JP2011023139A - 導光体、照明ユニット、バックライト装置および表示装置 - Google Patents

導光体、照明ユニット、バックライト装置および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光の利用効率を向上させることが可能な導光体を提供する。
【解決手段】この導光板(導光体)20は、LED11からの光が入射される光入射面21aを有するとともに、LED11からの光を導光する導光部21と、導光部21の表面上に配置され、導光部21よりも低い屈折率を有する低屈折率層23および24と、導光部21に接続され、液晶表示パネル2側に光出射面22aを有する光出射部22とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、導光体、照明ユニット、バックライト装置および表示装置に関する。
従来、導光体を用いたバックライト装置として、例えば、エッジライト型やタンデム型のバックライト装置が知られている。
エッジライト型のバックライト装置では、導光体と、導光体の側面(光入射面)に対向するように配置される光源と、導光体の背面側に配置される反射シートと、これらを収納する筐体とを備える。そして、光源から出射され導光体に入射した光は、導光体内で全反射を繰り返しながら導光される。すなわち、導光体は、空気層に比べて十分に屈折率が高いので、導光体に入射された光は、導光体と空気層との界面で全反射されながら導光される。
このようなエッジライト型のバックライト装置では、光源から出射され、導光体に入射することなく直接表示パネル側に向かって進行する光が存在する。このように導光体に入射することなく直接表示パネルに光が照射されると、表示パネルの面内の輝度が不均一になるが、通常、光源と表示パネルとの間に筐体が配置されており、導光体に入射しない光は、筐体により遮光される。
図12〜図14は、従来の一例によるタンデム型のバックライト装置を備えた表示装置の構造を示した側面図である。従来の一例によるタンデム型のバックライト装置102を備えた表示装置101は、図12に示すように、バックライト装置102と、バックライト装置102により照明される表示パネル103とを備える。バックライト装置102は、光源111および導光体120からなる複数の照明ユニット110を含む。
導光体120は、図13に示すように、光源111からの光が入射される光入射面121aを有するとともに光源111からの光を導光する導光部121と、導光部121に接続され、導光部121により導光された光が入射される光出射部122とを含んでいる。この光出射部122は、表示パネル103側に光が出射される光出射面122aを有する。また、導光部121(導光体120)は、空気層に比べて十分に高い屈折率を有しており、導光部121に入射された光は、導光部121と空気層との界面で全反射されながら導光される。
また、図12に示すように、導光体120の導光部121は、隣接する導光体120の光出射部122と重なるように配置されており、光源111は、隣接する照明ユニット110の光出射部122の背面側に配置されている。
また、光出射部122には、図示しない光拡散部が設けられており、光出射部122は、光を光出射面122a(図13参照)から前方(表示パネル103側)に出射する機能を有する。また、導光体120の背面120a(図13参照)側には、反射シート112が配置されている。すなわち、導光体120の導光部121と、隣接する導光体120の光出射部122との間に、反射シート112が配置されている。この反射シート112は、導光体120の光出射部122で拡散された光のうち背面側から出射した光を、前方(導光体120側)に反射する機能を有する。
図12に示したタンデム型のバックライト装置102では、光源111から出射され、導光体120に入射することなく直接表示パネル103側に向かって進行する光は、反射シート112により遮光される。
なお、図12に示したようなタンデム型のバックライト装置は、例えば、特許文献1に開示されている。また、上記特許文献1の照明装置(バックライト装置)では、反射板(反射シート)は、面発光板(導光体)の背面側に配置されている。
特開2008−243808号公報
図12に示した従来の一例によるタンデム型のバックライト装置102では、導光体120の前面側や背面120a側に反射シート112が配置されており、導光体120の表面に反射シート112が接触する。反射シート112は、空気層に比べて屈折率が高いので、導光体120に反射シート112が接触している部分では、導光体120と反射シート112との屈折率差が小さくなり、全反射条件を満たさなくなる。このため、光は反射シート112により反射されることになる。
ここで、反射シート112が、光を拡散させる機能を有する反射シートであった場合、図14に示すように、導光体120に反射シート112が接触している部分では、光は反射シート112により拡散され、拡散された光の大部分が、導光体120と空気層との界面で全反射されなくなる。このため、光のロスが発生し、光の利用効率が低下するという問題点がある。
また、反射シート112が、光を拡散させる機能を有さない反射シートであっても、反射シート112での光の吸収はゼロではないので、導光体120と空気層との界面での全反射に比べると、光のロスが発生し、光の利用効率が低下するという問題点がある。
なお、導光体120の前面側や背面120a側に反射シート112が設けられていない場合であっても、反射シート112以外の部材や異物(ゴミ)などが導光体120の表面に接触すると、上記と同様の理由で、光のロスが発生し、光の利用効率が低下するという問題点がある。
