JP2010232885A - Hdを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法および装置ならびに復号する方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】近い将来、高解像度(HD)記録装置が、従来の1080フォーマットと比較して2倍のデータレートをもつ新たな高解像度フォーマットである1080p〜50fps(1920×1080画素、毎秒50フレームのプログレッシブ方式)または、1080p〜60fps(1920×1080画素、毎秒60フレームのプログレッシブ方式)に対応可能になると思われる。初期展開の高解像度ストレージ・ディスク・プレーヤでも、高解像度カムコーダが1080p〜50fpsまたは1080p〜60fpsの新しい高解像度フォーマットで撮影された映像、または1920×1080画素を超える画素解像度の映像を再生できる技術を提供する。
【解決手段】HDを超える解像度の映像を分割して、複数のHD解像度のビューを形成した後に多視点映像符号化規格で符号化し、レガシーHDビデオデコーダで復号する事を可能にする。
【選択図】図3
【解決手段】HDを超える解像度の映像を分割して、複数のHD解像度のビューを形成した後に多視点映像符号化規格で符号化し、レガシーHDビデオデコーダで復号する事を可能にする。
【選択図】図3
Description
本発明は、あらゆるマルチメディアデータ符号化に用いることができ、特にH.264における符号化に用いることができる。
現在、多くの高解像度(HD)フォーマットが入手可能であり、最も一般的に用いられるのは、720p、1080i、および1080pである。720pとは、1280×720画素、毎秒50または60フレームのプログレッシブ方式である。1080iとは、1920×1080画素、毎秒50または60フィールドのインタレース方式であり、1080pとは、1920×1080画素、毎秒24、25、または30フレームのプログレッシブ方式である。高解像度のストレージに一般に適用されているフォーマットではない1080p〜30fpsを除き、これらのフォーマットは、初期展開の高解像度ストレージ・ディスク・プレーヤ(例えばブルーレイ・プレーヤ)において対応可能である。しかし、高解像度の家庭用記録装置の中には、1080p〜30fpsのフォーマットでの記録および復号に対応可能なものもある。
近い将来、高解像度記録装置(例えば、家庭用HDカムコーダ)が、従来の1080フォーマットと比較して2倍のデータレートをもつ新たな高解像度フォーマットである1080p〜50fps(1920×1080画素、毎秒50フレームのプログレッシブ方式)または、1080p〜60fps(1920×1080画素、毎秒60フレームのプログレッシブ方式)に対応可能になると思われる。また、HD映像よりも高い解像度、例えば3840×2160画素も、近い将来、放送および蓄積メディアで使用可能となるであろう。
初期展開の高解像度ストレージ・ディスク・プレーヤは、新しい高解像度カムコーダによって1080p〜50fpsあるいは1080p〜60fpsの新しい高解像度フォーマットで撮影された映像、または1920×1080画素を超える画素解像度を有する記録映像を再生できないであろう。
この課題の解決を試みる従来技術がいくつかある。解像度の低い(HD)映像のピクチャを、それ以上の解像度を実現したピクチャとは分けて符号化するという方法を記載した従来技術もある。このような技術は、一般にマルチレイヤ映像符号化として知られているものであり、スケーラビリティの何らかの形式に対応可能な映像コーディックにおいて、多用されている。また、システムレイヤと呼ばれる付加的レイヤ(例えば、MPEG−2トランスポートシステム)に圧縮映像を含ませて、システムレイヤに異なる識別子(例えば、PID)を付与することで、解像度の低い圧縮ピクチャと解像度の高い圧縮ピクチャとを区別しようとする従来技術もある。従来技術では、レガシーHDデコーダにおいて、そのデコーダが識別子によって認識しないピクチャは無視されるものと想定している。
従来技術には、映像を2つのレイヤに分ける方法が記載されているが、その方法は、識別子によって映像レイヤまたはトランスポートシステムレイヤに区切り、解像度が高い方のピクチャを廃棄することによって、性能がより低いデコーダでも映像を復号できるようにするものである。
しかしながら、従来技術には、解像度が低い方のレイヤと高い方のレイヤとの間でレイヤ間予測を行わない限り、十分な符号化効率が得られないという問題がある。H.264スケーラブル映像符号化などのレイヤ間予測を用いた従来技術であっても、レイヤ間予測に対応させるには、H.264ビデオデコーダに新しい符号化ツールを付加しなければならない。したがって、より解像度の高い映像に対応したデコーダを実装するコストが余計にかかることになる。
上記課題を解決するため、レガシーHDビデオデコーダで復号可能な低解像度のHDシーケンスをベース・ビューとし、HDを超える解像度のビデオシーケンスをH.264多視点映像符号化規格で符号化する新たな方法を導入する。また、再構築ビューを合成して、より解像度の高いビデオ画像を形成する新たな復号方法も導入する。本発明の新規な点は、この発明によって、レガシーHDビデオデコーダが、HDを超える解像度のビデオシーケンスを、その符号化ビデオシーケンスにさらなる修正を加えることなく、判定できるようになることである。また、本発明は、ビデオデコーダに必要とされる符号化ツール数を増やすことなく、レイヤ間予測を用いて、HDを超える解像度のビデオシーケンスを圧縮する符号化効率を向上させる。
本発明の効果は、圧縮効率の向上およびレガシープレーヤとの下位互換性の向上である。また本発明には、ビデオデコーダの実装の複雑さが緩和されるという効果もある。
