JP2011014964A - スイッチ装置、スイッチ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ装置が接続する通信装置で実行されるアドレス解決処理の負荷を軽減する。
【解決手段】スイッチ装置は、第1通信装置と第2通信装置とを接続するスイッチ装置であって、第1通信装置及び第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、第1通信装置又は第2通信装置に対する送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段と、第1通信装置又は第2通信装置に対する送信先アドレスの通知要求を受信した場合、一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、応答保持手段により保持する応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出する応答抽出手段と、通知要求の送信元に対し、応答抽出手段により抽出した応答を送信する応答手段と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の通信装置を接続するスイッチ装置の制御技術に関する。
図1で示すように、複数台のクライアント側装置(以下、HGW:Home Gate Wayという。)が、レイヤ2スイッチを介して、1台の事業者側ルータ(以下、エッジルータという。)に接続される通信ネットワークについて考える。つまり、図1で示す通信ネットワークは、レイヤ3において1対多の構成であり、かつ、その間はレイヤ2スイッチ等のアクセス装置で接続されている。
また、図2で示すように、上記通信ネットワークでは、論理的には各HGWとエッジルータ間の接続はレイヤ2で独立しており、レイヤ3(IP(Internet Protocol)層)において各HGWとエッジルータとはそれぞれ独立して隣接している。実際の構成ではレイヤ2スイッチが多段に接続すること等により、物理的構成はネットワーク事業者毎に異なるものの、論理的な構成は図2で示す形態となっている。
図2で示した構成において、エッジルータは各HGWとの接続に関してレイヤ3アドレス(IPv4(Internet Protocol version 4)又はIPv6(Internet Protocol version 6)アドレス)とレイヤ2アドレス(MAC(Media Access Control)アドレス)とを対応させる必要がある。このアドレス解決動作については、IPv4アドレス−MACアドレス解決用にARP(Address Resolution Protocol)が規定され、IPv6アドレス−MACアドレス解決用にNDP(Neighbor Discovery Protocol)が規定されている。そして、エッジルータは、これらのプロトコルを動作させて、ARPテーブル(IPv4アドレスとMACアドレスとの対応テーブル)又はNDPテーブル(IPv6アドレスとMACアドレスとの対応テーブル)を構築し、それを保持する。
図3で、NDPによるIPv6アドレス−MACアドレスの解決動作を示す。図3で示すように、エッジルータにHGW宛のパケットが届いた場合、エッジルータはHGW宛のNDPテーブルを保持していなければ、NS(Neighbor Solicit)メッセージを送信してHGWが持っているMACアドレスを問合わせる。HGWは、自分のIPv6アドレスを問合わせるNSメッセージが届いた場合、自分のMACアドレスを記載したNA(Neighbor Advertisement)メッセージを返信する。
エッジルータは、HGWから受信したNAメッセージからHGWのMACアドレスを取得し、当該HGW宛のNDPテーブルを構築する。それ以降、エッジルータに当該HGW宛のパケットが届いた場合、エッジルータは、NDPテーブルに基づいて当該HGWのMACアドレス宛にパケットを送信する。なお、この動作は、HGWからエッジルータ方向であっても同様である。
また、NDPテーブルを構築する際、エッジルータは、必ずしも上記説明のシーケンスを行う必要はなく、NAメッセージ又はNSメッセージを受信するのみでも対向するMACアドレスを知ることができる。さらに、上記説明では、NDPの例を説明したが、ARPにおいてもパケット構成は異なるが、ARPリクエスト及びARPリプライというメッセージを使用することにより、IPv6の場合と同様に、IPv4アドレス−MACアドレス解決を図ることができる。
特開2003−244250号公報
上記の構成において、エッジルータが収容するHGWが多数である場合、ARP又はNDPの処理のためにエッジルータ内CPUの処理負荷が高くなる。特に、何らかの要因により、各HGWに対するARP又はNDPによるアドレス解決動作が同時期に発生した場合、エッジルータ内CPUに対する要求処理量が処理可能能力を超え、一時的にアドレス解決が実施されないHGWが発生するおそれがある。その結果、エッジルータにおいて宛先MACアドレスが不確定であるパケットが廃棄されることとなり、ユーザ提供サービスに悪影響を及ぼすおそれがある。
ここで、上記アドレス解決処理の輻輳には、NSメッセージ又はARPリクエストの輻輳と、NAメッセージ又はARPリプライの輻輳とが考えられる。前者では、エッジルータのARPテーブル又はNDPテーブルが解決されないことにより、エッジルータ内でパケットが廃棄される。一方、後者では、HGWにおいてARPテーブル又はNDPテーブルが解決されないことにより、HGWにおいてパケットが廃棄される。両者には違いがあるものの、両者ともに一定期間パケットが廃棄されるため、同様にユーザ提供サービスに悪影響を及ぼすおそれがある。
以下では、図4を用いて、NSメッセージ又はARPリクエストの輻輳により、パケット廃棄が発生する場合(上記の前者)について説明する。エッジルータがシステム再開した場合、又はエッジルータの物理インタフェースが何らかの理由によりリンクダウンした場合、エッジルータ内部で保持されるARPテーブル又はNDPテーブルはクリアされる。具体的には、エッジルータがシステム再開した場合、上記テーブル情報の全てが消去され、エッジルータの物理インタフェースがリンクダウンした場合、当該リンクダウンした物理インタフェースに収容されるユーザ分の上記テーブル情報が消去される。ここで、Ethernet(登録商標)において、IEEE802.1.qに規定されるVLAN(Virtual Local Area Network)を使用することにより、1つの物理インタフェース当たり最大4096個の論理インタフェースを作成することが可能である。そして、仮に、この最大数まで使用してHGWを収容していた場合、1本の物理インタフェースのリンクダウンにより4096個分のテーブル情報が消去されることとなる。
