JP2011013910A - 企業情報更新処理システム、企業情報更新処理方法、および企業情報更新プログラム - Google Patents

企業情報更新処理システム、企業情報更新処理方法、および企業情報更新プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ある情報処理装置での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置で利用される前記企業情報の複製データを低コストかつ効率的に更新する。
【解決手段】変更データが示すテーブル識別情報をキーに連携処理定義ファイルを検索し、変更対象とされたテーブルに関する連携処理定義ファイルを特定する定義ファイル特定部110と、変更対象とされたテーブルに関し特定した連携処理定義ファイルより条件式を読み出し、当該条件式に合致する更新対象のレコードを該当テーブルより検索するレコード検索部111と、変更対象とされたテーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文をリレーショナルデータベース管理システムに発行するSQL発行部112とから企業情報更新処理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、企業含む組織体における情報管理技術に関する。その中でも特に、企業情報更新処理システム、企業情報更新処理方法、および企業情報更新処理プログラムに関するものであり、具体的には、ある情報処理装置での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置で利用される前記企業情報の複製データを低コストかつ効率的に更新する技術に関する。
社名の呼称、所在地、業績、信用情報といった各種の企業情報は、各企業において取引先企業に関する有用な情報として広く活用されている。特に、規模がある程度以上の企業であれば、取引先として把握すべき企業数も膨大となるから、データベース等で管理すべき企業情報も膨大なものとなりやすい。こうした企業情報は、例えば、グループの統括企業が所定機関から入手して記憶装置に格納し、この統括企業の記憶装置から所属企業各社の情報処理装置に複製データが提供され、それぞれの所属企業毎に利用されることがある。
複数拠点にそれぞれ配置され、相互に接続されたデータベース間の連携技術として、拠点データベース装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−145827号公報
上述した企業情報は、企業の社名変更や転居などに応じて変化が生じるものでもある。そうした場合、グループ統括企業では、前記変化に応じて前記所定機関から必要なデータを入手し、自身の記憶装置で管理している企業情報を迅速に更新することになる。一方、このグループ統括企業の記憶装置で保持されている企業情報をあるタイミングで複製し、その複製データを所属企業が利用する形態の場合、グループ統括企業側で管理するいわゆるマスタのデータベースとの同期を頻繁に実行しない限り、前記変化に迅速に対応して前記複製データの更新処理等を行うことが難しい。もし前記複製データに関する更新処理を行うとすれば、前記グループ統括企業で管理する企業情報に更新が生じる毎に、担当人員を配置して、更新処理が必要となる企業情報を特定し、データベースの書換え作業やその企業情報を用いる各種プログラムの修正等の作業を行う必要がある。つまり、企業情報に変化が生じる度に、作業コストや作業時間が少なからず発生してしまう。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ある情報処理装置での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置で利用される前記企業情報の複製データを低コストかつ効率的に更新する技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の企業情報更新システムは、各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部と、企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する定義ファイル特定部と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索するレコード検索部と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、SQL発行部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の企業情報更新処理方法は、各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部を備える情報処理装置が、以下の処理を実行するものである。
すなわち、前記情報処理装置は、企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する処理と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する処理と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する処理と、を実行する。
また、本発明の企業情報更新処理プログラムは、各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部を備える情報処理装置に、以下の処理を実行させるプログラムである。
すなわち、前記企業情報更新処理プログラムは、情報処理装置に、企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する処理と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する処理と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ある情報処理装置での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置で利用される前記企業情報の複製データを低コストかつ効率的に更新することができる。
本実施形態の企業情報更新処理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態の企業マスタデータベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のファイルデータベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態のレコード処理イメージ例1を示す図である。 本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態のレコード処理イメージ例2を示す図である。 本実施形態におけるSQL文の生成概念を例示する図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の企業情報更新処理システム10を含むネットワーク構成図である。図1に示す企業情報更新処理システム10(以下、システム10)は、ある情報処理装置100での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置200で利用される前記企業情報の複製データ(=参照専用の企業マスタデータベース225)を低コストかつ効率的に更新するコンピュータシステムである。
