JP2011015161A - 静止画取得装置、静止画取得方法及び静止画取得プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】類似した静止画を抽出する場合に、類似静止画を分類して、その中から最適な静止画を抽出可能とする。
【解決手段】静止画取得部105は、映像入力部104を介して入力された映像より静止画を順次1フレームずつを取得する。特徴算出部106では、静止画取得部105より入力した静止画に対して特徴指数を算出する。特徴比較部107は、順次入力される特徴指数を保持し、それぞれの特徴指数を比較し、画像の類似度を算出し、その類似度に応じ、複数の入力された静止画は類似した静止画で構成されるグループへと分類し、静止画を特定する情報とその分類情報とを保持し、分類すべき映像全ての処理が完了すると、静止画を特定する情報とその分類情報とを静止画選択部108へ出力する。静止画選択部108は、入力された分類情報をもとに、各グループより少なくても1枚の静止画を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影された映像から所望の静止画を抽出する静止画取得装置、静止画取得方法及び静止画 取得プログラムに関する。
従来、一般的な映像撮影装置は撮影画像サイズがSD(Standard Definition:720×480画素)程度であったが、近年、HD(High Definition:1920×1080画素)での撮影が可能となってきている。HDサイズであれば映像中から1フレームを切り出しても静止画として十分鑑賞が可能な画質となっており、ユーザが切り出したい映像中のフレームを指定し、映像中から静止画を切り出し記録する映像撮影装置が開発されている。
また、撮影された映像の内容をいくつかの静止画で表示するための、代表画像を自動的に抽出する静止画像抽出装置が、後述する特許文献1に記載されている。この特許文献1では、動画像中のある映像フレームに関して、そのフレームが撮影された際のズーム操作などのカメラ操作情報、γ補正や色温度などの画像処理情報、およびパンニングなどの撮影状態情報をもとにして抽出すべき静止画を自動的に決定する装置が記載されている。
特開平7−23322号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、動画像の各フレームに関してそれぞれ評価を行い静止画として抽出すべきか判断を行うため、類似した静止画を複数抽出する場合がある。つまり、カメラ操作情報、画像処理情報および撮影状態情報を利用し、撮影者が重要と考えていると推測される部分を抽出する方式であり、撮影者が良好な映像を撮影することを意図し、慎重に、長時間録画を行うほど、撮影者が重要である場面が長時間記録され、類似した静止画が数多く抽出されてしまうという問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、類似した静止画を抽出する場合に、類似静止画を分類して、その中から最適な静止画を抽出可能な静止画取得装置、静止画取得方法及び静止画取得プログラムを提供しようとするものである。
本発明は、映像を入力する映像入力部と、入力された映像から静止画を順次取得する静止画取得部と、取得した静止画の特徴指数を算出する特徴算出部と、前記特徴指数を比較して類似度を算出し、該類似度に応じてグループに分類する特徴比較部と、各グループの静止画の中から所定の条件を満たす特定の静止画を少なくとも1枚選択する静止画選択部と、を有することを特徴とする静止画取得装置である。
また、本発明の静止画取得装置は、前記静止画選択部が選択した静止画を記録する記録部を有することを特徴とする。
また、本発明の静止画取得装置は、静止画を前記記録部へ記録する際に、画像情報以外の付加情報を静止画に紐付けて記録することを特徴とする。
ここで、前記付加情報は、前記記録部へ記録する静止画の撮影時間や前記記録部へ記録する静止画の撮影時の位置情報であることを特徴とする。
また、本発明の静止画取得装置は、前記静止画選択部が、静止画を選択する際に、グループ内のそれぞれの静止画に対して画像処理を行って評価値を算出し、その評価値に基づいて選択を行うことを特徴とする。
ここで、前記評価値は、合焦度を表す値、静止画に占める対象物の面積比、対象物の変化量、静止画の輝度分布を示す値、あるいは指定画像と対象物の類似度であることを特徴とする。
また、本発明は、映像を入力する映像入力ステップと、入力された映像から静止画を順次取得する静止画取得ステップと、取得した静止画の特徴指数を算出する特徴算出ステップと、前記特徴指数を比較して類似度を算出し、該類似度に応じてグループに分類する特徴比較ステップと、各グループの静止画の中から所定の条件を満たす特定の静止画を少なくとも1枚選択する静止画選択ステップと、を有することを特徴とする静止画取得方法である。
