JP2010257967A - コネクタ組立体、及びフレキシブル回路を有するシステム - Google Patents

コネクタ組立体、及びフレキシブル回路を有するシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2010257967A
JP2010257967A JP2010096556A JP2010096556A JP2010257967A JP 2010257967 A JP2010257967 A JP 2010257967A JP 2010096556 A JP2010096556 A JP 2010096556A JP 2010096556 A JP2010096556 A JP 2010096556A JP 2010257967 A JP2010257967 A JP 2010257967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
contact array
contact
connector assembly
array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010096556A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard Elof Hamner
エロフ ハムナー リチャード
Scott Stephen Duesterhoeft
スティーブン デュースターヘフト スコット
Attalee S Taylor
エス. テイラー アタリー
Jason M'cheyne Reisinger
ムチェーン ライジンガー ジェーソン
Brian Patrick Costello
パトリック コステロ ブライアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TE Connectivity Corp
Original Assignee
Tyco Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics Corp filed Critical Tyco Electronics Corp
Publication of JP2010257967A publication Critical patent/JP2010257967A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/89Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting manually by moving connector housing parts linearly, e.g. slider

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】直交関係にある回路基板の相互接続を容易にする電気コネクタ組立体の提供。
【解決手段】電気コネクタ組立体は、表面に基板コンタクトの第1アレーを有する第2回路基板に第1回路基板を電気的に結合する。電気コネクタ組立体は、第1アレーと嵌合するよう構成された嵌合コンタクトの第2アレー、及び第2アレーを第1回路基板に電気的に結合させるフレキシブル基板を有する回路組立体と、第2回路基板と係合するよう構成された整列構造とを具備する。整列構造及び第2アレーが互いに対して固定された位置を有するように、結合機構が整列構造及び第2アレーを支持する。結合機構は、第2アレーが第1アレーから離間する後退位置と、第1及び第2のアレーが互いに係合する係合位置との間を、整列構造及び第2アレーを移動させるよう構成される。整列構造は、第2回路基板と協働して第2アレーが係合位置に移動する際に第1及び第2のアレーを整列させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、2枚の回路基板を電気的に結合するよう構成された電気コネクタ組立体に関する。
サーバ、ルータ、データ記憶システム等の電気システムは、電気システムを通って信号や電力を伝送するためにコネクタ組立体を使用する。このような電気システムは、バックプレーン、ミッドプレーン回路基板、親基板及び複数の子基板を有するのが代表的である。また、電気システムは、子基板が電気システムに挿入される際に子基板を回路基板に相互接続するために、回路基板に取り付けられた1個以上の電気コネクタを有する。各子基板は、電気コネクタの嵌合面に接続するよう構成された嵌合面を有するヘッダ組立体すなわちリセプタクル組立体を有する。このヘッダ組立体/リセプタクル組立体は、子基板の先端縁又は先端縁付近に配置されるのが代表的である。ヘッダ組立体/リセプタクル組立体及び電気コネクタの嵌合面同士は、嵌合前に、互いに整列すると共に嵌合軸に沿って互いに向き合う。次に、嵌合面が係合して互いに嵌合するまで、子基板は、嵌合軸に沿って挿入方向に移動する。
米国特許第7438582号明細書 米国特許第7425134号明細書 米国特許第7419400号明細書 米国特許第7374441号明細書 米国特許第7297015号明細書 米国特許第6672878号明細書 米国特許第6411517号明細書 米国特許第6077090号明細書 米国特許第6062872号明細書 米国特許第5228863号明細書 米国特許第5171154号明細書 米国特許第5102342号明細書 米国特許第5092781号明細書 米国特許第4840569号明細書 米国特許第4731698号明細書 米国特許第4629270号明細書 米国特許第4626056号明細書 米国特許第4603926号明細書 米国特許第4518210号明細書 米国特許第4085990号明細書 米国特許出願公開第2007/0097662号明細書 米国特許出願公開第2008/0227314号明細書
従来のバックプレーン及びミッドプレーンコネクタ組立体は、嵌合方向と同じである挿入方向に子基板を移動させることにより、子基板をバックプレーン又はミッドプレーン回路基板に相互接続する。挿入方向に直交する嵌合方向に子基板を嵌合させることが望ましい場合がある。しかし、ヘッダ組立体/リセプタクル組立体が子基板の表面上にあると共に挿入方向に直交する方向を向き、電気コネクタがバックプレーン回路基板上にあると共に挿入方向に直交する方向を向く場合、子基板及びバックプレーン回路基板は整列しないので、接続することができない。さらに、バックプレーン又はミッドプレーン回路基板を有するコネクタ組立体は、例えばシステムを通る気流を制限することにより、電気システムの冷却能力に影響を与えるおそれがある。
従って、本発明は、直交関係にある回路基板の相互接続を容易にする電気コネクタ組立体を提供することを目的とする。
本発明に係る電気コネクタ組立体は、表面に基板コンタクトの第1コンタクトアレーを有する第2回路基板に第1回路基板を電気的に結合するために提供される。電気コネクタ組立体は、第1コンタクトアレーと嵌合するよう構成された嵌合コンタクトの第2コンタクトアレー、及び第2コンタクトアレーを第1回路基板に電気的に結合させるフレキシブル基板を有する回路組立体と、第2回路基板と係合するよう構成された整列構造とを具備する。整列構造及び第2コンタクトアレーが互いに対して固定された位置を有するように、結合機構が整列構造及び第2コンタクトアレーを支持する。結合機構は、第2コンタクトアレーが第1コンタクトアレーから離間する後退位置と、第1コンタクトアレー及び第2コンタクトアレーが互いに係合する係合位置との間を、整列構造及び第2コンタクトアレーを移動させるよう構成される。整列構造は、第2回路基板と協働して、第2コンタクトアレーが係合位置に移動する際に第1コンタクトアレー及び第2コンタクトアレーを整列させる。
本発明によれば、互いに直交関係にある回路基板を整列し且つ電気的に結合することができる。
本発明の一実施形態に従って形成された電気システムを前側から見た斜視図である。 図1に示されたシステムと共に使用される印刷回路と第2回路基板を上側から見た断面図である。 本発明の別の一実施形態で使用される印刷回路を上側から見た断面図である。 本発明の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体を後側から見た斜視図である。 図4に示された電気コネクタ組立体を前側から見た斜視図である。 図5に示された電気コネクタ組立体の一端の拡大斜視図である。 整列機構を示す、図6に示された電気コネクタ組立体の一部の側断面図である。 図4に示された電気コネクタ組立体が後退位置にある状態を後側から見た斜視図である。 本発明の別の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体を後側から見た斜視図である。 図9の10−10線に沿った電気コネクタ組立体の断面図である。 図9に示された電気コネクタ組立体が係合位置にある状態を前側から見た拡大斜視図である。 本発明の別の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体を示す斜視図である。 図12に示された電気コネクタ組立体が係合位置にある状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体を示す斜視図である。 図14に示された電気コネクタ組立体を示す分解斜視図である。 係合位置にある状態の図14に示された電気コネクタ組立体と共に使用される結合機構を下側から見た断面図である。 後退位置にある状態の図14に示された結合機構を下側から見た断面図である。 係合位置にある状態の図14に示された電気コネクタ組立体を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明を例示により説明する。