また、上記した従来のエッジライト型のバックライト装置や上記特許文献1の照明装置(バックライト装置)も、図12に示した従来の一例によるバックライト装置102と同様、導光体の表面に、反射シートなどが接触すると、光のロスが発生し、光の利用効率が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、光の利用効率を向上させることが可能な導光体、照明ユニット、バックライト装置および表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による導光体は、表示パネルのバックライト装置に用いられる導光体であって、光源からの光が入射される光入射面を有するとともに、光源からの光を導光する導光部と、導光部の表面上に配置され、導光部よりも低い屈折率を有する低屈折率層と、導光部に接続され、導光部により導光された光が入射されるとともに、表示パネル側に光出射面を有する光出射部とを備える。
この第1の局面による導光体では、上記のように、導光部の表面上に、導光部よりも低い屈折率を有する低屈折率層を設けることによって、導光部に入射した光の一部は、導光部と低屈折率層との界面で反射されず、低屈折率層に入射し、低屈折率層と導光部とを行き来しながら導光される。また、導光部に入射した光の残りは、導光部内で全反射を繰り返しながら導光される。すなわち、導光部に入射した光の大部分は、導光部内に存在することになるとともに、導光部に入射した光のうちの一部のみが低屈折率層内に存在することになる。これにより、低屈折率層が設けられていない導光体を用いる場合に比べて、導光体の空気層近傍部分に存在する光の量を少なくすることができる。このため、導光体に反射シートや異物(ゴミ)などが接触している場合にも、反射シートや異物(ゴミ)などにより反射される光の量を少なくすることができる。その結果、光のロスが発生するのを抑制することができるので、光の利用効率を向上させることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、導光部は、表示パネル側に配置される前面と、前面に対向配置された第1背面とを有し、低屈折率層は、導光部の前面および第1背面の両面上に設けられている。このように構成すれば、低屈折率層が導光部の前面および第1背面のうちの一方の面上にのみ設けられている場合に比べて、光のロスが発生するのをより抑制することができるとともに、光の利用効率をより向上させることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、光出射部は、光出射面に対向配置された第2背面を有し、光出射部の光出射面または第2背面には、光を拡散する機能を有する複数の光拡散部が設けられており、低屈折率層は、光出射部の光拡散部が設けられた面上には設けられておらず、導光部の表面上に設けられている。例えば、光拡散部が設けられた面上に低屈折率層を設ける場合、低屈折率層を均一な厚みに形成するのが困難である。すなわち、光拡散部が例えば凹部により形成されている場合、低屈折率層は凹部内にも配置されるので、低屈折率層を凹部内に均一に形成するのは困難である。このため、光拡散部が設けられた面上に低屈折率層を設けると、光拡散部での光の拡散が不均一になるので、表示パネルの面内の輝度が不均一になる。上記第1の局面による導光体では、上記のように、低屈折率層は、光出射部の光拡散部が設けられた面上には設けられていないので、光拡散部で光を均一に拡散させることができる。これにより、表示パネルの面内の輝度が不均一になるのを抑制することができる。
また、低屈折率層を、光出射部の光拡散部が設けられた面上には設けないので、光拡散部が形成された部分で低屈折率層が屈曲などすることがない。このため、低屈折率層に入射した光が、低屈折率層と空気層との界面で全反射されずに外部に出射するのを抑制することができる。その結果、光のロスが発生するのをより抑制することができるので、光の利用効率をより向上させることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、低屈折率層は、光出射部の表面上には設けられておらず、導光部の表面上に設けられている。このように構成すれば、光出射部に光拡散部が設けられている場合にも、表示パネルの面内の輝度が不均一になるのを、容易に抑制することができる。また、低屈折率層が光出射部の表面上にも設けられている場合に比べて、低屈折率層を設ける領域を、小さくすることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、導光部は、表示パネル側に配置される前面と、前面に対向配置された第1背面とを有し、導光部の前面および第1背面は、導光部の光入射面から離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成されている。このように構成すれば、光が導光部の前面側と第1背面側との間で反射を繰り返すことにより、光源から離れるにしたがって、導光部の前面および第1背面に対する光の入射角が大きくなる。これにより、例えば低屈折率層に一旦入射し導光部に戻った光が、低屈折率層に再度入射するのを抑制することができる。すなわち、光源から離れるにしたがって、低屈折率層内に存在する光の量を徐々に少なくすることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、光出射部は、光出射面に対向配置された第2背面を有し、光出射面および第2背面は、導光部から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成されている。このように構成すれば、導光部から離れるにしたがって、光出射部から光が出射しやすくなるので、光源に近く光の量(光束)が多い部分と光源から遠く光の量(光束)が少ない部分とにおいて、光拡散部で拡散される光の量を均一にすることができる。これにより、表示パネルの面内の輝度を均一にすることができる。
上記第1の局面による導光体において、好ましくは、光出射部は、光出射面に対向配置された第2背面を有し、光出射部の光出射面または第2背面には、光を拡散する機能を有する複数の光拡散部が設けられており、光拡散部は、導光部から離れるにしたがって、分布密度が高くなるように配置されている。このように構成すれば、光源に近く光の量(光束)が多い部分と光源から遠く光の量(光束)が少ない部分とにおいて、光拡散部で拡散される光の量をより均一にすることができる。これにより、表示パネルの面内の輝度をより均一にすることができる。
