JP2010280350A - Window washer device - Google Patents
Window washer device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010280350A JP2010280350A JP2009137139A JP2009137139A JP2010280350A JP 2010280350 A JP2010280350 A JP 2010280350A JP 2009137139 A JP2009137139 A JP 2009137139A JP 2009137139 A JP2009137139 A JP 2009137139A JP 2010280350 A JP2010280350 A JP 2010280350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- washer
- temperature
- washer liquid
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、車両のウインドウにウオッシャ液を噴射するウインドウウオッシャ装置に関し、特にウオッシャ液の加温を省電力で行うウインドウウオッシャ装置に関するものである。 The present invention relates to a window washer device that injects a washer fluid into a window of a vehicle, and more particularly to a window washer device that heats the washer fluid while saving power.
従来より、自動車等の車両にはウオッシャ液を噴射して、特にフロントウインドウを洗浄するためのウインドウウオッシャ装置が標準的に装備されている。しかしながら、例えば厳冬期のように外気温が低い場合には、車両のウインドウが凍結することがある。そして、このような外気温が低い場合にはウオッシャ液の液温も低く、ウオッシャ液をウインドウに噴射してもウインドウの凍結を直ちに融解することは困難である。また、ウインドウの温度が著しく低い場合には噴射したウオッシャ液自体がウインドウ表面で凍結する場合がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, vehicles such as automobiles are normally equipped with a window washer device for injecting a washer liquid and cleaning a front window in particular. However, when the outside air temperature is low, for example, in the severe winter season, the vehicle window may freeze. When the outside air temperature is low, the temperature of the washer liquid is low, and it is difficult to immediately thaw the frozen window even if the washer liquid is sprayed onto the window. In addition, when the temperature of the window is extremely low, the sprayed washer liquid itself may freeze on the window surface.
このため、下記[特許文献1]では、ウオッシャ液を一定温度に加温・維持する機構を備え、この加温したウオッシャ液を噴射するウインドウウオッシャに関する発明が開示されている。この[特許文献1]に開示された発明によれば、ウオッシャ液が加温されているため比較的速くウインドウの凍結を融解することができる。また、ウオッシャ液の加温を比較的小容量のサブタンクで行うことで車両のバッテリやオルタネータへの負荷を軽減している。 For this reason, the following [Patent Document 1] discloses an invention relating to a window washer that includes a mechanism for heating and maintaining the washer liquid at a constant temperature and injects the warmed washer liquid. According to the invention disclosed in this [Patent Document 1], since the washer liquid is heated, the freezing of the window can be thawed relatively quickly. In addition, the load on the battery and alternator of the vehicle is reduced by heating the washer fluid in a sub-tank having a relatively small capacity.
しかしながら、ウインドウの凍結を直ちに融解するためにはウオッシャ液の液温をユーザが火傷をしない程度の40℃〜60℃程度まで加温する必要がある。そして、ウオッシャ液の液温を40℃〜60℃程度まで加温し、且つこの液温に維持することは、いかにサブタンクを小容量としても過大な負荷がバッテリもしくはオルタネータに掛かることとなり、更なる改善が望まれる。 However, in order to immediately thaw the freezing of the window, it is necessary to heat the temperature of the washer liquid to about 40 ° C. to 60 ° C. so that the user does not get burned. And, the liquid temperature of the washer liquid is heated up to about 40 ° C. to 60 ° C. and maintained at this liquid temperature, an excessive load is applied to the battery or the alternator, no matter how small the sub-tank is. Improvement is desired.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ウオッシャ液の加温を省電力で行うことが可能なウインドウウオッシャ装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a window washer device capable of heating a washer liquid with power saving.
