JP2010240455A - Absorbent article - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は吸収性物品に関する。 The present invention relates to an absorbent article.
液透過性トップシート、液不透過性バックシート、及びこれらトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を含む吸収本体を備え、吸収本体の前端縁、後端縁、左側縁、右側縁にそれぞれ液不透過性の帯状シートが取り付けられ、トップシートの表面から立ち上がる帯状シート部分によって被吸収液を一時的に停止させるポケットが形成される吸収性物品が公知である(特許文献1参照)。すなわち、この吸収性物品ではトップシートの表面から立ち上がる帯状シート部分が防漏壁として作用する。 A liquid permeable top sheet, a liquid impervious back sheet, and an absorbent body including an absorbent body disposed between the top sheet and the back sheet, the front edge, rear edge, left edge, and right side of the absorbent body An absorbent article is known in which a liquid-impermeable belt-like sheet is attached to each edge, and a pocket for temporarily stopping the liquid to be absorbed is formed by a belt-like sheet portion rising from the surface of the top sheet (see Patent Document 1). ). That is, in this absorbent article, the strip-shaped sheet portion that rises from the surface of the top sheet acts as a leak-proof wall.
しかしながら、上述の吸収性物品では、帯状シートは吸収本体の周辺部分にのみ存在し、したがってトップシートは露出されたままである。このため、例えば吸収性物品の取り扱い中にトップシートが汚れるおそれがあり、衛生上好ましくない。 However, in the above-described absorbent article, the belt-like sheet exists only in the peripheral portion of the absorbent main body, and thus the top sheet remains exposed. For this reason, for example, the top sheet may be soiled during handling of the absorbent article, which is not preferable for hygiene purposes.
前記課題を解決するために本発明によれば、液透過性トップシート、液不透過性バックシート、及びこれらトップシートとバックシートとの間に配置された吸収体を含む吸収本体を具備した吸収性物品において、トップシートの表面を覆うカバーシートを具備し、該カバーシートの周縁領域が吸収本体に接合されると共に、該カバーシートの中央領域に、弱め線又は切断線からなる区画線により、吸収本体を衣類に固定するための複数のフラップが区画され、これらフラップが、吸収本体の前後端縁に沿う折り曲げ領域においてそれぞれ折り曲げられ前後方向に拡げられる前フラップ及び後フラップと、吸収本体の左右側縁に沿う折り曲げ領域においてそれぞれ折り曲げられ左右方向に拡げられる左フラップ及び右フラップとを含み、使用時にこれらフラップが折り曲げ領域においてそれぞれ折り曲げられ拡げられて衣類にそれぞれ固着され、折り曲げ領域と周縁領域との間のカバーシートに防漏領域が形成される、吸収性物品が提供される。 In order to solve the above-mentioned problems, according to the present invention, an absorption body comprising an absorption body including a liquid-permeable top sheet, a liquid-impermeable back sheet, and an absorber disposed between the top sheet and the back sheet. The protective article comprises a cover sheet that covers the surface of the top sheet, the peripheral area of the cover sheet is joined to the absorbent main body, and in the central area of the cover sheet, a dividing line consisting of a weakening line or a cutting line, A plurality of flaps for fixing the absorbent main body to the garment are defined, and the front and rear flaps are folded in the folding region along the front and rear end edges of the absorbent main body and spread in the front-rear direction, and the left and right sides of the absorbent main body Including the left and right flaps that are folded in the folding area along the side edges and expanded in the left-right direction. Is spread bent respectively in these flaps folded region are respectively fixed to the garment, the leakage preventing region cover sheet between the folded region and the peripheral region is formed, the absorbent article is provided.
防漏効果を確保しつつ、トップシートを保護することができる。 The top sheet can be protected while ensuring the leakage prevention effect.
図1から図3は本発明を生理用ナプキンに適用した場合を示している。しかしながら、本発明をパンティーライナ、失禁パッドといった他の吸収性物品に適用することもできる。 1 to 3 show a case where the present invention is applied to a sanitary napkin. However, the present invention can also be applied to other absorbent articles such as panty liners and incontinence pads.
