JP2010255364A - Valve element structure in flushing valve - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、便器洗浄用タンク内の浮力をもつ洗浄弁における弁体構造に関する。 The present invention relates to a valve body structure in a cleaning valve having buoyancy in a toilet bowl cleaning tank.
便器洗浄用タンク内の排水量及び残留水量を安定的に調節できるフロートを使用した排水弁(洗浄弁)に関する技術は、特開2008−156899号公報(特許文献1)や実用新案登録第3088526号(特許文献2)等多数提案されているが、何れも弁体と便器洗浄用タンクに設けられるレバー間に接続される玉鎖や吊り索などの紐体にフロートを外嵌位置決めするものであり、紐体へのフロートの位置決め調節が面倒である。 Techniques relating to a drain valve (wash valve) using a float that can stably adjust the amount of waste water and the amount of residual water in the toilet bowl cleaning tank are disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2008-156899 (Patent Document 1) and Utility Model Registration No. 3088526 ( Patent Document 2) and the like have been proposed, but in each case, the float is fitted and positioned on a string body such as a ball chain or a suspension rope connected between a lever provided on a valve body and a toilet cleaning tank, The adjustment of the positioning of the float on the string is troublesome.
本発明は、既設の便器洗浄用タンク内の洗浄弁に簡便に使用できて吐水量の調節ができ、該調節時のフロートの位置調節が簡易な洗浄弁における弁体構造を提供する。 The present invention provides a valve body structure in a washing valve that can be easily used for a washing valve in an existing toilet flushing tank and can adjust the amount of discharged water, and the position of a float can be easily adjusted during the adjustment.
本発明の請求項1に記載した洗浄弁における弁体構造は、弁体に接合されるガイド棒と、該ガイド棒に上下調節自在に位置決めされて成るフロートとから成る弁体構造において、
前記ガイド棒には、長さ方向に多数の段部が配設されるとともに該段部においてストッパーが係合され、ガイド棒とフロートがケースに収納されるとともにガイド棒がケースを含んで前記弁体に上下方向に揺動自在に接合されて成る。
本発明の請求項2に記載した洗浄弁における弁体構造は弁体に接合されるガイド棒と、該ガイド棒に上下調節自在に位置決めされて成るフロートとから成る弁体構造において、
前記ガイド棒には、長さ方向に多段に配設された段部にストッパーが係合され、ガイド棒とフロートがケースに収納されるとともに、ガイド棒がケースを含んで前記弁体の下方で中空管が垂下され、該中空管にガイドバーが昇降自在に案内されて該弁体に接合されて成る。
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した洗浄弁における弁体構造において、
前記ケースがオーバーフロー管に嵌着された昇降ガイドに案内されて成る。
The valve body structure in the cleaning valve according to claim 1 of the present invention is a valve body structure comprising a guide rod joined to the valve body and a float that is positioned on the guide rod so as to be adjustable up and down.
The guide rod is provided with a number of steps in the lengthwise direction, and a stopper is engaged with the step, the guide rod and the float are accommodated in a case, and the guide rod includes the case. It is joined to the body so that it can swing in the vertical direction.
The valve body structure in the washing valve according to
The guide rod, the stopper is engaged with the stepped portion provided in multiple stages in the longitudinal direction, the guide rod and the float is accommodated in the case, the guide rod below said valve body comprises a casing hollow tube is suspended, and is joined to the valve body guide bar in the hollow tube is guided vertically movably.
The invention described in
The case is guided by a lifting guide fitted to the overflow pipe.
本発明の洗浄弁における弁体構造によれば、フロートがガイド棒に外嵌されるとともに、ケースに収納されて摺動自在に案内されるから、上下への位置調節がスムーズで簡易となる上、フロートのガイド棒における位置決めは段部とストッパーとの係合によるものであり、ストッパーへの位置変更時にかかる外力がガイド棒に負荷されるのみで直接フロートに作用しないから、フロートを破損することもなく安全であり、さらに、ケースが昇降ガイドに案内され弁座への弁体の案内が安定するほか、ボールタップの下降位置を規制してその運動量を制限し、その寿命を延命できる効果がある。 According to the valve structure in the cleaning valve of the present invention, together with the float is fitted onto the guide rod, because it is housed in a case is slidably guided, on which the position adjustment of the upper and lower can be simplified smooth positioning the float guide rod all SANYO by the engagement between the step portion and the stopper, because the external force applied during repositioning the stopper does not act only directly float loaded on the guide rod, damage the float it is also not safe, further, in addition to cases guidance of the valve body of the guided valve seat lifting guide is stabilized, limiting its momentum to regulate the lowered position of the ball tap, the effect of prolonging the life of is there.