この発明の第2の局面による照明ユニットは、上記の構成の導光体と、導光体に光を入射する光源とを備える。このように構成すれば、光の利用効率を向上させることが可能な照明ユニットを得ることができる。
上記第2の局面による照明ユニットにおいて、好ましくは、1つの導光体に対して、光源が1つ設けられており、導光部の屈折率をnとし、導光部の光入射面から光出射部に向かう方向を第1の方向とし、第1の方向と交差する方向を第2の方向とし、導光部の第1の方向の長さをXとし、導光部の第2の方向の長さをL1とすると、導光部は、以下の式(1)を満たすように形成されている。
X≧[L1×n√{1−(1/n2)}]/2・・・(1)
このように構成すれば、光源から出射された光を、導光部により、光出射部の全域に導光することができる。
上記第2の局面による照明ユニットにおいて、好ましくは、1つの導光体に対して、光源が複数設けられており、導光部の屈折率をnとし、導光部の光入射面から光出射部に向かう方向を第1の方向とし、第1の方向と交差する方向を第2の方向とし、導光部の第1の方向の長さをXとし、導光部の第2の方向の長さをL1とし、複数の光源の配置領域の第2の方向の長さをL2すると、導光部は、以下の式(2)を満たすように形成されている。
X≧[(L1+L2)n√{1−(1/n2)}]/2・・・(2)
このように構成すれば、各光源から出射された光を、導光部により、光出射部の全域に導光することができる。これにより、複数の光源が、例えば赤色、緑色および青色などの互いに異なる色の光を出射する場合であっても、全ての色の光を、光出射部の全域に導光することができる。すなわち、各色の光が、混色されないうちに光出射部に到達するのを抑制することができる。その結果、光出射面から出射される光の色を均一にすることができる。
この発明の第3の局面によるバックライト装置は、上記の構成の照明ユニットを備える。このように構成すれば、光の利用効率を向上させることが可能なバックライト装置を得ることができる。
上記第3の局面によるバックライト装置において、好ましくは、照明ユニットを複数備え、複数の照明ユニットは、平面的に配置されており、照明ユニットの導光体の導光部は、隣接する照明ユニットの導光体の光出射部と重なるように配置されている。このようなバックライト装置では、通常、導光体の導光部と、隣接する導光体の光出射部との間などに反射シートが配置されるが、本発明のバックライト装置では、導光体に反射シートが接触している場合にも、光のロスが発生するのを抑制することができるので、特に有効である。
この発明の第4の局面による表示装置は、上記の構成のバックライト装置と、バックライト装置に照明される表示パネルとを備える。このように構成すれば、光の利用効率を向上させることが可能な表示装置を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、光の利用効率を向上させることが可能な導光体、照明ユニット、バックライト装置および表示装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施形態によるバックライト装置を備えた液晶表示装置の構造を示した側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の照明ユニットの構造を示した側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の構造を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の照明ユニットの構造を示した平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の照明ユニットの構造を示した平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の構造を示した側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の照明ユニットの導光部周辺の構造を示した拡大側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の導光部周辺の構造を示した拡大側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の導光部周辺の構造を示した拡大側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の導光部周辺の構造を示した拡大側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるバックライト装置の導光板の光出射部周辺の構造を示した拡大側面図である。 従来の一例によるタンデム型のバックライト装置を備えた表示装置の構造を示した側面図である。 図12に示した従来の一例によるバックライト装置の照明ユニットの構造を示した側面図である。 図12に示した従来の一例によるバックライト装置の導光板の導光部周辺の拡大側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態による導光板20を備えた液晶表示装置1の構造について説明する。
本発明の一実施形態による液晶表示装置1は、図1に示すように、透過型の液晶表示パネル2と、液晶表示パネル2の背面側に配置され液晶表示パネル2を照明するタンデム型のバックライト装置3とを備えている。なお、液晶表示装置1は、本発明の「表示装置」の一例であり、液晶表示パネル2は、本発明の「表示パネル」の一例である。
液晶表示パネル2は、液晶層を挟み込む2つのガラス基板(図示せず)を含んでいる。
バックライト装置3は、液晶表示パネル2の背面側に配置された複数の光学シート4と、光学シート4の背面側に配置された複数の照明ユニット10と、複数の反射シート5とを含んでいる。
