JP2010533027A - ポンプ切断中の血糖管理システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
糖尿病患者が、ある時間帯の間インスリン注入システム装置を安全に切断することを可能にする技法および装置が説明される。1つの態様では、これらの技法および装置は、最大血糖量、最小血糖量、および計画切断時間を受け取るステップと、使用者の現在の血糖量を受け取るステップと、計画切断時間、使用者のインスリン感度、および計画基礎インスリン用量に基づいて使用者の予想血糖増加量を求めるステップと、予想血糖増加量、最大血糖量、および最小血糖量の少なくとも1つに基づいて計画切断時間を確認するステップと、計画切断時間の確認に基づいて使用者に治療行為を施すステップと、によって実施され得る。
Description
患者用の治療流体の持続的な医療注入に関する技法および装置が説明される。特に、糖尿病患者がインスリン注入システム装置を所定の時間帯の間安全に切断することを可能にする技法および装置が説明される。
[関連出願]本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2007年7月12日出願の米国仮出願第60/959,552号の優先権を主張するものである。また本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2008年1月28日出願の米国仮出願第61/024,128号の優先権を主張するものである。
真性糖尿病は世界的に主要な重大疾患であって、2006年における世界中の有病数が1億7000万人であり、次の10〜15年にわたって少なくとも倍増するものと予測されるように、殆ど流行病的な率で益々頻発している。糖尿病は、膵臓ホルモン、すなわち、インスリンの相対的または絶対的な欠乏による慢性的に高い血糖濃度(高血糖症)によって特徴付けられる。健康な膵臓の内部では、ランゲルハンス島の中に位置するベータ細胞が、血糖値に従ってインスリンを絶えず産生しかつ分泌して、体内のほぼ一定の血糖値を維持する。
この疾患の使用者および医療関係者にとっての苦しみの多くは、長期にわたる組織合併症によるものであり、それは小血管(眼、腎臓、および神経の損傷を引き起こす細小血管症)および大血管(冠状動脈心臓疾患、末梢血管疾患、および卒中の比率が増大する加速性アテローム性動脈硬化症を引き起こす)の両方を冒す。糖尿病管理および合併症に関する試験(DCCT)は、糖尿病の慢性合併症の発症および進行がグリコヘモグロビン(HbA1c)の測定法によって定量化されるような病変した血糖症の程度に大いに関連することを証明した。[DCCT試験,N Engl J Med 1993;329:977〜986、UKPDS試験,Lancet 1998;352:837〜853、BMJ 1998;317,(7160):703〜13、およびEDIC試験,N Engl J Med 2005;353,(25):2643〜53]。したがって、頻繁にブドウ糖を測定しかつそれに従ってインスリンの送達を調整することによって正常血糖を維持することが最重要である。
インスリンポンプは、皮膚の下に配置されたカテーテルを介して迅速に作用するインスリンを1日24時間送達する。総インスリン日用量は、基礎用量およびボーラス用量に分類される。インスリンボーラス用量は、炭水化物負荷に拮抗するために食前もしくは食後に送達されるか、または高血糖値の発現中に送達される(補正ボーラス「CB」)。投与されたボーラス中のインスリン量は、幾つかのパラメータに応じる。すなわち、
・摂取されるべき炭水化物(カーボ)量
・炭水化物対インスリンの比(CIR)、すなわち、1単位のインスリンに釣り合う炭水化物の量
・インスリン感度(IS)、すなわち、1単位のインスリンによって下げられる血糖値の量
・現在の血糖値
・目標血糖(TBG)値(すなわち、望ましい血糖値)。殆どの糖尿病患者に関するTBGは、食前で90〜130mg/dLの範囲内であり、食事開始後1〜2時間で180mg/dL未満である。
・摂取されるべき炭水化物(カーボ)量
・炭水化物対インスリンの比(CIR)、すなわち、1単位のインスリンに釣り合う炭水化物の量
・インスリン感度(IS)、すなわち、1単位のインスリンによって下げられる血糖値の量
・現在の血糖値
・目標血糖(TBG)値(すなわち、望ましい血糖値)。殆どの糖尿病患者に関するTBGは、食前で90〜130mg/dLの範囲内であり、食事開始後1〜2時間で180mg/dL未満である。
・残留インスリン(RI)、すなわち、至近のボーラス送達後に体内に残っている依然として作用中の蓄積インスリン量。このパラメータは、連続ボーラス用量間の短時間の間隔(例えば、5時間未満)が存在するときに関係する。
基礎インスリンは、24時間にわたって絶え間なく送達可能であり、食事と終夜との間、血糖濃度水準(すなわち、血糖値)を正常な望ましい範囲内に維持することができる。昼間の基礎率は、様々な日常活動に従って予めプログラムされるか、または手操作で変更され得る。基礎送達は絶え間なく投与されるべきであるけれども、それは定期的なポンプの切断によりしばしば中断される。これらの中断は、血糖管理を妨げる恐れがあり、長引くようなことがあれば、命にかかわるケトアシドーシス(糖尿病ケトアシドーシス)を引き起こす恐れがある。
糖尿病患者が、ある時間帯の間インスリン注入システム装置を安全に切断することを可能にする技法および装置が説明される。1つの態様では、インスリン注入システムは、使用者の体内における現在のブドウ糖量を測定するように適合されたブドウ糖測定装置を使用して実施され得る。1つの変形形態では、インスリン注入システムはまた、使用者の体内に投与するためのインスリン量が、現在のブドウ糖量および計画切断時間の関数として求められるように、このインスリン量を求めるように適合された制御切断装置を使用して実施され得る。またインスリン注入システムは、求められたインスリン量を使用者の中へ投与するように適合されたインスリン注入ポンプを使用して実施され得る。
1つの変形形態では、ブドウ糖測定装置はインスリンを投与し、かつ注入装置の制御切断方法を実施することができる。注入装置は、連続的にインスリンを投与することが可能であり、かつ注入装置の制御切断方法を実施することも可能である小型の皮膚に固定可能なパッチとして実施され得る。幾つかの変形形態では、インスリン注入パッチは遠隔制御可能であり、かつ注入装置の制御切断方法を使用することができる。また注入装置は、体内ブドウ糖濃度水準(例えば、血糖、組織間液ブドウ糖)を連続的に監視することができる。
別の変形形態では、ブドウ糖値を監視して、検知されたブドウ糖値に従ってインスリンを投与し、かつ注入装置の制御切断方法を使用できる半閉ループシステムが提供され得る。本システムは、個別的であり、使用者には経済的でかつ支払者には費用対効果が高い小型の単一装置で実施され得る。
幾つかの変形形態では、使い捨て部分および再使用可能な部分を有するインスリンパッチユニットを備える装置が提供され得る。再使用可能な部分は、すべての相対的に高価な構成要素を含むことが可能であり、使い捨て部分は、相対的に廉価な構成要素を含むことが可能である。また本装置は、注入装置の制御切断方法を使用することができる。
別の態様では、システムおよび方法が、最大血糖量、最小血糖量、および計画切断時間を受け取ること、使用者の残留インスリン量および使用者の現在の血糖量を受け取ること、計画切断時間、使用者のインスリン感度、および計画基礎インスリン用量に基づいて使用者の予想血糖増加量を求めること、予想血糖増加量、最大血糖量、および最小血糖量の少なくとも1つに基づいて計画切断時間を確認すること、計画切断時間の確認に基づいて使用者に治療行為を施すことによって実施され得る。