図1から図3を参照すると、本発明による実施例の生理用ナプキン(以下、単に「ナプキン」とも言う。)1は吸収本体2を具備する。この吸収本体2は液透過性のトップシート3と、液不透過性のバックシート4と、これらトップシート3とバックシート4との間に配置された液保持性の吸収体5とを具備する。トップシート3及びバックシート4はほぼ同じ大きさであり、これらの周縁においてホットメルト接着剤、ヒートシール加工等により互いに接合される。また、使用時に下着のような衣類に向けられるバックシート4の表面には、吸収本体2を下着に固着するための粘着部6が接合され、この粘着部6は保護シート7によって覆われる。
1 to 3, a sanitary napkin (hereinafter also simply referred to as “napkin”) 1 according to an embodiment of the present invention includes an
なお、図1において2F,2B,2L,2Rはナプキン1ないし吸収本体2の前端縁、後端縁、左側縁、右側縁をそれぞれ示している。この場合の前後左右は使用時のユーザの身体の前後左右に対応している。
In FIG. 1, 2F, 2B, 2L, and 2R indicate the front edge, the rear edge, the left edge, and the right edge of the
使用時にユーザの肌に当接するトップシート3の表面は液不透過性のカバーシート8によって覆われる。このカバーシート8は吸収本体2とほぼ同じ大きさであり、したがってトップシート3のほぼ全面を覆っている。また、カバーシート8はその環状の周縁領域8Pにおいてホットメルト接着剤、ヒートシール加工等によりトップシート3ないし吸収本体2に接合される。これに対し、周縁領域8P以外の領域である中央領域8Cはトップシート3に接合されない。
The surface of the
カバーシート8の中央領域8Cには、ミシン目のような弱め線からなる区画線9があらかじめ形成されており、この区画線9によって中央領域8Cに、吸収本体2を下着に固定するための複数のフラップが区画ないし形成される。なお、区画線9を、カバーシート8を完全に切断する切断線から構成することもできる。
In the
本発明による実施例では、区画線9は、前端縁2Fに向け拡開するU字状曲線部分9Fと、後端縁2Bに向け拡開するU字状曲線部分9Bと、カバーシート8のほぼ中央においてこれら曲線部分9F,9Bの頂点を互いに結ぶ直線部分9Sとから構成される。したがって、中央領域8Cには、4つのフラップ、すなわち先端が湾曲した半長円状の前フラップ10F及び後フラップ10Bと、台形状の左フラップ10L及び右フラップ10Rとが区画される。この場合、前後フラップ10F,10Bは互いに対称的に位置し、左右フラップ10L,10Rも互いに対称的に位置している。
In the embodiment according to the present invention, the
この場合、区画線9は周縁領域8Pまで到達しておらず、したがって区画線9の端部と周縁領域8Pとの間に非切断領域8Nが形成される。
In this case, the
これらフラップ10F,10B,10L,10Rの表面にはそれぞれ対応するフラップ10F,10B,10L,10Rを下着に固着するための粘着部11が接合される。また、これら粘着部11は共通の保護シート12によって覆われる。この場合、粘着部11は区画線9から離間してフラップ10F,10B,10L,10Rに接合され、したがって粘着部11周りのフラップ10F,10B,10L,10Rには非粘着領域13が形成される。
次に、各要素の素材について説明する。 Next, the material of each element will be described.