図1は、回路組立体106により互いに電気的に結合された第1回路基板102及び第2回路基板104を有する、本発明の一実施形態に従って形成された電気システム100を前側から見た斜視図である。回路組立体106は、第2回路基板104と係合するよう構成された1以上のコンタクトアレー108と、第1回路基板102と係合するよう構成された1以上のコンタクトアレー110と、コンタクトアレー108,110を接続する1以上のフレキシブル回路112とを有する。本明細書で使用されているように、「コンタクトアレー」の用語は、所定の構成に配列され、共通の基材又は基礎構造により共に保持された複数の嵌合コンタクトを含む。例えば、コンタクトアレーは、印刷回路又はインタポーザを含むか、或いは印刷回路又はインタポーザの一部であってもよい。打抜き加工及び曲げ加工されたコンタクト、エッチングされ曲げ加工されたコンタクト、半田ボール、パッド、圧入コンタクト等のコンタクトを含むさまざまな嵌合コンタクトをコンタクトアレーに使用してもよい。
本明細書で使用されているように、「印刷回路」の用語は、導体接続部が印刷され、又は絶縁基部上に所定のパターンで付着された任意の電気回路を含む。例えば、印刷回路は、回路基板、印刷回路基板材料で製造されたインタポーザ、フレキシブル回路、基板に沿って1層以上のフレキシブル回路を有する基板等であってもよい。図示の実施形態において、コンタクトアレー108,110は、対応する印刷回路の一部であり、第1及び第2の回路基板102,104のうち一方に沿って基板コンタクトと係合するように構成されている。両コンタクトアレー108,110は、それぞれ第2及び第1の回路基板104,102へ往復で移動してもよい。
本明細書で使用されているように、「インタポーザ」は、対応するコンタクトアレーを設けた互いに逆向きの両側面を有する平坦な本体と、コンタクトアレーに接続するよう両側面間を延びる複数の導体経路とを具備する。インタポーザは、嵌合コンタクトが回路基板の互いに逆向きの両側面間に沿ってエッチングされ曲げ加工された印刷回路であってもよい。印刷回路は、各嵌合コンタクトを他の側面上の対応する嵌合コンタクトに結合する導電経路を有してもよい。しかし、他の実施形態において、インタポーザは印刷回路でなくてもよい。例えば、インタポーザは、複数の孔が貫通する平坦な本体を有するキャリアを有してもよい。打抜き加工及び曲げ加工された嵌合コンタクトは、各嵌合コンタクトが対応する孔内に位置するように、キャリアにより配列されてもよい。嵌合コンタクトは、キャリアの一側面で一方の回路基板に接続し、キャリアの他側面で他方の回路基板に半田付けされたボールコンタクトを有してもよい。さらに、インタポーザは他の形態をとってもよい。
図1に戻ると、いくつかの実施形態において、第1回路基板102は親基板であり、第2回路基板104は、例えば回路組立体106に取外し可能に結合又は係合することができるラインカード又はスイッチカード等の取外し可能な子基板である。後述するように、回路組立体106は、後退位置から、第1及び第2の回路基板102,104が回路組立体106により電気結合される係合位置までコンタクトアレー108が移動できるよう構成されている。コンタクトアレー108は、例えば、詳細に後述する結合機構204(図4参照)、504(図9参照)、304(図12参照)、404(図14参照)により保持され移動されてもよい。コンタクトアレー108が後退位置に位置する際に、第2回路基板104を電気システム100に挿入し、或いは電気システム100から取り外すことができる。
回路組立体106は、例えば、圧入コンタクトを使用することにより、第1回路基板102に取り付けられてもよい。或いは、コンタクトアレー110は、固定具及び圧縮インタフェースを使用して第1回路基板102に半田付けされ又は取り付けられてもよい。また、別の実施形態において、コンタクトアレー110は、第1回路基板102に沿って後退位置から係合位置まで移動してもよい。このような実施形態は、本出願人の整理番号CC−00818の特許出願に詳細に記載されている。
本明細書で使用されているように、「取外し可能に結合」の用語は、第2回路基板104及びコンタクトアレー108等の2個の結合された部品が、部品及び対応する嵌合コンタクトすなわち基板コンタクトのいずれかを破壊又は損傷することなく、互いに容易に分離し結合することができることを意味する。第2回路基板104及びコンタクトアレー108が結合されると、対応するコンタクトが互いに電気的に係合する。また、いくつかの実施形態においてコンタクトは共平面であるが、他の実施形態において共平面である必要はない。本明細書で使用されているように、「フレキシブル回路」(フレックス回路とも称される)は、柔軟性絶縁材料内に又は柔軟性絶縁材料間に埋設された導体の配列を有する印刷回路である。フレキシブル回路112は、フレキシブル回路112が相互接続する部品間に電流を流すよう構成されている。一例として、フレキシブル回路112の柔軟性絶縁材料は、導体の損傷又は電流の流れに対する実質的な影響を与えることなく、フレキシブル回路112上に折り返すことができる平坦な矩形の条を形成する。
いくつかの実施形態において、フレキシブル回路112は、硬質基板に取り付けられるか、又は硬質基板を形成してもよい。コンタクトアレー108,110は、硬質基板に沿って配置されてもよい。硬質基板は、コンタクトのアレーの保持及び移動を容易にすることができる。例えば、硬質基板は、回路基板又はインタポーザであってもよい。別の例として、フレキシブル回路112は、コンタクトアレー108,110を含むか、又は形成してもよい。より具体的には、フレキシブル回路112は、硬質パネルの一面に沿って延びるか、又は接着剤を使用して硬質パネルの一面に取り付けられてもよい。フレキシブル回路112内の導体は、外部環境に曝されるパッドのアレー(すなわち、コンタクトアレー)を形成してもよい。次に、パッドは、電気接続部を構築するために嵌合コンタクトと係合してもよい。
さらに、本明細書で説明される実施形態は、嵌合コンタクト及び基板コンタクトの整列を容易にするために1個以上の整列機構を利用してもよい。本明細書で使用されているように、「整列構造」は、整列突起、開口、縁、又は互いに協働してコンタクトを整列させるフレームを含む。いくつかの実施形態において、整列構造は、コンタクトアレーに対して固定された位置を有する。
図1に示されるシステム100は、サーバシステム、ルータシステム、又はデータ記憶システム等のさまざまなホスト電気システムであってもよい。しかし、図示の実施形態が第1及び第2の回路基板102,104の相互接続に関して説明されているが、本明細書における説明は、限定を意図したものではない。本明細書で説明される実施形態は、一方の部品が嵌合コンタクトのアレーを有し且つ他方の部品が嵌合コンタクトの相補的なアレーを有する任意のタイプの回路基板又は他の電気部品を相互接続するために使用されてもよい。
コンタクトアレー108を第2回路基板104の方へ移動させて第2回路基板104と係合させる前に、第1及び第2の回路基板102,104を固定位置すなわちロック位置に位置させ、互いにほぼ直交させてもよい。より具体的には、第1回路基板102は、縦軸180及び水平軸182により区画される水平面に沿って延びており、第2回路基板104は、縦軸180及び垂直軸184により区画される垂直面すなわち縦面に沿って延びている。しかし、他の実施形態において、第1及び第2の回路基板102,104は、互いに対してほぼ直交(例えば、90°±20°)し、互いに平行関係にあり、或いは互いに対して他の角度すなわち他の位置関係を形成してもよい。例えば、第1及び第2の回路基板102,104は互いに傾斜してもよい。
また、第2回路基板104は、その一縁に取り付けられたハンドル140を有する。ハンドル140は、作業者又は機械が電気システム100から第2回路基板104を取り外すことを容易にする。
図2は、第2回路基板104に対するコンタクトアレー108の後退位置190を破線で、係合位置192を実線でそれぞれ示す、上側から見た断面図である。回路組立体106(図1参照)は、コンタクトアレー108が後退位置190及び係合位置192間で直線的に水平軸182に沿った双方向に移動できるよう構成されている。図示されているように、第2回路基板104は基板コンタクト122を有し、コンタクトアレー108は嵌合コンタクト132を有する。後退位置190において、コンタクトアレー108の嵌合コンタクト132は、第2回路基板104の対応する基板コンタクト122から離間している(すなわち距離D1だけ離れている)。係合位置192において、各嵌合コンタクト132は、1個の基板コンタクト122に電気的に結合すなわち係合する。
