JP2011014516A - センサー付きコンセント - Google Patents

Abstract

【課題】スイッチ操作が無い壁面コンセントやスイッチ操作部付きアダプタ、スイッチ操作部付き延長コードによる任意で行っている節電を切り忘れることなく自動で電気のオンオフが行える。
【解決手段】人感センサー、温度感知装置、コンセント、スイッチを収納配置することで、自動で人を感知し電源の入り切りを行う。また内部温度の上昇を感知し破損や火災を防ぐことができ、使用状況に応じてアダプタ用方式や壁埋めこみ用方式を選ぶことで既存の延長コードに対しスイッチ操作部までの余分な電気の通電を遮断し、電気の切り忘れを防ぐことができる。
【選択図】図１

Description

本発明は、一般家庭における節電を図ったコンセントに関する。

従来の壁埋めこみコンセントには節電用スイッチが設置されていないためコンセントアダプタにスイッチを付けたことで任意で電源スイッチの入り切りを行っていた。

特開２００７−１０３２５６号 特開２００２−２０３６５１号

従来の壁埋めこみコンセントには節電用のスイッチ類が無いためスイッチ付きアダプタやスイッチ付き延長コードを使用して節電に努めていた。しかし、いくら節電に努めていてもスイッチの切り忘れや購入後、次第に面倒になりこまめに電源を切る回数が減ってしまいがちになり、節電の効果が十分発揮されていない。また壁埋めこみコンセントから延長コードで延長されているスイッチ付きアダプタでは、スイッチまでの間は電気が通電され使用されており更なる節電の余地が残されている。また、冬期においてはストーブやこたつの電源を切り忘れたことによる火災が発生することがあるため、電源の切り忘れを防止し、延長線に流れている無駄な電気を無くすことが必要である。

以上の通りの事情に鑑みて、本発明は従来の問題点を解消し節電を実現できるセンサースイッチ付きアダプタや壁埋めこみ用センサースイッチ付きコンセントを提供することを課題とするものである。

上記問題点を解消するために、請求項１に記載の発明は本体１内部に人感センサー本体７、温度感知装置１５及びコンセント口３並びに通電を視認できるランプ内蔵スイッチ５を収納配置していることを要旨としアダプタ用には栓刃８を設置していることを要旨とし、電気配線工事を必要とせずコンセントに差込むだけで使用できることを要旨とする。

請求項２に記載の発明は人感センサー本体７に電気が通電されており人感センサー６が人を感知するとコンセントへ電気が供給される。また人感センサー６が人を感知しなくなると人感センサー本体７に内蔵のタイマーが作動し設定時間に達すると電気の供給を遮断することを要旨とするものである。

請求項３に記載の発明は人感センサー感知部６が人を感知し、電気の供給を開始していても、全てのコンセントに差込まれている配線が使用されるとは限らないため、コンセント口３の横にランプ内蔵スイッチ５を設置することで使用状況に応じてスイッチ操作で電源の入り切りすることを可能としたことを要旨とするものである。

請求項４に記載の発明は、電気の供給を開始しているか視認できるようにランプ内蔵スイッチ５を収納配置していることを要旨とするものである。

請求項５に記載の発明は、電気使用量が多くなることで通電による内部温度上昇を即座に感知し自動で電気の通電を遮断することを要旨とするものである。

請求項６に記載の発明は、センサースイッチ付きアダプタ用に背部に栓刃８が配置されており、また複数個のコンセントにアダプタを差込んでも不安定にならないよう栓刃型固定具９を用いてコンセントの位置に合わせ固定できることを要旨とするものである。

請求項７に記載の発明はアダプタ用や壁埋めこみ用にも使用することができることを要旨としており、内部構造は変わりが無いことを要旨としており壁に埋め込むには電気配線工事が必要である。

本発明は電気使用量を抑えることで節電や節約ができ、少しでも電気量を抑えることでＣＯ２の排出削減が可能となります。また電気の切り忘れで起こる電気ストーブや電気こたつによる火災を減らすことにも効果を発揮できるものである。

本発明の実施形態を示しセンサースイッチ付きアダプタの正面図である。 同上のカバーを外した状態の正面図である。 同上の側面図である。 同上の背面図である。 センサースイッチ付き壁用コンセント斜視図である。 図５の本体カバーを外した状態の正面図である。 壁用コンセント多目的カバーの正面図である。 本発明の使用状態を示す斜視図である。

以下、本発明による実施形態を図１〜図８にもとづいて説明する。

図１に示すようにセンサースイッチ付きアダプタ本体１は正面に人感センサー感知部６とコンセント口３を複数設けてあり、その複数設けた数と同じ数のランプ内蔵スイッチ５が正面もしくは側面にできるだけ小さく収まるように設けてあり個別に電源の入り切りすることができる。

