JP2010517489A - 利用可能なリンク割り当てブロックのサブセットの復調 - Google Patents

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Abstract

ダウンリンクにより通信されるリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを割り当てることを容易にするシステム及び方法が記載されている。第1のサブセットのインデックスは、複数のアクセス端末によって復号される共有LABに割り振られる。第2のサブセットのインデックスは、各々が特定の受信者のアクセス端末を対象としている非共有LABに割り当てられる。各非共有LABのためのインデックスの割り当ては、対象受信者のアクセス端末に対応する識別子のハッシュ及び/又はアクセス端末の能力に基づくことができる。さらに、アクセス端末は、対応するインデックスに基づいてLABを復号することができる。第1の範囲のインデックスを有するLABは、共有LABとして識別して復号することができる。さらに、アクセス端末は、復号すべき非共有LABに対応する第2の範囲のインデックスを決定することができ、第2の範囲のインデックスは、基地局によって送られるフレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含む。
【選択図】 図12

Description

関連出願の相互参照
本願は、2007年1月30日に出願された「A METHOD AND APPARATUS FOR USING A SHARED CONTROL MAC PROTOCOL」との名称の米国仮特許出願第60/887,338号の利益に権利を主張している。上記出願の全体は参照によりここに組み込まれる。
以下の記載は、概ね無線通信、より具体的には無線通信システムにおいてアクセス端末が基地局から転送されたリンク割り当てブロック(link assignment block, LAB)のサブセットを復号することができるようにすることに関する。
無線通信システムは様々なタイプの通信を提供するために広く配備されており、例えば、音声及び/又はデータはこのような無線通信システムにより提供することができる。典型的な無線通信システム、すなわちネットワークは、1つ以上の共有資源(例えば、帯域幅、送信電力、・・・)に複数のユーザアクセスを提供することができる。例えば、システムは周波数分割多重化(Frequency Division Multiplexing, FDM)、時分割多重化(Time Division Multiplexing, TDM)、符号分割多重化(Code Division Multiplexing, CDM)、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)などのような様々な多元接続技術を使用することができる。
一般に、無線多元接続通信システムは複数のアクセス端末の通信を同時にサポートすることができる。各アクセス端末は、順方向及び逆方向リンクにおける送信によって1つ以上の基地局と通信することができる。順方向リンク(又はダウンリンク)は基地局からアクセス端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(又はアップリンク)はアクセス端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは単入力単出力(single-in-single-out)、多入力単出力(multiple-in-single-out)又は多入力多出力(multiple-in-multiple-out, MIMO)システムによって確立することができる。
無線通信システムは多くの場合に、受信可能エリアを提供している1つ以上の基地局を用いる。典型的な基地局はブロードキャスト、マルチキャスト及び/又はユニキャストサービスのために複数のデータストリームを送信することができる。なお、データストリームとは、アクセス端末に対して個別の受信重要性を有することができるデータのストリームであり得る。このような基地局の受信可能エリア内のアクセス端末を用いて、複合ストリームによって運ばれる1本、2本以上又は全てのデータストリームを受信することができる。同様に、アクセス端末は基地局又は別のアクセス端末にデータを送信することができる。
基地局はダウンリンクによってリンク割り当てブロック(LAB)を通信することができる。各LABは特定のアクセス端末に割り当てに関する情報を提供することができる。従来、アクセス端末は、その特定のアクセス端末を対象としたLABのサブセットを識別するために、基地局からダウンリンクによって通信された各LABを復号する。しかしながら、多数の復号されたLABが異なるアクセス端末に宛てられていることがあり、従って、基地局から転送されたLABの全て又は大部分を復号する一般的な技術を用いる場合に、相当な資源消費(例えば、時間、プロセッササイクル、・・・)がアクセス端末によって費やされることがある。これらの資源消費は、例えば特定のアクセス端末に本当に宛てられているデータの復号に関連して利用されるデータレートを下げることによって、アクセス端末の性能に影響を及ぼすことがある。
1つ以上の実施形態の基本的な理解を提供するために、このような実施形態の簡素化された概要を以下に提示する。この概要は全ての熟考された実施形態の広範な概略ではなく、全ての実施形態の重要又は重大な要素を特定することも、任意又は全ての実施形態の範囲を定めることも意図していない。その唯一の目的は、後述で提示されるより詳細な説明に対する前置きとして、1つ以上の実施形態の幾つかの概念を簡素化された形で提示することである。
1つ以上の実施形態及びその対応する開示によると、様々な態様が、ダウンリンクにより通信されるリンク割り当てブロック(LAB)へのインデックスの割り当てを容易にすることに関連して記載されている。第1のサブセットのインデックスは、複数のアクセス端末によって復号される共有LABに割り振られる。第2のサブセットのインデックスは、各々が特定の受信者のアクセス端末を対象としている非共有LABに割り当てられる。各非共有LABのためのインデックスの割り当ては、対象受信者のアクセス端末に対応する識別子のハッシュ及び/又はアクセス端末の能力に基づくことができる。さらに、アクセス端末は、対応するインデックスに基づいてLABを復号することができる。第1の範囲のインデックスを有するLABは、共有LABとして識別して復号することができる。さらに、アクセス端末は、復号すべき非共有LABに対応する第2の範囲のインデックスを決定することができる。第2の範囲のインデックスは、基地局によって送られるフレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含む。
関連する態様によると、無線通信環境において制御メッセージを含むフレームを送ることを容易にする方法が、ここに記載されている。方法は、制御メッセージのセットにインデックスを割り当てることを含むことができる。さらに、方法は、インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限することを備えることができる。
別の態様は無線通信装置に関する。無線通信装置は、制御メッセージのセットにインデックスを割り当てて、インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限することに関する命令を保持するメモリを含むことができる。さらに、無線通信装置は、メモリに保持されている命令を実行するように構成された、メモリに接続された、プロセッサを含むことができる。
また別の態様は、無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを割り当てて、それに基づいてLABを編成することを可能にする無線通信装置に関する。無線通信装置は、共有LABにインデックスを割り振る手段を含むことができる。さらに、無線通信装置は、アクセス端末の能力とそれぞれの対象受信者のアクセス端末の識別子のハッシュとに基づいて、非共有LABにインデックスを割り付ける手段を含むことができる。さらに、無線通信装置は、割り当てられたインデックスに基づいて編成された共有LAB及び非共有LABを送る手段を備えることができる。
さらに別の態様は、制御メッセージのセットにインデックスを割り当てて、インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限する機械実行可能命令を記憶させた機械読み出し可能媒体に関する。
別の態様によると、無線通信システムにおける装置は、制御メッセージのセットにインデックスを割り当てるように構成することができるプロセッサを含むことができる。さらに、プロセッサは、インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限するように構成することができる。
他の態様によると、無線通信環境において制御メッセージのサブセットを復号することを容易にする方法が、ここに記載されている。方法は、インデックスを付けられた制御メッセージのセットを受信することを含むことができる。さらに、方法は、対応するインデックスに基づいて識別されたインデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号することを含むことができる。
また別の態様は、インデックスを付けられた制御メッセージのセットを取得して、対応するインデックスに基づいて識別されたインデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号することに関する命令を保持するメモリを含むことができる無線通信装置に関する。さらに、無線通信装置は、メモリに保持されている命令を実行するように構成された、メモリに接続された、プロセッサを備えることができる。
別の態様は、無線通信環境において受信リンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを可能にする無線通信装置に関する。無線通信装置は、第1の範囲のインデックスに基づいて認識された共有LABを復調する手段を含むことができる。さらに、無線通信装置は、アクセス端末の識別子のハッシュとアクセス端末の能力基準とに基づいて、第2の範囲のインデックスを識別する手段を備えることができる。さらに、無線通信装置は、第2の範囲のインデックスに基づいて認識された非共有LABを復調する手段を含むことができる。
さらに別の態様は、インデックスを付けられた制御メッセージのセットを受信して、対応するインデックスに基づいて識別されたインデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号する機械実行可能命令を記憶させた機械読み出し可能媒体に関する。
別の態様によると、無線通信システムにおける装置は、インデックスを付けられた制御メッセージのセットを取得するように構成することができるプロセッサを含むことができる。さらに、プロセッサは、対応するインデックスに基づいて識別されたインデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号するように構成することができる。
上述の及び関連する目的を達成するために、1つ以上の実施形態は、請求項でとくに指摘され以下で十分に記載される特徴を備える。以下の記載及び添付の図面は、1つ以上の実施形態のある特定の例示的な態様を詳細に示している。これらの態様は、様々な実施形態の原理を用いることができる様々なやり方のほんの幾つかを示しており、記載されている実施形態は、全てのこのような態様及びそれらに相当するものを含むことを意図している。
