JP2010514340A - 通信ネットワークの物理トポロジを発見する方法 - Google Patents

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Abstract

ネットワーク(NW1)は、スパニング・ツリー(ST1)におけるリンク(PL1)及び遮断されたインタフェースへのリンク(PL2)によって相互に接続された、スイッチ(S1−S7)、ルータ(R1−R4)及び管理ノード(NMS1)を有する。スイッチ及びルータは、管理ノードのIPアドレスを有する。ノードは、管理ノード(NMS1)がpingメッセージ(PiI)をブロードキャストすることによって発見され、応答(RPiI)を受けて、当該ノードをトポロジへ追加される。管理ノードがスイッチからアドレス転送テーブルを取り出して、ランキング値をそれらに割り当てることによって、スパニング・ツリー(ST1)が発見される。低くランク付けされたノードは、最も高くランク付けされたノードから連続的に接続される。遮断されたインタフェース(PL2)は、スパニング・ツリー(ST1)のみを含むためにVLAN(VLAN1)を設定し、後者を使用不可能とすることによって、発見される。遮断されたインタフェースは、停止及び起動され、リンク・ダウン・トラップの照合が記録され、対応するリンク(PL2)が発見される。インタフェース(1,2,3...)の状態は、変化及び新たなリンクに関して周期的にチェックされ、ネットワーク・セグメントが追加される。スイッチの基本的な管理機能のみが必要とされ、全てのノード及びリンクが発見される。

Description

本発明は、イーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジの発見処理に関するものである。
トポロジの発見処理は、イーサネット(登録商標)のネットワークを良好に運用するための重要な問題である。この課題を解決することを目的とした文献にはいくつかのアプローチが存在するものの、それらはそれぞれ重大な不利益を有している。
IEEE802.1AB、即ち、新たなIEEE標準規格802.1ABである“Station and Media Access Control Connectivity Discovery”に記載されているリンク・レイヤ発見プロトコル(LLDP)は、企業ネットワークにおけるトラブル・シューティングを容易にすることと、ネットワーク・トポロジを発見及び維持するネットワーク管理ツールの能力を強化することとを約束する。LLDPプロトコルは、隣接発見(neighbor discovery)プロトコルであって、イーサネット(登録商標)・ネットワーク・スイッチが、ネットワーク上の隣接ノードに対して自らに関する情報を報知し、また、発見した情報を格納する、標準的な方法を定義する。当該スイッチは、IEEEで定義されたシンプル・ネットワーク管理プロトコル(SNMP)の管理情報ベース(MIB)におけるLLDP情報を格納し、これにより、当該情報をネットワーク管理システムが利用できる。LLDPは、標準的なトポロジ発見アプローチを提唱するものの、全てのイーサネット(登録商標)・スイッチ、特に低コストの製品においては実装されない可能性があるか、実装されないかの何れかであろう。
LLDPプロトコルの深刻な欠点は、低コストのイーサネット(登録商標)・スイッチで利用できないことである。そのため、LLDPをサポートしていないスイッチを有するオペレータは、当該プロトコルに基づくトポロジ発見処理を使用できない。これは、各スイッチが、低コストのネットワークを所有するためにLLDPなしの低コストのノードである場合に、特に当てはまる。
非特許文献1の著者は、ネットワーク要素からの支援を受けることなく、ネットワークに接続されたホストに依存した、イーサネット(登録商標)(レイヤ2)のトポロジ発見方法を提案している。ネットワークにおける大部分のホストは、適切な探査(probe)パケットを投入(inject)し、それらが配信される場所を観測するデーモン(daemon)を実行する。従って、ネットワーク・ホストは新たな機能性を必要とし、それは低コストのアプローチには適さない。
当該手法の非常に深刻な欠点は、トポロジ発見を実現するために各ホストがデーモンを実行しなければならないことであり、イーサネット(登録商標)・ネットワーク、特に低コストのネットワークにおいて実現することは難しい。探査パケットを基礎としたアプローチの更なる問題は、物理トポロジではなく転送(forwarding)トポロジのみを発見し得ることである。即ち、例えば、STPによって遮断された、パケット転送のために実際に使用されていない物理リンクは、探査パケットによる方法では発見することができない。
非特許文献2では、別のアプローチが提案されている。当該アプローチは、スパニング・ツリー・プロトコル(STP)メッセージ、即ち、ブリッジ・プロトコル・データ・ユニット(BPDU)を監視して、スイッチからSTPのMIBを読み出すこと(retrieving)に基づくものである。
非特許文献2で提案されている上記のアプローチは、例えば、TRILL、又はVLAN設計によって、トポロジにはループが存在しないことが確保されている等の、何らかの理由でSTPを使用できないネットワークにおいては適用することができない。さらに、当該手法に使用される前提は、全てのスイッチに対して有効ではなく、即ち、ベンダに依存する。
非特許文献3及び非特許文献4においては、トポロジを発見するために、SNMPのMIBを介してアドレス転送テーブル(AFT)情報が収集されるが、スパニング・ツリー・パスのみが読み出される。
上記2つの文献に記載された技術に共通する特徴は、AFT入力のみを使用することである。従って、それらは、スパニング・ツリー・パスのみを発見することが可能であり、複数の冗長なパスを除外する。それらの技術は、イーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジを発見するといわれているが、レイヤ2のスパニング・ツリー・パスのみを発見するという制限を有する。
R. Black, A. Donnelly and C. Fourne, "Ethernet Topology Discovery without Network Assistance, " 12th IEEE International Conference on Network Protocols (ICNP' 04), 2004, pp. 328-339. M-H. Son, B-S. Joo, B-C Kim and J-Y Lee, "Physical Topology Discovery for Metro Ethernet Networks," ETRI Journal, vol.27, no.4, Aug. 2005, pp.355- 366. B. Lowekamp, D. R. O'Hallaron and T. R. Gross, "Topology Discovery for Large Ethernet Networks," ACM SIGCOMM 2001, San Diego, California, USA, Aug. 2001, pp. 237-248. Y. Bejerano, Y. Breitbart, M. Garofalakis and R. Rastogi, "Physical Topology Discovery for Large Multi-Subnet Networks, "IEEE INFOCOM 2003, San Francisco, USA, Apr. 2003, pp.342-352.