上記の状態において、バックボーン側ネットワークからエッジルータに向けて各HGW宛のトラフィックがあった場合、エッジルータは、それら全てのHGWアドレスに関するテーブルを構築する動作を同時に行う。その場合、エッジルータは、各HGWに対してARPリスクエスト又はNSメッセージを送信すると共に、それに対するARPリプライ又はNAメッセージを受信し、上記テーブル情報の更新を行う。しかし、この一連の更新処理が数千乃至数万単位で発生することによりアドレス解決処理が輻輳し、エッジルータのCPU使用率が高まる。そして、アドレス解決の要求処理量がエッジルータのCPU能力を超えると、ARPリクエスト又はNSメッセージの送信処理が停止される。その結果、ARPテーブル又はNDPテーブルが構築されなかったHGW宛のトラフィックについては、エッジルータ内でパケットが廃棄され、ユーザサービスに対して悪影響が出ることになる。
なお、上記ではシステムに何らかの異常状態が発生した場合を想定して説明したが、エッジルータ−HGW間に所定の期間通信が無い場合であってもARPテーブル又はNDPテーブルは消去され(エイジング処理)、その場合にも上記説明と同様の事象が発生する。
次は、図5を用いて、NAメッセージ又はARPリプライの輻輳により、パケット廃棄が発生する場合について説明する。HGWを集約して収容しているレイヤ2スイッチが物理インタフェースのリンクダウンを伴うシステム停止を発生した場合、又はHGWが配備されている地域一帯で停電等があった場合に、該当するHGWは、自身のARPテーブル又はNDPテーブルの情報を消去する。その後、上記の異常状態が復旧した場合、該当する全てのHGWは、エッジルータに対しNSメッセージ又はARPリクエストを一斉に送信する。このとき、NSメッセージ又はARPリクエストを受信したエッジルータは、順次NDP又はARPのプロセスに従いNAメッセージ又はARPリプライを返信する。しかし、受信するNSメッセージ又はARPリクエストが多大であるため、エッジルータのCPU使用率が上昇し、さらに、処理要求がCPU能力を超えた場合、NSメッセージ又はARPリクエストは処理されずに廃棄される。これらエッジルータ内で廃棄されたNSメッセージ又はARPリクエストについては、NAメッセージ又はARPリプライが返信されないため、HGW側でNDPテーブル又はARPテーブルが解決されない事態となる。
一方、NDPテーブル又はARPテーブルが解決されるまで、HGWは、エッジルータ向けのパケットを送信することができず、当該パケットをHGW内で廃棄する。また、NSメッセージ又はARPリクエストの返信が無い場合、HGWは、規定の時間が経過した後、NSメッセージ又はARPリクエストを再送するが、この期間中も、HGW内のNDPテーブル又はARPテーブルは解決されない。さらに、NSメッセージ又はARPリクエストの再送時に、エッジルータにおける輻輳が解決していない場合、エッジルータでは再度、NSメッセージ又はARPリクエストの廃棄が発生する。
上記事態の結果として、NDPテーブル又はARPテーブルが解決されない期間、HGWからエッジルータ方向のトラフィックは流れず、ユーザサービスに対して悪影響を及ぼす。なお、上記においては装置に何らかの異常状態が発生した場合を想定して説明したが、エッジルータ−HGW間において所定の時間通信が無い場合もARPテーブル又はNDPテーブルは消去され(エイジング処理)、上記と同様の事象が発生することになる。
そこで、上記で説明した問題に鑑み、本発明では、自身が接続する通信装置で実行されるアドレス解決処理の負荷を軽減するスイッチ装置およびスイッチ制御方法を提供することを目的とする。
開示のスイッチ装置の一形態では、第1通信装置と第2通信装置とを接続するスイッチ装置であって、前記第1通信装置及び前記第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、前記第1通信装置又は前記第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段と、前記第1通信装置又は第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求を受信した場合、前記一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出する応答抽出手段と、前記通知要求の送信元に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信する応答手段と、を有することを特徴とする。
開示のスイッチ装置は、当該スイッチ装置が接続する通信装置で実行されるアドレス解決処理の負荷を軽減することができる。
ユーザアクセス用レイヤ2ネットワークの物理構成図である。 ユーザアクセス用レイヤ2ネットワークの論理構成図である。 NDPプロトコルのMACアドレス解決処理を説明する図である。 エッジルータのNDPテーブルクリアによりパケットが廃棄される事象を説明する図である。 HGWのNDPテーブルクリアによりパケットが廃棄される事象を説明する図である。 本実施の形態に係るスイッチ装置を含む通信システムの概要を説明する図である。 本実施の形態に係るスイッチ装置の機能ブロック図である(ARPリクエスト又はNSメッセージが転送される場合)。 本実施の形態に係るスイッチ装置の機能ブロック図である(ARPリクエスト又はNSメッセージが代理応答される場合)。 本実施の形態に係るスイッチ装置の機能ブロック図である(ARPリプライ又はNAメッセージが自律的に送信される場合)。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部の機能ブロック図である。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部によるARP/NDPテーブルを構築する処理に関するフローチャートである。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部にエッジルータからのARPリクエスト又はNSメッセージが到着した場合の処理に関するフローチャートである。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部にHGWからのARPリクエスト又はNSメッセージが到着した場合の処理に関するフローチャートである。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部がエッジルータにおけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンを検知した場合の処理に関するフローチャートである。 本実施の形態に係るARP/NDP制御部によるエイジングタイマー監視処理に関するフローチャートである。 本実施の形態に係るスイッチ装置を含む通信システムの動作を説明する図である(その1)。 本実施の形態に係るスイッチ装置を含む通信システムの動作を説明する図である(その2)。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係るスイッチ装置の概要)