ガイド棒8における段部は、周面に刻設される多段の凹溝8aや、周面に多段に突設されるピン状の突起8cがあり、凹溝8aにはクリップ8bが係合し突起8cにはOリングを外嵌して係止する。オーバーフロー管1に嵌着される昇降ガイド13は、単にケース6のみを案内するものから、給水用のボールタップの降下位置の位置決め手段を有するものが提供される。ガイド棒8はケース6の座盤6aと一体のものから、直接又は間接的にケース6の座盤6aに螺着されるものがある。昇降弁体14に垂下される中空管16はガイド棒8に螺合又は圧入嵌着で垂下されるものからケース6の座盤6aに垂下されるボス部6cに螺合するコネクター15に螺合するものが提供される。
The step portion of the
本発明の洗浄弁における弁体構造(以下、単に弁体構造とする。)Aを実施例により説明すると、図1に示すようにオーバーフロー管1の周面に配設される枢軸2にその支持アーム3が軸支されて漏斗状の弁座4の開口面に開閉自在に被蓋されるフラッパ弁体5は、その上面中央に立設した係合軸5aにおいてケース6の底面に一体の座盤6aに螺合した自在ジョイント7の二股7aにピン7bで回転自在に接合されている。ケース6の中心に縦設されるガイド棒8はその下端が自在ジョイント7に螺合して接続され、その上端が便器洗浄用タンク9に設けられるレバー(図外)に接続された玉鎖10の他端に接続される。そして、ガイド棒8の上部には長さ方向に沿って所要ピッチで周面に刻設される段部としての凹溝8aが多段に配設される。ガイド棒8にその中心孔11aにおいて外嵌されるフロート11は発泡質体でその外周がケース6の内周に摺動自在に内嵌され、ガイド棒8の凹溝8aに嵌着されるストッパーとしてのクリップ8bによってフロート11の上下が位置決めされるが、ガイド棒8に対するフロート11の位置決めをするときのクリップ8bの凹溝8aへの着脱はケース6の抜き窓6bから操作されるもので、フロート11の位置がガイド棒8の上部にあれば節水となり、下部に降下する毎に吐水量が多くなる。
The valve body structure in the cleaning valve of the present invention (hereinafter simply referred to as a valve body structure) A will be described with reference to an embodiment . As shown in FIG. 1, the
このようにして成る弁体構造Aは、排水口12からの吐水量の調節にはケース6と共にガイド棒8を一方の手で持ち、他方の手でケース6の抜き窓6bよりガイド棒8の凹溝8aからクリップ8bの脱着ができるので、フロート11には無理な外力が負荷されず、安全かつ簡単にフロート11の位置調節ができる。
In the valve body structure A thus configured, the
弁体構造Bについて説明すると、図2に示すように、枢軸2に支持アーム3が軸支されるフラッパ弁体5は、その上面中央に立設した係合軸5aにおいてケース6の底面に一体の座盤6aに垂下されるボス部6cに螺合して接続された自在ジョイント7の二股7aにピン7bで回転自在に接合され、ケース6の中心に縦設されるガイド棒8の下端はケース6底面に一体の座盤6aと一体に成形され、その上端は前記と同様に便器洗浄用タンク9に設けられるレバー(図外)に一端が接続される玉鎖10の他端に接続される。そして、ガイド棒8の上部には長さ方向に沿って所要ピッチで周面に段部としてのピン状の突起8cが多段に配列され、各突起8c、8c間の周面にはOリング8dが嵌着され、ガイド棒8にその中心孔11aにおいて外嵌されるフロート11は、その外周がケース6の内周に摺動自在に内嵌され、ガイド棒8の突起8Cで位置規制されて周面に外嵌するストッパーとしてのOリング8dによってフロート11の少なくとも上部一端が位置決めされるが、Oリング8dの突起8cの乗り越えは、抜き窓6bから差し入れた指先の腹でなでながら簡単にできるから、フロート11の上下移動は極めて簡単になされ、フロート11の位置がフラッパ弁体5より離れれば離れるほど節水となり、フロート11がフラッパ弁体5に近づけば近づくほど吐水量が多くなる。
The valve body structure B will be described. As shown in FIG. 2, the
このようにして成る弁体構造Bは、吐水量の調節にはケース6内でガイド棒8に案内するフロート11を下方へ移動させ、Oリング8dをガイド棒8の所要位置に位置取りさせ、その位置へのフロート11を押し上げて位置決めが完了するから、フロート11には位置決め時に無理な外力が負荷されず安全に位置調節ができる。
The valve body structure B formed in this way moves the