1つの変形形態では、治療行為は、計画時間の確認に対応するメッセージを使用者に表示することを含む。別の変形形態では、治療行為は、使用者に切断ボーラスを投与するように助言することを含む。別の変形形態では、治療行為は、使用者に計画切断時間を制限するように助言することを含む。別の変形形態では、治療行為は、使用者に再接続ボーラスを投与するように助言することを含む。
別の態様では、制御切断方法が提供され得る。1つの変形形態では、本方法は、ブドウ糖測定装置を使用して使用者の体内における現在のブドウ糖量を測定するステップと、使用者の体内に投与するためのインスリン量を現在のブドウ糖量および計画切断時間の関数として求めるステップと、求められたインスリン量を使用者の中へ投与するステップとを含む。
1つの変形形態では、インスリン量は、インスリン感度、目標血糖値、残留インスリン量、最大血糖量および最小血糖量、進行中のボーラス部分から成る群から選択される入力に基づいて求められ得る。1つの実施態様では、制御切断方法は、使用者の体内における現在のブドウ糖量を連続的に監視するステップをさらに含む。1つの実施態様では、計画切断時間は、使用者によって設定可能であり得る。
1つの実施態様では、求められたインスリン量を使用者の中へ投与するステップは、切断前に実行される。別の実施態様では、求められたインスリン量を使用者の中へ投与するステップは、再接続後に実行される。別の実施態様では、ボーラス量の第1の部分が切断前に使用者の中へ投与され、ボーラス量の第2の部分が再接続後に使用者の中へ投与される。
1つまたは複数の機械によって実行されるときに、本明細書に説明される動作をもたらす命令を具体化する機械可読媒体を含む物品も説明される。同様に、プロセッサおよびこのプロセッサに結合されたメモリを含み得るコンピュータシステムも説明される。メモリは、プロセッサに本明細書で説明される1つまたは複数の動作を実行させる1つまたは複数のプログラムを符号化することができる。
別の態様では、インスリン装置切断システムが説明される。1つの実施態様では、本システムは、使用者の体内における現在のブドウ糖量を求める手段と、使用者の体内における現在のインスリン量を求める手段と、現在のブドウ糖量および現在のインスリン量の関数として計画切断時間を確認する手段と、計画切断時間の確認に対応して使用者の体内に投与するためのインスリン量を求めるように適合されたプロセッサと、求められたインスリン量を使用者の中へ投与するように適合されたインスリン注入ポンプとを備える。
1つの変形形態では、インスリン装置切断システムは、計画切断時間の確認に対応するメッセージを使用者に表示する手段をさらに備える。別の変形形態では、本システムは、使用者に切断ボーラスを投与するように助言する手段をさらに備える。さらに別の変形形態では、本システムは、使用者に計画切断時間を制限するように助言する手段をさらに備える。別の変形形態では、本システムは、使用者に再接続ボーラスを投与するように助言する手段をさらに備える。
本明細書に説明される主題の1つまたは複数の変形形態の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載される。本明細書に説明される主題の他の特徴および利点は、説明および図面から、かつ特許請求の範囲から明白であろう。
糖尿病患者が、ある時間帯の間インスリン注入システム装置を安全に切断することを可能にする技法および装置が説明される。1つの態様では、インスリン注入システムは、使用者の体内における現在のブドウ糖量を測定するように適合されたブドウ糖測定装置を使用して実施され得る。1つの変形形態では、インスリン注入システムは、インスリン量が現在のブドウ糖量および計画切断時間の関数として求められるように、使用者の体内に投与するためのインスリン量を求めるように適合された制御切断装置を使用して実施され得る。
別の態様では、制御切断のためのシステムおよび方法が、最大血糖量、最小血糖量、および計画切断時間を受け取ること、使用者の残留インスリン量および使用者の現在の血糖量を受け取ること、計画切断時間、使用者のインスリン感度、および計画基礎インスリン用量に基づいて使用者の予想血糖増加量を求めること、予想血糖増加量、最大血糖量、および最小血糖量の少なくとも1つに基づいて計画切断時間を確認すること、計画切断時間の確認に基づいて使用者に治療行為を施すことによって実施され得る。
幾つかの実施態様では、注入装置の制御切断方法が、提示された順序でまたは他の任意適切な順序で実行され得る以下の1つまたは複数の動作に従って行われ得る。
幾つかの実施態様では、使用者または別の当事者(例えば、内科医)が、最大許容血糖(BG)値(例えば、150mg/dL)および最小許容BG値(例えば、60mg/dL)を設定することができる。切断の前に、使用者は、作用中のボーラス、現在のBG(CBG)、および使用者の残留インスリン(RI)が存在するかどうかを確認することができる。幾つかの実施形態では、以上に説明した動作が、使用者および別の当事者からの介入を少しも受けることなく自動的に実行され得る。例えば、現在の血糖値の確認が、連続ブドウ糖監視装置(CGM)によって実行され得る。
幾つかの実施態様では、使用者または別の当事者(例えば、内科医)が、最大許容血糖(BG)値(例えば、150mg/dL)および最小許容BG値(例えば、60mg/dL)を設定することができる。切断の前に、使用者は、作用中のボーラス、現在のBG(CBG)、および使用者の残留インスリン(RI)が存在するかどうかを確認することができる。幾つかの実施形態では、以上に説明した動作が、使用者および別の当事者からの介入を少しも受けることなく自動的に実行され得る。例えば、現在の血糖値の確認が、連続ブドウ糖監視装置(CGM)によって実行され得る。
また使用者は、計画ポンプ切断が存在しなかったならば投与されていたであろう計画基礎インスリン用量(basal)を選択することができる。使用者は、自分の基礎を変更しないことを選択してもよいし、または別の基礎を選択してもよい。例えば、切断時間の間に激しい身体活動が計画されている場合には、より低い基礎率が選択され得る。別法として、使用者は、活動水準を選択することが可能であり、それに従って基礎率が変更可能である。このような場合には、活動水準と基礎インスリン率との間を相関する初期設定が必須であり得る。
また使用者は、計画切断時間(T)をシステムに入力することができる。切断継続時間の実行可能性は、使用者の特定のパラメータに基づいて、本装置によってテストされ得る。計画切断時間が長すぎれば、本装置は、BGを降下させ得る切断ボーラスを提示することができる。幾つかの実施態様では、提示された切断ボーラスは、血糖、すなわち、BGを最小許容血糖、すなわち、BGminよりも低くすることはできない。降下されたBGは、より長い切断継続時間を許容することができる。例えば、切断ボーラス(DB)は、次の方程式に従って計算され得る。すなわち、
a. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)である。
a. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)である。
b. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在すれば、
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)−RIである。
c. 作用中のボーラスが存在すれば(残留ボーラス−REB)、
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)+REBである。
2. 第2の実行可能性テストが自動的に実行され得る。BGを降下させるにもかかわらず、計画切断時間が依然として長すぎれば、制限時間が提示されることになる。
3. 制限時間は次の方程式に従って計算され得る。すなわち、
a. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、
Tmax=(BGmax−BGmin)/(basal*IS)である。
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)−RIである。
c. 作用中のボーラスが存在すれば(残留ボーラス−REB)、
DB=((CBG+BGei−BGmax)/IS)+REBである。
2. 第2の実行可能性テストが自動的に実行され得る。BGを降下させるにもかかわらず、計画切断時間が依然として長すぎれば、制限時間が提示されることになる。
3. 制限時間は次の方程式に従って計算され得る。すなわち、
a. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、
Tmax=(BGmax−BGmin)/(basal*IS)である。
このような場合の切断ボーラスは、
DB=((CBG−BGmin)/IS)である。
b. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在すれば、
Tmax=(BGmax−BGmin+RI*IS)/(basal*IS)である。
DB=((CBG−BGmin)/IS)である。
b. 作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在すれば、
Tmax=(BGmax−BGmin+RI*IS)/(basal*IS)である。
このような場合の切断ボーラスは、
DB=((CBG−BGmin)/IS)−RIである。
c. 作用中のボーラスが存在すれば(残留ボーラス−REB)、
Tmax=(BGmax−BGmin−REB*IS)/(basal*IS)である。
DB=((CBG−BGmin)/IS)−RIである。
c. 作用中のボーラスが存在すれば(残留ボーラス−REB)、
Tmax=(BGmax−BGmin−REB*IS)/(basal*IS)である。
このような場合の切断ボーラスは、
DB=((CBG−BGmin)/IS)+REBである。
幾つかの実施態様では、ポンプの再接続後に、再接続ボーラス(RB)も、使用者を目標血糖値(TBG)に戻すために投与され得る。例えば、使用者の切断時間が本装置によって制限されたら、補正ボーラスが、次の方程式、すなわち、
RB=(BGmax−TBG)/IS
に従って、ユーザインターフェースの有無を問わず、自動的に投与され得る。
DB=((CBG−BGmin)/IS)+REBである。
幾つかの実施態様では、ポンプの再接続後に、再接続ボーラス(RB)も、使用者を目標血糖値(TBG)に戻すために投与され得る。例えば、使用者の切断時間が本装置によって制限されたら、補正ボーラスが、次の方程式、すなわち、
RB=(BGmax−TBG)/IS
に従って、ユーザインターフェースの有無を問わず、自動的に投与され得る。
使用者の切断時間が装置によって制限されず、かつ切断ボーラスの必要が存在しなかったら、補正ボーラスが、例えば、次の方程式に従って自動的に投与されてよい。すなわち、
i. 作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなければ、
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS
の通りである。
i. 作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなければ、
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS
の通りである。
ii. 作用中のボーラスが存在せず、かつRI>0であれば、
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRIである。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRI
の通りである。
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRIである。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRI
の通りである。
iii. 作用中のボーラスが存在すれば、
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS+REB
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REB
の通りである。
定基礎率に関して、
RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS+REB
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REB
の通りである。
d. 使用者の切断時間が本装置によって制限されず、かつ切断ボーラスの必要が存在したら、補正ボーラスが、次の方程式に従って自動的に投与されてよい。すなわち、
iv. 作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなければ、
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS
の通りである。
iv. 作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなければ、
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS
の通りである。
v. 作用中のボーラスが存在せず、かつRI>0であれば、
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRI
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRI
の通りである。
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRI
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRI
の通りである。
vi. 作用中のボーラスが存在すれば、
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS+REB
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REB
の通りである。
定基礎率に関して、
RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS+REB
である。不定基礎率に関して、その補正ボーラスは次の方程式、すなわち、
RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REB
の通りである。
別法として、使用者は、自分の再接続血糖値(RBG)を確認することが可能であり、補正ボーラスが、次の方程式、すなわち、
RB=(RBG−TBG)/IS
に従って投与される。
RB=(RBG−TBG)/IS
に従って投与される。
幾つかの変形形態では、使用者は、特定の所望の切断時間を与えることなく、切断が所望されることを示すことができる。その場合に、本装置は、実行可能な最大切断時間を表示することができる。幾つかの実施態様では、使用者はまた、注入装置から切断された時間の間は摂食を避けるように助言され得る。
幾つかの変形形態では、再接続後のインスリンの大幅な吸収に必要とされる時間も考慮され得る(例えば、20分)。この吸収時間(tabs)は一定でよい。例えば、タブを考慮するときの基本実行可能性方程式は、次の方程式、すなわち、