はじめに、図6を用いて、本実施の形態に係るスイッチ装置100の動作イメージを説明する。図6は、本実施の形態に係るスイッチ装置100の動作概要を説明する図である。図6で示すように、スイッチ装置100は、1つのエッジルータ200と複数のHGW300とに接続しており、各HGW300は、スイッチ装置100を介してエッジルータ200と接続する形態である。
本実施の形態では、エッジルータ200とHGW300との間に存在するスイッチ装置100(レイヤ2スイッチ)内において、エッジルータ200及びHGW300が保持するARPテーブル又はNDPテーブル(以下、ARP/NDPテーブルという。)を保持する。そして、エッジルータ200に対してHGW300から一斉にARPリクエスト又はNSメッセージが送信された場合、スイッチ装置100は当該ARPリクエスト又はNSメッセージに代理応答する。
また、エッジルータ200がシステムダウンした場合やエッジルータ200の物理インタフェースがダウンした場合、スイッチ装置100は、自身が保持するARP/NDPテーブルに基づきARPリプライ又はNAメッセージを生成する。そして、スイッチ装置100は、エッジルータ200に対し生成したARPリプライ又はNAメッセージを送信し、エッジルータ200のARPテーブル又はNDPテーブルを強制的に再構築させる。このとき、スイッチ装置100は、エッジルータ200が受信可能な所定の送信レートでARPリプライ又はNAメッセージを送信する。
また、スイッチ装置100は、エッジルータ200向けのARPパケット又はNDPパケットを一旦遮断することによって、エッジルータ200におけるアドレス解決処理の輻輳が発生しないように、ARPパケット又はNDPパケットの送信タイミングを調整する。こうすることにより、スイッチ装置100は、エッジルータ200におけるアドレス解決処理の負荷が一定以上に高まることを防止することができる。
スイッチ装置100は、エッジルータ200−HGW300間のARPパケット又はNDPパケットについて、通常のスイッチング動作(MACアドレスに基づき他ポートへ転送する動作)ではなく、内部のARP/NDPプロトコル処理部110へと転送する。そして、ARP/NDPプロトコル処理部110は、スイッチ装置100の各ポートに接続された対向ノード(エッジルータ200及びHGW300)が備えるARP/NDPテーブルを保持する。
スイッチ装置100が有するARP/NDPテーブルは、エッジルータ200又はHGW300が保持するテーブルと同じエイジングタイマーを備え、エッジルータ200及びHGW300内テーブルのアドレス情報に対するエイジング処理の発生を監視している。
また、スイッチ装置100は、エッジルータ200がシステムダウンした場合やエッジルータ200の物理インタフェースがダウンした場合に、これら事象の発生を検知する機能を有する。これにより、スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルにアドレス情報が登録されている状態で、スイッチ装置100は以下の動作を行う。
(1)スイッチ装置100内のテーブルにアドレス情報が登録されている場合
(a)HGW300からエッジルータ方向にARPリクエスト又はNSメッセージの送信があった場合
ARP/NDP制御部110は、ARPリプライ又はNAメッセージを代理で応答する。これにより、エッジルータ200においてはアドレス解決の処理負荷が発生しないため、エッジルータ200のCPU使用率は上昇しない。また、スイッチ装置100においても、エッジルータ200でアドレス解決処理時に実行されるような負荷の高い処理ではなく、過去に転送処理を行ったARPリプライ又はNSメッセージの再送処理をするので、比較的低い処理負担でアドレス解決処理を実現できる。
(b)エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースのダウンを検知した場合
ARP/NDP制御部110は、エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースのダウンを検知すると、自律的にエッジルータ200に対するARPリプライ又はNAメッセージを生成し、それを送信する。また、スイッチ装置100は、エッジルータ200方向に関して、エッジルータ200が処理可能な最大パケットレート及びバーストサイズを予め設定し、この予め設定した規則に従いARPリプライ又はNAメッセージを送信する。こうすることによって、エッジルータ200は、処理可能な範囲の最短時間でARP/NDPテーブルを更新することができる。また、その後、エッジルータ200からHGW300方向のパケットが、集中してエッジルータ200へ到着する場合、エッジルータ200はパケットロスを発生させることなく、HGW300宛に到着したパケットを転送することができる。
(c)スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルのエイジングタイマー監視によるアドレス情報の自動更新
ARP/NDP制御部110は、スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルが備えるエイジングタイマー(ライフタイム)を監視し、当該エイジングタイマーが所定の状態となった場合、ARPリプライ又はNAメッセージを対向ノードに送信する。こうすることにより、エッジルータ200及びHGW300のARP/NDPテーブルは自動的に更新され、エッジルータ200及びHGW300においてライフタイム満了によるアドレス情報の消去は起きない。したがって、エッジルータ200及びHGW300において長時間トラフィックが無かった後に、一斉トラフィックが発生した場合等、アドレス解決処理の輻輳を回避させることができる。
(2)スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルにアドレス情報が登録されていない場合
スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルにアドレス情報が登録されていない場合、スイッチ装置100は、ARP/NDPテーブルを構築する。
スイッチ装置100の起動時等においてARP/NDPテーブルを構築するため、ARP/NDP制御部110は、受信したARPリクエストに対応するMACアドレスの情報を保持していなければ、対向側のノードに当該要求を転送する。この際、スイッチ装置100は、エッジルータ200方向に転送するパケットに関して、上記所定の規則に従ったパケットレート及びバーストサイズでパケットを転送する。こうすることにより、エッジルータ200では、ARPリクエスト又はNSメッセージの欠落が生じない。
転送先の対向ノードから、上記のARPリクエスト又はNSメッセージに対する応答が返信された場合、ARP/NDP制御部110は、スイッチ装置100が備えるARP/NDPテーブルに当該返信に基づくMACアドレスを登録する。その後、スイッチ装置100は、返信宛先の対向ノードに当該返信を転送する。このとき、スイッチ装置100は、エッジルータ200に対しパケットを送信する場合、上記所定の規則に従ったパケットレート及びバーストサイズでパケットを転送する。上記の動作により、エッジルータ200においてアドレス解決処理が輻輳しないよう制御すると共に、スイッチ装置100内のARP/NDPテーブルを構築する。