ここに示されている様々な態様に従って無線通信システムを示す図。 特定のアクセス端末にリンク割り当てブロック(LAB)を宛てることを可能にするためにLABにインデックスを付ける例示的なシステムを示す図。 無線通信環境において転送するためにリンク割り当てブロック(LAB)セグメント内でLABを編成する例示的なシステムを示す図。 無線通信環境において制御メッセージを含むフレームを送ることを容易にする例示的な方法を示す図。 無線通信環境において共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含むフレームを送ることを容易にする例示的な方法を示す図。 無線通信環境において制御メッセージのサブセットを復号することを容易にする例示的な方法を示す図。 無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを容易にする例示的な方法を示す図。 無線通信システムにおいてインデックスを付けられたリンク割り当てブロック(LAB)を利用することを容易にする例示的なアクセス端末を示す図。 無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを付けることを容易にする例示的なシステムを示す図。 ここに記載されている様々なシステム及び方法に関連して用いることができる例示的な無線ネットワーク環境を示す図。 無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを割り当てて、それに基づいてLABを編成することを可能にする例示的なシステムを示す図。 無線通信環境において受信リンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを可能にする例示的なシステムを示す図。
様々な実施形態が図面を参照してここで記載される。なお、全体を通して同じ要素を指すために同じ参照番号が使用されている。以下の記載では、説明の目的で、1つ以上の実施形態の完全な理解を提供するために、非常に多くの具体的な詳細が示されている。しかしながら、このような実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることは明らかであり得る。他の例において、周知の構造及びデバイスは、1つ以上の実施形態の説明を容易にするためにブロック図の形で示されている。
本願で使用されているように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、コンピュータに関連するエンティティ、すなわちハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアの何れかを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、エグゼキュータブル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータであってもよいが、これらに制限されない。例として、コンピューティングデバイスで実行されるアプリケーションとコンピューティングデバイスとの両者がコンポーネントであってもよい。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセス及び/又は実行スレッド内にあっても、1つのコンポーネントが1つのコンピュータに配置されていても及び/又は2つ以上のコンピュータに分散されていてもよい。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶させた様々なコンピュータ読出し可能媒体から実行することができる。コンポーネントは、例えば1つ以上のデータパケットを有する信号に従ってローカル及び/又はリモートプロセスによって通信することができる(例えば、1つのコンポーネントからのデータはローカルシステム、分散システムにおいて別のコンポーネントと、及び/又はインターネットのようにネットワークを渡って他のシステムと信号によって対話する)。
さらに、様々な実施形態がアクセス端末に関連してここに記載されている。アクセス端末はシステム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス又はユーザ機器(user equipment, UE)とも呼ぶことができる。アクセス端末は携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol, SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop, WLL)ステーション、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイスであってもよい。さらに、様々な実施形態が基地局に関連してここに記載されている。基地局はアクセス端末と通信するために利用することができ、さらにアクセスポイント、ノードB又は幾つかの他の用語として称することもできる。
さらに、ここに記載されている様々な態様又は特徴は方法、装置、又は標準のプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用した製造品として実施することができる。ここで使用されている「製造品」との用語は、任意のコンピュータ読出し可能デバイス、キャリア又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図している。例えば、コンピュータ読出し可能媒体は磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(compact disk, CD))、ディジタルバーサタイルディスク(digital versatile disk, DVD)など)、スマートカード、及びフラッシュメモリデバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、これらに制限されない。さらに、ここに記載されている様々な記憶媒体は、情報を記憶する1つ以上のデバイス及び/又は他の機械読出し可能媒体を表わすことができる。「機械読出し可能媒体」との用語は、命令及び/又はデータを記憶、収容及び/又は搬送することができる無線チャネル及び様々な他の媒体を含むことができるが、これらに制限されない。
ここで図1を参照すると、ここに提示されている様々な実施形態に従って無線通信システム100が示されている。システム100は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局102を備えている。例えば、1つのアンテナグループはアンテナ104及び106を含むことができ、別のグループはアンテナ108及び110を備えることができ、さらなるグループはアンテナ112及び114を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多くの又はより少ないアンテナを利用することができる。基地局102は送信機チェーン及び受信機チェーンをさらに含むことができ、また当業者には分かるように、その各々は信号の送信及び受信に関連した複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局102は、アクセス端末116及びアクセス端末122のような1つ以上のアクセス端末と通信することができるが、基地局102は、アクセス端末116及び122と同様の実質的に幾つのアクセス端末とも通信することができると理解すべきである。アクセス端末116及び122は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド型通信デバイス、ハンドヘルド型コンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、及び/又は他の無線通信システム100により通信する任意の他の適切なデバイスであってもよい。図示されているように、アクセス端末116はアンテナ112及び114と通信し、アンテナ112及び114は順方向リンク118によりアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク120によりアクセス端末116から情報を受信する。さらに、アクセス端末122はアンテナ104及び106と通信し、アンテナ104及び106は順方向リンク124によりアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク126によりアクセス端末122から情報を受信する。例えば、周波数分割デュプレックス(frequency division duplex, FDD)システムでは、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されている周波数帯と異なる周波数帯を利用することができ、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって用いられている周波数帯と異なる周波数帯を用いることができる。さらに、時分割デュプレックス(time division duplex, TDD)システムでは、順方向リンク118及び逆方向リンク120は共通の周波数帯を利用することができ、順方向リンク124及び逆方向リンク126は共通の周波数帯を利用することができる。
アンテナの各グループ及び/又はそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局102のセクタと称することができる。例えば、アンテナグループは、基地局102によってカバーされているエリアのセクタ内のアクセス端末に通信するように設計することができる。順方向リンク118及び124による通信において、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116及び122への順方向リンク118及び124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用することができる。さらに、基地局102が、関連する受信可能範囲全体にランダムに散在したアクセス端末116及び122に送信するためにビームフォーミングを利用する一方で、近隣のセルのアクセス端末は、その全てのアクセス端末に単一のアンテナにより送信する基地局と比較して、より少ない干渉を受けることができる。
基地局102は、順方向リンクにより複数のリンク割り当てブロック(LAB)(例えば、リンク割り当てメッセージ(link assignment message, LAM)、・・・)を送信することができる。LABのサブセットは、基地局102によってカバーされている地理的エリア内の各アクセス端末116、122が復号及び/又は復調するメッセージである共有LABであり、LABの残りは、各々がアクセス端末116、122のそれぞれを対象としている個別LAB(例えば、非共有LAB)であり得る。従って、基地局102によってカバーされている地理的エリア内の各アクセス端末116、122は、基地局102によって送られたLABのサブセットの対象受信者であり得る。
特定のアクセス端末116、122は、LABを復号することによって、LABがその特定のアクセス端末116、122を対象としているかどうかを見分けることができる。例えば、特定のアクセス端末116、122はLABを復号して、それに関連する識別子を決定することができる(例えば、LABは、そのLABの対象とされたアクセス端末116、122の識別子でスクランブルすることができ、それはLABを復号する特定のアクセス端末116、122である場合もあり、そうでない場合もある)。LABに関連付けられた識別子が、LABを復号する特定のアクセス端末116、122の識別子と一致する場合に、特定のアクセス端末116、122はLABの内容を使用することもできる(例えば、LABに含まれている割り当て情報を実施し、割り当て情報に従って送信及び/又は受信する、・・・)。特定のアクセス端末116、122は、基地局102によって送られたセット(例えば、物理(physical, PHY)フレームで送信されたLABのセット)の中のLABの全て又は大部分を復号するのではなく、LABのサブセットが特定のアクセス端末116、122によって復号されることがあり、同様に、他のアクセス端末116、122も、基地局102から転送されたLABのそれぞれのサブセットを復号することができる。従って、基地局102は、LABのどのサブセットが各アクセス端末116、122によって復号されるかを決定することができる。さらに、基地局102は、(例えば、インデックス割り当ての関数として)特定のアクセス端末116、122に対応する識別されたサブセット内でLABを転送することによって、特定のアクセス端末116、122にLABを宛てることができる。