本実施形態では、一例として前記システム10を情報処理装置100で構成している。前記情報処理装置100は、ある企業グループの統括企業が管理する装置であり、ネットワーク15を介して、企業情報提供機関サーバ400から企業情報の提供を受け、この企業情報を企業マスタデータベース125に格納・管理するサーバ装置を想定できる。前記企業情報提供機関サーバ400は、各企業の信用情報等を調査しその調査結果たる企業情報を販売する組織が運営するサーバ装置である。この企業情報提供機関サーバ400は、例えば、前記情報処理装置100に対し、定期的に或いは変更が生じるたびに、前記ネットワーク15を介して企業情報を送信してくる。
一方、前記他情報処理装置200は、前記企業グループに属する所属企業が運営・管理する装置であり、前記情報処理装置100より前記企業マスタデータベース125の複製データを得て、参照専用の企業マスタデータベース225に格納するサーバ装置を想定できる。本実施形態では、参照専用の企業マスタデータベース225を他情報処理装置200にて管理する例をあげたが、勿論この形態に限定されることはなく、前記情報処理装置100がこの参照専用の企業マスタデータベース225を保持し、ネットワーク15を介して前記他情報処理装置200ないし利用者端末500からの要求に応じて企業情報の検索と提供を行うとしてもよい。前記利用者端末500は、前記グループの統括企業の社員ないし前記所属企業の社員が利用するコンピュータ端末であり、前記参照専用の企業マスタデータベース225に対する企業情報の検索要求を前記他情報処理装置200(ないし情報処理装置100)に通知し、この検索要求に応じた検索結果=企業情報の返信を得て、ディスプレイ等の出力部に表示させる。
続いて、上記ネットワーク15に含まれる各装置の構成について説明する。前記情報処理装置100は、前記システム10を構成するサーバ装置である。この情報処理装置100は、記憶部101、RAM103、CPUなどの制御部104、通信部107、およびクロック機能108らがBUSにより互いに接続されて構成されている。前記情報処理装置100は、ハードディスクドライブなどの前記記憶部101に格納されたプログラム102を、RAM103などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部104により実行することになる。また、前記情報処理装置100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部105、ディスプレイなどの出力部106を必要に応じて備えるとしてもよい。
また前記情報処理装置100は、他装置との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信部107を有し、前記他情報処理装置200や管理者端末300、企業情報提供機関サーバ400などとネットワークを介して通信可能となっている。
続いて、前記情報処理装置100が、例えばプログラム102に基づき記憶部101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記情報処理装置100は、企業情報の変更内容を示す変更データを入力部105ないし通信部107にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部101の前記ファイルデータベース127での第1の連携処理定義ファイル128の検索を実行して、企業情報の変更対象とされた企業情報テーブル126に関する第1の連携処理定義ファイル128を特定する定義ファイル特定部110を備える。
また、前記情報処理装置100は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126に関して特定した前記第1の連携処理定義ファイル128より、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索するレコード検索部111を備える。
また、前記情報処理装置100は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定する文151と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句152と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文であるSET句153とから構成されているレコード更新用のSQL文150を生成し、当該SQL文150を、前記他情報処理装置200が利用対象とする企業情報テーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システム250に発行する、SQL発行部112を備える。
なお、前記レコード検索部111は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126に関して特定した前記第1の連携処理定義ファイル128より前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部の該当企業情報テーブル126より検索し、更に、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが未来使用予定を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない廃止対象のレコードを前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索するとしてもよい。
また、前記SQL発行部112は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定する文151と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句152と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文であるSET句153とから構成されているレコード更新用のSQL文150と、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定する文161と、前記廃止対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とするWHERE句162と、前記廃止対象のレコードにおける使用廃止フラグ設定の指定文たるセット句163とから構成されているレコード更新用のSQL文160とを生成し、このSQL文150、160らを、前記他情報処理装置200が利用対象とする企業情報テーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システム250に発行するとしてもよい。
