JP2010226187A - 映像配信制御サーバ、受信端末、映像蓄積装置、映像配信システム、映像配信方法およびプログラム - Google Patents

映像配信制御サーバ、受信端末、映像蓄積装置、映像配信システム、映像配信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 チャンネルの切替により見逃した映像の視聴を容易化する。
【解決手段】 映像配信制御サーバは、送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置と接続されている。また、映像配信制御サーバは、送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像、または、前記受信端末からの再配信要求に基づいて前記映像蓄積装置に蓄積された映像を配信する配信映像選択部と、前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する見逃し候補通知部と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、映像配信制御サーバ、受信端末、映像蓄積装置、映像配信システム、映像配信方法およびプログラムに関する。
特許文献1に、チャンネルが切り替えられた際に、切り替え前の番組の録画を開始し、その後、再度切り替え前のチャンネルに戻された場合に、前記録画しておいた番組の追いつき再生を行う受信端末装置が開示されている。
また、特許文献2には、裏番組の重要部分が検出されると、裏番組に自動的に切り替わり、裏番組を出力している間、元々視聴していた番組を録画し、裏番組の重要部分が終了すると、元々視聴していた番組の追いつき再生を行う受信装置が開示されている。
また、特許文献3に、放送内容を記録する映像データ記憶手段を備え、番組一覧表を作成してユーザに提供し、所謂オンデマンド配信を行う映像配信システムが開示されている。
特開2000−270274号公報 国際公開第01/060057号 特開2003−18573号公報
テレビ放送では複数の映像番組が同時並列に配信されており、視聴者は番組内容に対する興味に応じて番組(チャンネル)を切替えながら映像視聴を行うことができる。特に、頻繁に番組切替を行うことをチャンネルザッピングあるいは単にザッピングと呼び、テレビ視聴者により通常行われている視聴行為である。例えば、ある番組を視聴している時に、テレビ広告(CM)の挿入期間は、別番組にチャンネルを切替え、CMが終わった頃を見計らって元の番組に戻ることがある。しかしながら、その別番組に興味を感じてその視聴が長引いた場合などは元の番組に戻るのが遅れ、その間に視聴者が本来視聴したかった重要な映像シーンを見逃すことがあった。
特許文献1や特許文献2の機器では、上記ザッピングのような類型の頻繁なチャンネル切替は想定されておらず、頻繁なチャンネル切替を原因として発生する未視聴シーンを的確に録画することはできないという問題点がある。
理論上は、すべての番組映像を同時並列に録画しておけば、任意の番組の見逃し期間を後から視聴できる。しかしこの場合は、多数の録画手段を持たなければならず、受信端末の装置規模や運用経費が膨大になるという問題がある。またIP(Internet Protocol)網を介して映像番組を配信するIPTVサービスのように、伝送路帯域や映像配信制御サーバの性能上の制約で、1つの受信端末には1つまたは2つの映像番組しか同時に配信できないケースもある。
ユーザとしては、特許文献3のような映像配信システムを利用することも考えられるが、上記のようにザッピングにより見逃してしまうのは、元々視聴していた番組の一シーン、一コーナーのみであることがほとんどであり、この種のシステムを利用して目的の番組を探し出し、さらに目的とするシーンを探し出すのはあまりにも煩雑である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、視聴者に、見逃した映像の存在を通知し、その再視聴を容易化する映像配信制御サーバ、受信端末、映像蓄積装置、映像配信システム、映像配信方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置と接続され、送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像、または、前記受信端末からの再配信要求に基づいて前記映像蓄積装置に蓄積された映像を配信する配信映像選択部と、前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する見逃し候補通知部と、を備えたこと、を特徴とする映像配信制御サーバが提供される。