本発明は、
(1)車両1のウインドウ3に向けてウオッシャ液を噴射するノズル20と、前記ウオッシャ液を貯留するメインタンク30と、当該メインタンク30と前記ノズル20との間に設けられウオッシャ液の加温を行うためのサブタンク40と、当該サブタンク40にウオッシャ液を供給するとともにサブタンク40に貯留したウオッシャ液を前記ノズル20から噴射させるための液送手段32と、前記サブタンク40に貯留したウオッシャ液を加温する加熱手段42と、を有するウインドウウオッシャ装置において、
前記サブタンク40が保温性を有するとともに、前記サブタンク40に貯留したウオッシャ液の温度を測定する第1の液温取得手段46と、前記メインタンク30に貯留したウオッシャ液の温度を取得する第2の液温取得手段(外部温度測定手段38)と、を備え、
さらに、第1の液温取得手段46から取得されるサブタンク40のウオッシャ液の温度と第2の液温取得手段から取得されるメインタンク30のウオッシャ液の温度とを比較して、サブタンク40に貯留しているウオッシャ液の温度がメインタンク30に貯留しているウオッシャ液の温度よりも低い場合に、サブタンク40に貯留しているウオッシャ液とメインタンク30に貯留しているウオッシャ液とを交換することを特徴とするウインドウウオッシャ装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)ウオッシャ液の噴射指示を受けた後にサブタンク40に貯留しているウオッシャ液の加温を行うことを特徴とする上記(1)記載のウインドウウオッシャ装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)サブタンク40が真空断熱部材で構成されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のウインドウウオッシャ装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)車両1のエンジン5停止後もしくはウオッシャ液噴射後に、ノズル20内及び当該ノズル20とサブタンク40とを結ぶ噴射パイプ10b内のウオッシャ液を排出することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載のウインドウウオッシャ装置50を提供することにより、上記課題を解決する。
The present invention
(1)
The
Further, the temperature of the washer liquid in the
(2) The
(3) The above problem is solved by providing the
(4) The washer fluid in the
本発明に係るウインドウウオッシャ装置によれば、省電力でウオッシャ液の加温を行うことが可能なため、バッテリもしくはオルタネータへの負荷を軽減することができる。 According to the window washer device according to the present invention, it is possible to heat the washer liquid with power saving, and therefore it is possible to reduce the load on the battery or the alternator.
本発明に係るウインドウウオッシャ装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。 An embodiment of a window washer device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に示す本発明に係るウインドウウオッシャ装置50は、車両1のウインドウ3に向けてウオッシャ液を噴射するノズル20と、ウオッシャ液を貯留するメインタンク30と、メインタンク30とノズル20との間に設けられた保温性を有するサブタンク40と、サブタンク40にウオッシャ液を供給するとともにサブタンク40に貯留したウオッシャ液をノズル20から噴射させるための液送手段32と、サブタンク40に貯留したウオッシャ液を加温する加熱手段42と、サブタンク40に貯留したウオッシャ液の液量を検出するための液量検出手段44と、サブタンク40に貯留したウオッシャ液の液温を測定する第1の液温取得手段46と、エンジンルーム内の温度を測定することでメインタンク30に貯留したウオッシャ液の液温を間接的に取得する第2の液温取得手段としての外部温度測定手段38と、を有している。
A
メインタンク30はサブタンク40に比べて大容量であり、メインタンク30の上部にはウオッシャ液供給口30aが設けられている。そして、ウオッシャ液供給口30aに設置されたキャップ30bを開栓することで、メインタンク30内にウオッシャ液を供給もしくは補充することができる。また、メインタンク30の下方にはサブタンク40とメインタンク30との間をウオッシャ液が移動可能な液送パイプ10aが設置されている。尚、メインタンク30は車両1のエンジン5の近傍に設置され、エンジン5の動作に伴う発熱でメインタンク30内に貯留したウオッシャ液を加温することができる。
The
液送パイプ10aには、ウインドウウオッシャ装置50の制御部36の制御により動作する周知の液送ポンプ等の液送手段32と、制御部36の制御により開閉する周知の電磁弁34が設置されている。また、サブタンク40には噴射パイプ10bが設置され、サブタンク40内のウオッシャ液を噴射パイプ10bを介してノズル20から車両1のウインドウ3に向けて噴射することができる。
The
サブタンク40は保温性を備えており、サブタンク40の保温機構としてはグラスウール、発泡ポリウレタン等の周知の断熱材で覆うものでも良いが、サブタンク40を二重構造として内壁と外壁との間を真空とした真空断熱部材で構成することが保温性の面から好ましい。また、サブタンク40の設置位置はメインタンク30の設置位置よりも高い位置に設置することが好ましい。サブタンク40の設置位置をメインタンク30の設置位置よりも高い位置とすれば、後述するサブタンク40に貯留しているウオッシャ液とメインタンク30に貯留しているウオッシャ液とを液交換する際に、電磁弁34を開放することでサブタンク40に貯留しているウオッシャ液をメインタンク30内に排出することができる。このため、サブタンク40からメインタンク30への液送手段もしくはその機構を設ける必要が無く、ウインドウウオッシャ装置50のコスト削減を図ることができる。