より具体的には、第2回路基板104は、基板コンタクト122のコンタクトアレー120を有する基板面114を有する。コンタクトアレー108は、基板面114に隣接し基板面114とほぼ平行に延びる嵌合面128を有する。嵌合面128は基板面114と対面する。さらに後述するように、コンタクトアレー108は、対応する基板コンタクト122及び嵌合コンタクト132が係合するまで、結合機構(例えば、図4、図12、図14及び図9にそれぞれ示される結合機構204,304,404,504)により保持されると共に第2回路基板104に向かって移動する。このように、コンタクトアレー108は、第2回路基板104のコンタクトアレー120に取外し可能に結合されるか、又はコンタクトアレー120に係合してもよい。
図示の実施形態において、嵌合面128及び基板面114は、係合位置192及び後退位置190、並びにそれらの間の任意の位置で、互いにほぼ平行に延びる。コンタクトアレー108の嵌合コンタクト132は、基板面114及び基板コンタクト122の一方又は双方により形成される基板平面195とほぼ平行であるコンタクト平面193を形成する。このように、各嵌合コンタクト132は、対応する基板コンタクト122と整列するが、対応する基板コンタクト122からほぼ同距離D1だけ離間する。コンタクトアレー108が水平軸182に沿って第2回路基板104に向かって直線的に移動すると、嵌合コンタクト132及び基板コンタクト122が係合するまで、嵌合コンタクトを分離する距離D1は減少する。
コンタクトアレー108及び第2回路基板104は、係合位置192及び後退位置190に位置する際に平行且つ均等に離間するが、別の実施形態において、コンタクトアレー108は、他の態様で第2回路基板104に向かって移動し第2回路基板104と係合してもよい。例えば、基板面114及び嵌合面128は平行であるが、コンタクトアレー108が係合位置192に到達する際に基板コンタクト122及び嵌合コンタクト132が整列するように、コンタクトアレー108が所定角度で第2回路基板104に接近してもよい。さらに別の実施形態において、基板面114及び嵌合面128は、後退位置190では平行でなくてもよいが、コンタクトアレー108の係合位置192では互いに整列し且つ平行であってもよい。
図2において、第2回路基板104の基板コンタクト122は基板面114と面一のパッドであり、コンタクトアレー108の嵌合コンタクト132は嵌合面128から突出する弾性梁131を有する。しかし、別の実施形態において、基板コンタクト122が基板面114から突出する弾性梁を有し、嵌合コンタクト132がコンタクトアレー108の嵌合面128と面一であってもよい。さらに、基板コンタクト122及び嵌合コンタクト132は共に、互いに係合するよう構成されたパッドであってもよい。同様に、基板コンタクト122及び嵌合コンタクト132は他の形態をとってもよい。
図示の実施形態において、嵌合コンタクト132は、嵌合面128へ往復で撓む弾性梁131を有する。弾性梁131は、撓みに抗すると共に、嵌合面128から離れる向きに抵抗力FRを及ぼす。このように、弾性梁131は、コンタクトアレー108が係合位置192に移動する際に、コンタクトアレー108の嵌合コンタクト132及びコンタクトアレー120の基板コンタクト122間の若干のずれを補償することができる。
別の実施形態において、嵌合コンタクト132の弾性梁131は二股になっていてもよいし、嵌合コンタクト132は互いに向かって又は逆向きに突出する分離した2本の梁を有してもよい。2本梁の嵌合コンタクト132は、対応する1個の基板コンタクト122と係合するよう構成されてもよい。このように、二股梁又は2本梁の嵌合コンタクト132は、対応する基板コンタクト122との分離した2接触点を有する。また、さらに別の実施形態において、嵌合コンタクト132は、嵌合面128から離れる向きに突出する丸い突起又はパッドであってもよい。
図3は、別の一実施形態で使用され、第2回路基板160及び別のコンタクトアレー162に対する後退位置176及び係合位置178に位置するコンタクトアレー152を示す。図示されているように、コンタクトアレー152は、第2回路基板160に対面する嵌合面158上に複数の嵌合コンタクト156を有するインタポーザである。また、コンタクトアレー152は、コンタクトアレー162と対面する嵌合面168上に複数の別の嵌合コンタクト166を有する。
コンタクトアレー162は、例えば、基板すなわち補強材165に結合されたフレックス回路163を有する。コンタクトアレー162は、嵌合面168上の嵌合コンタクト166と係合するよう構成された複数の嵌合コンタクト172を有する。第2回路基板160は、嵌合面158上の嵌合コンタクト156と係合するよう構成された基板コンタクト175のコンタクトアレー174を有する。図示されているように、コンタクトアレー152,162及び第2回路基板160が係合位置178に移動すると、嵌合コンタクト156は基板コンタクト175と係合し、嵌合コンタクト166は嵌合コンタクト172と係合する。このように、コンタクトアレー152は、第2回路基板160及びコンタクトアレー162間に挟まれてそれらの間に電気接続部を構築する介在電気部品である。
他の実施形態において、コンタクトアレー152は、嵌合コンタクト166が嵌合コンタクト172と係合するように、コンタクトアレー162に対して固定されてもよい。次に、結合されたコンタクトアレー152,162は、第2回路基板160へ接近及び離反する1ユニットとして移動してもよい。
図4は、本発明の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体202を有する電気システム200を後側から見た斜視図である。電気コネクタ組立体202は、結合機構204及び回路組立体206を具備する。結合機構204は、係合位置及び後退位置間を、第2回路基板205から接近及び離反して回路組立体206のコンタクトアレー214を移動させるよう構成されている。(係合位置は図4に示され、後退位置は図8に示される。)第2回路基板205は、コンタクトアレー214と係合するよう構成された基板コンタクトのアレー(図示せず)を有してもよい。
結合機構204は、基部フレーム208と、コンタクトアレー214を保持するよう構成されたヘッダ210と、基部フレーム208に沿ってほぼ直線方向にヘッダ210を移動するよう構成されたアクチュエータ組立体212とを具備する。図示されているように、基部フレーム208は、第1回路基板209の基板面207に取り付けられる。基部フレーム208は、基板面207に沿って延びる平坦な支持本体220と、支持本体220から突出すると共に第1回路基板209から離れる向きに突出する複数の心棒支持部222〜224とを有する。アクチュエータ組立体212は、心棒230と、心棒230上に分布する複数のカム部232〜234を有する。心棒230は、縦軸(図1参照)及び第2回路基板205にほぼ平行である軸290の回りに回転できるように、心棒支持部222〜224に回転可能に結合されている。一実施形態において、心棒230は、その方向性や回転を操る工具(図示せず)と係合するよう構成されている端部231を有する。カム部232〜234は、心棒230に取り付けられると共に共通の向きに突出する。詳細に後述するように、カム部232〜234は、心棒230が回転すると心棒支持部222〜224から離れる向きにヘッダ210を移動させるよう構成されている。図4に示されるように、コンタクトアレー214が第2回路基板205に対して係合位置に位置するように、カム部232〜234が回転される。
また、図4に示されているように、ヘッダ210は、第2回路基板205に対面する嵌合側面242に結合されると共に嵌合側面242を支持する細長の支持梁240を有する。嵌合側面242はコンタクトアレー214を有する。支持梁240は、対応するカム部232〜234と摺動接触する逆転防止装置252〜254が支持梁240上に分布する後側面244を具備する。さらに、支持梁240は、後側面244から外方へ突出すると共に、水平軸182(図1参照)に沿った一方向に心棒支持部222,224内へ及び心棒支持部222,224から摺動するよう構成されたピストン262,264を有する。
また、図示されているように、支持梁240の一端及び隣接する心棒支持部222,224に、ばね266,268がそれぞれ結合されている。ばね266,268は、支持梁240を心棒支持部222,224に向かって引っ張る偏倚力を提供する。
図5は、電気コネクタ組立体202を前側から見た斜視図であり、結合機構204に連動する回路組立体206を示す。図示されているように、嵌合側面242は、1対のコレット245によりヘッダ210に結合されたパネル243を有する。嵌合側面242は、パネル243と並んでコンタクトアレー214を保持するよう構成された複数対の対向するラッチ270,272を有する。ラッチ270,272は、コンタクトアレー214のある程度の移動を可能にしてもよい。さらに、コンタクトアレー214は、支持本体220内で曲げられ又は折り返される、回路組立体206のフレキシブル回路215に取り付けられてもよい。図示されていないが、フレキシブル回路215は、基部フレーム208の支持本体220の下で第1回路基板209(図4参照)に結合される。
