JP2010277734A - Indication lamp - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、箱状の本体ケースの前面に、光源を保持する光源ホルダと、光源からの光により照明される表示パネルとを取着する表示灯に関するものである。 The present invention relates to an indicator lamp that attaches to a front surface of a box-shaped main body case a light source holder that holds a light source and a display panel that is illuminated by light from the light source.
従来より、箱状の本体ケースを備えた本体に、光源を有する光源ユニットと、透光性材料からなる表示パネルを備えた表示ユニットとを取着する表示灯が提供されている。本体ケースは、前面に開口が開設され、この開口面に光源ユニットと表示ユニットとが取着される。この種の表示灯は、表示パネルに誘導標識を表記し、本体ケースを天井や壁に取り付けて誘導灯に用いる用途がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been provided an indicator lamp for attaching a light source unit having a light source and a display unit having a display panel made of a translucent material to a main body having a box-shaped main body case. The main body case has an opening on the front surface, and the light source unit and the display unit are attached to the opening surface. This type of indicator lamp has a use in which a guide sign is written on a display panel and a main body case is attached to a ceiling or a wall and used as a guide lamp.
図14、15に示す誘導灯では、本体1は、光源31を点灯させる点灯装置12を本体ケース10に収容した構成を有している。点灯装置12には、リード線41を介してコネクタ42が接続されている。
14 and 15, the
表示ユニット2は、表示パネル21の後面側に透光性材料から成る導光板(図示せず)を配置した構成を有している。導光板と表示パネル21とは、導光板の上端面である入射面を除く端面を覆うパネルケース23により支持されている。表示ユニット2は、本体ケース10の開口面の上部以外を閉塞する形で本体ケース10の前面に取着される。
The
導光板では、入射面に入射した光は、前面である出射面と後面とで内部反射を繰り返して導光される。出射面から光を出射させるため、例えば、入射面の長手方向に沿う断面V字状の溝が後面に設けられる。溝の壁面で反射された光の一部は、臨界角よりも小さい入射角で出射面に入射し、出射面から出射する。 In the light guide plate, light incident on the incident surface is guided by repeating internal reflection on the output surface and the rear surface, which are front surfaces. In order to emit light from the emission surface, for example, a groove having a V-shaped cross section along the longitudinal direction of the incidence surface is provided on the rear surface. A part of the light reflected by the wall surface of the groove is incident on the exit surface at an incident angle smaller than the critical angle and exits from the exit surface.
光源ユニット3は、方形状の前壁と、上壁と、左右の側壁とを有する光源ホルダ30を備え、この光源ホルダ30に、光源31を実装した基板43が収容された構成を有している。また、基板43には、光源31と電気的に接続したコネクタ44が実装されている。
The
光源ホルダ30は、コネクタ42とコネクタ44とを接続した後、本体ケース10の前面の上部に取着される。光源31は、点灯装置12により点灯され、光源31からの光が導光板の入射面に入射する。
The
一方、基本的な構成は図14、15に示した誘導灯と同様であるが、図16に示すように、コネクタ42の代わりにソケット50’を備え、コネクタ44の代わりに端子部34b’を備えた誘導灯が提供されている(例えば、特許文献1参照)。ソケット50’は、本体ケース10の上端部の左右両端部にそれぞれ固定され、端子部34b’は、光源ホルダ30の長手方向の左右両端部に後方に突出する形でそれぞれ設けられている。
On the other hand, the basic configuration is the same as that of the guide light shown in FIGS. 14 and 15, but as shown in FIG. 16, a
また、光源ホルダ30の長手方向の両端部には、本体ケース10の左右の各側壁の一方の内側面に一方がそれぞれ摺接する左右一対のガイド突起30aが、後方に突出する形でそれぞれ設けられている。光源ホルダ30が本体ケース10に取着されると、各端子部34b’の一方が各ソケット50’の一方にそれぞれ当接する。
In addition, a pair of left and
図14、15に示した誘導灯では、コネクタ44にコネクタ42を接続する際、コネクタ42に人的外力が加わるという問題がある。また、コネクタ44にコネクタ42を接続する作業と、光源ホルダ30を本体ケース10に取着する作業との2つの作業が必要であり、作業に手間がかかる。さらに、光源ホルダ30を本体ケース10に取着する際にリード線41を光源ホルダ30と本体ケース10との間に挟む虞がある。
The guide lights shown in FIGS. 14 and 15 have a problem that a human external force is applied to the