また、前記定義ファイル特定部110は、企業情報の変更内容を示す変更データおよび企業情報の追加内容を示す追加データを入力部105ないし通信部107にて受け付けて、前記変更データおよび追加データが共通して示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部101のファイルデータベース127での連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更および追加の対象とされた企業情報テーブル126に関する第1および第2の連携処理定義ファイル128、129を特定するとしてもよい。
この場合、前記レコード検索部111は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126に関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイル128より、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索する。
またこの時、前記SQL発行部112は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定する文151と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句152と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文であるSET句153とから構成されているレコード更新用のSQL文150と、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定し、更に、前記追加データが含むフィールド名を指定する文171と、該当フィールドへの設定値の指定文であるVALUES172とから構成されているレコード追加用のSQL文170とを生成し、前記SQL文150、170らを、前記他情報処理装置200が利用対象とする企業情報テーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システム250に発行するとしてもよい。
また前記レコード検索部111は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126に関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイル128より、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索するとしてもよい。
なお、前記情報処理装置100は、リレーショナルデータベース管理システム150を備えている。このリレーショナルデータベース管理システム150は、前記企業マスタデータベース125(=リレーショナルデータベースである)を管理するソフトウェアである。
一方、前記他情報処理装置200は、CPUなどの制御部204、記憶部201、RAM203、通信部207がBUSにより互いに接続されて構成されている。前記記憶部201内には、参照専用の企業マスタデータベース225が格納されている。こうした他情報処理装置200は、ハードディスクドライブなどの前記記憶部201に格納されたプログラム202を、RAM203などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部204により実行することになる。また、前記他情報処理装置200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部205、ディスプレイなどの出力部206を必要に応じて備えるとしてもよい。また前記通信部207は、前記情報処理装置100との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)などであり、前記情報処理装置100などとネットワークを介して通信可能となっている。またこの他情報処理装置200は、リレーショナルデータベース管理システム250を備えている。このリレーショナルデータベース管理システム250は、前記参照専用の企業マスタデータベース225を管理するソフトウェアである。
なお、前記管理者端末300は、例えば、前記情報処理装置100を管理するコンピュータ端末であり、例えば、前記企業情報提供機関サーバ400より前記情報処理装置100が得た企業情報に関して、企業情報の変更内容を示す変更データや追加データ等の選択や生成を管理者の指示に応じて行い、この変更データや追加データ等を前記情報処理装置100に与えるコンピュータ端末を想定できる。勿論、こうした管理者端末300の介在無く、前記企業情報提供機関サーバ400から前記変更データや追加データ等が前記情報処理装置100に送信されるとしてもよい。
これまで示した前記システム10をなす情報処理装置100における各部110〜113等はハードウェアとして実現してもよいし、情報処理装置におけるメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶部に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、情報処理装置のCPUなど制御部がプログラム実行に合わせて記憶部より該当プログラムを読み出して、これを実行することとなる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の前記情報処理装置100や他情報処理装置200らが利用するテーブル等のデータ構造例について説明する。図2は本実施形態の企業マスタデータベース125のデータ構造例を示す図である。この企業マスタデータベース125は、各企業の企業情報を格納したテーブルたる企業情報テーブル126を格納したデータベースである。またこの企業マスタデータベース125の複製が、参照専用の企業マスタデータベース225となる。当該企業マスタデータベース125に格納される企業情報テーブル126は、例えば、企業やその事業所を一意に識別する企業・事業所コード(=企業コード)をキーとして、有効期間開始日時、有効期間終了日時、企業名、所在地、更新日時、反映区分、アクティブコード、および廃止フラグといったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。 前記有効期間開始日時は該当レコードが有効である期間の開始日時を、前記有効期間終了日時は、該当レコードが有効である期間の終了日時を示す値であり、前記更新日時は、該当レコードの最終更新日時である。また、前記反映区分は、前記企業情報提供機関サーバ400より企業情報を得た直後には「0」=企業マスタデータベース225(参照専用)には未反映、その後、企業マスタデータベース225(参照専用)に反映済みとなった時には「1」とするフラグを格納する。
