JP2010504039A - 遅延を減らしたネットワークジッターの平滑化 - Google Patents

遅延を減らしたネットワークジッターの平滑化 Download PDF

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Abstract

パケットストリーム内のジッターに対する補正の方法が説明される。この方法は、ジッターバッファからのフレームをデコードする間にパケットストリーム内のパケットから抽出されたデコードされていないフレームをジッターバッフアに置くステップと、平均プレイアウト遅延を使用して決定された率でデコードされたフレームをサンプルバッファに置くステップとを備える。平均プレイアウト遅延は、各パケットが利用可能となるように各パケットについて計算されたプレイアウト遅延の平均を実行することである。各パケットについてのプレイアウト遅延は、サンプルバッファ遅延及びジッターバッファ遅延の合計である。各パケットが受け取られると、平均プレイアウト遅延は受信したパケットに関連付けられたプレイアウト遅延の現在の平均プレイアウト遅延への比較に基づいて調整される。

Description

IP(Internet Protocol)などのコンピューティングデバイスにより使用される通信ネットワークは、パケット内のデータを転送する。パケットはデータの束であり、伝送のための特定の方法で組織されている。パケットはヘッダ(header)及び本文(body)を含む。本文はデータを含み、ヘッダはあて先アドレス、パケットの大きさ及びエラーチェックコードなどを含む一定の制御情報を含む。コンピューティングデバイスからのデータはパケットに挿入され、パケットはそのデータを抽出及び使用する別のコンピューティングデバイスに送信される。例えば、マイクロホンに接続されたコンピューティングデバイスは話されたメッセージを記録するのに使用でき、パケットを使用して、スピーカを通して話されたメッセージを再生する第2のコンピューティングデバイスに話されたメッセージを転送信することができる。
パケットを使用して話されたメッセージを転送するために、話されたメッセージはアナログの音声信号として記録される。ADC(analog to digital converter:アナログ−デジタル変換器)は、音声信号をデジタル信号に変換するのに使用される。デジタル信号はコーダー/デコーダー(コーデック)によりコード化されたバイナリデータに変換される。バイナリデータをコード化することは、データを圧縮することを含む。バイナリデータは区別できるフレームに割られ、バッファ内に置かれる。パケット化器(packetizer)は、バッファから1又は複数のフレームを抽出し、フレームを1又は複数のパケットに置く。パケットはプレイバック(playback:再生)コンピューティングデバイスにネットワーク上で送信される。パケットリーダはパケットを読み出し、1又は複数のフレームをパケットから抽出し、バッファ内にフレームを置く。フレームはバッファから抽出され、フレーム内に含まれるコード化されたバイナリデータはデコードされ、コーデックによりデジタル信号に変換される。デジタル信号はDAC(digtial to analog converter:デジタル−アナログ変換器)によりアナログ音声信号に変化される。音声信号は元の話されたメッセージを再生するスピーカを駆動する。
通信ネットワークは物理的デバイスの集まりなので、失われていないパケットは配信されるための有限の時間をとる。パケット配信時間は、伝送線上を移動するパケットの物理的距離、パケットをルートするのに使用されるネットワークルータ及びスイッチの性能差並びにパケットを送信及び受信するコンピューティングデバイス間の時間距離である「クロックドリフト」などであるが、これらに限られない様々な遅延の原因によって変わる。パケットが送信される間にでくわす遅延の原因の数及び種類によって、遅延期間は時間と共に変わる。パケットの遅延における差は、「統計的分散(statistical dispersion)」又はより形式的でない「ジッター(jitter)」と呼ばれる。ネットワーク内のジッターが増えると、一定のパケット配信率を保持することはより難しくなり、代わりにネットワーク上に送られる音声信号を正確に再生するのをより難しくさせる。
特に、ジッターは、例えば数ミリ秒といった短い時間期間での最大パケット遅延−最小パケット遅延として定義されるかもしれない。最大パケット遅延及び最小パケット遅延の間の差の絶対値、つまりジッターは、短い時間期間、つまり短い期間の間に受け取られるパケットの数を含むのに十分な大きさのバッファを有することほど重要ではない。ジッターを計測することは、信号が表す音声出力を正確に再生するために音声信号を適応させるための技法を可能にする。好ましくは、信号適応は長い期間で提供され、つまり例えば約1秒といった比較的長い期間に渡るパケット遅延における変化である。長い期間のパケット遅延が増加する場合、音声信号は拡張(expand)される。長い期間のパケット遅延が減少する場合、音声信号は縮小(contract)される。音声信号を縮小及び拡張するための多くの方法がある。例えば音声信号を縮小するために、役に立つ情報をほとんど又はまったく含まない信号の小さいセグメントが取り除かれ、音声信号を拡張するために、信号の小さいセグメントがコピー及び繰り返される。