The
また、サブタンク40はノズル20の近傍側に設け、噴射パイプ10bの長さを短くすることが好ましい。噴射パイプ10bの長さを短くすれば、加温したウオッシャ液が噴射パイプ10bを通過する時の液温低下を軽減することができる。また、噴射パイプ10bのサブタンク40への設置位置は、サブタンク40の上方で且つサブタンク40に規定量のウオッシャ液が貯留しているときの液面よりも若干下の位置とすることがより好ましい。噴射パイプ10bをサブタンク40の上方に設置することで、噴射パイプ10bの長さをさらに短縮可能なことに加え、サブタンク40内の十分に加温されたウオッシャ液を先にノズル20から噴射させることができる。
The
さらに、サブタンク40の容量は通常使用時のウオッシャ液の噴射量の1〜2回分程度、即ち50cc〜100cc程度とすることが好ましい。サブタンク40の容量を最低限に小さくすることで、サブタンク40内に貯留したウオッシャ液の加温をさらに省電力で且つ短時間で行うことができ、車両1のバッテリやオルタネータへの負荷をより軽減することができる。
Further, it is preferable that the capacity of the
次に、本発明に係るウインドウウオッシャ装置50の動作を説明する。先ず、初期状態において車両販売者やユーザ等がメインタンク30のキャップ30bを開栓し、十分な量のウオッシャ液をウオッシャ液供給口30aを通してメインタンク30に供給する。その後、キャップ30bを閉栓する。この初期状態においては、サブタンク40にはウオッシャ液は貯留されておらず空の状態である。
Next, the operation of the
次に、ユーザ等が車両1のキースイッチをONすると、液位センサ等の液量検出手段44がサブタンク40のウオッシャ液の液量を検出する。尚、現時点ではサブタンク40は空の状態であるから、液量検出手段44はサブタンク40のウオッシャ液が規定量に達していないことを検知し、液量の不足を示す信号を制御部36に出力する。この液量検出手段44を設けることで、ウオッシャ液の不足時におけるウオッシャ液の加温を防止し、サブタンク40の空焚きを回避することができる。
Next, when the user or the like turns on the key switch of the
制御部36は液量検出手段44からの液量の不足を示す信号を受けて、液送手段32を動作させる動作信号と電磁弁34を開放する信号とを出力する。これにより、電磁弁34が開放するとともに液送手段32が動作してメインタンク30内のウオッシャ液が液送パイプ10a、電磁弁34を通してサブタンク40に供給される。
The
メインタンク30内のウオッシャ液がサブタンク40に供給されて、サブタンク40内に規定の液量のウオッシャ液が貯留すると、液量検出手段44はサブタンク40内の液量が規定量であることを示す信号を制御部36に出力する。制御部36は液量が規定量であることを示す信号を受けて、液送手段32に対する動作信号の出力を停止するとともに電磁弁34を閉鎖する信号を出力する。これにより、電磁弁34が閉鎖するとともに液送手段32が停止する。そして、サブタンク40には規定量のウオッシャ液が貯留する。
When the washer liquid in the
次に、ユーザが車両1の運転席等に設置された操作手段12等を操作してウインドウウオッシャ装置50の動作モードを選択する。このとき、ユーザに対し選択した動作モードが判別可能とすることが好ましい。ウインドウウオッシャ装置50の動作モードとしては、例えば外気温に関係なく設定温度まで加温したウオッシャ液を噴射するONモード、外気温に関係なく非加熱のウオッシャ液を噴射するOFFモード、外気温が所定の温度以下の時に設定温度まで加温したウオッシャ液を噴射するAUTOモード等が挙げられる。ここでは先ずONモードを選択した例を説明する。尚、OFFモードでは後述の液交換、及びウオッシャ液の加温は行わず、ウオッシャ液噴射スイッチ7がONされるとサブタンク40内のウオッシャ液をウインドウ3に向けて直ちに噴射する。
Next, the user selects the operation mode of the
次に、ユーザが車両1のエンジン5を動作させると、温度センサ等の第1の液温取得手段46がサブタンク40内に貯留したウオッシャ液の液温を測定し制御部36に出力する。また、外部温度測定手段38がエンジンルーム内の温度を測定し制御部36に出力する。尚、現時点では車両1のエンジン5は動作直後であるからエンジンルーム内の温度は車外の外気温及びメインタンク30内のウオッシャ液の液温とほぼ同じである。そして、制御部36は第1の液温取得手段46から得られるサブタンク40内のウオッシャ液の液温と、外部温度測定手段38から間接的に得られるメインタンク30内のウオッシャ液の液温とを比較する。現時点では、サブタンク40内のウオッシャ液の液温とメインタンク30内のウオッシャ液の液温とは同等であるから、この場合、後述する液交換動作は行わない。尚、外部温度測定手段38をメインタンク30内に設け、メインタンク30内のウオッシャ液の液温を直接測定するようにしても良い。
Next, when the user operates the
次に、ONモードが選択されている場合にユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、制御部36は周知のヒータ等の加熱手段42をONする信号を出力する。これにより、加熱手段42に車両1の図示しないバッテリ及びオルタネータから電力が供給され、加熱手段42が加熱する。そして、サブタンク40内のウオッシャ液の加温が行われる。
Next, when the user turns on the washer