本発明の第2の視点によれば、上記した映像配信制御サーバと接続され、前記映像配信制御サーバから見逃し候補として通知された映像の再配信を要求する機能を備えた受信端末が提供される。
本発明の第3の視点によれば、送信元から配信された複数のチャンネルの映像を予め定めた期間蓄積し、上記した映像配信制御サーバに、番組映像を供給する映像蓄積装置が提供される。
本発明の第4の視点によれば、上記した映像配信制御サーバと映像蓄積装置とを含む映像配信システムが提供される。
本発明の第5の視点によれば、送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像を配信するステップと、前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知するステップと、送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置から、前記受信端末から再配信を要求された映像を読み出して配信するステップと、を含む映像配信方法が提供される。
本発明の第6の視点によれば、送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置と接続された映像配信制御サーバを構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像を配信する処理と、前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する処理と、前記映像蓄積装置から、前記受信端末から再配信を要求された映像を読み出して配信する処理とを、前記映像配信制御サーバを構成するコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、チャンネルの切替により見逃した映像の視聴を容易化することができる。その理由は、チャンネルの選択履歴に基づいて、さらに、その未視聴期間の番組映像を見逃し候補として抽出するよう構成したことにある。
本発明の第1の実施形態の構成を表したブロック図である。 本発明の第1の実施形態における見逃し番組映像の通知方法の一例を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像配信制御サーバの詳細構成を表したブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る映像配信制御サーバにて記録されるチャンネル視聴履歴を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の動作を表したシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の構成を表したブロック図である。 本発明の第2の実施形態の動作を説明するための図である。
はじめに、本発明の概要について、図1を用いて説明する。映像送出装置(図1の10)は、複数のチャンネル映像をネットワーク20経由で映像配信制御サーバ(図1の30)に供給する。
映像送出装置(図1の10)から供給された映像は、映像蓄積装置(図1の40)にも供給される。映像蓄積装置(図1の40)は、供給された映像を一定期間、蓄積する。
各受信端末(図1の50)は、映像配信制御サーバ(図1の30)に対して、ユーザから選択されたチャンネル映像または映像蓄積装置(図1の40)に蓄積された映像の配信を要求することが可能となっている。
映像配信制御サーバ(図1の30)は、受信端末(図1の50)のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する。
受信端末のユーザは、前記通知された見逃し候補を参照して、自身が見逃した映像の再配信を映像配信制御サーバ(図1の30)に要求できる。見逃し映像の再配信要求があった場合には、映像配信制御サーバ(図1の30)は、映像蓄積装置(図1の40)に蓄積された映像から見逃し映像を読み出して、要求した受信端末(図1の50)に配信する。
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の構成を表したブロック図である。図1を参照すると、IP網等のネットワーク20を介して番組映像を配信する映像送出装置10と、映像配信制御サーバ30と、映像蓄積装置40と、複数の受信端末50とが示されている。
