JP2010250708A - Glove type portable terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、携帯端末を手袋のように装着して利用できるようにした手袋型携帯端末に関する。 The present invention relates to a glove-type mobile terminal that can be used by wearing the mobile terminal like a glove.
従来、携帯電話機を代表とする携帯端末は、ストレート式や折り畳み式、スライド式などの箱型の筐体により本体が構成されたものが広く用いられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a mobile terminal represented by a mobile phone is widely used in which a main body is configured by a box type housing such as a straight type, a folding type, and a sliding type.
これらの携帯端末を使用する場合、ユーザは一方の手で携帯端末を保持し、他方の手で入力操作を行う。または、ユーザは、一方の手で携帯端末を保持し、その携帯端末を保持した手の指で入力操作を行う。 When using these portable terminals, the user holds the portable terminal with one hand and performs an input operation with the other hand. Alternatively, the user holds the portable terminal with one hand and performs an input operation with a finger of the hand holding the portable terminal.
しかし、多くの携帯端末は、片手で操作するには安定性が保てず、思うように入力操作を行うことができないのが現状である。また、両手がふさがっている場合には、携帯端末の保持すらできない。このため、例えば携帯端末に着信が発生しても、応答操作を行うことができない。 However, many portable terminals are not stable when operated with one hand, and the present situation is that input operations cannot be performed as expected. Further, when both hands are occupied, even the portable terminal cannot be held. For this reason, for example, even if an incoming call occurs in the mobile terminal, a response operation cannot be performed.
ここで、従来、片手で把持でき操作の自由度が高く、しかも把持した状態でも上下両面に設けた操作スイッチを操作でき、片方の手を空けることができるゲーム用操作装置が知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
Here, conventionally, there has been known a game operation device that can be grasped with one hand and has a high degree of freedom of operation, and can operate operation switches provided on both upper and lower surfaces even in the grasped state, and can open one hand ( For example, see
このゲーム用操作装置を、携帯端末の操作形態に取り入れることにより、従来の箱型本体の携帯端末の操作を片手で自由度高く入力操作を行うことができると考えられる。 By incorporating this game operation device into the operation mode of the portable terminal, it is considered that the conventional box-type main body portable terminal can be input with a single hand with a high degree of freedom.
しかし、片手のみがふさがっている場合には効果的に作用するが、両手がふさがっている場合には、依然として携帯端末を使用することができない。 However, it works effectively when only one hand is occupied, but when both hands are occupied, the portable terminal cannot be used yet.
そこで、この課題を改善するものとして、携帯電話端末を手袋に利用した手袋型携帯電話端末が提案されている(例えば、特許文献3参照)。 In order to solve this problem, a glove-type mobile phone terminal using a mobile phone terminal as a glove has been proposed (for example, see Patent Document 3).
携帯端末を上述した手袋型携帯電話端末として構成することにより、両手がふさがっている場合であっても、携帯端末を装着した手の動作などを介して入力操作を可能とすることができる。 By configuring the mobile terminal as the above-described glove-type mobile phone terminal, even when both hands are occupied, an input operation can be performed through the action of the hand wearing the mobile terminal.
しかし、このような携帯端末は、日常生活で頻繁に使用される手や指に装着されるため、ユーザが意図しない動作までも入力操作と誤認識されてしまうことが想定される。また、携帯端末を装着した際に両手が物を保持している場合においても、入力操作を行えることが望ましい。 However, since such a portable terminal is attached to a hand or a finger that is frequently used in daily life, it is assumed that even an operation not intended by the user is erroneously recognized as an input operation. Further, it is desirable that an input operation can be performed even when both hands are holding an object when the portable terminal is worn.
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、端末の状態に応じて入力形態を好適に制御する手袋型携帯端末を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a glove-type mobile terminal that suitably controls the input mode in accordance with the state of the terminal.
本発明に係る手袋型携帯端末は、上述した課題を解決するために、第一の入力モードまたは前記第一の入力モードと異なる第二の入力モードを備えた入力受付手段と、前記手袋の第一の状態と第二の状態とを検出する状態検出手段と、前記状態検出手段により前記第一の状態が検出された場合、前記入力受付手段を前記第一の入力モードとし、前記第二の状態が検出された場合、前記入力受付手段を前記第二の入力モードとする制御を行う入力モード制御手段とを備えたことを特徴とする。 In order to solve the above-described problem, a glove-type mobile terminal according to the present invention includes an input receiving unit having a first input mode or a second input mode different from the first input mode, A state detecting means for detecting one state and a second state; and when the first state is detected by the state detecting means, the input receiving means is set to the first input mode, and the second input mode is set. And an input mode control unit that performs control to set the input receiving unit to the second input mode when a state is detected.
本発明に係る手袋型携帯端末においては、端末の状態に応じて入力形態を好適に制御することができる。 In the glove-type portable terminal according to the present invention, the input mode can be suitably controlled according to the state of the terminal.