図16に示した特許文献1に記載の誘導灯では、光源ホルダ30を本体ケース10に取着すると、端子部34b’がソケット50’に当接するから、作業に手間がかからない。また、光源ホルダ30を本体ケース10に取着する際にリード線41(図14参照)を光源ホルダ30と本体ケース10との間に挟むこともない。
In the guide light described in
しかしながら、光源ホルダ30を本体ケース10に取着する際、光源ホルダ30の長手方向の一端部が他端部に対して前または後になるように光源ホルダ30が本体ケース10に対して傾くと、端子部34b’に負荷が加わる。つまり、特許文献1に記載された技術を用いても、電気的接続部材(コネクタ44、端子部34b’)に負荷が加わるという問題が依然として残る。
However, when attaching the
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、端子部に加わる負荷を低減できる表示灯を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the said reason, The objective is to provide the indicator lamp which can reduce the load added to a terminal part.
請求項1の発明は、箱状に形成され前面が開放された本体ケースと、透光性材料から成り本体ケースの前面に取着された表示パネルと、透光材料で板状に形成されて表示パネルの後面側に配置され、厚み方向に沿う一端面である入射面に入射した光を表示パネル側の出射面から出射する導光板と、一方向に長い形状に形成されるとともに光源を保持し、前方より本体ケースの前面に取着されて導光板の入射面に沿う光源ホルダと、光源ホルダに後方に突出する形で設けられた端子部と、光源ホルダが本体ケースに取着されると端子部が接続する接続部材とを備え、本体ケースは、光源ホルダの長手方向に移動自在に接続部材を保持していることを特徴とする。
The invention of
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記接続部材は、板ばねからなるコンタクトを備え、コンタクトは、端子部が当接する当接部と、一端部が当接部に結合し他端部が定位置に固定され導光板の入射面の長手方向に弾性を有する弾性部とを備えるとともに、光源ホルダの長手方向において、接続部材を収容する部材の壁との間に隙間が設けられていることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the connecting member includes a contact made of a leaf spring, and the contact includes an abutting portion with which the terminal portion abuts and one end portion coupled to the abutting portion. And an elastic portion having elasticity in the longitudinal direction of the incident surface of the light guide plate, and a gap is provided between the light source holder and the wall of the member housing the connection member. It is characterized by.
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記接続部材は、前記端子部が当接するコンタクトと、コンタクトを保持するハウジングとを備え、前記本体ケースは、ハウジングの外面に当接することによりハウジングの移動を規制する複数個の保持部を備え、導光板の入射面の長手方向におけるハウジングの移動を規制する保持部は、当該長手方向にハウジングが移動可能に設けられていることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the connection member includes a contact with which the terminal portion abuts and a housing that holds the contact, and the main body case abuts against an outer surface of the housing. A plurality of holding portions for restricting the movement of the housing are provided, and the holding portion for restricting the movement of the housing in the longitudinal direction of the incident surface of the light guide plate is provided such that the housing is movable in the longitudinal direction. To do.
本発明は、光源ホルダに設けられた端子部に接続する接続部材が、導光板の入射面の長手方向に移動自在に本体ケースに保持されているから、光源ホルダを本体ケースに取着する際に光源ホルダの長手方向の一端部が他端部に対して前または後になる形で光源ホルダが本体ケースに対して傾くことにより端子部に生じる負荷を、接続部材が移動することにより低減できるという利点がある。 In the present invention, since the connecting member connected to the terminal portion provided in the light source holder is held in the main body case so as to be movable in the longitudinal direction of the incident surface of the light guide plate, the light source holder is attached to the main body case. It is said that the load generated in the terminal portion when the light source holder is tilted with respect to the main body case in such a manner that one end portion in the longitudinal direction of the light source holder is in front of or behind the other end portion can be reduced by moving the connecting member. There are advantages.