複数の光学シート4は、液晶表示パネル2と複数の照明ユニット10との間に配置されており、拡散板や集光レンズなどによって構成されている。
照明ユニット10は、図2に示すように、LED(発光ダイオード)11と、LED11から出射された光を導光する導光板20とによって構成されている。なお、LED11は、本発明の「光源」の一例であり、導光板20は、本発明の「導光体」の一例である。
そして、複数の照明ユニット10は、A方向およびB方向(図3参照)に複数個ずつ並ぶように平面的に配置されており、面光源として機能する。なお、A方向は、後述する導光部21の光入射面21aの法線方向であり、B方向は、A方向に直交(交差)する方向である。また、A方向は、本発明の「導光部の光入射面から光出射部に向かう方向」および「第1の方向」の一例であり、B方向は、本発明の「第2の方向」の一例である。
LED11は、1つの導光板20に対して、1つまたは複数設けられている。具体的には、LED11が1つの導光板20に対して1つだけ設けられる場合、LED11は、例えば青色発光素子と蛍光体とからなる白色LEDにより構成される。また、LED11が1つの導光板20に対して複数設けられる場合、LED11は、例えば赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子により構成される。この場合、例えば、緑色発光素子および青色発光素子をそれぞれ1つずつ設けるとともに、赤色発光素子を2つ設けることにより、白色光を得るように構成してもよい。また、緑色発光素子および青色発光素子をそれぞれ1つずつ設けるとともに、赤色発光素子を2つ設ける場合、B方向に、赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子、赤色発光素子の順で配置してもよい。
また、LED11が1つの導光板20に対して1つだけ設けられている場合、図4に示すように、LED11は、導光板20の中心線M上に配置されていることが好ましい。また、LED11が1つの導光板20に対して複数設けられている場合、図5に示すように、複数のLED11は、導光板20の中心線Mに対してB方向に対称に配置されていることが好ましい。
ここで、本実施形態では、図2および図3に示すように、導光板20は、透明材料により形成されており、LED11からの光を導光する導光部21と、導光部21に接続され、導光部21により導光された光が入射されるとともに、液晶表示パネル2(図1参照)側(前方)に光を出射する光出射部22と、導光部21の液晶表示パネル2側(前方)に設けられた低屈折率層23と、導光部21の背面21c側(後方)に設けられた低屈折率層24とを含んでいる。
導光部21および光出射部22は、同一の材料によって一体的に形成されている。導光部21および光出射部22は、透明材料により形成されていればよく、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン系樹脂およびシクロポリオレフィン樹脂などの合成樹脂により形成されていてもよいし、ガラスなどにより形成されていてもよい。また、導光部21および光出射部22は、例えば、切削加工、プレス加工または射出成型等により形成することが可能であるが、導光部21および光出射部22の形成方法はこれらに限定されない。
導光部21(図2参照)は、図1に示すように、隣接する導光板20の光出射部22(図2参照)と厚み方向(C方向)に重なるように配置されている。また、図2に示すように、導光部21は、LED11からの光が入射される光入射面21aを有する。また、導光部21の光入射面21aとは反対側の部分は、光出射部22に接続されている。
また、導光部21は、前面21bと、前面21bに対向配置された背面21cとを有する。また、導光部21の前面21bおよび背面21cは、LED11から離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成されている。これにより、後述するように、LED11からの光は、導光部21の前面21bと背面21cとの間で反射を繰り返すことにより、前面21bおよび背面21cに対する入射角が徐々に大きくなる。なお、背面21cは、本発明の「第1背面」の一例である。
ここで、本実施形態では、図4および図5に示すように、導光板20の導光部21は、A方向の長さがXになるように形成されている。具体的には、導光部21(導光板20)の屈折率をnとし、導光部21(導光板20)のB方向の長さをL1とし、LED11のB1方向(B方向の一方)側の端部からB2方向(B方向の他方)側の端部までの長さ(LED11の配置領域のB方向の長さ)をL2とすると、1つの導光板20に対してLED11が1つだけ設けられている場合(図4の場合)、導光板20の導光部21は、以下の式(1)を満たすように形成されている。
X≧[L1×n√{1−(1/n2)}]/2・・・(1)
その一方、1つの導光板20に対してLED11が複数設けられている場合(図5の場合)、導光板20の導光部21は、以下の式(2)を満たすように形成されている。
X≧[(L1+L2)n√{1−(1/n2)}]/2・・・(2)
導光板20の導光部21のA方向の長さXが上記式(1)または(2)を満たすように形成されている理由については、後で詳細に説明する。
また、図2に示すように、光出射部22は、導光部21により導光された光を液晶表示パネル2側(前方)に出射する光出射面22aと、光出射面22aに対向配置された背面22bとを有する。なお、背面22bは、本発明の「第2背面」の一例である。
また、光出射部22の背面22bは、光出射面22aに対して傾斜するように形成されているとともに、LED11から離れるにしたがって光出射面22aに近づくように形成されている。すなわち、光出射面22aは、導光部21から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成されている。これにより、後述するように、光が光出射部22の光出射面22aと背面22bとの間で反射を繰り返すことにより、光出射面22aに対する光の入射角が徐々に小さくなるとともに、光出射面22aと空気層との界面に光が到達するまでのA方向の距離が小さくなる。