本発明に係る手袋型携帯端末の実施形態を添付図面に基づいて説明する。 An embodiment of a glove-type mobile terminal according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
本実施形態においては、携帯端末と五本指を備えた手袋とを一体化した手袋型携帯端末の例を用いて説明する。 In the present embodiment, an example of a glove-type mobile terminal in which a mobile terminal and a glove having five fingers are integrated will be described.
図1は、本発明に係る手袋型携帯端末の実施形態を示す右手のひら側の部品配置構成図である。図2は、本発明に係る手袋型携帯端末の実施形態を示す右手の甲側の部品配置構成図である。図3は、本発明に係る手袋型携帯端末の実施形態を示す右手の甲側の部品配置斜視図である。 FIG. 1 is a component arrangement configuration diagram on the right palm side showing an embodiment of a glove-type mobile terminal according to the present invention. FIG. 2 is a component arrangement configuration diagram on the back side of the right hand showing an embodiment of the glove-type mobile terminal according to the present invention. FIG. 3 is a component arrangement perspective view on the back side of the right hand showing an embodiment of the glove-type mobile terminal according to the present invention.
手袋型携帯端末1の手袋10は、例えば外部に露出する外部手袋と、この外部手袋に被覆された内部手袋の二重構造で構成することができる。以下に説明する手袋型携帯端末1に配置される電子部品は、内部手袋に固着されると同時に、外部に露出する必要がある電子部品(例えばディスプレイ)以外は、外部手袋によって覆われることで保護することができる。以下、特に外部手袋と内部手袋とを区別せずに手袋10として説明を行う。なお、手袋型携帯端末1を構成する手袋10は、手の動きを考慮して伸縮自在かつ可撓性のある生地で構成されるのが好ましい。
The
図1に示すように、手袋10の手のひら13側には、スピーカ11、マイクロフォン12、手のひら13および静電センサ14a、14b、14c、14d(静電センサ14)が設けられる。
As shown in FIG. 1, a
スピーカ11は、音声を出力する音声出力手段として設けられる。スピーカ11は、例えば手袋10の親指15aの根元付近であって、親指15aの人差し指15b側側面と、人差し指15bの親指15a側側面の交差位置付近に設けられる。手袋型携帯端末1は、スピーカ11が手のひら13側に設けられることで、出力される音を手のひら13および各指15a、15b、15c、15d、15e(指15)で反響させ、十分に音声を響かせることができる構造を備えることができる。
The
マイクロフォン12は、音を集音する集音手段として設けられる。マイクロフォン12は、例えば手袋10の小指15eであって、末節骨位置に設けられる。
The
スピーカ11およびマイクロフォン12は、音声通話に用いられる。またスピーカ11は、例えば音声通話の着信音や音楽などを鳴らすのに用いる。
The
静電センサ14は、静電容量の変化を用いて、手袋10の動作を検出する。この静電センサ14は、例えば親指15aの指先(末節骨)、および人差し指15b、中指15c、薬指15dの根元付近に設けられる。人差し指15b、中指15cおよび薬指15dに設けられた三つの静電センサ14b、14c、14dは、静電容量の変化により手袋10の少なくとも一部(静電センサ14b、14c、14dの検出範囲内の一部)の接触物の有無を検出するようになっている。なお、手袋10の接触物としては、手袋型携帯端末1を装着した使用者により保持された物や、自動車や自転車のハンドルのように握られる対象となる物などが該当する。
The
また、親指15aに設けられた静電センサ14aは、手袋型携帯端末1の使用者により行われた親指15aの動作に基づいて、手袋10の接触物に対して描かれた軌跡を検出するようになっている。この静電センサ14aで検出された軌跡は、後述するように入力信号として受け付けられるようになっている。
Further, the
近距離無線用アンテナ16は、手袋型携帯端末1に設けられたFelica(登録商標)を一例とするICカード部(図4のICカード部46)が外部のリーダ/ライタ装置と近距離無線通信を行うためのアンテナである。この近距離無線用アンテナ16は、例えば手袋10の手のひら13のほぼ中央位置に設けられる。また、ICカード部は、手の甲21または手のひら13の所定の位置に設けられる。
The short-distance
図2および図3に示すように、手袋の手の甲21側には、加速度センサ25a、25b、25c、25d、25e(加速度センサ25)、屈曲センサ26a、26b、26c、26d、26e(屈曲センサ26)、ディスプレイ27、遠距離無線用アンテナ28、バッテリパック30、回路基板31が設けられる。
As shown in FIG. 2 and FIG. 3,
加速度センサ25は、所定の動作、具体的には使用者が手袋型携帯端末1を装着した手を振る動作や指を動かす動作に伴う加速度の変化を検出する。加速度センサ25は、例えば各指15の指先(末節骨)位置に設けられる。
The
屈曲センサ26は、加速度センサ25と同様に、所定の動作、具体的には使用者が手袋型携帯端末1を装着した手を握ったり開いたりする動作に伴う各指の屈曲を検出する。屈曲センサ26は、例えば各指15の屈曲を検出可能な位置である、関節位置に少なくとも一部が配置されるようになっている。屈曲センサ26は、フィルムを用いた薄型の静電容量型の屈曲センサなどで構成することができる。
Similar to the
ディスプレイ27は、表示手段として機能する。このディスプレイ27は、薄型で変形可能なディスプレイで構成される。具体的には、ディスプレイ27は、例えばプラスチックフィルムなどの上に有機EL(ElectroLuminescence)や有機発光ダイオード(Organic light−emitting diode;OLED)の層が形成されたフレキシブルディスプレイで構成される。