基地局102によって送信されるLABは、順方向リンク割り当てブロック及び/又は逆方向リンク割り当てブロックであり得る。順方向リンク割り当てブロックは、順方向リンクにおける通信に使用される資源の変更に関してアクセス端末116、122に通知するメッセージである。さらに、逆方向リンク割り当てブロックは、逆方向リンクにおける通信に使用される資源の変更に関してアクセス端末116、122に通知するメッセージである。例えば、LABは、順方向リンク又は逆方向リンクによる通信に指定帯域幅を用いることを特定のアクセス端末116、122に通知することができる。さらに、LABは、指定帯域幅によるこのような通信に用いられるパケットフォーマットを示すことができる。さらに、各LABは、特定のアクセス端末116、122に一意に対応する識別子を含むことができる(例えば、識別子はLAB内で符号化されてもよい)。一例によると、識別子は、特定のアクセス端末116、122の媒体アクセス制御識別子(Media Access Control Identifier, MACID)であってもよい。別の例に従って、識別子はブロードキャストMACIDであってもよく、この場合に、ブロードキャストMACIDを含んでいるLABは、セクタ内の全てのアクセス端末116、122によって復調することができる。
ここで図2を参照すると、特定のアクセス端末にリンク割り当てブロック(LAB)を宛てることを可能にするためにLABにインデックスを付けるシステム200が示されている。システム200は、1つ以上のアクセス端末(例えば、アクセス端末1 204、・・・、アクセス端末N 206、なおNは任意の整数であり得る)と通信することができる基地局202を含んでいる。基地局202は、共有LAB及び/又は非共有LABを順方向リンクによりアクセス端末204−206に送信することができる。一例によると、基地局202は共有制御チャネル(Shared Control Channel, SCCH)によりLABのセットを送ることができる。さらに、LABの内容(例えば、割り当てに関する情報)に基づいて、順方向リンク及び/又は逆方向リンク通信を、LABが宛てられたアクセス端末204−206と基地局202との間で実行することができる。
基地局202は、共有LABインデクサ208、非共有LABインデクサ210及びLAB送信機212をさらに含むことができる。フレームごとにLAB送信機212によって送信されるLABは、共有LABインデクサ208及び/又は非共有LABインデクサ210によってインデックスを付けることができる。共有LABインデクサ208は各共有LABにインデックスを付けることができ、非共有LABインデクサ210は各非共有LABにインデックスを付けることができる。例として、インデックスは、フレームに含まれている一連のLAB(例えば、共有LAB及び非共有LAB)を順序付けるために利用することができる。さらに、別々の共有LABインデクサ208及び非共有LABインデクサ210の代わりに、共通のLABインデクサ(示されていない)を利用することができると考えられる。共通のLABインデクサは、共有LAB及び非共有LABの両者にインデックスを付けることができる。インデックスを付けた後で、LABはLAB送信機212によって基地局202からアクセス端末204−206に送ることができる。
LAB送信機212によってフレームごとに転送されるLABは、共有LABインデクサ208及び非共有LABインデクサ210によって実施される様々なルールに従ってインデックスを付けることができる。LAB送信機212によって1つの物理(PHY)フレームで送信することができるLABの総数は、MaxNumLABs(例えば、MaxNumQPSKLABs、…)と称することができる。さらに、各PHYフレーム中の各LABは、共有LABインデクサ208及び/又は非共有LABインデクサ210によってインデックスを割り当てることができる。フレームに含まれているLABの総数のサブセットは、復号のために基地局202の受信可能エリア内の全てのアクセス端末204-206に宛てられている共有LABであってもよい。従って、各アクセス端末204−206は共有LABを復号することができる。共有LABの数はMaxNumSharedLABsと称することができる。
一例に従って、共有LABインデクサ208及び非共有LABインデクサ210は、セットf中のLABにインデックスを付けることができる。なお、f=0、・・・、MaxNumLABs−1である。セットfは2つのサブセット、すなわち共有LABのための第1のサブセットと、個別LAB(例えば、非共有LAB)のための第2のサブセットとを含むことができる。共有LABインデクサ208は、第1のサブセットの共有LABのインデックスを割り振ることができ、共有LABのインデックスはf=0、・・・、MaxNumSharedLABs−1であってもよい。第2のサブセットは、非共有LABインデクサ210によって割り付けられたインデックスを有することができ、第2のサブセットのためのインデックスはf=MaxNumSharedLABs、・・・、MaxNumLABsであってもよい。さらに、非共有LABインデクサ210は、アクセス端末204−206の能力に基づいて、第2のサブセットのインデックスを分割することができる。アクセスの端末の能力(例えば、アクセス端末の能力基準(capability measure)、・・・)は、特定のアクセス端末によって復号されるLABの数を示すことができる(例えば、全てのアクセス端末204−206が同様の数のLABを復号することができる、全てのアクセス端末204−206が異なる数のLABを復号することができる、少なくとも2つのアクセス端末204−206は同様の数のLABを復号することができるが、少なくとも1つの他のアクセス端末204−206は異なる数のLABを復号する、・・・)。例えば、アクセス端末の能力は、(例えば、メモリに保持されている、・・・)能力プロトコルに従って定義することができる。別の例として、アクセス端末204−206の能力は、(例えば、アクセス端末204−206、異なる基地局、ネットワーク、・・・から)非共有LABインデクサ210に通信することができる。
1つのアクセス端末(例えば、アクセス端末1 204、・・・、アクセス端末N 206)が復号することができる個別LABの最大数は、MaxNumIndivLABDecと称することができる。さらに、各アクセス端末204−206は対応するMACIDに関連付けられ、基地局202がアクセス端末204−206にMACIDを割り振ることができる(例えば、MACIDは、アクセス端末204−206に送られるアクセス許可メッセージの一部として、基地局202によって割り付けることができる)。MACIDは、例えば、セクタ別のアクセス端末識別子であってもよい。非共有LABインデクサ210は、特定のアクセス端末204−206のMACIDの関数として、特定のアクセス端末204−206を対象としたLABにインデックスを割り当てることができる。従って、MACID mを有する特定のアクセス端末(例えば、アクセス端末1 204、・・・)を対象としている個別LABは、次のようなMACIDのハッシュに基づいて、インデックスを割り付けることができる。MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)、・・・、MaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)。一例によると、特定のLAB(例えば、非共有LAB)は、MACID 0が割り当てられた特定のアクセス端末(例えば、アクセス端末1 204)に宛てることができる。しかしながら、請求項に係る内容は、アクセス端末1 204に非共有LABを送ること、又はそのアクセス端末1 204にMACID 0を割り当てることに制限されないと理解すべきである。さらに、MACID 0のハッシュは0であってもよい。従って、アクセス端末1 204は、MaxNumSharedLABsから、その能力(例えば、MaxNumIndivLABDec)とMaxNumSharedLABsとの和までのインデックスを有するLABを復号することができる。なお、能力とは、アクセス端末1 204が復号することができるLABの数である。従って、アクセス端末1 204に特定のLABを宛てるときに、非共有LABインデクサ210は、そのような範囲(例えば、MaxNumSharedLABs、・・・、MaxNumIndivLABDec+MaxNumSharedLABs)内で特定のLABにインデックスを割り付けることができる。さらに、LAB送信機212は、順方向リンクにより、対応するインデックスを有する特定のLAB(及び/又は任意の他のLAB)を送ることができる。
各アクセス端末204−206は、共有LAB復号器(例えば、アクセス端末1 204は共有LAB復号器1 214を含むことができ、・・・、アクセス端末Nは共有LAB復号器N 216を含むことができる)と、非共有LABサブセット復号器(例えば、アクセス端末1 204は非共有LABサブセット復号器1 218を含むことができ、・・・アクセス端末N 206は非共有LABサブセット復号器N 220を含むことができる)とをさらに含むことができる。共有LAB復号器214−216は、基地局202から取得した共有LABを復号することができる。より具体的には、共有LAB復号器214−216は、共有LABとして0からMaxNumSharedLABs−1までのインデックスを有するLABを識別することができる。さらに、共有LAB復号器214−216は、関連するインデックスの評価に基づいて共有LABであると識別されたLABを復号することができる。従って、基地局202によってカバーされている地理的エリア内の全てのアクセス端末204−206は、幾つか(例えば、MaxNumSharedLABs)の共有LABを復号することができる。
非共有LABサブセット復号器218−220は、非共有LABのそれぞれのサブセットを復号することができる。一例によると、非共有LABサブセット復号器1 218は、アクセス端末1 204の能力(例えば、MaxNumIndivLABDecと称することができるアクセス端末1 204によって復号される非共有LABの数)と、アクセス端末1 204に対応するMACIDのハッシュ関数とに基づいて、アクセス端末1 204にとって復号すべき非共有LABのサブセットを識別することができる。例えば、非共有LABサブセット復号器1 218は、MACIDのハッシュ及び能力の関数として、LABインデックスの範囲を決定することができる。範囲は、アクセス端末1 204によって復号することができる非共有LABの最大数に及ぶことができる。さらに、非共有LABサブセット復号器1 218は、決定された範囲内に入るインデックスを有するLABを復号することができる。さらに、復号のときに、非共有LABサブセット復号器1 214(及び/又は全体としてアクセス端末1 204)は、復号されるLABがアクセス端末1 204のMACIDを含んでいる(例えば、アクセス端末1 204のMACIDがこのLAB内で符号化されている)かどうかを評価することができる。そのMACIDがLABに含まれている場合には、アクセス端末1 204はLABの内容を利用することができる。そうではなく、LABがアクセス端末1 204のMACIDを含んでいない場合には、LABは用いることなく廃棄することができる。従来の技術でよく行われるように全て又は大部分の非共有LABではなく、非共有LABのサブセットを復号することによって、アクセス端末1 204は、アクセス端末1 204を対象としていない多くのLABを復号するのではなく、それに宛てられたデータを復号するために資源を節約することができる。上述は非共有LABサブセット復号器1 218及びアクセス端末1 204を記載しているが、任意の他の非共有LABサブセット復号器(例えば、非共有LABサブセット復号器N 220、・・・)及び/又はアクセス端末(例えば、アクセス端末M 206)は実質的に同様であってもよいと理解すべきである。