トップシート3は例えば有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシートから構成される。
The
バックシート4は例えば疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、不織布と不透水性プラスチックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布、強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布から構成される。
The
吸収体5は例えばフラッフ状パルプ又はエアレイド不織布と高吸収ポリマーとから構成される。ここで、フラッフ状パルプは例えば化学パルプ、セルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維から構成され、エアレイド不織布は例えばパルプと合成繊維とを熱融着させ又はバインダーで固着させた不織布から構成され、高吸収ポリマーは例えばデンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状又は繊維状のポリマーから構成される。
The
粘着部6,11は例えばスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−エチレン共重合体(SEBS)等のホットメルト粘着剤から構成される。
The
カバーシート8は例えば疎水性の不織布、不透水性のプラスチックフィルム、不織布と不透水性プラスチックフィルムとのラミネートシート、耐水性の高いメルトブローン不織布、強度の強いスパンボンド不織布で挟んだSMS不織布から構成され、好ましくは疎水性不織布から構成される。カバーシート8の坪量は15g/m2から60g/m2が好ましい。プラスチックフィルムから構成される場合には、プラスチックフィルムのドレープ性はカンチレバー法で20mmから100mmが好ましく、30mmから70mmが更に好ましい。ドレープ性が20mmよりも小さいと、カバーシート8が撚れ易くなるからである。一方、ドレープ性が100mmよりも大きいと、カバーシート8が硬くなるので、ナプキン1の使用感を悪化させるおそれがあり、下着への追従性が低下して被吸収液が漏れるおそれがあるからである。
The
なお、上述のカンチレバー法はJIS−L1018に準じて次のように行われる。すなわち、長さ150mm、幅25mmの測定対象を5枚重ねて測定サンプルを得る。次いで、大栄科学精器製作所製のカンチレバーを用い、測定サンプルをカンチレバーの押さえ板下に挟み、斜面方向に滑らせ速度5mm/secで移動距離を自動測定する。測定サンプルの表面を下にした場合と、測定サンプルの裏面を下にした場合の両方について測定し、これらの平均を測定結果とする。 In addition, the above-mentioned cantilever method is performed as follows according to JIS-L1018. That is, a measurement sample is obtained by stacking five measurement objects having a length of 150 mm and a width of 25 mm. Next, using a cantilever manufactured by Daiei Scientific Instruments Co., Ltd., the measurement sample is sandwiched under the holding plate of the cantilever and slid in the slope direction to automatically measure the moving distance at a speed of 5 mm / sec. Measurement is performed both when the surface of the measurement sample is down and when the back surface of the measurement sample is down, and the average of these is taken as the measurement result.
さて、ナプキン1は次のようにして下着に固着される。すなわち、まず、バックシート4側の保護シート7が取り外され、ナプキン1ないし吸収本体2が粘着部6を介し下着に固着される。このときトップシート3はカバーシート8によって覆われているので、トップシート3が汚れるのが阻止されている。
Now, the
次いで、カバーシート8の中央領域8Cが区画線9に沿って破断される。その結果、互いに分離した4つのフラップ10F,10B,10L,10Rが形成される。
Next, the
次いで、図4に示されるように、これらフラップ10F,10B,10L,10Rがそれぞれ拡げられる。すなわち、前フラップ10Fは前端縁2Fに沿う折り曲げ領域14Fにおいて折り曲げられて前方向に拡げられ、後フラップ10Bは後端縁2Bに沿う折り曲げ領域14Bにおいて折り曲げられて後方向に拡げられる。また、左フラップ10Lは左側縁2Lに沿う折り曲げ領域14Lにおいて折り曲げられて左方向に拡げられ、右フラップ10Rは右側縁2Rに沿う折り曲げ領域14Rにおいて折り曲げられて右方向に拡げられる。その結果、トップシート3が露出される。