既存の解決手段をまとめると、LLDPを使用せずに物理トポロジを発見し、STPによって決定される転送トポロジのみを発見するものであり、又は、場合によってはSTPによって遮断されたリンクを発見できるものの、異機種のイーサネット(登録商標)・ネットワークにおける全ての物理リンクを発見しない。
本発明は、イーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジを発見する課題に関係する。発見処理は、全てのネットワーク・ノード及びリンクの範囲、及びスパニング・ツリー・プロトコルであるxSTPによって遮断されたリンクの範囲を対象としなければならない。当該発見処理はまた、ネットワーク・ノードの種類と無関係でなければならない。
更なる課題は、ネットワーク・トポロジの変化をその運用中に発見することである。
イーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジを発見する課題は、以下の手法で解決される。当該ネットワークは、物理リンクによって接続された、スイッチ、ブリッジ及びルータを含むノードと、ネットワーク管理システムを含む管理ノードとを有する。当該ノードは、スパニング・ツリー・トポロジを形成するためにスパニング・ツリー・プロトコルxSTPが起動されたインタフェースを有する。スイッチ、ブリッジ及びルータに、管理ノードのIPアドレスが設定される。管理ノードは、ノード発見メッセージをブロードキャストし、ノードの1つから応答メッセージを受信すると、当該ノードをネットワークの物理トポロジに追加する。xSTPを用いて物理リンクのツリー・トポロジが形成される。ここで、管理ノードは、スイッチによって保持されるアドレス転送テーブルAFTから情報を読み出すとともに、スイッチの各々に対して、ランキング値を割り当てる。当該ランキング値は、各スイッチから見える(seen)スイッチの数に依存し、物理リンクを発見するために用いられる。
スイッチの1つに対するランキング値の割り当ては、スイッチから見える、ネットワークにおけるノードの総数が確定されることを任意的に含む。インタフェースを介して見える多数のノードは、管理ノードへのMACアドレスを含むインタフェースを介して見えるノードの数を、当該総数から除かれることによって、ランキング値を与える。
ツリー・トポロジは、スイッチのうちで第1のスイッチのランキング値を決定し、第1のスイッチのランキング値の次に低いランキング値を有する第2のスイッチを決定することによって、任意的に発見される。第2のスイッチで受信される第1のスイッチのインタフェースと、ネットワーク管理システム・ノードへ至る、第2のスイッチのインタフェースとが、リンクで相互に接続される。
遮断されたインタフェースは、xSTPによって取得されるツリー・トポロジのみを含むVLANを設定し、その後、xSTPが停止されることによって、任意的に発見される。遮断されたインタフェースが、起動状態であり、かつ、再設定されたVLANに対して接続されていないことが、判定される。遮断されたインタフェースは、停止及び起動され、リンクの各々の端部からのリンク・ダウン・トラップの照合が記録される。遮断されたインタフェースは、リンクの相手側装置のインタフェースと接続される。
物理リンクのツリー・トポロジの変化は、スイッチの1つのインタフェースの状態を周期的に求めることによって、任意的に発見される。追加されたリンクは、2つの対応するリンク・ダウン・トラップを用いて、スイッチのインタフェースの1つに対して適合するリンクの相手側装置のインタフェースを検出することによって、発見される。新たに発見された状態と以前の状態とが比較され、ネットワーク・トポロジに対して、発見されたリンクが追加される。
スイッチのうちの1つのインタフェースの状態は、任意的に確認され、インタフェースの1つに対する、2つの対応するリンク・ダウン・トラップ及びリンク・アップ・トラップを検出することはできない。当該インタフェースはネットワークに対して追加され、当該1つのインタフェースを介して接続されたネットワーク・セグメントの構造を発見するために、トポロジ発見処理が繰り返される。
本発明の目的は、全てのネットワーク・ノード及びリンク、STP、RSTP又はMSTP等の任意のスパニング・ツリー・プロトコルによって遮断されたリンクをも対象として、ネットワーク・ノードの種類と関係なく、イーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジを発見することである。
さらなる目的は、ネットワーク・トポロジの変化を、その運用中に発見することである。
提案する方法及び装置は、ベンダに関係なく、及びスイッチの特性を強化することなく、異種間のイーサネット(登録商標)・ネットワークの物理トポロジを発見できるという効果を有する。当該機構は、既製のスイッチの商品で動作し、基本的な管理機能のみが必要とされる。当該機構は、ネットワーク・ノード上で動作する特定のプロトコルを何ら必要とせず、種々のベンダの装置を用いて動作する。ネットワークの各ノード及び物理リンクが発見され、ノードの遮断されたインタフェースへのリンクも発見される。ネットワークの物理トポロジは、連続的に監視され、物理的な接続又はネットワーク・セグメントの追加及び除去が、連続的に検出される。当該発見処理は、ロバスト(robust)である。
以下では、好適な実施形態を用いるとともに添付の図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
ネットワークの一例の図である。 発見処理の概略のフローチャートである。 ノードの発見処理に関するフローチャートである。 スパニング・ツリーの発見処理に関するフローチャートである。 遮断されたインタフェースの発見処理に関するフローチャートである。 追加された接続を有するネットワークの一例である。 追加されたネットワーク・セグメントを有するネットワークの一例である。 ネットワークの運用中におけるトポロジの変化の発見処理に関するフローチャートである。 試験されるネットワーク・トポロジの一例を示す図である。 本方法を実行する装置に関するブロック図である。
図1は、ネットワークNW1の図を一例として示す。ネットワークNW1は、多数のノードを有し、スイッチS1−S7、ルータR1−R4、及びネットワーク管理システムNMSが実装される管理ノードNMS1を有する。代替として、ノード間にブリッジが含まれていてもよい。ノードは、リンクPL1及びPL2のような物理リンクで相互に接続される。以下でより詳細に説明するように、xSTPと表記されるスパニング・ツリー・プロトコルが、ネットワークNW1上で動作しているものとする。xSTPの例には、スパニング・ツリー・プロトコルSTP、ラピッド・スパニング・ツリー・プロトコルRSTP、及びマルチプル・スパニング・ツリー・プロトコルMSTPがある。xSTPは、ノードの動作中のインタフェースに対する物理リンクPL1を表す太線で示されている、スパニング・ツリーST1を形成する。破線は、xSTPによって遮断されたインタフェースに対する物理リンクPL2を表す。スイッチS1−S7の各々について、対応するリンクの端部には、インタフェース番号1,2...が記載されている。代替的な実施形態において、スイッチは、仮想LAN(VLAN1)に含まれる。NMSの目的は、ネットワークNW1の物理トポロジを発見及び保存することである。
トポロジ発見処理の基本概念
