JP2010287503A - Discharge lamp-lighting device and luminaire - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光源として放電ランプを点灯する放電灯点灯装置及び照明器具に関するものである。 The present invention relates to a discharge lamp lighting device and a lighting fixture for lighting a discharge lamp as a light source.
従来、放電ランプなどの光源を点灯する放電灯点灯装置には、交流出力手段としてインバータ回路を用いたインバータ式のものが知られている。かかる放電灯点灯装置は、インバータ回路を構成するスイッチング素子のスイッチング周期(動作周波数)を放電ランプの点灯状態に応じて制御することにより放電ランプを一定の明るさで点灯するようにしている。 Conventionally, as a discharge lamp lighting device for lighting a light source such as a discharge lamp, an inverter type device using an inverter circuit as an AC output means is known. In such a discharge lamp lighting device, the discharge lamp is lit at a constant brightness by controlling the switching cycle (operating frequency) of the switching elements constituting the inverter circuit according to the lighting state of the discharge lamp.
一方、このような放電灯点灯装置には、特許文献1に開示されるようにインバータ回路からの高周波電力により点灯される放電ランプのランプ電力を予め設定された基準値に近づけるように制御するとともに、このときの基準値を変更し放電ランプのランプ電力を可変することで調光制御を可能にしたフィードバック回路を有するものもある。
On the other hand, in such a discharge lamp lighting device, as disclosed in
ところが、このように構成されたものは、例えば、放電ランプを調光点灯から全光点灯に切換える際に、フィードバック回路でのフィードバック制御の遅れなどにより制御が安定するまでインバータ回路の動作周波数が大きく変動することがあり、このため動作周波数が低い方向に変動し過ぎると一瞬だけ放電ランプが明るく光り、使用者に違和感を与えることがあった。 However, in such a configuration, for example, when the discharge lamp is switched from dimming lighting to all-light lighting, the operating frequency of the inverter circuit is increased until the control is stabilized due to delay of feedback control in the feedback circuit. For this reason, if the operating frequency fluctuates too much in the low direction, the discharge lamp may shine brightly for a moment, giving the user a sense of discomfort.
また、放電ランプを取り外した、ランプ脱などの異常モードの場合も、フィードバック回路のフィードバック制御の遅れによりインバータ回路を構成するスイッチング素子が進相スイッチングとなることがあり、スイッチング素子にストレスがかかり、発熱などにより破損するおそれがあった。つまり、この種の放電灯点灯装置での放電ランプの全光点灯時の周波数fとランプ電圧Vの関係で表される共振周波数特性は、負荷時で図4(a)に示す特性が得られ、ランプ脱などによる無負荷時では、図4(b)に示す特性が得られることが知られている。このため、例えば、全光時点灯周波数faでインバータ回路が動作している状態で、ランプ脱など異常モードが発生し、フィードバック回路でのフィードバック制御の遅れにより動作周波数が大きく変動すると、図4(b)に示すように瞬間的に進相側の周波数fb(共振周波数foより低い周波数)でインバータ回路が動作することがあり、この間、スイッチング素子に多大なストレスがかかり素子の破損を招くおそれがあった。 Also, in the case of an abnormal mode such as lamp discharge, with the discharge lamp removed, the switching element constituting the inverter circuit may be advanced phase switching due to the feedback control delay of the feedback circuit, and stress is applied to the switching element, There was a risk of damage due to heat generation. That is, in this type of discharge lamp lighting device, the resonance frequency characteristic represented by the relationship between the frequency f and the lamp voltage V when the discharge lamp is fully lit is the characteristic shown in FIG. It is known that the characteristics shown in FIG. 4B can be obtained when there is no load due to lamp removal or the like. For this reason, for example, when the inverter circuit is operating at the all-lights lighting frequency fa, an abnormal mode such as lamp removal occurs, and the operating frequency fluctuates greatly due to feedback control delay in the feedback circuit. As shown in b), the inverter circuit may instantaneously operate at the phase advance side frequency fb (frequency lower than the resonance frequency fo). During this time, the switching element may be subjected to great stress and may be damaged. there were.