図２に示すようにセンサースイッチ付きアダプタ本体１の本体カバー２を取外した状態であり内部には人感センサー本体７、温度感知装置１５、コンセント口３及びランプ内蔵スイッチ５の４つが一体式となってセンサースイッチ付きアダプタ本体１に収納配置されており本体１を壁面コンセント１３に差込むことで電気は最初に人感センサー本体７に通電し待機状態になり、人感センサー感知部６が人を感知すると人感センサー本体７から温度感知装置１５へ通電、さらにランプ内蔵スイッチ５及びコンセント４に通電、ランプが点灯し使用可能となる。ランプ内蔵センサー５の位置については正面及び側面どちらの方向でも製造可能であり、コンセント４に差込まれたプラグを使用しない場合にはランプ内臓スイッチ５を切ることで通電を遮断し、ランプは消えた状態となり視認か容易にできる。また電気使用量が増えることで、通電による内部温度上昇を感知すると温度感知装置１５が電気の通電を遮断するように形成されている。

図３、図４に示すようにセンサースイッチ付きアダプタ本体１には栓刃８が設けてあり栓刃８は電気を通電するが栓刃型固定具９は電気を通電することなくセンサースイッチ付きアダプタ本体１の背部にある栓刃型固定具取付け穴１４に接続できるように形成されており、壁面コンセント１３に栓刃８が差込まれる位置以外に空いている差込口に栓刃型固定具９を差込むと２つの栓刃で過重を分担し負担を軽減、またセンサースイッチ付きアダプタ本体１が左右に横にずれしないように固定ができるように形成されている。

図５に示すようにセンサースイッチ付き壁用本体１０は背部に栓刃８を有せず建物の壁に収まるよう形成されている。

図６に示すようにセンサースイッチ付き壁埋めこみ用本体１０は壁埋めこみ用本体カバー１１を外した状態であり内部構造は図２同様であり人感センサー本体７、温度感知装置１５、コンセント口３及びランプ内蔵スイッチ５の４つが一体式となっているが壁に収納配置する場合、ランプ内蔵スイッチ５の位置は正面設置となる。

また壁埋めこみ用の場合はコンセント口３とランプ内臓スイッチ５を更に増やすことも可能であり。用途に合わせてテレビアンテナ、アース、電話線、パソコン用ケーブルなどの様々なものと組み合わせることができるよう形成されている。

図７に示すように壁埋めこみ用のコンセントでは上記のテレビアンテナ、アース、電話線、パソコン用ケーブルなどの様々なものと組み合わせることができるため、用途に合った数種類の壁埋めこみ用本体カバー１２が形成されている。

図８に示すように壁面コンセント１３にセンサースイッチ付きアダプタ本体１を差込んだ例を示している。

１…センサースイッチ付きアダプタ本体、２…本体カバー、３…コンセント口、４…コンセント、５…ランプ内蔵スイッチ、６…人感センサー感知部、７…人感センサー本体、８…栓刃、９…栓刃型固定具、１０…センサースイッチ付き壁埋めこみ用本体、１１…壁埋めこみ用本体カバー、１２…多目的壁用カバー、１３…壁面コンセント、１４…栓刃型固定具取付け穴、１５…温度感知装置

Claims (7)

1. センサー、温度感知装置、コンセント、栓刃を一体型とし、センサーとコンセントの間には電気を入り切りするためのスイッチ付きアダプタ
2. センサーが人を感知するとコンセントに電気の供給を開始し、人を感知しなくなるとタイマーが作動し設定の時間に達すると電気の供給を停止すること特徴とするセンサースイッチ付きアダプタ。
3. 電気を供給されていても使用していないコンセントに対して個別スイッチで電源を入り切りすることができることを特徴とするセンサースイッチ付きアダプタ。
4. スイッチの通電を確認できるランプが内蔵されていることを特徴とする請求項３記載のセンサースイッチ付きアダプタ。
5. 温度感知装置が規定の温度を超えた場合に自動で電気の通電を遮断し本体の変形や火災を防ぐことを特徴とするセンサースイッチ付きアダプタ。
6. アダプタ背部には栓刃と栓刃型の固定具が設置されており複数個のコンセント差込口に対応でき、栓刃型固定具を使用することで栓刃に負担を掛けず横ずれを防止すること特徴とするセンサースイッチ付きアダプタ。
7. 壁埋めこみ用コンセントに応用するため請求項１、請求項６に記載の栓刃を外したことを特徴とする請求項１から請求項５までに記載のセンサースイッチ付コンセント。

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