また、図6に示すように、光出射部22の光出射面22aには、光出射面22aから光を出射させるための複数の光拡散部22cが形成されている。この複数の光拡散部22cは、前方に突出した、例えば半球形状に形成されているが、光拡散部22cの形状は、上記の形状に限定されない。例えば、光拡散部22cを、半球形状ではなくシリンドリカル状に形成してもよい。なお、光拡散部は、光出射部22の背面22bに形成されていてもよい。この場合、光拡散部を、例えば凹形状に形成してもよい。なお、図1〜図5では、光拡散部22cは、省略している。
また、本実施形態では、複数の光拡散部22cを、例えば図6に示したように、LED11から離れるにしたがって分布密度が高くなるように配置されている。すなわち、光拡散部22cは、LED11から離れるにしたがって、隣接する光拡散部22c同士の距離が小さくなるように配置されている。
低屈折率層23および24は、導光部21(導光板20)よりも低い屈折率を有する。例えば、導光部21および光出射部22がアクリル樹脂により形成されている場合、低屈折率層23および24に、アクリル樹脂よりも屈折率の低いシリコーン系樹脂やフッ素系樹脂などを用いることが可能であるが、低屈折率層23および24の材質はこれらに限定されない。また、低屈折率層23および24は、例えば、スクリーン印刷やディッピング等により形成することが可能であるが、低屈折率層23および24の形成方法はこれらに限定されない。
また、本実施形態では、図2および図3に示すように、低屈折率層23は、光出射部22の前面(光出射面22a)上には形成されていない一方、導光部21の前面21b上の全域に略一定の厚みで形成されている。同様に、低屈折率層24は、光出射部22の背面22b上には形成されていない一方、導光部21の背面21c上の全域に略一定の厚みで形成されている。また、低屈折率層23および24は、導光部21の前面21b上および背面21c上に、空気層を介することなく形成されている。
反射シート5は、導光板20の背面(背面21cおよび22b)側に配置されている。そして、反射シート5の一部は、導光板20の光出射部22と、隣接する導光板20の導光部21との間に配置されている。
この反射シート5は、光出射部22の光拡散部22cにより拡散されるなどして導光板20の背面側から出射した光を前方に反射させる機能と、LED11から出射し光入射面21aに入射することなく前方(隣接する導光板20の背面)に向かって進行する光を遮る機能とを有する。
以下、図4および図5を参照して、導光板20の導光部21のA方向の長さXが上記式(1)または(2)を満たすように形成されている理由について詳細に説明する。
図4に示すように、LED11から出射し、導光部21に入射した光は、導光部21内で光入射面21aの法線方向(A方向)に対して角度θ1を有して放射状に広がる。この角度θ1は、導光部21から空気層に光が出射するときの臨界角であり、導光部21(導光板20)の屈折率nと空気層の屈折率1とによって決定される。また、角度θ1は、スネルの法則より、θ1=arcsin(1/n)である。
ここで、1つの導光板20に対してLED11が複数(4つ)設けられている場合(LED11が、例えば2つの赤色発光素子、1つの緑色発光素子および1つの青色発光素子によって構成されている場合)、各LED11から出射した光が、光出射部22の全域において混色されている必要がある。このため、図5に示すように、複数のLED11のうち最もB1方向側に配置されたLED11aのB1方向側の端部から出射され、導光部21に角度θ1で入射した光(P1)が、導光部21と光出射部22との界面において、B2方向側の端部に到達するように、導光部21のA方向の長さXの下限値を設定する必要がある。
長さXは、図5から、以下の式(3)を満たす必要がある。
tanθ1≧{(L1+L2)/2}/X
=(L1+L2)/2X・・・(3)
また、三角関数の公式から、以下の式(4)が得られる。
tanθ1=sinθ1/√(1−sin2θ1)・・・(4)
そして、上記式(4)と、スネルの法則から得られるsinθ1=1/nとを上記式(3)に代入することによって、上記式(2)が得られる。
一方、1つの導光板20に対してLED11が1つだけ設けられている場合(LED11が、例えば白色LEDにより構成されている場合)、1つの導光板20に対してLED11が複数(4つ)設けられている場合とは異なり、LED11から出射した光を混色する必要がない。このため、図4に示すように、LED11の中央部から出射され、導光部21に角度θ1で入射した光(P2)が、導光部21と光出射部22との界面において、B2方向側の端部に到達すればよい。すなわち、上記式(3)および(2)においてL2=0とすることができ、上記式(2)にL2=0を代入することによって、上記式(1)が得られる。
以上のように、A方向の長さXが上記式(1)または(2)を満たすように、導光板20の導光部21を構成することによって、光出射部22の全域に光を導くことが可能となる。また、1つの導光板20に対してLED11が複数設けられている場合には、各LED11から出射した光を、光出射部22の全域において混色させることが可能となる。
なお、複数のLED11が導光板20の中心線Mに対してB方向に対称に配置されていない場合、または、1つのLED11が導光板20の中心線M上に配置されていない場合には、導光部21のA方向の長さXの下限値を大きくする必要がある。
次に、図2および図7〜図11を参照して、本発明の一実施形態による導光板20内における光の光路について説明する。
図7に示すように、LED11から出射し、導光板20の導光部21に入射した光(Q(Q1およびQ7))は、導光部21の前面21bまたは背面21cに向かって進行する。