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、交流出力を放電ランプに供給する交流出力手段での動作周波数の変動を防止することができる放電灯点灯装置及び照明器具を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a discharge lamp lighting device and a lighting fixture that can prevent fluctuations in operating frequency in an AC output means for supplying an AC output to a discharge lamp. And
上記の課題を解決するために、
請求項1記載の発明は、動作周波数に基づいて交流出力を生成し放電ランプに供給する交流出力手段と;前記放電ランプの全光時点灯周波数を前記交流出力手段の無負荷共振周波数近傍に設定する共振手段と;前記放電ランプの負荷出力を予め設定される基準信号に近づけるように制御するフィードバック制御手段と;前記放電ランプの全光点灯及び調光点灯に応じて前記交流出力手段の動作周波数を制御するとともに、前記放電ランプの全光点灯時、前記フィードバック制御手段の動作を無効にし、前記放電ランプの調光光点灯時、前記フィードバック制御手段の動作無効を解除する制御手段と;を具備したことを特徴としている。ここで、フィードバック制御手段によるフィードバック制御には、定電流制御又は定電力制御などが好適である。また、「動作を無効」には、ICチップやマイコン内でフィードバック信号を受け付けない(処理に用いない)ようなソフト的な処理、又は機械的/半導体素子などのスイッチ要素によりフィードバック信号が入力されないように接続を遮断するものなどを含んでいる。
To solve the above problem,
The invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記全光点灯及び調光点灯の切換えにより前記放電ランプの負荷出力を緩やかに変化させるように制御する遅延手段をさらに有することを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the control means includes delay means for controlling the load output of the discharge lamp to change gradually by switching between the all-light lighting and the dimming lighting. Furthermore, it is characterized by having.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の放電灯点灯装置と;前記放電灯点灯装置を有する器具本体と:を具備したことを特徴とする照明器具である。 A third aspect of the present invention is an illumination fixture comprising: the discharge lamp lighting device according to the first or second aspect; and a fixture main body having the discharge lamp lighting device.
請求項1記載の本発明によれば、放電ランプを全光点灯に切換える場合、フィードバック制御を無効にして、フィードバック制御の遅れに原因する交流出力手段の動作周波数の変動を防止することができる。 According to the first aspect of the present invention, when the discharge lamp is switched to all-light lighting, it is possible to disable the feedback control and prevent the fluctuation of the operating frequency of the AC output means caused by the delay of the feedback control.
また、放電ランプの全光点灯時、放電ランプを取り外した、いわゆるランプ脱の場合も、フィードバック制御が無効になっていて交流出力手段の動作周波数の変動を防止できるので、交流出力手段が進相側の周波数で動作することを防止できる。 Also, when the discharge lamp is fully lit, when the discharge lamp is removed, so-called lamp removal, feedback control is disabled and fluctuations in the operating frequency of the AC output means can be prevented. It is possible to prevent operation at the side frequency.
また、請求項2記載の本発明によれば、放電ランプの全光点灯から調光点灯への移行を、ランプ出力を順次変化させながら行うことができ、放電ランプの明るさを滑らかに変化させることができる。 According to the second aspect of the present invention, the transition of the discharge lamp from all-light lighting to dimming lighting can be performed while sequentially changing the lamp output, and the brightness of the discharge lamp is smoothly changed. be able to.