映像送出装置10は、ネットワーク20経由で映像配信制御サーバ30に複数のチャンネルの映像信号を配信する。この映像送出装置10からの映像信号の配信の仕組みは、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
ネットワーク20における映像伝送の仕組みも当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
映像配信制御サーバ30は、複数の受信端末50から個別に受信した映像の配信要求に従い、映像送出装置10から配信された複数のチャンネルの映像の中から配信要求を受けたチャンネルの映像、または、前記映像蓄積装置に蓄積された中から配信要求を受けた映像を、それぞれの受信端末50へ配信する。また、映像配信制御サーバ30は、個々の受信端末50から受信した映像の配信要求に含まれるチャンネル情報を用いて、個々の受信端末50のチャンネルの選択履歴を記録する。また、映像配信制御サーバ30は、個々の受信端末50のチャンネルの選択履歴(チャンネル視聴履歴)に基づいて、映像蓄積装置40から個々の受信端末50で未視聴の番組映像(見逃し候補)を抽出して、個々の受信端末50に対して通知する。チャンネルの選択履歴(チャンネル視聴履歴)から、未視聴の番組映像(見逃し候補)を抽出する手法については、後に図3、図4を参照して詳細に説明する。
映像蓄積装置40は、映像送出装置10から配信された各チャンネルの映像を予め定められた期間、逐次蓄積する。映像蓄積装置40における映像の蓄積範囲(時間的範囲)は、映像蓄積装置40に備えられた記憶装置の容量と、符号化方法と、蓄積対象とするチャンネル数等に依存する。あるいは、先に、ユーザに対するサービスレベル、すなわち、受信端末50からの見逃し映像再配信要求を受け付ける期間を決め、これを満足する仕様とすればよい。
例えば、チャンネルの切替が主にCM放送中の短い期間に発生し、この期間の直後に見逃し映像が含まれることが多いと仮定するなら、映像の蓄積範囲(時間的範囲)は、CM期間よりも若干長めの時間でよい。
また、チャンネルの切替を行い、切替先の番組を最後まで視聴し続けた場合に、切替前の番組をチャンネル切替時刻に遡ってすべて視聴し直したいという要望もあると考えられる。この場合、上記CM期間程度では足りないので、蓄積保持期間を十分に長くすることになる。
また、上記のように時間で区切って、過去の一定時間分の映像を保存するのではなく、番組単位で映像を保存する方法を採用してもよい。またあるいは、ユーザが支払うサービス料金に応じて、蓄積範囲(時間的範囲)、符号化方法やチャンネル数等を変更するようにしてもよい。
受信端末50は、ユーザのチャンネル切替操作に従って映像配信制御サーバ30に対してチャンネル映像の配信要求を行い、映像配信制御サーバ30から配信された映像を再生表示する。この受信端末での番組切替の要求や、映像の再生表示の仕組みは、当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
本発明の映像配信制御サーバ30に接続された受信端末50は、映像配信制御サーバ30から通知された未視聴の番組映像(見逃し候補)をユーザに提示する機能を備えている。図2は、受信端末の表示画面51上での未視聴の番組映像(見逃し候補)の表示の仕方の一例を示したものである。図2の例では、現在視聴中の映像(主表示領域511)の脇に、サブ表示領域512を設け、未視聴の番組映像(見逃し候補)が表示されている。また図2の例では、見逃し候補が複数(図2では2つ)通知されている状態を表している。図2の例に限らず、受信端末50のメニュー画面等に、「見逃し映像」といった項目を設けて、リモコン端末などから、随時呼び出せるようにしてもよい。
なお、見逃し候補が多数あって画面上にすべて並べて表示できない場合は、番組別あるいは時間順にグループ化し、グループ単位で順次表示を更新しても良い。また、例えば、見逃し候補の配信時刻(放送時刻)や見逃し候補の長さによって優先順位を付けて並び替えたり、あまりにも短い(長い)見逃し候補は通知対象外とするなどの選別を行ってもよい。
また、上記受信端末50の画面上における未視聴番組映像(見逃し候補)の表示態様としては、未視聴番組映像(見逃し候補)を要約化(ダイジェスト)したものであれば、特に限定されない。例えば、画面サイズの縮小やフレームレートの間引き等の適当な簡略化処理を行った動画でもよいし、あるいは、見逃し映像の先頭のフレームを静止画として表示してもよい。またあるいは、電子番組表等を参照して、見逃しが生じたチャンネル、番組名、見逃し時間帯等を端的に伝えるものであってもよい。