図8に示すように、導光部21に入射し前面21bに向かって進行する光(Q1)のうち、導光部21と低屈折率層23との臨界角以上の入射角の光は、導光部21と低屈折率層23との界面において、背面21c側に全反射される。この背面21c側に全反射された光(Q2)は、導光部21と低屈折率層24との臨界角以上の入射角で背面21cに向かって進行し、導光部21と低屈折率層24との界面において、前面21b側に全反射される。そして、導光部21と低屈折率層23との界面、および、導光部21と低屈折率層24との界面で全反射を繰り返しながら、光出射部22に導光される。
また、導光部21に入射し前面21bに向かって進行する光(Q1)のうち、導光部21と低屈折率層23との臨界角よりも小さい入射角の光の一部は、導光部21と低屈折率層23との界面において、背面21c側に反射される。この背面21c側に反射された光(Q3)は、所定の入射角で背面21cに向かって進行する。
ここで、導光部21の前面21bおよび背面21cは、LED11から離れるにしたがって互いの距離が大きくなるように形成されているので、導光部21と低屈折率層23で反射された光(Q3)の、導光部21と低屈折率層24との界面に対する入射角は、より大きくなっており、光(Q3)の一部は、導光部21と低屈折率層24との界面において、前面21b側に全反射される。このように、光(Q3)の略全てが、いずれ、導光部21と低屈折率層23との界面、および、導光部21と低屈折率層24との界面で、全反射されることになる。そして、光(Q3)は、全反射を繰り返しながら、光出射部22まで導光される。
また、導光部21の前面21bに向かって進行する光(Q1)のうち、導光部21と低屈折率層23との臨界角よりも小さい入射角の光の残りは、低屈折率層23に入射する。この低屈折率層23に入射した光(Q4)は、低屈折率層23と空気層との界面において、導光部21側に全反射される。そして、低屈折率層23と導光部21との界面において、光(Q4)の一部は、導光部21に再度入射され、光(Q4)の残りは、空気層側に反射される。
この導光部21に再度入射された光(Q5)は、光(Q3)と同様、いずれ、導光部21と低屈折率層23との界面、および、導光部21と低屈折率層24との界面24で、全反射されることになり、全反射を繰り返しながら、光出射部22まで導光される。
また、空気層側に反射された光(Q6)は、低屈折率層23と空気層との界面において全反射される。そして、光(Q6)は、光(Q4)と同様、低屈折率層23と導光部21との界面において、その一部が導光部21に再度入射されるとともに、その残りが空気層側に反射される。このように、低屈折率層23内を進行する光(Q6)は徐々に少なくなり、低屈折率層23の光出射部22側の端部では、低屈折率層23中を進行する光(Q6)はほとんど存在しない。
なお、LED11から導光部21に入射し、背面21cに向かって進行する光(Q7)も、前面21bに向かって進行する光(Q1)と同様にして、光出射部22まで導光される。
上記の結果、図9に示すように、導光部21に入射した光の大部分(Q11)は、導光部21内に存在することになるとともに、導光部21に入射した光のうちの一部(Q12およびQ13)のみが低屈折率層23および24(導光板20の空気層近傍部分)内に存在することになる。これにより、図10に示すように、例えば、低屈折率層23の表面に反射シート5や図示しない異物(ゴミ)などが接触している場合にも、反射シート5や異物(ゴミ)などにより反射される光の量を少なくすることが可能である。
次に、図11に示すように、光出射部22まで導光された光は、光出射面22aまたは背面22bに向かって進行する。
光出射部22まで導光され、光出射面22aに向かって進行する光の一部(Q21)は、光拡散部22cにおいて、前方(液晶表示パネル2側)に出射される。
また、光出射面22aに向かって進行する光の残り(Q22)は、光出射面22aと空気層との界面において、背面22b側に反射される。この背面22b側に反射された光(Q23)は、光出射部22と空気層との界面、または、反射シート5(図2参照)により、光出射面22a側に反射される。
ここで、光拡散部22cは、LED11から離れるにしたがって分布密度が高くなるように配置されているので、光出射面22a側に反射された光(Q24)は、前方(液晶表示パネル2側)に、より出射しやすくなっている。
また、光出射部22の光出射面22aおよび背面22bは、LED11から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成されているので、光出射面22aに向かって進行する光(Q24)の入射角は、より小さくなるとともに、光出射面22aと空気層との界面に到達するまでのA方向の距離が小さくなる。このため、光出射面22a側に反射された光(Q24)は、前方(液晶表示パネル2側)に、より出射しやすくなる。
なお、光出射部22まで導光され、背面22bに向かって進行する光(Q25)も、光出射面22aに向かって進行する光(Q21およびQ22)と同様にして、光出射部22から前方(液晶表示パネル2側)に出射される。
本実施形態では、上記のように、導光部21の表面上に、導光部21よりも低い屈折率を有する低屈折率層23および24を設けることによって、導光部21に入射した光の一部は、導光部21と低屈折率層23および24との界面で反射されず、低屈折率層23および24に入射し、低屈折率層23および24と導光部21とを行き来しながら導光される。また、導光部21に入射した光の残りは、導光部21内で全反射を繰り返しながら導光される。すなわち、導光部21に入射した光の大部分(Q11)は、導光部21内に存在することになるとともに、導光部21に入射した光のうちの一部(Q12およびQ13)のみが低屈折率層23および24(導光板20の空気層近傍部分)内に存在することになる。これにより、低屈折率層23および24が設けられていない導光板20を用いる場合に比べて、導光板20の空気層近傍部分に存在する光の量を少なくすることができる。