物理トポロジの発見は、ネットワークの起動時にネットワーク管理システムNMSによって自動的に行われる。そのとき、ネットワークNW1は管理ノードNMS1のシステムNMSに全く知られておらず、データベースは空の状態であることに留意されたい。
図2は、発見処理の方法の概略のフローチャートを示す。ステップ21において、システムNMSは、管理ノードNMS1において実行される。ステップ22において、スイッチ及びルータは、ノードNMS1のIPアドレスIPNを設定される。次のステップ23において、管理ノードNMS1は、ノード発見メッセージPi1によってネットワーク・ノードS1−S7及びR1−R4を発見する。このメッセージは、いわゆるブロードキャストpingであり、あるいは、アドレス解決プロトコルARPメッセージである。次に、ステップ24において、xSTPによって決定されるスパニング・ツリーの一部である物理リンクPL1が発見される。このツリーを有するために、スイッチS1−S7の転送テーブルが規定の順序で読み出される。次に、ステップ25において、xSTPによって遮断された物理リンクPL2が、シンプル・ネットワーク管理プロトコルSNMPを用いて決定される。ステップ26において、ネットワークNW1の物理トポロジの変化が、ネットワークの運用中にシステムNMSによって定期的にチェックされる。
本実施形態に関する前提
ネットワーク管理システムNMSによって駆動されるトポロジ発見機構は、以下を前提とした実施形態に依存する。
処理対象のネットワークは、コアにおけるレイヤ2(L2)スイッチ又はレイヤ2/レイヤ3(L2/L3)スイッチ、及びエッジにおけるL2/L3スイッチ又はIPルータを含む。
スイッチは、以下のプロトコル、802.1q(仮想LAN)、802.1d(スパニング・ツリー・プロトコルSTP、又は対応するxSTPプロトコル)及びRFC1157(シンプル・ネットワーク管理プロトコル)を実装する。
スイッチは、以下の管理情報ベース(MIB)、ブリッジMIB(RFC1493)、MIBII(RFC1213)、及びIF MIB(RFC2863)を有する。
スイッチ及びルータ(ルータのコア・インタフェースの1つ)は、同一のサブネット・マスクを設定される。サブネット・アドレスは、NMSに事前に知られている。
スイッチ及びルータは、システムNMSに対してトラップ(traps)を送信できるように、管理ノードNMS1のIPアドレスを設定される。
一実施形態において、スイッチは、タグを付加されていない仮想LAN(VLAN)に含まれる全てのインタフェースを用いて起動する。後述するように、代替的な実施形態において、VLANは、発見処理以降に使用可能となる。
スイッチは、全てのインタフェース上で使用可能とされたスパニング・ツリー・プロトコルxSTPとともに起動する。
システムNMSは、L2ネットワークに直接接続された1つのインタフェースを有する。トポロジ発見機構は、当該インタフェースを通じてネットワーク要素とメッセージを交換する。
本実施形態において、独自仕様のトポロジ発見プロトコルは、全てのスイッチ上で無効化されるが、代替として保持され得る。
独自仕様のトポロジ発見プロトコルを動作させるのは、代替手段でもある。
本方法は、2つの実行時間、初期化及びオンザフライ(on-the-fly)を含む。それらの両方は以下で説明する。
初期化時間
NMSにおいて物理トポロジ発見処理(PTDP)が開始された際、そのデータベースは完全に空の状態であり、唯一の前提については以下で説明する。これは、管理ノードNMS1のシステムNMSに、ネットワークが全く知られていないことを意味する。初期化時間中、本方法は、3つの明確なフェーズを通過する。即ち、ノードの発見処理、スパニング・ツリーの発見処理、及び遮断されたインタフェースの発見処理である。初期化時間中にネットワークの変化は生じないことを前提とする。
(ノードの発見処理)
物理トポロジ発見処理PTDPは、ネットワークNW1によって例示されるネットワークに存在するノード(スイッチS1−S7及びルータR1−R4)を発見することから始まる。PTDPは、ノード発見メッセージ、本実施形態においてはサブネットワーク・ブロードキャスト・アドレスを含むいわゆるpingメッセージPi1を、ブロードキャストし、応答メッセージRPi1を待つ。pingメッセージPi1は、接続を確認するためのインターネット・コマンドである。各応答RPi1について、新たなノードを物理トポロジ・マップに追加する。一部の応答が失われると、PTDPはこのフェーズを何回か(例えば、3回)繰り返し、既に登録した応答を無視する。図3は、ノード発見方法をより詳細に記述するフローチャートを示す。本方法は、ブロック101において、ブロードキャストpingメッセージPi1を送信することから始まる。ブロック102において、pingメッセージに対する応答メッセージRPi1が、ノードから受信され、各ノードについて、受信したノードのIPアドレスが有効か否かが調べられる。noの選択肢Nの場合、新たな応答を待つ。yesの選択肢Yの場合、ブロック103において当該受信IPアドレスが既に組み込まれているか否かが調べられる。yesの選択肢Yの場合、ブロック102において新たな応答を待つ。noの選択肢Nの場合、ブロック104において、管理情報ベースMIB−IIデータが取得される。ブロック105において、当該ノードがルータか否か調べられる。yesの選択肢Yの場合、ブロック110において、当該ノードは、他のインタフェースを含むルータとして設定され、新たな応答のために、処理がブロック102へ戻る。noの選択肢Nの場合、当該ノードはブロック106においてスイッチとして設定される。ブロック107において、受信されたメッセージが最後の応答メッセージか否か調べられる。noの選択肢Nの場合、新たな応答のために、処理がブロック102へ戻る。yesの選択肢Yの場合、ブロック108において、当該処理が3回繰り返されたか否か調べられる。noの選択肢Nの場合、ブロック101において新たなpingメッセージPi1が送信され、yesの選択肢Yの場合、ブロック109において処理が終了する。
(スパニング・ツリーの発見処理)
ネットワーク初期化時間において、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPが動作中であることに注目することは重要である。xSTPは、レイヤ2(L2)ネットワークにおけるループを回避し、冗長なインタフェースを遮断し、動作中のインタフェースを通じてループのないツリー・トポロジを構築する。
物理トポロジ発見処理PTDPの次のタスクは、xSTPによって算出されるスパニング・ツリーST1を発見することである。これは、当該プロセスのうちで最も複雑な部分であって、各スイッチによって保持されるアドレス転送テーブルAFTから情報を読み出すことによって達成される。AFTは、所定のインタフェースを介して到達可能なメディア・アクセス制御(MAC)アドレスを保存する。この情報は、ブリッジMIB(RFC1493)によって提供され、SNMPプロトコルのgetメッセージを用いてシステムNMSによって取得される。
ブリッジMIBには、遮断されたインタフェースを発見するために使用される可能性のある、他の関連する情報フィールドが存在する。いずれにしても、それらのフィールドは任意であり、一部のベンダはそれらを実装しない。このため、PTDPは、遮断されたインタフェースを発見するために異なるアプローチを使用する(「遮断されたインタフェースの発見処理」以下の説明を参照)。