The
ディスプレイ27は、矩形状に構成される。また、ディスプレイ27は、矩形の長手方向と手袋10の指15の長さ方向とがほぼ一致するように配置される。ディスプレイ27はこのように配置されることで、手袋10の他の部分に配置する場合と比較してそれほどフレキシブル性を必要としない点で有効である。また、使用者が手袋型携帯端末1を装着した手に物を保持している場合であっても視認することができる点で有効である。
The
さらに、ディスプレイ27は、他の部分と比較して、大きな面積をとることができる手袋10の手の甲21側に配置されることで、大画面を備えた手袋型携帯端末1を得ることができる。
Furthermore, the
遠距離無線用アンテナ28は、通信制御部(図4の通信制御部45)が基地局(図示せず)との間で電波を送受信し、遠距離無線通信を行うために用いられるアンテナである。遠距離無線用アンテナ28は手袋10の手の甲21側の所定の位置に配置されることで、使用者が手袋型携帯端末1を装着した手に物を保持している場合であってもアンテナ特性に影響が生じず、放射特性がよい点で有効である。
The long-
バッテリパック30は、手袋型携帯端末1の電源がオン状態になると、手袋型携帯端末1の各回路部に対して電力を供給し、動作可能な状態に起動するようになっている。バッテリパック30は、例えばディスプレイ27より図示下側の手の甲21の手首近傍に設けられる。また、手袋10には、バッテリパック30の充電用コネクタを接続するための接続端子(図示せず)が所定位置に設けられる。
When the power source of the glove-type
回路基板31は、手の甲21のほぼ全域にわたって配置され、CPU35などの各種電子部品が実装される。回路基板31は、薄くて柔軟であるフレキシブル回路基板で構成される。回路基板31は、ディスプレイ27、スピーカ11、マイクロフォン12、各センサ14、25、26などの手袋型携帯端末1の各電子部品とそれぞれ電気的に接続される。
The
図4は、手袋型携帯端末1の内部構成を説明する機能ブロック図である。
FIG. 4 is a functional block diagram illustrating the internal configuration of the glove-type
手袋型携帯端末1は、主制御部40、電源回路部41、表示制御部42、入力制御部43、音声制御部44、通信制御部45、ICカード部46、赤外線通信部47、記憶部49、静電センサ14、加速度センサ25、および屈曲センサ26がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
The glove-type
主制御部40は、CPU(Central Processing Unit)(図2のCPU35)を具備し、手袋型携帯端末1の総括的な制御を行うとともに、様々な演算処理や制御処理などを行う。また、主制御部40は、本実施形態においては処理制御手段として機能する。
The
電源回路部41は、電源供給源(図2のバッテリパック30など)を備え、電源がON状態の場合に電力供給源から各部に対して電力を供給して、手袋型携帯端末1を動作可能にする。
The power
表示制御部42はディスプレイ27に対する表示インタフェースを備える。表示制御部42は、主制御部40の制御に基づいて、文書データや画像データなどをディスプレイ27に表示する。また表示制御部42は、主制御部40の制御に基づいて、ディスプレイ27への表示を無効にしたり有効にしたりする。
The
入力制御部43は、静電センサ14、加速度センサ25および屈曲センサ26に対する入力インタフェースを備える。入力制御部43は、静電センサ14、加速度センサ25および屈曲センサ26からの検出信号を検出すると、その検出信号に応じた信号を生成して主制御部40に伝送する。この入力制御部43は、入力受付手段として機能する。
The
音声制御部44は、主制御部40の制御に基づいて、マイクロフォン12で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部44は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部40の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ11から音声として出力する。
The
通信制御部45は、主制御部40の制御に基づいて、基地局から遠距離無線用アンテナ28を介して受信した受信信号を、例えば、スペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部40の指示により、音声制御部44に伝送されてスピーカ11から出力されたり、表示制御部42に伝送されてディスプレイ27に表示されたり、または記憶部49に記録されたりする。また通信制御部45は、主制御部40の制御に基づいて、マイクロフォン12で集音された音声データや記憶部49に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対して、例えば、スペクトラム拡散処理を行い、基地局に対して遠距離無線用アンテナ28を介して送信する。
Based on the control of the
ICカード部46は、例えば課金データ制御部を有し、リーダ/ライタ装置(図示せず)との間で数cm程度の非常に近接した距離での近距離無線通信を、手のひら13を介して行う。この近接無線通信においては、リーダ/ライタ装置側からの電波を受信して得られる電力を用いて、課金データ制御部を作動させることが可能である。また、これに限らず、手袋型携帯端末1内の電源回路部41から供給される電源で、課金データ制御部を作動させるようにしてもよい。
The
赤外線通信部47は、他の赤外線通信機能を備えた機器と赤外線を介してデータの送受信を行うために設けられる。手袋型携帯端末1は、データの送受信時においては、所定位置に設けられた赤外線通信部47の赤外線通信用アンテナ48を対向機器の赤外線通信部に向けて使用される。
The
記憶部49は、主制御部40が行う処理に用いられる処理プログラムや、処理に必要なデータなどを格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部40が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成される。
The
次に、本実施形態における手袋型携帯端末1で実行される各種処理について説明する。
Next, various processes executed by the glove-type