このため、導光板20に反射シート5や異物(ゴミ)などが接触している場合にも、反射シート5や異物(ゴミ)などにより反射される光の量を少なくすることができる。その結果、光のロスが発生するのを抑制することができるので、光の利用効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、低屈折率層23および24を、導光部21の前面21bおよび背面21c上にそれぞれ設けることによって、低屈折率層23および24が導光部21の前面21bおよび背面21cのうちの一方の面上にのみ設けられている場合に比べて、光のロスが発生するのをより抑制することができるとともに、光の利用効率をより向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、低屈折率層23を、光出射部22の光拡散部22cが設けられた光出射面22a上には設けない。例えば、光拡散部22cが設けられた光出射面22a上に低屈折率層23を設ける場合、低屈折率層23を均一な厚みに形成するのが困難である。このため、光拡散部22cでの光の拡散が不均一になるので、液晶表示パネル2の面内の輝度が不均一になる。しかしながら、本実施形態では、上記のように、低屈折率層23を、光出射部22の光拡散部22cが設けられた光出射面22a上には設けないので、光拡散部22cで光を均一に拡散させることができる。これにより、液晶表示パネル2の面内の輝度が不均一になるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、低屈折率層23および24を、光出射部22の表面(光出射面22aおよび背面22b)上には設けないので、低屈折率層23および24を光出射部22の表面上にも設ける場合に比べて、低屈折率層23および24を設ける領域を、小さくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、導光部21の前面21bおよび背面21cを、導光部21の光入射面21aから離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成することによって、光が導光部21の前面21b側と背面21c側との間で反射を繰り返すことにより、LED11から離れるにしたがって、導光部21の前面21bおよび背面21cに対する光の入射角が大きくなる。これにより、例えば低屈折率層23および24に一旦入射し導光部21に戻った光が、低屈折率層23および24に再度入射するのを抑制することができる。すなわち、LED11から離れるにしたがって、低屈折率層23および24内に存在する光の量を徐々に少なくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、光出射面22aおよび背面22bを、導光部21から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成することによって、導光部21から離れるにしたがって、光出射部22から光が出射しやすくなるので、LED11に近く光の量(光束)が多い部分とLED11から遠く光の量(光束)が少ない部分とにおいて、光拡散部22cで拡散される光の量を均一にすることができる。これにより、液晶表示パネル2の面内の輝度を均一にすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、光拡散部22cを、導光部21から離れるにしたがって、分布密度が高くなるように配置することによって、LED11に近く光の量(光束)が多い部分とLED11から遠く光の量(光束)が少ない部分とにおいて、光拡散部22cで拡散される光の量をより均一にすることができる。これにより、液晶表示パネル2の面内の輝度をより均一にすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、表示パネルおよび表示装置を、それぞれ、液晶表示パネルおよび液晶表示装置に適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、液晶表示パネルおよび液晶表示装置以外の表示パネルおよび表示装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、本発明を、タンデム構造のバックライト装置に適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、タンデム構造以外のバックライト装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、バックライト装置に、複数の導光板が設けられている例について示したが、本発明はこれに限らず、バックライト装置には、少なくとも1つの導光板が設けられていればよい。
また、上記実施形態では、光源として、LEDを用いた例について示したが、本発明はこれに限らず、LED以外の発光素子を用いてもよいし、発光素子以外の光源を用いてもよい。
また、上記実施形態では、低屈折率層を、導光部の両面上に設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、低屈折率層を、導光部の前面または背面のみに設けてもよい。
また、上記実施形態では、導光部(導光板)が反射シートや異物(ゴミ)と接触する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、導光部(導光板)が反射シート以外の部材と接触する場合にも同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、光拡散部を、導光部から離れるにしたがって、分布密度が高くなるように設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、光拡散部を、導光部から離れるにしたがって、分布密度が高くなるように設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、光出射部の光出射面および背面を、導光部から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、光出射部の光出射面および背面を、導光部から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成しなくてもよい。