図1は、レガシーHDフォーマットであって、HDプログレッシブ走査モードおよびHDインタレース走査モードのものを示す。図2は、レガシーHDを超えるフォーマットであって、1920×1080画素で毎秒50または60フレーム、3840×2160画素で毎秒24、25または30フレーム、および3840×2160画素で毎秒50または60フレームのものを示す。本発明は、いずれかのレガシーHDフォーマットをベース・ビューとし、レガシーHDを超えるフォーマットを多視点映像符号化規格で符号化する。
図3は、単一のビューの画像を符号化する本発明の処理を示す。単一のビューの画像は、例えば、レガシーHDフォーマットを超える解像度を有する画像である。まず、モジュール300において、単一のビューを複数のビューに分割する。次に、モジュール302において、これらのビューのうち、1つを選択してベース・ビューとする。選択したベース・ビューの色差成分を、モジュール304において、前処理する。そして、モジュール306において、ベース・ビューをその他のビューを参照せずに符号化する。そして、モジュール308において、ビュー間動き予測を用いて残りのビューを符号化する。最後に、モジュール310において、これらのビューを再構築するためのパラメータを符号化ビデオシーケンスに書き込む。
このビュー再構築パラメータは、ビュー同士を合成して単一のビューに戻すために必要なパラメータまたは情報であり、ビューのサンプリング位置および色差成分の前処理に使用する方法などである。図5は、符号化ビデオシーケンスのバイトストリーム構造におけるビュー再構築パラメータの位置の一例を示す。ビュー・コンポーネント・パラメータ502は、図示のとおり、ピクチャ・パラメータ・セット500より後ろでアクセスユニット504より前に挿入される。
図4は、単一のビューの画像を再構築する本発明の復号処理を示す。まず、モジュール400において、符号化ビデオシーケンスからビュー再構築パラメータの解析を行う。次に、モジュール402において、ベース・ビュー・コンポーネントを復号し、単一のベース・ビューを再構築する。そして、モジュール404において、ビュー間動き予測を用いて1以上の非ベース・ビュー・コンポーネントを復号することにより、非ベース・ビューを再構築する。モジュール406において、非ベース・ビューの色差成分を使用し、復号ビューの再構築パラメータに基づいて、ベース・ビューの色差成分の後処理を行う。そして最後に、モジュール409において、複数の復号ビューを、その復号ビューごとの再構築パラメータに基づいて合成し、単一のビューを形成する。
図6は、プログレッシブ走査画像を有するビューを分割して、インタレース走査画像を有する1対のビューとする本発明の処理をフローチャートで示す。モジュール600において、複数のプログレッシブ走査フレームを読み取る。モジュール602において、連続する2枚のプログレッシブフレーム毎に1枚の第1ビューのインタレース走査フレームを作成する。インタレース走査フレームは、奇数番目のプログレッシブフレームの奇数行サンプルと偶数番目のプログレッシブフレームの偶数行サンプルとを組み合わせて作成する。最後に、モジュール604において、奇数番目のプログレッシブフレームの偶数行サンプルと偶数番目のプログレッシブフレームの奇数行サンプルとを組み合わせることによって、連続する2枚のプログレッシブフレームごとに、それらのプログレッシブフレームから第2ビューのインタレース走査フレーム1枚を作成する。図14は、図6に記載した分割方法の一例を示す。
図7は、インタレース走査画像を有する1対のビューを合成し、単一のビューのプログレッシブフレーム2枚に再構築する本発明の処理をフローチャートで示す。図示のとおり、モジュール700において、第1ビューのインタレース走査フレームを読み取る。そしてモジュール702において、第2ビューのインタレース走査フレームを読み取る。次に、モジュール704において、第1および第2ビューの2枚のインタレース走査フレームを合成し、単一のビューのフレーム2枚を作成する。第1プログレッシブ走査フレームは、第1ビューのインタレース走査フレームの奇数行サンプルと第2ビューのインタレース走査フレームの偶数行サンプルとを組み合わせて作成する。第2プログレッシブ走査フレームは、第1ビューのインタレース走査フレームの偶数行サンプルと第2ビューのインタレース走査フレームの奇数行サンプルとを組み合わせて作成する。図15は、図7に記載した合成方法の一例を示す。
図8は、インタレース走査フレームを有するビューの色差サンプルを前処理する本発明の処理をフローチャートで示す。図示のとおり、モジュール800およびモジュール802において、それぞれ第1ビューおよび第2ビューの色差サンプルを読み取る。モジュール804において、第1ビューの各奇数行の色差サンプルの値と、第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値との平均値を算出する。そして、モジュール806において、各奇数行の色差サンプルの値を、算出した色差サンプル平均値に置き換える。次に、モジュール808において、第1ビューの各偶数行の色差サンプルと、第2ビューの各奇数行の色差サンプルとの平均値を新たに算出する。そして最後に、モジュール810において、各偶数行の色差サンプルの値をそれぞれ、新たに算出した色差サンプル平均値に置き換える。
図9は、インタレース走査フレームを有するベース・ビューの色差サンプルの後処理を行う本発明の処理をフローチャートで示す。図示のとおり、モジュール900およびモジュール902において、それぞれベース・ビューおよび第2ビューの色差サンプルを読み取る。モジュール904において、ベース・ビューの色差サンプルの各画素値を2倍する。次に、モジュール906において、ベース・ビューの各奇数行の色差サンプルの乗算値から、第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値を減算する。そして、モジュール908において、ベース・ビューの各偶数行の色差サンプルの乗算値から、第2ビューの各奇数行の色差サンプルの値を減算する。そして最後に、モジュール910において、ベース・ビューの色差サンプルの減算値を0〜255までの値に丸める。