(本実施の形態に係るスイッチ装置の動作)
(1)図7を用いて、ARPリクエスト又はNSメッセージを転送する場合の、スイッチ装置100の動作について説明する。図7は、ARPリクエスト又はNSメッセージを転送する場合の、スイッチ装置100の機能ブロック図である。図7で示すように、スイッチ装置100は、ARP/NDP制御部110、ARP/NDPテーブル120、物理インタフェース130、170、ARP/NDPパケット振り分け部140、160、転送処理部150を有する。以下では、パケット種別毎にパケットの流れを説明することで、スイッチ装置100の動作についての説明を行う。
(a)通常トラフィックのパケット
物理インタフェース130のRX(受信側)ポートより入力された通常トラフィックのパケットは、ARP/NDPパケット振り分け部140によってARP/NDPパケットとその他のパケットとに分類され、後者は転送処理部150に送られる。
転送処理部150は、通常のレイヤ2スイッチの転送処理を行う機能を有し、MACアドレス及びVLAN情報に基づいて対向ポートへのスイッチング動作を行う。転送処理部150によって出力先を指定された通常トラフィックのパケットは、物理インタフェース170のTX(送信側)より対向ノードへ送信される。
(b)ARPリクエスト及びNSメッセージ
上記トラフィックと同じノードからARPリクエスト又はNSメッセージが送信されてきた場合、物理インタフェース130のRXポートより入力された当該パケットは、ARP/NDPパケット振り分け部140によりARP/NDPパケットとして分類される。そして、ARP/NDPパケットはARP/NDP制御部110に送信され、ARP/NDP制御部110は、ARP/NDPテーブル120を参照し、当該要求に対応するアドレス情報を保持していなければ、転送処理部150にARP/NDPパケットを転送する。
転送処理部150は、転送されたARP/NDPパケットについて、他の通常トラフィックのパケットと同様にMACアドレス及びVLAN情報に基づいて対向ポートへのスイッチング動作を行う。転送処理部150によって出力先を指定されたARP/NDPパケットは、物理インタフェース170のTXポートより対向ノードへ送信される。
(c)ARPリプライ及びNAメッセージ
上記ARP/NDPパケットに対する応答であるARPリプライ又はNAメッセージは、対向ノードから送信され、物理インタフェース170のRXポートにおいて受信される。受信された当該パケットは、ARP/NDPパケット振り分け部160により通常トラフィックとは分別され、ARP/NDP制御部110に送信される。ARP/NDP制御部110は、ARPリプライ又はNAメッセージの記述内容(IPv4/IPv6アドレスとMACアドレスの対応)に基づきARP/NDPテーブル120を更新する。
また、ARP/NDP制御部110は、ARPリプライ又はNAメッセージのパケットを転送処理部150に転送する。転送処理部150は、転送されたパケットについて、他の通常トラフィックのパケットと同様にMACアドレス及びVLAN情報に基づいて対向ポートへのスイッチング動作を行う。転送処理部150によって出力先を指定されたARPリプライ又はNAメッセージのパケットは、物理インタフェース130のTXポートより対向ノードへ送信される。
(2)図8を用いて、ARPリクエスト又はNSメッセージに代理応答する場合の、スイッチ装置100の動作について説明する。図8は、ARPリクエスト又はNSメッセージに代理応答する場合の、スイッチ装置100の機能ブロック図である。
物理インタフェース130のRXポートより入力されたARPリクエスト又はNSメッセージのパケットは、ARP/NDPパケット振り分け部140により通常トラフィックとは分けられて、ARP/NDP制御部110に送信される。ARPリクエスト又はNSメッセージのパケットを受信したARP/NDP制御部110は、ARP/NDPテーブル120を参照し、当該データ(要求されたIPv4/IPv6アドレスに対応するMACアドレス)を既に保持しているかを確認する。
当該データを既に保持しているので、ARP/NDP制御部110は、ARPリクエスト又はNSメッセージを転送せず、ARPリクエスト又はNSメッセージの送信元に対するARPリプライ又はNAメッセージを生成する。そして、ARP/NDP制御部110は、生成したARPリプライ又はNAメッセージを転送処理部150に転送する。
転送処理部150は、転送されたARPリプライ又はNAメッセージについて、他の通常トラフィックのパケットと同様に、MACアドレス及びVLAN情報に基づいて対向ポートへのスイッチング動作を行う。転送処理部150によって出力先を指定されたARPリプライ又はNAメッセージのパケットは、物理インタフェース130のTXポートより対向ノードへ送信される。
(3)図9を用いて、ARPリプライ又はNAメッセージが自律的に送信される場合の、スイッチ装置100の動作について説明する。図9は、ARPリプライ又はNAメッセージが自律的に送信される場合の、スイッチ装置100の機能ブロック図である。
(a)エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンの発生を検知した場合
スイッチ装置100は、エッジルータ200からメッセージ通知を受信することにより、エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンの発生を検知する。このメッセージは、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用して通知される。
また、スイッチ装置100は、エッジルータ200が物理インタフェースを介して直接接続されている場合、自装置のリンク状態を監視することにより、対向のエッジルータ200の物理インタフェースがダウンしたか否かを検知する。
スイッチ装置100は、上記のようにエッジルータ200のシステムダウン発生を検知した場合、エッジルータ200側のARP/NDPテーブルの全エントリについて、ARPリプライ又はNAメッセージを生成し、それをエッジルータ200に送信する。一方、スイッチ装置100は、上記のようにエッジルータ200の物理インタフェースダウンを検知した場合、ダウンした物理インタフェースに属するエントリについて、ARPリプライ又はNAメッセージを生成し、それをエッジルータ200に送信する。
(b)ARP/NDPテーブル120内のエイジングタイマーが所定の状態になった場合
ARP/NDP制御部110は、ARP/NDPテーブル120内の各エントリのエイジングタイマー(ライフタイム)を監視する。そして、ARP/NDP制御部110は、エイジングタイマーが所定の状態となった場合、当該所定の状態となったエイジングタイマーに対応するエントリのARPリプライ又はNAメッセージを生成し、それをエッジルータ200又はHGW300に送信する。