信号縮小又は拡張によるジッターを補うことは、注意深くかつ過分ではなく行われなければならない。例えば、音声信号が人の声をエンコードし、音声信号が縮小されすぎる場合、再生される音声のスピーチは早く感じるかもしれない。同じ音声信号が拡張されすぎる場合、再生される音声のスピーチはゆっくりと感じるかもしれない。従って、ジッターを補うためになされる調整は、元のスピーチが正確に再生されるのに十分にゆっくり及び注意深くなされなければならない。
信号縮小及び拡張などのジッターを補う技法をいつ適用するかを決定するための従来の方法は、ジッターの原因が計測され、定量化され、値として記録されることをしばしば必要とする。その後にこの値は、ジッターの影響を補う技法をいつ適用するかを決定するのに使用される。
この課題を解決するための手段は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される簡略化された形式における、概念の選択を紹介するために提供される。この課題を解決するための手段は、特許請求された主題の鍵となる特徴を特定することを意図せず、特許請求された主題の範囲の決定の助けとして使用されることを意図しない。
パケットストリームにおけるジッターを補うための方法が開示されている。この方法は、パケットストリーム内のパケットからデコードされてないフレームを抽出するステップ並びにジッターバッファからのフレームをデコードする間にデコードされていないフレームをジッターバッファに置くステップ及びデコードされているフレームをサンプルバッファ内に置くステップを備える。デコードされていないフレームは、ジッターバッファ内に置かれ、デコードされたフレームは平均プレイアウト遅延により決定された率でサンプルバッファに置かれる。平均プレイアウト遅延は、各パケットが利用可能となるように各パケットについて計算されたプレイアウト遅延の実行平均である。各パケットについてのプレイアウト遅延は、サンプルバッファ遅延及びジッターバッファ遅延の合計である。
各パケットが受け取られると、平均プレイアウト遅延は、受け取られたパケットに関連付けられたプレイアウト遅延、つまり現在のプレイアウト遅延により近づいて適合する。さらに具体的には、現在のプレイアウト遅延は、受け取られたパケットに含まれるデコードされた1フレーム又は複数のフレームについて予期されたプレイアウト遅延である。現在のプレイアウト遅延は、デコードされたフレームがジッターバッファに置かれるとすぐに決定される。このとき、コード化されたフレームが、デコード及び再生つまりプレイアウトされる前にジッターバッファ内にどのくらい長く残っているかについての概算がなされる。
平均プレイアウト遅延は現在のプレイアウト遅延と比較される。現在のプレイアウト遅延は平均プレイアウト遅延より小さい。平均プレイアウト遅延の値は減らされる。現在のプレイアウト遅延は平均プレイアウト遅延より大きく、平均プレイアウト遅延の値は増加する。
本発明の上記の態様及び多くの付随する利点は、添付の図面と合わせて得られるとき、以下の発明を実施するための形態を参照することによってより理解されるように、よりわかりやすく理解されることになる。
例示的な同期データデコーダーのブロック図である。 例示的な同期データデコーダーのブロック図である。 例示的なジッターバッファ及びジッターバッファ下の関連した例示的なサンプルバッファの画像の図である。 時間内に様々な位置で再位置付けされたジッターバッファで時間と共に記録されたパケット遅延の例示図である。 時間内の様々な位置で再位置付けあれたジッターバッファで時間と共に記録されたパケット遅延の詳細なビューの例示図である。 時間内の様々な位置で再位置付けあれたジッターバッファで時間と共に記録されたパケット遅延の詳細なビューの例示図である。 パケットに関連付けられたプレイアウト遅延であるdi及び平均プレイアウト遅延であるDiの間の関係の画像の図である。 時間と共に記録されたプレイアウト遅延及び時間と共に記録された平均プレイアウト遅延を表す曲線の例示図である。 ネットワーク上で送信される信号上のジッターのエフェクトを補うための例示的な方法のフロー図である。 平均プレイアウト遅延を調整するための例示的な方法のフロー図である。 サンプルバッファからフレームの配信を調整するための例示的な方法のフロー図である。
音声信号を記述するデータなどのデータを含む、IPネットワークなどのネットワーク上で送信されたパケットは、各パケットが受信されると、データデコーダーつまりデコーダーによりデコードされることが多い。通常、パケットのデコーディングは、パケット内に含まれる圧縮されたデータを非圧縮化することを伴う。図1は、パケット102を受信し、パケット内のデータをデコードし、フレーム104としてデコードされたデータを配信する例示的なデコーダー100を示すブロック図である。図1に示されるデコーダー100は、パケット102を受け取り、同期的にフレーム104を配信する。一般に、デコーダー100で各パケットが到着すると、各パケット内のデータはすぐにデコードされ、デコードされたデータを含む1又は複数のフレームは配信される。デコーダー100がパケットを受信しデコードするのと同じ率でフレームは配信される。
ネットワーク上で送信されたパケットはジッターにより影響を受けることが多く、つまりパケット配送遅延におけるバリエーションである。図1に示されるデコーダー100などの同期デコーダー上のジッターのエフェクトに対抗するための方法は、ジッターソースがリモートデバイス上にあったとしてもジッターソースを計測することを必要とすることが多い。例えば、ローカルデバイス及びリモートデバイス間のパケットの移動距離により生じる送信遅延は計測、定量化、記録される必要がある。同様に、パケットが移動するネットワークルータ及びスイッチの性能バリエーション、並びにリモートデバイス及びローカルデバイスのクロックドリフト(clock drift)もまた、ジッターを補うこと(jitter compensation)を同期レコーダに適用するために、測定、定量化及び記録される必要があるかもしれない。