図10は、プログレッシブ走査画像を有するビューを分割して、より小さなプログレッシブ走査画像を有する4つのビューとする本発明の処理をフローチャートで示す。図示のとおり、モジュール1000において、複数のプログレッシブ走査フレームを読み取る。モジュール1002において、2×2画素ごとにサブサンプリングすることによって、各プログレッシブ走査フレームから4枚のより小さなプログレッシブフレームを作成する。そして最後に、モジュール1004において、4枚のフレームをそれぞれ個々に分類して、4つの別々のビューのフレームとする。図16は、単一フレームから4枚のより小さなプログレッシブ走査フレームを作成する、図10で用いた分割方法の一例を示す。
図11は、プログレッシブ走査画像を有する4つのビューを合成し、より大きなプログレッシブ走査フレームを有する単一のビューに再構築する本発明の処理をフローチャートで示す。モジュール1100において、4つのビューそれぞれからプログレッシブ走査フレームを読み取る。モジュール1102において、ビュー再構築パラメータに基づき、アップサンプリングした領域におけるサンプルの画素位置をビューごとに決める。そして最後に、モジュール1104において、4枚のプログレッシブ走査フレームのサンプルを組み合わせて、1枚のより大きなプログレッシブ走査フレームを作成する。図17は、図11に記載したように、各ビューの4枚のフレームのサンプルを組み合わせ、単一のより大きなフレームを再構築させるために用いる合成方法の一例を示す。
図12は、プログレッシブ走査フレームを有するベース・ビューの色差サンプルの前処理を行う本発明の処理をフローチャートで示す。図示のとおり、モジュール1200において、4つのビューそれぞれから同じ画素位置にある4つの色差サンプルを読み取る。モジュール1202において、4つのビューから読み取った4つの色差サンプルの平均値を算出する。そして最後に、モジュール1204において、同じ画素位置にあるベース・ビューの色差サンプルを、4つの色差サンプルの平均値に置き換える。
図13は、プログレッシブ走査フレームを有するベース・ビューの色差サンプルの後処理を行う本発明の処理をフローチャートで示す。モジュール1300および1302において、1つのベース・ビューおよび3つの非ベース・ビューから、それぞれ色差サンプルを読み取る。そしてモジュール1304において、それぞれの色差サンプルの値を4倍する。そして、色差サンプルの各乗算値から、同じ画素位置にある3つの非ベース・ビューの色差以外のサンプルの値を減算する。そして最後に、モジュール1308において、色差サンプルの各減算値を0〜255までの値に丸める。
図18は、単一のビューの画像を符号化する本発明のエンコーダの装置例をブロック図で示す。この装置は、ビュー分割部(1800)と、ベース・ビュー選択部(1802)と、ベース・ビュー色差前処理部(1804)と、ベース・ビュー符号化部(1806)と、ベース・ビュー復号部(1808)と、非ベース・ビュー符号化部(1812)と、記憶部(1810)と、多重化部(1814)と、ビュー再構築パラメータ書き込み部(1816)とで構成される。
図18に示すように、ビュー分割部1800は、単一のビューD001から画像を取得し、そのビューを複数のビューD003に分割する。ベース・ビュー選択部(1802)は、複数のビューD003を取得し、その複数のビューからベース・ビューを選択し、ベース・ビュー色差前処理部1804にベース・ビューを送る。また、ベース・ビュー選択部(1802)は、非ベース・ビュー符号化部(1812)に対して非ベース・ビューD009を出力する。ベース・ビュー色差前処理部(1804)は、ベース・ビューD005を読み取り、その色差サンプルを処理したベース・ビューD007を出力する。その後、ベース・ビューD007は、ベース・ビュー符号化部(1806)によって符号化され、ベース・ビュー・コンポーネントが多重化部1814およびベース・ビュー復号部1808に送信される。ベース・ビュー復号部1808は、ベース・ビュー・コンポーネントD015を読み取り、再構築ベース・ビューD011を出力し、それが記憶部1818に格納される。
非ベース・ビュー復号部1812は、非ベース・ビューD009を読み取り、記憶部1810から再構築ベース・ビューD013を読み取り、符号化した非ベース・ビュー・コンポーネントを多重化部1814に出力する。多重化部1814は、ベース・ビュー・コンポーネントおよび非ベース・ビュー・コンポーネントを読み取り、単一の符号化ビューシーケンスD019を出力する。ビュー再構築パラメータ書き込み部1816は、単一の符号化ビューシーケンスD019を読み取り、その符号化ビデオシーケンスにビュー再構築パラメータを挿入し、修正した符号化ビデオシーケンスを出力する。
図19は、単一のビューの画像を再構築する本発明のデコーダの装置例をブロック図で示す。この装置は、ビュー再構築パラメータ解析部1900と、逆多重化部1902と、ベース・ビュー・コンポーネント復号部1904と、ベース・ビュー色差成分後処理部1906と、ビュー再構築部1908と、記憶部1910と、非ベース・ビュー・コンポーネント復号部1912とで構成される。