図3に移ると、無線通信環境において転送するためにリンク割り当てブロック(LAB)セグメント内でLABを編成するシステム300が示されている。システム300は、上述のような共有LABインデクサ208、非共有LABインデクサ210及びLAB送信機212を備えることができる基地局202を含んでいる。さらに、システム300はアクセス端末302(例えば、図2のアクセス端末1 204、図2のアクセス端末N 206、・・・)を含んでいる。1つのアクセス端末302が示されているが、システム300は、アクセス端末302と同様の任意の数のアクセス端末を含むことができると考えられる。アクセス端末302はさらに、共有LAB復号器304(例えば、図2の共有LAB復号器1 214、図2の共有LAB復号器N 216、・・・)、及び非共有LABサブセット復号器306(例えば、図2の非共有LABサブセット復号器1 218、図2の非共有LABサブセット復号器N 220、・・・)を含むことができる。
基地局202は、各LABを対応するLABセグメントに割り振るLABセグメント割り当て器308をさらに含むことができる。一例によると、LABセグメント割り当て器308は非共有LABインデクサ210と共に動作して、LABセグメント内でこのような非共有LABを編成することを可能にするために非共有LABに割り振るインデックスを決定することができる。LABセグメントは、1つ以上のLABを通信するOFDM資源(例えば、時間/周波数資源)である。LABセグメント割り当て器308は、共通の受信者(例えば、アクセス端末302、・・・)を対象としているLABを共通LABセグメントにグループ化する。例えば、アクセス端末302に宛てられた非共有LABは、LABセグメント割り当て器308によって一緒に集めて1つのLABセグメント(又は2つ以上のLABセグメント)に割り当てることができる。従って、アクセス端末302は、このLABセグメントにおいてアクセス端末302に宛てられた非共有LABを全て取得することができる。LABセグメント割り当て器308は、アクセス端末302に非共有LABを送るために利用されるLABセグメントの数を最小化することができる。従って、LABを復号する一方でアクセス端末302によって行なわれるLABセグメントに関連するチャネル推定の数を低減することができる。
アクセス端末302はハッシュ評価器310をさらに含むことができる。ハッシュ評価器310は、アクセス端末302のMACIDに基づいてハッシュ関数を分析する一方で、基地局202から送信されたLABを受信するために利用されるLABセグメントの数を最小化する。例えば、ハッシュ評価器310は、最少数のLABセグメントにおいて非共有LABのインデックスを整列させるためにハッシュ関数の出力を調整する。さらに、ハッシュ評価器310は、LABセグメント割り当て器308がLABセグメントに非共有LABをどのように割り付けたかを事前に知ることができる。
LABセグメントにLABを割り振るためにLABセグメント割り当て器308によって実施することができる例示的な技術を以下で提供する。LABセグメント割り当て器308は、アクセス端末302及び/又は任意の数の異なるアクセス端末(示されていない)のためのLABセグメントにLABを割り当てることができる。さらに、ハッシュ評価器310は、基地局202から取得したどのLABを復号すべきかを見分けるためにこの技術を用いることができる。例えば、アクセス端末302のMACIDが、2つのLABセグメントにわたって分散したある範囲のインデックスにハッシュする場合に、全てのLABが1つのLABセグメントに入ることができるように、ハッシュ関数を変更することができる。
この例によると、アクセス端末302は、0、・・・、min(MaxNumSharedLABs、MaxSCCHDecodedBlocks)−1の範囲においてiの値を有する順方向リンク共有制御チャネル(forward link Shared Control Channel, F-SCCH)のブロック(i,j)を復号することができる。jのインデックスは、1つの大きなLABの場合に0、2つのLABが1つのLABスロットで送られるときなどより小さな複数のLABの場合に0又は1であってもよい。さらに、MaxSCCHDecodedBlocks>MaxNumSharedLABs及びMaxNumQPSKLABs>MaxNumSharedLABsである場合、以下に従ってS(MACID)を定義することができる。共有されないLABの総数はMaxNumUnsharedLABsと称することができ、これはLABの最大数(例えば、MaxNumQPSKLABs)から共有LABの最大数(例えば、MaxNumSharedLABs)を引いたものに等しくなる。さらに、b=fPHY−HASH(MACID) mod MaxNumUnsharedLABsである。さらに、x=min(MaxSCCHDecodedBlocks−MaxNumSharedLABs、MaxNumUnsharedLABs)である。Lは、k以下のインデックスを有するLABセグメントに含まれている共有LABを除いたLABの総数であると定義することができる。例えば、共通セグメントはインデックス0を有することができ、第1のLABセグメントはインデックス1を有することができるが、請求項に係る内容はそのように制限されない。物理層プロトコルは、各セグメント中のLABの数とLABセグメント及び共通セグメントの概念とを指定することができる。さらに、sは、Ls−1<bを満たす最大の整数であってもよい。
b+x−1<Lである場合に、S(MACID)は{b,・・・,b+x−1}に等しいと定義することができる。x≦L−Ls−1及びb+x−1≧Lである場合に、S(MACID)は以下のように定義することができる。すなわち、MACIDの奇数値に対してS(MACID)={L,・・・,Ls−1+x−1}、さもなければS(MACID)={L−x,・・・,L−1}である。x>L−Ls−1及びb+x−1<MaxNumUnsharedLABsである場合に、S(MACID)は{b,・・・,b+x−1}に等しいと定義することができる。x>L−Ls−1及びb+x−1≧MaxNumUnsharedLABsである場合に、S(MACID)={b,・・・,MaxNumUnsharedLABs−1}∪{0,1,・・・,x−1−(MaxNumUnsharedLABs−b)}である。従って、アクセス端末302(例えば、ハッシュ評価器310によって与えられた評価に基づく共有LAB復号器304及び/又は非共有LABサブセット復号器306)は、上述で示したようにS(MACID)に属するiの値を有するF−SCCHブロック(MaxNumSharedLABs+i,j)を復号することができる。
図4−7を参照すると、無線通信環境において資源の利用を最適化するためにLABのインデックスを利用することに関する方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、方法は一連の動作として示され記載されているが、幾つかの動作は、1つ以上の実施形態に従って、ここに示され記載されている順序と異なる順序で及び/又は他の動作と同時に行うことができるので、方法は動作の順序によって制限されないと理解及び認識されるべきである。例えば、当業者は、代りに状態図のように一連の相互に関連する状態又はイベントとして方法を表すことができると理解及び認識するであろう。さらに、1つ以上の実施形態に従って方法を実施するために、例示された動作の全てが必要とされるわけではない。
図4に移ると、無線通信環境において制御メッセージを含むフレームを送ることを容易にする方法が示されている。402において、制御メッセージのセットにインデックスを割り当てることができる。例えば、制御メッセージはリンク割り当てブロック(LAB)であってもよい。さらに、制御メッセージのセットは共有LAB及び非共有LABを含むことができる。404において、制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信は、インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に制限することができる。一例によると、割り当てられたインデックスは、特定の対象受信者のアクセス端末に制御メッセージの特定のサブセットを宛てるために利用することができる。さらに、制御メッセージの各サブセットは、制御セグメントのセットに割り振られた時間−周波数資源グループのサブセット(例えば、タイル)に制限することができる。
図5を参照すると、無線通信環境において共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含むフレームを送ることを容易にする方法500が示されている。502において、フレーム中の共有LABにインデックスを割り当てることができる。共有LABは、セクタ中のアクセス端末によって復号することが意図されている。例えば、共有LABは、0からMaxNumSharedLABs−1までのインデックスを割り付けることができる。504において、それぞれの対象受信者のアクセス端末に対応する識別子のハッシュの関数として、フレーム中の非共有LABにインデックスを割り当てることができる。非共有LAB(例えば、個別LAB、・・・)は、(対象受信者のアクセス端末のグループではなく)特定の受信者のアクセス端末に宛てられたLABである。一例によると、識別子はMACIDであってもよい。さらに、インデックスは、アクセス端末の能力(例えば、所与のフレーム中の各アクセス端末によって復号することができる非共有LABの数、MaxNumIndivLABDec、・・・)に基づいて、非共有LABに割り当てることができる。別の例として、識別子のハッシュは、非共有LABに対するインデックスの割り当てを最適化するために調整することができる。すなわち、インデックスの割り当ては、共通のアクセス端末に宛てられた非共有LABが通信されるLABセグメントの数を最小化するために、調整されたハッシュに基づいて変更することができる。506において、割り当てられたインデックスに従って順序付けられた共有LAB及び非共有LABを含むフレームを送信することができる。例えば、フレームは順方向リンク共有制御チャネル(F−SCCH)により通信することができるが、請求項に係る内容はそのように制限されない。さらに、共有LAB及び/又は非共有LABは、(例えば、利用される帯域幅、及びそのような帯域幅で用いるパケットフォーマット、・・・に関する)割り当てに関する情報を受信者のアクセス端末に提供することができる。従って、順方向リンク及び/又は逆方向リンク通信は、送信される共有LAB及び非共有LABに基づいて実施することができる。
図6を参照すると、無線通信環境において制御メッセージのサブセットを復号することを容易にする方法600が示されている。602において、インデックスを付けられた制御メッセージのセットを受信することができる。制御メッセージは、例えばリンク割り当てブロック(LAB)であってもよい。さらに、共有LAB及び/又は非共有LABを取得することができる。604において、対応するインデックスに基づいて識別されたインデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号することができる。対応するインデックスは、受信者アクセス端末の識別子のハッシュ及び/又は受信者アクセス端末の能力に基づいて決定することができる。さらに、復号された制御メッセージのサブセットは、インデックスを付けられた制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループのサブセット(例えば、タイル)に制限することができる。