また、前記アクティブコードは、該当レコードに関する過去・現在・未来いずれかでの使用歴を示すフラグであり、ここでは一例として、アクティブコード“0”=過去に使用、アクティブコード“1”=現在使用中、アクティブコード“2”=未来に使用予定としている。また、前記廃止フラグは、該当レコードに関する使用廃止を示すフラグであり、ここでは一例として、廃止フラグ“1”=廃止、廃止フラグ“0”=廃止していない、としている。
図3は本実施形態のファイルデータベース127のデータ構造例を示す図である。このファイルデータベース127は、第1の連携処理定義ファイル128および第2の連携処理定義ファイル129を格納している。前記第1の連携処理定義ファイル128は、前記企業情報テーブル126からのレコード選択用の条件式128aが記述されたファイルである。ここでは前記条件式128aの一例として、該当レコードにおける企業コードの値が前記変更データが指定する企業・事業所コード(=企業コード)と一致するとの条件128b、該当レコードにおける前記アクティブコードが“1”=現在使用中を示すフラグであるとの条件128c、該当レコードにおける前記廃止フラグが“0”=廃止されてないとの条件128d、の各条件を指定する条件式をあげている。
また、この第1の連携処理定義ファイル128は、対応する企業情報テーブル126を特定するための「TABLE_NAME」文128eを含んでいる。図の例では、「TABLE_NAME」文128eにおいて“H0ZKMTB026”なるテーブル名が記載された例を示している。
また、前記第1の連携処理定義ファイル128は、対応する企業情報テーブル126のレコード中に値を設定するためのSET文127fを含んでいる。図の例では、SET文127fにおいて、“SET=RFLC_RQS_DV”=“1”と指定して、「反映区分」に“1”を設定し、“RFLC_RQS_TSTMP=_TIME”と指定し、“RFLC_RQS_TSTMP”=「更新日時」の欄に、“TIME”=システム時刻を設定するとの記載になっている。
また前記第2の連携処理定義ファイル129は、前記企業情報テーブル126のうち他情報処理装置200が利用対象とするテーブルに関して、該当企業情報テーブル126に追加するレコードが含むフィールド名129aおよび該当フィールドへの設定値129bの指定文が記述されたファイルである。図の例では、前記フィールド名129a=“COLUMNS”とし、フィールド=カラムの指定をカンマ区切りで、“ADDR_CNTRY_RGN_CD,PRFX_RTRV_ENT_NM,GBL_ENT_BIZU_CD,STRGDST_TBL_ID,SYN_DF_MRK_ENT_NM,RGST_TIME_STAMP,RGST_PROC_ID,RGSTRNT_ID”としている。また、前記設定値129b=“VALUES”とし、設定値の指定をカンマ区切りで、“_INPUT_DATA,_INPUT_DATA_ENT_NM_KJMRK,_INPUT_DATA,_RNW_TABLE_NAME,_INPUT_DATA_SYN_DF_MRK_ENT_KJMRK,_INPUT_DATA,_INPUT_DATA,_INPUT_DATA”としている。
また、この第2の連携処理定義ファイル129は、対応する企業情報テーブル126を特定するための「TABLE_NAME」文129cを含んでいる。図の例では、「TABLE_NAME」文129cにおいて“H0ZKMTB026”なるテーブル名が記載された例を示している。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における企業情報更新処理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する企業情報更新処理方法に対応する各種動作は、前記システム10を構成する前記情報処理装置100のRAM103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図4は、本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、本実施形態の企業情報更新処理方法の全体フローについて説明する。例えば、前記統括企業の所属社員である管理者が、前記管理者端末300を用いて前記情報処理装置100にアクセスしたとする。この時、前記情報処理装置100は、記憶部101より認証画面データを読み出し、これを前記管理者端末300に送信する(s100)。管理者端末300では前記認証画面データを受信してディスプレイ等に表示させ、前記管理者による管理者ID、パスワードといった認証情報の入力を受け付ける(s101)。また管理者端末300は、前記管理者より入力を受けた認証情報を前記情報処理装置100に返信する(s102)。
一方、前記情報処理装置100は、前記管理者端末300より認証情報を受信し、これを記憶部101に保持する所定の認証用情報(正しい管理者IDとパスワードのセットの情報)を格納したデータベース等で照合して、認証処理を実行する(s103)。この認証処理の結果、前記管理者に関する認証に成功した場合(s104:OK)、前記情報処理装置100の定義ファイル特定部110は、例えば変更データの送信依頼画面データを記憶部101から読み出して前記管理者端末300に送る(s105)。なお、認証処理の結果、前記管理者に関する認証に失敗した場合(s104:NG)、前記情報処理装置100は処理を終了する。
他方、前記管理者端末300は前記情報処理装置100より送信依頼画面データを受信してディスプレイ等に表示し、管理者による変更データの送信指示を入力部で受けて、該当変更データを前記情報処理装置100に送る(s106)。前記変更データは、例えば、前記企業情報提供機関サーバ400より前記情報処理装置100ないし管理者端末300が得た新たな企業情報=前記企業情報テーブル126を構成するレコード、について、前記管理者が前記管理者端末300において予め該当企業毎=企業・事業所コード毎などにまとめ、管理者端末300の記憶部に格納しておいたものである。つまり、この変更データは、前記企業情報テーブル126のレコードと同じ構造のレコードから構成されているといえる。
前記情報処理装置100の前記定義ファイル特定部110は、前記変更データを前記管理者端末300より受け付け、この変更データが含むレコード数をカウントし(s107)、レコードが1行のみである場合(s108:1行)、「廃止処理」を実行する(s109)。この「廃止処理」については後述する。一方、前記レコードが2行である場合(s108:2行)、前記定義ファイル特定部110は、「更新処理」を実行する(s110)。この「更新処理」については後述する。他方、3行以上である場合(s108:3行以上)、前記定義ファイル特定部110はエラーと判定して処理を終了する。