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
まず、本発明の点灯装置が適用される照明器具について簡単に説明する。図1において、1は器具本体で、この器具本体1は、円板状をした基台1aを有し、この基台1a上に直径の異なるリング状の放電ランプ2,3が同心状に配置され、これら放電ランプ2,3を覆うように乳白色のセード4が装着されている。また、器具本体1内部には、本発明の放電灯点灯装置100が配置されている。なお、図示しないが、さらに反射板、端子および配線なども設けられることは勿論である。
First, the lighting fixture to which the lighting device of the present invention is applied will be briefly described. In FIG. 1,
図2は、このように構成された照明器具の器具本体1内部に組み込まれる本発明の放電灯点灯装置100の概略構成を示している。
FIG. 2 shows a schematic configuration of the discharge
図2において、11は交流電源で、この交流電源11は、不図示の商用電源からなっている。この交流電源11には、全波整流回路12の入力端子が接続されている。全波整流回路12は、交流電源11からの交流電力を全波整流した出力を発生する。
In FIG. 2, 11 is an AC power source, and this
全波整流回路12には、電源手段として昇圧チョッパ回路13が接続されている。この昇圧チョッパ回路13は、全波整流回路12の正負極の出力端子間に昇圧用トランスを構成するインダクタ14及びスイッチング素子としての電界効果トランジスタ15の直列回路が接続され、電界効果トランジスタ15に並列に図示極性のフライホイールダイオード16を介して平滑用コンデンサである電解コンデンサ17が接続されている。また、電解コンデンサ17の両端には、電圧検出手段として抵抗18,19の直列回路が接続されている。抵抗18,19は、電解コンデンサ17の出力より分圧電圧を発生し、このうち抵抗19の端子電圧を制御部20に出力する。電界効果トランジスタ15は、制御部20での、抵抗19の端子電圧と予め用意される参照電圧との比較結果に基づいてオンオフ動作される。インダクタ14は、電界効果トランジスタ15のオンオフ動作に伴う電磁的エネルギーの蓄積及び放出によりフライホイールダイオード16を介して電解コンデンサ17に昇圧された出力を発生させる。制御部20については、後述する。
A
昇圧チョッパ回路13には、交流出力手段としてインバータ回路21が接続されている。このインバータ回路21は、前記電解コンデンサ17に並列に、スイッチング素子としての電界効果トランジスタ221、222の直列回路が接続され、所謂、ハーフブリッジ型のインバータ回路として構成されている。電界効果トランジスタ221、222は、それぞれのゲートが制御部20に接続され、制御部20より供給される制御信号によりオンオフが制御される。
An
インバータ回路21には、共振手段として共振回路23が接続されている。この共振回路23は、直流カット用のコンデンサ231を介して共振用インダクタ232と共振用コンデンサ233の直列回路が接続されている。この場合、共振用インダクタ232と共振用コンデンサ233は、共振動作により決定される放電ランプ24の全光時点灯周波数を図4(b)に示すインバータ回路21の無負荷共振周波数fo近傍の周波数fcに設定している。
A
共振回路23には、光源としての放電ランプ24(図1に示す放電ランプ2,3に相当)が接続されている。この場合、共振回路23の共振用インダクタ232と共振用コンデンサ233の接続点は、放電ランプ24の一方のフィラメント24aに接続され、また、共振用コンデンサ233の前記全波整流回路12の負極側出力端子との接続点は、放電ランプ24の一方のフィラメント24bに接続されている。また、放電ランプ24のフィラメント24a、24bには、不図示の予熱用トランスの補助巻線251、252が直列接続され、これらフィラメント24a、24bの予熱を可能にしている。
Connected to the
放電ランプ24には、直列に負荷出力検出手段として電流検出回路26が接続されている。この電流検出回路26は、放電ランプ24に直列接続される抵抗素子27と図示極性のダイオード28の直列回路と、この直列回路に並列接続される図示極性のダイオード29より構成され、放電ランプ24に流れる一方向のランプ電流を負荷出力として検出する。
A
制御部20は、電源装置全体を制御するもので、電源出力制御手段としてチョッパ出力制御部201、動作周波数制御手段としてインバータ制御部202及び調光手段として調光制御部203を有している。
The
チョッパ出力制御部201は、予め不図示の参照電圧が記憶されていて、この参照電圧と抵抗19の端子電圧との比較結果に基づいて電界効果トランジスタ15のオンオフ動作を制御し、電界効果トランジスタ15のオンオフ動作に伴うインダクタ14での電磁的エネルギーの蓄積及び放出により電解コンデンサ17両端に昇圧された出力電圧を発生させる。
The chopper
インバータ制御部202は、調光制御部203から出力される制御信号に基づいて数十kHz〜200kHz程度の動作周波数の制御信号を発生してインバータ回路21の電界効果トランジスタ221,222を交互にオンオフさせ、電界効果トランジスタ222のドレインーソース間に高周波交流出力を発生させる。