また、本発明は、コンピュータに、前記静止画取得方法の各ステップを実行させるための静止画取得プログラムである。
本発明によれば、映像から得た複数の静止画を分類して、各分類の中から特定の静止画を選択するので、静止画の数を絞ってユニークな静止画を自動的に取得することが可能となる。特に、静止画群から画質や撮影意図の面から良好な画像を自動的に取得することが可能となる。
本発明に係る静止画取得装置の構成を表したブロック図である。 本発明に係る静止画取得装置の動作を表したフローチャートである。 高周波成分による静止画のグループ分類を表した図である。 静止画のグループ分類の中から対象物体の面積による静止画選択を表した図である。 静止画のグループ分類の中から笑顔の度合いによる静止画選択を表した図である。 静止画のグループ分類の中から輝度分布による静止画選択を表した図である。 静止画のグループ分類の中から指定人物の存在による静止画選択を表した図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
<静止画取得装置の構成>
本発明の静止画取得装置100の一実施形態のブロック図を図1に示す。図1に示す静止画取得装置100は、動画記録部101、動画復号部102、画像出力部103、映像入力部104、静止画取得部105、特徴算出部106、特徴比較部107、静止画選択部108、静止画符号化部109、静止画記録部110、静止画復号部111から構成される。
動画記録部101は、DVD(Digital Versatile Disc)のような光学メディアや、HDD(Hard Disc Drive)のような磁気メディア、またはフラッシュROMのような半導体で構成され、撮影された映像情報を記録している。映像情報は、情報量の圧縮を行うため、MPEG−4(Moving Picture Experts Group)やH.264などの動画符号化器により符号化された情報であるのが一般的である。
動画復号部102は、動画記録部101から圧縮された映像情報を読み出し、符号化された情報の復号を行い、映像を生成する。復号された映像情報は、通常にユーザが再生を行う場合は、前記生成された映像を画像出力部103で外部の再生装置へ出力を行う。復号された映像情報から静止画を取得する場合は、前記生成された映像は映像入力部104へ入力される。
映像入力部104は、復号映像情報を静止画取得部105へ出力する。映像入力部104は、前記のように静止画取得装置100内の動画記録部101および動画復号部102より映像を入力するだけでなく、外部の映像出力装置などから映像を入力してもよい。
静止画取得部105は、入力された映像より静止画を順次1フレームずつを取得する。取得した静止画は特徴算出部106へ出力される。
特徴算出部106では、静止画取得部105より入力した静止画に対して特徴指数を算出する。特徴指数は静止画の特徴を指数化したもので、静止画内の輝度・色の分布、物体の配置などをもとにして算出される。入力された静止画を特定する情報(例えば撮影時刻や、フレーム番号)と算出された特徴指数は特徴比較部107へ出力される。
特徴比較部107は、順次入力される特徴指数を保持し、それぞれの特徴指数を比較し、画像の類似度を算出する。前記類似度に応じ、複数の入力された静止画は類似した静止画で構成されるグループへと分類される。特徴比較部107は、分類すべき静止画全てに対して処理を行い、分類が完了すると、入力された静止画を特定する情報と分類情報とを静止画選択部108へ出力する。
静止画選択部108は入力された分類情報をもとに、各グループより少なくても1枚の静止画を選択する。各グループは異なる画像特徴を有しており、各グループより特定の静止画を選択することにより、ユニークな静止画を取得することが可能となり、静止画数を絞ることができる。なお、各グループから静止画を選択する際に、グループに属する静止画が極端に少ない、あるいは暗すぎる画像のグループ(明らかに画質が悪いグループ)などからは静止画を取得しないことがあってもよい。
なお、静止画取得部105は、その後の処理負荷や一時記憶領域の制限のため、映像中の全てのフレームに関して取得せず、3秒に1度静止画を取得するなど、こま落しを行ってもよい。
静止画選択部108で選択された静止画を記録するため、静止画選択部108は、各分類グループから選択した静止画を特定する情報を動画復号部102へ出力する。静止画を特定する情報を入力した動画復号部102は動画記録部101より該当する静止画を取得するために必要な情報を読み出し、復号を行う。復号により生成された映像は映像入力部104を通じ、静止画取得部105へと入力される。
静止画取得部105は取得した静止画を静止画符号化部109へと出力する。静止画符号化部109は入力された静止画の情報量を少なくするためにJPEG(Joint Picture Experts Group)などの方式で圧縮し、静止画記録部110へと出力し記録する。なお、静止画記録部110は動画記録部101を兼ねても構わない。また、静止画記録部110の記憶容量が十分であれば、前記のように圧縮処理を行わず、生データのまま記録してもよい。