ここで図7に移ると、無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを容易にする方法700が示されている。702において、インデックスを付けられたLABを含むフレームをアクセス端末において受信することができる。インデックスを付けられたLABは、共有LAB及び非共有LAB(例えば、個別LAB、・・・)を含むことができる。さらに、フレーム中のLABの各々に関連付けられたインデックスは見分けることができる(例えば、LABはf=0、・・・、MaxNumLABs−1によってインデックスを付けることができる)。704において、第1の範囲のインデックスに基づいて識別された共有LABを復号することができる。共有LABは、アクセス端末と共通セクタ中の他のアクセス端末とによって復号することができる。さらに、第1の範囲のインデックスは、0から、共有LABの最大数から1を引いたものまで(例えば、0、・・・、MaxNumSharedLABs−1)であってもよい。706において、第2の範囲のインデックスは、アクセス端末に対応する識別子のハッシュに少なくとも部分的に基づいて決定することができる。第2の範囲のインデックスは、フレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含むことができる。識別子は、例えばアクセス端末のMACIDであり得る。さらに、第2の範囲のインデックスは、アクセス端末の能力(例えば、所与のフレーム中のアクセス端末によって復号することができる非共有LABの数、MaxNumIndivLABDec、・・・)に基づいて生成することができる。従って、第2の範囲のインデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)、・・・、MaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndividLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)であってもよい。別の例として、識別子のハッシュは、第2の範囲のインデックスを操作するために調整することができる。この例に従って、第2の範囲のインデックスの操作により、非共有LABを最少数のLABセグメント(例えば、1つのLABセグメント、2つのLABセグメント、・・・)で取得することができる。なお、LABセグメントはOFDM資源である。708において、第2の範囲のインデックスに基づいて識別された非共有LABを復号することができる。例えば、復号するときに、非共有LABに組み込まれている識別子(例えば、対象受信者のアクセス端末を示す)を認識して、アクセス端末に対応する識別子と比較することができる。識別子が一致する場合に、アクセス端末はLABの内容を使用することができ、そうでなければ、アクセス端末はLABの内容を無視することができる。
ここに記載されている1つ以上の態様に従って、LABを通信するためにインデックスを用いることに関して推論(inference)を行うことができることが理解されるであろう。ここで使用されているように、「推論する」又は「推論」との用語は概して、イベント及び/又はデータによってとらえられる1組の観察結果から、システム、環境及び/又はユーザの状態に関して推理又は推論するプロセスを指す。推論は、例えば、特定の状況又は動作を識別するために用いられるか、あるいは状態についての確率分布を生成することができる。推論は見込み(probabilistic)、すなわちデータ及びイベントの検討に基づく、対象とする状態についての確率分布の計算結果であることがある。推論は、1組のイベント及び/又はデータからより高いレベルのイベントを構成するために用いられる技術を指すこともできる。イベントが近い時間で相関していても、並びにイベント及びデータが1つ又は幾つかのイベント及びデータソースから来ていても、このような推論は、1組の観察されたイベント及び/又は記憶されたイベントデータから新たなイベント又は動作の構成をもたらす。
一例によると、上述で提示された1つ以上の方法は、LABに割り当てるインデックスの選択に関して推論を行うことを含むことができる。さらなる例として、LABセグメント内で特定の受信者を対象としているLABをどのように最適化するかを決定することに関して推論を行うことができる。上述の例は本質的に例示的であって、ここに記載されている様々な実施形態及び/又は方法に関連して行われる推論のやり方又は行うことができる推論の数を制限することを意図していないと理解されるであろう。
図8は、無線通信システムにおいてインデックスを付けられたリンク割り当てブロック(LAB)を利用することを容易にするアクセス端末800の例である。アクセス端末800は、例えば受信アンテナ(示されていない)から信号を受信して、受信信号に通常の操作(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバートなど)を行って、調整された信号をディジタル化して、サンプルを取得する受信機802を備える。受信機802は、例えばMMSE受信機であってもよく、復調器804を備えることができ、復調器804は受信シンボルを復調して、チャネル推定のためにプロセッサ806にそれらを提供することができる。プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報の分析及び/又は送信機816によって送信する情報の生成に専用のプロセッサ、アクセス端末800の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサ、及び/又は受信機802によって受信された情報を分析し、送信機816によって送信する情報を生成し、アクセス端末800の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサであってもよい。
アクセス端末800はメモリ808をさらに備えることができ、メモリ808はプロセッサ806に動作上接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、アクセス端末800に割り当てられた識別子、取得されたLABに関する情報、及び取得されたLABを復号するかどうかを選択するための任意の他の適切な情報を記憶することができる。メモリ808は、LABを復号するか、及び/又は復号されたLABの内容を利用するかどうかを解読することに関連するプロトコル及び/又はアルゴリズムをさらに記憶することができる。
ここに記載されているデータ記憶装置(例えば、メモリ808)は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリの何れかであってもよく、あるいは揮発性及び不揮発性メモリの両者を含んでもよいと理解されるであろう。制限ではなく例示として、不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(read only memory, ROM)、プログラム可能なROM(programmable ROM, PROM)、電気的にプログラム可能なROM(electrically programmable ROM, EPROM)、電気的に消去可能なPROM(electrically erasable PROM, EEPROM)又はフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)を含むことができ、これは外部キャッシュメモリの役割をする。制限ではなく例示として、RAMは、同期RAM(synchronous RAM, SRAM)、ダイナミックRAM(dynamic RAM, DRAM)、同期DRAM(synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(double data rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張SDRAM(enhanced SDRAM, ESDRAM)、シンクリンクDRAM(Synchlink DRAM, SLDRAM)及び直接ラムバスRAM(direct Rambus RAM, DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。対象のシステム及び方法のメモリ808は、これら及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、それらに制限されない。
受信機802はさらに、受信機802によって取得された共有LABを復号する共有LAB復号器810に動作上接続される。共有LAB復号器810は、受信フレームに含まれているLABが共有LABであるかどうかを識別することができる。例えば、共有LAB復号器810は、LABが共有LABであるかどうかを解読するためにLABに関連付けられたインデックスを分析することができる。さらに、共有LAB復号器810は、共有LABに含まれている復号されたデータを用いることができる。さらに、受信機802は、受信機802によって取得された非共有LABを復号する非共有LABサブセット復号器812に動作上接続することができる。非共有LABサブセット復号器812は、アクセス端末800に関連する識別子のハッシュ関数及び/又はアクセス端末800の能力に基づいて、アクセス端末800に対応するインデックスのサブセットを決定することができる。さらに、非共有LABサブセット復号器812は、インデックスのサブセットに対応するLAB(例えば、非共有LAB、個別LAB、・・・)を復号することができる。さらに、非共有LABサブセット復号器812は、(例えば、LABにおいてスクランブルされている識別子を評価することによって、・・・)アクセス端末800が対象受信者であるかどうかを決定するために、各復号されたLABの内容を分析することができる。アクセス端末800はさらに、変調器814と、例えば基地局、別のアクセス端末などへ信号を送信する送信機816とを備える。プロセッサ806と別々に示されているが、共有LAB復号器810、非共有LABサブセット復号器812及び/又は変調器814は、プロセッサ806の一部又は幾つかのプロセッサ(示されていない)であってもよいと理解すべきである。
図9は、無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを付けることを容易にするシステム900の例である。システム900は、1つ以上のアクセス端末904から複数の受信アンテナ906を通して信号を受信する受信機910と、1つ以上のアクセス端末904に送信アンテナ908を通して送信する送信機922とを有する基地局902(例えば、アクセスポイント、・・・)を備える。受信機910は受信アンテナ906から情報を受信することができ、受信情報を復調する復調器912に動作上関連付けられている。復調されたシンボルはプロセッサ914によって分析され、プロセッサ914は、図8に関連して上述で説明したプロセッサに類似していてもよく、メモリ916に接続され、メモリ916はアクセス端末識別子(例えば、MACID、・・・)に関する情報、アクセス端末904(又は異なる基地局(示されていない))に送信されるか又はそこから受信されたデータ(例えば、LAB)、及び/又はここに示されている様々な動作及び機能の実行に関する任意の他の適切な情報を記憶する。プロセッサ914はさらに共有LABインデクサ918に接続され、第1のサブセットのLABが複数のアクセス端末904間で共有されることが意図されている場合に、共有LABインデクサ918は、フレームからの第1のサブセットのLAB(例えば、共有LAB)にインデックスを割り当てる。
共有LABインデクサ818は非共有LABインデクサ920に動作上接続することができ、非共有LABインデクサ920は第2のサブセットのLAB(例えば、非共有LAB、個別LAB、・・・)にインデックスを割り当てる。さらに、非共有LABインデクサ920は、複数のアクセス端末904からの対象受信者のアクセス端末に対応する識別子(例えば、MACID、・・・)のハッシュに基づいて、インデックスの割り当てをすることができる。さらに、非共有LABインデクサ920は、インデックスを割り付けるときに対象受信者のアクセス端末の能力を考慮することができる。さらに、非共有LABインデクサ920(及び/又は共有LABインデクサ818)は、対応するインデックスに従って順序付けたLABのフレームを変調器922に提供することができる。変調器922は、送信機926によってアンテナ908を通してアクセス端末904に送信するフレームを多重化することができる。プロセッサ914と別々に示されているが、共有LABインデクサ918、非共有LABインデクサ920及び/又は変調器922は、プロセッサ914の一部又は幾つかのプロセッサ(示されていない)であってもよいと理解すべきである。