ツリー発見処理のフェーズの間に、ランキング値RVが各スイッチに割り当てられる。ここで、ランキング値は、NMS MACアドレスをその範囲に含むインタフェースを介して見える(seen)ノードを除く、各ノードから見えるノード数である。各スイッチのAFTは、ブロードキャスト要求及びその応答の結果として、ノード発見処理フェーズの間に埋められた。最高値のスイッチは、常に、管理ノードNMS1に直接接続されるスイッチであり、本例ではスイッチS1である。ネットワークNW1におけるスイッチS1−S7に関するランキング値を、当該スイッチの各々について以下の表1に記載している。
表1は、ノード発見処理フェーズの後の、図1の各スイッチS1−S7におけるアドレス転送テーブルAFTを示す。例えばスイッチS1について、同図には、インタフェースNo.1を介して、スイッチS2、S3、S4、S5、及びルータR2、R3、R4へ到達することが示されている。インタフェースNo.3を介して管理ノードNMS1へ、インタフェースNo.4を介してルータR1へ、及び、インタフェースNo.5を介してスイッチS6、S7へ到達する。
Figure 2010514340
AFTテーブルから、本方法は、図1のスイッチS1はインタフェース3上でネットワーク管理システムNMS1に接続されているために最高のランキング値RV=10を有するスイッチであると決定する。スイッチS1は、インタフェース1上で多くのスイッチ及びルータに到達し得るため、このインタフェースは、2番目に高いランキング値のスイッチS3へ、当該スイッチのインタフェースNo.4を通じて接続され、それにより管理ノードNMS1へ至ると見なされる。従って、管理ノードNMS1によって発見されるネットワークNW1の図(picture)において、スイッチS1のインタフェース1はスイッチS3のインタフェースに対してリンクによって接続される。類似の方法により、スイッチS1のインタフェース5は、スイッチS6のインタフェース1と相互に接続される。インタフェース4は、ちょうど1つだけのルータへ到達し得る。この場合、インタフェース4は、MACアドレスがAFTのものと一致するルータ・インタフェースを通じて、ルータR1に直接接続される。全てのスイッチは、類似の方法で処理され、スパニング・ツリー発見処理フェーズが完了する。
図4は、スパニング・ツリーの発見処理方法のフローチャートを示す。同図は、上述の方法をより詳細に示しており、図1のネットワークNW1と関連付けられた例を用いて説明する。最初は、ネットワークNW1のトポロジはノードNMS1のシステムNMSに知られていないものと仮定することに留意されたい。ブロック401において、管理ノードNMS1によって、全てのスイッチからAFTが収集される。ブロック402において、各スイッチのランキング値が生成され、管理ノードNMS1に対するインタフェースが記録される。上述のように、スイッチS1は最高のランキング値を有し、インタフェース3はネットワーク管理システムNMSを接続する。ブロック403において、スイッチS1が選択され、初回はこのブロックを通過し、ブロック404において、インタフェース3が選択される。ブロック405において、インタフェース3がNMSに到達するか否か、及び当該ノードが最高のランキング値を有するか否かが判定される。yesの選択肢Yの場合、ブロック406において、インタフェース3がツリー発見処理でノードNMS1と接続される。次のステップは、当該インタフェースが現在のスイッチS1の最後のインタフェースであるか否か判定されるブロック411において、実行される。これは、発見処理においてインタフェース3のみが記録される場合ではない。従って、noの選択肢Nの場合、スイッチS1上のインタフェース1のためにブロック404へ戻る。ブロック405は、ブロック407へ至るnoの選択肢Nを与え、そこで、当該インタフェースが1つのルータのみに到達するか否かが判定される。これが事実ではないと、noの選択肢Nによりブロック409へ至る。このブロックにおいて、当該インタフェースが、yesの選択肢Yの場合である何れかのスイッチへ到達するか否かが判定される。ブロック410において、インタフェース1はスイッチS3に接続され、続くブロック411において“最後のインタフェースか?”の問いは、noの選択肢Nを与える。ブロック404、405、407及び409の処理は、ブロック409における問いがnoの選択肢Nを生じてブロック411へ至るまでの間、他のスイッチに対する、スイッチS1の全インタフェースについて繰り返される。ブロック407の問いがyesの選択肢Yを生じると、ブロック408において、インタフェース4がルータR1に接続される。本処理はブロック411へ続き、当該ブロックにおけるyesの選択肢Yは、最後のスイッチか否かの問いを有するブロック412へ導く。noの選択肢Nは、ブロック403へ導き、当該ネットワークの次のスイッチについて、説明したように処理が繰り返される。当該繰り返しは、最後のスイッチの最後のインタフェースがブロック412においてyesの選択肢を与えるまで続き、当該処理はブロック413において終了する。
物理リンクPL2に対して遮断されたインタフェースは、上述の処理では発見されないことに留意されたい。
(遮断されたインタフェースの発見処理)
上述のように、発見処理は、全てのスイッチのインタフェースで使用可能なスパニング・ツリー・プロトコルxSTPを用いて開始する。xSTPは、上述のように、一貫性があり(consistent)かつループのないスパニング・ツリーST1を生成し、それによりスイッチのインタフェースの一部が遮断され得る。一例は、図1のネットワークNW1の物理リンクPL2へのインタフェースである。初期化フェーズを完了するために、当該スイッチ上のこれらの遮断されたインタフェースも発見されなければならない。
xSTPによって遮断されたインタフェースの発見処理は、“指定ブリッジ”のようなブリッジMIBの一部のフィールドを用いて実行され得る。いずれにしても、これらのフィールドは任意であり、一部のベンダはそれらを実装しない。そのため、本方法においては異なるアプローチ、即ち、リンク・ダウン・トラップ(link down traps)の使用が見出されている。
リンク・ダウン・トラップは、インタフェースが、ケーブルを通じてもはや対の電気的な電圧を感知しない場合に生じる。それは、通常、おそらくはリンク障害のために、リンクが開放された場合に発生する。その場合、スイッチは、管理システムに対して当該イベントを通知しようとする。
このリンク・ダウン・トラップは、障害を検出したインタフェースに関するインタフェースID、及びトラップを発行したスイッチのIPアドレスのような、トポロジ発見処理に使用される有用な情報を運ぶ。このデータは、残りのインタフェースを発見するために使用される。
リンク・ダウン・トラップを生成するために、発見処理機構は、障害を引き起こさなければならない。最初にプロセスPTDPが行わなければならないことは、アップ状態にあるインタフェースが何れであるかと、発見されたツリーに属さないインタフェースは何れであるかとを確認することである。次に、当該プロセスは、各インタフェースについて、それを停止させ、関連したリンクの両端にあるスイッチから受信すべき2つのトラップから取得される情報を、照合(match)しなければならない。
しかしながら、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPが動作中の場合、インタフェースのいくつかはトポロジの変更中に遮断され得る。それにより、管理ノードNMS1と他のノードとの間で非常に長期間にわたって接続性の喪失を生じ得る。当該遷移は、扱いが極めて難しく、回避しなければならない。