図19に示すように、ビュー再構築パラメータ解析部1900は、符号化ビデオシーケンスD001を読み取り、ビュー再構築パラメータを抽出して、ビュー再構築パラメータD002をビュー再構築部1908に出力する。逆多重化部1902は、符号化シーケンスD003を読み取り、ベース・ビュー・コンポーネントおよび非ベース・ビュー・コンポーネントに分割し、ベース・ビュー・コンポーネントD005をベース・ビュー・コンポーネント復号部1904に出力し、非ベース・ビュー・コンポーネントD009を非ベース・ビュー・コンポーネント復号部1912に出力する。ベース・ビュー復号部1904は、ベース・ビュー・コンポーネントD005を読み取り、後処理部1906および記憶部1910の両方に再構築ベース・ビューD007を出力する。後処理部1906は、再構築ベース・ビューを読み取り、その色差サンプルを処理した再構築ベース・ビューを出力する。非ベース・ビュー復号部1912は、非ベース・ビュー・コンポーネントD009を読み取り、再構築した非ベース・ビューD011を出力する。
最後に、ビュー再構築部1908は、再構築したベース・ビューD013および非ベース・ビューD011の両方を読み取り、ビュー再構築パラメータを読み取り、単一のビューの再構築画像を出力する。
図20は、大きなプログレッシブ走査画像を有するビューを分割して、より小さなインタレース走査画像を有する8つのビューとする本発明の処理をフローチャートで示す。この処理は、2つのステップから成る。まず、プログレッシブ走査フレームを有する単一のビューを分割して、より小さなプログレッシブ走査フレームを有する4つのビューにする。モジュール2000で用いる分割方法は、図10に記載したものである。次に、図20に示すように、モジュール2002において、4つのビューをそれぞれインタレース走査フレームの2つのビューにさらに分割する。モジュール2002で用いる分割方法は、図6に記載したものである。
図21は、インタレース走査画像の8つのビューを合成して、より大きなプログレッシブ走査画像を有する単一のビューとする本発明の処理をフローチャートで示す。モジュール2100において、インタレース走査フレームを有するビューの合致する対を見つける。ビュー再構築パラメータは、正確に合致するビューの対を探し出すことに関連した情報を含む。モジュール2102において、合致して対になっている各ビューを合成し、プログレッシブ走査フレームを有する単一のビューとする。モジュール2102で用いる合成方法は、図7に記載したものである。ビューを合成した後、モジュール2104において、得られた4つのビューを探し出す。そして最後に、モジュール2106において、その4つのビューを合成して、より大きなプログレッシブ走査フレームを有する単一のビューを形成する。モジュール2106で用いる合成方法は、図11に記載したものである。
Claims (52)
- HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、
単一のビューを複数のビューに分割するステップ(300)と、
分割した前記ビューのうち、1つをベース・ビューとして選択するステップ(302)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルを処理するステップ(304)と、
前記ベース・ビューをその他のビューを参照せずに符号化するステップ(306)と、
前記ビューの残りのビューをビュー間動き予測を用いて符号化するステップ(308)と、
前記ビューを再構築するためのパラメータを符号化ビデオシーケンスに書き込むステップ(310)と
を含む符号化方法。 - 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記ステップは、単一のビューを2つのビューに分割するステップを含む符号化方法。
- 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記ステップは、単一のビューを4つのビューに分割するステップを含む符号化方法。
- 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記ステップは、単一のビューを8つのビューに分割するステップを含む符号化方法。
- 請求項1および4記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを8つのビューに分割する前記ステップは、
単一のビューを4つのビューに分割するステップ(2000)と、
前記4つのビューをそれぞれ2つのビューに分割するステップ(2002)と
を含む符号化方法。 - 請求項1、2および5記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを2つのビューに分割する前記ステップは、
前記単一のビューから複数のプログレッシブ走査フレームを読み取るステップ(600)と、
連続する2枚のプログレッシブ走査フレームごとに、それらのプログレッシブフレームから第1ビューのインタレース走査フレーム1枚を作成するステップ(602)と、
連続する2枚のプログレッシブ走査フレームごとに、それらのプログレッシブフレームから第2ビューのインタレース走査フレーム1枚を作成するステップ(602)と
を含む符号化方法。 - 請求項1、2、5および6記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、第1ビューのインタレース走査フレームを作成する前記ステップは、前記連続する2枚のフレームの1枚目の奇数行サンプルと、前記連続する2枚のフレームの2枚目の偶数行サンプルとを合成することによって、第1ビューのインタレース走査フレームを作成する符号化方法。
- 請求項1、2、5および6記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、第2ビューのインタレース走査フレームを作成する前記ステップは、前記連続する2枚のフレームの1枚目の偶数行サンプルと、前記連続する2枚のフレームの2枚目の奇数行サンプルとを合成することによって、第2ビューのインタレース走査フレームを作成する符号化方法。