Next, as shown in FIG. 4, these
次いで、フラップ10F,10B,10L,10Rがそれぞれの粘着部11を介し下着に固着される。すなわち、ナプキン1の縦断面を示す図5に示されるように、前フラップ10Fが吸収本体2前方の下着Uの内面UIに固着され、後フラップ10Bが吸収本体2後方の下着Uの内面UIに固着される。また、ナプキン1の横断面を示す図6に示されるように、左フラップ10L及び右フラップ10Rが吸収本体2下方の下着Uの外面UOにそれぞれ固着される。
Next, the
このようにしてフラップ10F,10B,10L,10Rが下着Uに固着され、したがって吸収本体2が下着Uに固定される。この場合、前フラップ10F及び後フラップ10Bのように前後方向に拡げられて固着される前後方向フラップと、左フラップ10L及び右フラップ10Rのように左右方向に拡げられて固着される左右方向フラップとの両方によって吸収本体2が下着Uに固定される。また、前フラップ10F及び後フラップ10Bのように下着内面UIに固着される内面固着フラップは下着Uとユーザ身体とに挟まれることにより保持される。一方、左フラップ10L及び右フラップ10Rのように下着Uの外面UOに固着される外面固着フラップは下着Uを吸収本体2との間に挟みこむ。
In this way, the
したがって、吸収本体2にさまざまな方向の外力が作用しても、吸収本体2の捩れや位置ずれを抑制することができる。すなわち、吸収本体2を下着Uに確実に固定することができ、したがって被吸収液の漏れを抑制することができる。また、漏れに対するユーザの不安をなくすことができる。
Therefore, even if external forces in various directions act on the absorbent
本発明による実施例では、前フラップ10F及び後フラップ10Bのような内面固着フラップの先端が湾曲しているので、前フラップ10F及び後フラップ10Bがユーザ身体に当接したときの痛みや違和感が抑制される。
In the embodiment according to the present invention, the tips of the inner surface fixing flaps such as the
また、フラップ10F,10B,10L,10R、具体的にはそれらの先端に非粘着領域13が形成されているので、ユーザは非粘着領域13を摘んでフラップ10F,10B,10L,10Rを取り扱うことが可能となり、したがって吸収本体2を下着Uに簡単に固定することができる。
Further, since the
ここで、図4からわかるように、折り曲げ領域14F,14B,14L,14Rは概ね、区画線9の互いに隣接する2つの端部を結ぶ直線上に位置している。一方、図1に示されるように、区画線9の端部と周縁領域8Pとの間には非切断領域8Nが形成されている。したがって、図5及び図6に示されるように、周縁領域8Pと折り曲げ領域14F,14B,14L,14Rないしフラップ10F,10B,10L,10Rとの間のカバーシート8に、カバーシート8の全周にわたり連続して拡がる防漏領域15が形成されることになる。この防漏領域15はトップシート3の表面に沿って吸収本体2の外部に向かう被吸収液の流れを規制し、したがって防漏壁として作用する。
Here, as can be seen from FIG. 4, the
本発明による実施例では、1枚のカバーシート8を吸収本体2に接合するだけで、防漏壁として作用する防漏領域15が形成される。したがって、防漏作用を簡単に得ることができる。また、防漏領域15には継ぎ目がない。しかも、下着Uに固着するためにフラップ10F,10B,10L,10Rが引っ張られると、防漏領域15の内縁がトップシート3から立ち上がるので、被吸収液が防漏領域15によって確実に捕捉される。したがって、被吸収液の漏れを確実に抑制することができる。
In the embodiment according to the present invention, the leak-
なお、周縁領域8Pの幅は2mmから10mmが好ましく、3mmから5mmが更に好ましい。周縁領域8Pの幅が2mmよりも狭いと、カバーシート8と吸収本体2との接合強度が低下するからである。また、周縁領域8Pの幅が10mmよりも広いと、フラップ10F,10B,10L,10Rが拡げられたときに露出されるトップシート3の表面が狭くなるからである。すなわち、トップシートが広く露出されると、ナプキン1ないし吸収本体2の下着Uに対する固着位置が適正位置から多少外れたとしても、被吸収液の漏れを抑制できる。
Note that the width of the
一方、非切断領域8Nの幅は2mmから10mmが好ましく、3mmから5mmが更に好ましい。非切断領域8Nの幅が2mmよりも狭いと、非切断領域8Nにおけるカバーシート8の引張強度が低下し、防漏領域15の防漏効果が低下するからである。また、非切断領域8Nの幅が10mmよりも広いと、フラップ10F,10B,10L,10Rが拡げられたときに露出されるトップシート3の表面が狭くなるからである。
On the other hand, the width of the
次に、本発明による別の実施例を説明する。 Next, another embodiment according to the present invention will be described.