図2に示されるプルモデル(pull-model)のデコーダー200などの同期デコーダーは、図1に示される同期デコーダー100などの同期デコータで代替可能である。プルモデルデコーダーは特定のソースからのデータを特に要求する同期デコーダーである。プルモデルデコーダー200は、パケット202を受信し、パケット202内のデータをデコードし、デコードされたデータを含むフレーム204を配信する。同期デコーダーとは異なり、プルモデルデコーダー200などの同期デコーダーは、パケット202を受信し、フレーム204を同期的に配信する。プルモデルデコーダー200が同時にパケットを受信しフレームを配信することの両方ができる一方で、パケットが到着する率及びフレームが配信される率は同じである必要はない。プルモデルデコーダー200にパケットが到着する率は、フレームが配信される率ですぐに変化することなく変えることができる。パケット入力率及びフレーム出力率のデカップリング(decoupling)は、例えば音声フレームを要求する音声アプリケーションによりフレームが要求されるので、フレームを配信することにより達成される。
図2に示されるプルモデルデコーダー200などのプルモデルデコーダーは、要求上のフレームを配信するために、ジッターバッファ及びサンプルバッファを使用する。図3は、例示的なジッターバッファ300及び関連する例示的なサンプルバッファ312を示す。例示的なジッターバッファ300などのジッターバッファは、複数のストレージセル(storage cell)を含むデータバッファである。複数のセルの各セルはデコードされていない1フレームを含むことができる。通常、その時々で、全てのセルがフレームを含むわけではない。例えば、セル0 304、セル1 306、セル2 308、セル3 310はそれぞれフレームを含み、残っているセルはフレームを含まないかもしれない。ジッターバッファ内のデコードされていないフレームは、プレイバック順序つまりフレームデータがプレイバックされるべき順序で編成される。つまり、セル0 304はセル1 306の前に再生され、セル1 306はセル2 308の前に再生され、セル2 308はセル3 310の前に再生される。ジッターバッファ300は、読み出され取り除かれることになるセルを指すポインタ302を含む。ジッターバッファ300内のセル0 304などのジッターバッファの最初のセルは、「ジッターヘッド」と呼ばれる。図3−7において、ジッターバッファのジッターヘッドは、クロスハッチングにより示される。ジッターバッファ300に関連付けられた例示的なサンプルバッファ312もまた図3に示される。サンプルバッファ312は、ジッターバッファ300から読み出され、デコードされ、フレームを取り除かれることにより生成されるデコードされたフレームデータ314を含む。
図2に示される例示的なプルモデルデコーダー200などのプルモデルデコーダーは、パケット202が受信されるとパケット202からデコードされていないフレームを抽出し、プレイバック順でデコードされていないフレームをジッターバッファにロードし、1又は複数のフレームが要求されているときサンプルバッファ312からフレーム314を配信することにより、要求上のフレームを配信する。フレーム314が配信されると、フレーム314はサンプルバッファ312から取り除かれる。サンプルバッファ312にフレームがない場合、プルモデルデコーダー200は、ジッターバッファ300から「次の」デコードされていないフレームを読み出し、取り除き、フレームをデコードし、サンプルバッファ312にデコードされたフレームをロードする。ポインタ302はしたがって、次に読み出されることになるセルに移動される。好ましくは、ポインタ302はジッターヘッド304の1又は2のセル内に保たれる。入ってくるパケットのそれぞれは、パケットのシーケンス番号に対応するジッターヘッダ内のセルに置かれる。大量のジッターがある場合、パケットを挿入するポインタは第1のセル及び第2のセルの間で行き来して動く。したがって、短い時間期間での最小のセル置き換えはジッターバッファのヘッダから1つのセルについてめったにより近づかない。パケットのシーケンス番号の順序で到着するジッター及びパケットがほとんどない又は全くない場合、連続するパケットが置かれ、たとえばジッターヘッドの1フレーム内といったジッターバッファの早い部分から消費される。例えば、典型的なジッターバッファはフレームデータの約1から5秒を含み、典型的なフレームはデータの約20ミリ秒を含む。ジッターバッファ300におけるデコードされていないフレームは取り除かれるので、残っているデコードされていないフレームは次の利用可能なセルに移動することにより、ジッターヘッド304の方へ移動される。
サンプルバッファ312内のデコードされた複数のフレームは、再生可能なフレーム314の隣接するサンプルを形成する。再生可能サンプル314はフレームバッファ312から抽出され再生されるので、より多くの再生可能なサンプルがサンプルバッファ312に挿入される必要がある。サンプルバッファ312が新しいサンプルを必要とするので、デコードされていないフレームは、ジッターバッファ300のヘッドから抽出され、フレームはサンプルにデコードされ、サンプルバッファ312に挿入される。