- 請求項1、2、および5記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、単一のビューを4つのビューに分割する前記ステップは、
前記単一のビューから複数のプログレッシブ走査フレームを読み取るステップ(1000)と、
サブサンプリングすることによって、各プログレッシブ走査フレームから4枚のより小さなフレームを作成するステップ(1002)と、
前記4枚のより小さなフレームをそれぞれ個々のビューに分類して、前記4つのビューを作成するステップと
を含む符号化方法。 - 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、前記ベース・ビューの色差サンプルを処理する前記ステップは、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取るステップ(800)と、
第2ビューから色差サンプルを読み取るステップ(802)と、
前記ベース・ビューの各奇数行の色差サンプルの値と、前記第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値との平均値を算出するステップ(804)と、
前記ベース・ビューの各奇数行の色差サンプルの値を前記平均値に置き換えるステップ(806)と、
前記ベース・ビューの各偶数行の色差サンプルの値と、前記第2ビューの各奇数行の色差サンプルの値との平均値を算出するステップ(808)と、
前記ベース・ビューの各偶数行の色差サンプルの値を前記第2平均値に置き換えるステップ(810)と
を含む符号化方法。 - 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、前記ベース・ビューの色差サンプルを処理する前記ステップは、
4つのビューそれぞれから色差サンプルを読み取るステップ(1200)と、
4つのビューから読み取った前記4つの色差サンプルの平均値を算出するステップ(1202)と、
前記ベース・ビューから読み取った色差サンプルを前記平均値に置き換えるステップ(1204)と
を含む符号化方法。 - 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、ビュー同士を合成して単一のビューを形成するために必要な情報を含む符号化方法。
- 請求項1記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、デコーダが前記ベース・ビューの色差サンプルを処理するために必要な情報を含む符号化方法。
- HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、
符号化ビデオシーケンスからビューを再構築するためのパラメータを解析するステップ(400)と、
ベース・ビュー・コンポーネントを復号し、単一のベース・ビューを再構築するステップ(402)と、
1以上の他のビュー・コンポーネントをビュー間動き予測を用いて復号し、非ベース・ビューを再構築するステップ(404)と、
前記ビューを再構築するためのパラメータに基づいて前記ベース・ビューの色差成分を処理するステップ(406)と、
複数の復号ビューを、その復号ビューを再構築するためのパラメータを用いて合成し、単一のビューを形成するステップ(408)と
を含む復号方法。 - 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、ビュー同士を合成して単一のビューを形成するために必要な情報を含む復号方法。
- 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、前記ベース・ビューの色差サンプルの前記処理に必要な情報を含む復号方法。
- 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、対になっているビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号方法。
- 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、4つのビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号方法。
- 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、8つのビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号方法。
- 請求項14および19記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、8つのビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、
前記8つのビューから合致するビューの対をすべて探し出すステップ(2100)と、
対になっている各ビューを合成して単一のビューを形成するステップ(2102)と、
合成した4つの前記ビューを探し出すステップ(2104)と、
合成した4つの前記ビューを合成して、ピクチャサイズがより大きい単一のビューを形成するステップ(2106)と
を含む復号方法。 - 請求項14、17、19および20記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、対になっているビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、
第1ビューからフレームを読み取るステップ(700)と、
第2ビューからフレームを読み取るステップ(702)と、