−−−処理手順例2−−−
図5は、本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例2を示す図であり、図6は本実施形態のレコード処理イメージ例1を示す図である。次に、上記処理フロー例1で示した「廃止処理」(s109)について説明する。この場合、前記定義ファイル特定部110は、前記変更データよりテーブル識別情報として例えば、前記企業・事業所コード=例えば「0000010000」を読み取り、この企業・事業所コード「0000010000」がレコードに含まれる企業情報テーブル126を前記企業マスタデータベース125で特定する(s200)。
また前記定義ファイル特定部110は、前記ステップs200で特定した企業情報テーブル126が示す、“TABLE_NAME”=例えば「H0ZKMTB026」をキーに、前記記憶部101の前記ファイルデータベース127での第1の連携処理定義ファイル128の検索を実行して、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126に関する第1の連携処理定義ファイル128を特定する(s201)。
次に、前記情報処理装置100のレコード検索部111は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」に関して特定した前記第1の連携処理定義ファイル128より条件式を読み出す(s202)。
また、前記レコード検索部111は、前記条件式に合致するレコードとして、企業・事業所コードの値が前記変更データが指定する企業・事業所コード=「0000010000」と一致し、有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時=例えば「2006−01−01 01:01:01」と一致し、アクティブコードが「1」=現在使用中であり、廃止フラグが「0」=廃止されてないレコードを更新対象のレコードとして前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索する(s203)。
更に、前記レコード検索部111は、企業・事業所コードの値が前記変更データが指定する企業・事業所コード「0000010000」と一致し、アクティブコードが「2」=未来使用予定であり、廃止フラグが「0」=廃止されてないレコードを廃止対象のレコードとして前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索する(s204)。
続いて、前記情報処理装置100のSQL発行部112は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を処理対象として指定する文151と、前記ステップs203で検索した更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句152と、前記変更データが含むカラム名および該当カラムの設定値の指定文であるSET句153とから構成されているレコード更新用のSQL文150を生成する(s205)。
また、前記SQL発行部112は、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を処理対象として指定する文161と、前記ステップs204で検索した廃止対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句162と、前記廃止対象のレコードにおける廃止フラグ設定の指定文たるセット句163とから構成されているレコード更新用のSQL文160を生成する(s206)。
ここでSQL文について説明しておく。図9は本実施形態におけるSQL文の生成概念を例示する図である。SQLは、リレーショナルデータベースの操作を行なうための言語の一つであり、ANSI(アメリカ規格協会)やISO(国際標準化機構)によって標準として規格化されているものである。前記SQLは大きく分けてデータ定義言語(DDL:Data Definition Language)、データ操作言語(DML:Data Manipulation Language)、データ制御言語(DCL:Data Control Language)の3種類から構成される。DDLにはテーブルや制約条件などを定義するCREATE文や、テーブルなどを削除するDROP文などがある。DMLにはレコードの抽出を行なうSELECT文や、テーブルにレコードを挿入するINSERT文、レコードを削除するDELETE文、特定のレコードのフィールドを更新するUPDATE文などがある。DCLにはトランザクション処理の開始を宣言するBEGIN文、トランザクションの完了を指示するCOMMIT文、トランザクションを取り消すROLLBACK文などが含まれる。ソフトウェアからデータベースを操作する場合には、プログラム上でSQL文を生成してこれをRDBMSに発行し、操作を実行することになる。SQL文によるデータの検索や更新などの命令(クエリと呼ぶ)がRDBMSに発行されると、RDBMSではSQL文を解釈し、その内容に応じてデータを処理し、その処理結果を前記クエリを発行した端末やプログラムに返す。
本実施形態におけるSQL文としては、レコード更新用のSQL文150、160、およびレコード追加用のSQL文170を想定している。レコード更新用のSQL文150、160は、SQL言語におけるいわゆるUPDATE文である。このUPDATE文は、レコードを更新するための構文であり、該当テーブルが含む全レコードの一括更新、または条件式を満たす特定のレコードだけ更新といった処理を行うものである。このUPDATE文は、更新対象のカラムとその値を指定するSET句と、特定のレコードのみを更新対象とするための条件式を設定するWHERE句とから主に構成されている。
こうしたUPDATE文としてのSQL文について、そのひな形ファイルを前記情報処理装置100は記憶部101に予め保持していると想定できる。ひな形ファイルは、例えば、企業情報テーブル126を処理対象として指定するテーブル名の記載欄と、前記条件式を記載するWHERE句の記載欄と、前記SET句153の記載欄とを備えている。
この場合、前記SQL発行部112は、前記UPDATE文のひな形ファイルを記憶部101から読み出し、このひな形ファイルにおけるテーブル名の記載欄に対し、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を設定し、前記WHERE句の記載欄に対し、前記ステップs203で検索した更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式として設定し、前記SET句153の記載欄に対し、前記変更データが含むカラム名および該当カラムの設定値を設定し、レコード更新用のSQL文150を生成する。