BGmax>CBG+basal*(T+tabs)*IS
の通りである。
BGmax>CBG+basal*(T+tabs)*IS
の通りである。
したがって最大の実行可能切断時間は、次の方程式、すなわち、
t=((BGmax−BGmin)/(basal*IS))−tabs
の通りである。
t=((BGmax−BGmin)/(basal*IS))−tabs
の通りである。
1つの実施態様によれば、タブは、ボディーマス指数(より高いボディーマス指数→より高いタブ)、遠い百分率、性、および年齢のような1つまたは複数の個人的なパラメータに基づいて使用者に特異的であり得る。
また再接続警報が、本装置の遠隔制御ユニットに搭載され得る。それは、計画切断時間または切断制限時間の数分(例えば、5分)前にかつ/またはその時間に、使用者に再接続を督促することができる。
本装置はまた、切断および再接続が行われる時点を知る/求める検知装置を使用して実施され得る。幾つかの実施態様では、この検知装置は、本装置のパッチユニットの再使用可能な部分の中に位置し得る。また制御切断方法は、インスリン注入装置で実施され得る。制御切断方法は、インスリンを送達してブドウ糖を監視できる装置で実施可能であり、その装置では、インスリンが、検知されたブドウ糖値に従って自動的にまたは半自動的に送達され得る(閉ループ、半閉ループ、または開ループシステム)。
さらに他の実施態様では、制御切断方法は、インスリン投与パッチユニットおよび遠隔制御ユニットを備えるインスリン注入装置で実施され得るが、その場合にブドウ糖検知装置(例えば、グルコメータ)が遠隔制御ユニットに組み込まれる。このような1つの実施態様では、投与パッチユニットは、2つの部分、すなわち、すべての電子および駆動要素(すなわち、相対的に高価な要素)を含む再使用可能な部分ならびにインスリン貯槽および他の廉価な要素を含む使い捨て部分から構成され得る。ブドウ糖検知装置(例えば、グルコメータ)は、別法として本装置の注入パッチユニットの再使用可能部分に組み込まれ得る。
幾つかの実施態様では、制御切断方法は、インスリン注入装置の遠隔制御ユニットで実施され得る。別法として、制御切断方法は、本装置の投与パッチユニットの再使用可能部分で実施され得る。インスリン投与およびブドウ糖検知能力は、開ループ、または半閉ループシステムを使用して実施され得る。閉ループ様式では、検体濃度が検知器によって検知されてプロセッサによって求められ、プロセッサは、求められた濃度に基づいて1つまたは複数の治療流体を人体に投与するように投与装置に命令する。開ループ様式では、検知および投与機能は関連付けられない。この様式で動作する装置は、求められた検体濃度に関する値を示し得るが、投与率に対してフィードバック制御は行われない。使用者が本装置に命令を通信できるユーザインターフェースまたは他の手段は、使用者が治療流体を投与することを許容することができる。半閉ループ様式では、検知は閉ループ様式に関して上で留意したように行われる。しかし、本装置は、確認を待つことが可能であるか、または別法として、それは、求められた検体濃度に基づいて必要とされ得る量で治療流体を投与する前に、可能性として何らかのユーザインターフェースを介して、このような確認を使用者に要求することも可能である。
制御切断方法は、本装置の遠隔制御ユニットで実施され得る。別法として、本方法は、本装置の投与パッチユニットの再使用可能部分で実施され得る。別法として、本方法は、本装置の投与パッチユニットの再使用可能部分および本装置の遠隔制御ユニットの両方で実施され得る。
図1a〜bは、インスリン注入ポンプ1010、ブドウ糖測定装置(例えば、グルコメータ)90、および制御切断装置10を備えるシステム1000を示す。制御切断装置10は、任意適切なハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを含み得る。インスリン注入ポンプ1010は、インスリンの送達を可能にするために皮膚5を穿通できるカニューレ6を備え得る。
図1aでは、制御切断装置10は、インスリン注入ポンプ1010の中に位置し得る。図1bでは、制御切断装置10は、ブドウ糖測定装置90の中に位置する。インスリン注入ポンプ1010は、プログラミング、使用者入力、およびデータ取得を可能にする遠隔制御ユニット(これらに図示せず)と通信することができる。制御切断装置は遠隔制御ユニットの中に搭載され得る。
インスリン注入ポンプは、グルコメータを含み得る。グルコメータは、ポンプの遠隔制御ユニットの中にまたはポンプユニット自体の中に搭載され得る。制御切断装置は、グルコメータ、ポンプユニット、または遠隔制御ユニットの中に位置し得る。インスリン注入システムは、インスリン注入ポンプ、連続ブドウ糖測定(CGM)装置、および制御切断装置を備え得る。制御切断装置は、ポンプまたはCGM装置の中に位置し得る。
インスリン注入ポンプは、連続ブドウ糖測定(CGM)装置を備え得る。注入ポンプおよび連続ブドウ糖測定(CGM)装置は、同じ筐体の中に位置することが可能であり、かつ遠隔制御ユニットと通信可能である。制御切断装置は、CGMおよびポンプユニットの中に、または遠隔制御ユニットの中に位置し得る。
図2a〜bは、インスリン注入装置1010が、使用者の皮膚5に付着され得るパッチユニットとして構成可能であるインスリン注入システムを示す。本システムは、プログラミング、使用者入力、およびデータ取得を可能にする、パッチユニットと通信可能な遠隔制御ユニット1008を備え得る。
手入力が、パッチユニット上に位置し得るボタン(図2a〜bに図示せず)によって行われ得る。パッチユニットは、図2aに示したように、1つの筐体の中に1つの部分を含むように構成され得る。別法として、パッチユニットは、図2bに示したように、2つの部分(再使用可能部分1および使い捨て部分2)を含むように構成され得る。
パッチユニットは、インスリンを患者に送達することを可能にするために皮膚5を穿通できるカニューレ6を含むように構成され得る。パッチユニット1010は、使用者の皮膚5に付着された平坦シートでよく、パッチユニット1010の接続/切断を許容し得る専用架台ユニット20に装着され得る。この構成の例が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、本出願人が共有する同時係属の米国特許仮出願第60/876,679号で論じられている。
遠隔制御ユニット1008は、制御切断装置10を収容し得る。切断装置10は、プロセッサ3010、入力手段3020、および表示装置3030を含み得る。入力手段は、制御切断装置10用にかつパッチユニット1010プログラミング用に使用され得る。制御ユニット1008は、例えば、可聴式、振動式などの追加的な指示手段を包含し得る。
図3a〜bは、制御切断装置10によって使用される血糖読取り値が、連続皮下ブドウ糖監視装置1006から受け取られ得るインスリン注入システム1000の別の実施態様を例示する。連続皮下ブドウ糖監視装置1006と遠隔制御ユニット1008の中に存在する制御切断装置10との間の通信路が、プログラミング、データ処理、および使用者入力目的のために維持され得る。
図3aは、現在の血糖(CBG)が、別個の連続皮下ブドウ糖監視装置1006によって測定されるインスリン注入システム1000を例示する。図3bは、連続皮下ブドウ糖検知(監視)装置1006がインスリン送達装置のパッチユニット1010の内部に組み込まれ得るインスリン注入システム1000を例示する。
インスリン投与装置1005およびブドウ糖検知装置1006は、単一の送達装置を構成することが可能であり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2007年2月14日出願の本出願人の以前の米国出願第11/706,606号で詳細に説明されたように、単一のカニューレ6を投与および検知の両方に使用することが可能である。