本実施形態は、図2に示すように、矩形箱状に形成され前面が開放された本体ケース10を有する本体1を備え、光源31を有する光源ユニット3と、光源31からの光により照明される表示パネル21を有する表示ユニット2とにより、本体ケース10の開口が閉塞される構成を有する。
As shown in FIG. 2, the present embodiment includes a
本体ケース10は、合成樹脂を用いて形成された成形品であり、例えば、図における上面が天井面に当接する形で天井に取り付けられ、または、後面が壁面に当接する形で壁に取り付けられる。以下では、本体ケース10を天井や壁に取り付けた状態での上下左右を上下左右として説明する。
The
本体ケース10には、本体ケース10の底の前面に後面が当接する矩形板状の基部11aと、基部11aの4つの端からそれぞれ前方に延設された4つの保持片11bとを備えた金属製の取付板11が収容される。取付板11は、4つの保持片11bの1つがそれぞれ本体ケース10の4つの側壁の内側面にそれぞれ当接する形で配置される。取付板11は、例えば、保持片11bと本体ケース10の側壁にそれぞれ係合部を設け、係合部同士を係合させることにより本体ケース10に固定される。
The
取付板11には、光源31を点灯させる点灯装置12と、停電時に光源31を点灯させるための非常用電源である2次電池13と、天井や施工壁から引き出された給電線(図示せず)が接続される端子台14とが、取付板11に係合する取付ねじを用いて取り付けられる。
The mounting
取付板11の基部11aと上側の保持片11b、および、本体ケース10の底と上壁とには、給電線を本体ケース10内に引き込むための給電線用開口11c、10aがそれぞれ貫設される。給電線は、端子台14において、点灯装置12と2次電池13とに電気的に接続される。
本体ケース10の左右の側壁の内側面の前端部には、表示ユニット2を係止するための係止片10bがそれぞれ突設され、上壁の左右両端部の内側面側には、図3に示すように、当該上壁の前面に達する断面方形状のガイド溝10cが、前後方向に凹設される。ガイド溝10cの底面には、嵌合孔10dが開設される。すなわち、嵌合孔10dは、本体ケース10の上壁に貫設される。
Locking
また、本体ケース10には、点灯装置12に電気的に接続されたソケット50が取着される。ソケット50とソケット50を本体ケース10に取着する構成とについては後述する。
Further, a
表示ユニット2は、図2に示すように、表示パネル21の後面側に導光板22を配置した構成を有する。表示パネル21は、透光性の合成樹脂材料を用いて形成された成形品であり、文字や図形が表記される。
As shown in FIG. 2, the
導光板22は、透光性の合成樹脂材料を用いて形成された成形品である。導光板22では、上端面である入射面22aに入射した光は、前面である出射面(図示せず)と後面である光反射面(図示せず)との間で内部反射を繰り返して導光される。出射面から光を出射させるため、入射面22aの長手方向(左右方向)に沿う断面V字状の溝(図示せず)が光反射面に形成される。溝の壁面で反射された光の一部は、臨界角よりも小さい入射角で出射面に入射し、出射面から出射する。また、溝の代わりに、ドット印刷を用いて、光を拡散反射させる印刷パターンを光反射面に形成してもよい。印刷パターンで拡散反射された光の一部は、臨界角よりも小さい入射角で出射面に入射し、出射面から出射する。導光板22の光反射面側には、光反射面から漏光する光を反射する反射シートが配置される。
The
表示パネル21と導光板22とは、導光板22の左右の端面と下端面と後面とを覆うパネルケース23に支持される。パネルケース23の左右の側壁の内側面の前端部には、表示パネル21の前面を係止する係止片23bが突設される。表示パネル21と導光板22とは、上方よりパネルケース23に挿入される。
The
また、パネルケース23の左右両部には、本体ケース10に設けた係合片10aの後面に前面が係止される係合片23cが設けられる。パネルケース23は、本体ケース10の開口の上部以外を閉塞する形で本体ケース10の前面に取着される。
Further, on both the left and right portions of the