次に、制御部36は第1の液温取得手段46からの情報により、サブタンク40内のウオッシャ液が設定温度に加温されたことを感知すると加熱手段42をOFFする。そして、制御部36は液送手段32を動作させる動作信号と電磁弁34を開放する信号とを所定時間出力する。これにより、電磁弁34が開放するとともに液送手段32が動作してメインタンク30内のウオッシャ液がサブタンク40に圧送される。メインタンク30内のウオッシャ液がサブタンク40に圧送されると、サブタンク40内の設定温度にまで加温されたウオッシャ液が噴射パイプ10bを通してノズル20からウインドウ3に向けて所定量(通常使用時の噴射量の1回分程度)噴射する。尚、ユーザが継続してウオッシャ液噴射スイッチ7をONし続けた場合でも、制御部36はウオッシャ液噴射スイッチ7が1回ONされたものとして認識する。従って、サブタンク40内の加温されたウオッシャ液が噴射されてサブタンク40内のウオッシャ液の液温が低下しても、設定温度に到達していないウオッシャ液が続けて噴射されることはない。
Next, when the
また、エンジン5を動作させずに上記のウオッシャ液の加温及び噴射動作を行うことも可能である。この場合、ウオッシャ液の加温及び噴射動作前に、上記のウオッシャ液の液温比較及び必要であれば後述の液交換動作が行われる。尚、この場合、ウオッシャ液の加温のための電力出力は、車両1のバッテリが過度に消耗しないよう適切に設定される。
It is also possible to perform the warming and spraying operation of the washer fluid without operating the
上記のように本発明に係るウインドウウオッシャ装置50は、ユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONしてからサブタンク40内のウオッシャ液の加温を行い、サブタンク40内のウオッシャ液が設定温度になった後に噴射を行う。このため、ウオッシャ液噴射スイッチ7をONしてからウオッシャ液の噴射までに遅延時間が生じる。
As described above, the
尚、ウインドウウオッシャ装置50にタイマ等を設けウオッシャ液の加温を予約可能としても良い。この場合、ユーザが任意の予約時間を設定すると、予約時間時にサブタンク40内のウオッシャ液が設定温度になるように加熱手段42が動作する。この構成によれば、サブタンク40内のウオッシャ液は予約時間時に加温が終了しているため、加熱待ち時間をほとんど要せずに加温されたウオッシャ液の噴射を行うことができる。このため、ユーザの加熱待ちに対するストレスを軽減することができる。尚、このときの加熱手段42への出力電力はバッテリに過大な負荷が掛からないものとする。
Note that a timer or the like may be provided in the
次に、エンジン5が動作し続けると、エンジン5の近傍に設置されたメインタンク30内のウオッシャ液がエンジン5の動作に伴う発熱で加温される。また、エンジンルーム内の温度も上昇する。そして、メインタンク30内のウオッシャ液の液温はエンジンルーム内の温度及びエンジン5の動作時間と所定の相関関係を示す。従って、この相関関係に基づいてエンジンルーム内の温度及びエンジン5の動作時間からメインタンク30内のウオッシャ液の液温を間接的に取得することができる。
Next, when the
このとき、ユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、第1の液温取得手段46がサブタンク40内のウオッシャ液の液温を測定し制御部36に出力する。また、外部温度測定手段38がエンジンルーム内の温度を測定し制御部36に出力する。制御部36は外部温度測定手段38からのエンジンルーム内の温度及びエンジン5の動作時間に基づいて間接的にメインタンク30内のウオッシャ液の液温を取得した上で、サブタンク40内のウオッシャ液の液温とメインタンク30内のウオッシャ液の液温とを比較する。そして、サブタンク40内に貯留したウオッシャ液の液温よりもメインタンク30内のウオッシャ液の液温が高い場合、制御部36は電磁弁34を開放する信号を出力する。これにより、電磁弁34が開放し、サブタンク40内に貯留したウオッシャ液が液送パイプ10a、電磁弁34を通してメインタンク30に排出される。サブタンク40内に貯留したウオッシャ液が全てメインタンク30に排出される十分な時間が経過すると、制御部36は液送手段32を動作させる動作信号を出力する。動作信号が出力されると液送手段32が動作してエンジン5の発熱によって加温されたメインタンク30内のウオッシャ液が液送パイプ10a、電磁弁34を通してサブタンク40に供給される。メインタンク30内のウオッシャ液がサブタンク40に供給されて、サブタンク40内に規定の液量のウオッシャ液が貯留すると、液量検出手段44はサブタンク40内の液量が規定量であることを示す信号を制御部36に出力する。制御部36は液量が規定量であることを示す信号を受けて、液送手段32に対する動作信号の出力を停止するとともに電磁弁34を閉鎖する信号を出力する。これにより、電磁弁34が閉鎖するとともに液送手段32が停止する。この動作により、サブタンク40に貯留しているウオッシャ液とメインタンク30に貯留しているウオッシャ液との液交換が完了する。尚、サブタンク40内のウオッシャ液の液温よりもメインタンク30内のウオッシャ液の液温が低い場合、上記の液交換は行わない。
At this time, when the user turns on the washer
次に、制御部36は加熱手段42を制御してサブタンク40内のウオッシャ液を設定温度まで加温し、その後、電磁弁34を開放するとともに液送手段32を動作させてサブタンク40内の加温されたウオッシャ液をウインドウ3に向けて噴射する。
Next, the
ここで、車両1が目的地に到着するなどした場合、ユーザは車両1のエンジン5を停止させる。車両1のエンジン5が停止すると、制御部36は第1の液温取得手段46からサブタンク40内のウオッシャ液の液温を取得し、外部温度測定手段38から間接的にメインタンク30内のウオッシャ液の液温を取得する。そして、サブタンク40内のウオッシャ液の液温とメインタンク30内のウオッシャ液の液温とを比較し、メインタンク30内のウオッシャ液の液温の方が高い場合には前述の手順でサブタンク40に貯留しているウオッシャ液とメインタンク30に貯留しているウオッシャ液との液交換を行う。よって、サブタンク40内にはメインタンク30、サブタンク40間で液温の高い方のウオッシャ液が貯留され保温されることとなる。このエンジン5の停止時の液交換動作は、ウインドウウオッシャ装置50の動作モードがOFFモードの場合でも行うようにしても良い。