図10は例示的な無線通信システム1000を示している。無線通信システム1000は、簡潔にするために、1つの基地局1010と1つのアクセス端末1050とを示している。しかしながら、システム1000は2つ以上の基地局及び/又は2つ以上のアクセス端末を含むことができると理解すべきであり、追加の基地局及び/又はアクセス端末は、以下に記載する例示的な基地局1010及びアクセス端末1050と実質的に同様であっても又は異なっていてもよい。さらに、基地局1010及び/又はアクセス端末1050は、それらの間の無線通信を容易にするために、ここに記載されているシステム(図1−3、8−9及び11−12)及び/又は方法(図4−7)を用いることができると理解すべきである。
基地局1010において、幾つかのデータストリームのトラフィックデータは、データソース1012から送信(transmit, TX)データプロセッサ1014に提供される。一例によると、各データストリームはそれぞれのアンテナにより送信することができる。TXデータプロセッサ1014はトラフィックデータストリームを、そのデータストリームのために選択された特定の符号化方式に基づいてフォーマットし、符号化し、インターリーブして、符号化されたデータを提供する。
各データストリームの符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用してパイロットデータと多重化することができる。さらに又はその代わりに、パイロットシンボルは周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)又は符号分割多重化(CDM)であってもよい。パイロットデータは一般に、既知のやり方で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末1050において使用することができる。各データストリームの多重化されたパイロット及び符号化されたデータは、そのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、二位相偏移変調(binary phase-shift keying, BPSK)、四位相偏移変調(quadrature phase-shift keying, QPSK)、M位相偏移変調(M-phase-shift keying, M-PSK)、M直交振幅変調(M-quadrature amplitude modulation, M-QAM)など)に基づいて変調(例えば、シンボルマップ)されて、変調シンボルを提供することができる。各データストリームのデータレート、符号化及び変調は、プロセッサ1030によって行なわれる又は提供される命令によって決定することができる。
データストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ1020に提供され、TX MIMOプロセッサ1020は(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ1020は次に、N個の変調シンボルストリームをN個の送信機(transmitter, TMTR)1022a乃至1022tに提供する。様々な実施形態において、TX MIMOプロセッサ1020は、データストリームのシンボルと、シンボルを送信するアンテナとにビームフォーミングの重みを加える。
各送信機1022は、それぞれのシンボルストリームを受信及び処理して1つ以上のアナログ信号を提供して、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタリング及びアップコンバート)して、MIMOチャネルによる送信に適した変調された信号を提供する。さらに、送信機1022a乃至1022tからのN個の変調された信号は、N個のアンテナ1024a乃至1024tからそれぞれ送信される。
アクセス端末1050において、送信された変調信号は、N個のアンテナ1052a乃至1052rによって受信され、各アンテナ1052からの受信信号は、それぞれの受信機(receiver, RCVR)1054a乃至1054rに提供される。各受信機1054はそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅及びダウンコンバート)して、調整された信号をディジタル化してサンプルを提供して、さらにサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ1060は、N個の受信機1054からN個の受信シンボルストリームを受信して特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボルストリームを提供することができる。RXデータプロセッサ1060は、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号し、データストリームのトラフィックデータを回復することができる。RXデータプロセッサ1060による処理は、基地局1010におけるTX MIMOプロセッサ1020及びTXデータプロセッサ1014によって行なわれる処理と相補的である。
プロセッサ1070は、既に記載したようにどの利用可能な技術を用いるかを周期的に決定することができる。さらに、プロセッサ1070は、行列の指数部分及び階数値部分を備えた逆方向リンクメッセージを作ることができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンク及び/又は受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース1036から幾つかのデータストリームのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、送信機1054a乃至1054rによって調整され、基地局1010に送り返される。
基地局1010において、アクセス端末1050からの変調された信号は、アンテナ1024によって受信され、受信機1022によって調整され、復調器1040によって復調され、RXデータプロセッサ1042によって処理され、アクセス端末1050によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。さらに、プロセッサ1030は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミングの重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定することができる。
プロセッサ1030及び1070はそれぞれ、基地局1010及びアクセス端末1050における動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ1030及び1070は、プログラムコード及びデータを記憶するメモリ1032及び1072に関連付けることができる。プロセッサ1030及び1070はそれぞれ、アップリンク及びダウンリンクのための周波数及びインパルス応答推定値を導き出す計算も行うことができる。
ここに記載されている実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はその任意の組合せで実施することができると理解すべきである。ハードウェアの実施において、処理ユニットは1つ以上の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ディジタル信号処理デバイス(digital signal processing device, DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device, PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに記載されている機能を実行するために設計された他の電子ユニット、又はその組合せの中で実施することができる。
実施形態がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、あるいはマイクロコード、プログラムコード又はコードセグメントにおいて実施されるとき、これらは記憶コンポーネントのような機械読出し可能媒体に記憶することができる。コードセグメントは手続き、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造又はプログラム文の任意の組合せを表わすことができる。コードセグメントは、情報、データ、引き数、パラメータ又はメモリ内容をパス及び/又は受信することによって、別のコードセグメント又はハードウェア回路に接続することができる。情報、引き数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパス、トークンパス、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を使用して、パス、転送又は送信することができる。
ソフトウェアの実施において、ここに記載されている技術は、ここに記載されている機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能など)を用いて実施することができる。ソフトウェアコードはメモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットはプロセッサ内に構成されるか、又はプロセッサの外部に構成することができ、その場合は技術的に知られている様々な手段によってプロセッサに通信上接続することができる。
図11を参照すると、無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを割り当てて、それに基づいてLABを編成することを可能にするシステム1100が示されている。例えば、システム1100は、基地局内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1100は機能ブロックを含んでいるように表わされており、それはプロセッサ、ソフトウェア、又はその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表わす機能ブロックであってもよいと理解すべきである。システム1100は、連携して動作することができる電気コンポーネント(electrical component)の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、共有LABにインデックスを割り振る電気コンポーネント1104を含むことができる。さらに、論理グループ1102は、アクセス端末の能力とそれぞれの対象受信者のアクセス端末の識別子のハッシュとに基づいて、非共有LABにインデックスを割り付ける電気コンポーネント1106を備えることができる。さらに、論理グループ1102は、割り当てられたインデックスに基づいて編成された共有LAB及び非共有LABを送る電気コンポーネント1108を含むことができる。例えば、共有LAB及び非共有LABはフレーム内で編成することができる。さらに、システム1100は、電気コンポーネント1104、1106及び1108に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1110を含むことができる。メモリ1110の外部にあるように示されているが、電気コンポーネント1104、1106及び1108の1つ以上がメモリ1110内に存在することができると理解すべきである。