上記(3)(a)及び(3)(b)に共通して、ARPリプライ又はNAメッセージを生成したARP/NDP制御部110は、生成したARPリプライ又はNAメッセージを転送処理部150に転送する。そして、転送処理部150は、他の通常トラフィックのパケットと同様にMACアドレス及びVLAN情報に基づいて対向ポートへのスイッチング動作を行う。転送処理部150により出力先を指定されたARPリプライ又NAメッセージのパケットは、物理インタフェース130のTXポートより対向ノードへ送信される。
(本実施の形態に係るARP/NDP制御部における処理の流れ)
図10乃至図15を用いて、ARP/NDP制御部110内部における処理の流れを説明する。図10は、ARP/NDP制御部110の機能ブロック図である。図10で示すように、ARP/NDP制御部110は、ARP/NDPパケット入力部111、判定部112、ARP/NDPテーブル120、ARP/NDP応答のキャッシュ113、パケット送信レート制御部114、ARP/NDPパケット出力部115、検知部116を有する。
また、物理インタフェース130、170から入力されたARP/NDPパケットは、ARP/NDPパケット入力部111よりARP/NDP制御部110へ入力される。このとき、判定部112は、各ARP/NDPパケットが入力されたARP/NDP入力部111を特定することにより、当該パケットの入力物理インタフェースを特定する。以下では、想定される各ケースにおけるARP/NDP制御部110の動作を説明する。
(1)ARP/NDPテーブル120を構築する動作
ここでは、図11を用いて、スイッチ装置100内にARP/NDPテーブル120を構築する場合の、ARP/NDP制御部110内部における処理の流れを説明する。S1101で、ARP/NDPパケット入力部111から入力されたARPリクエスト又はNSメッセージは、判定部112へ転送される。S1103で、判定部112はARPリクエスト又はNSメッセージを受信すると共に、受信したARPリクエスト又はNSメッセージについてARP/NDPテーブル120を参照して、対応するアドレス情報を保持しているかを確認する。
S1105で判定部112が、受信したARPリクエスト又はNSメッセージに対応するアドレス情報を保持していないと判定した場合、当該ARPリクエスト又はNSメッセージをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。このとき、判定部112は、ARP/NDPテーブル120内の設定パラメータに基づいて、転送先がエッジルータ200であるかHGW300であるかを判定し、当該判定結果によって定められたパスへ転送する。
つまり、S1105で判定部112は、転送先がエッジルータ200である場合、パケット送信レート制御部114を介して、パケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1107へ)。他方、S1105で判定部112は、転送先がHGW300である場合、パケットを直接ARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1109へ)。
S1107で、パケット送信レート制御部114は、予め設定される所定の規則に従いARPリクエスト又はNSメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。ここで、所定の規則とは、エッジルータ200が受信可能なレート及びバースト値にて送信間隔を制御する規則であり、具体的には、転送パケットを設定レートにシェーピングし、指定サイズまでのバーストを許容する規則である。
S1109で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリクエスト又はNSメッセージは、転送処理部150からエッジルータ200又はHGW300の各ノードに転送される。そして、S1111で、ARPリクエスト又はNSメッセージに対する応答であるARPリプライ又はNAメッセージが転送されると、S1113で、ARP/NDPパケット入力部111から入力されたARPリプライ又はNAメッセージは、判定部112へ転送される。
S1115で、判定部112は、受信したARPリプライ又はNAメッセージについてARP/NDPテーブル120を参照し、対応するアドレス情報を保持しているかを確認する。判定部112が、受信したARPリプライ又はNAメッセージについて対応するアドレス情報を保持していないと判定した場合、S1117で、判定部112は、受信したARPリプライ又はNAメッセージに基づきARP/NDPテーブル120を更新する。また、判定部112は、テーブル120を更新すると共に、当該受信したARPリプライ又はNAメッセージをARP/NDP応答のキャッシュ113に保存する。そして、判定部112は、S1119で当該ARPリプライ又はNAメッセージをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
一方、判定部112が、受信したARPリプライ又はNAメッセージについて対応するアドレス情報を保持していると判定した場合、S1119で、判定部112は、当該ARPリプライ又はNAメッセージをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
このとき、判定部112は、ARP/NDPテーブル120内の設定パラメータに基づいて、転送先がエッジルータ200であるかHGW300であるかを判定し、当該判定結果によって定められたパスへ転送する。つまり、S1119で判定部112は、転送先がエッジルータ200である場合、パケット送信レート制御部114を介して、パケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1121へ)。他方、S1119で判定部112は、転送先がHGW300である場合、パケットを直接ARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1123へ)。
S1121で、パケット送信レート制御部114は、予め設定される所定の規則に従いARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。S1123で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリプライ又はNAメッセージは、転送処理部150からエッジルータ200又はHGW300の各ノードに転送される。
(2)エッジルータ200からARPリクエスト又はNSメッセージが到着した場合の動作
ここでは、図12を用いて、エッジルータ200からHGW300に向かって発信されたARPリクエスト又はNSメッセージが、ARP/NDP制御部110に到着した場合の処理の流れを説明する。S1201で、ARP/NDPパケット入力部111から入力されたARPリクエスト又はNSメッセージは、判定部112へ転送される。S1203で、判定部112はARPリクエスト又はNSメッセージを受信すると共に、受信したARPリクエスト又はNSメッセージについてARP/NDPテーブル120を参照して、対応するアドレス情報を保持しているかを確認する。