検知装置および投与装置は、皮膚5を穿通して皮下組織の中に位置し得る別体のカニューレを有し得る。この実施態様の送達装置は、2つの部分(再使用可能部分1および使い捨て部分2)から構成可能であり、各部分が対応する筐体1001、1002を有する。幾つかの実施態様では、パッチユニット1010は、使用者の皮膚5に付着された専用架台ユニット20に装着され得る。この専用架台ユニット20は、パッチユニット1010の接続/切断を許容することができる。
図4は、制御切断方法の1つの実施態様に従うブロック図を例示する。401で、使用者または別の当事者(例えば、内科医)が、最大許容BG値(BGmax)、例えば、150mg/dLおよび最小許容BG値(BGmin)、例えば、60mg/dLを設定し得る。幾つかの実施態様では、BGmaxおよび/またはBGminは、本装置の中に予めプログラミングされ得る。402で、使用者は所望の切断時間「T」を入力し得る。403で、使用者は、切断が存在しなかったならば送達されていたであろう基礎率を入力し得る。404で、本装置は、段階402からの所望切断時間「T」と段階403で設定された基礎率とに従って、使用者が切断する場合に予想されるBGの増加量を計算し得る。
幾つかの実施態様では、予想BG増加量(BGei)が、次の方程式、すなわち、
BGei=basal*T*IS
に従って計算され得る。
BGei=basal*T*IS
に従って計算され得る。
基礎率が不定であれば、BGeiは、ISを乗じた基礎率において費やされるべき時間を乗じた各基礎率の総和として計算され得る。総時間は「T」に等しい。すなわち、本明細書に後段で詳説されるように、BGei=Σbasalx*tx*ISである。
405で、現在の血糖値(CBG)が測定され得る。これは、本装置がCGMを備えていれば自動的に実行され得る。また使用者は、作用中のボーラスが存在するかどうか、および残留インスリン(RI)が少しでも存在するかどうかを確認し得る(これらのパラメータもユーザインターフェースなしで自動的に入手され得る)。406aまたは406bで、切断継続時間の実行可能性が確認され得る。この確認に適用される方程式/手順は、残留インスリンおよび作用中のボーラス量に応じ得る。
例えば、作用中のボーラスが存在せず、かつRI>0であれば、406aで、次の条件、すなわち、
BGmax>CBG+BGei−RI*IS
が実行可能性テストに使用され得る。
BGmax>CBG+BGei−RI*IS
が実行可能性テストに使用され得る。
RI=0であれば、テスト条件は、
BGmax>CBG+BGei−0
であり得る。
BGmax>CBG+BGei−0
であり得る。
406bで、作用中のボーラス(「進行中のボーラス」とも呼ばれる)が存在すれば、テスト条件は、BGmax>CBG+BGei+REB*ISであり得るが、前式でREBは中断されて送達されなかったボーラスの部分に関連し得る。406aまたは406bで選択された条件が真と評価され得れば、407で、計画切断時間は、切断前のボーラス(すなわち、切断ボーラス、DB)を必要とすることなく許容され得る。そうでなければ、408aにおける残留インスリン量に応じて、または408bにおける作用中のボーラスの存在に応じて、408で、切断ボーラスが求められ得る。
408aで、作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在すれば、次の方程式、すなわち、
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)−RI
がDB量を求め得る。
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)−RI
がDB量を求め得る。
作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、次の方程式、すなわち、
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)−0
がDB量を求め得る。
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)−0
がDB量を求め得る。
408aで、作用中のボーラスが存在すれば、DBは次の方程式、すなわち、
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)+REB
の通りに求められ得る。
DB=((CBG−BGmax+BGei)/IS)+REB
の通りに求められ得る。
次いで、409で、別の実行可能性テストが自動的に実行され得る。次の方程式、すなわち、
BGmin<CBG−DB*IS
が使用され得る。
BGmin<CBG−DB*IS
が使用され得る。
この実行可能性テストが真と評価すれば、410で、計画切断時間は、切断前のボーラス(すなわち、切断ボーラス、DB)の必要を条件として許容され得る。そうでなければ、BGをBGminに降下させるにもかかわらず、計画切断時間が依然として長すぎれば、411aまたは411bで、作用中のボーラスが存在するかどうかに応じて、制限時間が提示され得る。この制限時間は、様々な選択肢に基づいて異なって計算され得る。
例えば、作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在すれば(411a参照)、Tmaxは、Tmax=(BGmax−BGmin+RI*IS)/(basal*IS)として計算可能であり、その場合に切断ボーラスは((CBG−BGmin)/IS)−RIに等しい。作用中のボーラスが存在せず、かつ残留インスリンが存在しなければ、Tmaxは、Tmax=(BGmax−BGmin)/(basal*IS)として計算され得る。その場合に切断ボーラスは((CBG−BGmin)/IS)に等しい。作用中のボーラスが存在すれば(411b参照)、Tmaxは、Tmax=(BGmax−BGmin−REB*IS)/(basal*IS)として計算可能であり、その場合に切断ボーラスは((CBG−BGmin)/IS)+REBに等しい。
ポンプを再接続した後、412、413、または414で、再接続ボーラス(RB、RB’、またはRB”)が、使用者を目標血糖値(TBG)に戻すために投与され得る。使用者の切断時間が本装置によって制限されたら、414で、再接続ボーラスは、次の方程式、すなわち、(BGmin+basal*Tmax*IS−TBG)/ISに従って自動的に投与され得る(使用者の介在の有無にかかわらず)。またこの方程式は、BGmaxがBGmax=BGmin+basal*Tmax*ISとして計算され得るので、次の形式、すなわち、RB=(BGmax−TBG)/ISでも提示され得る。
残留インスリン(RI)が存在する場合には、RIが、上で計算されたRBから減算され得る(414a参照)。作用中のボーラスが切断により停止された場合には、REBが、上で計算されたRBに加算されるべきである(414b参照)。上で留意した場合の任意の組合せは、RIおよび/またはREBをそれぞれ減算および/または加算することによって計算され得る。
使用者の切断時間が本装置によって制限されなかったら、かつ切断ボーラスの必要が存在しなかったら、412で、補正ボーラスが、次の基本方程式、すなわち、(CBG+basal*T*IS−TBG)/ISに従って自動的に投与され得る。この方程式は、幾つかの選択肢に基づいて様々な場合に展開され得る。例えば、基礎率が不定であれば、再接続ボーラス(RB)は、次の方程式、すなわち、RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/ISの通りに計算され得る。不定基礎プロファイルが、時間のx個の区分(第x番目の区分は時間xとして指定される)から構成され、他方では各時間区分の間に、定基礎率が送達される(区分時間xの間に送達された基礎率は、basalxとして指定されることになる)。