まず、手袋型携帯端末1で行われる入力操作について説明する。本実施形態における手袋型携帯端末1は、手袋10の状態に応じて、入力モードが切り替わるようになっている。手袋10の状態に応じて適した入力形態で入力を行わせたり、使用者の意図しない入力を誤認識しないようにしたりするためである。
First, an input operation performed on the glove-type
図5は、本実施形態における手袋型携帯端末1が手袋10の状態に応じて入力モードを制御する場合の処理を説明するフローチャートである。
FIG. 5 is a flowchart illustrating processing when the glove-type
ステップS1において、主制御部40は、手袋10の接触物が存在するか否かの判定を行う。このとき、主制御部40は、手袋10の接触物が存在しない状態を第一の状態、接触物が存在する状態を第二の状態として、手袋10の状態が第一の状態であるか、第二の状態であるかの判定を行う。
In step S <b> 1, the
このとき、人差し指15b、中指15c、薬指15dに設けられた静電センサ14b、14c、14dは、状態検出手段として機能する。各静電センサ14b、14c、14dは、静電容量の変化に応じて、手袋型携帯端末1を装着した使用者が、何らかの物を握っている状態や、触れている状態を検出することができる。すなわち、各静電センサ14b、14c、14dは、接触物の有無を検出することができる。静電センサ14b、14c、14dは、検出結果を主制御部40に通知する。主制御部40は、静電センサ14b、14c、14dより取得した検出結果に基づいて、手袋10の状態、すなわち接触物の有無の判定を行う。
At this time, the
主制御部40は、ステップS1において接触物が存在しないと判定した場合、ステップS2において、入力モード制御手段として入力モードを第一の入力モードに制御する。第一の入力モードは、加速度センサ25や屈曲センサ26を手袋10の動作を検出する動作検出手段として機能させ、検出された動作を入力信号として受け付けるモードである。具体的には、第一の入力モードは、加速度センサ25や屈曲センサ26が手袋型携帯端末1を装着した使用者の各指15の動作を検出することにより、入力を受け付けるモードである。
If the
図6は、指15の動作で入力を受け付ける第一の入力モードを説明する図である。 FIG. 6 is a diagram for explaining a first input mode in which an input is received by the operation of the finger 15.
例えば、図6(A)に示すように、使用者が人差し指15bを上下左右に動かす動作(図の矢印では上下方向)に基づいて屈曲センサ26bや加速度センサ25bで検出された信号を、ディスプレイ27に表示されたカーソルを上下左右に動かす入力信号として受け付けたりする。また、図6(B)に示すように、使用者が人差し指15bを用いて文字(図では「てぶくろ」)を描く動作に基づいて屈曲センサ26bや加速度センサ25bで検出された信号を、文字入力の信号として受け付けたりする。
For example, as shown in FIG. 6A, signals detected by the bending
このように指15の動作で入力信号を受け付ける場合には、例えば、指15の動作に対応付けられた入力指示(例えばカーソルの移動方向や文字の種類)を記憶部49などに予め記憶しておく。主制御部40は、受け付けた指15の動作を、記憶された動作と比較し、入力指示の種類を判断することができる。
When the input signal is received by the operation of the finger 15 as described above, for example, an input instruction (for example, the moving direction of the cursor or the type of character) associated with the operation of the finger 15 is stored in advance in the
一方、主制御部40は、ステップS1において接触物が存在すると判定した場合、ステップS3において、入力モード制御手段として入力モードを第二の入力モードに制御する。第二の入力モードは、例えば、親指15aに設けられた静電センサ14aを接触物に対して描かれた軌跡を検出する軌跡検出手段として機能させ、検出された軌跡を入力信号として受け付けるモードである。
On the other hand, if the
図7は、親指15aにより接触物に対して描かれた軌跡で入力を受け付ける第二の入力モードを説明する図である。
FIG. 7 is a diagram for explaining a second input mode in which an input is received with a locus drawn on the contact object by the
例えば、図7に示すように、手袋型携帯端末1を装着した使用者が物51を保持していることで接触物(物51)が存在している場合、使用者が親指15aの静電センサ14a(図示せず)を物51の表面上で上下左右方向に動かす動作に基づいて静電センサ14aで検出された信号を、ディスプレイ27に表示されたカーソルを上下左右方向に動かす入力信号として受け付ける。また、使用者が親指15aの静電センサ14aを物51にタッチすることにより静電センサ14aで検出された信号を、所定の指示の入力信号として受け付ける。このとき、静電センサ14aが物51にタッチされた回数や長さに応じて、異なる指示(例えば決定指示やキャンセル指示など)の入力信号として受け付けることで、種々の指示を受け付けることもできる。
For example, as shown in FIG. 7, when the user wearing the glove-type
この入力モード制御処理を実行する手袋型携帯端末1によれば、使用者が手に物を保持している状態、および保持していない状態を判別し、各状態に応じた入力モードを好適に制御することができる。このため、使用者は、手に物を保持している状態および保持していない状態のいずれの状態であっても、好適に入力操作を行うことができる。
According to the glove-type
以上で、図5の入力モード制御処理の説明を終了する。 Above, description of the input mode control process of FIG. 5 is complete | finished.