パケットの到着の遅延はジッターのために変わることができるので、フレームがジッターバッファに挿入される率は、サンプルバッファ312からフレームが要求される率と比較して変わる。ここで説明される方法は、履歴窓(history window)としてジッターバッファ300を使用することによりこの不均衡を補う。例えばジッターバッファ300は、サンプルバッファ内の音声データの1秒を提供するために十分なデコードされていないフレームを格納することができる場合、1秒のジッターバッファは1秒の履歴窓として閲覧することができる。以下の説明からより良く理解できるであろうが、この方法は、ジッターバッファがパケットが配信される履歴(history、ヒストリ)の1秒を「覆う」ことを保証するためにこの例において1秒のジッターバッファを整列することにより、パケット遅延及びサンプル要求率の間の差(variation、バリエーション)を補う。例えば、1秒の履歴窓は50セルを含むことができ、各セルはデコードされていないフレームデータの20ミリ秒を含むことができる。好ましくは、1秒ジッターバッファは、デコードされていないフレームにおけるデータがプレイバックされる必要がある時間内に、時点がジッターバッファにより覆われる時間範囲内に反落するように、時間単位(time dimension)に整列される。
パケットが配信される時間範囲を覆うためのジッターバッファを整列させる処理が、図4に示される時間上で記録されたパケット遅延の例示図により示される。より詳しくは、図4は、時間と共に記録されたパケット遅延を示すパケット遅延曲線400を含む。ジッターバッファは402a、402b、402c及び402dの例示的な4つの位置で示される。例示的な4つの位置である402a、402b、402c及び402dにおけるジッターバッファのジッターヘッダの位置がパケット遅延曲線400の4つのセル内であるように、パケット遅延曲線内にジッターバッファを整列させる。例えば、パケット遅延曲線400が落ちたので、位置402bにおけるジッターバッファは位置402a内のジッターバッファより低い。パケット遅延曲線400が上がったので、位置402cにおけるジッターバッファは位置402b内のジッターバッファより高い。パケット遅延曲線400が再度落ちたので、位置402dにおけるジッターバッファは位置402c内のジッターバッファより低い。実際のパケット遅延は、図示されたパケット遅延曲線400が示すのと多かれ少なかれ変わるかもしれない。従ってパケット遅延曲線400は例示として構築され、限定はしない。
パケット遅延曲線でジッターバッファを整列させるためにどのようにジッターバッファを調整するかを決定するためにプレイアウト遅延は計算される。パケット遅延はデコーダーに到着するパケットの遅延を測定し、プレイアウト遅延はプレイアウトされることになるデコードされたフレームについてかかるであろう時間を予測する。実際には、プレイアウト値は関連するパケット遅延の値の反比例の値(inverse value)に近いかもしれない。パケット遅延とプレイアウト遅延との間のほとんど反比例の関係は、図5A及び図5Bを比較することにより理解できる。図5Aは、図4に示されるパケット遅延曲線400に似ているパケット遅延曲線の典型的な区域のより詳細なビューである。図5Bは、図5Aに示されるパケット遅延曲線に関連付けられたプレイアウト遅延の詳細なビューである。
図5Aにおいて、パケット遅延曲線500は短い履歴窓上でのパケット遅延を示す。図示されたパケット遅延曲線500は、ローカルの最大値504、508及びローカルの最小値502、506及び510を定義する。ローカルの最大値504はローカルの最小値502及び506の間に位置し、ローカルの最大値508はローカルの最小値506及び510の間に位置する。ジッターバッファは520a、520b、520cの3つの位置において示される。位置502aはローカルの最小値502及びローカルの最大値504の間に位置し、位置502bはローカルの最大値504及びローカルの最小値506の間に位置し、位置502cはローカルの最小値506及びローカルの最大値508の間に位置する。ジッターバッファのヘッドがプレイアウト遅延曲線500の1つのセル内に位置するように、ジッターバッファは位置付けられる。
プレイアウト遅延はパケット遅延の反比例に近いので、プレイアウト遅延を表す曲線は、パケット遅延を表す曲線の反比例に近い。したがって、図5Bに示される例示的なプレイアウト遅延曲線550は、図5Aに示されるパケット遅延曲線500の反比例に近い。プレイアウト遅延はパケット遅延の反比例に近いので、パケット遅延曲線の最大値は関連したプレイアウト遅延曲線において最小値に、パケット遅延曲線の最小値は、関連したプレイアウト遅延曲線において最大値になる。たとえば、図5Aに示されるローカルの最小値502は図5Bにおけるプレイアウト遅延において示されるローカルの最大値552となる。同様に、ローカルの最大値504はローカルの最小値554となり、ローカルの最小値506はローカルの最大値556となり、ローカルの最大値508はローカルの最小値558となり、ローカルの最小値510はローカルの最大値560となる。
プレイアウト遅延曲線はパケット遅延曲線の反比例に近いので、ジッターヘッダがジッターバッファの最後となるように、ジッターバッファも反比例化される。例えば、図5Bにおいてジッターヘッドはジッターバッファの最後であるのに対して、図5Aにおいて、ジッターヘッドはジッターバッファの最初にある。ジッターバッファは570a、570b及び570cにおいて示される。図5Aに示されるパケット遅延曲線500上に整列したジッターバッファと同様に、ジッターバッファは図5Bに示されるパケット遅延曲線500上に整列させられる。