幾つかの実施態様では、基礎プロファイルが、2つの時間区分、すなわち、3時間持続する第1の区分(時間1=3)および2時間持続する第2の区分(時間2=2)から構成され得る。第1の時間区分の間に、1単位/時間の定基礎率(すなわち、basal1=2)が送達され、第2の時間秒の間に、0.5単位/時間の定基礎率(basal2=0.5)が送達される。したがって、不定基礎プロファイルは、Σ(basalx*tx)として表示可能であり、その場合に総和指数「x」は、すべての整数にわたって1から始まり2で止まる。すなわち、Σ(basalx*tx)=2*3+0.5*2=7単位をもたらす基礎プロファイルを構成するすべての区分を考慮する。この例では他のパラメータは一定であるが、例えば、ISが不定であれば、それは総和、例えば、RB=(CBG+Σ((basalx*tx*ISx)−TBG)/ISx)に対して積分されてもよい。
412aで、作用中のボーラスが存在せず、かつRI>0であれば、RBは、定基礎率に関して次の方程式、すなわち、RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRIの通りに計算され得るが、前式でΣRIは現在の残留インスリン量を表す。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRIの通りに計算され得る。
412bで、作用中のボーラスが存在したら、RBは、定基礎率に関して、RB=(CBG+basal*T*IS−TBG)/IS+REBとして計算され得る。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REBの通りに計算され得る。
使用者の切断時間が本装置によって制限されなかったら、かつ切断ボーラスの必要が存在したら、補正ボーラスが自動的に投与され得る(参照数字413)。
作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなかったら、定基礎率に関して、RBは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/ISの通りに計算され得る。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/ISの通りである。
作用中のボーラスが存在せず、かつRIが存在しなかったら、定基礎率に関して、RBは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/ISの通りに計算され得る。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/ISの通りである。
413aで、作用中のボーラスが存在せず、かつRI>0であったら、RBは、定基礎率に関して、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS−ΣRIの通りに計算され得る。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS−ΣRIの通りに計算され得る。
413bで、作用中のボーラスが存在したら、定基礎率に関して、RBは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+basal*T*IS−TBG)/IS+RBの通りに計算され得る。不定基礎率に関して、補正ボーラスは、次の方程式、すなわち、RB=(CBG−DB*IS+Σbasalx*tx*IS−TBG)/IS+REBの通りに計算され得る。
また使用者は、自分の再接続血糖値(RBG)を確認することが可能であり、補正ボーラスが、次の方程式、すなわち、CB=(RBG−TGB)/ISに従って投与され得る。段階408a、408b、411a、または411bで、幾つかの例において負のDBが計算されれば、それは0に切上げ可能であり、すなわち、切断ボーラスの必要はない。
また使用者は、注入装置から切断された時間の間に食物摂取を避けるように助言され得る。
図5は、使用者が切断ボーラスを少しも必要とすることなく計画切断時間の間切断することを許容され得る制御切断方法の1つの例を例示する。所与の例では、作用中のボーラスが存在せず、かつ以前のボーラスから体内に残された残留インスリンが存在する。
図5は、使用者が切断ボーラスを少しも必要とすることなく計画切断時間の間切断することを許容され得る制御切断方法の1つの例を例示する。所与の例では、作用中のボーラスが存在せず、かつ以前のボーラスから体内に残された残留インスリンが存在する。
300で、患者のインスリン感度(IS)および目標血糖(TBG)が求められ得る。301で、使用者は、BGminおよびBGmaxをそれぞれ60mg/dLおよび150mg/dLに設定し得る。302で、使用者は2時間の計画切断時間を入力し得る。303で、使用者は、切断が存在しなかったならば適切であったであろう1単位/時間の基礎率を入力し得る。304で、計画切断時間の間におけるBGの予想増加量が100mg/dLであると計算され得る。305で、90mg/dLの現在のBG値、1.2単位の残留インスリン値、および作用中のボーラスの存在が、いずれも自動的に求められるかまたは使用者によって入力され得る。306で、最初の実行可能性テストは、計画切断時間の終了時点における使用者の予想BGがBGmaxよりも低いと判定し得る。その結果として、使用者は、切断ボーラスを少しも注入することなく切断が許容され得る。307で、使用者は注入装置を切断し、2時間後に308で再接続する。309で、使用者を目標BG値にするために、1単位のインスリンの再接続ボーラスが投与され得る。
図6は、使用者が、切断ボーラスの必要を条件として計画切断時間の間切断することが許容される制御切断方法の別の例を例示する。所与の例では、作用中のボーラスが存在せず、かつ以前のボーラスから体内に残された残留インスリンが存在しないと判定され得る。
400で、患者のインスリン感度(IS)および目標血糖(TBG)が求められ得る。401で、使用者はBGminおよびBGmaxをそれぞれ60および150mg/dLに設定し得る。402で、使用者は3.5時間の計画切断時間を入力し得る。403で、使用者は、切断が存在しなかったならば適切であったであろう0.4単位/時間の基礎率を入力し得る。404で、計画切断時間の間におけるBGの予想増加量が、70mg/dLであると計算され得る。405で、使用者は、残留インスリンが存在せず、かつ作用中のボーラスが存在しない、90mg/dLである現在のBGを入力し得る。別法として、これら3つの値のすべてが自動的に求められ得る。
406で、最初の実行可能性テストに従って、計画切断時間の終了時点における使用者の予想BGが、BGmaxよりも高いと判定し得る。その結果として、使用者は切断することが許容され得ず、切断ボーラスの必要がある。
407で、使用者は0.2単位の切断ボーラス(DB)を投与し得る。408で、第2の実行可能性テストに従って、DB投与後の使用者の予想BGは、BGminよりも高いと判定され得る。その結果として、使用者は切断することが可能になり、かつ切断時間を制限する必要がある。409で、使用者は注入装置を切断することが可能であり、410で、3.5時間後に再接続することが可能である。次いで411で、3.5単位のインスリンの再接続ボーラスが、使用者を目標BG値にするために投与され得る。
図7は、切断ボーラスの必要が存在し、かつ使用者が計画切断時間の間切断が許容されない制御切断方法の例を示すブロック図を例示する。所与の例では、作用中のボーラスが存在せず、かつ以前のボーラスから体内に残された残留インスリンが存在する。