また同様に、前記SQL発行部112は、前記UPDATE文のひな形ファイルを記憶部101から読み出し、このひな形ファイルにおけるテーブル名の記載欄に対し、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を設定し、前記WHERE句の記載欄に対し、前記ステップs204で検索した廃止対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時、アクティブコード)をレコード選択用の条件式として設定し、前記SET句153の記載欄に対し、廃止フラグ「1」を設定し、前記SQL文160を生成する。
前記SQL発行部112は、前記ステップs205、s206で生成したSQL文150、160らを、前記所属企業の他情報処理装置200におけるRDBMS250に発行する(s207)。勿論、前記企業マスタデータベース225が情報処理装置100で管理されている場合、SQL文150、160らの発行先は前記情報処理装置100のRDBMS150となる。前記他情報処理装置200のRDBMS250は、前記情報処理装置100のSQL発行部112より前記SQL文150、160らを受けて、該当企業情報テーブル226の該当レコードに対する処理(=SQL文150、160が示す処理であり、図6の例では、アクティブコードが「1」のレコードに対する「有効期間終了日」の更新と、アクティブコードが「2」のレコードに対する廃止フラグ「1」の設定)を実行し、処理結果を前記情報処理装置100に返す(s208)。前記情報処理装置100のSQL発行部112は前記処理結果を他情報処理装置200より受信して出力部106に表示し(s209)、処理を終了する。
−−−処理手順例3−−−
図7は、本実施形態の企業情報更新処理方法の処理フロー例3を示す図であり、図8は本実施形態のレコード処理イメージ例2を示す図である。次に、上記処理フロー例1で示した「更新処理」(s110)について説明する。この場合、前記定義ファイル特定部110は、前記変更データ(=変更データとしてのレコードと追加データとしてのレコードの2レコードからなる)の含む2レコードより、レコード間で共通であったテーブル識別情報=例えば、前記企業・事業所コード「0000010000」を読み取り、この企業・事業所コード「0000010000」がレコードに含まれる企業情報テーブル126を前記企業マスタデータベース125で特定する(s300)。
また前記定義ファイル特定部110は、前記ステップs300で特定した企業情報テーブル126が示す、“TABLE_NAME”=例えば「H0ZKMTB026」をキーに、前記記憶部101の前記ファイルデータベース127での第1および第2の連携処理定義ファイル128、129の検索を実行して、企業情報の変更対象とされた前記企業情報テーブル126に関する第1および第2の連携処理定義ファイル128、129を特定する(s301)。
次に、前記情報処理装置100のレコード検索部111は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」に関して特定した前記第1の連携処理定義ファイル128より条件式を読み出す(s302)。
また、前記レコード検索部111は、前記条件式に合致するレコードとして、企業・事業所コードの値が前記変更データが指定する企業・事業所コード=「0000010000」と一致し、有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時=例えば「2006−01−01 01:01:01」と一致し、アクティブコードが「1」=現在使用中であり、廃止フラグが「0」=廃止されてないレコードを更新対象のレコードとして前記記憶部101の該当企業情報テーブル126より検索する(s303)。
続いて、前記情報処理装置100のSQL発行部112は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を処理対象として指定する文151と、前記ステップs303で検索した更新対象のレコードが含む所定項目のデータ(例:企業・事業所コード、有効期間開始日時)をレコード選択用の条件式とするWHERE句152と、前記変更データが含むカラム名および該当カラムの設定値の指定文であるSET句153とから構成されているレコード更新用のSQL文150を生成する(s304)。
また、前記SQL発行部112は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を処理対象として指定し、前記追加データが含むカラム名を指定する文171と、該当カラムへの設定値の指定文であるVALUES172とから構成されているレコード追加用のSQL文170を生成する(s305)。
ここでレコード追加用の前記SQL文170について説明しておく。図9は本実施形態におけるSQL文の生成概念を例示する図である。レコード追加用のSQL文170は、SQL言語におけるいわゆるINSERT文である。このINSERT文は、該当テーブルに新しいレコードを挿入するための構文であり、VALUESとSETの2種類の構文がある。本実施形態ではVALUESの構文を例示している。VALUESの構文は、値をレコードが含む全フィールドに対応するように順番に指定し、SETの構文は、フィールド名と値のペアで必要な分だけ指定していく。
本実施形態の前記レコード追加用のSQL文170は、例えば、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126を処理対象として指定し、更に、前記追加データが含むカラムを指定する文171と、該当カラムへの設定値の指定文であるVALUES172とから構成されている。
こうしたINSERT文としてのSQL文について、そのひな形ファイルを前記情報処理装置100は記憶部101に予め保持していると想定できる。ひな形ファイルは、例えば、企業情報テーブル126を処理対象として指定するテーブル名の記載欄と、カラム名を指定する記載欄と、該当カラムへの設定値の記載欄とを備えている。
この場合、前記SQL発行部112は、前記INSERTのひな形ファイルを記憶部101から読み出し、このひな形ファイルにおけるテーブル名の記載欄に対し、企業情報の変更および追加の対象とされた前記企業情報テーブル126=「H0ZKMTB026」を設定し、前記カラム名の記載欄に対し、前記追加データが含むカラム名を設定し、前記カラムへの設定値の記載欄に対し、前記変更データが含むカラムの設定値を設定し、レコード追加用のSQL文170を生成する。