上述に示したように、ジッターバッファは570a、570b及び570cの3つの位置において示される。3つの位置はそれぞれ、図5Aの位置520a、520b及び520cで整列される。位置570aにおいてジッターバッファは、ジッターバッファのヘッドの1セル内のローカルの最大値552及びローカルの最小値554の間のプレイアウト遅延曲線550の区域をオーバレイ(overlay)する。位置570bにおいてジッターバッファは、ジッターバッファのヘッドの1セル内のローカルの最小値554及びローカルの最小値556の間のプレイアウト遅延曲線550の区域をオーバレイする。位置570cにおいてジッターバッファは、ジッターバッファのヘッドの1セル内のローカルの最大値556及びローカルの最小値558の間のプレイアウト遅延曲線550の区域をオーバレイする。
ジッターヘッドがオーバレイするようにジッターバッファの位置を調整すること、又はオーバレイに近づくことで、ジッターバッファのヘッドの1セル内のプレイアウト遅延曲線は平均プレイアウト遅延を調整することを伴う。図6はパケットに関連付けられたプレイアウト遅延であるdi、平均プレイアウト遅延であるDi、ジッターバッファ600及びジッターバッファのヘッド602の間の関係の画像の図である。好ましくは、ジッターバッファ600のヘッド602は、平均プレイアウト遅延曲線610及びプレイアウト遅延曲線620の両方をオーバレイする。ジッターヘッド602及び平均プレイアウト遅延曲線610の間の距離は、Diにより表される距離により与えられる。サンプル遅延を含むジッターヘッド602及びプレイアウト遅延曲線620の間の距離は、diにより表される距離により与えられる。
ジッターヘッド602がオーバレイするか又はオーバレイに近づくように、ジッターバッファ600の位置を調節する方法で、プレイアウト遅延曲線620は、通常はゼロであるジッター制御についての最小遅延値Dminを設定し、通常はゼロであるジッター制御についての最大遅延値Dmaxを設定することにより始まる。ジッターバッファ600においてパケットが利用可能である場合、パケットはデコードされ、ジッターバッファ600は次のパケットをジッターヘッドに移動してシフトされる。デコードされたパケットは、例えばサンプルバッファ312といったサンプルバッファ内の最後のサンプルに添付される新しいサンプルを作成する。ジッターバッファ600内でパケットが利用可能でない場合、失ったパケットは合成されたサンプルを使用して信号を縮小又は拡大することにより隠され、信号を縮小又は拡大するのに使用された合成されたサンプルはサンプルパケット312内の最後のサンプルに添付される。
この方法の最初に設定されたDmax及びDminの値は、信号を縮小又は拡大するかどうかを決定するのに使用される。DiがDmaxより大きい場合、信号は縮小され、Diは同じ対応する時間の減少により減る。DiがDminより小さい場合、信号は拡大され、Diは同じ対応する時間の増加により増える。DiがDmaxより大きくなく、DiがDminより小さくない場合、信号は変化せず、Diの値は変化する。この時点でサンプルバッファ312からの要求されたサンプルの数が返される。
信号が「音声」又は「非音声」であるかどうかによって、どのように信号が縮小又は拡張されるかを当業者は理解されたい。音声化された信号は役に立つ情報を含む一方で、音声化されていない信号は沈黙、背後のノイズ又は「sh」若しくは「ss」などの音を含む。信号が音声化されていない場合、信号はノイズベースの方法を使用することにより拡張できる。このような拡張方法において、サンプルはフレーム長の1.5倍まで拡張できる。フレーム長の約1.5倍サンプルを拡張することも可能である。従って、フレーム長の1.5倍までサンプルを拡張することは、例として構築されるべきであり、限定ではない。例えばフレーム長が20ミリ秒である場合、フレーム長が30ミリ秒となるまでノイズサンプルを挿入することによりフレームを拡張できる。信号が音声化される場合、ピッチサイクルを繰り返すことにより、又は古いピッチサイクルから新しいピッチサイクルを生成することにより、信号を拡張できる。音声化された信号に対して、フレームの拡張された長さは、ピッチサイクルの大きさに依存する。例えばピッチサイクルが5ミリ秒の範囲である場合、フレーム長は5ミリ秒増分において拡張できる。従って、音声化信号を拡張するための技法は信号に独立である。音声化されていない信号を縮小するために、ウィンドイング又はサンプル見積りを使用して、サンプルをカットし結合することを当業者は理解されたい。通常、例えばフレーム長の半分といって所望の長さに信号のフレームを縮小することが可能である。音声信号を縮小するために、ピッチサイクルは取り除かれ結合される。従って、フレームの縮小された長さは、ピッチサイクルの大きさ及び音声化された信号を拡張するための技法がどれだけ信号依存かに依存する。
上述に示されるように、信号が縮小されると、Diの値が同じ対応する時間の減少により減らされ、信号が拡大されると、Diの値が同じ対応する時間の増加により増やされる。Diの値は信号の長さを使用して信号の縮小及び拡大に従って調整されるかもしれない。信号が長さNorgを有し、信号の長さがNnewとなる場合、Diは、Di(new)=Di(old)+(Nnew−Norg)/Sのように修正され、ここでSはサンプリング率(つまり1秒に16000サンプル)であり、この結果は数秒以内である。当業者は、平均プレイアウト遅延曲線610などの平均プレイアウト遅延曲線を「エンベロープ(envelope)」と呼ぶことが多い。次にパケットが受信され、エンベロープはDi(old)ではなくDi(new)に基づいて更新される。言い換えると、Di(new)はDi(old)を上書きするためにすぐに使用できる。