可能性のある一解決手段は、静的に設定されたサービスVLAN(VLAN1)を、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPによって決定されるスパニング・ツリーに適合(match)させることである。VLANは、現時点又はそれ以前に設定されるとともに、現時点で再設定される。次に、遮断されたインタフェースに対する動作中でないリンクの発見処理の開始前に、プロトコルxSTPは停止され得る。サービスVLAN(VLAN1)から除外されたインタフェースは、データ・トラヒックを転送せず、障害のイベントにおけるトラップを生成し続けることに、留意されたい。サービスVLANは、本明細書においてデータ通信ネットワークDCNとも称される。
このフェーズの最後に、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPは、ネットワークの種類に応じて起動されてもよいし、されなくてもよい。例えば、MANにおいてスパニング・ツリー・プロトコルxSTPは適さない可能性がある。とりわけ、保護スイッチングが適用されるとともに、ネットワークの最近発見された物理トポロジに基づくトラヒック工学アルゴリズムによって、静的なVLANトポロジが算出された場合である。一方で、企業LANにおいて、ネットワーク・オペレータは、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPを動作させ続けることを決定する可能性が高い。この場合、当該アルゴリズムは、サービスVLANに戻される全ノードの全ポートを含み、スパニング・ツリー・プロトコルxSTPを再開させる。動作していない物理リンクに属するインタフェースのみが停止され、従って、これらのリンクはスパニング・ツリーの一部ではないためネットワークの接続性に影響しないことに留意されたい。
VLANから除外されたインタフェースは、データ・トラヒックを転送しないが、障害のイベントにおいてトラップを生成し続けることに留意されたい。これは、遮断されたインタフェースの発見処理が動作するために必要である。
遮断されたインタフェースは、インタフェースMIB(IF MIB)における何らかのフィールドを使用して、SNMPプロトコルを介して停止され、その後起動される。図5は、後述する方法に関するフローチャートである。
ブロック501において、全スイッチのVLANが設定され、それによりスパニング・ツリー・トポロジが再現される。例示的なネットワークNW1において、物理リンクPL2に対するインタフェースは、VLANから除外される。ブロック502において、xSTPプロトコルが、全スイッチS1−S7上で停止される。ブロック503及び504において、当該処理は、ノード及びインタフェースを連続的に選択し、その後、当該処理はインタフェースを調査し始める。ブロック505において、例えば、スイッチS3のインタフェース3等のインタフェースが起動しており、かつ、VLANツリーに接続されていないか否か調査される。noの選択肢Nの場合、当該処理は、最後のインタフェースか否かを確認するために、ブロック511へ進む。yesの選択肢Yの場合、ブロック506において、インタフェースは停止され、再び起動される。ブロック507において、2つの予期されたトラップが受信されたか否か調査され、yesの選択肢Yの場合、ブロック510において、インタフェース3がリンクの相手側装置(peer)と接続される。ブロック507においてnoの選択肢Nの場合、ブロック508において当該インタフェースが起きているのは3回目か否かが調査される。noの選択肢Nの場合、ブロック506及び507の動作が繰り返される。ブロック508においてyesの選択肢Yの場合、ブロック509において、当該インタフェースは未解決状態に設定される。ブロック511において、問題となっているスイッチにおける最後のインタフェースか否かが調査される。noの選択肢Nの場合、ブロック504から処理が繰り返される。スイッチS1についてyesの選択肢Yの場合、ブロック512において、当該ネットワークにおける最後のスイッチか否かが調査される。ネットワークNW1について、未だ処理すべきスイッチが存在すると、noの選択肢Nとなる。全てのスイッチにおける遮断された全てのインタフェースが発見されるまで、ブロック503から処理が繰り返される。
このフェーズ、即ち、遮断されたインタフェースの発見処理が終わると、当該トポロジ発見方法の初期化フェーズが準備完了となる。これは、ノードNMS1のシステムNMSによって、ネットワークNW1の最初の物理トポロジが発見されて保存されることを意味する。
ネットワークの変化、オンザフライ時間ループ
オンザフライ時間ループは、通常の動作中にネットワークの変化を発見することを目的とした無限ループである。基本的に、当該ループは、SNMPプロトコルによって、インタフェース状態を周期的に求め続けて、それを、管理ノードNMS1のデータベースに保存された過去の状態と比較する。ネットワークにおける何れの変更も1つ以上のインタフェース状態の変化をもたらすため、この方法は全ての可能性、即ち、リンク、ノード又はネットワーク・セグメントの追加及び除去を対象とする。上述の初期化時間の間に、システムNMSは、スイッチに到達し、以前に算出されたデータ通信ネットワークDCNを通じてトラップを取得する。
(リンクの追加又は除去)
図6と関連して、リンクを追加する場合を示す例について説明する。図6は、スイッチS11−S41、ルータR11−R44、及びネットワーク管理システムNMSを有する管理ノードNMS1を備えるネットワークNW2を示す。同図は、破線が、スイッチS21のインタフェース12とS31のインタフェース13との間の新たな物理リンクPL3であるシナリオを示す。NMS11は、スイッチS21又はS31のインタフェース状態を確認する場合、ネットワークにおける新たな接続を検出する。次に、この接続について、他方の相手側装置のインタフェース13を発見するために、インタフェース12等の、検出されたインタフェースを停止して、受信されるトラップを待つ。この場合、NMSは、スイッチS21及びS31のリンク・ダウンのトラップを取得し、これにより、新たなリンクPL3を発見する。
ノードNMS1は、トラップを取得せず、又は1つのみ取得した場合、さらに3回、インタフェースを起動し、その後に停止させる。当該状況が続く場合、本方法は、新たな接続のケースではなく、新たなノードのケースであると断定し、表題“ノード又はネットワーク・セグメントの追加及び除去”以下で説明するステップを実行する。
リンクの除去は、追加よりも単純な動作である。これは、ノードNMS11におけるシステムNMSは、データベースにおけるインタフェース状態の、停止状態への変更だけを除いて、インタフェースを停止及び起動させる必要がないためである。それにもかかわらず、例えば、除去されたリンクの1つがデータ通信ネットワークDCNの一部である場合、これは失敗となり得る。この問題及び他の関連する問題については、表題“ロバスト性及び相互接続性”以下で検討する。
(ノード又はネットワーク・セグメントの追加及び除去)
プロセスPTDPは、リンク追加フェーズの間に2つの正当な対応するトラップを取得できない場合、当該接続はネットワークに追加された新たなノードにつながっていると断定する。当該ノードは、既に発見されたネットワークだけに接続されていてもよいし、新たなネットワーク・セグメントの一部であってもよい。いずれにしても、プロセスPTDPは、新たなトポロジを発見する。