前記SQL発行部112は、前記ステップs304、s305で生成したSQL文150、170らを、前記所属企業の他情報処理装置200におけるRDBMS250に発行する(s306)。勿論、前記企業マスタデータベース225が情報処理装置100で管理されている場合、SQL文150、170らの発行先は前記情報処理装置100のRDBMS150となる。前記他情報処理装置200のRDBMS250は、前記情報処理装置100のSQL発行部112より前記SQL文150、170らを受けて、該当企業情報テーブル226の該当レコードに対する処理(=SQL文150、170が示す処理であり、図8の例では、アクティブコードが「1」のレコードに対する「有効期間終了日」の更新とアクティブコードの「0」への更新、「所在地」が「東京都板橋区成増○−○」でアクティブコードが「1」の新レコード追加)を実行し、処理結果を前記情報処理装置100に返す(s307)。前記情報処理装置100のSQL発行部112は前記処理結果を他情報処理装置200より受信して出力部106に表示し(s308)、処理を終了する。
本実施形態の企業情報更新処理システムは、以下の構成としてもよい。すなわち、本発明の企業情報更新処理システムにおいて、前記記憶部は、前記第1の連携処理定義ファイルにおける前記条件式として、レコードにおける企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける過去・現在・未来いずれかでの使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていないことを指定する条件式のデータを格納しているとしてもよい。
この場合、前記レコード検索部は、企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索し、更に、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが未来使用予定を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない廃止対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索するとすれば好適である。
またこの時、前記SQL発行部は、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記廃止対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記廃止対象のレコードにおける使用廃止フラグ設定の指定文とからなるレコード更新用のSQL文とを生成し、このSQL文らを、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、とすれば好適である。
また、本実施形態の企業情報更新処理システムにおいて、前記記憶部が、前記第1の連携処理定義ファイルに加え、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルに追加するレコードが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文が記述された第2の連携処理定義ファイルを記憶しているとしてもよい。
この場合、前記定義ファイル特定部は、企業情報の変更内容を示す変更データおよび企業情報の追加内容を示す追加データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データおよび追加データが共通して示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更および追加の対象とされたテーブルに関する第1および第2の連携処理定義ファイルを特定するとすれば好適である。
またこの時、前記レコード検索部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルに関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索するとすれば好適である。
またこの時、前記SQL発行部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文と、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記追加データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード追加用のSQL文とを生成し、前記SQL文らを、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、とすれば好適である。
また、本実施形態の企業情報更新処理システムにおいて、前記記憶部は、前記第1の連携処理定義ファイルにおける前記条件式として、レコードにおける企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける過去・現在・未来いずれかでの使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていないことを指定する条件式のデータを格納しているとしてもよい。
この場合、前記レコード検索部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルに関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する、とすれば好適である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ある情報処理装置での企業情報の変更に応じて、他の情報処理装置で利用される前記企業情報の複製データを低コストかつ効率的に更新可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10 企業情報更新処理システム
15 ネットワーク
100 情報処理装置
101、201 記憶部
102、202 プログラム
103、203 RAM
104、204 制御部(CPU)
105、205 入力部(キーボード、マウス等)
106、206 出力部(ディスプレイ、スピーカー等)
107、207 通信部
110 定義ファイル特定部
111 レコード検索部
112 SQL発行部
125 企業マスタデータベース
126 企業情報テーブル
127 ファイルデータベース
128 第1の連携処理定義ファイル
129 第2の連携処理定義ファイル
150、250 RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)
200 他情報処理装置
225 企業マスタデータベース(参照専用)
300 管理者端末
400 企業情報提供機関サーバ
500 利用者端末

Claims (6)

  1. 各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部と、
    企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する定義ファイル特定部と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索するレコード検索部と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、SQL発行部と、