第1および第2ビューから読み取った2枚の前記フレームを合成して単一のビューのフレーム2枚を作成するステップ(704)と
を含む復号方法。 - 請求項14、17、19、20および21記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記単一のビューの第1フレームを作成する前記ステップは、前記第1ビューから読み取った前記フレームの各奇数行のサンプルと、前記第2ビューから読み取った前記フレームの各偶数行のサンプルとを合成することによって、前記単一のビューの第1フレームを作成する復号方法。
- 請求項14、17、19、20および21記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記単一のビューの第2フレームを作成する前記ステップは、前記第1ビューから読み取った前記フレームの各偶数行のサンプルと、前記第2ビューから読み取った前記フレームの各奇数行のサンプルとを合成することによって、前記単一のビューの第2フレームを作成する復号方法。
- 請求項14、18、19および20記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、4つのビューを合成して単一のビューを形成する前記ステップは、
前記4つのビューそれぞれからフレームを1枚ずつ読み取るステップ(1100)と、
ビューを再構築するためのパラメータに基づき、前記4つのビューそれぞれについて、サンプルの画素位置を決定するステップ(1102)と、
決定した前記画素位置に基づいて前記4枚のフレームのサンプルを組み合わせて、1枚のより大きなフレームを作成するステップ(1104)と
を含む復号方法。 - 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記ベース・ビューの色差成分を処理する前記ステップは、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取るステップ(900)と、
第2ビューから色差サンプルを読み取るステップ(902)と、
前記ベース・ビューの前記色差サンプルの値を2倍するステップ(904)と、
各奇数行の色差サンプルの前記乗算値から、前記第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値を減算するステップ(906)と、
各偶数行の色差サンプルの前記乗算値から、前記第2ビューの各奇数行の色差サンプルの値を減算するステップ(908)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルの前記減算値を0〜255までの値に丸めるステップ(910)と
を含む復号方法。 - 請求項14記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する方法であって、前記ベース・ビューの色差成分を処理する前記ステップは、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取るステップ(1300)と、
3つの非ベース・ビューから色差サンプルを読み取るステップ(1302)と、
前記ベース・ビューの前記色差サンプルの値を4倍するステップ(1304)と、
色差サンプルの前記乗算値から、同じ画素位置にある前記3つの非ベース・ビューの色差サンプルの合計値を減算するステップ(1306)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルの前記減算値を0〜255までの値に丸めるステップ(1308)と
を含む復号方法。 - HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、
単一のビューを複数のビューに分割する手段(300)と、
分割した前記ビューのうち、1つをベース・ビューとして選択する手段(302)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルを処理する手段(304)と、
前記ベース・ビューをその他のビューを参照せずに符号化する手段(306)と、
前記ビューの残りのビューをビュー間動き予測を用いて符号化する手段(308)と、
前記ビューを再構築するためのパラメータを符号化ビデオシーケンスに書き込む手段(310)と
を含む符号化装置。 - 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記手段は、単一のビューを2つのビューに分割する手段を含む符号化装置。
- 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記手段は、単一のビューを4つのビューに分割する手段を含む符号化装置。
- 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを複数のビューに分割する前記手段は、単一のビューを8つのビューに分割する手段を含む符号化装置。
- 請求項27および30記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを8つのビューに分割する前記手段は、
単一のビューを4つのビューに分割する手段(2000)と、
前記4つのビューをそれぞれ2つのビューに分割する手段(2002)と
を含む符号化装置。 - 請求項27、28および31記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを2つのビューに分割する前記手段は、
前記単一のビューから複数のプログレッシブ走査フレームを読み込む手段(600)と、
連続する2枚のプログレッシブ走査フレームごとに、それらのプログレッシブ走査フレームから第1ビューのインタレース走査フレーム1枚を作成する手段(602)と、