また、上記実施形態では、導光部の前面および背面を、光入射面から離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、導光部の前面および背面を、光入射面から離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成しなくてもよい。
1 液晶表示装置(表示装置)
2 液晶表示パネル(表示パネル)
3 バックライト装置
10 照明ユニット
11 LED(光源)
20 導光板(導光体)
21 導光部
21a 光入射面
21b 前面
21c 背面(第1背面)
22 光出射部
22a 光出射面
22b 背面(第2背面)
22c 光拡散部
23、24 低屈折率層
L1 導光部のB方向の長さ
L2 LEDの配置領域のB方向の長さ
X 導光部のA方向の長さ

Claims (13)

  1. 表示パネルのバックライト装置に用いられる導光体であって、
    光源からの光が入射される光入射面を有するとともに、前記光源からの光を導光する導光部と、
    前記導光部の表面上に配置され、前記導光部よりも低い屈折率を有する低屈折率層と、
    前記導光部に接続され、前記導光部により導光された光が入射されるとともに、前記表示パネル側に光出射面を有する光出射部とを備えることを特徴とする導光体。
  2. 前記導光部は、前記表示パネル側に配置される前面と、前記前面に対向配置された第1背面とを有し、
    前記低屈折率層は、前記導光部の前記前面および前記第1背面の両面上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 前記光出射部は、前記光出射面に対向配置された第2背面を有し、
    前記光出射部の前記光出射面または前記第2背面には、光を拡散する機能を有する複数の光拡散部が設けられており、
    前記低屈折率層は、前記光出射部の前記光拡散部が設けられた面上には設けられておらず、前記導光部の表面上に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の導光体。
  4. 前記低屈折率層は、前記光出射部の表面上には設けられておらず、前記導光部の表面上に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光体。
  5. 前記導光部は、前記表示パネル側に配置される前面と、前記前面に対向配置された第1背面とを有し、
    前記導光部の前記前面および前記第1背面は、前記導光部の光入射面から離れるにしたがって、互いの距離が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光体。
  6. 前記光出射部は、前記光出射面に対向配置された第2背面を有し、
    前記光出射面および前記第2背面は、前記導光部から離れるにしたがって、互いの距離が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の導光体。
  7. 前記光出射部は、前記光出射面に対向配置された第2背面を有し、
    前記光出射部の前記光出射面または前記第2背面には、光を拡散する機能を有する複数の光拡散部が設けられており、
    前記光拡散部は、前記導光部から離れるにしたがって、分布密度が高くなるように配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の導光体。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の導光体と、
    前記導光体に光を入射する光源とを備えることを特徴とする照明ユニット。
  9. 1つの前記導光体に対して、前記光源が1つ設けられており、
    前記導光部の屈折率をnとし、
    前記導光部の光入射面から前記光出射部に向かう方向を第1の方向とし、
    前記第1の方向と交差する方向を第2の方向とし、
    前記導光部の前記第1の方向の長さをXとし、
    前記導光部の前記第2の方向の長さをL1とすると、
    前記導光部は、以下の式(1)を満たすように形成されていることを特徴とする請求項8に記載の照明ユニット。
    X≧[L1×n√{1−(1/n2)}]/2・・・(1)
  10. 1つの前記導光体に対して、前記光源が複数設けられており、
    前記導光部の屈折率をnとし、
    前記導光部の光入射面から前記光出射部に向かう方向を第1の方向とし、
    前記第1の方向と交差する方向を第2の方向とし、
    前記導光部の前記第1の方向の長さをXとし、
    前記導光部の前記第2の方向の長さをL1とし、
    前記複数の光源の配置領域の前記第2の方向の長さをL2すると、
    前記導光部は、以下の式(2)を満たすように形成されていることを特徴とする請求項8に記載の照明ユニット。
    X≧[(L1+L2)n√{1−(1/n2)}]/2・・・(2)
  11. 請求項8〜10のいずれか1項に記載の照明ユニットを備えることを特徴とするバックライト装置。
  12. 前記照明ユニットを複数備え、
    複数の前記照明ユニットは、平面的に配置されており、
    前記照明ユニットの導光体の導光部は、隣接する前記照明ユニットの導光体の光出射部と重なるように配置されていることを特徴とする請求項11に記載のバックライト装置。
  13. 請求項11または12に記載のバックライト装置と、
    前記バックライト装置に照明される表示パネルとを備えることを特徴とする表示装置。
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