なお、記録された静止画を表示する際は、静止画復号部111は、記録部114より符号化データを読み出し、復号処理を実施し、静止画を生成する。生成された静止画は画像出力部103より外部の表示装置等に出力されて表示される。
<静止画取得装置の動作>
次に、静止画取得装置100の静止画取得動作について説明する。図2は、本発明に係る静止画取得装置の静止画取得動作を表わすフローチャートである。
ユーザは、予め静止画を取得する映像(動画)を指定しておく。1つの映像の中の特定の取得領域を指定してもよいし、複数の映像を指定してもよい。
静止画取得装置100の動画復号部102は、動画記録部101などから圧縮された指定映像情報を読み出し、符号化された情報の復号を行い、映像を生成する(ステップS1)。静止画取得部105は、映像入力部104を介して入力された映像より静止画を順次1フレームずつを取得する(ステップS2)。
特徴算出部106では、静止画取得部105より入力した静止画に対して特徴指数を算出する(ステップS3)。特徴比較部107は、順次入力される特徴指数を保持し、それぞれの特徴指数を比較し、画像の類似度を算出し、その類似度に応じ、複数の入力された静止画は類似した静止画で構成されるグループへと分類する(ステップS4)。ユーザに指定された映像が全て復号されるまで、ステップS1〜S4の処理は続けられる(ステップS5)。特徴比較部107は、静止画を特定する情報とその分類情報とを保持し、分類すべき映像全ての処理が完了すると、静止画を特定する情報とその分類情報とを静止画選択部108へ出力する。
静止画選択部108は、入力された分類情報をもとに、各グループより少なくても1枚の静止画を選択する(ステップS6)。選択基準は、予めユーザが設定しており、その基準に基づいて静止画選択部108が選択する。
静止画選択部108は各分類グループから選択した静止画を特定する情報を動画復号部102へ出力し、動画復号部102は動画記録部101より該当する静止画を取得するために必要な映像情報を読み出し、復号を行う(ステップS7)。静止画取得部105は、復号映像から静止画選択部108からの静止画特定情報に基づいて静止画を取得する(ステップS8)。取得した静止画を静止画符号化部109へと出力し、静止画符号化部109は入力された静止画の情報量を少なくするために圧縮し、静止画記録部110へと出力し記録する(ステップS9)。
静止画を再生する場合は、静止画復号部111が静止画記録部110から静止画を読み出して復号し、画像出力部103から表示装置などへ出力する。
<静止画を記録する場合の付加情報>
静止画を静止画記録部110へ記録する際に、画像情報そのものだけではなく、後の検索性の向上などのために付加情報を該静止画へ紐付けて記録を行う。付加情報は、静止画を符号化したファイルと別のファイルへ記録しても良いし、静止画を符号化したファイルと同じファイルへ多重化して記録してもよい。
前記付加情報のひとつとして、該静止画の撮影時間を記録する。撮影時間は、動画記録部101に記録されている映像情報に記録されている各フレームの時間を、前記静止画を特定する情報のひとつとして出力することにより特定が可能である。なお、映像情報に各フレームの時間が付加されていない場合は、映像の記録開始時間と、フレームレートおよび、映像開始からのフレーム数などにより算出してもよい。
付加情報のひとつとして撮影時間を記録することにより、多くの静止画より所望の静止画を選択することが容易になる。また、静止画を選択することにより映像内の特定シーンを選択することが可能となり、映像内の観たいシーンを容易に探すことも可能となる。
また、前記付加情報のひとつとして、該静止画を撮影した際の位置情報を記録する。位置情報は、動画記録部101に記録されている映像情報に記録されている各フレームの位置情報を、前記静止画を特定する情報のひとつとして出力することにより特定が可能である。なお、映像情報には位置情報が記録されておらず、逐次の位置情報と、その位置情報を記録した時間が記録されるファイルが用意される場合には、静止画の撮影時間と位置情報を記録するファイルより、静止画撮影時の位置情報を取得してもよい。
なお、位置情報は、GPS(Global Positioning System)受信装置により取得される場合が一般的であるが、その他の方式や、GPSとその他の方式のハイブリッド方式であっても良い。
付加情報のひとつとして位置情報を記録することにより、PC(Personal Computer)の地図ソフトウェアと連動して、静止画の撮影場所を地図上に表示することなどが可能となり、取得した静止画の利用範囲を広げることが可能となる。
<分類グループからの静止画選択>