Here, when the
尚、ウオッシャ液の噴射後にはノズル20内及び噴射パイプ10b内にウオッシャ液が残留する。このノズル20内及び噴射パイプ10b内に残留するウオッシャ液(以後、残留ウオッシャ液とする)は外気温の影響を受けやすく、特に外気温が0℃以下となる夜間等に車両1のエンジン5が停止した状態で長時間駐停車する場合などでは凍結する可能性がある。残留ウオッシャ液が凍結すると、サブタンク40内のウオッシャ液を加温したとしても直ちに加温したウオッシャ液を噴射することができない。
Note that the washer liquid remains in the
従って、ユーザが車両1のエンジン5を停止させた場合、例えば制御部36が電磁弁34を所定時間開放する信号を出力し、ノズル20内及び噴射パイプ10b内に残留するウオッシャ液をサブタンク40内に排出することが好ましい。
Therefore, when the user stops the
この残留ウオッシャ液の排出動作を行えば、ノズル20内及び噴射パイプ10b内にはウオッシャ液は残留しない。従って、外気温が低い場合であってもノズル20内及び噴射パイプ10b内のウオッシャ液が凍結することはない。
If this residual washer liquid is discharged, the washer liquid does not remain in the
この残留ウオッシャ液の排出動作は、上記の例のようにエンジン5停止時の液交換動作の前に行っても良いし、エンジン5停止時のウオッシャ液の液温比較において液交換動作を行わない場合のみに行っても良い。尚、液交換動作が行われる場合、残留ウオッシャ液は液交換動作中に排出されるので、改めて残留ウオッシャ液の排出動作を行う必要は無い。尚、この残留ウオッシャ液の排出動作は、車外の外気温が低くなる場合等に行うことが好ましい。
The discharge operation of the remaining washer liquid may be performed before the liquid replacement operation when the
車両1のエンジン5が停止してエンジン5の温度が低下すると、それに伴ってメインタンク30内のウオッシャ液の液温も低下する。しかしながら、サブタンク40は真空断熱部材等で構成され保温性を有しているから、サブタンク40内のウオッシャ液の液温の低下はメインタンク30内のウオッシャ液の液温の低下と比較して極めて緩やかである。
When the
次に、ユーザがエンジン5を再動作させると、制御部36がサブタンク40のウオッシャ液の液温とメインタンク30内のウオッシャ液の液温とを比較して、必要であれば液交換動作を行う。尚、エンジン5の停止時間が数時間〜十数時間の場合には、サブタンク40内のウオッシャ液の液温の方がメインタンク30内のウオッシャ液の液温よりも高く、よって通常使用時には液交換動作は行われない。次に、ユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、制御部36はサブタンク40内のウオッシャ液に対して加温を行う。そして、サブタンク40内のウオッシャ液を設定温度まで加温した後、サブタンク40内のウオッシャ液をウインドウ3に向けて噴射する。
Next, when the user restarts the
尚、サブタンク40内のウオッシャ液の液温は、エンジン5の停止時間にもよるが比較的高い温度で保持されているため、ウオッシャ液の加温を少ない電力で行うことができる。
In addition, since the liquid temperature of the washer liquid in the
次に、ウインドウウオッシャ装置50の動作モードがAUTOモードの場合を説明する。
Next, the case where the operation mode of the
AUTOモードの場合でも、ユーザがエンジン5を動作させると制御部36はウオッシャ液の液温比較と必要であれば液交換動作を行う。次に、制御部36は外部温度測定手段38から得られるエンジンルーム内の温度(現時点ではエンジン5の動作直後であるため車外の外気温とほぼ同等)が設定値(例えば0℃)以下か否かを判断する。そして、エンジンルーム内の温度(車外の外気温)が設定値を超えている場合、即ち車外の外気温が比較的高い場合に、ユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、制御部36は液送手段32を動作させる動作信号と電磁弁34を開放する信号とを出力する。これにより、電磁弁34が開放するとともに液送手段32が動作してサブタンク40内の非加熱のウオッシャ液がウインドウ3に向けて噴射する。
Even in the AUTO mode, when the user operates the
また、エンジンルーム内の温度(車外の外気温)が設定値以下の場合にユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、制御部36が加熱手段42をONする信号を出力する。これにより、サブタンク40内に貯留したウオッシャ液の加温が行われる。そして、サブタンク40内のウオッシャ液が設定温度まで加温されると、制御部36は液送手段32を動作させる動作信号と電磁弁34を開放する信号とを出力する。これにより、サブタンク40内の設定温度に加温されたウオッシャ液がウインドウ3に向けて所定量(通常使用時の噴射量の1回分程度)噴射する。
Further, when the user turns on the washer
AUTOモードの場合、エンジン5の動作直後では外部温度測定手段38から間接的に取得される車外の外気温に応じてサブタンク40内のウオッシャ液への加熱、非加熱を切り替える。このため、車外の外気温が比較的高くウインドウ3の凍結が生じていないと想定されるときには非加熱のウオッシャ液が直ちに噴射する。よって、無用なウオッシャ液の加温を防止することができ、ウオッシャ液の加温に対する不必要な電力の消費をなくすことができる。尚、外部温度測定手段38とは別に車外の外気温を直接測定する外気温測定手段を設け、この外気温測定手段によりウオッシャ液への加熱、非加熱を切り替えるようにしても良い。ただし、エンジンルーム内の温度を測定する外部温度測定手段38が外気温の測定手段を兼ねることで、ウインドウウオッシャ装置50の部品コストを削減することができることに加え、以下に述べるように車両1の運転中にはウオッシャ液を直ちに噴射するため安全運転の観点からもより好ましいといえる。