    を備えることを特徴とする企業情報更新処理システム。
  2. 前記記憶部は、前記第1の連携処理定義ファイルにおける前記条件式として、レコードにおける企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける過去・現在・未来いずれかでの使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていないことを指定する条件式のデータを格納しており、
    前記レコード検索部は、企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索し、更に、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが未来使用予定を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない廃止対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索し、
    前記SQL発行部は、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文と、企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記廃止対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記廃止対象のレコードにおける使用廃止フラグ設定の指定文とからなるレコード更新用のSQL文とを生成し、このSQL文らを、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の企業情報更新処理システム。
  3. 前記記憶部が、前記第1の連携処理定義ファイルに加え、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルに追加するレコードが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文が記述された第2の連携処理定義ファイルを記憶しており、
    前記定義ファイル特定部は、企業情報の変更内容を示す変更データおよび企業情報の追加内容を示す追加データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データおよび追加データが共通して示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更および追加の対象とされたテーブルに関する第1および第2の連携処理定義ファイルを特定し、
    前記レコード検索部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルに関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索し、
    前記SQL発行部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文と、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記追加データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード追加用のSQL文とを生成し、前記SQL文らを、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の企業情報更新処理システム。
  4. 前記記憶部は、前記第1の連携処理定義ファイルにおける前記条件式として、レコードにおける企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける過去・現在・未来いずれかでの使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていないことを指定する条件式のデータを格納しており、
    前記レコード検索部は、企業情報の変更および追加の対象とされた前記テーブルに関して特定した連携処理定義ファイルのうち前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致するレコードとして、企業コードの値が前記変更データが指定する企業コードと一致し、レコードにおける有効期間開始日時が前記変更データが指定する有効期間開始日時と一致し、レコードにおける使用歴を示すフラグが現在使用中を示すフラグであり、レコードにおける使用廃止を示すフラグが設定されていない更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の企業情報更新処理システム。
  5. 各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部を備える情報処理装置が、
    企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する処理と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する処理と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する処理と、
    を実行することを特徴とする企業情報更新処理方法。
  6. 各企業の企業情報を格納したテーブルと、前記テーブルのうち他情報処理装置が利用対象とするテーブルに関して、該当テーブルからのレコード選択用の条件式が記述された第1の連携処理定義ファイルとを記憶している記憶部を備える情報処理装置に、
    企業情報の変更内容を示す変更データを入力部ないし通信部にて受け付けて、前記変更データが示すテーブル識別情報をキーに、前記記憶部での第1の連携処理定義ファイルの検索を実行して、企業情報の変更対象とされたテーブルに関する第1の連携処理定義ファイルを特定する処理と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルに関して特定した前記第1の連携処理定義ファイルより、前記条件式を読み出して、当該条件式に合致する更新対象のレコードを前記記憶部の該当テーブルより検索する処理と、
    企業情報の変更対象とされた前記テーブルを処理対象として指定する文と、前記更新対象のレコードが含む所定項目のデータをレコード選択用の条件式とする文と、前記変更データが含むフィールド名および該当フィールドへの設定値の指定文とからなるレコード更新用のSQL文を生成し、当該SQL文を、前記他情報処理装置が利用対象とするテーブルを管理するリレーショナルデータベース管理システムに発行する処理と、
    を実行させることを特徴とする企業情報更新処理プログラム。
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