S1203で判定部112が、受信したARPリクエスト又はNSメッセージに対応するアドレス情報を保持していると判定した場合、S1205で判定部112は、当該ARPリクエスト又はNSメッセージを廃棄する(他部へ転送しない)。S1207で判定部112は、ARP/NDP応答のキャッシュ113から、受信したARPリクエスト又はNSメッセージに対応するARPリプライ又はNAメッセージのパケットを抽出し、それをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
S1207で、判定部112は、ARP/NDPテーブル120内の設定パラメータに基づいて、転送先がエッジルータ200であるかHGW300であるかを判定し、当該判定結果によって定められたパスへ転送する。つまり、S1207で判定部112は、転送先はエッジルータ200であるため、パケット送信レート制御部114を介して、パケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
S1209で、パケット送信レート制御部114は、予め設定される所定の規則に従いARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。そして、S1211で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリプライ又はNAメッセージは、転送処理部150からエッジルータ200のノードに転送される。
(3)HGW300からARPリクエスト又はNSメッセージが到着した場合の動作
ここでは、図13を用いて、HGW300からエッジルータ200に向かって発信されたARPリクエスト又はNSメッセージが、ARP/NDP制御部110に到着した場合の処理の流れを説明する。S1301で、ARP/NDPパケット入力部111から入力されたARPリクエスト又はNSメッセージは、判定部112へ転送される。S1303で、判定部112はARPリクエスト又はNSメッセージを受信すると共に、受信したARPリクエスト又はNSメッセージについてARP/NDPテーブル120を参照して、対応するアドレス情報を保持しているかを確認する。
S1303で判定部112が、受信したARPリクエスト又はNSメッセージに対応するアドレス情報を保持していると判定した場合、S1305で判定部112は、当該ARPリクエスト又はNSメッセージを廃棄する(他部へ転送しない)。S1307で判定部112は、ARP/NDP応答のキャッシュ113から、受信したARPリクエスト又はNSメッセージに対応するARPリプライ又はNAメッセージのパケットを抽出し、それをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
S1307で、判定部112は、ARP/NDPテーブル120内の設定パラメータに基づいて、転送先がエッジルータ200であるかHGW300であるかを判定し、当該判定結果によって定められたパスへ転送する。つまり、転送先はHGW300であるため、S1307で判定部112は、パケットをARP/NDPパケット出力部115へ直接転送する。S1309で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリプライ又はNAメッセージは、転送処理部150からHGW300のノードに転送される。
(4)エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンを検知した場合の動作
ここでは、図14を用いて、エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンを検知した場合の処理の流れを説明する。
S1401で検知部116は、エッジルータ200におけるシステムダウン又は物理インタフェースダウンを検知する。ここで、検知部116は、エッジルータ200から、当該エッジルータ200においてシステムダウンが発生したことを知らせるSNMPメッセージを受信することにより、エッジルータ200におけるシステムダウンの発生を検知する。また、検知部116は、自装置のリンク状態を監視することにより、対向するエッジルータ200の物理インタフェースがダウンしたか否かを検知する。
S1403で検知部116は、エッジルータ200においてシステムダウン又は物理インタフェースダウンが発生したことを判定部112に通知する。エッジルータ200においてシステムダウンが発生した場合、S1405で判定部112は、自律的に、ARP/NDP応答のキャッシュ113から、エッジルータ200側ARP/NDPテーブルの全エントリについて、ARPリプライ又はNAメッセージを抽出する。そして、判定部112は、抽出したARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
一方、エッジルータ200の物理インタフェースダウンが発生した場合、S1407で判定部112は、自律的に、ARP/NDP応答のキャッシュ113から、ダウンした物理インタフェースに属するエントリに対応するARPリプライ又はNAメッセージを抽出する。そして、判定部112は、パケット送信レート制御部114を介して、抽出したARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
S1411で、パケット送信レート制御部114は、予め設定される所定の規則に従いARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。S1413で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリプライ又はNAメッセージは、転送処理部150からエッジルータ200のノードに転送される。
(5)ARP/NDPテーブル120のエイジングタイマーが所定の状態となった場合の動作
ここでは、図15を用いて、ARP/NDP制御部110内に有するARP/NDPテーブル120内のエイジングタイマーが所定の状態となった場合の処理の流れを説明する。
S1501、S1503で判定部112は、自律的に、ARP/NDPテーブル120内の各エントリと対応するエイジングタイマーについて、ライフタイムが満了しそうなエントリを監視する。ここで、ライフタイムが満了しそうであるか否かの判定では、予め設定する所定の閾値とエイジングタイマーを比較し、エイジングタイマーが所定の閾値より大きくなった場合にライフタイムが満了しそうであると判定する。
そして、ライフタイムが満了しそうなエントリがあった場合、S1505で判定部112は、自律的に、ARP/NDP応答のキャッシュ113から、ライフタイムが満了しそうなエントリに関するARPリプライ又はNAメッセージを抽出する。そして、判定部112は、抽出したARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。