The
調光制御部203は、図3に示すように基準信号生成部31及び比較器32を有している。基準信号生成部31は、一方端に基準電圧(図示例では+5V)が印加された抵抗33,34の直列回路、スイッチング手段として直列回路の他方端にコレクタが接続され、エミッタが接地されたNPN型トランジスタ35を有し、NPN型トランジスタ35のベースに外部の調光切換部36が接続されている。この場合、放電ランプ14の全光点灯時は調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフにして抵抗33,34の接続点Pに全光点灯用の基準信号(基準電圧+5V)を発生し、調光点灯時はNPN型トランジスタ35をオンにして接続点Pに調光点灯用の基準信号(<基準電圧+5V)を発生する。比較器32は、一方端子に基準信号生成部31で生成された基準信号が入力され、他方端子に電流検出回路26より検出されるランプ電流が入力され、これらの比較結果を制御信号として出力するフィードバック制御手段を構成している。この場合、比較器32は、基準信号生成部31より全光点灯用の基準信号(基準電圧+5V)が与えられると、出力を「H」レベル状態に維持してインバータ制御部202に対するフィードバック制御を無効にし、基準信号生成部31より調光用の基準信号(<基準電圧+5V)が与えられると、電流検出回路26より検出されるランプ電流との比較結果を制御信号として出力し、インバータ制御部202へのフィードバック制御の無効を解除してフィードバック制御を有効にする。また、インバータ制御部202は、フィードバック制御の無効、つまり比較器32の出力が「H」レベル状態に維持されると、例えば、ICチップやマイコン内でフィードバック信号(比較器32からの出力)を受け付けない(処理に用いない)ようなソフト的な処理を実行したり、又は機械的/半導体素子などのスイッチ要素によりフィードバック信号が入力されないように接続を遮断したりするとともに、インバータ回路21を全光点灯時の一定の動作周波数に設定し、また、フィードバック制御の有効によりフィードバック信号を受け付けて放電ランプ24のランプ電流を調光点灯用の基準信号に近づけるようにインバータ回路21の動作周波数を設定する。
The dimming
次に、このように構成した実施の形態の作用を説明する。 Next, the operation of the embodiment configured as described above will be described.
まず、全光の場合、基準信号生成部31では、調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフにして、抵抗33,34の接続点Pに全光点灯用の基準信号(基準電圧+5V)を発生する。すると、基準信号生成部31より全光用の基準信号(基準電圧+5V)が比較器32に与えられ、比較器32は、その出力を「H」レベル状態に維持し、インバータ制御部202に対するフィードバック制御を無効にする。
First, in the case of all light, in the reference
この状態で、交流電源11の交流電力が全波整流回路12で全波整流され、昇圧チョッパ回路13に供給される。昇圧チョッパ回路13では、電界効果トランジスタ15が抵抗19の端子電圧と、チョッパ出力制御部201に予め用意された参照電圧との比較結果に基づいてオンオフ動作し、この電界効果トランジスタ15のオンオフ動作に伴うインダクタ14の電磁的エネルギーの蓄積及び放出によりフライホイールダイオード16を介して電解コンデンサ17に昇圧された出力電圧を発生する。
In this state, the AC power of the
昇圧チョッパ回路13の出力電圧は、インバータ回路21に入力される。インバータ回路21は、電界効果トランジスタ221,222をインバータ制御部202より入力される制御信号によりオンオフされ、電界効果トランジスタ222のドレインーソース間に高周波交流を発生する。この場合、インバータ制御部202には、調光制御部203の基準信号生成部31より「H」レベル状態を維持する出力が与えられフィードバック制御が無効になっている。これにより、インバータ制御部202は、全光点灯時の一定の動作周波数に対応する制御信号を出力し、インバータ回路21は、このときの制御信号に応じた動作周波数により電界効果トランジスタ221,222をオンオフして高周波交流を発生する。
The output voltage of the
インバータ回路21より出力される高周波交流出力は、共振回路23に与えられ、共振用インダクタ232及び共振用コンデンサ233が共振動作される。この状態で、放電ランプ24のフィラメント24a、24bに、不図示の予熱用トランスの補助巻線251、252より予熱電流が流れると、放電ランプ24のフィラメント24aと24bの間に所定の始動電圧が印加され、放電ランプ24は全光点灯(100%)される。
The high-frequency alternating current output from the