受信端末50のユーザは、画面上に表示された未視聴の番組映像(見逃し候補)を参照して、視聴を希望する映像の再配信を要求することができる。例えば、図2の現在視聴中の映像の脇に表示された、未視聴の番組映像(見逃し候補)を選択することで、自動的に該当する番組映像(見逃し候補)の再配信要求が送信されるようにしてもよい。
また、図2の例では、現在視聴中の映像の脇に、未視聴の番組映像(見逃し候補)を表示しているが、現在視聴中の映像を表示しつつ、未視聴の番組映像(見逃し候補)を表示できるウィジェット(Widget;画面上で特定の機能の実行等を受け付けるための簡易的なアプリケーションプログラム。)等を用いて、受信端末50のユーザに未視聴の番組映像(見逃し候補)を通知することもできる。
続いて、映像配信制御サーバ30の構成について、図3を参照して詳細に説明する。図3を参照すると、映像配信制御サーバ30は、配信映像選択部301と、チャンネル視聴履歴記録部302と、見逃し候補通知部303とを含んで構成される。
配信映像選択部301は、受信端末50からの映像配信要求に従い、ネットワークを介して実時間で供給されている複数のチャンネルの映像または映像蓄積装置40に一時的に蓄積されていた映像のいずれかを選択して、受信端末50側に配信する。配信映像選択部301は、前記複数の映像から前記要求された映像を選択し、受信端末50に配信する。
チャンネル視聴履歴記録部302は、個々の受信端末50からの映像配信要求を記録し、個々の受信端末50がどのチャンネルをどの時刻からどの時刻まで視聴していたかの情報としてまとめてチャンネル視聴履歴情報として出力する。図4は、ある受信端末50のチャンネル視聴履歴情報を図で表したものである。横軸が時間であり、図中の網掛け領域が視聴が行われた(配信要求を受けた)時間帯を表している。
見逃し候補通知部303は、チャンネル視聴履歴情報を参照して、個々の受信端末50において未視聴であった期間の番組映像(見逃し候補)を抽出して、受信端末50に通知する。このようにすることで、視聴者が過去に視聴していた番組を覚えていなくても、過去の視聴番組に見逃し部分がないかを判断する手助けになる。なお、見逃し候補通知部303が未視聴期間の番組映像(見逃し候補)を抽出する範囲は、チャンネル切替の直前に視聴していた番組に限らず、複数の番組にわたっていてもよい。あるいは、チャンネル視聴履歴情報のうち、最近の一定期間に視聴していたチャンネルやユーザが予め指定したチャンネル視聴履歴を用いて、再配信要求を受ける可能性の高い番組映像(見逃し候補)を抽出しても良い。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施形態の動作を表したシーケンス図である。図5を参照すると、まず、映像送出装置10は、映像配信制御サーバ30および映像蓄積装置40に対して、複数のチャンネルの映像を継続して配信する(ステップS001)。
映像蓄積装置40は、継続して配信される複数のチャンネルの映像を、一定期間だけ蓄積し保持する(ステップS002)。
ここで、ある一つの受信端末50が、ユーザから、映像配信制御サーバ30に配信されている複数のチャンネルの中からあるチャンネルAの選択を受け付けると、受信端末50はチャンネルAの映像配信を映像配信制御サーバ30に要求する(ステップS003)。映像配信制御サーバ30は配信された複数のチャンネル映像からチャンネルAを選択して、当該受信端末50に配信する(ステップS004)。受信端末50はチャンネルAの映像を受信再生して表示する。
その後、受信端末50が、チャンネルAからチャンネルBへのチャンネル切替操作を受け付けると、受信端末50はチャンネルBの映像配信を映像配信制御サーバ30に要求する(ステップS005)。映像配信制御サーバ30は、同様に、チャンネルBを選択して、当該受信端末50に配信する(ステップS006)。
更にしばらく後に、受信端末50が、チャンネルBからチャンネルAへのチャンネル切替操作を受け付けると、受信端末50はチャンネルAの映像配信を映像配信制御サーバ30に要求する(ステップS007)。映像配信制御サーバ30は、同様に、チャンネルAを選択して、当該受信端末50に配信する(ステップS008)。
映像配信制御サーバ30のチャンネル視聴履歴記録部302は、上記受信端末50への映像配信と併行して、受信端末50からの配信要求に基づきチャンネル視聴履歴情報を生成している。
映像配信制御サーバ30の見逃し候補通知部303は、チャンネル視聴履歴情報を参照して、上記のようなチャンネルAの未視聴期間の存在を検出して、受信端末50に対し、チャンネルAの未視聴期間の番組映像(見逃し候補)があることを通知する(ステップS009)。