連続する2枚のプログレッシブ走査フレームごとに、それらのプログレッシブ走査フレームから第2ビューのインタレース走査フレーム1枚を作成する手段(602)と
を含む符号化装置。 - 請求項27、28、31および32記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、第1ビューのインタレース走査フレームを作成する前記手段は、前記連続する2枚のフレームの1枚目の奇数行サンプルと、前記連続する2枚のフレームの2枚目の偶数行サンプルとを合成することによって、第1ビューのインタレース走査フレームを作成する符号化装置。
- 請求項27、28、31および32記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、第2ビューのインタレース走査フレームを作成する前記手段は、前記連続する2枚のフレームの1枚目の偶数行サンプルと、前記連続する2枚のフレームの2枚目の奇数行サンプルとを合成することによって、第2ビューのインタレース走査フレームを作成する符号化装置。
- 請求項27、28、および31記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、単一のビューを4つのビューに分割する前記手段は、
前記単一のビューから複数のプログレッシブ走査フレームを読み取る手段(1000)と、
サブサンプリングすることによって、各プログレッシブ走査フレームから4枚のより小さなフレームを作成する手段(1002)と、
前記4枚のより小さなフレームを個々のビューに分類して、前記4つのビューを作成する手段と
を含む符号化装置。 - 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、前記ベース・ビューの色差サンプルを処理する前記手段は、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取る手段(800)と、
第2ビューから色差サンプルを読み取る手段(802)と、
前記ベース・ビューの各奇数行の色差サンプルの値と、前記第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値との平均値を算出する手段(804)と、
前記ベース・ビューの各奇数行の色差サンプルの値を前記平均値に置き換える手段(806)と、
前記ベース・ビューの各偶数行の色差サンプルの値と、前記第2ビューの各奇数行の色差サンプルの値との平均値を算出する手段(808)と、
前記ベース・ビューの各偶数行の色差サンプルの値を前記第2平均値に置き換える手段(810)と
を含む符号化装置。 - 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、前記ベース・ビューの色差サンプルを処理する前記手段は、
4つのビューそれぞれから色差サンプルを読み取る手段(1200)と、
4つのビューから読み取った前記4つの色差サンプルの平均値を算出する手段(1202)と、
前記ベース・ビューから読み取った色差サンプルを前記平均値に置き換える手段(1204)と
を含む符号化装置。 - 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、ビュー同士を合成して単一のビューを形成するために必要な情報を含む符号化装置。
- 請求項27記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する装置であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、デコーダが前記ベース・ビューの色差サンプルを処理するために必要な情報を含む符号化装置。
- HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、
符号化ビデオシーケンスからビューを再構築するためのパラメータを解析する手段(400)と、
ベース・ビュー・コンポーネントを復号し、単一のベース・ビューを再構築する手段(402)と、
1以上の他のビュー・コンポーネントをビュー間動き予測を用いて復号し、非ベース・ビューを再構築する手段(404)と、
前記ビューを再構築するためのパラメータに基づいて前記ベース・ビューの色差成分を処理する手段(406)と、
複数の復号ビューを、その復号ビューを再構築するためのパラメータを用いて合成し、単一のビューを形成する手段(408)と
を含む復号装置。 - 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、ビュー同士を合成して単一のビューを形成するために必要な情報を含む復号装置。
- 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記ビューを再構築するためのパラメータは、前記ベース・ビューの色差サンプルの前記処理に必要な情報を含む復号装置。
- 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、対になっている復号ビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号装置。
- 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、4つのビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号装置。
- 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、複数の復号ビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、8つのビューを合成して単一のビューを形成することを含む復号装置。
