JP2010255389A - Scaffolding board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、枠組み足場の使用に適する足場板において、足場の幅方向の端部に工具などが落下しないように幅木などを設けた足場板に関する。 The present invention relates to a scaffold plate suitable for the use of a framework scaffold, in which a base board or the like is provided so that a tool or the like does not fall at an end in the width direction of the scaffold.
例えば、建設現場では、建築物の周囲に建わくと、この建わくに架設された横架材で枠体が構成される。そして、足場板は、前記横架材にフックを介して架設して足場を形成されるようにしている。 For example, in a construction site, when a building is built around a building, a frame body is constituted by a horizontal member erected on the building. The scaffolding plate is constructed on the horizontal member via a hook so as to form a scaffold.
しかしながら、建設現場では、上記足場板から釘、ボルト、工具など、あるいは小さな建築材料などがこぼれて落下する危険から事故を招くおそれがあった。そこで近年、この足場板の幅方向端部からの落下物を防止するために幅木や丈夫な布、金網(あるいはメッシュシート)などを設置することが重要であり、またそれを義務付けられつつある。 However, at the construction site, there was a risk of causing an accident due to the danger of spilling nails, bolts, tools, etc., or small building materials from the scaffold plate. Therefore, in recent years, it is important to install a baseboard, a strong cloth, a wire mesh (or mesh sheet), and the like, to prevent falling objects from the width direction end of the scaffold board. .
そこで、先行技術として、特許文献1で開示されているような足場板が提案された。この特許文献1に開示されている足場板は、水平な板本体と、板本体の前後両端に設けた複数のフックで枠体の横架材に引掛け、また板本体の幅方向左右両端に回転自在に設けた幅木が、板本体の幅方向端部に起立させるようになっている。 Therefore, as a prior art, a scaffold board as disclosed in
具体的には、板本体の左右(幅方向)両端下部と幅木の下部とがヒンジを介して結合され、幅木がこのヒンジを中心に回転して使用時に板本体の左右(幅方向)両端に起立すると共に不使用時に板本体の裏側に格納される。 Specifically, the lower left and right (width direction) lower ends of the board body and the lower base of the base board are joined via hinges, and the left and right (width direction) ends of the board body when the base board rotates around the hinges when used. And is stored behind the plate body when not in use.
このように幅木が、足場板と一体になっているので、枠体に足場板を設置したあと、順次幅木を起こせばよく、足場板を設置した後に、幅木を別途持ち運ばなくてもよく、作業性は改善された。 Since the skirting board is integrated with the scaffolding board in this way, after installing the scaffolding board on the frame, it is sufficient to raise the skirting board in sequence, and after installing the scaffolding board, you do not have to carry the skirting board separately. The workability was improved.
しかしながら、上記従来の足場板を利用した場合、次のような不具合がある。足場板は、枠体の横架材にフックを引掛け、足場板をセットした後、板本体の裏側(下面)に格納される幅木を下面から板本体の幅方向左右両端に回転させて板本体に起立させるため足場板の下面側にいる作業員に起立させてもらう作業を手伝ってもらわなければならず操作性が悪かった。 However, when the conventional scaffold plate is used, there are the following problems. For the scaffolding board, hook the hook on the horizontal frame of the frame, set the scaffolding board, and then rotate the baseboard stored on the back side (lower surface) of the board body from the lower surface to the left and right ends in the width direction of the board body. In order to stand on the plate body, the worker on the lower surface side of the scaffolding plate had to be helped to stand up and the operability was poor.
そこで本発明者は、足場板の上面側で幅木を起立できるという着想のもと、足場板の幅方向外側端部にヒンジ部を設け、幅木を起立させる構造を試みたが、幅木を起立した後の足場板面が凸凹になったり、足場板の幅方向の半分くらいに達する幅の幅木を起立させるとなると操作性が著しく悪くなるなどの問題が起きた。また、足場板は、長期間使い回しされるので、幅木が足場板面に常に表出していると、倉庫に多数積み重ねられて収納されたり、トラックで移送されたりする際、幅木に衝撃が加わり、破損して、使えなくなったりして足場板自体も利用できなくなったりすることが想定された。 Therefore, the present inventor tried to construct a baseboard with a hinge portion provided at the outer end in the width direction of the scaffolding board, based on the idea that the baseboard can stand on the upper surface side of the scaffolding board. After standing up, the scaffold board surface became uneven, and when a baseboard with a width reaching about half of the width direction of the scaffold board was raised up, the operability was remarkably deteriorated. Also, since the scaffolding boards are reused for a long time, if the skirting boards are always exposed on the scaffolding board surface, they will impact the skirting boards when they are stored in stacks or transported by trucks. It was assumed that the scaffolding plate itself could not be used because it was damaged and could not be used.