このとき、判定部112は、ARP/NDPテーブル120内の設定パラメータに基づいて、転送先がエッジルータ200であるかHGW300であるかを判定し、当該判定結果によって定められたパスへ転送する。つまり、S1505で判定部112は、転送先がエッジルータ200である場合、パケット送信レート制御部114を介して、パケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1507へ)。他方、S1505で判定部112は、転送先がHGW300である場合、パケットを直接ARP/NDPパケット出力部115へ転送する(S1509へ)。
S1507で、パケット送信レート制御部114は、予め設定される所定の規則に従いARPリプライ又はNAメッセージのパケットをARP/NDPパケット出力部115へ転送する。S1509で、ARP/NDPパケット出力部115に転送されたARPリプライ又はNAメッセージは、転送処理部150からエッジルータ200又はHGW300の各ノードに転送される。
(総括)
図16及び図17を用いて、本実施の形態に係るスイッチ装置100について総括する。図16は、エッジルータ200のNDPテーブルのクリアが発生した場合における各装置の動作を示す図である。
図16で示すように、まずスイッチ装置100は、エッジルータ200におけるシステム再開又は物理インタフェースのダウンを検知する。スイッチ装置100は、上記で説明した構成に基づき、エッジルータ200で消去されたNDPテーブル上のデータに対応するNAメッセージを生成し、それをエッジルータ200に対し送信する。このとき、スイッチ装置100は、エッジルータ200の処理可能なレートでNAメッセージを送信する。
スイッチ装置100よりNAメッセージを受信したエッジルータ200は、当該受信したNAメッセージに基づきNDPテーブルを再構築する。その後、バックボーン側のネットワークからHGW300宛のトラフィックが届いた場合、エッジルータ200は、既にNDPテーブルを再構築しているため、NSメッセージを送信することなくHGW300宛にトラフィックを転送することができる。また、これにより、エッジルータ200におけるパケット廃棄は発生せず、ユーザサービスに対する悪影響は抑えられる。
図17は、HGW300においてNDPテーブルのクリアが発生した場合における各装置の動作を示す図である。図17で示すように、各HGW300からエッジルータ200に向かいNSメッセージが送信されてくるが、上記で説明した構成に基づき、スイッチ装置100が代理応答する。
このとき、スイッチ装置100は、エッジルータ200において実行されるようなプロトコル処理ではなく、過去に送信したNAメッセージのキャッシュを利用した代理応答処理をしているので、エッジルータ200で実施する場合と比較した処理負荷は小さい。また、各HGW300からのNSメッセージに対してスイッチ装置100が代理応答するため、エッジルータ200においてCPU使用率は上昇しない。また、これにより、HGW300におけるパケット廃棄は発生せず、ユーザサービスに対する悪影響は抑えられる。
なお、特許請求の範囲におけるテーブル保持手段が保持する一覧テーブルは、上記説明におけるARP/NDPテーブル120と対応し、特許請求の範囲における応答保持手段は、上記説明におけるARP/NDP応答のキャッシュ113と対応する。また、特許請求の範囲における応答抽出手段は、上記説明における判定部112と対応する。さらに、特許請求の範囲における応答手段及び転送手段は、上記説明におけるパケット送信レート制御部114、ARP/NDPパケット出力部115及び転送処理部150と対応する。そして、特許請求の範囲におけるイベント検知部は、上記説明における検知部116と対応する。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
(付記1)
第1通信装置と第2通信装置とを接続するスイッチ装置であって、
前記第1通信装置及び前記第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、
前記第1通信装置又は前記第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段と、
前記第1通信装置又は第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求を受信した場合、前記一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出する応答抽出手段と、
前記通知要求の送信元に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信する応答手段と、を有することを特徴とするスイッチ装置。
(付記2)
前記応答抽出手段によって、前記一覧テーブルから前記通知要求に応じた送信先アドレスが抽出できなかった場合、該通知要求の要求先である前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、該通知要求を転送する転送手段を有し、
前記応答手段及び前記転送手段は、前記第1通信装置の処理能力に応じて規定される所定の規則に従って、該第1通信装置に送信するパケット量を制御することを特徴とする付記1に記載のスイッチ装置。
(付記3)
前記第1通信装置による所定の通知に基づいて、該第1通信装置において所定のイベントが発生したことを検知するイベント検知手段を有し、
前記イベント検知手段により前記所定のイベントの発生が検知された場合、
前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから前記所定のイベントに応じた送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
前記応答手段は、前記第1通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする付記1又は2に記載のスイッチ装置。
(付記4)
前記一覧テーブルにおいては、該一覧テーブル内の各送信先アドレスと、該送信先アドレス毎に規定される所定の基準時刻からの経過時間とが関連付けて保持され、
前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから、所定の閾値より大きい前記経過時間に対応する送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
前記応答手段は、前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする付記1乃至3の何れか一に記載のスイッチ装置。
(付記5)
第1通信装置と第2通信装置とを接続し、該第1通信装置及び該第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、該第1通信装置又は該第2通信装置に対する該送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段とを有するスイッチ装置におけるスイッチ制御方法であって、