また、図示されているように、基部フレーム208は、第1回路基板209に近接且つ直交して第2回路基板205(図4参照)を保持するよう構成された基板ホルダ275を有する。例えば、基板ホルダ275は、第2回路基板205を受容し第2回路基板205が縦方向(すなわち、縦軸180(図1参照)と平行)に移動できるように構成されたガイド通路すなわちガイド溝276を有する。一実施形態において、ガイド通路276は、結合機構204が駆動される前にすなわちヘッダ210が移動する前に、第2回路基板205をロック位置に移動させるよう構成されている。ロック位置において、第2回路基板205上の基板コンタクト(図示せず)のアレー(図示せず)は、コンタクトアレー214の嵌合コンタクト282の副アレー(sub-array)280とほぼ整列する。
図4において、基板ホルダ275は基部フレーム208と一体に形成されて図示されているが、別の実施形態において、基板ホルダ275(及び具体的にはガイド通路276)は基部フレーム208から分離してもよい。また、基板ホルダ275は、通路すなわち溝であることに限定されず、第2回路基板205を保持するよう構成された他の部品であってもよい。例えば、基板ホルダ275は、第1回路基板209に近接して(例えば、第1回路基板209上に、又は第2回路基板209から数cm以内に)第2回路基板205を保持する別体の把持部を有してもよい。さらに、基板ホルダ275は、コンタクトアレー214が移動しながら、第2回路基板205を移動させるよう構成されてもよい。このように、基板ホルダ275は、固定位置すなわちロック位置に第2回路基板205を保持するか、又は第2回路基板205を保持し、コンタクトアレー214から所定範囲内で第2回路基板205の限定された移動を可能にしてもよい。
図6は、電気コネクタ組立体202の一端の拡大斜視図である。図示していないが、電気コネクタ組立体202の他端は、本明細書で説明するように同様の構造を有する。ばね268は、一端が支持梁240のピン突起284に、他端が心棒支持部224のピン突起286に結合される。このように、ばね268は、ヘッダ210を心棒230に向かって偏倚させる偏倚力を提供する。コンタクトアレー214は、対応する表面から外方へ突出する整列突起288を有する。整列突起288は、嵌合コンタクト282に対して固定された関係を有する。或いは、整列突起288は、嵌合コンタクト282の副アレー280に対して固定された嵌合側面242上の(例えば、パネル243上の)他の位置を有する。また、図示されているように、コレット245は、パネル243及びコンタクトアレー241がヘッダ210に浮動可能に結合されるように、パネル243を把持する。
図7は、整列突起288及び第2回路基板205間の相互作用を示す。上述したように、本明細書で説明される実施形態は、対応するコンタクトが嵌合する前及び嵌合する際に、嵌合コンタクト及び基板コンタクトの整列を容易にする整列機構を有する。図示の実施形態において、整列突起288は、コンタクトアレー214に結合されると共にコンタクトアレー214から延びる円錐状突起である。第2回路基板205は、その基板コンタクトに対して固定された位置を有する対応する孔すなわち開口211を有する。開口211は、コンタクトアレー214が後退位置から係合位置まで移動する際に、整列突起288を受容するよう構成されている。
一例として、いくつかの実施形態において、嵌合側面242は、ヘッダ210(図4参照)に対して浮動してもよい。コレット245は、ヘッダ210内を移動可能であると共に、パネル243延いてはコンタクトアレー214がヘッダ210に対して浮動可能となるようにパネル243を把持する。コンタクトアレー214が第2回路基板205に向かって移動すると、整列突起288の表面213は、対応する開口211と係合する。整列突起288の表面213が円錐形状であることにより、整列突起288及び第2回路基板205の対応する開口211は、コンタクトが適切に整列するように、協働してコンタクトアレー214及び第2回路基板205を整列させる。第2回路基板205が固定位置にあり、コンタクトアレー214が浮動可能であるので、コンタクトアレー214は、コンタクトを整列させるために図6に矢印で示される任意の向きに(すなわち、図1の軸180,184により形成される垂直平面に沿って)移動することができる。
別の整列機構を使用してもよい。例えば、整列突起288は、嵌合側面242(例えば、コンタクトアレー214又はパネル243)から突出する筒状ピンであってもよい。第2回路基板205は、ピンを受容するよう構成された孔を底部に有する円錐状すなわち漏斗状の開口を有してもよい。コンタクトアレー214が第2回路基板205に向かって移動すると、ピンは、円錐状開口の表面と係合し、ピンが最終的に受容される孔に向かって移動する。このように、この別の整列機構は、上述した図示の機構と同様に作動する。加えて、整列突起288は、他の形状(例えば、ピラミッド状、半球状)を有してもよい。
他の実施形態において、第2回路基板205が整列突起288を有し、嵌合側面242が、対応する開口211を有してもよい。さらに、別の実施形態は、第2回路基板205及び嵌合側面242の各端すなわち両端に複数の整列構造を有してもよい。例えば、嵌合側面242は、第2回路基板205の開口211と係合するよう構成された整列突起288と、第2回路基板205から整列突起288を受容するよう構成された開口211とを有してもよい。
また、図示されていないが、整列構造は、コンタクトアレー214が第2回路基板205に接近する際に一縁と係合するフレーム又は他のガイド構造であってもよい。フレーム及び一縁は、対応するコンタクトに対して固定された位置を有する。より具体的には、フレームは、基板コンタクトを取り囲むと共に第2回路基板205から突出する。コンタクトアレー214が第2回路基板205に接近すると、コンタクトアレー214又はパネル243の一縁はフレームに係合する。フレームは、コンタクトアレー214がずれた経路に沿って第2回路基板205に接近する場合、対応する嵌合コンタクト及び基板コンタクトが係合するように、コンタクトアレー214の向きを変える形状をなしてもよい。或いは、コンタクトアレー214又はコネクタ組立体202がフレーム又は他のガイド構造を有し、第2回路基板205が一縁を有してもよい。上述したものと同様に、コンタクトアレー214が第2回路基板205に接近すると、フレームは、対応するコンタクト同士が係合するように、一縁と係合してコンタクトアレー214の向きを変えてもよい。
従って、本明細書で説明した実施形態は、浮動可能である、すなわち、嵌合コンタクトのコンタクトアレーを基板コンタクトの対応するアレーに適切に整列させるためにさまざまな向きに移動できる可動コンタクトアレーを提供する。嵌合コンタクト132に関して上述したように、嵌合コンタクト282(図6参照)は、嵌合面(図示せず)へ往復して撓む弾性梁を有する。対応する基板コンタクトと係合する際に、嵌合コンタクト282は、基板面に対して力を与える。嵌合コンタクト282及びコンタクトアレー214の浮動能力の合成後の力は、協働して嵌合コンタクト282を基板コンタクトに適切に整列させることができる。
図8は、ヘッダ210及びコンタクトアレー214の後退位置での電気コネクタ組立体202を後側から見た斜視図である。カム部232に関して図示されているように、カム部232〜234は、心棒230の回転時に対応する逆転防止装置252〜254と係合する湾曲した縁235を有する。より具体的には、逆転防止装置252に関して図示されるように、湾曲した縁235は、逆転防止装置252と摺動接触する。コンタクトアレー214及びヘッダ210が後退位置にある場合、カム部232の細長の本体は、第2回路基板205(図4参照)に接近しない方向に突出(例えば、第1回路基板209(図4参照)に向かった下方へ突出)する。心棒230が(矢印R1により示される向きに)回転すると、カム部232は逆転防止装置252を押圧し、ヘッダ210を心棒支持部222〜224から離れる向きに移動させる。
また、図示されているように、各カム部232〜234は、湾曲した縁235の平坦部237を有する。コンタクトアレー214が係合位置に位置するようにカム部232がヘッダ210の方を指すと、平坦部237は、コンタクトアレー214が不注意で第2回路基板205から係合解除されないようにロック構造すなわちロック機構を与える。
図9ないし図11は、別の実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体502を示す。図9は、嵌合側面542を後退位置(図9参照)から係合位置(図11参照)まで移動させるよう構成された電気コネクタ組立体502を後側から見た斜視図である。図示されていないが、電気コネクタ組立体502は、嵌合側面542と係合するための基板コンタクトのアレーを有する第2回路基板に近接して親基板に取り付けられる。電気コネクタ組立体502は、後退位置及び係合位置間を、嵌合側面542を移動させるよう構成された結合機構504を支持する基部フレーム508を有する。結合機構504は、軸590に沿って延びる心棒530と、心棒530に結合された複数のカム部532と、嵌合側面542に結合された複数のヘッダ部510を有するヘッダ509とを有する。心棒530は、軸590の回りに心棒530を回転させるために作業者が操作するよう構成された一端531を有する。さらに、基部フレーム508は複数の心棒支持部522を有する。また、電気コネクタ組立体502は、複数のフレックス回路部515(図9に細線で示される)からなる回路組立体511を有する。フレックス回路部515は、電気コネクタ組立体502の底面596に結合されると共に、軸590の回りを嵌合側面542まで延びている。