本発明による別の実施例では、フラップ10F,10B,10L,10Rのうち粘着部11周りの領域の剛性が他の領域の剛性よりも高く設定されている。
In another embodiment according to the present invention, the rigidity of the area around the
すなわち、図7に示される例では、粘着部11周りにエンボス加工が施されたエンボス領域20が設けられる。これに対し、残りの領域21にはエンボス加工が施されない。一方、図8(A),8(B)に示される例では、粘着部11周りに追加シート22が接合される。これに対し、残りの領域21には追加シート22が接合されない。
That is, in the example shown in FIG. 7, an embossed
このようにすると、フラップ10F,10B,10L,10Rの取り扱いが容易になり、フラップ10F,10B,10L,10Rを下着Uに簡単に固着することができる。
If it does in this way, handling of
ここで、フラップ10F,10B,10L,10R全体に対するエンボス領域20又は追加シート22の占める割合は20%以上が好ましく、40%から100%が特に好ましい。
Here, the ratio of the embossed
なお、図7に示される例において、エンボス領域20が凹凸パターンであると、フラップ10F,10Bとユーザ身体との接触面積を低減できるので、ムレが防止され、装着感が向上される。また、フラップ10F,10B,10L,10Rに粘着部11を接合する場合のホットメルト接着剤の転写性に優れている。
In the example shown in FIG. 7, if the embossed
また、図8(A),8(B)に示される例において、追加シート22はカバーシート8と同じ素材でもよいし、他の素材でもよい。更に、追加シート22をカバーシート8の裏面に接合してもよい。追加シート22の接合にはホットメルト接着剤等が用いられる。追加シート22の接合にはホットメルト接着剤等が用いられる。区画線9は追加シート22がカバーシート8に接合された後に形成され、したがって追加シート22にも形成されている。
Further, in the example shown in FIGS. 8A and 8B, the
なお、図7及び図8(A),8(B)に示される例では、粘着部11はそれぞれ別個の保護シート12によって覆われている。当然、共通の保護シート12を設けることもできる。
In addition, in the example shown by FIG.7 and FIG.8 (A), 8 (B), the
ところで、別の見方をすると、図7及び図8(A),8(B)に示される例では、折り曲げ領域14F,14B,14L,14Rを含む残りの領域21の剛性がエンボス領域20又は追加シート22が接合された領域の剛性よりも低く設定されているということになる。その結果、フラップ10F,10B,10L,10Rを折り曲げて拡げるのが容易になる。
By the way, from another viewpoint, in the example shown in FIGS. 7 and 8A and 8B, the rigidity of the remaining
これまでの説明では、カバーシート8の中央領域8Cに4つのフラップが区画されるように区画線9が形成されている。しかしながら、フラップの数は4つでなくてもよい。すなわち、図9に示されるように、中央領域8Cに6つのフラップ10F,10B,10LF,10LB,10RF,10RBが区画されるように区画線9を形成してもよい。
In the description so far, the
更に、これまでの説明ではカバーシート8は1枚のシートから構成されている。しかしながら、カバーシート8を互いに分離した複数枚のカバーシート部分から構成することもできる。すなわち、図10に示される例では、カバーシート8が例えば4枚のカバーシート部分30から構成される。この場合、これらカバーシート部分30はトップシート3の表面をそれぞれ部分的に覆い、しかしながら全体としてトップシート3の表面をほぼ全体的に覆っている。また、互いに隣接するカバーシート部分30同士間に形成される区画線9は周縁領域8Pを横切って延びている。更に、図10に示される例では、カバーシート部分30がフラップ10F,10B,10L,10Rをそれぞれ形成している。なお、1枚のカバーシート部分30により複数のフラップ10F,10B,10L,10Rが形成されるようにしてもよい。また、カバーシート部分30は互いに重なり合っていてもよい。
Further, in the above description, the
1 生理用ナプキン
2 吸収本体
3 トップシート
4 バックシート
5 吸収体
8 カバーシート
8C 中央領域
8P 周縁領域
9 区画線
10F 前フラップ
10B 後フラップ
10L 左フラップ
10R 右フラップ
11 粘着部
13 非粘着領域
14F,14B,14L,14R 折り曲げ領域
15 防漏領域
20 エンボス領域
21 残りの領域
22 追加シート
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