図12に移ると、無線通信環境において受信リンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを可能にするシステム1200が示されている。システム1200は、例えば、アクセス端末内に存在することができる。示されているように、システム1200は、プロセッサ、ソフトウェア、又はその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表わすことができる機能ブロックを含んでいる。システム1200は、連携して動作することができる電気コンポーネントの論理グループ1202を含んでいる。論理グループ1202は、第1の範囲のインデックスに基づいて認識された共有LABを復調する電気コンポーネント1204を含むことができる。さらに、論理グループ1202は、アクセス端末識別子のハッシュとアクセス端末の能力基準とに基づいて、第2の範囲のインデックスを識別する電気コンポーネント1206を含むことができる。例えば、アクセス端末の識別子は、アクセス端末に対応するMACIDであってもよく、アクセス端末の能力基準は、アクセス端末が復調することができる非共有LABの数であってもよい。さらに、論理グループ1202は、第2の範囲のインデックスに基づいて認識された非共有LABを復調する電気コンポーネント1208を含むことができる。さらに、システム1200は、電気コンポーネント1204、1206及び1208に関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ1210を含むことができる。メモリ1210の外側にあるように示されているが、電気コンポーネント1204、1206及び1208はメモリ1210内に存在することができると理解すべきである。
上述は1つ以上の実施形態の例を含んでいる。上述の実施形態を記載する目的でコンポーネント又は方法の考えられる組合せを全て記載することは当然に不可能であるが、当業者は様々な実施形態の多くのさらなる組合せ及び置換が可能であると認識し得る。従って、記載された実施形態は、添付の請求項の意図及び範囲内に入る変更、修正及びバリエーションを全て包含することが意図されている。さらに、「含む(include)」との用語が詳細な説明又は請求項の何れかで使用されている限りにおいて、「備える(comprising)」が請求項において移行詞(transitional word)として用いられている場合に解釈されるときの「備える(comprising)」との用語と同様に、「含む(include)」との用語は包括することを意図している。
100,1000・・・無線通信システム、102,902,1010・・・基地局、104,106,108,110,112,114,1024,1052・・・アンテナ、116,122,800,1050・・・アクセス端末、118,124・・・順方向リンク、120,126・・・逆方向リンク、200・・・LABにインデックスを付けるシステム、300・・・LABセグメント内でLABを編成するシステム、500・・・無線通信環境において共有及び非共有LABを含むフレームを送ることを容易にする方法、600・・・無線通信環境において制御メッセージのサブセットを復号することを容易にする方法、700・・・無線通信環境においてLABのサブセットを復号することを容易にする方法、900・・・無線通信環境においてLABにインデックスを付けることを容易にするシステム、1100・・・無線通信環境においてLABにインデックスを割り当てて、それに基づいてLABを編成することを可能にするシステム、1102,1202・・・電気コンポーネントの論理グループ、1200・・・無線通信環境において受信LABのサブセットを復号することを可能にするシステム。

Claims (71)

  1. 無線通信環境において制御メッセージを含むフレームを送ることを容易にする方法であって、
    制御メッセージのセットにインデックスを割り当てるステップと、
    前記インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限するステップ
    とを備える、方法。
  2. 前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループの対応するサブセットに前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの各々を制限するステップをさらに備える、請求項1の方法。
  3. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含み、
    フレーム中の共有LABにインデックスを割り当てるステップと、
    前記それぞれの対象受信者のアクセス端末に対応する識別子のハッシュの関数として、前記フレーム中の非共有LABにインデックスを割り当てるステップと、
    前記割り当てられたインデックスに従って順序付けられた前記共有LAB及び前記非共有LABを含む前記フレームを送信するステップ
    とをさらに備える、請求項1の方法。
  4. 前記共有LABに割り当てられた前記インデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項3の方法。
  5. アクセス端末の能力と前記識別子の前記ハッシュとに基づいて、前記フレーム中の前記非共有LABに前記インデックスを割り当てるステップをさらに備える、請求項3の方法。
  6. 前記識別子は、前記それぞれの対象受信者のアクセス端末に対応するMACIDである、請求項5の方法。
  7. 前記非共有LABに割り当てられた前記インデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、1つのアクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理(PHY)フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項6の方法。
  8. 共通のアクセス端末に宛てられた非共有LABが通信されるLABセグメントの数を最小化することによって前記非共有LABのためのインデックスの割り当てを最適化するために前記識別子の前記ハッシュを調整するステップをさらに備える、請求項3の方法。
  9. 順方向リンク共有制御チャネル(F−SCCH)により前記フレームを送信するステップをさらに備える、請求項3の方法。
  10. 前記共有LAB及び前記非共有LABは、帯域幅又はパケットフォーマットの少なくとも一方に関係する割り当てに関する情報を提供する、請求項3の方法。
  11. 制御メッセージのセットにインデックスを割り当てて、前記インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限することに関する命令を保持するメモリと、
    前記メモリに保持されている前記命令を実行するように構成された、前記メモリに接続された、プロセッサ
    とを備える、無線通信装置。
  12. 前記メモリは、前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループの対応するサブセットに前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの各々を制限することに関する命令をさらに保持する、請求項11の無線通信装置。
  13. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含み、前記メモリは、物理フレーム中の共有LABにインデックスを割り振って、前記それぞれの対象受信者のアクセス端末に対応するMACIDのハッシュの関数として、前記物理フレーム中の個別LABにインデックスを割り振って、前記割り振られたインデックスに従って順序付けられた前記共有LAB及び前記個別LABを含む前記物理フレームを送信することに関する命令をさらに保持する、請求項11の無線通信装置。
  14. 前記共有LABに割り振られた前記インデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項13の無線通信装置。
  15. 前記メモリは、アクセス端末の能力と前記MACIDの前記ハッシュとに基づいて、前記物理フレーム中の前記個別LABに前記インデックスを割り振ることに関する命令をさらに保持する、請求項13の無線通信装置。
  16. 前記個別LABに割り振られた前記インデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、1つのアクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項15の無線通信装置。
  17. 前記メモリは、共通のアクセス端末に宛てられた個別LABが通信されるLABセグメントの数を最小化することによって前記個別LABのためのインデックスの割り振りを最適化するために前記MACIDの前記ハッシュを調整することに関する命令をさらに保持する、請求項13の無線通信装置。
  18. 前記共有LAB及び前記個別LABは、帯域幅又はパケットフォーマットの少なくとも一方に関係する割り当てに関する情報を提供する、請求項13の無線通信装置。
  19. 無線通信環境においてリンク割り当てブロック(LAB)にインデックスを割り当てて、それに基づいてLABを編成することを可能にする無線通信装置であって、
    共有LABにインデックスを割り振る手段と、
    アクセス端末の能力とそれぞれの対象受信者のアクセス端末の識別子のハッシュとに基づいて、非共有LABにインデックスを割り付ける手段と、
    前記割り当てられたインデックスに基づいて編成された前記共有LAB及び前記非共有LABを送る手段
    とを備える、無線通信装置。
  20. 時間−周波数資源グループのそれぞれの対応するサブセットに共有LAB及び非共有LABのサブセットの転送を制限する手段をさらに備える、請求項19の無線通信装置。
  21. 前記共有LABに割り振られた前記インデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項19の無線通信装置。
  22. 前記識別子は前記それぞれの対象受信者のアクセス端末のMACIDである、請求項19の無線通信装置。
  23. 前記非共有LABに割り付けられた前記インデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、1つのアクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項22の無線通信装置。
  24. 共通のアクセス端末に宛てられた非共有LABが通信されるLABセグメントの数を最小化することによって前記非共有LABのためのインデックスの割り振りを最適化するために前記識別子の前記ハッシュを変更する手段をさらに備える、請求項19の無線通信装置。
  25. 前記共有LAB及び前記非共有LABは割り当てに関する情報を提供する、請求項19の無線通信装置。
  26. 制御メッセージのセットにインデックスを割り当てて、
    前記インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限する、
    機械実行可能命令を記憶させた機械読み出し可能媒体。
  27. 前記機械実行可能命令は、前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループの対応するサブセットに前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの各々を制限することをさらに備える、請求項26の機械読み出し可能媒体。
  28. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含む、請求項26の機械読み出し可能媒体。
  29. 前記機械実行可能命令は、
    フレーム中の共有LABにインデックスを割り当てて、
    アクセス端末の能力と前記それぞれの対象受信者のアクセス端末の識別子のハッシュとに基づいて、前記フレーム中の非共有LABにインデックスを割り当てて、
    前記インデックスに基づいて、前記フレームに前記共有LAB及び前記非共有LABを配置して、
    前記配置された共有LABおよび非共有LABを有するフレームを送ること
    をさらに備える、請求項28の機械読み出し可能媒体。
  30. 前記共有LABに割り当てられた前記インデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項29の機械読み出し可能媒体。
  31. 前記識別子は前記それぞれの対象受信者のアクセス端末のMACIDである、請求項29の機械読み出し可能媒体。