受信端末50を介して、未視聴期間の番組映像(見逃し候補)があることを知ったユーザが、受信端末50に対して、見逃し映像の再配信を要求する操作を行うと、受信端末50は、映像配信制御サーバ30に対し、チャンネルAの未視聴期間の番組映像の配信を要求する(ステップS010)。
チャンネルAの未視聴期間の番組映像の配信要求を受け取った映像配信制御サーバ30は、映像蓄積装置40に、チャンネルAの未視聴期間の番組映像を要求する(ステップS011)。
そして、映像配信制御サーバ30は、映像蓄積装置40から、チャンネルAの未視聴期間の番組映像を受信し、受信端末50に配信する(ステップS012、S013)。
以上のように、本実施形態によれば、受信端末50のユーザに対し、チャンネル操作に伴ない見逃し映像が発生していることを知らせ、その視聴が可能であることを案内することが可能となる。
また、本実施形態では、映像蓄積装置40は、受信端末50側でなく、映像配信制御サーバ30側に置かれているため、受信端末50の構成が簡単になる。加えて、映像蓄積装置40は、映像配信制御サーバ30に接続される複数の受信端末50で共用できるため、限られた蓄積容量の範囲で映像の蓄積を効率良く行うことができる。
さらに、本実施形態では、映像配信制御サーバ30側で見逃し番組映像を検出し、個々の受信端末50に通知するように構成されているため、受信端末50の仕様・性能に制約されず、映像配信制御サーバ30が再配信可能な複数のチャンネルを、未視聴期間の番組映像(見逃し候補)の抽出対象とすることができる。
なお、上記した実施形態では、チャンネルAからチャンネルBに切り替えられ、その後さらにチャンネルAに戻った場合に、当該チャンネルAの未視聴期間の番組映像を見逃し候補として通知するものとして説明したが、これに限る必要はなく、任意の配信可能なチャンンル間で切り替えが生じた際に、切り替え前の番組映像を見逃し候補として通知することができる。
例えば、チャンネルAからチャンネルBに切り替えられた時点で、チャンネルAの未視聴期間の番組映像(見逃し候補)が発生し、チャンネルBからチャンネルAに戻った時点で、チャンネルBの未視聴期間の番組映像(見逃し候補)が発生したと判定してもよい。同様に、例えば、チャンネルBからチャンネルAに戻った後、さらにチャンネルCに切り替えられた場合に、チャンネルAの未視聴期間の番組映像(見逃し候補)が発生したと判定してもよい。
さらにいえば、例えば、図4で未視聴と示されたすべての番組映像を見逃し候補として通知としてもよい。
また、図4のような視聴履歴が得られている場合、チャンネル別のユーザの視聴傾向やチャンネル別の総視聴時間を把握できる。例えば、図4の例では、ユーザがチャンネルAの番組aに関心を持って視聴していたと判別できる。この場合、図4のチャンネルAの3か所の白抜きの未視聴時間帯を見逃し候補として通知してもよい。同様に、図4の例では、ユーザはチャンネルCの番組cの後半部にも関心を持って視聴していたと判別できる。図4のチャンネルCを視聴した時間帯に挟まれた見視聴番組映像を見逃し候補として通知してもよい。
また、上記した実施形態では、ある1台の受信端末を例示して説明したが、映像配信制御サーバ30は複数の受信端末50のチャンネル選択履歴を記録し、各受信端末に対して、上述した未視聴期間の番組映像(見逃し候補)の発生を通知することができる。
[第2の実施形態]
続いて、上記映像配信制御サーバの構成に変更を加えた本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施形態の映像配信制御サーバの構成を表したブロック図である。上述した第1の実施形態との相違点は、映像配信制御サーバ31に映像解析部304が追加されている点である。その他の構成は上記した第1の実施形態と同様であるので、以下、その相違点を中心に説明する。
映像解析部304は、映像送出装置10から配信された複数のチャンネル映像をそれぞれ解析して、映像中の重要シーンを判定する。ここで、重要シーンとは、ユーザが興味を持ちそうな重要なシーンであり、重要シーンが発生した時間情報により特定できる。重要シーンの判定は、例えば、映像中に挿入された字幕、音声あるいは音響効果の盛り上がり、同一映像の繰り返し、スロー再生などの特殊効果などから判定することで実現できる。
本実施形態の見逃し候補通知部313は、上記ように時間情報で特定された重要シーンを用いて、受信端末50に通知する見逃し候補の抽出を行う。