最初に、この新たなノードにつながっているインタフェースをDCNに追加する。全ての新たなノードは、表題“要求条件及び前提”以下で説明する前提に従わなければならないため、システムNMSは、DCNを介して新たなノードへアクセスできる。次に、見つかった新たな要素のみを除いて、全ての初期化プロセスを再び実行する。システムNMSは、表題“初期化時間”以下でまさに説明したように、ブロードキャストpingを送信し、新たなアドレスを取得し、スパニング・ツリーを発見し、ループのない接続を適合させるためにDCNを設定し、xSTPを停止し、さらに遮断されたインタフェースを発見する。
ノードの除去を検出するために、システムNMSは、インタフェースの状態を取得する前に、常に、当該要素に対してpingを送信する。応答がない場合、さらに3回、再度pingを送信することを試みて、その後、応答がそれでもなお受信されない場合、発見処理の方法は、当該ノード及びその接続をトポロジから除去する。
図7は、セグメントの追加の典型的なシナリオを示す。図6のネットワークNW2に対して、発見される要素を表す、破線のノード及びリンクから成るネットワーク・セグメントNWS2が追加される。当該要素は、スイッチS51、S61及びS71、ルータR51、並びに物理リンクPL4である。
図6のネットワークNW2及び図7のネットワーク・セグメントNWS2に関する、オンザフライによる方法の完全なフローチャートを図8に示す。本方法は、ブロック801において始まり、ブロック802においてノードの1つが選択される。ブロック803において、選択された当該ノードに対してpingメッセージが送信され、ブロック804において、応答が受信されたか否かが調査される。ブロック805においてnoの選択肢Nの場合、以前に選択されたノードに対する3回目の試行か否かが調査される。noの選択肢Nの場合、本方法は、この以前に選択されたノードへ戻る。ブロック805においてyesの選択肢Yの場合、当該ノード及びその接続が除去され、本方法は、ブロック802において別のノードを選択する。ブロック804において、yesの選択肢Yが正しい選択である場合、本方法は、ブロック807において、当該インタフェースの状態を取得する。ブロック808では、各インタフェースが含まれるべきであることを意味している。ブロック809においては、インタフェースの状態が変化したか否かが調査される。noの選択肢Nの場合、ブロック810において、当該ノードの最後のインタフェースか否かが調査される。noの選択肢Nの場合、ブロック808において、当該ノードの次のインタフェースが選択され、yesの選択肢の場合、ブロック802において、ネットワークの次のノードが選択される。ブロック809においてyesの選択肢Yの場合、ブロック811において、データベースにおいて当該インタフェースの状態が変更される。ブロック812において、当該インタフェースが停止しているか否かが調査される。yesの選択肢Yの場合、ブロック813において、関連する接続が除去されるとともに、本方法は、説明したようにブロック810へ進む。ブロック812においてnoの選択肢Nの場合、ブロック814において、当該インタフェースはまず停止され、次に起動される。待機の後、ブロック815において、トラップが受信されたか否かが調査される。yesの選択肢Yの場合、ブロック816において、当該接続が追加され、本方法は、説明したようにブロック810におけるステップを選択する。ブロック815においてnoの選択肢Nの場合、ブロック817において、当該インタフェースに対して3回目の試行であるか否かが調査される。noの選択肢Nの場合、ブロック814が繰り返され、yesの選択肢Yの場合、ブロック818において、本実施形態におけるノードNMS11のNMSによって、現在のインタフェースが組み込まれる。次に、ネットワークNW2と同様に、ネットワーク・セグメントNWS2が検査される。ブロック819において、ノード発見処理が実行され、ブロック820において、ツリーの発見処理が実行され、さらにブロック821において、遮断されたインタフェースの発見処理が実行される。その後、本方法は、ブロック802における次のノードへ移行する。
ロバスト性(Robustness)及び相互接続性
物理トポロジの発見処理機構の実行中に、失敗が起こり得る。それにより、完全なトポロジを算出することが妨げられ得る。以下では、そのような失敗に対処するために実行され得る対応策について説明する。
(メッセージの紛失)
プロセスPTDPは、作業を完了するために必要となる情報を取得するために、SNTPのような同期プロトコル・メッセージの交換に依存する。これらのメッセージの1つ、例えば、“get reply”メッセージが失われた場合、プロセスPTDPは、応答を待つことを遮断し続けるであろう。別の場合、即ち、何らかの未知の理由により、問題となっているスイッチが、インタフェースが停止する際にトラップを送信できない場合には、同一の結果をもたらす。ここで、当該トラップは、プロセスPTDPによって当然に予期されていることを思い出されたい。
プロセスPTDPは、タイマー又は再試行を用いてそのような状況に対処する。基本的に、当該プロセスは、応答又はトラップを待つたびに、タイマーを起動する。当該タイマーが所定の閾値に達した場合、当該プロセスは待機することを止めて、次のステップへ進む。
図3のpingブロードキャストの場合、プロセスPTDPは、pingブロードキャストを発行し、到着した全ての応答を記録しながらタイムアウトを待つ。この処理は、プロセスPTDPに既に記録されている応答を無視させながら、3回繰り返される。
図5のトラップの受信の場合、プロセスPTDPは、SNMPプロトコルを介してインタフェースを停止及び起動させて、実際のリンクにおける他方の端部にある他のインタフェースによって生成されるのと同様に、当該インタフェースによって生成されるべきトラップを待つ。タイムアウトに達し、予期されたトラップが到着しない場合、プロセスPTDPはこの手順を最大3回まで繰り返す。トラップが到着しない理由は、当該トラップが対応するスイッチで生成されないことであり、それは時には未知の理由によって生じ、又は、途中で廃棄されることである。そのような試行の後に、プロセスPTDPが予期されたトラップの受信を失敗し続ける場合、当該プロセスは次のインタフェースへ移行する。当該次のインタフェースは、リンクの他方の端部にあるインタフェースでもよく、その場合、以前に試行したインタフェースが、PTDPによって受信されるトラップを生成する新たな機会がある。従って、本方法はロバスト(robust)である。
初期化フェーズの間にインタフェースが発見されなくとも、プロセスPTDPがオンザフライ時間ループ・トポロジ発見処理に入る際に、ネットワーク運用期間中であり続けてもよい。
(要素の除去)
データ通信ネットワークDCNが、当該ネットワークの通常のリンクで構成される場合(帯域内DCNアプローチ)、除去は深刻な問題となり得る。リンクの除去は、例えば、ネットワーク管理システムNMS及び他のいくつかの要素の間における通信の中断を引き起こし得る。さらに、FHPのような障害対処プロトコル(failure handle protocols)は、当該除去をリンク障害のように処理する。