  32. 前記非共有LABに割り当てられた前記インデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までのサブセット中にあり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、1つのアクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項31の機械読み出し可能媒体。
  33. 前記機械実行可能命令は、共通のアクセス端末に宛てられた非共有LABが通信されるLABセグメントの数を最小化することによって前記非共有LABのためのインデックスの割り振りを最適化するために前記識別子の前記ハッシュを変更することをさらに備える、請求項29の機械読み出し可能媒体。
  34. 無線通信システムにおいて、
    制御メッセージのセットにインデックスを割り当てて、
    前記インデックスに基づいて、それぞれの対象受信者のアクセス端末に前記制御メッセージのそれぞれのサブセットの送信を制限する
    ように構成されたプロセッサ、
    を備える装置。
  35. 無線通信環境において制御メッセージのサブセットを復号することを容易にする方法であって、
    インデックスを付けられた制御メッセージのセットを受信するステップと、
    対応するインデックスに基づいて識別された前記インデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号するステップ
    とを備える、方法。
  36. 前記復号される制御メッセージのサブセットは、前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループのサブセットに制限される、請求項35の方法。
  37. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含み、
    インデックスを付けられたLABを含むフレームをアクセス端末において受信するステップと、
    第1の範囲のインデックスに基づいて識別された共有LABを復号するステップと、
    前記アクセス端末に対応する識別子のハッシュに少なくとも部分的に基づいて、第2の範囲のインデックスを決定するステップと、
    前記第2の範囲のインデックスに基づいて識別された非共有LABを復号するステップ
    とをさらに備える、請求項35の方法。
  38. 前記第1の範囲のインデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項37の方法。
  39. 前記識別子は前記アクセス端末のMACIDである、請求項37の方法。
  40. 前記アクセス端末の能力と前記MACIDの前記ハッシュとに基づいて、前記第2の範囲のインデックスを決定するステップをさらに備える、請求項39の方法。
  41. 前記第2の範囲のインデックスは、基地局によって送られた前記フレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含む、請求項40の方法。
  42. 前記第2の範囲のインデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、前記アクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項40の方法。
  43. LABセグメントがOFDM資源である最少数のLABセグメントにおいて非共有LABが取得されることを可能にするように前記第2の範囲のインデックスを操作するために前記識別子の前記ハッシュを調整するステップをさらに備える、請求項37の方法。
  44. 前記アクセス端末が前記非共有LABの各々のための対象受信者であるかどうかを認識するために前記非共有LABに組み込まれた識別子を評価するステップをさらに備える、請求項37の方法。
  45. インデックスを付けられた制御メッセージのセットを取得して、対応するインデックスに基づいて識別された前記インデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号することに関する命令を保持するメモリと、
    前記メモリに保持されている前記命令を実行するように構成された、前記メモリに接続された、プロセッサ
    とを備える、無線通信装置。
  46. 前記復号される制御メッセージのサブセットは、前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループのサブセットに制限される、請求項45の無線通信装置。
  47. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含み、前記メモリは、LABを含むフレームを取得して、第1の範囲のインデックスに基づいて認識された共有LABを復号して、アクセス端末に対応するMACIDのハッシュの関数として、第2の範囲のインデックスを解読して、前記第2の範囲のインデックスに基づいて認識された非共有LABを復号することに関する命令をさらに保持する、請求項45の無線通信装置。
  48. 前記第1の範囲のインデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項47の無線通信装置。
  49. 前記メモリは、前記アクセス端末の能力基準と前記MACIDの前記ハッシュとに基づいて、前記第2の範囲のインデックスを解読することに関する命令をさらに保持する、請求項47の無線通信装置。
  50. 前記第2の範囲のインデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、前記アクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項49の無線通信装置。
  51. 前記第2の範囲のインデックスは、前記フレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含む、請求項47の無線通信装置。
  52. 前記メモリは、LABセグメントがOFDM資源である最少数のLABセグメントにおいて非共有LABが取得されることを可能にするように前記第2の範囲のインデックスを操作するために前記MACIDの前記ハッシュを調整することに関する命令をさらに保持する、請求項47の無線通信装置。
  53. 前記メモリは、前記アクセス端末が前記非共有LABの各々のための対象受信者であるかどうかを認識するために前記アクセス端末のMACIDと前記非共有LAB中の符号化されたMACIDとを比較することに関する命令をさらに保持する、請求項47の無線通信装置。
  54. 無線通信環境において受信リンク割り当てブロック(LAB)のサブセットを復号することを可能にする無線通信装置であって、
    第1の範囲のインデックスに基づいて認識された共有LABを復調する手段と、
    アクセス端末の識別子のハッシュとアクセス端末の能力基準とに基づいて、第2の範囲のインデックスを識別する手段と、
    前記第2の範囲のインデックスに基づいて認識された非共有LABを復調する手段
    とを備える、無線通信装置。
  55. 前記復調された非共有LABは時間−周波数資源グループのサブセットに制限される、請求項54の無線通信装置。
  56. 前記第1の範囲のインデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復調されるLABの最大数を示す、請求項54の無線通信装置。
  57. 前記アクセス端末の識別子はMACIDであり、前記第2の範囲のインデックスはMaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復調されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、アクセス端末が復調する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項54の無線通信装置。
  58. 前記第2の範囲のインデックスは、前記フレーム中の非共有LABに対応する総数よりも少ないインデックスを含む、請求項54の無線通信装置。
  59. LABセグメントがOFDM資源である最少数のLABセグメントにおいて非共有LABが取得されることを可能にするように前記第2の範囲のインデックスを操作するために前記アクセス端末の識別子の前記ハッシュを調整する手段をさらに備える、請求項54の無線通信装置。
  60. 前記アクセス端末が前記非共有LABの各々のための対象受信者であるかどうかを認識するために前記アクセス端末の識別子と前記非共有LAB中の符号化された識別子とを比較する手段をさらに備える、請求項54の無線通信装置。
  61. インデックスを付けられた制御メッセージのセットを受信して、
    対応するインデックスに基づいて識別された前記インデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号する
    機械実行可能命令を記憶させた機械読み出し可能媒体。
  62. 前記復号される制御メッセージのサブセットは、前記制御メッセージのセットに割り振られた時間−周波数資源グループのサブセットに制限される、請求項61の機械読み出し可能媒体。
  63. 前記制御メッセージは共有及び非共有リンク割り当てブロック(LAB)を含む、請求項61の機械読み出し可能媒体。
  64. 前記機械実行可能命令は、
    LABを含むフレームを取得して、
    第1の範囲のインデックスに基づいて認識された共有LABを復号して、
    アクセス端末に対応するMACIDのハッシュの関数として、第2の範囲のインデックスを解読して、
    前記第2の範囲のインデックスに基づいて認識された非共有LABを復号する
    ことをさらに備える、請求項63の機械読み出し可能媒体。
  65. 前記第1の範囲のインデックスは、0からMaxNumSharedLABs−1までであり、MaxNumSharedLABsは複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示す、請求項64の無線通信装置。
  66. 前記機械実行可能命令は、前記アクセス端末の能力基準と前記MACIDの前記ハッシュとに基づいて、前記第2の範囲のインデックスを解読することをさらに備える、請求項64の機械読み出し可能媒体。
  67. 前記第2の範囲のインデックスは、MaxNumSharedLABs+fHASH(MACID)からMaxNumSharedLABs+(fHASH(MACID)+MaxNumIndivLABDec−1)mod(MaxNumLABs−MaxNumSharedLABs)までであり、MaxNumSharedLABsは、複数のアクセス端末によって復号されるLABの最大数を示し、MaxNumIndivLABDecは、前記アクセス端末が復号する非共有LABの最大数を示し、MaxNumLABsは、1つの物理フレームで送信されるLABの最大数を示す、請求項66の機械読み出し可能媒体。
  68. 前記第2の範囲のインデックスは、前記フレーム中の非共有LABに対応する全てのインデックスよりも少ないインデックスを含む、請求項64の機械読み出し可能媒体。
  69. LABセグメントがOFDM資源である最少数のLABセグメントにおいて非共有LABが取得されることを可能にするように前記第2の範囲のインデックスを操作するために前記MACIDの前記ハッシュを調整することをさらに備える、請求項64の機械読み出し可能媒体。
  70. 前記機械実行可能命令は、前記アクセス端末が前記非共有LABの各々のための対象受信者であるかどうかを認識するために前記アクセス端末の前記MACIDと前記非共有LAB中の符号化されたMACIDとを比較することをさらに備える、請求項64の機械読み出し可能媒体。
  71. 無線通信システムにおいて、
    インデックスを付けられた制御メッセージのセットを取得して、
    対応するインデックスに基づいて識別された前記インデックスを付けられた制御メッセージのサブセットを復号する
    ように構成されたプロセッサ、
    を備える装置。
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