応答抽出手段が、前記第1通信装置又は第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求を受信した場合、前記一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出するステップと、
応答手段が、前記通知要求の送信元に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信するステップと、を有することを特徴とするスイッチ制御方法。
(付記6)
前記応答抽出手段によって、前記一覧テーブルから前記通知要求に応じた送信先アドレスが抽出できなかった場合、転送手段が、該通知要求の要求先である前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、該通知要求を転送するステップを有し、
前記応答手段及び前記転送手段は、前記第1通信装置の処理能力に応じて規定される所定の規則に従って、該第1通信装置に送信するパケット量を制御することを特徴とする付記5に記載のスイッチ制御方法。
(付記7)
イベント検知手段が、前記第1通信装置による所定の通知に基づいて、該第1通信装置において所定のイベントが発生したことを検知するステップを有し、
前記イベント検知手段により前記所定のイベントの発生が検知された場合、
前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから前記所定のイベントに応じた送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
前記応答手段は、前記第1通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする付記5又は6に記載のスイッチ制御方法。
(付記8)
前記一覧テーブルにおいては、該一覧テーブル内の各送信先アドレスと、該送信先アドレス毎に規定される所定の基準時刻からの経過時間とが関連付けて保持され、
前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから、所定の閾値より大きい前記経過時間に対応する送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
前記応答手段は、前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする付記5乃至7の何れか一に記載のスイッチ制御方法。
100 スイッチ装置
110 ARP/NDP制御部
111 ARP/NDPパケット入力部
112 判定部
113 ARP/NDP応答のキャッシュ
114 パケット送信レート制御部
115 ARP/NDPパケット出力部
116 検知部
120 ARP/NDPテーブル
130、170 物理インタフェース
140、160 ARP/NDPパケット振り分け部
150 転送処理部

Claims (5)

  1. 第1通信装置と第2通信装置とを接続するスイッチ装置であって、
    前記第1通信装置及び前記第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、
    前記第1通信装置又は前記第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段と、
    前記第1通信装置又は第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求を受信した場合、前記一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出する応答抽出手段と、
    前記通知要求の送信元に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信する応答手段と、を有することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記応答抽出手段によって、前記一覧テーブルから前記通知要求に応じた送信先アドレスが抽出できなかった場合、該通知要求の要求先である前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、該通知要求を転送する転送手段を有し、
    前記応答手段及び前記転送手段は、前記第1通信装置の処理能力に応じて規定される所定の規則に従って、該第1通信装置に送信するパケット量を制御することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記第1通信装置による所定の通知に基づいて、該第1通信装置において所定のイベントが発生したことを検知するイベント検知手段を有し、
    前記イベント検知手段により前記所定のイベントの発生が検知された場合、
    前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから前記所定のイベントに応じた送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
    前記応答手段は、前記第1通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記一覧テーブルにおいては、該一覧テーブル内の各送信先アドレスと、該送信先アドレス毎に規定される所定の基準時刻からの経過時間とが関連付けて保持され、
    前記応答抽出手段は、前記一覧テーブルから、所定の閾値より大きい前記経過時間に対応する送信先アドレスを抽出すると共に、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出し、
    前記応答手段は、前記第1通信装置又は第2通信装置に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のスイッチ装置。
  5. 第1通信装置と第2通信装置とを接続し、該第1通信装置及び該第2通信装置に関する送信先アドレスの一覧テーブルを保持するテーブル保持手段と、該第1通信装置又は該第2通信装置に対する該送信先アドレスの通知要求があった場合の、該送信先アドレスの通知要求に対する該第1通信装置又は第2通信装置による応答を保持する応答保持手段とを有するスイッチ装置におけるスイッチ制御方法であって、
    応答抽出手段が、前記第1通信装置又は第2通信装置に対する前記送信先アドレスの通知要求を受信した場合、前記一覧テーブルから該通知要求に応じた送信先アドレスを抽出し、前記応答保持手段により保持する前記応答から、抽出した該送信先アドレスに対する応答を抽出するステップと、
    応答手段が、前記通知要求の送信元に対し、前記応答抽出手段により抽出した前記応答を送信するステップと、を有することを特徴とするスイッチ制御方法。
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