次に、調光切換部36により、NPN型トランジスタ35をオンにして、抵抗33,34の接続点Pに調光用の基準信号(<基準電圧+5V)を発生する。この場合、基準信号生成部31より調光用の基準信号が比較器32に与えられると、比較器32より、このときの基準信号と電流検出回路26より検出されるランプ電流との比較結果が制御信号として出力されインバータ制御部202に対するフィードバック制御を有効にする。
Next, the
この状態で、交流電源11の交流電力が全波整流回路12で全波整流され、昇圧チョッパ回路13に供給されると、上述したと同様に昇圧チョッパ回路13より昇圧された出力電圧を発生し、インバータ回路21に入力される。インバータ回路21は、電界効果トランジスタ221,222をインバータ制御部202より入力される制御信号によりオンオフし高周波交流を発生する。この場合、インバータ制御部202には、調光制御部203の基準信号生成部31で生成された調光点灯時の基準信号と、電流検出回路26より検出されるランプ電流との比較結果に応じた出力が与えられ、フィードバック制御が行われている。これにより、インバータ回路21は、このときの制御信号に応じた動作周波数により電界効果トランジスタ221,222がオンオフして高周波交流を発生し、共振回路23の共振動作により放電ランプ24を調光点灯させる。この場合、インバータ制御部202へのフィードバック制御が有効になっているので、放電ランプ24のランプ電流は、常に調光点灯用の基準信号に近づくように制御されて定電流制御が行われる。
In this state, when the AC power of the
したがって、このようにすれば、全光点灯と調光点灯時に応じた動作周波数に基づいてインバータ回路21より交流出力を発生し、放電ランプ24を全光点灯と調光点灯を切換え可能にしたもので、放電ランプ24のランプ電流を予め設定される基準信号に近づけるように制御するフィードバック制御手段を有し、放電ランプ24の全光点灯時はフィードバック制御を無効とし、調光点灯のみフィードバック制御を有効とするようにした。これにより、放電ランプ24を調光点灯から全光点灯に切換える場合、フィードバック制御が無効になるので、フィードバック回路でのフィードバック制御の遅れなどに原因するインバータ回路の動作周波数の変動を防止することができ、放電ランプ24が一瞬だけ明るくなるような使用者が感じる違和感を解消することができる。
Therefore, in this way, an AC output is generated from the
また、放電ランプ24の全光点灯時、フィードバック制御を無効にしてインバータ回路21での動作周波数の変動を防止することができるので、放電ランプ24を取り外した、いわゆるランプ脱などの異常モードの場合も、インバータ回路21が瞬間的にも進相側の周波数で動作することを防止でき、インバータ回路21を構成する電界効果トランジスタ221,222などのスイッチング素子にストレスがかかるのを防止することができる。これにより、共振回路23の共振動作により決定される放電ランプ24の全光時点灯周波数をインバータ回路21の無負荷共振周波数近傍に設定することもできるので、全光点灯時の動作周波数を極力低いところに設定でき、全光点灯時の放電ランプ24の明るさを良好に維持することもできる。
In addition, when the
さらに、放電ランプ24の全光点灯時、インバータ回路21は、一定の動作周波数で動作され、放電ランプ24は略定電流特性で点灯動作するので、放電ランプ24の電力を低く抑えることができ、その分、投入電力を低減でき省エネ効果を得ることができる。さらに装置内に使用される回路素子の不要な温度上昇を抑制することもできる。
Furthermore, when the
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、調光動作時、基準信号生成部31で生成される調光用の基準信号に対して放電ランプ24のランプ電流を一定に制御する定電流制御の例を述べたが、第2の実施の形態では、放電ランプ24の出力電力を一定に制御する定電力制御を用いている。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, an example of constant current control is described in which the lamp current of the
図5は、本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すもので、図2と同一部分には、同符号を付している。この場合、インバータ回路21を構成する電界効果トランジスタ221、222に直列に負荷出力検出手段として電力検出回路41が接続されている。この電力検出回路41は、電界効果トランジスタ221、222に直列接続される抵抗素子42と、この抵抗素子42に並列接続される抵抗素子43とコンデンサ44の直列回路を有し、抵抗素子43とコンデンサ44の接続点、つまりコンデンサ44両端に発生する電圧を放電ランプ24のランプ電力として検出し、この検出出力を基準信号生成部31の比較器32の一方端子に入力させる。
FIG. 5 shows a schematic configuration of the second embodiment of the present invention, and the same parts as those in FIG. In this case, a
その他は、図2と同様である。 Others are the same as in FIG.