In the AUTO mode, immediately after the operation of the
次に、エンジン5が動作し続けると、エンジン5の近傍に設置されたメインタンク30内のウオッシャ液がエンジン5の動作に伴う発熱で加温される。また、エンジンルーム内の温度も上昇する。
Next, when the
そして、制御部36は外部温度測定手段38から得られるエンジンルーム内の温度が設定値を超えている場合にユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、液送手段32を動作させる動作信号と電磁弁34を開放する信号とを出力する。これにより、電磁弁34が開放するとともに液送手段32が動作してサブタンク40内に貯留したウオッシャ液がウインドウ3に向けて噴射する。
When the temperature in the engine room obtained from the external temperature measuring means 38 exceeds the set value and the user turns on the washer
また、エンジンルーム内の温度が設定値以下の場合にユーザがウオッシャ液噴射スイッチ7をONすると、ONモードと同様に制御部36がウオッシャ液の液温比較と必要であれば液交換動作を行う。次に、制御部36は加熱手段42を制御してサブタンク40内のウオッシャ液を設定温度まで加温し、その後、電磁弁34を開放するとともに液送手段32を動作させてサブタンク40内の加温されたウオッシャ液をウインドウ3に向けて噴射する。
Further, when the user turns on the washer
尚、外部温度測定手段38はエンジンルーム内の温度を測定するものであるから、エンジン5の動作中にはエンジンルーム内の温度が設定値以下となることは稀である。このため、実際には車両1の運転中(エンジン5の動作中)は車外の外気温が低い場合でもウオッシャ液の加温を行わず直ちにウオッシャ液が噴射する。運転中に加温したウオッシャ液を噴射したい場合には、ウインドウウオッシャ装置50の動作モードをONモードとすれば良い。
Since the external temperature measuring means 38 measures the temperature in the engine room, it is rare that the temperature in the engine room becomes lower than the set value during the operation of the
次に、ユーザが車両1のエンジン5を停止させる。車両1のエンジン5が停止すると、ONモードと同様に制御部36がウオッシャ液の液温比較と必要であれば液交換動作を行う。よって、AUTOモードの場合でも、サブタンク40内にはメインタンク30、サブタンク40間で液温の高い方のウオッシャ液が貯留され保温されることとなる。このため、サブタンク40内のウオッシャ液の加温に要する電力消費を低減することができる。またこのとき、制御部36が残留ウオッシャ液の排出動作を行うようにしても良い。この場合、エンジン5の停止中に外気温が低くなったとしてもノズル20内及び噴射パイプ10b内のウオッシャ液が凍結することはない。
Next, the user stops the
尚、ONモード及びAUTOモードにおけるウオッシャ液の液温比較及び液交換動作は、所定の時間間隔で定期的に行っても良いが、上記のようにエンジン5の動作開始時、ウオッシャ液噴射スイッチ7のON時、エンジン5のOFF時等に行うことが好ましい。
The liquid temperature comparison and liquid exchange operation of the washer liquid in the ON mode and the AUTO mode may be performed periodically at a predetermined time interval. As described above, when the operation of the
また、上記の例では外部温度測定手段38によりメインタンク30内のウオッシャ液の液温を間接的に取得する例を用いたが、エンジン5の動作時間とメインタンク30内のウオッシャ液の液温上昇の関係と、エンジン5の停止時間とメインタンク30内のウオッシャ液の液温低下の関係と、を予め把握しておき、エンジン5の動作時間及びエンジン5の停止時間からメインタンク30内のウオッシャ液の液温を算出して外部温度測定手段38を用いずにメインタンク30内のウオッシャ液の液温を取得するようにしても良い。
Further, in the above example, the example in which the liquid temperature of the washer liquid in the
また、残留ウオッシャ液の排出動作は、ウオッシャ液の噴射後に常に行うようにしても良い。この構成は、車外の外気温が極めて低くエンジン5が動作中であっても特に車外に露出しているノズル20内に残留したウオッシャ液が凍結する可能性がある場合に特に有効である。尚、残留ウオッシャ液の排出動作をウオッシャ液の噴射後に行うかエンジン5停止時に行うかは、ユーザが選択可能としても良い。
Further, the discharging operation of the remaining washer liquid may be always performed after the washer liquid is jetted. This configuration is particularly effective when there is a possibility that the washer liquid remaining in the
