートに適量の中空樹脂粒子を少量づつ流し込み、その吐出口を回転している現像ローラ上から、一定の高さで長手方向に往復させつつ、ロートを適度に傾け付着させる方法がある。また、中空樹脂粒子の付着量は現像ローラの回転速度、時間によっても制御できる。尚、本発明における中空樹脂粒子の付着方法は、現像ローラ上に均一に付着できればよく、この方法に限られたものではない。
[Method of adhering hollow resin particles to developing roller 1]
As an adhesion method, for example, a method in which an appropriate amount of hollow resin particles is poured into a funnel little by little, and the funnel is tilted moderately while being reciprocated in the longitudinal direction at a certain height from the rotating developing roller. There is. Further, the amount of hollow resin particles attached can be controlled by the rotation speed and time of the developing roller. In addition, the adhesion method of the hollow resin particle in this invention should just be able to adhere uniformly on a developing roller, and is not restricted to this method.
<実施例1>
[画像出力試験]
表面全域に中空樹脂粒子(商品名:エクスパンセル920DE40d30,日本フィライト株式会社製)を上記方法により付着量を1.2×10−8mg/cm2とした現像ローラ1を、レーザプリンタ(商品名:LBP5500)用のカートリッジに組み込んだ。なお、中空樹脂粒子の微小圧縮硬度は1.1×10−4N/μmであった。なお、該カートリッジには以下の改造を施してある。「エクスパンセル」「LBP」は登録商標)
改造点1:トナー量規制部材を、厚さ80μmのSUS304製の金属板に変更した。なお、該部材にはブレードバイアスを印加できるようになっている。
<Example 1>
[Image output test]
A developing
Remodeling point 1: The toner amount regulating member was changed to a metal plate made of SUS304 having a thickness of 80 μm. A blade bias can be applied to the member.
改造点2:特開2006−106198の実施例1に記載された重合方法により製造した重量平均粒径6.5μm、円形度0.97である非磁性一成分のマゼンタトナーを充填した。 Remodeling point 2: A non-magnetic one-component magenta toner having a weight average particle diameter of 6.5 μm and a circularity of 0.97 produced by the polymerization method described in Example 1 of JP-A-2006-106198 was filled.
トナー量規制部材の現像ローラに対する当接圧を20g/cmとなるように調整し、温度40℃、湿度95%RHの環境において60日間放置した。高温高湿下での放置終了後、上記のプロセスカートリッジを温度23℃湿度55%RHの環境で1日間放置した。その後、キヤノン製プリンターLBP5500改造機(トナー量規制部材にブレードバイアスを印加できるように改造したもの)に装填し、画像評価を以下のように行った。ここで、現像バイアスに対して−200Vのブレードバイアスをトナー量規制部材9に印加した。 The contact pressure of the toner amount regulating member against the developing roller was adjusted to 20 g / cm, and left for 60 days in an environment of temperature 40 ° C. and humidity 95% RH. After completion of leaving under high temperature and high humidity, the process cartridge was left in an environment of a temperature of 23 ° C. and a humidity of 55% RH for 1 day. After that, it was loaded into a Canon printer LBP5500 remodeled machine (modified so that a blade bias can be applied to the toner amount regulating member), and image evaluation was performed as follows. Here, a blade bias of −200 V with respect to the developing bias was applied to the toner amount regulating member 9.
温度23℃湿度55%RHの環境で、17枚/分の速度でハーフトーン画像を1枚出力し、以下の基準により画像の評価を行った。結果を表1に示す。 One halftone image was output at a speed of 17 sheets / minute in an environment of a temperature of 23 ° C. and a humidity of 55% RH, and the images were evaluated according to the following criteria. The results are shown in Table 1.
<画像評価1:現像ローラの塑性変形に起因する帯状の画像不良評価>
A:目視では、現像ローラの塑性変形に起因する帯状の画像不良が認められない。
<Image Evaluation 1: Evaluation of Belt-like Image Defect Caused by Plastic Deformation of Developing Roller>
A: A belt-like image defect due to plastic deformation of the developing roller is not visually observed.
B:現像ローラの塑性変形に起因する帯状の画像不良が極軽微に認められるが、画像上問題がない。 B: Although a belt-like image defect due to plastic deformation of the developing roller is extremely slight, there is no problem in terms of image.
C:現像ローラの塑性変形に起因する帯状の画像不良が認められる。 C: A belt-like image defect due to plastic deformation of the developing roller is observed.
<画像評価2:現像ローラ上の中空樹脂粒子が残留することにより発生するスジ状の画像不良評価>
A:目視では、現像ローラ上に残留する粒子に起因するスジ状の画像不良が認められない。
<Image evaluation 2: Evaluation of streak-like image defects caused by remaining hollow resin particles on the developing roller>
A: Visually, no streak-like image defect due to particles remaining on the developing roller is observed.
B:現像ローラ上に残留する粒子に起因するスジ状の画像不良が極軽微に認められるが、画像上問題がない。 B: Although a streak-like image defect caused by particles remaining on the developing roller is extremely slight, there is no problem in image.
C:現像ローラ上に残留する粒子に起因するスジ状の画像不良が認められる。 C: A streak-like image defect due to particles remaining on the developing roller is observed.
<実施例2>
実施例1における中空樹脂粒子を(商品名:エクスパンセル551DE40D42;日本フィライト株式会社製)に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 2>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles in Example 1 were changed to (trade name: EXPANCEL 551DE40D42; manufactured by Nippon Philite Co., Ltd.). The results are shown in Table 1.
<実施例3>
実施例1における中空樹脂粒子を(商品名:エクスパンセル092DE120d30;日本フィライト株式会社製)に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 3>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles in Example 1 were changed to (trade name: EXPANCEL 092DE120d30; manufactured by Nippon Philite Co., Ltd.). The results are shown in Table 1.