光源ユニット3は、方形状の前壁と、前壁の後面の長手方向の両端部(左右両端部)から後方に突出する左右の側壁と、前壁の後面の上端部から後方に突出する上壁とを有する光源ホルダ30を備える。光源ホルダ30は、合成樹脂を用いて成形された成形品であり、本体ケース10に設けたガイド溝10cに前方から差し込まれるガイド突起30aが、上壁の後面の長手方向の両端部にそれぞれ突設される。
The
ガイド突起30aは、厚み方向が上下方向になる板状に形成されるとともに、合成樹脂成形品である光源ホルダ30に一体に形成され、上下方向に可撓性を有する。ガイド突起30aの幅寸法(左右方向の寸法)は、断面方形状のガイド溝10cの幅寸法(左右方向の寸法)と略同一寸法に設定され、左右の各側面の一方がガイド溝10cの左右の周壁の一方にそれぞれ当接する。ガイド突起30aの先端部には、本体ケース10に設けた嵌合孔10cに嵌まる嵌合凸部30bが上向きに突設される。
The
光源ホルダ30は、表示ユニット2の上側に配置されて下向き荷重が表示ユニット2に支持される。また、ガイド突起30aの左右の各側面の一方がガイド溝10cの左右の周壁の一方にそれぞれ当接することで左右方向の移動が規制され、嵌合孔10dに嵌合凸部30bが嵌まることで前方への移動が規制される。
The
光源ホルダ30には、前後方向に互いに対向するとともに光源ホルダ30の長手方向に長い形状に形成された前壁および後壁と、左右方向の全長に亘って前壁の上端部と後壁の上端部とを結合する上壁とを備えた収納ケース32が収容される。光源ホルダ30には、例えば、収納ケース32に係合する係合突起が上壁や前壁の内側面に突設される。
The
収納ケース32の長手方向の両端部には、取付部材35と保持部材36とにより基板34がそれぞれ取り付けられる。各基板34は、厚み方向が光源ホルダ30の長手方向になるように配置され、光源31が実装される。光源31には、例えば、発光ダイオードを用いる。各基板34は、後方に突出する端片34aをそれぞれ備える。基板34には、プリント配線基板が用いられ、図4に示すように、端片34aに設けられた導体パターンに金メッキを行うことにより上下一対の端子パターン34bが形成される。端子パターン34bは、それぞれ光源31に電気的に接続し、端子部を構成する。
A
図2に示す取付部材35には、例えば、収納ケース32に係合する係合爪が先端部に突設された係合片が設けられ、収納ケース32とともに基板34を挟み込む形で収納ケース32に取着される。
The
また、収納ケース32は、一対の導光部材33を収納する。収納ケース32の前壁の内側面と後壁の内側面とには、例えば、導光部材33に係合する係合突起が突設される。収納ケース32は、反射率の良い金属製材料で形成される。または、合成樹脂材料で形成するとともに前後の壁や上壁の内側面に反射膜を形成する。
The
各導光部材33は、光源ホルダ30の長手方向(左右方向)に長い棒状ないし線状にそれぞれ形成される。具体的には、長手方向の一端部から他端部に向かって上下幅が次第に小さくなる先細りする形状に形成される。各導光部材33は、先細りする先端同士が互いに突き合わされる形で配置され、長手方向に沿う一面である光導出面33bが導光板22の入射面22aに沿うとともに、長手方向の一面である光導入面33aが光源31に対向する。
Each
光源31からの光は、導光部材33の光導入面33aに入射し、光導出面33bと、導光板22とは反対側の面である光反射面33cとの間で内部反射を繰り返して導光される。光反射面33cには、光導出面33bから光を出射させるため、導光板22と同様に、前後方向に断面V字状の溝が形成される。また、溝の代わりに、導光板22の場合と同様に、ドット印刷を用いて、光を拡散反射させる印刷パターンを光反射面に形成してもよい。
The light from the
導光部材33の光導出面33bと導光板22の入射面22aとの間には、透光性の合成樹脂材料で板状に形成された漏光防止部材38が配置される。漏光防止部材38には、導光板22の入射面22aに入射しない向きに導光部材33の光導出面33bから出射した光を入射面22aに入射するように変向するプリズム部(図示せず)が形成される。
Between the
漏光防止部材38における導光部材33側の面には、光拡散フィルム37が配設される。拡散光が導光板22の入射面22aに入射することにより、表示パネル21の左右方向の表面輝度を均一にできる。
A
次に、ソケット50と、ソケット50を保持するための本体ケース10の構成とについて説明する。ソケット50は、光源31と点灯装置12とを電気的に接続するための接続部材であり、図4に示すように、ばね性を有する板状の金属材料を用いて形成されたコンタクト60と、コンタクト60を収容するハウジング51とを備える。