図10は、図9の10−10線に沿った電気コネクタ組立体502の断面図である。回路組立体511は、フレックス回路部515及びコンタクトアレー513,514を有する。フレックス回路部515は、結合機構504の周囲に延びており、底面596上のコンタクトアレー513を嵌合側面542のコンタクトアレー514に伝達結合する。より具体的には、フレックス回路部515は、コンタクトアレー513から電気コネクタ組立体502の非嵌合側面552及び上面554に沿って延びている。回路組立体511は、フレックス回路部515が後退位置及び係合位置間を移動する際にフレックス回路部515を支持すると共にフレックス回路部515に所定形状を与えるための基板補強材556を有する。後退位置で図示されるように、フレックス回路部515は、嵌合側面542が後退位置及び係合位置間を移動できるように追加の長さを有する。
コンタクトアレー513,514及び回路組立体511のフレックス回路部515は、1ユニットとして製造することができる。コンタクトアレー513はインタポーザであり、インタポーザは、その一側面でフレックス回路部515と係合し、他側面上で親基板と係合する。コンタクトアレー513の嵌合コンタクトは、電気コネクタ組立体502を親基板に保持することを容易にするために親基板に取り付けられた圧入コンタクト又は半田ボールコンタクトを有してもよい。或いは、他の嵌合コンタクトを使用してもよい。
嵌合側面542は、(例えば、ねじ又は接着剤で)全てが一緒に結合され、心棒530の軸590とほぼ平行に延びるコンタクトアレー514、基板560、及びパネル562を有する。図10におけるコンタクトアレー514はインタポーザであるが、別の実施形態において、コンタクトアレー514は他の形態をとってもよい。図示されているように、基板560は、フレックス回路部515に結合されると共にコンタクトアレー514及びパネル562間に挟まれる。基板560は、コンタクトと、コンタクトアレー514をフレックス回路部515に伝達結合する導体(図示せず)とを有する。パネル562は、複数のばね564を介してヘッダ部510(図10には1個のヘッダ部510のみを図示)に浮動可能に取り付けられる。また、嵌合側面542は、コンタクトアレー514から離れる向きに突出する整列突起588を有する。
また、図10に示されるように、結合機構504は、ヘッダ510に結合されると共に軸590と平行にヘッダ510を貫通するロールバー566を有する。ロールバー566は、カム部532のカム面533と接触するロール面567を有する。図10において、結合機構504及び嵌合側面542は後退位置に位置する。後退位置において、カム部532は底面596に向かって縦に延びる。また、カム面533は、心棒530が不注意で回転しないように、ロール面567の形状に少なくとも部分的に一致する形状に設定される。
心棒530が矢印R2で示される時計回りに回転すると、カム部532は、心棒530から離れる嵌合方向Mに沿ってロール面567及びロールバー566を押圧する。ヘッダ510が同様に嵌合方向Mに沿って移動することにより、心棒530から離れ且つ第2回路基板(図示せず)に向かう外方へ嵌合側面542を移動させる。図示されていないが、偏倚力FBがヘッダ510及びロールバー566を心棒530に向かう方向に偏倚するように、結合機構504は(例えば、ばね力により)偏倚される。心棒530が反時計回りに回転すると、偏倚力FBがヘッダ510及びロールバー566を心棒530に向かって移動させる。従って、嵌合側面542は、後退位置及び係合位置間を移動することができる。
図11は、係合位置にある電気コネクタ組立体502を前側から見た拡大斜視図である。嵌合側面542が後退位置から係合位置まで移動すると、整列突起588は、第2回路基板(図示せず)の開口(図示せず)と係合する。図7に関して上述したように、整列突起588は、開口と係合し、コンタクトアレー514の嵌合コンタクトを移動させて基板コンタクト(図示せず)と整列させる。コンタクトアレー514が第2回路基板に接近する際に嵌合コンタクト及び基板コンタクトがずれると、嵌合側面542は、嵌合コンタクト及び基板コンタクトと整列して係合するために、ヘッダ510及び心棒530に対して浮動する。例えば、ばね564(図10参照)により、嵌合側面542が異なる向きに移動することができる。嵌合側面542は、整列突起588が開口と係合すると、軸598,597により形成される垂直平面に沿って若干移動する。垂直平面は、軸590と平行に、又は軸590と共通の向きに延びる。また、ばね564により、嵌合側面542が軸598又は軸599の回りに若干回転することができる。さらに、ばね564は、嵌合コンタクト及び基板コンタクトが互いに係合すると、嵌合コンタクト及び基板コンタクト間の電気接続を維持するよう外向きの嵌合力を提供するよう構成されている。
図12及び図13は、別の一実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体302を有する電気システム300の斜視図である。図12は後退位置の電気コネクタ組立体302を示し、図13は係合位置の電気コネクタ組立体302を示す。電気コネクタ組立体302は、結合機構304と、回路組立体106(図1参照)と同様の部品及び構造を有する回路組立体(図示せず)とを有する。結合機構304は、第2回路基板315から接近及び離反して係合位置及び後退位置間を回路組立体のコンタクトアレー314が移動するよう構成されている。結合機構304は、基部フレーム308と、コンタクトアレー314を保持するよう構成されたヘッダ310と、第2回路基板315から接近及び離反してヘッダ310を移動させるよう構成されたアクチュエータ組立体312とを有する。また、図示されているように、基部フレーム308は、電気コネクタ組立体302に近接して第2回路基板315を保持する基板ホルダ311を有する。基板ホルダ311は、図12及び図13においてガイド通路として図示されている。このガイド通路は第2回路基板315を受容する。また、ガイド通路により、第2回路基板315が電気コネクタ組立体302に近接した位置へ摺動することができる。
アクチュエータ組立体312は、レバー構造313と、ヘッダ310に結合されたカムスロット316とを有する。また、アクチュエータ組立体312は、基部フレーム308から突出して積極的な停止部318及びホルダ切欠320を形成する直立部319を有する。図12及び図13に図示されるように、レバー構造313は、コンタクトアレー314を係合位置及び後退位置へ移動させるために、カムスロット316及びヘッダ310と協働する。より具体的には、レバー構造313は筒状本体を有し、筒状本体は、共通の垂直方向に突出する対向する1対のアーム330,332と、アーム330,332間を縦方向に延びるレバー部334とを有する。レバー部334は、基部331によりアーム330に連結されると共に、基部333によりアーム332に連結される。基部331,333は共通軸390に沿って延びるのに対し、レバー部334は平行であるが別の軸391に沿って延びる。また、レバー部334は、カムスロット316間を延びると共にカムスロット316を貫通する。また、図示されているように、アーム330,332及びレバー部334は、これらアーム330,332及びレバー部334が共平面であるように、基部フレーム308から離れる共通の向きに延びる。しかし、別の実施形態では、アーム330,332及びレバー部334は共平面でなくてもよい。さらに、別の実施形態は、1本のアーム330又は332のみを有してもよい。
後退位置において、アーム330は、積極的な停止部318に当接して停止する。アーム330,332及びレバー部334が軸390の回りに回転するようにレバー構造313が移動すると、レバー部334は、ヘッダ310を第2回路基板315の方へ押圧する。レバー部334がヘッダ310を押圧するので、カムスロット316は、レバー部334の本体がカムスロット316内で上方へ摺動できるようにする。図13に示されるように、ヘッダ310が係合位置に位置すると、レバー構造313のアーム330は、ホルダ切欠320内に停止する。ホルダ切欠320には、コンタクトアレー314が不注意で第2回路基板315から係合解除されることを防止するロック構造すなわちロック機構を設けてもよい。
別の一実施形態において、電気コネクタ組立体302は、レバー構造313がカムスロット316内で垂直方向に移動できるようにするカムスロット316を有していない。その代わり、ヘッダ310は、軸390の回りに回転し、コンタクトアレー314が第2回路基板315に対して鈍角をなす後退位置から、コンタクトアレー314が第2回路基板315と平行で且つ第2回路基板315と並ぶ係合位置まで移動するように、レバー構造313に取り付けられてもよい。
図14ないし図18は、別の実施形態に従って形成された電気コネクタ組立体402を示す。図14は、電気コネクタ組立体402を示す斜視図である。電気コネクタ組立体402は結合機構404を有する。結合機構404は、2つのコンタクトアレー410,412(図15参照)間に配置された第2回路基板405(図18参照)に向かってコンタクトアレー410,412を移動させるよう構成される。第2回路基板405は、コンタクトアレー410,412上の嵌合コンタクト452の対応するアレー450と係合する第2回路基板405の両面に、嵌合コンタクトのアレー(図示せず)を有する。