好ましくは、使用される転送プロトコルに従って、平均プレイアウト遅延Di-が減らされる又は増やされる量が決定される。例えば、TCP(Transmission Control Protocol)はより早い適応、及び従ってUDP(user Datagram Protocol)より大きな調整量を必要とする。UDPについてdiがDiより小さい場合、Di(new)=0.998*Di(OId)+0.002*di。さもなければ、Di(new)=di。TCPについてdiがDiより小さい場合、Di(new)=0.950*Di(old)+0.050*di。さもなければ、Di(new)=0.9*Di(old)+0.1*di
例示的な図は、図7に示される上で説明される技法を使用してジッターヘッドがプレイアウト遅延をオーバレイするように、ジッターバッファの位置調節を示している。図7における図は、例示的なプレイアウト遅延曲線700、例示的な平均プレイアウト遅延曲線710つまりエンベロープ710、及び5箇所に示されているジッター720を含む。プレイアウト遅延曲線700はソリッド線(solid line)であり、エンベロープ710は点線である。エンベロープ710はプレイアウト遅延曲線700よりはるかにゆっくり時間をかけて変化する。好ましくは、可能な限り、ジッターヘッドがエンベロープ710に近づくように、ジッターヘッドを調整する。例えば、ジッターバッファ720は位置720A、720B、720C、720D及び720Eで示される。位置720A、720C、720D、及び720Eにおいて、ジッターヘッドがエンベロープ710にとても近づき、ジッターバッファの第2のセルがエンベロープ710をオーバレイするように、ジッターバッファは調整される。位置720Bにおいて、ジッターバッファはエンベロープ710より高く、ジッターヘッドはエンベロープ710より高い。時間と共に、ジッターバッファ及びジッターヘッドは繰り越され(brought down)エンベロープ710で整列する。
ネットワーク上に送信される信号上のジッターのエフェクトを補うためにエンベロープでジッターヘッダを整列させるために、ジッターヘッド及びジッターバッファを調節するための例示的な方法は、図8におけるフロー図により示される。ほとんどのデバイスにとって、例示的な適応するとき、一定の率でサンプルが配信されることが好ましいことに留意されたい。従って、サンプルは一定の率でサンプルバッファ外にプルするのが好ましい。派えっと遅延の量の変化を順応させるために、また一定のサンプル配信率を維持するために、サンプルバッフア内のサンプルは縮小され、つまりサンプルバッファ内により少ないサンプルがあることを保証するために圧縮されるか、又はサンプルバッフア内により多くのサンプルがあることを保証するために拡張されるかである。サンプルバッフア内のサンプルの数の変更は、ジッターバッファがどれだけ早くシフトされるかを間接的に制御する。サンプルバッファ内のサンプルがより多い場合、ジッターバッファをシフトする必要性が減り、これはより長いパケット遅延に順応する。サンプルバッファ内のサンプルがより少ない場合、ジッターバッファをシフトする必要性が増え、これはより短いパケット遅延に順応する。
図8に示される例示的な方法はブロック800で始まる。ブロック800において、パケットが受信されるとき、図9に示されるように受信したパケットのプレイアウト遅延を使用して平均プレイアウト遅延が調整される。ブロック802において、サンプルはサンプルバッファからプルされ、図10に示される平均プレイアウト遅延を使用してサンプル配信は調整される。ブロック800における動作は、非同期的にブロック802における動作になることに留意されたい。従って、ブロック800及びブロック802における動作はほとんど同時に行われる。
図9は平均プレイアウト遅延、つまり図8のブロック800における動作を調整するための例示的な方法のフロー図である。この方法はパケットを受信する図9のブロック900で始まる。ブロック902において、受信したパケットのタイムスタンプ及び/又はシーケンス番号は、ジッターバッファ内でパケットをどこに置くべきかを決定するために使用される。タイムスタンプ又はシーケンス番号は、パケット内の1フレーム又は複数のフレームが、ジッターヘッドパケット内のフレームの前に置かれるべきであることを示す場合、ジッターヘッドにパケット内のフレームを挿入することを可能にするためにジッターヘッドフレームを戻して動かす。代替として、タイムスタンプ又はシーケンス番号は、パケット内の1フレーム又は複数のフレームがジッターバッフア内の最後に占められたセル又は他のセルの後にすぐに置かれるべきであることを、代わりに示すかもしれない。ジッターバッファ内に一時的な「穴(hole)」がある可能性があり、つまりあるジッターバッファセルは、他のジッターバッファセル一時的に占有されていない間に、占有されている可能性がある。
実際に、ジッターヘッドにパケット内のフレームを挿入することになるのを可能にするためにジッターヘッドフレームを戻して移動する必要性は、使用されている転送プロトコルがTCPであり、パケットが大きいバーストにおいて遅延するときに、通常起こる。例えばUDPなどの他の転送プロトコルについて、1つのセル又は全くなしにジッターヘッドフレームをシフトバックすることになるのを可能にするために、このような遅いパケットは代わりに落とされるかもしれない。