以上述べたように、本発明による足場板は、この足場板に幅木が、一体になっている足場板を枠体に設置したあと、順次一人の作業員でも簡単に幅木を起立させることができ、幅木をセットした後も足場板面は水平性を保ち、建設現場で安全な作業が保障されるとともに何度も使い回しされても幅木の破損等が少ない足場板を目的とする。 As described above, the scaffold board according to the present invention can be easily erected by one worker in sequence after installing the scaffold board integrated with the scaffold board on the frame body. The purpose of the scaffolding board is to maintain the horizontality of the scaffolding board after setting the skirting board, ensure safe work at the construction site, and prevent damage to the skirting board even if it is used repeatedly. To do.
上記目的を達成するために請求項1に係る足場板は、長手方向の両端部側にフックを有する足場板において、前記足場板の上面側に、この足場板の幅方向の内側に第1のヒンジ部を有して開閉する開口蓋が設けられた収納部と、この収納部に前記足場板の幅方向端部側に回動部を設け、前記足場板の幅方向端部側に前記回動部を介して足場板の幅方向端部に起立可能な幅木を設けてなることを特徴としている。 In order to achieve the above object, a scaffold plate according to
また、請求項2に係る足場板は、前記幅木の中間に第2のヒンジ部を設け、折りたたみ収納できる構造としたことを特徴としている。 Further, the scaffold plate according to
さらに請求項3に係る足場板は、前記幅木を複数のL字状の連結棒の一端に連結するとともに、前記L字状の連結棒の他端側は、前記足場板内に保持させて、前記幅木の起立時に前記足場板の側部側に突出して前記幅木を支持するとともに前記幅木を起立した状態の下部をL字状に形成し、前記足場板上面に起立載置可能としたことを特徴とする。 Further, the scaffold plate according to
さらに請求項4に係る前記足場板1の長手方向に対抗する前記フック2,2は、足場板1の幅方向端部からの取り付け位置が異なった位置に取り付けるとともに、前記収納部5を収納部付足場部材10と、同じ形状の収納部付足場部材10を互いに収納部5が外側になるようにして連接して構成したことを特徴とする。 Furthermore, the
図1は、足場板1の平面説明図であり、この足場板1の長手方向両端部には、図10で示されるように建設現場などで組まれる枠体25に組み込まれた横架材30に引掛けるフック2が設けられている。 FIG. 1 is an explanatory plan view of the
次に図2を含めて説明すると、この足場板1は、幅方向の内側に第1のヒンジ部3を有して開閉する開口蓋4が設けられた収納部5と、この収納部5に前記足場板1の幅方向端部側に回動部6を有し、前記足場板1の幅方向端部側に前記回動部6を介して起立可能な幅木7a、7bが第2のヒンジ部8を介して収納部5内部に折りたたまれて収納されている。 Next, including FIG. 2, the
また、幅木7a、7bのうち、7aが、複数のL字状の連結棒20の一端に連結されるとともに、前記L字状の連結棒20の他端側は、前記足場板1内の保持枠11に保持されている。この連結棒20は、図7に示されるように、保持枠11に入っている側は、Tの字状21になっていて、他端側が、保持枠11に設けられたスリット9(図3、図4、図5参照)から突き出て、幅木7aに接続され支持されている。したがって、この連結棒20が回動部6を中心に幅木7a、7bを収納部5に収納したり、開口蓋4を開けて、足場板1の幅方向端部側に起立させたりすることができるようになっている。 Of the
連結棒20は、前記幅木7a、7bの起立時に前記足場板1の側部側に突出して前記幅木7a、7bを支持するとともに前記幅木7a、7bを起立した状態の下部(7a)をL字状に形成し、前記足場板1上面に起立載置されるようになっている。 The connecting
さらに、幅木7b端部側には、枠体25で組まれる中さん31がワイヤ32で繋がっており、また中さん31には、枠体25の交さ筋違い28に引っ掛けてセットされる中さんフック34が設けられている。これらが、一体となって収納部5に収められている。 Further, a
図1の平面説明図及び図8の足場板1の製造状態を示す説明図に示されるように、足場板1は幅方向2分された同一の収納部付足場部材10を連結部材15で合体して製造される。また、足場板1の左右のフック2、2は、足場板1の幅方向端部からの取り付け位置が異なっており、足場板1を、長手方向に多数連接し横架体に引掛けたとき、長手方向に隣合う足場板1のフック2がぶつからないようになっている。このように構成された収納部付足場部材10を互いに収納部5側を外側にして連結部材15で長手方向両端をリベット留め又は溶接など適宜な方法で固定し合体されている。 As shown in the plan explanatory view of FIG. 1 and the explanatory view showing the manufacturing state of the