図示されているように、結合機構404は、基部フレーム408と、基部フレーム408に摺動可能に結合された1対のヘッダ416,418と、コンタクトアレー410,412を第2回路基板405に接近及び離反方向に移動させるために1対のヘッダ416,418に動作可能に結合された摺動部材420とを具備する。詳細に後述するように、摺動部材420は、挿入位置492(図16参照)及び抜去位置489(図17参照)間を移動するよう構成されている。摺動部材420が挿入位置に位置すると、コンタクトアレー410,412は、係合位置(図18参照)に位置すると共に第2回路基板405に電気結合される。摺動部材420が抜去位置に位置すると、コンタクトアレー410,412は後退位置(図14参照)に位置し、第2回路基板405は電気コネクタ組立体402から取り外される。
コンタクトアレー410,412は、第2回路基板405が保持される間隙G越しに互いに対向する。コンタクトアレー410,412又はヘッダ416,418の各々は、対応する面から突出する整列突起488と、反対側のコンタクトアレー又はヘッダからの整列突起488を受容するよう構成された穴490とを有する。図14のコンタクトアレー412に関連して、コンピュータアレー412の各端は、1個の整列突起488及び1個の穴490を有する。図示されていないが、反対側のコンタクトアレー410も、整列突起488及び穴490を有する。コンタクトアレー410の整列突起488は、係合位置に位置すると、第2回路基板405の開口(図示せず)を貫通すると共に反対側のコンタクトアレー412の対応する穴490内に延びる。同様に、コンタクトアレー412の整列突起488は、第2回路基板405の開口を貫通すると共に反対側のコンタクトアレー410の対応する穴490内に延びる。このように、第2回路基板405はコンタクトアレー410,412間に挟まれる。コンタクトアレー410,412の整列突起488及び穴490は、互いに協働して嵌合コンタクト452の対応する基板コンタクトとの整列を容易にする。
また、図14に示されるように、電気コネクタ組立体402は、一端が摺動部材420に結合されると共に他端が取っ手472に結合されるスロット延長部470を有する。スロット延長部470及び取っ手472は、作業者又は機械による第2回路基板405の取外しを容易にする。スロット延長部470は、縦軸484に沿った長手方向に延びており、対向する1対の側壁476,477を有する。1対の側壁476,477は、それらの間に通路478を形成する。通路478は、第2回路基板405が電気コネクタ組立体402内に挿入される際に通路478及びガイド通路421の双方に保持されるように、基部フレーム408により形成されるガイド通路421と整列する。
別の一実施形態において、取っ手472は、回転位置に位置する際に、第2回路基板405がスロット延長部470に沿って摺動自在にするために側壁476,477が若干分離されるように、側壁476,477に動作可能に結合されてもよい。次に、取っ手472がロック位置へ回転すると、側壁476,477が第2回路基板405の一縁を圧縮すなわち把持することにより、第2回路基板405を所定位置にロックすなわち保持する。
図15に図示されているように、基部フレーム408は、上部422及び下部424を有する。基部フレーム408が組み立てられると、摺動部材420は、上部422及び下部424間に挿入され保持される。下部424は、上部422から突出するタブすなわちラッチ426を有し、上部422及び下部424が結合される際に上部422内の開口428と係合するよう構成されている。また、図示されているように、上部422は、その各側面に沿って分布する通路430を有する。各通路430は、ヘッダ416,418のうち一方の脚支持部432を受容するよう構成されている。これら脚支持部432は、対応する通路内で水平軸482(図14参照)と平行な(すなわち、縦方向に直交する)方向に摺動する。各脚支持部432は、垂直軸480(図14参照)と平行な方向に沿って下方へ突出するカム部材434を有する。
電気コネクタ組立体402は回路組立体440,442を有する。回路組立体442は、コンタクトアレー412と、コンタクトアレー412に結合されたフレキシブル回路446とを有する。電気コネクタ組立体の組立が完了すると、フレキシブル回路446はヘッダ418の上面454の周囲に巻かれ、コンタクトアレー412はヘッダ418の面456に浮動可能に結合される。フレキシブル回路446は、対応するコンタクトアレー412が係合位置及び後退位置間を移動できるよう構成された長さを有する。同様に、回路組立体440は、コンタクトアレー410と、回路組立体442に関して上述したように組み立てられるフレキシブル回路444とを有する。
図16及び図17は、摺動部材420が挿入位置492及び抜去位置489にそれぞれ位置する電気コネクタ組立体402を下側から見た断面図である。摺動部材420は、基部フレーム408の内外に距離D3(図17参照)だけ摺動するよう構成されたほぼ平坦な本体を有する。摺動部材420は、基部フレーム408の長さにほぼ沿って延びており、摺動部材420の本体に沿って長手方向に延びる2連のカムスロット460,462を有する。各カムスロット460は、軸484に対して所定角度(角度θで示される)をなし、他のカムスロット460に対して共通の向きに突出する。同様に、各カムスロット462は、軸484に対して所定角度(角度βで示される)をなし、カムスロット462に対して共通の向きに突出する。図示されているように、角度βはθと同じ値であるが、軸484から離れる別の向き(すなわち、上向きである代わりに下向き)に延びている。
抜去力FW(図16参照)が軸484に沿って基部フレーム408からなれる向きに摺動部材420を引っ張ると、カムスロット460,462は、第2回路基板405(図18参照)から離れる向きにカム部材434を移動させ、対応するヘッダ416,418(図14参照)に第2回路基板405から離れる向きに(すなわち、軸482に沿って)移動させるよう構成される。このように、抜去力FWは、ヘッダ及び対応するコンタクトアレーを第2回路基板405から離れる向きに同時に移動させる分離力すなわち移動に変換される。さらに、2連のカムスロット460,462が対称であるので、対応するヘッダ416,418は、回路基板405から離れる等距離D2(図17参照)を移動する。
しかし、別の実施形態は対称的な2連のカムスロット460,462を有することを要求されず、角度θ及びβは等しいことを要求されない。さらに、ヘッダ416,418は等距離を移動することを要求されない。例えば、別の一実施形態において、角度θは角度βより大きくてもよい。摺動部材420が抜去されると、ヘッダ416は、ヘッダ418よりも大きな速度で且つ大きな距離を移動する。
図18は、第2回路基板405と共に係合位置に位置する電気コネクタ組立体402を後側から見た斜視図である。第2回路基板405を取り除くために、作業者は、上述したように抜去力FWを加える。摺動部材420が移動すると、カムスロット460,462(図16参照)が互いから離れる向きにヘッダ416,418(図14参照)を強制することにより、第2回路基板405からコンタクトアレー410,412(図15参照)をそれぞれ係合解除する。次に、作業者の手、工具又は自動機械が第2回路基板405を取り除くことができる。
従って、上述の説明は、例示を意図したものであって、限定を意図したものではないことを理解されたい。このように、他の多くの構成や結合機構のタイプを、互いに接近及び離反する方向にアレーを移動させることにより、基板コンタクトのアレーに嵌合コンタクトのアレーを電気結合する結合機構204(図4参照)、504(図9参照)、304(図12参照)、404(図14参照)以外に解釈してもよい。
さらに、図示の例は互いに直交する各平面に沿って延びる第1及び第2の回路基板を示すが、別の実施形態において、第1及び第2の回路基板は他の位置的関係で方向付けられてもよい。例えば、別のいくつかの実施形態において、第1及び第2の回路基板は互いに平行であってもよい。このような実施形態において、第1及び第2の回路基板のうち一方に取り付けられた電気コネクタ組立体は、他の回路基板と電気的に係合するために、上述したように後退位置及び係合位置間でコンタクトアレーを移動させるよう構成されてもよい。
102 第1回路基板
104 第2回路基板
120 コンタクトアレー(第1コンタクトアレー)
211 開口
106 回路組立体
108 コンタクトアレー(第2コンタクトアレー)
112 フレキシブル回路
132 嵌合コンタクト
122 基板コンタクト
204 結合機構
208 基部フレーム
275 基板ホルダ
276 ガイド通路
288 整列突起(整列構造)
304 結合機構
308 基部フレーム
320 ロック機構
330 ロック機構
311 基板ホルダ
504 結合機構

Claims (7)

  1. 表面に基板コンタクトの第1コンタクトアレーを有する第2回路基板に第1回路基板を電気的に結合するための電気コネクタ組立体であって、