<実施例4>
実施例1における中空樹脂粒子を(商品名:マイクロスフェア−F−100;松本油脂製薬株式会社製)に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 4>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles in Example 1 were changed to (trade name: Microsphere-F-100; manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd.). The results are shown in Table 1.
<実施例5>
実施例1における中空樹脂粒子を(商品名:マイクロスフェア−F−2;松本油脂製薬株式会社製)に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 5>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles in Example 1 were changed to (trade name: Microsphere-F-2; manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd.). The results are shown in Table 1.
<実施例6>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-9に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 6>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 5.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例7>
中空樹脂粒子の付着量を4.0×10-8に変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 7>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 4.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例8>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-9に変更した以外は実施例2と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 8>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 2 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 5.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例9>
中空樹脂粒子の付着量を4.0×10-8に変更した以外は実施例2と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 9>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 2 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 4.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例10>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-9に変更した以外は実施例3と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 10>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 3 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 5.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例11>
中空樹脂粒子の付着量を4.0×10-8に変更した以外は実施例3と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 11>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 3 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 4.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例12>
中空樹脂粒子の付着量を3.2×10-9に変更した以外は実施例4と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 12>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 4 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 3.2 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例13>
中空樹脂粒子の付着量を5.1×10-8に変更した以外は実施例4と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 13>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 4 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 5.1 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例14>
中空樹脂粒子の付着量を3.0×10-9に変更した以外は実施例5と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 14>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 5 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 3.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例15>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-8に変更した以外は実施例5と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 15>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 5 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 5.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例16>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-9に変更した以外は実施例4と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 16>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 4 except that the attached amount of the hollow resin particles was changed to 5.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例17>
中空樹脂粒子の付着量を3.2×10-9に変更した以外は実施例2と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 17>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 2 except that the amount of the hollow resin particles adhered was changed to 3.2 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例18>
中空樹脂粒子の付着量を3.2×10-9に変更した以外は実施例3と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 18>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 3 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 3.2 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例19>
中空樹脂粒子の付着量を5.0×10-9に変更した以外は実施例5と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 19>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 5 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 5.0 × 10 −9 . The results are shown in Table 1.
<実施例20>
中空樹脂粒子の付着量を4.0×10-8に変更した以外は実施例4と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 20>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 4 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 4.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例21>
中空樹脂粒子の付着量を5.1×10-8に変更した以外は実施例2と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 21>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 2 except that the adhesion amount of the hollow resin particles was changed to 5.1 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例22>
中空樹脂粒子の付着量を4.0×10-8に変更した以外は実施例5と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 22>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 5 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 4.0 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例23>
中空樹脂粒子の付着量を5.1×10-8に変更した以外は実施例3と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Example 23>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 3 except that the amount of the hollow resin particles attached was changed to 5.1 × 10 −8 . The results are shown in Table 1.
<実施例24〜27>
現像ローラを表1に示すように変更した以外は実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Examples 24-27>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 except that the developing roller was changed as shown in Table 1. The results are shown in Table 1.
<比較例1>
中空樹脂粒子をアクリル樹脂粒子である(商品名:MBX20X−5;積水化学工業株式会社製)に変更した以外は実施例1と同様にして比較例1の現像ローラを得た。結果を表1に示す。
<Comparative Example 1>
A developing roller of Comparative Example 1 was obtained in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles were changed to acrylic resin particles (trade name: MBX20X-5; manufactured by Sekisui Chemical Co., Ltd.). The results are shown in Table 1.
<比較例2>
中空樹脂粒子を中空ガラス粒子である(商品名:Q−CEL 520FPS;ポッターズ・バロティーニ社製)に変更した以外は実施例1と同様にして比較例2の現像ローラを得た。結果を表1に示す。
<Comparative Example 2>
A developing roller of Comparative Example 2 was obtained in the same manner as in Example 1 except that the hollow resin particles were changed to hollow glass particles (trade name: Q-CEL 520FPS; manufactured by Potters Barotini). The results are shown in Table 1.
<比較例3>
現像ローラ表面に中空樹脂粒子を付着させずに実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
<Comparative Example 3>
Evaluation was performed in the same manner as in Example 1 without attaching the hollow resin particles to the surface of the developing roller. The results are shown in Table 1.
1 導電性軸体
2 弾性層
3 樹脂層
4 電子写真用プロセスカートリッジ
5 感光ドラム
6 現像ローラ
7 トナー塗布部材
8 トナー
9 トナー量規制部材
10 現像装置
11 レーザー光
12 帯電部材
DESCRIPTION OF
Claims (3)
該現像ローラは、その表面に中空樹脂粒子が付着させられており、該現像ローラと該トナー量規制部材とは該中空樹脂粒子を介して当接しており、かつ、
該中空樹脂粒子は、現像ローラを回転させることによってその表面から脱落することを特徴とする電子写真用プロセスカートリッジ。 An electrophotographic process cartridge comprising a developing roller having an elastic layer, and a toner amount regulating member for forming a toner layer on the surface of the developing roller,
The developing roller has hollow resin particles attached to the surface thereof, the developing roller and the toner amount regulating member are in contact with each other through the hollow resin particles, and
The process cartridge for electrophotography, wherein the hollow resin particles fall off from the surface by rotating a developing roller.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009174399A JP2011028044A (en) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | Electrophotographic process cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009174399A JP2011028044A (en) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | Electrophotographic process cartridge |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011028044A true JP2011028044A (en) | 2011-02-10 |
Family
ID=43636854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011028044A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016122192A (en) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | キヤノン株式会社 | Developing device, process cartridge, and electrophotographic device |
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2009
- 2009-07-27 JP JP2009174399A patent/JP2011028044A/en active Pending
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