Next, the
コンタクト60は、図5に示すように、左右方向に互いに対向する一対の弾性部62と、左右方向に互いに対向するとともに2つの弾性部62間に配置され弾性部62の前端に前端が結合する一対の当接部61とを備える。一対の弾性部62は、後端部の上端同士が結合部64により結合される。また、一方の弾性部62の後端には、接続片63が結合される。接続片64には、点灯装置12(図2参照)に一端が接続されたリード線45(図1参照)の他端が接続される。
As shown in FIG. 5, the
ハウジング51は、前後方向に長い角筒状に形成される。ハウジング51の左右の壁である各側壁52には、ハウジング51の内部空間を上下に分割する中壁53がそれぞれ結合する。ハウジング51の上下の壁である上下壁54の左右方向の一端部は、図1、6に示すように、一方の側壁52の上端部または下端部と薄肉のヒンジ55を介してそれぞれ結合され、開閉自在になっている。他方の側壁52の上下両端部には、係合孔52aがそれぞれ貫設される。一方、各上下壁54の厚み方向の一面には、係合孔52aに嵌まる係合凸部54aがそれぞれ突設される。各上下壁54は、コンタクト60をハウジング51内に配置した後、閉じられる。また、係合孔52aが設けられた方の側壁52の上下両端部には、リード線45をハウジング51内に引き込むための引込溝52bが設けられる。
The
ハウジング51の中壁53の前後両端部には、基板34の端片34aが差し込まれる切欠溝53aがそれぞれ設けられる。コンタクト60は、一対の当接部61が切欠溝53aの上または下になるように、中壁53の上下両側にそれぞれ配置される。
中壁53の上下両面における前後両部には、コンタクト60の結合片64が差し込まれるスリット53cが設けられたリブ53bと、コンタクト60の2つの弾性部62の後部間に挟まれる回転軸53dとがそれぞれ突設される。上述したように一対の弾性部材62の後端部同士は結合部64で結合されているから、弾性部62の後端部は回転軸53dにより固定される。
A
したがって、弾性部62は、回転軸53dを中心に回転でき、弾性部62の前端が左右方向でき、その結果、弾性部62の前端に結合した当接部61が左右方向(すなわち、基板34の厚み方向)に移動することができる。ハウジング51の左右の各側壁52の内側面間の寸法は、当接部が左右方向に移動できるように、左右方向のコンタクト60の最大寸法よりも大きく設定され、コンタクト60と側壁52との間には隙間が設けられている。
Accordingly, the
ハウジング51の上下両面の前後方向の両端部の左右方向の一端部(ヒンジ55が結合していない方の端部)には、ハウジング51を本体ケース10に取着するための規制凸部54bがそれぞれ突設される。規制凸部54bは、ヒンジ55が結合する端部側から規制凸部54bが設けられた端部側に向かうに従い突出寸法が大きくなる断面直角三角形状に形成され、側面が上下壁54の側面と面一になる。
At one end portion in the left-right direction (the end portion to which the
また、ハウジング51の上下両面には、前後一対の規制片54cがそれぞれ突設される。前側の規制片54cは、前側の規制凸部54bの後方に設けられ、後側の規制片54cは後側の規制凸部54bの前方に設けられる。規制凸部54bは、ハウジング51の上面に略平行な先端面を有する台形状に形成される。
In addition, a pair of front and rear restricting
ソケット50は、光源ホルダ30が本体ケース10に取着されたときに基板34の端片34aがコンタクト60の一対の当接部61間に差し込まれる位置に配置される。すなわち、ソケット50は、本体ケース10の上端部の左右両端部にそれぞれ配置される。
The
本体ケース10の左右の各側壁の内側面の上部には、図7に示すように、前後一対の支持片81がそれぞれ突設される。各支持片81の下端部からは、互いに近づく向きに支持凸部81aがそれぞれ突設される。すなわち、支持片81と支持凸部81aとで前後一対の段差が形成され、ハウジング51は、前側の規制片54cの前面が前側の支持片81の後面に当接し後側の規制片54cの後面が後側の支持片81の前面に当接する形で段差に嵌まり、前後方向の移動が規制される。