    前記第1コンタクトアレーと嵌合するよう構成された嵌合コンタクトの第2コンタクトアレー、及び該第2コンタクトアレーを前記第1回路基板に電気的に結合させるフレキシブル基板を有する回路組立体と、
    前記第2回路基板と係合するよう構成された整列構造と、
    前記整列構造及び前記第2コンタクトアレーを支持する結合機構と
    を具備し、
    前記整列構造及び前記第2コンタクトアレーは、互いに対して固定された位置を有し、
    前記結合機構は、前記第2コンタクトアレーが前記第1コンタクトアレーから離間する後退位置と、前記第1コンタクトアレー及び前記第2コンタクトアレーが互いに係合する係合位置との間を、前記整列構造及び前記第2コンタクトアレーを移動させるよう構成され、
    前記整列構造は、前記第2回路基板と協働して、前記第2コンタクトアレーが前記係合位置に移動する際に前記第1コンタクトアレー及び前記第2コンタクトアレーを整列させることを特徴とする電気コネクタ組立体。
  2. 前記結合機構が前記第2コンタクトアレー及び前記整列構造を前記係合位置に移動させる前に、前記第2回路基板をロック位置に保持するよう構成された基板ホルダをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  3. 前記第2回路基板を前記第1回路基板に対して直交して保持するよう構成された基板ホルダをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  4. 前記基板ホルダは、前記第2回路基板を受容するよう構成されたガイド通路を有することを特徴とする請求項3記載の電気コネクタ組立体。
  5. 前記結合機構は、前記基板ホルダを有する基部フレームをさらに具備し、
    前記基部フレームは、前記第1回路基板に結合するよう構成されていることを特徴とする請求項4記載の電気コネクタ組立体。
  6. 前記結合機構は、前記第2コンタクトアレーを前記係合位置に位置するよう構成されたロック機構を有することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
  7. 前記整列構造は、前記第2回路基板の開口内に受容されるよう構成された整列突起を有することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ組立体。
JP2010096556A 2009-04-23 2010-04-20 コネクタ組立体、及びフレキシブル回路を有するシステム Pending JP2010257967A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/428,806 US7789668B1 (en) 2009-04-23 2009-04-23 Connector assemblies and systems including flexible circuits

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010257967A true JP2010257967A (ja) 2010-11-11

Family

ID=42669576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010096556A Pending JP2010257967A (ja) 2009-04-23 2010-04-20 コネクタ組立体、及びフレキシブル回路を有するシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7789668B1 (ja)
JP (1) JP2010257967A (ja)
CN (1) CN101901980B (ja)
TW (1) TW201044711A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101913639B1 (ko) 2017-08-31 2018-11-01 주식회사 헬릭스 전기 연결 장치

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8033835B2 (en) * 2009-12-18 2011-10-11 Tyco Electronics Corporation Interconnect assembly having a separable mating interface
US7918683B1 (en) * 2010-03-24 2011-04-05 Tyco Electronics Corporation Connector assemblies and daughter card assemblies configured to engage each other along a side interface
US8328571B2 (en) * 2010-11-04 2012-12-11 Tyco Electronics Corporation Connector assemblies having moveable mating arrays and power connectors
US8968019B2 (en) * 2011-11-29 2015-03-03 Apple Inc. Folding SO-DIMM socket
CN104081470A (zh) * 2012-04-18 2014-10-01 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有浮动接触器的柔性电路电缆
CN102856726B (zh) * 2012-07-11 2014-11-05 浙江中杭电子有限公司 万向浮动式连接器座
US10355383B2 (en) 2017-03-13 2019-07-16 Te Connectivity Corporation Circuit card assemblies for a communication system
US11025004B2 (en) 2017-08-09 2021-06-01 TE Connectivity Services Gmbh Circuit card assemblies for a communication system
US10411378B2 (en) * 2017-08-09 2019-09-10 Te Connectivity Corporation Circuit card assemblies for a communication system
US10553968B2 (en) 2017-08-09 2020-02-04 Te Connectivity Corporation Electrical connector for a circuit card assembly of a communication system
US10522925B2 (en) 2017-09-29 2019-12-31 Te Connectivity Corporation Circuit card assemblies for a communication system
US10381762B2 (en) 2017-09-29 2019-08-13 Te Connectivity Corporation Electrical connector for a circuit card assembly of a communication system
US10461470B2 (en) 2018-02-14 2019-10-29 Te Connectivity Corporation Circuit card assemblies for a communication system
US11063391B2 (en) 2019-10-11 2021-07-13 TE Connectivity Services Gmbh Circuit card assemblies for a communication system
US11831102B2 (en) * 2021-02-03 2023-11-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Backplane interconnect system employing floating backplane interconnects for coupling a backplane with blade computer systems
US20220301386A1 (en) * 2021-03-16 2022-09-22 Aristocrat Technologies, Inc. Three-dimensional screen for gaming device

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4085990A (en) 1977-03-25 1978-04-25 Gte Sylvania, Incorporated Longitudinally actuated zero force connector