弁体構造Cについて説明すると、図3に示すように、オーバーフロー管1に図5(a)に示す昇降ガイド13のクリップ部13cが外嵌し、ガイド孔13aにケース6が内嵌挿通され、ケース6の底面に一体の座盤6aに垂下されたボス部6cには、パッキング6dを介在させて下に輪郭が半球状の昇降弁体14を挟持するようにコネクター15が螺合され、コネクター15にはケース6の中心に縦設されるガイド棒8の下端部が螺合され、コネクター15の雌ネジの下端に内嵌されたOリング15aによってガイド棒8の螺合下端の水密性が確保され、ガイド棒8の下端には中空管16が接合(螺合でも内嵌圧着でもよい)され、中空管16はその下端が内径より僅かに絞られて小径部16aとされ、頭部17aが小径部16aに係着されて抜け止めされるガイドバー17が中空管16に昇降自在に案内され、ガイドバー17は弁座4の排水孔12中に配設され、中空管16を案内する案内孔12aに遊嵌されてケース6の中心が下方で保持される。ガイド棒8の上部には前記弁体構造Aにおけるように、その周面には多段に所要ピッチで凹溝8aが配設され、凹溝8aに嵌着されるストッパーとしてのクリップ8bによってガイド棒8にその中心孔11aで外嵌されるフロート11の上下が位置決めされるが、ガイド棒8の上端には便器洗浄用タンク9に設けられるレバー(図外)に一端が接続される玉鎖10の他端が接続される。そして、ガイド棒8に対するフロート11の位置決めをするときのクリップ8bの凹溝8aへの着脱はケース6の抜き窓6bから操作される。その操作は一方の手でケース6と共にガイド棒8を持ち、他方の手でクリップ8bの脱着ができるので、フロート11には無理な外力が負荷されず、安全に且つ簡単にフロート11の位置調節ができ、フロート11の位置がガイド棒8の上部にあれば節水となり、下部に降下する毎に吐水量が多くなる。なお、オーバーフロー管1の上部に取着した仮想線で示す昇降ガイド13は、ストッパー部13bを有する図5(b)に示すもので、便宜上見易くするためにその位置に表示したもので、このものはケース6の案内と共に給水用のボールタップ(図外)の降下位置を規制してボールタップの運動量を軽減できる効果がある。
The valve body structure C will be described. As shown in FIG. 3, the
本弁体構造Cの他の実施態様を図4で説明すると、ガイド棒8はケース6の座盤6aと一体に形成され、中空管16は昇降弁体14が座盤6aに垂下したボス部6cと共働して挟持するようにボス部6cに螺合したコネクター15に螺着される構造であり、中空管16の下端に配設された小径部16aは、中空管16の内周に昇降自在に案内されるガイドバー17の頭部17aを支持してその抜け止めを図るとするものである。したがって、昇降弁体14が降下して弁座4に近づくとガイドバー17が排水口12の曲管(図外)の内周に当接するが、ガイドバー17は中空管16に案内されるから、ついには中空管16が排水孔12中の案内孔12aに案内されて弁座4に着座して閉弁される。
FIG. 4 illustrates another embodiment of the valve body structure C. The
本発明の弁体構造は、既設の便器洗浄用タンク内の洗浄弁に適用されて吐水量調節が簡易となるから、節水の点で需要が期待され、水を大切に使おうという観念が喚起され、衛生設備業界の活性化に貢献できる。 Since the valve body structure of the present invention is applied to a cleaning valve in an existing toilet cleaning tank and makes it easy to adjust the amount of water discharged, demand is expected in terms of water saving, and the idea to use water carefully is aroused. And contribute to the revitalization of the sanitary equipment industry.
1:オーバーフロー管
2:枢軸
3:支持アーム
4:弁座
5:フラッパ弁体
6:ケース
6a:座盤
6b:抜き窓
6c:ボス部
6d:パッキング
7:自在ジョイント
7a:二股
7b:ピン
8:ガイド棒
8a:凹溝
8b:クリップ
8c:突起
8d:Oリング
9:便器洗浄用タンク
10:玉鎖
11:フロート
11a:中心孔
12:排水口
12a:案内孔
13:昇降ガイド
13a:ガイド孔
13b:ストッパー部
13c:クリップ部
14:昇降弁体
15:コネクター
15a:Oリング
16:中空管
16a:小径部
17:ガイドバー
17a:頭部
A乃至C:弁体構造
1: overflow pipe 2: pivot 3: support arm 4: valve seat 5: flapper valve body 6:
Claims (3)
前記ガイド棒には、長さ方向に多段に配設された段部にストッパーが係合され、ガイド棒とフロートがケースに収納されるとともに、ガイド棒がケースを含んで前記弁体に上下方向に揺動自在に接合されて成る洗浄弁における弁体構造。 In a valve body structure comprising a guide rod joined to the valve body, and a float that is positioned on the guide rod so as to be vertically adjustable,
The guide rod is engaged with stoppers at step portions arranged in multiple stages in the length direction, the guide rod and the float are stored in the case, and the guide rod includes the case and the valve body in the vertical direction. A valve body structure in a washing valve that is joined to a rocker.
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