本実施例では、前記収納部付足場部材10の幅が245mmで、連結部材15で2つの前記収納部付足場部材10を合体する際、間に10mmの隙間を設けて合体し、幅を500mmにしている。また、建設現場等で組まれる枠体の規模及び建わくの間隔が異なる場合もあり、図9(a)(b)に示されるように間に250mm程度の中間足場板部材41や400mm程度の中間足場板部材42を介在して合体することにより、750mm、900mm程度などサイズが異なった足場板1を提供することができる。こうすることで各種サイズの足場板を製造原価を落とすことができる。 In this embodiment, the scaffold member with
次に本発明の足場板1の使用状態を図3乃至図6に基づいて使用状態を説明する。足場板1は、図3に示されるように先ず、建設現場に組まれた枠体の横架材30にフック2を引掛け、設置していく。その後、図4、図5に示されるように開口蓋4を開け、回動部6を中心に回動させ幅木7a、7bを起こして、さらに第2のヒンジ部8を中心に幅木7a、7bを折りたたみ状態から広げて起立させて、開口蓋4を元に戻して収納部5を塞ぐ。その際、連結棒20を後ろに引きよせ(図5参照)開口蓋4を塞いでから、連結棒20を元に戻して、幅木7aの下部のL字状部分を開口蓋4の上に載置して起立させる。 Next, the usage state of the
このようにすると足場板1から建設工具類や、建設材料などの落下を完全に防げる。さらに、図6に示すように、足場板1の長手方向に多数連結して、セットしていく際、連結部分で互いに隣接する幅木7a、7b間は、幅木連結板23で連結される。この幅木連結板23は、図6中、奥手側にもう1枚板が重なっていて、幅木7a、7bが挟める隙間を有して構成されていて、この隙間に、図中左右の幅木7b、7a、7b、7aの上部からスライドさせて挟み込みセットできるようになっている。こうすることで、左右の幅木7b、7aは、互いに連接されるとともに、それぞれの幅木7b、7aは、折りたたまれることなく広げた状態を保つことができる。この幅木連結板23は、通常、幅木7a、7bと共に収納部5に収められていて、ワイヤ33で足場板1の適宜な場所に結ばれており、不用意に足場板1から落下しないようになっている。 If it does in this way, construction tools, construction materials, etc. can be prevented from falling from
また、連結部材15は、左右の収納部付足場部材10を連結するだけでなく、フック2の上部を覆うとともに、フック2が横架材30に引っ掛けた際に、連接する足場板1と横架材30間の隙間を覆い、足場板1と横架材30の間からの落下物を防止できるようになっている。 In addition, the connecting
本発明で実施される足場板1の材質は、軽量鋼材またはアルミ合金などが適宜選択される。また本実施例では、中さん31も幅木7bにワイヤ32で結びつけられており、幅木をセットするときに同時にセットでき、きわめて効率よく作業ができる。また、幅木は、7a、7bに分離して第2のヒンジ部8を介して折りたためるようにしたが、収納部5のサイズ又は、幅木のサイズが満たされていれば、折りたたみ式ではなくて1枚もので構成してもよい。 As the material of the
以上のように本発明の足場板1は、幅木7a、7bを収納する構成としたので、枠体に足場板1を設置する際、幅木を意識することなく設置でき、設置後も足場板上面A側で開口蓋4を開け、簡単に幅木7a、7bを足場板1上で起立させることができる。さらに、足場板1を回収、保管する際も幅木7a、7bを足場板1上面A側で、足場板1の収納部5内に収納して、回収、保管ができるので、幅木7a、7bを破損させることなく長期間使用できる。 As described above, since the
1・・・足場板
2・・・フック
3・・・第一のヒンジ部
4・・・開口蓋
5・・・収納部
6・・・回動部
7a、7b・・・幅木
8・・・第2のヒンジ部
10・・・収納部付足場部材
11・・・保持枠
15・・・連結部材
16、17・・・リベット穴
20・・・連結棒
23・・・幅木連結プレート
30・・・横架材
31・・・中さん
32、33・・・ワイヤ
34・・・中さんフックDESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009121390A JP2010255389A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Scaffolding board |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009121390A JP2010255389A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Scaffolding board |
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JP2010255389A true JP2010255389A (en) | 2010-11-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009121390A Pending JP2010255389A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Scaffolding board |
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Country | Link |
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2009
- 2009-04-23 JP JP2009121390A patent/JP2010255389A/en active Pending
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