プロセスPTDPの主な焦点は、レイヤ2(L2)ネットワークの完全な物理トポロジと、その運用中における新たな要素の追加とを発見することである。除去検出が可能であっても、任意のネットワーク要素を除去する正常な手順は、その実行前にスケジューリングすることである。まず第一に、ネットワーク管理者は、プロセスPTDPを停止させ、データベースを新たなトポロジに適合させるために、データベース上の要素を手動で除去した後に、プロセスPTDPを再開させるべきである。しかしながら、このとき、プロセスPTDPは、初期化時間を実行しないが、物理トポロジを組み立てるためにデータベース情報を使用する。この後、当該プロセスは、新たな変化を発見することを目的として、オンザフライ時間ループを実行し続ける。
試験
テストベッド(testbed)・ネットワーク上で、いくつかの物理トポロジが、実験的に調査されている。プロセスPTDPを強化し、当該機構の平均収束時間においてより高い信頼性を得るために、各トポロジは、何十回と試験される。これを目的として、自動化された試験ソフトウェアが開発されている。
図9は、物理トポロジの1つであるネットワークNW3を示し、当該テストベッドで実行されている。このトポロジは、2個のD-link DES-3526スイッチS12、S22と、6個のExtreme Summit-200スイッチS32、S42、S52、S62、S72、S82と、IntelベースのLinuxの3個のPCルータR12、R22、R32と、管理ノードNMS12とから成る。このトポロジは多数のループを含み、これにより、当該機構がネットワークの物理トポロジを決定することをより難しくする。
本明細書の機構は、初期化時間中に、ノードの特定と物理トポロジの決定との両方をおおよそ平均3分かかって、全ての試験を成功裏に通過した。トポロジ発見処理が実行された後に、本方法は、新たな変更を取得するために、全てのノードの周期的な確認処理を開始し、当該機構は、当該ネットワークの通常の運用中に、リンク、ノード及びネットワーク・セグメントの追加及び除去をもう一度成功裏に検出した。
本方法を実行するためのシステム(Arrangement)
上述の方法を実行するためのシステムの一実施形態を図10に示す。当該システムは、ネットワーク管理システムNMSとトポロジ・サーバ121とを備える管理ノード120を含む。当該システムはまた、管理ノード120に接続され得るノードN1、N2及びN3を含む。ノードN1、N2及びN3の各々は、アドレス転送テーブルAFT123に接続されているスパニング・ツリー・プロトコルxSTPデバイス122を有し、同様に、AFT123は、ブリッジ管理情報ベースMIB124に接続されている。同様に、ブリッジMIB124は、MIB−II125とシンプル・ネットワーク管理プロトコルSNMPデバイス126とに接続されている。管理ノード120は、telnetを介してxSTPデバイス122に接続されており、また、SNMPデバイス126にも接続されている。xSTPデバイスは、レイヤ2ネットワークにおける起こり得るループを回避するだけでなく、アドレス転送テーブルAFTを投入する(populate)ためにも使用される。AFT情報は、ブリッジMIB124に保存され、SNMPの“get”コマンドを介してNMSによって受信される。NMSは、telnetコマンドを使用して、xSTPを起動及び停止できる。管理されるネットワークにあるスイッチへのリンク127も示している。

Claims (14)

  1. 物理リンク(PL1,PL2)によって相互に接続されるノードを含む通信ネットワーク(NW1)の物理トポロジを発見する方法であって、
    前記ノードは、スイッチ(S1−S7)、ルータ(R1−R4)及びブリッジと、ネットワーク管理システム(NMS)を有する管理ノード(NMS1)とを含み、
    前記ノードは、スパニング・ツリー・トポロジを形成するためにスパニング・ツリー・プロトコルxSTPが起動されたインタフェース(1,2,3,...)を有し、
    前記スイッチ、前記ルータ及び前記ブリッジに、前記管理ノード(NMS1)のIPアドレス(IPN)を設定するステップ(21)と、
    前記管理ノード(NMS1)が、ノード発見メッセージ(Pi1)をブロードキャストし(101)、前記ノード(S1−S7,R1−R4)の1つから応答メッセージ(RPi1)を受信すると(102)、当該ノードを前記ネットワークの物理トポロジに追加することを含む、前記ノードを発見するステップ(23)と、
    前記管理ノード(NMS1)が、前記スイッチ(S1−S7)によって保持されるアドレス転送テーブルAFTから情報を読み出すとともに(401)、前記スイッチの各々に対して、各スイッチから見える前記スイッチの数に依存し、前記物理リンク(PL1)を発見するために用いられるランキング値(RV)を割り当てる(402)ことを含む、前記xSTPを用いて設定される前記物理リンク(PL1)の前記スパニング・ツリー・トポロジを発見するステップ(24)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記スイッチ(S1−S7)の1つに対してランキング値(RV)を割り当てる前記ステップは、
    1つの前記スイッチ(S1)から見える前記ネットワーク(NW1)におけるノードの総数を決定するステップ(401)と、
    MACアドレスが前記管理ノード(NMS1)に含まれる前記スイッチ(S1)の前記インタフェース(1)を介して見える前記ノードの数を、前記ノードの前記総数から除くことによって、前記スイッチ(S1)のランキング値(RV)を決定するステップ(402)と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スイッチのうちで第1のスイッチのランキング値を決定するステップ(402)と、
    前記第1のスイッチのランキング値の次に低いランキング値を有する第2のスイッチ(S3)を決定するステップ(409)と、
    前記第2のスイッチで受信される、前記第1のスイッチ(S1)上の前記インタフェース(1)を決定するステップ(410)と、
    前記管理ノード(NMS1)へ至る、前記第2のスイッチ(S3)上の前記インタフェース(4)を決定するステップ(405,406)と、
    前記管理ノード(NMS1)の前記NMSで発見されたネットワークにおけるリンク(PL1)を有する、前記第1のスイッチ上の前記インタフェース(1)と、前記第2のスイッチ上の前記インタフェース(4)とを、相互に接続するステップ(410)と
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 遮断されたインタフェースを発見するステップをさらに含み、
    遮断されたインタフェースを発見する前記ステップは、
    前記xSTPによって取得される前記スパニング・ツリー・トポロジのみを含むVLAN(VLAN1)を設定するステップ(501)と、
    前記xSTPを停止するステップ(502)と、
    前記遮断されたインタフェースが起動状態であり、かつ、前記VLAN(VLAN1)に対して接続されていないことを判定するステップ(505)と、
    前記遮断されたインタフェースを停止及び起動して(506)、リンクの各々の端部からのリンク・ダウン・トラップの照合を記録するステップ(507)と、
    前記遮断されたインタフェースを、リンクの相手側装置のインタフェースと接続するステップ(510)と
    を含むこと特徴とする請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 前記ノードの前記インタフェースの状態を周期的に求めるステップ(807)と、
    新たに発見された状態と以前の状態とを比較するステップ(809)と、