US4518210A (en) 1983-08-10 1985-05-21 Lockheed Corporation Zero-insertion-force housing for circuit boards
US4626056A (en) 1984-02-21 1986-12-02 Amp Incorporated Card edge connector
FR2566221B1 (fr) 1984-06-14 1988-03-25 Sintra Alcatel Sa Dispositif d'assemblage mecanique et electrique pour cartes electroniques informatiques a haute integration
US4629270A (en) 1984-07-16 1986-12-16 Amp Incorporated Zero insertion force card edge connector with flexible film circuitry
US4603928A (en) 1985-03-20 1986-08-05 Amp Incorporated Board to board edge connector
US4693529A (en) * 1986-03-31 1987-09-15 Amp Incorporated Elastomeric mother-daughter board electrical connector
US4840569A (en) 1988-06-27 1989-06-20 Itt Corporation High density rotary connector
US4881901A (en) * 1988-09-20 1989-11-21 Augat Inc. High density backplane connector
US5102342A (en) 1989-11-13 1992-04-07 Augat Inc. Modified high density backplane connector
US5092781A (en) 1990-11-08 1992-03-03 Amp Incorporated Electrical connector using shape memory alloy coil springs
US5228863A (en) 1991-07-30 1993-07-20 International Business Machines Corporation Connection device for use in an electrical circuitry system
US5171154A (en) 1991-11-06 1992-12-15 Amp Incorporated High density backplane connector
US6077090A (en) 1997-06-10 2000-06-20 International Business Machines Corporation Flexible circuit connector with floating alignment frame
US6062872A (en) 1998-03-23 2000-05-16 Thomas & Betts International, Inc. High speed backplane connector
GB9807989D0 (en) 1998-04-16 1998-06-17 Babin Andre Extension card insertion and removal system
US6672878B2 (en) 2002-05-31 2004-01-06 Silicon Graphics, Inc. Actuatable connector system
US7466561B2 (en) 2005-10-28 2008-12-16 Silicon Graphics, Inc. System for insertion and extraction of an electronic module
US7374441B2 (en) 2006-09-15 2008-05-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Zero insertion force connector assembly for circuit boards/cards
US7419400B1 (en) 2006-12-22 2008-09-02 Amphenol Corporation Flexible circuit connector assembly
US7438582B2 (en) 2006-12-22 2008-10-21 Amphenol Corporation Flexible circuit connector assembly
US7297015B1 (en) 2007-03-19 2007-11-20 International Business Machines Corporation Apparatus for docking a printed circuit board
US7425134B1 (en) 2007-05-21 2008-09-16 Amphenol Corporation Compression mat for an electrical connector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101913639B1 (ko) 2017-08-31 2018-11-01 주식회사 헬릭스 전기 연결 장치

Also Published As

Publication number Publication date
TW201044711A (en) 2010-12-16
US7789668B1 (en) 2010-09-07
CN101901980B (zh) 2014-07-16
CN101901980A (zh) 2010-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010257967A (ja) コネクタ組立体、及びフレキシブル回路を有するシステム
US8113851B2 (en) Connector assemblies and systems including flexible circuits
US8328571B2 (en) Connector assemblies having moveable mating arrays and power connectors
US7771207B2 (en) Assembly for interconnecting circuit boards
JP3930857B2 (ja) 装置に実装された可撓性コネクタカバー組み立て体
TWI520445B (zh) 具有纜線之連接器組件
US8684610B2 (en) Connector assemblies having actuation mechanisms for selectively moving mating connectors
US7997938B2 (en) Electrical connector system with electrical power connection and guide features
US7918683B1 (en) Connector assemblies and daughter card assemblies configured to engage each other along a side interface
US7731520B1 (en) Blade and receptacle power connector
EP2302739A2 (en) Electrical connector having a sequential mating interface
US7789669B1 (en) Removable card connector assemblies having flexible circuits
US8282290B2 (en) Connectors and assemblies having a plurality of moveable mating arrays
US20120114286A1 (en) Connector assemblies having mating sides moved by fluidic coupling mechanisms
US6926548B2 (en) Circuit card
US8215964B2 (en) Connectors and assemblies having a plurality of moveable mating arrays
US8202105B2 (en) Electrical connector with floating contact
US20020098741A1 (en) Method and apparatus for electrically connecting two objects
JP2005510850A (ja) 可撓性を有する高密度コネクタ組み立て体
JP4770405B2 (ja) 超音波診断装置用コネクタ
JP2022519503A (ja) ばね支持式の電気コネクタ