次に、他の入力モード制御処理について説明する。 Next, another input mode control process will be described.
図8は、本実施形態における手袋型携帯端末1が手袋10の状態に応じて入力モードを制御する場合の他の処理を説明するフローチャートである。
FIG. 8 is a flowchart for explaining another process when the glove-type
ステップS11において、主制御部40は、手袋10の特定の動作が行われたか否かの判定を行う。主制御部40は、手袋10の特定の動作が行われた状態を第一の状態、特定の動作が行われない状態を第二の状態として、手袋10の状態が第一の状態であるか、第二の状態であるかの判定を行う。手袋10の特定の動作は、予め決められた動作であり、使用者が手袋型携帯端末1に対して入力操作を開始するための合図となる動作である。
In step S <b> 11, the
例えば特定の動作を、手袋型携帯端末1を装着した使用者による手を大きく振る動作を所定回数行う動作とした場合、各指15に設けられた加速度センサ25は、状態検出手段として機能する。この状態検出手段としての加速度センサ25は、手袋型携帯端末1の加速度の変化に応じて手を大きく振る動作の検出を行う。
For example, when the specific operation is an operation in which the user wearing the glove-type
また、特定の動作を、手袋型携帯端末1を装着した使用者による指を握ったり開いたりする動作を所定回数行う動作とした場合、各指15に設けられた屈曲センサ26は、状態検出手段として機能する。この状態検出手段としての屈曲センサ26は、手袋型携帯端末1の曲げ伸ばし動作の検出を行う。
In addition, when the specific operation is an operation in which a user wearing the glove-type
加速度センサ25および屈曲センサ26は、手袋10の特定の動作が行われた状態を第一の状態として検出する。また、加速度センサ25および屈曲センサ26は、手袋10の特定の動作が行われない状態を第二の状態として検出する。加速度センサ25および屈曲センサ26は、検出結果を主制御部40に通知する。主制御部40は、加速度センサ25および屈曲センサ26より取得した検出結果に基づいて、手袋10の特定の動作が行われた状態であるか否かの判定を行う。
The
主制御部40は、ステップS11において特定の動作が行われたと判定した場合、すなわち手袋10が第一の状態であった場合、ステップS12において、入力モード制御手段として入力モードを第一の入力モードに制御する。第一の入力モードは、加速度センサ25や屈曲センサ26を手袋10の動作を検出する動作検出手段として機能させ、検出された動作を入力信号として受け付けるモードである。この第一の入力モードについては、上述した図5の第一の入力モードとほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
When the
ステップS13において、主制御部40は判定手段として、最後に入力を受け付けてから所定時間(例えば30秒)経過したか否かを判定する。主制御部40は、最後に入力を受け付けてから所定時間が経過していないと判定した場合、ステップS12に戻り第一の入力モードで入力の受付を維持する。
In step S13, the
一方、主制御部40は、最後に入力を受け付けてから所定時間経過したと判定した場合、ステップS14において、入力モード制御手段として第一の入力モードから、第二の入力モードに移行する。第二の入力モードは、動作検出手段としての加速度センサ25や屈曲センサ26から入力を受け付けないモードである。使用者が入力を行う必要がなくなった後においても依然として入力を受け付ける第一の入力モードが設定されていた場合、使用者の意図しない動作までも入力信号として受け付けてしまう可能性がある。このため、所定時間経過した後は、誤操作を防止するため、第一の入力モードから第二の入力モードに移行させるようになっている。
On the other hand, when the
主制御部40は、ステップS11において特定の動作が行われないと判定した場合、すなわち、手袋10が第二の状態であった場合、ステップS15において、入力モード制御手段として入力モードを入力の受付を行わない第二の入力モードに制御する。なお、このとき動作検出手段としての加速度センサ25や屈曲センサ26以外からの入力は受け付けるようにしてもよいし、一切の入力を受け付けないようにしてもよい。
When the
この他の入力モード制御処理を実行する手袋型携帯端末1によれば、特定の動作を検出することで、使用者が入力操作を意図する場合としない場合とを好適に判別することができる。このため、手袋型携帯端末1は、使用者の意図しない手の動作を入力操作と誤認識することを低減することができる。
According to the glove-type
以上で、図8の他の入力モード制御処理の説明を終了する。 Above, description of the other input mode control processing of FIG. 8 is complete | finished.