このようにしても、全光動作の場合、基準信号生成部31で、調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフにして抵抗33,34の接続点Pに全光用の基準信号(基準電圧5V)を発生させ、インバータ制御部202へのフィードバック制御を無効にすることにより、上述したと同様にしてインバータ制御部202より全光点灯時の一定の動作周波数に対応する制御信号が出力され、インバータ回路21は、制御信号に応じた動作周波数により電界効果トランジスタ221,222がオンオフされ、放電ランプ24が全光点灯される。
Even in this case, in the case of all-optical operation, the reference
一方、調光動作の場合は、調光操作部36により、NPN型トランジスタ35をオンにして、抵抗33,34の接続点Pに調光用の基準信号(<基準電圧5V)を発生する。この場合は、基準信号生成部31より調光用の基準信号が比較器32に与えられると、比較器32より、基準信号と電力検出回路41より検出される放電ランプ24のランプ電力との比較結果が制御信号として出力されインバータ制御部202へのフィードバック制御が有効となる。これにより、上述したと同様にしてインバータ制御部202よりインバータ回路21は、このときの制御信号に応じた動作周波数により電界効果トランジスタ221,222がオンオフされ高周波交流を発生し、共振回路23の共振動作により放電ランプ24を調光点灯させる。この場合、インバータ制御部202へのフィードバック制御が有効になっているので、放電ランプ24のランプ電力は、調光用の基準信号に対して常に一定に制御され定電力制御が行われる。
On the other hand, in the case of the dimming operation, the dimming
したがって、このようにしても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。 Therefore, even in this case, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態の調光制御部203の基準信号生成部31は、調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフからオンにすると、直ちに全光点灯から調光点灯に切替わるようにしているが、この第3の実施の形態では、緩やかに全光点灯から調光点灯に切替わるようにしている。
(Third embodiment)
The reference
第3の実施の形態は、図5に示す放電灯点灯装置の概略構成図を援用し、調光制御部の概略構成のみを図6に示している。なお、図6は、図3と同一部分には、同符号を付している。 In the third embodiment, the schematic configuration diagram of the discharge lamp lighting device shown in FIG. 5 is used, and only the schematic configuration of the dimming control unit is shown in FIG. In FIG. 6, the same parts as those in FIG.
この場合、NPN型トランジスタ35と並列に遅延手段としてコンデンサ51が接続されている。このコンデンサ51は、全光から調光への切換時のNPN型トランジスタ35のオンからオフへの動作時間を遅延させる。
In this case, a
その他は、図5と同様である。 Others are the same as FIG.