As shown in FIG. 7, a pair of front and
また、各支持片81の先端部には、上向きに保持凸部81bがそれぞれ突設される。さらに、本体ケース10の上壁の内側面の左右両端部には、前後一対の保持突起82が、支持片81に設けられた保持凸部81bに対向するように突設される。
In addition, a holding
支持片81の上面と本体ケース10の上壁の内側面との間の寸法は、ハウジング51の上面に設けられた規制凸部54bの先端と下面に設けられた規制凸部54bの先端との間の寸法と略同一寸法に設定される。すなわち、支持片81の上面がハウジング51の下面に設けられた規制凸部54bの先端に当接し、本体ケース10の上壁の内側面がハウジング51の上面に設けられた規制凸部54bの先端に当接する。従って、ハウジング51は、上下方向の移動が規制される。
The dimension between the upper surface of the
また、本体ケース10の左右の側壁の内側面と支持片81に設けられた保持凸部81bの当該内側面側の側面との間の寸法は、ハウジング51の上下壁54の左右方向の寸法と略同一寸法に設定される。上述したように、規制片54cの側面は上下壁54の側面と面一に形成されるから、本体ケース10の側壁の内側面がハウジング51の側壁52に当接し、保持凸部81bが規制片54cに当接する。また、体ケース10の左右の側壁の内側面と本体ケース10の上壁に設けられた保持突起82の当該内側面側の側面との間の寸法は、ハウジング51の上下壁54の左右方向の寸法と略同一寸法に設定される。したがって、本体ケース10の側壁の内側面がハウジング51の側壁52に当接し、保持突起82が規制片54cに当接する。ハウジング51は、保持凸部81b、保持突起82により左右方向の移動が規制される。
The dimension between the inner side surface of the left and right side walls of the
ハウジング51は、上述のように、前後左右および上下の移動が規制され、本体ケース10に固定される。
As described above, the
また、保持突起82は、本体ケース10の左右方向の中央部から本体ケース10の左右の側壁に向かうに従って突出寸法が大きくなるような断面直角三角形状に形成される。さらに、支持片81の先端部に設けられた保持凸部81bは、本体ケース10の左右方向の中央から本体ケース10の左右の側壁に向かうに従って突出寸法が大きくなるように形成される。ハウジング51は、上面に設けられた規制凸部54bが本体ケース10の上壁に設けられた保持突起82に当接し、下面に設けられた規制凸部54bが支持片81に設けられた保持凸部81bに当接するように本体ケース10の左右方向の中央部側から支持片81に近づけられる。上述したように、ハウジング51に設けられた規制凸部54bは、断面三角形状に形成されているから、規制突起82および保持凸部81aと、規制凸部54bとが摺接する。ここに、支持片81は、合成樹脂成形品である本体ケース10に一体に形成され、可撓性を有する。したがって、支持片81が撓むことで、ハウジング51を支持片81と本体ケース10の上壁との間に嵌め込むことができる。
In addition, the holding
ところで、ハウジング51は、上述したように、規制凸部54bと規制片54cとはハウジング51の前部と後部とにそれぞれ設けられている。したがって、前後を反転されることにより、本体ケース10の左右両部のいずれにも取着することができる。また、切欠溝53a、リブ53b、回転軸53dは、中壁53の前後両部にそれぞれ形成され、前部と後部とのいずれにもコンタクト60を配置することができる。したがって、1種類のハウジング51とコンタクト60とで、本体ケース10の左部に取着するソケット50と、本体ケース10の右部に取着するソケット50とを作製することができる。
By the way, as described above, in the
次に、本実施形態の組立て方について説明する。表示ユニット2は、パネルケース23に設けた係合突起23aと本体ケース10に設けた係合片10bとが前後方向に重ならないように本体ケース10の開口面に配置された後、本体ケース10の係合片10bとパネルケース23の係合片23aとが前後に重なるように下方にスライドされる。係合片23aの前面が係合片10bの後面に係止され、表示ユニット2は、本体ケース10の前面に取着される。