次に、手袋型携帯端末1を用いて音声通話を行う場合の処理を説明する。
Next, a process when performing a voice call using the glove-type
図9は、手袋型携帯端末1で音声通話を行う場合の使用例を説明する図である。
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of use when performing a voice call with the glove-type
手袋型携帯端末1は、音声通話を行うために、スピーカ11およびマイクロフォン12(図1参照)が手のひら13側に設けられる。
The glove-type
図9(A)は、音声通話時の手袋型携帯端末1の第一の使用例を示す図である。図9(A)では、使用者が手に物を所持していない場合の音声通話例を示している。使用者は、手袋型携帯端末1を装着した手の親指15aと小指15eを伸ばし、他の人差し指15bと中指15cと薬指15dとを握った状態にすることで、手袋10を電話をイメージした形に構成している。スピーカ11は、手袋10の手のひら13側の親指15aの根元付近(図1参照)に設けられたため、使用者は通話相手の音声を好適に聞き取ることができる。
FIG. 9A is a diagram illustrating a first usage example of the glove-type
また、マイクロフォン12は、手袋10の手のひら13側の小指15eの指先(末節骨位置)(図1参照)に設けられたため、使用者の音声を好適に集音することができる。
Further, since the
図9(B)は、音声通話時の手袋型携帯端末1の第二の使用例を示す図である。図9(B)では、使用者が手に物51を所持している場合の音声通話例を示している。使用者は、手袋型携帯端末1を装着した手に所持した物51を受話器に見立て、耳元に近づける。このとき、親指15aの根元付近に設けられたスピーカ11(図1参照)と、小指15eの指先(末節骨)位置(図1参照)に設けられたマイクロフォン12とが、使用者の耳元と口元に近づき、音声通話を行うことができる。
FIG. 9B is a diagram illustrating a second usage example of the glove-type
このように、スピーカ11およびマイクロフォン12を音声通話時の位置関係を考慮して配置構成したため、手袋型携帯端末1を装着した使用者が手に物を保持している場合でも、保持していない場合であっても、自然な状態で音声通話を行うことができる。
Thus, since the
次に、手袋型携帯端末1で実行される各種機能(アプリケーション)の実行指示について説明する。この手袋型携帯端末1では、例えば音声通話機能、ICカード機能を代表とする各種機能が備えられている。以下、これら機能を実行させるための入力操作について説明する。
Next, instructions for executing various functions (applications) executed on the glove-type
手袋型携帯端末1は、各種センサを備えることで、特定の動作を検出することができる。この手袋型携帯端末1は、この特定の動作を、各種機能の実行指示として認識するようになっている。
The glove-type
図10は、各種機能の実行指示としての手袋10の動作の一例を説明する図である。
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of the operation of the
図10(A)に示す動作は、例えば手首のスナップを利かせて手を強く振る動作である。手袋型携帯端末1は、この手を振る動作を、例えば加速度センサ25を動作検出手段として用いて検出することができる。図10(B)に示す動作は、手を所定時間握る動作である。手袋型携帯端末1は、手を握る動作を、例えば屈曲センサ26を用いて検出することができる。
The operation shown in FIG. 10A is an operation of shaking a hand strongly by using a snap of a wrist, for example. The glove-type
手袋型携帯端末1は、図10(A)および(B)に示す動作を実行指示として検出することで、所定の機能、例えば近距離無線通信機能であるICカード機能を起動させる処理や、音声着信が発生した際に着信応答を行う処理をはじめとする各種処理を実行(起動)するようになっている。
The glove-type
特に、図10(B)に示す、手を所定時間握った後(左図)、その手を開く動作(右図)を検出した場合にICカード機能の実行指示に割り当てた場合、例えば駅の改札に設置されたリーダ/ライタ装置55と近距離無線通信を行う際、簡易にICカード機能を起動させることができる点で有効である。またこのとき、ICカード部46の課金データ制御部から得られるデータ(図では「500円」)を、ディスプレイ27に表示してもよい。
In particular, when an IC card function execution instruction is assigned when a hand opening operation (right diagram) is detected after a hand is held for a predetermined time (left diagram) shown in FIG. This is effective in that the IC card function can be easily activated when short-distance wireless communication is performed with the reader /
図10(C)に示す動作は、他の手袋型携帯端末と握手をする動作である。手袋型携帯端末1は、他の手袋型携帯端末と握手をする動作を、例えば静電センサ14を用いて検出することができる。手袋型携帯端末1は握手をすることで、赤外線通信部47を用いた赤外線通信機能を起動させるようになっている。手袋型携帯端末1は、赤外線通信機能の起動後、赤外線通信機能を備えた他の端末と赤外線を介してデータの送受信を簡易に行うことができる。
The operation illustrated in FIG. 10C is an operation of shaking hands with another glove-type mobile terminal. The glove-type
図10(D)に示す動作は、手を電話をイメージした形にする動作である。手袋型携帯端末1は、手を電話をイメージした形にする動作を、例えば屈曲センサ26で検出することができる。手袋型携帯端末1は、手を電話をイメージした形にする動作を行うことで、音声通話が発生した際に着信応答を行う処理を簡易に実行するようになっている。