以上のように、本発明に係るウインドウウオッシャ装置50は、サブタンク40内のウオッシャ液の液温とメインタンク30内のウオッシャ液の液温とを比較して、サブタンク40内のウオッシャ液の液温よりもメインタンク30内のウオッシャ液の液温が高い場合、サブタンク40に貯留しているウオッシャ液とメインタンク30に貯留しているウオッシャ液とを液交換する。よって、サブタンク40内にはメインタンク30、サブタンク40間で液温の高い方のウオッシャ液が貯留され保温される。そして、液温の高いサブタンク40内のウオッシャ液に対して設定温度までの加温が行われるため、ウオッシャ液の加温に要する電力を低減することができる。また、ウインドウウオッシャ装置50では、サブタンク40が保温性を有し、さらにウオッシャ液噴射スイッチ7がONされたときにウオッシャ液の加温を行うため、常時ウオッシャ液の加温を行うものと比べてはるかに電力消費を抑えることができる。これにより、省電力化とバッテリもしくはオルタネータへの負荷の軽減を図ることができる。
As described above, the
さらに、車両1のエンジン5停止後もしくはウオッシャ液噴射後に、ノズル20内及び噴射パイプ10b内のウオッシャ液の排出動作を行うようにすれば、ノズル20内及び噴射パイプ10b内にはウオッシャ液は残留せず、ノズル20内及び噴射パイプ10b内のウオッシャ液が凍結することもない。
Further, if the operation of discharging the washer liquid in the
尚、上記のウインドウウオッシャ装置50は一例であるから、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
The above-described
1 車両
3 ウインドウ
5 エンジン
10b 噴射パイプ
20 ノズル
30 メインタンク
32 液送手段
38 外部温度測定手段(第2の液温取得手段)
40 サブタンク
42 加熱手段
46 第1の液温取得手段
50 ウインドウウオッシャ装置
1 vehicle
3 windows
5 Engine
10b Injection pipe
20 nozzles
30 Main tank
32 Liquid feeding means
38 External temperature measurement means (second liquid temperature acquisition means)
40 sub tank
42 Heating means
46 1st liquid temperature acquisition means
50 Window washer device
Claims (4)
前記ウオッシャ液を貯留するメインタンクと、
当該メインタンクと前記ノズルとの間に設けられウオッシャ液の加温を行うためのサブタンクと、
当該サブタンクにウオッシャ液を供給するとともにサブタンクに貯留したウオッシャ液を前記ノズルから噴射させるための液送手段と、
前記サブタンクに貯留したウオッシャ液を加温する加熱手段と、
を有するウインドウウオッシャ装置において、
前記サブタンクが保温性を有するとともに、
前記サブタンクに貯留したウオッシャ液の温度を測定する第1の液温取得手段と、
前記メインタンクに貯留したウオッシャ液の温度を取得する第2の液温取得手段と、を備え、
さらに、第1の液温取得手段から取得されるサブタンクのウオッシャ液の温度と第2の液温取得手段から取得されるメインタンクのウオッシャ液の温度とを比較して、サブタンクに貯留しているウオッシャ液の温度がメインタンクに貯留しているウオッシャ液の温度よりも低い場合に、サブタンクに貯留しているウオッシャ液とメインタンクに貯留しているウオッシャ液とを交換することを特徴とするウインドウウオッシャ装置。 A nozzle for injecting washer fluid toward the vehicle window;
A main tank for storing the washer fluid;
A sub tank provided between the main tank and the nozzle for heating the washer fluid;
Liquid feeding means for supplying washer liquid to the sub tank and for injecting the washer liquid stored in the sub tank from the nozzle;
Heating means for heating the washer liquid stored in the sub tank;
In a window washer device having
The sub-tank has heat retention,
First liquid temperature acquisition means for measuring the temperature of the washer liquid stored in the sub tank;
Second liquid temperature acquisition means for acquiring the temperature of the washer liquid stored in the main tank,
Further, the temperature of the washer liquid in the sub tank acquired from the first liquid temperature acquisition means and the temperature of the washer liquid in the main tank acquired from the second liquid temperature acquisition means are compared and stored in the sub tank. When the temperature of the washer liquid is lower than the temperature of the washer liquid stored in the main tank, the washer liquid stored in the sub tank is exchanged with the washer liquid stored in the main tank. Washer