500で、患者のインスリン感度(IS)および目標血糖(TBG)が求められ得る。501で、使用者はBGminおよびBGmaxをそれぞれ60および150mg/dLに設定し得る。502で、使用者は3.5時間の計画切断時間を入力し得る。503で、使用者は、切断が存在しなかったならば適切であったであろう1単位/時間の基礎率を入力し得る。504で、計画切断時間の間におけるBGの予想増加量が175mg/dLであると計算され得る。505で、使用者は、90mg/dLである現在のBGを入力することが可能であり、残留インスリンが存在し、かつ作用中のボーラスは存在しない。
506で、最初の実行可能性テストに従えば、計画切断時間の終了時点における使用者の予想BGはBGmaxよりも高い。その結果として、使用者は、切断ボーラスを投与することなく切断することが許容され得ない。507で、1.1単位の切断ボーラス(DB)が計算される。508で、第2の実行可能性テストに従って、理論的なDB投与後の使用者の予想BGがBGminよりも低いと判定され得る。その結果として、509で、切断時間を3時間に制限することが必要であると判定され得る。新たなDBが、((CBG−BGmin)/IS)−RI=−0.6に従って計算され得る。負のDBはゼロに切り上げられる。510で、使用者は、注入装置を切断することが可能であり、511で、3時間後に再接続することが可能である。次いで512で、1.4単位のインスリンの再接続ボーラスが、使用者を目標BG値にするために投与され得る。
図8a〜cはインスリン注入システムの3つの異なる実施態様を例示し、それぞれが、制御切断装置10用の血糖(BG)入力として使用されるべきグリコメータ90を含む。
図8aは、本装置の遠隔制御ユニット1008の中に位置するブドウ糖測定装置(グルコメータ)90の1つの実施態様を例示する。幾つかの実施態様では、ブドウ糖測定装置は遠隔制御ユニットに組み込まれ得る。別の実施態様では、ブドウ糖測定装置は、別体の皮膚に固定可能な装置に組み込まれ得る。またブドウ糖測定装置は、例えば、インスリン注入ポンプと同じ筐体に組み込まれ得る。
図8aは、本装置の遠隔制御ユニット1008の中に位置するブドウ糖測定装置(グルコメータ)90の1つの実施態様を例示する。幾つかの実施態様では、ブドウ糖測定装置は遠隔制御ユニットに組み込まれ得る。別の実施態様では、ブドウ糖測定装置は、別体の皮膚に固定可能な装置に組み込まれ得る。またブドウ糖測定装置は、例えば、インスリン注入ポンプと同じ筐体に組み込まれ得る。
グルコメータ90は、テスト紙片99を受け入れるための開口95を備え得る。例えば、使用者は、体から血液試料を抽出し、血液の滴をテスト紙片99の上に垂らして、紙片99を開口95の中へ挿入することができる。ブドウ糖読取り値は、遠隔制御ユニット1008の画面3030上に表示され得る。
図8bは、パッチユニット1010の再使用可能部分1の中に位置するグリコメータ90の別の実施態様を示す。パッチユニット1010の中に位置するグリコメータ90と遠隔制御ユニット1008の中に位置する制御切断装置10との間の通信路300が、例えば、プログラミング、データ処理、および使用者入力目的のために維持され得る。
図8cは、ブドウ糖読取り値が、別個のグリコメータ90から直接にまたは遠隔から受け取られる実施態様を示す。
本明細書に説明された主題の様々な実施態様は、デジタル電子回路、集積回路、特殊設計のASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはこれらの組合せで実現されてよい。これらの様々な実施態様は、記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスからデータおよび命令を受け取って、それらにデータおよび命令を伝達するために結合された、特殊または汎用目的であり得る少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行可能および/または翻訳可能である1つまたは複数のコンピュータプログラムでの実施態様を包含し得る。
本明細書に説明された主題の様々な実施態様は、デジタル電子回路、集積回路、特殊設計のASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはこれらの組合せで実現されてよい。これらの様々な実施態様は、記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスからデータおよび命令を受け取って、それらにデータおよび命令を伝達するために結合された、特殊または汎用目的であり得る少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行可能および/または翻訳可能である1つまたは複数のコンピュータプログラムでの実施態様を包含し得る。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、またはコードとしても知られる)は、プログラマブルプロセッサ用の機械語命令を含み、高水準手続き形および/またはオブジェクト指向プログラミング言語で、かつ/またはアセンブリ/機械言語で実施されてよい。本明細書で使用されるように、「機械可読媒体」という用語は、機械語命令を機械可読信号として受け取る機械可読媒体を含めて、機械語命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに供給するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、装置、および/またはデバイス(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD))を指す。「機械可読信号」という用語は、機械語命令および/またはデータをプログラマブルプロセッサに供給するために使用される任意の信号を指す。
使用者との対話を実現するために、本明細書に説明された主題は、情報を使用者に表示するための表示装置(例えば、CRT(ブラウン管)またはLCD(液晶表示器)モニタ)と、使用者が入力をコンピュータに供給できるキーボードおよびポインティングデバイス(例えば、マウスまたはトラックボール)とを有するコンピュータで実施されてよい。他の種類の装置を使用して使用者との対話を実現してもよく、例えば、使用者に供給されるフィードバックは、感覚的フィードバックの任意の形態(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、または触覚フィードバック)でよく、使用者からの入力は、音響、言葉、または触感入力を含めて任意の形態で受け取られてよい。
本明細書に説明された主題は、後置型構成要素(例えば、データサーバとして)を含むか、またはミドルウェア構成要素(例えば、アプリケーションサーバ)を含むか、または前置型構成要素(例えば、グラフィカルユーザインターフェースまたはウェブブラウザを有し、それを介して使用者が、本明細書に説明した主題の実施態様と対話できる)を含むか、またはこのような後置型、ミドルウェア、もしくは前置型構成要素の任意の組合せを含むコンピューティングシステムで実施されてよい。本システムの構成要素は、デジタルデータ通信の任意の形態または媒体(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続されてよい。通信ネットワークの例には、構内ネットワーク(「ラン」)、広域ネットワーク(「ワン」)、およびインターネットが含まれる。
コンピューティングシステムはクライアントおよびサーバを含み得る。クライアントおよびサーバは、一般的に相互に遠隔にあり、典型的には通信ネットワークを経由して対話する。クライアントとサーバとの関係は、それぞれのコンピュータで走り、かつ相互にクライアント/サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生まれる。