The operation shown in FIG. 10D is an operation of making the hand look like a telephone. The glove-type
このように、手袋型携帯端末1は、手袋10の各種処理の実行に、それぞれ特定の動作を割り当てた。このため、使用者は、例えば図10に示す特定の動作を行うことで、煩雑な操作を行うことなく各種処理の実行指示を入力することができる。
As described above, the glove-type
以上で、手袋型携帯端末1で実行される各種処理の実行操作の説明を終了する。
Above, description of execution operation of the various processes performed with the glove-type
本実施形態における手袋型携帯端末1には、表示手段としてのディスプレイ27を手の甲21に設けた例を説明した。しかし、手袋型携帯端末1は、固定のディスプレイ27を設けず、ディスプレイを備えた外部機器を手袋10に取り付けることで表示手段を実現してもよい。
In the glove-type
図11は、本実施形態における手袋型携帯端末の変形例を説明する図である。 FIG. 11 is a diagram illustrating a modification of the glove-type mobile terminal according to the present embodiment.
図11に示す手袋型携帯端末80が図1などに示す手袋型携帯端末1と異なる点は、ディスプレイ27を設ける代わりに、外部接続端子83およびガイド部84を設けた点である。他の構成については、図1などに示す手袋型携帯端末1とほぼ同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
The glove type
手袋81の手の甲82側には、外部機器90を装着するための接続手段としての外部接続端子83が設けられる。この外部接続端子83は、少なくとも表示データに関する情報を外部機器90に出力するための端子が設けられている。
On the back 82 side of the
また、手袋81の手の甲82側には、ガイド部84が設けられる。ガイド部84は、外部機器90の形状に対応した略コ型で形成される。ガイド部84を設けることで、外部接続端子83に外部機器90をスムーズに装着することができる。
Further, a
外部接続端子83およびガイド部84は、外部機器90の長手方向が手袋型携帯端末80の指の長さ方向に一致するように構成される。このように構成することで、フレキシブル性が得られない外部機器90であっても、比較的大きな配置面積を確保することができる。
The
この外部機器90には、表示手段として機能するディスプレイ91を備えたものが適用される。そして、手袋型携帯端末80は、表示データに関する情報を外部接続端子83を介して外部機器90に出力することで、外部機器90のディスプレイ91を表示手段として機能させることができる。
A device provided with a
なお、外部機器90を表示手段として用いる例を説明したが、これに限らず手袋型携帯端末80を入力手段として用い、他の機能(例えば通信機能など)を外部機器90において実行させるように構成してもよい。
In addition, although the example which uses the
なお、本実施形態における手袋型携帯端末1、80は、各電子部品の配置構成の一例を説明したが、本発明の効果を得ることができれば、各電子部品が他の位置に配置されてもよい。
In addition, although the glove-type
また、本実施形態で適用されたスピーカ11またはマイクロフォン12に替えて、それぞれ骨伝導式のスピーカまたはマイクロフォンを用いてもよい。この場合、例えば作業場のように周囲が騒がしい場所であっても、骨伝導によって良好に通話することができる。
Further, instead of the
さらに、手袋10は、手および指を全て覆う必要なく、例えば指先部分が裁断されたいわゆるフィンガーレス手袋で構成してもよい。
Furthermore, the
1 手袋型携帯端末
10 手袋
11 スピーカ
12 マイクロフォン
13 手のひら
14、14a、14b、14c、14d 静電センサ
15、15a、15b、15c、15d、15e 指
16 近距離無線用アンテナ
25、25a、25b、25c、25d、25e 加速度センサ
26、26a、26b、26c、26d、26e 屈曲センサ
27 ディスプレイ
28 遠距離無線用アンテナ
30 バッテリパック
31 回路基板
35 CPU
40 主制御部
41 電源回路部
42 表示制御部
43 入力制御部
44 音声制御部
45 通信制御部
46 ICカード部
47 赤外線通信部
48 赤外線通信用アンテナ
49 記憶部
80 手袋型携帯端末
81 手袋
83 外部接続端子
84 ガイド部
90 外部機器
91 ディスプレイ
DESCRIPTION OF
40
Claims (12)
第一の入力モードまたは前記第一の入力モードと異なる第二の入力モードを備えた入力受付手段と、
前記手袋の第一の状態と第二の状態とを検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段により前記第一の状態が検出された場合、前記入力受付手段を前記第一の入力モードとし、前記第二の状態が検出された場合、前記入力受付手段を前記第二の入力モードとする制御を行う入力モード制御手段とを備えたことを特徴とする手袋型携帯端末。 In a glove-type mobile terminal that integrates a mobile terminal and gloves,
An input receiving means comprising a first input mode or a second input mode different from the first input mode;
State detecting means for detecting a first state and a second state of the glove;
When the first state is detected by the state detecting unit, the input receiving unit is set to the first input mode, and when the second state is detected, the input receiving unit is set to the second input. A glove-type portable terminal comprising input mode control means for performing control to set a mode.