図9のブロック904に続いて、フレームつまりデコードされていないフレームはジッターバッファ内に置かれる。ブロック906において、プレイアウト遅延diを計算する。ブロック908において、プレイアウト遅延であるdi及び平均プレイアウト遅延であるDiの間で比較がなされる。diがDiより小さい場合、つまりプレイアウト遅延が平均プレイアウト遅延より小さい場合、制御はブロック910に流れる。さもなければ制御はブロック912に流れる。ブロック910において、上述の技法を使用してDiはゆっくりとdiに適応する。ブロック912において、上述の技法を使用してDiはすばやくdiに適応する。ブロック190及び912の後、この方法は終了する。
図10は、例えば図8のブロック802に示される動作といった計算された平均プレイアウト遅延を使用して、サンプルをプルし、サンプル配信率を調整するための例示的な方法のフロー図である。サンプルプルが要求される、つまりサンプルバッファ312などのサンプルバッファからのサンプルが要求される一方で、この方法は図10のブロック1000で始まる。ブロック1002において、十分なサンプルがサンプルバッファ内にあるかどうかを決定するためにテストがなされる。サンプルバッファ内に十分なサンプルがある場合、サンプルが配信されるブロック1018に制御は流れる。サンプルバッファ内に十分なサンプルがない場合、決定ブロック1004に制御は流れる。決定ブロック1004において、ジッターバッファ内の最初のパケット、つまりジッターヘッダ内のパケットを受信したかどうかを決定するためにテストがなされる。ジッターバッファ内の最初のパケットを受信した場合パケットがデコードされ、パケットのデコードされたフレームがサンプルバッファ内に置かれるブロック1006に制御は流れる。最初のパケットが受信されていない場合、制御はブロック1008に流れる。ブロック1008において、最初のパケットが利用可能でないために失われているフレームは合成されたサンプルを使用して隠される。この方法は、デコード又は合成されているかのいずれかのサンプルが、サンプルバッファ内に置かれているブロック1010に続く。決定ブロック1012において、Diは、平均プレイアウト遅延に対する所望の範囲と比較される。Diが所望の範囲内の場合、サンプルが配信されるブロック1018に流れる。Diが低い場合、つまり所望の範囲より低い場合、制御はブロック1014に流れる。Diが高い場合、つまり所望の範囲より高い場合、制御はブロック1016に流れる。ブロック1016において、信号は上述の技法を使用して拡張される。ブロック1018において、サンプルは配信され、この方法は終了する。
例示的な実施形態が示され説明されてきた一方で、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変更がなされうることを理解されたい。

Claims (20)

  1. パケットストリーム内のジッターに対する補正方法であって、前記パケットストリームを形成する前記パケットの遅延によって、平均プレイアウト遅延の値を調節するステップと、
    前記調節された平均プレイアウト遅延を使用してサンプルバッファからサンプルがプルされる率を調整するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  2. ジッターヘッドを有するジッターバッファ内の前記パケットから抽出されたデコードされていないフレームを格納するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記パケットストリームを形成する前記パケットの前記遅延に従って、平均プレイアウト遅延の前記値を調節するステップが、
    a)前記パケットストリームからのパケットに関連付けられたシーケンスインジケーターを、前記ジッターヘッダ内のパケットに関連付けられたシーケンスインジケーターと比較するステップと、
    b)前記シーケンスインジケーターの前記比較に基づいて、前記ジッターバッファにデコードされていないフレームを置くステップと、
    c)前記プレイアウト遅延を計算するステップと、
    d)前記プレイアウト遅延が前記平均プレイアウト遅延より小さい場合、前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にすばやく適応させるステップと、前記プレイアウト遅延が前記平均プレイアウト遅延より小さくない場合、前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にゆっくりと適応させるステップと
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記シーケンスインジケーターはタイムスタンプであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記シーケンスインジケーターがシーケンス番号であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にゆっくりと適応させるステップは、方程式Di(new)=0.950*Di(old)+0.050*diに基づき、Diはパケットを受信するときの前記ジッターヘッド及び前記平均プレイアウト遅延の間の距離を表し、diはパケットに関連付けられた前記プレイアウト遅延を表すことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にすばやく適応させるステップは、方程式Di(new)=0.9*Di(old)+0.1*diに基づき、Diはパケットを受信するときの前記ジッターヘッド及び前記平均プレイアウト遅延の間の距離を表し、diはパケットに関連付けられた前記プレイアウト遅延を表すことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にゆっくりと適応させるステップは、方程式Di(new)=0.998*Di(old)+0.002*diに基づき、Diはパケットを受信するときの前記ジッターヘッド及び前記平均プレイアウト遅延の間の距離を表し、diはパケットに関連付けられた前記プレイアウト遅延を表すことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  9. 