Next, how to assemble this embodiment will be described. The
光源ユニット3は、前方より本体ケース10の前面の上部に近づけられ、ガイド突起51がガイド溝53に差し込まれる。上述したように、ガイド突起51の左右の側面の一方がガイド溝53の左右の周壁の一方にそれぞれ当接し、光源ホルダ30の左右方向の移動が規制されて基板34の端片34aがコンタクト60の一対の当接部61間に差し込まれる位置にガイドされる。
The
また、上述したように嵌合凸部30bが嵌合孔10dに嵌まって光源ホルダ30の前方への移動が規制されるとともに、光源ホルダ30の下向き荷重が表示ユニット2に支持され、光源ホルダ30は本体ケース10に取着される。
Further, as described above, the fitting
光源31の交換やメンテナンスのため光源ホルダ30を本体ケース10から取り外す場合は、光源ホルダ30の前部を上方にずらして嵌合凸部52を嵌合孔54から外した後、光源ホルダ30を前方に引っ張る。なお、本体ケース10を天井に取り付けた場合において、光源ホルダ30を上方にずらすことができるように、光源ホルダ30の上面が本体ケース10の上面よりも下方になるように光源ホルダ30の上下の寸法が設定される。
When removing the
光源ホルダ30を本体ケース10に着脱する際、光源ホルダ30の左右両端部の一方が他方に対して前または後になるように光源ホルダ30が本体ケース10に対して傾くと、基板34が前後方向に対して左右方向に傾いた状態でコンタクト60に挿抜されることになる。本実施形態では、上述したようにコンタクト60の当接部61が左右方向に移動することができるから、光源ホルダ30を本体ケース10に着脱する際における端子部である基板34の端片34aに加わる負荷を低減することができる。
When the
ところで、図8に示すように、ハウジング51の各側壁52の前端面に、左右方向に互いに対向する一対のガイド凸部52cをそれぞれ突設してもよい。一対のガイド凸部52cの互いに対向する内側面は、前方に向かうに従いガイド凸部52cの左右方向の幅寸法が次第に小さくなるように傾斜する傾斜面に形成される。基板34の端片34aはガイド凸部52cの当該内側面に摺接することにより、コンタクト60の当接部61にガイドされる。ガイド凸部52cは、ハウジング51の左右の各側壁52の後端面にも設けられる。
(実施形態2)
実施形態1では、ソケット50が本体ケース10(図2参照)に固定され、ハウジング51に収容されたコンタクト60がハウジング51(図1参照)内で移動可能である例を例示したが、本実施形態では、コンタクト60がハウジング51内に固定され、ハウジング51が本体ケース10に対して移動可能な例を説明する。
Incidentally, as shown in FIG. 8, a pair of guide
(Embodiment 2)
In the first embodiment, the
本実施形態では、図9に示すように、本体ケース10の左右の側壁の内側面と支持片81に設けられた保持凸部81bの当該内側面側の側面との間の寸法は、ハウジング51の上下壁54の左右方向の寸法より大きく設定される。また、本体ケース10の左右の側壁の内側面と本体ケース10の上壁に設けられた保持突起82の当該内側面側の側面との間の寸法は、ハウジング51の上下壁54の左右方向の寸法より大きく設定される。また、支持片81に設けられた保持凸部81bの先端と保持凸部81bに対向する保持突起82の先端との間の寸法は、ハウジング51の上下両面にそれぞれ設けられた規制凸部54bの先端間の寸法よりも小さく設定される。したがって、ハウジング51は、左右方向に移動可能であるとともに、本体ケース10から脱落することがない。
In the present embodiment, as shown in FIG. 9, the dimension between the inner side surface of the left and right side walls of the