- 請求項40および45記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、8つのビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、
前記8つのビューから合致するビューの対をすべて探し出す手段(2100)と、
対になっている各ビューを合成して単一のビューを形成する手段(2102)と、
合成した4つの前記ビューを探し出す手段(2104)と、
合成した4つの前記ビューを合成して、ピクチャサイズがより大きい単一のビューを形成する手段(2106)と
を含む復号装置。 - 請求項40、43、45および46記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、対になっているビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、
第1ビューからフレームを読み取る手段(700)と、
第2ビューからフレームを読み取る手段(702)と、
第1および第2ビューから読み取った2枚の前記フレームを合成して単一ビューのフレーム2枚を作成する手段(704)と
を含む復号装置。 - 請求項40、43、45、46および47記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記単一ビューの第1フレームを作成する前記手段は、前記第1ビューから読み取った前記フレームの各奇数行のサンプルと、前記第2ビューから読み取った前記フレームの各偶数行のサンプルとを合成することによって、前記単一ビューの第1フレームを作成する復号方法。
- 請求項40、43、45、46および47記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記単一ビューの第2フレームを作成する前記手段は、前記第1ビューから読み取った前記フレームの各偶数行のサンプルと、前記第2ビューから読み取った前記フレームの各奇数行のサンプルとを合成することによって、前記単一ビューの第2フレームを作成する復号装置。
- 請求項40、44、45および46記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、4つのビューを合成して単一のビューを形成する前記手段は、
前記4つのビューそれぞれからフレームを1枚ずつ読み取る手段(1100)と、
ビューを再構築するためのパラメータに基づき、前記4つのビューそれぞれについて、サンプルの画素位置を決定する手段(1102)と、
決定した前記画素位置に基づいて前記4枚のフレームのサンプルを組み合わせて、1枚のより大きなフレームを作成する手段(1104)と
を含む復号装置。 - 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記ベース・ビューの色差成分を処理する前記手段は、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取る手段(900)と、
第2ビューから色差サンプルを読み取る手段(902)と、
前記ベース・ビューの前記色差サンプルの値を2倍する手段(904)と、
各奇数行の色差サンプルの前記乗算値から、前記第2ビューの各偶数行の色差サンプルの値を減算する手段(906)と、
各偶数行の色差サンプルの前記乗算値から、前記第2ビューの各奇数行の色差サンプルの値を減算する手段(908)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルの前記減算値を0〜255までの値に丸める手段(910)と
を含む復号装置。 - 請求項40記載の、HDを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で復号する装置であって、前記ベース・ビューの色差成分を処理する前記手段は、
前記ベース・ビューから色差サンプルを読み取る手段(1300)と、
3つの非ベース・ビューから色差サンプルを読み取る手段(1302)と、
前記ベース・ビューの前記色差サンプルの値を4倍する手段(1304)と、
色差サンプルの前記乗算値から、同じ画素位置にある前記3つの非ベース・ビューの色差サンプルの合計値を減算する手段(1306)と、
前記ベース・ビューの色差サンプルの前記減算値を0〜255までの値に丸める手段(1308)と
を含む復号装置。
Priority Applications (1)
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JP2009077416A JP2010232885A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | Hdを超える解像度の映像を多視点映像符号化規格で符号化する方法および装置ならびに復号する方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013021657A1 (ja) | 2011-08-10 | 2013-02-14 | パナソニック株式会社 | 高フレームレートでプログレッシブピクチャを記録することができる記録媒体、再生装置、記録装置、再生方法、記録方法 |
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2009
- 2009-03-26 JP JP2009077416A patent/JP2010232885A/ja active Pending
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