以上に幾つかの変形形態を詳細に説明してきたが、他の変更も可能である。例えば、添付の図面に示しかつ本明細書に説明した論理の流れは、所望の結果を実現するために、示された特定の順序、すなわち、順番を要求するものではない。他の実施態様も以下の特許請求の範囲に包含され得る。
Claims (37)
- 治療処置装置の制御切断方法において、
最大ブドウ糖量、最小ブドウ糖量、および計画切断時間を受け取るステップと、
使用者の現在のブドウ糖量を受け取るステップと、
前記計画切断時間、前記使用者のインスリン感度、および計画基礎インスリン用量に基づいて、前記使用者の予想ブドウ糖増加量を求めるステップと、
前記予想ブドウ糖増加量、前記最大ブドウ糖量、および前記最小ブドウ糖量の少なくとも1つに基づいて、前記計画切断時間を確認するステップと、
前記計画切断時間の前記確認に基づいて、前記使用者に治療行為を施すステップとを含む、方法。 - 前記治療行為は、前記計画時間の前記確認に対応する感覚的フィードバックを前記使用者に提供することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記治療行為は、前記使用者に切断ボーラスを投与するように助言するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記治療行為は、前記使用者に前記計画切断時間を制限するように助言するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記治療行為は、前記使用者に再接続ボーラスを投与するように助言するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記使用者の体内における前記現在のブドウ糖量を連続的に監視するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記計画切断時間は、前記使用者によって設定可能である、請求項1に記載の方法。
- 前記治療行為は、前記インスリン感度、目標ブドウ糖値、残留インスリン量、前記最大ブドウ糖量および前記最小ブドウ糖量、進行中のボーラス部分から成る群から選択される入力に基づいて求められるボーラス量の投与を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ボーラス量は、切断前に前記使用者の中へ投与される、請求項8に記載の方法。
- 前記ボーラス量は、再接続後に前記使用者の中へ投与される、請求項8に記載の方法。
- 前記ボーラス量の第1の部分が切断前に前記使用者の中へ投与され、前記ボーラス量の第2の部分が再接続後に前記使用者の中へ投与される、請求項8に記載の方法。
- 前記使用者の前記現在のブドウ糖量は、遠隔制御および投与ユニットの少なくとも一方で実施されるブドウ糖測定装置によって測定される、請求項1に記載の方法。
- 切断可能なインスリン送達システムであって、命令を具体化する実体的な機械可読記憶媒体を備え、1つまたは複数の機械によって実行されるときに、前記命令が動作をもたらす、システムにおいて、前記命令は、
最大ブドウ糖量、最小ブドウ糖量、および計画切断時間を受け取るステップと、
使用者の現在のブドウ糖量を受け取るステップと、
前記計画切断時間、前記使用者のインスリン感度、および計画基礎インスリン用量に基づいて、前記使用者の予想ブドウ糖増加量を求めるステップと、
前記予想ブドウ糖増加量、前記最大ブドウ糖量、および前記最小ブドウ糖量の少なくとも1つに基づいて、前記計画切断時間を確認するステップと、
前記計画切断時間の前記確認に基づいて、前記使用者に治療行為を施すステップと、を含むシステム。 - 前記治療行為は、前記計画時間の前記確認に対応する感覚的フィードバックを前記使用者に提供するステップを含む、請求項13に記載のシステム。
- 前記治療行為は、前記使用者に切断ボーラスを投与するように助言するステップを含む、請求項13に記載のシステム。
- 前記治療行為は、前記使用者に前記計画切断時間を制限するように助言するステップを含む、請求項13に記載のシステム。
- 前記治療行為は、前記使用者に再接続ボーラスを投与するように助言するステップを含む、請求項13に記載のシステム。
- 前記計画切断時間は、前記使用者によって設定可能である、請求項13に記載のシステム。
- 前記治療行為は、前記インスリン感度、目標ブドウ糖値、残留インスリン量、前記最大ブドウ糖量および前記最小ブドウ糖量、進行中のボーラス部分から成る群から選択される入力に基づいて求められるボーラス量の投与を含む、請求項13に記載のシステム。
- 前記ボーラス量は、切断前に前記使用者の中へ投与される、請求項19に記載のシステム。
- 前記ボーラス量は、再接続後に前記使用者の中へ投与される、請求項19に記載のシステム。
- 前記ボーラス量の第1の部分が切断前に前記使用者の中へ投与され、前記ボーラス量の第2の部分が再接続後に前記使用者の中へ投与される、請求項19に記載のシステム。
- 前記使用者の前記現在のブドウ糖量は、遠隔制御および投与ユニットの少なくとも一方で実施されるブドウ糖測定装置によって測定される、請求項13に記載のシステム。
- 切断可能なインスリン送達システムにおいて、
使用者の体内における現在のブドウ糖量を求める手段と、
前記現在のブドウ糖量の関数として計画切断時間を確認する手段と、
前記計画切断時間の前記確認に対応して、前記使用者の体内に投与するためのインスリン量を求めるように適合されたプロセッサと、
前記求められたインスリン量を前記使用者の中へ投与するように適合されたインスリン注入ポンプと、を備えるシステム。 - 前記計画切断時間の前記確認に対応する感覚的フィードバックを前記使用者に提供する手段をさらに備える、請求項24に記載のシステム。
- 前記使用者に切断ボーラスを投与するように助言する手段をさらに備える、請求項24に記載のシステム。
- 前記使用者に前記計画切断時間を制限するように助言する手段をさらに備える、請求項24に記載のシステム。
- 前記使用者に再接続ボーラスを投与するように助言する手段をさらに備える、請求項24に記載のシステム。
- 前記計画切断時間は、前記使用者によって設定可能である、請求項24に記載のシステム。
- 前記使用者の体内に投与するための前記インスリン量は、インスリン感度、目標ブドウ糖値、最大ブドウ糖量、および最小ブドウ糖量から成る群から選択される入力に基づいて求められる、請求項24に記載のシステム。
- 治療処置装置の制御切断方法において、
ブドウ糖測定装置を使用して使用者の体内における現在のブドウ糖量を測定するステップと、
前記現在のブドウ糖量および計画切断時間の関数として前記使用者の体内に投与するためのインスリン量を求めるステップと、
前記求められたインスリン量を前記使用者の中へ投与するステップと、を含む方法。 - 前記インスリン量は、前記インスリン感度、目標ブドウ糖値、残留インスリン量、前記最大ブドウ糖量および前記最小ブドウ糖量、進行中のボーラス部分から成る群から選択される入力に基づいて求められる、請求項31に記載の方法。
- 前記使用者の体内における前記現在のブドウ糖量を連続的に監視するステップをさらに含む、請求項31に記載の方法。
- 前記計画切断時間は、前記使用者によって設定可能である、請求項31に記載の方法。
- 前記求められたインスリン量を前記使用者の中へ前記投与するステップは、切断前に実行される、請求項31に記載の方法。
- 前記求められたインスリン量を前記使用者の中へ前記投与するステップは、再接続後に実行される、請求項31に記載の方法。
- 前記ボーラス量の第1の部分が切断前に前記使用者の中へ投与され、前記ボーラス量の第2の部分が再接続後に前記使用者の中へ投与される、請求項31に記載の方法。
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