JP2010274641A - 中綴本製作機 - Google Patents

Abstract

【課題】紙にあうサイズの枠つき土台と、綴具が複数ついた棒により、容易に中綴本を製作できる中綴本製作機を提供する。
【解決手段】紙の中央を正確に割り出せるよう、紙を配置する枠付の台（１）と、一度に複数箇所綴じるため棒（２）にホチキス（３）を複数設けた中綴本制作機を特徴とする。
【選択図】図１

Description

この発明は、１０枚〜２０枚程（紙の厚さにもよるので、あくまでも目安）の紙の中央をホチキス等で綴じ、半分に折ることで完成する中綴本を製作するための中綴本製作機である。

従来の中綴の為の道具は、片手で扱えるようなホチキスの柄の部分が長く、紙の中央を１箇所だけ綴じることができた。

発明が解決しようとする課題

これは、次のような欠点があった。
従来のホチキスでは、中央を綴じるためのガイドはあったが、紙の端と平行に綴じることが難しかった。
また、中綴本は最低２箇所綴じる必要があるにもかかわらず、従来の道具に複数箇所を一度に綴じることができない。
そして人の手で１箇所づつ綴じると、綴じる場所が天や地に寄ってしまったりと、均等な場所にすることが困難。
大型の印刷機などは中綴機能をもつものもあるが、Ａ列４番サイズの紙を中綴じにする（完成サイズはＡ列５番）機能がついているものはあまりなく、そもそも業務用の機能であり、一般家庭で購入・設置できるものではなかった。

課題を解決するための手段

紙の中央を正確に割り出せるよう、紙を配置する枠付の台（１）と、一度に複数箇所綴じるため棒（２）にホチキス（３）を複数設ける。
本発明は、以上の構成よりなる中綴本制作機である。

発明の効果

製作する大きさに設定した枠付の台（１）に紙を配置し、枠に棒（２）をあてがい一度押すだけで、紙の中央を複数箇所綴じることができる。
紙の端と平行に綴じることができ、また予め綴具の配置をあわせておくことで、天や地にかたよることがない。

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
製作したい中綴本の紙にあう枠付の台（１）である。
枠付の台（１）には紙の中央がわかるよう枠に隙間がある。
ホチキス（３）等の綴具が複数設置された棒（２）。
この枠付の台（１）の枠の隙間に棒（２）をあてがい、綴具がホチキス（３）の場合は一度押下することにより中綴本が完成する。
枠や隙間は、いろいろな紙のサイズに合わせられるよう、可動式のものが望ましい。

本発明、使用中の斜視図である。 本発明、棒の斜視図である。 本発明、枠付の台の斜視図である。

１ 枠付の台
２ 棒
３ ホチキス
４ ホチキスを受けるところ

Claims (1)

1. 紙面を固定する枠と、紙面中央の複数箇所を一度で綴じるための綴具（ホチキス等）。

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