少なくとも一部の前記手袋の接触物に対して描かれた軌跡を検出する軌跡検出手段とをさらに備え、
前記入力受付手段は、前記第一の入力モードである場合、前記動作検出手段により検出された前記動作を前記入力信号として受け付け、前記第二の入力モードである場合、前記軌跡検出手段により検出された前記軌跡を前記入力信号として受け付け、
前記状態検出手段は、前記手袋の前記接触物が存在しない状態を前記第一の状態として検出し、前記手袋の前記接触物が存在する状態を前記第二の状態として検出する請求項1記載の手袋型携帯端末。 Motion detection means for detecting the motion of the glove,
A trajectory detecting means for detecting a trajectory drawn on at least a part of the contact object of the glove,
The input receiving unit receives the operation detected by the operation detecting unit as the input signal when in the first input mode, and is detected by the trajectory detecting unit when in the second input mode. The trajectory is accepted as the input signal,
The said state detection means detects the state where the said contact thing of the said glove does not exist as said 1st state, and detects the state where the said contact thing of the said glove exists as said 2nd state. Glove-type mobile terminal.
前記入力受付手段は、前記第一の入力モードである場合、前記動作検出手段により検出された前記動作を前記入力信号として受け付け、前記第二の入力モードである場合、入力信号を受け付けず、
前記状態検出手段は、前記手袋の特定の動作が行われた状態を前記第一の状態として検出し、前記手袋の前記動作が行われない状態を前記第二の状態として検出する請求項1記載の手袋型携帯端末。 Further comprising motion detection means for detecting motion of the glove,
The input accepting unit accepts the operation detected by the operation detecting unit as the input signal in the first input mode, and does not accept an input signal in the second input mode.
The said state detection means detects the state in which the specific operation | movement of the said glove was performed as said 1st state, and detects the state in which the said operation | movement of the said glove is not performed as said 2nd state. Glove-type mobile terminal.
前記入力モード制御手段は、前記判定手段により前記時間が経過したと判定された場合、前記入力受付手段を前記第一の入力モードから前記第二の入力モードへ移行させる請求項3記載の手袋型携帯端末。 When the input receiving means is in the first input mode, the input receiving means further comprises a determining means for determining whether or not a predetermined time has elapsed since the last input was received,
The glove type according to claim 3, wherein the input mode control means shifts the input receiving means from the first input mode to the second input mode when the determining means determines that the time has elapsed. Mobile device.
前記手袋の特定の動作を検出する動作検出手段とをさらに備え、
前記処理制御手段は、前記動作検出手段により前記動作が検出された場合、前記動作に対応付けられた前記処理を実行する請求項1〜3のいずれかに記載の手袋型携帯端末。 Processing control means for controlling processing executed in the glove-type mobile terminal;
A motion detecting means for detecting a specific motion of the glove,
The glove-type mobile terminal according to any one of claims 1 to 3, wherein the process control unit executes the process associated with the operation when the operation is detected by the operation detection unit.
音声を集音する集音手段とをさらに備えた請求項1〜3のいずれかに記載の手袋型携帯端末。 Audio output means for outputting audio;
The glove-type mobile terminal according to any one of claims 1 to 3, further comprising sound collection means for collecting sound.
前記集音手段は、前記手袋の手のひら側の小指付近に設けられた請求項9記載の手袋型携帯端末。 The audio output means is provided near the base of the thumb on the palm side of the glove,
The glove-type mobile terminal according to claim 9, wherein the sound collecting means is provided near a little finger on a palm side of the glove.
前記遠距離無線通信を行うためのアンテナとをさらに備え、
前記アンテナは、前記手袋の手の甲側に配置された請求項1〜3のいずれかに記載の手袋型携帯端末。 Long-distance communication means for performing long-distance wireless communication;
An antenna for performing the long-distance wireless communication,
The glove-type mobile terminal according to claim 1, wherein the antenna is disposed on a back side of the hand of the glove.
前記近距離無線通信を行うためのアンテナとをさらに備え、
前記アンテナは、前記手袋の手のひら側に配置された請求項1〜3のいずれかに記載の手袋型携帯端末。 Near field communication means for performing near field communication;
An antenna for performing the short-range wireless communication,
The glove-type mobile terminal according to claim 1, wherein the antenna is disposed on a palm side of the glove.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009101437A JP2010250708A (en) | 2009-04-17 | 2009-04-17 | Glove type portable terminal |
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JP2014003604A (en) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Samsung Display Co Ltd | Terminal system and flexible terminal |
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