このようにしても、第2の実施の形態と同様に基準信号生成部31の調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフにすれば、インバータ制御部202へのフィードバック制御が無効になって放電ランプ24が全光点灯され、一方、NPN型トランジスタ35をオンにすれば、インバータ制御部202へのフィードバック制御が有効になって放電ランプ24のランプ電力は、調光点灯用の基準信号に対して常に一定に制御される(定電力制御)。
Even in this case, if the
この場合、全光時、NPN型トランジスタ35がオフしている期間、コンデンサ51は充電されている。そして、全光点灯から調光点灯に切替えるため、調光切換部36によりNPN型トランジスタ35をオフからオンにすると、コンデンサ51の充電電荷の放電によりNPN型トランジスタ35は、時間をかけてオフからオンに切替わる。これにより、抵抗33,34の接続点Pに発生する基準信号も全光点灯用の基準信号(基準電圧+5V)から時間をかけて調光点灯用の基準信号(<基準電圧+5V)に変化するので、インバータ制御部202は、上述したフィードバック制御により放電ランプ24のランプ電力も基準信号に対して一定になるようにインバータ回路21の動作周波数を制御するようになり、放電ランプ24のランプ電流は、図7に示すように全光点灯期間Aから調光点灯期間Bに時間をかけて緩やかに変化される。
In this case, during all light, the
このようにしても、第1の実施の形態と同様な効果を得られ、さらに放電ランプ24の全光点灯から調光点灯への移行を、時間をかけてランプ電力を変化させながら行うことができるので、放電ランプ24の明るさを滑らかに変化させることができる。
Even if it does in this way, the effect similar to 1st Embodiment can be acquired, and also the transition from the all-light lighting of the
この第3の実施の形態では、放電ランプ24のランプ電力に一定に制御する定電力制御の場合を述べたが、第1の実施の形態のように放電ランプ24のランプ電流に一定に制御する定電流制御を適用することもできる。この場合は、電力検出回路41に代わって図2で述べた電流検出回路26を用いればよい。また、コンデンサ51に代えて調光切換部36よりNPN型トランジスタ35に与える信号をPWM信号とすれば、NPN型トランジスタ35のオン/オフの時比率を任意に変えることもできる。
In the third embodiment, the case of constant power control in which the lamp power of the
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the implementation stage, it can change variously in the range which does not change the summary.
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。 Furthermore, the above embodiments include inventions at various stages, and various inventions can be extracted by appropriately combining a plurality of disclosed constituent elements. For example, even if some constituent requirements are deleted from all the constituent requirements shown in the embodiment, the problem described in the column of the problem to be solved by the invention can be solved, and is described in the column of the effect of the invention. If the above effect is obtained, a configuration from which this configuration requirement is deleted can be extracted as an invention.
1…器具本体、2.3…放電ランプ
4…セード、11…交流電源、100…放電灯点灯装置
12…全波整流回路、13…昇圧チョッパ回路
14…インダクタ、15…電界効果トランジスタ
20…制御部、201…チョッパ出力制御部
202…インバータ制御部、203…調光制御部
21…インバータ回路
23…共振回路、232…共振用インダクタ、233…共振用コンデンサ
24…放電ランプ、26…電流検出回路
31…基準信号生成部、32…比較器
35…NPN型トランジスタ、36…調光切換部、41…電力検出回路
51…コンデンサ
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記放電ランプの全光時点灯周波数を前記交流出力手段の無負荷共振周波数近傍に設定する共振手段と;
前記放電ランプの負荷出力を予め設定される基準信号に近づけるように制御するフィードバック制御手段と;
前記放電ランプの全光点灯及び調光点灯に応じて前記交流出力手段の動作周波数を制御するとともに、前記放電ランプの全光点灯時、前記フィードバック制御手段の動作を無効にし、前記放電ランプの調光光点灯時、前記フィードバック制御手段の動作無効を解除する制御手段と;
を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。 AC output means for generating an AC output based on the operating frequency and supplying it to the discharge lamp;
Resonance means for setting the lighting frequency of the discharge lamp at the time of all light in the vicinity of a no-load resonance frequency of the AC output means;
Feedback control means for controlling the load output of the discharge lamp to approach a preset reference signal;
The operation frequency of the AC output means is controlled according to the all-light lighting and the dimming lighting of the discharge lamp, and the operation of the feedback control means is invalidated when the discharge lamp is all-lighted, and the discharge lamp is adjusted. Control means for releasing operation invalidity of the feedback control means when the light is turned on;
A discharge lamp lighting device comprising:
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009141472A JP2010287503A (en) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | Discharge lamp-lighting device and luminaire |
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US20230038599A1 (en) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | Potens Semiconductor Corp. | Electromagnetic interference regulator by use of capacitive parameters of field-effect transistor |
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2009
- 2009-06-12 JP JP2009141472A patent/JP2010287503A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
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US20230038599A1 (en) * | 2021-08-03 | 2023-02-09 | Potens Semiconductor Corp. | Electromagnetic interference regulator by use of capacitive parameters of field-effect transistor |
US11804834B2 (en) * | 2021-08-03 | 2023-10-31 | Potens Semiconductor Corp. | Electromagnetic interference regulator by use of capacitive parameters of field-effect transistor |
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