次に、静止画選択部108が分類グループの中から特定の静止画を選択する処理について、詳しく説明する。
特徴比較部107により、図3〜図7に示すように、類似度に応じて静止画が分類されている場合を考える。静止画取得部105で取得した静止画が、グループ200(図3)、グループ210(図4)、グループ220(図5)、グループ230(図6)および、グループ240(図7)に分類されている。このとき、各グループからそれぞれ1枚の静止画を取得する場合について説明する。
まず静止画選択部108は、図3のグループ200に含まれる画像201および画像202のそれぞれに対して画像処理を実施し、評価値をそれぞれ取得する。その後、それぞれの評価値を比較し、最も望ましいものをグループから取得すべき画像と決定する。グループ210、グループ220、グループ230および、グループ240に関しても同様に、グループに含まれる画像それぞれに対して評価値を算出し、グループ内で評価値を比較し、取得すべき画像を決定する。
なお、今回の例では、それぞれのグループから取得する画像を1枚の例を示したが、2枚以上取得する際には、評価値を比較し評価値の良いものから取得すべき画像と決定すればよい。
前記評価値を、高周波成分を通過させるフィルタでフィルタリングを行い、その画像に含まれる高周波成分の総量とする。これにより、評価値が高いほど画像が先鋭であるので、より撮影時のピントが合っている、つまり合焦している望ましい静止画と考えることができる。
図3のグループ200に対して適用をしたことを考える。静止画201の高周波成分の総量と、静止画202の高周波成分の総量とを比較すると、静止画201の高周波成分の総量が大きく、静止画201は静止画202と比較するとよりピントの合った画像であると判断され、グループ200から静止画201を取得すると決定される。
なお、本例では各静止画に画像処理を行い合焦評価を行ったが、映像撮影時に各フレームの合焦情報が記録されていれば、それを利用しても良い。また、合焦評価を行う範囲を本例では画像全体として説明したが、評価範囲は画像全体でなく限定された範囲でもよい。また、本例ではグループに属している静止画を2枚で説明したが、実際の枚数は2枚に限定されるものではない。
次に、前記評価値を、対象物体の面積を求め、その面積とする。これにより、評価値が高いほど対象物体が大きく撮影されているので、より望ましい静止画と考えることができる。
図4のグループ210に対して、対象物を建築物として適用をしたことを考える。静止画211に含まれる建築物の面積213と、静止画212に含まれる建築物の面積214とを比較すると、静止画212に含まれる建築物の面積214の方が大きく、静止画212は静止画211と比較するとより対象物が大きく撮影された画像であると判断され、グループ210から静止画212を取得すると決定される。
なお、本例では各静止画に画像処理を行い対象物の面積算出を行ったが、映像撮影時に各フレームの対象物の面積が記録されていれば、それを利用しても良い。また、対象物の数を本例ではひとつとして説明したが、対象物の数は複数でもよい。また、本例ではグループに属している静止画を2枚で説明したが、実際の枚数は2枚に限定されるものではない。
前記評価値を、対象物体の変化量を求め、その変化量とする。これにより、対象物体が望ましい状態になった場合を選択することが可能となる。
図5のグループ220に対して、対象物を人、変化量を笑顔の度合いを表すパラメータとして適用をしたことを考える。静止画221、静止画222および、静止画223から対象物を抽出し、それぞれの笑顔の度合いを算出する。結果、静止画221が最も笑顔の度合いが高く、対象人物が良好な状態で撮影された画像であると判断され、グループ220から静止画221を取得すると決定される。
なお、本例では各静止画に画像処理を行い対象物の変化量算出を行ったが、映像撮影時に各フレームの対象物の変化量が記録されていれば、それを利用しても良い。また、評価を行う対象物体数を本例ではひとつとして説明したが、対象物体数は複数でもよい。また、本例ではグループに属している静止画を3枚で説明したが、実際の枚数は3枚に限定されるものではない。
前記評価値を、画像内の輝度分布とする。輝度分布が広いほど評価値が高いとすると、評価値が高いほど輝度のダイナミックレンジが広く、適切に撮影されているので、より望ましい静止画と考えることができる。
図6のグループ230に対して適用をしたことを考える。静止画231は画像全体が暗く、輝度分布は低い部分に偏っている。また、静止画232は画像全体が適切な露出で撮影されており、輝度分布は低い部分から高い部分まで満遍なく分布している。静止画231と静止画232の評価値とを比較すると、静止画232の評価値の方が大きく、静止画232はより望ましい画像であると判断され、グループ230から静止画232を取得すると決定される。