前記平均プレイアウト遅延を前記プレイアウト遅延にすばやく適応させるステップは、方程式Di(new)=diに基づき、Diはパケットを受信するときの前記ジッターヘッド及び前記平均プレイアウト遅延の間の距離を表し、diはパケットに関連付けられた前記プレイアウト遅延を表すことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  10. 前記調整された平均プレイアウト遅延に従ってサンプルバッファからサンプルが引き出される前記率を調整するステップは、サンプル−プル要求に応答するのに前記サンプルバッファ内に十分なサンプルがあるかどうかを決定するステップ、及びサンプル−プル要求に応答するのに前記サンプルバッファ内に十分なサンプルがない場合に前記サンプルバッファに対する追加のサンプルを作成するステップとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記サンプルバッファに対する追加のサンプルを作成するステップは、前記ジッターバッファ内の第1のパケットが受け取られるかどうかを決定するステップと、前記ジッターバッファ内の前記第1のパケットが受け取られる場合に前記パケットをデコードするステップ及び前記ジッターバッファ内の前記第1のパケットが受け取られない場合に前記パケットを隠すステップとを備えたことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記平均プレイアウト遅延をあらかじめ選択された所望の範囲と比較するステップと、前記実際のプレイアウト遅延が前記所望の範囲の最小値より小さい場合に信号を拡張するステップとをさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記実際のプレイアウト遅延が前記所望の範囲の最大値より大きい場合に信号を縮小するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. パケットストリーム内のジッターに対する補正する方法であって、データストリームを形成するパケットから抽出されたデコードされていないフレームをジッターバッファに置くステップと、
    前記ジッターバッファからのフレームをデコードするステップと、
    平均プレイアウト遅延により決定された率で前記デコードされたフレームをサンプルバッファに置くステップであって、プレイアウト遅延は前記データストリームを形成する各パケットについて計算された前記プレイアウト遅延の実行平均により決定される、置くステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  15. 各パケットについての前記プレイアウト遅延は、サンプルバッファ遅延及びジッターバッファ遅延の合計であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記受け取ったパケットに関連付けられた前記プレイアウト遅延の前記現在の平均プレイアウト遅延との比較に基づいて各パケットは受け取られるので、前記平均プレイアウト遅延は調整されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. サンプル−プル要求に応答するのに前記サンプルバッファ内に十分なサンプルがあるかどうかを決定することにより、及びサンプル−プル要求に応答するのに前記サンプルバッファ内に十分なサンプルがない場合に前記サンプルバッファに対する追加のサンプルを作成することにより、前記平均プレイアウト遅延は調整されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記サンプルバッファに対する追加のサンプルを作成するステップは、前記ジッターバッファ内の第1のパケットが受け取られるかどうかを決定するステップと、前記ジッターバッファ内の第1のパケットが受け取られる場合に前記パケットをデコードするステップ及び前記ジッターバッファ内の前記第1のパケットが受け取られない場合に前記パケットを隠すステップとを備えたことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記平均プレイアウト遅延をあらかじめ選択された所望の範囲と比較するステップと、前記実際のプレイアウト遅延が前記所望の範囲の最小値より小さい場合に信号を拡張するステップとをさらに備えたことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記実際のプレイアウト遅延が前記所望の範囲の最大値より大きい場合に信号を縮小するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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