また、支持片81の上面と本体ケース10の上壁の内側面との間の寸法は、ハウジング51の上下両面にそれぞれ設けられた規制凸部54bの先端間の寸法より大きく設定され、ハウジング51は上下方向に移動可能である。また、支持片81の上面と支持凸部81aの上面との間の上下方向の寸法は、上下方向におけるハウジング51の移動可能距離よりも大きく設定される。したがって、ハウジング51が上下方向に移動しても、ハウジング51が前述の段差から外れて本体ケース10から脱落することがない。
Further, the dimension between the upper surface of the
上述より、ハウジング51は、本体ケース10に支持されるとともに、図の矢印に示すように上下左右に移動することができる。したがって、光源ホルダ30を本体ケース10に着脱する際に、端子部である基板34の端片34aに加わる負荷を低減できる。
As described above, the
その他の構成は、実施形態1の構成と同様である。
(実施形態3)
実施形態2では、図2に示すように、光源ホルダ30の長手方向の両端部で光源ユニット3と本体1との電気的接続を行う例を説明したが、本実施形態では、図10、11に示すように、光源ホルダ30の長手方向の中央部で当該電気的接続を行う例を説明する。
Other configurations are the same as those of the first embodiment.
(Embodiment 3)
In the second embodiment, as illustrated in FIG. 2, the example in which the
本実施形態では、基板34に端子部としての端片34a(図4参照)を形成する代わりに、光源ホルダ30の長手方向の中央部には、後方に突出する上下一対の端子部39aが取り付けられたケース39が配置される。光源ホルダ30の前壁や上壁の内側面には、例えば、ケース39に係合する係合片が突設される。
In this embodiment, instead of forming the
端子部39aは、厚み方向が光源ホルダ30の長手方向になる板状に形成され、リード線46を介して光源31(図4参照)に電気的に接続される。
The
一方、本体1は、ソケット50(図2参照)に代えて、図12に示すソケット70を備える。ソケット70は、コンタクト60と、コンタクト60を収容するハウジング71とを備える。ハウジング71は、角筒状に形成され、中壁53’により内部空間が上下に分割される。各コンタクト60は、中壁53’の上下両側にそれぞれ配置される。
On the other hand, the
図13に示すように、本体ケース10の上壁の内側面の左右方向の中央部には、左右方向に互いに対向する一対の支持片83が突設される。各支持片83の先端部には、互いに近づく向きに保持凸部84がそれぞれ突設される。各支持片83の互いに対向する内側面間の寸法は、ケース39の左右方向の寸法よりも大きく形成され、ハウジング71は、左右方向に遊びを有する。また、本体ケース10の内側面と保持凸部84の上面との間の寸法は、ハウジング71の上下方向の寸法よりも大きく形成され、ハウジング71は、左右方向に遊びを有する。すなわち、ソケット70は、図の矢印に示すように、前後左右に移動することができる。
As shown in FIG. 13, a pair of
その他の構成は、実施形態2と同様である。 Other configurations are the same as those of the second embodiment.
10 本体ケース
21 表示パネル
22 導光板
22a 入射面
30 光源ホルダ
31 光源
34a 端片(端子部)
50 ソケット(接続部材)
60 コンタクト
61 当接部
62 弾性部
70 ソケット
71 ハウジング
81 支持片(保持部)
81a 支持凸部(保持部)
82 保持凸部(保持部)
83 支持片(保持部)
84 保持凸部(保持部)
DESCRIPTION OF
50 Socket (connection member)
60
81a Support convex part (holding part)
82 Holding convex part (holding part)
83 Support piece (holding part)
84 Holding convex part (holding part)
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