なお、本例では各静止画に画像処理を行い輝度分布の算出を行ったが、映像撮影時に各フレームの輝度分布が記録されていれば、それを利用しても良い。また、輝度分布を求める範囲を本例では画像全体として説明したが、評価範囲は画像全体でなく限定された範囲でもよい。また、本例ではグループに属している静止画を2枚で説明したが、実際の枚数は2枚に限定されるものではない。
前記評価値を、指定画像と対象物の類似度とする。予め設定された指定画像と、画像内の対象物の類似度が高いほど評価値が高いとすると、評価値が高いほど指定画像が撮影されている確率が高くなる。
図7のグループ240に対して、指定画像を人物Bとして適用をしたことを考える。静止画242および静止画243は人物Bが写っておらず、人物Bが写っている静止画241より評価値が低いため、静止画241が望ましい画像であると判断され、グループ240から静止画241を取得すると決定される。
なお、本例では各静止画に画像処理を行い類似度の算出を行ったが、映像撮影時に各フレームの類似度が記録されていれば、それを利用しても良い。また、指定画像をひとつとして説明したが、指定画像は複数あり、それぞれの類似度を評価値として利用してもよい。また、本例ではグループに属している静止画を3枚で説明したが、実際の枚数は3枚に限定されるものではない。
上述したように、上記実施形態に係る情報取得装置の機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、このような機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。
100 静止画取得装置
101 動画記録部
102 動画復号部
103 画像出力部
104 映像入力部
105 静止画取得部
106 特徴算出部
107 特徴比較部
108 静止画選択部
109 静止画符号化部
110 静止画記録部
111 静止画復号部
200、210、220、230、240 分類画像グループ
201 ピントが合っている静止画
202 ピントが合っていない静止画
211 対象物が小さい静止画
212 対象物が大きい静止画
213、214 対象物の範囲
221 対象物の変化量が望ましい静止画
222、223 対象物の変化が望ましくない静止画
231 輝度分布が狭い静止画
232 輝度分布が広い静止画
241 指定画像が映っている静止画
242、243 指定画像が映っていない静止画

Claims (13)

  1. 映像を入力する映像入力部と、
    入力された映像から静止画を順次取得する静止画取得部と、
    取得した静止画の特徴指数を算出する特徴算出部と、
    前記特徴指数を比較して類似度を算出し、該類似度に応じてグループに分類する特徴比較部と、
    各グループの静止画の中から所定の条件を満たす特定の静止画を少なくとも1枚選択する静止画選択部と、
    を有することを特徴とする静止画取得装置。
  2. 前記静止画選択部が選択した静止画を記録する記録部を有することを特徴とする請求項1の静止画取得装置。
  3. 静止画を前記記録部へ記録する際に、画像情報以外の付加情報を静止画に紐付けて記録することを特徴とする請求項2の静止画取得装置。
  4. 前記付加情報は、前記記録部へ記録する静止画の撮影時間であることを特徴とする請求項3の静止画取得装置。
  5. 前記付加情報は、前記記録部へ記録する静止画の撮影時の位置情報であることを特徴とする請求項3の静止画取得装置。
  6. 前記静止画選択部は、静止画を選択する際に、グループ内のそれぞれの静止画に対して画像処理を行って評価値を算出し、その評価値に基づいて選択を行うことを特徴とする請求項1の静止画取得装置。
  7. 前記評価値は、合焦度を表す値であることを特徴とする請求項6の静止画取得装置。
  8. 前記評価値は、静止画に占める対象物の面積比であることを特徴とする請求項6の静止画取得装置。
  9. 前記評価値は、対象物の変化量であることを特徴とする請求項6の静止画取得装置。
  10. 前記評価値は、静止画の輝度分布を示す値であることを特徴とする請求項6の静止画取得装置。
  11. 前記評価値は、指定画像と対象物の類似度であることを特徴とする請求項6の静止画取得装置。
  12. 映像を入力する映像入力ステップと、
    入力された映像から静止画を順次取得する静止画取得ステップと、
    取得した静止画の特徴指数を算出する特徴算出ステップと、
    前記特徴指数を比較して類似度を算出し、該類似度に応じてグループに分類する特徴比較ステップと、
    各グループの静止画の中から所定の条件を満たす特定の静止画を少なくとも1枚選択する静止画選択ステップと、
    を有することを特徴とする静止画取得方法。
  13. コンピュータに、請求項12に記載の静止画取得方法の各ステップを実行させるための静止画取得プログラム。
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