    前記ネットワーク・トポロジに対して、発見されたリンク(PL3)を追加するステップ(816)と
    をさらに含み、
    前記物理リンクの前記スパニング・ツリー・トポロジの変化が発見されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記スイッチの1つの前記インタフェースの状態を確認するステップ(809)と、
    2つの対応するリンク・ダウン・トラップを用いて、前記スイッチの前記インタフェースの1つに対して適合するリンクの相手側装置におけるインタフェースを検出することによって、追加されたリンクを発見するステップ(814)と
    をさらに含むこと特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記スイッチ(S41)の1つの前記インタフェースの状態を確認するステップ(809)と、
    前記インタフェース(4)の1つに対する、2つの対応するリンク・ダウン・トラップ及びリンク・アップ・トラップを検出しないことを判定するステップ(814,815)と、
    前記ネットワーク(NW2)に対して前記インタフェースを追加するステップ(818)と、
    1つの前記インタフェース(4)を介して接続されたネットワーク・セグメント(NWS2)の構造を発見するために、トポロジ発見処理を繰り返すステップ(819,820,821)と
    をさらに含むこと特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. ネットワーク管理システム(NMS)を有する管理ノード(NMS1)と、物理リンク(PL1,PL2)によって相互に接続されるノードとを含む通信ネットワーク(NW1)の物理トポロジを発見するシステムであって、
    前記ノードは、前記管理ノード(NMS1)のIPアドレス(IPN)を設定されたスイッチ(S1−S7)、ルータ(R1−R4)及びブリッジを含み、
    前記スイッチは、スパニング・ツリー・トポロジを形成するために、xSTPデバイス(122)のスパニング・ツリー・プロトコルxSTPが起動されたインタフェース(1,2,3,...)を有し、
    前記管理ノード(NMS1)は、ノード発見メッセージ(Pi1)をブロードキャストし(101)、前記ノード(S1−S7,R1−R4)の1つから応答メッセージ(RPi1)を受信すると(102)、当該ノードを前記ネットワークの物理トポロジに追加することによって、前記ノードを発見し、
    前記管理ノード(NMS1)は、前記スイッチ(S1−S7)によって保持されるアドレス転送テーブルAFTから情報を読み出すとともに(401)、前記スイッチの各々に対して、各スイッチから見える前記スイッチの数に依存し、前記物理リンク(PL1)を発見するために用いられるランキング値(RV)を割り当てる(402)ことによって、前記xSTPを用いて設定される前記物理リンク(PL1)の前記スパニング・ツリー・トポロジを発見することを特徴とするシステム。
  9. 前記管理ノード(NMS1)は、さらに、
    1つの前記スイッチ(S1)から見える前記ネットワーク(NW1)におけるノードの総数を決定し(401)、
    MACアドレスが前記管理ノード(NMS1)に含まれる前記スイッチ(S1)の前記インタフェース(1)を介して見える前記ノードの数を、前記ノードの前記総数から除くことで、前記スイッチ(S1)のランキング値(RV)を決定する(402)ことによって、
    前記スイッチ(S1−S7)の1つに対してランキング値(RV)を割り当てることを含むことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記管理ノード(NMS1)は、
    前記スイッチのうちで第1のスイッチのランキング値を決定し(402)、
    前記第1のスイッチのランキング値の次に低いランキング値を有する第2のスイッチ(S3)を決定し(409)、
    前記第2のスイッチで受信される、前記第1のスイッチ(S1)上の前記インタフェース(1)を決定し(410)、
    前記管理ノード(NMS1)へ至る、前記第2のスイッチ(S3)上の前記インタフェース(4)を決定し(405,406)、
    前記管理ノード(NMS1)の前記NMSで発見されたネットワークにおけるリンク(PL1)を有する、前記第1のスイッチ上の前記インタフェース(1)と、前記第2のスイッチ上の前記インタフェース(4)とを、相互に接続する(410)ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記管理ノード(NMS1)は、さらに、
    前記xSTPデバイス(122)において、前記xSTPによって取得される前記スパニング・ツリー・トポロジのみを含むVLAN(VLAN1)を設定し(501)、
    前記xSTPを停止し(502)、
    前記遮断されたインタフェースが起動状態であり、かつ、前記VLAN(VLAN1)に対して接続されていないことを判定し(503)、
    前記遮断されたインタフェースを停止及び起動して(506)、リンク(PL2)の各々の端部からのリンク・ダウン・トラップの照合を記録し(507)、
    前記遮断されたインタフェースを、リンクの相手側装置のインタフェースと接続する(510)ことによって、
    前記NMSが遮断されたインタフェースを発見することを特徴とする請求項8、9又は10に記載のシステム。
  12. 前記管理ノード(NMS1)が、さらに、
    前記ノードの前記インタフェースの状態を周期的に求め(807)、
    新たに発見された状態と以前の状態とを比較し(809)、
    前記ネットワーク・トポロジに対して、発見されたリンク(PL3)を追加する(816)ことによって、
    前記物理リンク(PL1,PL2,PL3)の前記スパニング・ツリー・トポロジの変化が発見されることを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載のシステム。
  13. 前記管理ノード(NMS1)は、さらに、
    前記スイッチの1つの前記インタフェースの状態を確認し(809)、
    2つの対応するリンク・ダウン・トラップを用いて前記スイッチの前記インタフェースの1つに対して適合するリンクの相手側装置におけるインタフェースを検出することによって、追加されたリンクを発見する(814)ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記管理ノード(NMS1)は、さらに、
    前記スイッチ(S41)の1つの前記インタフェース(4)の状態を確認し(807)、
    前記インタフェース(4)の1つに対する、2つの対応するリンク・ダウン・トラップ及びリンク・アップ・トラップを検出することを試み(814,815)、
    前記2つの対応するリンク・ダウン・トラップ及びリンク・アップ・トラップを検出しない場合に、前記ネットワーク(NW2)に対して前記インタフェースを追加し(818)、
    1つの前記インタフェース(4)を介して接続されたネットワーク・セグメント(NWS2)の構造を発見するために、トポロジ発見処理を繰り返す(819,820,821)ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
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