device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009137139A JP2010280350A (en) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | Window washer device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009137139A JP2010280350A (en) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | Window washer device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010280350A true JP2010280350A (en) | 2010-12-16 |
Family
ID=43537515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009137139A Pending JP2010280350A (en) | 2009-06-08 | 2009-06-08 | Window washer device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010280350A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012144194A (en) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Murakami Corp | Heating device of washer liquid |
-
2009
- 2009-06-08 JP JP2009137139A patent/JP2010280350A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012144194A (en) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Murakami Corp | Heating device of washer liquid |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100530190B1 (en) | Windshield de-icing | |
JP5060026B2 (en) | Method and system for controlling vehicle battery temperature | |
EP1741887B1 (en) | Liquid feed device for exhaust gas aftertreatment device | |
US20120036838A1 (en) | Exhaust purification system for a vehicle | |
US10240504B2 (en) | Control device and control method for reducing agent injection device, and reducing agent injection device | |
JP2006347297A (en) | On-vehicle apparatus | |
JP2010280350A (en) | Window washer device | |
JP4960650B2 (en) | Automotive wind glass cleaning equipment | |
JP2008020158A (en) | Refrigerator | |
KR101567862B1 (en) | Anti-fleezing apparatus and anti-fleezing method using the same | |
JP4756696B2 (en) | Sanitary washing device and toilet device | |
US20120215420A1 (en) | Diesel fuel injection system in a motor vehicle provided with a diesel engine | |
KR20080070666A (en) | Vehicle surface cleaning and de-icing | |
JP2017137036A (en) | Deicing device for electric vehicle | |
JP3094086U (en) | Car washing liquid injection device | |
KR100434773B1 (en) | System for jetting washing liquid for a car | |
ES2360138T3 (en) | DEFROSTING OF WINDSHIELD. | |
JP2012241361A (en) | Warm water flushing device | |
JP2006160103A (en) | Vehicular cleaner device | |
JP6753949B2 (en) | Heater control device and heater control method | |
JP5148641B2 (en) | Water heater | |
KR101113647B1 (en) | Apparatus and method for preventing valve of fuel cell vehicle from icing | |
US20110081590A1 (en) | Fuel Cell Unit Including a Storage Unit for Storing and Providing Liquid Water Coolant | |
CN218065375U (en) | Gas water heater with drainage function of preventing frostbite | |
JPH07223510A (en) | Window washer |