図7は、図4のチャンネルAの部分を抜き出したものである。図中にマーキングされた時間に「重要シーン」が検出されている場合、見逃し候補通知部313は、番組Aの中に3箇所ある未視聴時間帯のうち、重要シーンの時刻と重複した未視聴時間帯を、見逃し候補として受信端末50に通知する。このようにして、受信端末50に通知する見逃しシーンに、重要シーンが含まれるか否かを利用することで、個々の受信端末50に対して、再配信が要求される可能性の高い未視聴番組映像を選別して通知することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。
例えば、上記した実施形態では、映像配信制御サーバ30と映像蓄積装置40とがそれぞれ別のハードウェアで実現されているものとして説明したが、両者を一体のハードウェアにより実現することも可能である。
10 映像送出装置
20 ネットワーク
30、31 映像配信制御サーバ
40 映像蓄積装置
50 受信端末
51 表示画面
301 配信映像選択部
302 チャンネル視聴履歴記録部
303、313 見逃し候補通知部
304 映像解析部
511 主表示領域
512 サブ表示領域

Claims (10)

  1. 送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置と接続され、
    送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像、または、前記受信端末からの再配信要求に基づいて前記映像蓄積装置に蓄積された映像を配信する配信映像選択部と、
    前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する見逃し候補通知部と、を備えたこと、
    を特徴とする映像配信制御サーバ。
  2. 前記見逃し候補通知部は、前記受信端末から一のチャンネルから他のチャンネルへの切り替え操作が行われた後、所定の時間内に、前記一のチャンネルが再度選択された場合に、前記受信端末に対し、当該受信端末に配信されなかった期間の前記一のチャンネルの映像を、見逃し候補として通知する請求項1の映像配信制御サーバ。
  3. さらに、映像中の重要シーンを判別する映像解析部を備えて、
    前記見逃し候補通知部は、当該受信端末に配信されなかった期間の映像うち、重要シーンが含まれている映像を、見逃し候補として通知する請求項1または2の映像配信制御サーバ。
  4. 前記見逃し候補通知部は、受信端末の表示画面上の、視聴中の映像を表示する主表示領域とは別に設けられたサブ表示領域に、前記見逃し候補の映像のダイジェストを表示させる請求項1から3いずれか一の映像配信制御サーバ。
  5. 複数の受信端末と接続され、受信端末毎に、チャンネルの選択履歴を記録し、見逃し候補の映像を通知する請求項1から4いずれか一の映像配信制御サーバ。
  6. 請求項1から5いずれか一の映像配信制御サーバと接続され、前記映像配信制御サーバから見逃し候補として通知された映像の再配信を要求する機能を備えた受信端末。
  7. 送信元から配信された複数のチャンネルの映像を予め定めた期間蓄積し、請求項1から5いずれか一の映像配信制御サーバに、番組映像を供給する映像蓄積装置。
  8. 送信元から配信された複数のチャンネルの映像を予め定めた期間蓄積する映像蓄積装置と、
    送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像、または、前記受信端末からの再配信要求に基づいて前記映像蓄積装置に蓄積された映像を配信する配信映像選択部と、前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する見逃し候補通知部と、を備えた映像配信制御サーバと、を含む映像配信システム。
  9. 送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像を配信するステップと、
    前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知するステップと、
    送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置から、前記受信端末から再配信を要求された見逃し候補の映像を読み出して配信するステップと、を含む映像配信方法。
  10. 送信元から受信した複数のチャンネルの映像を蓄積する映像蓄積装置と接続された映像配信制御サーバを構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    送信元から受信した複数のチャンネルの映像の中から受信端末から選択されたチャンネルの映像を配信する処理と、
    前記受信端末のチャンネルの選択履歴に基づいて、当該受信端末におけるチャンネルの切り替え操作が原因で当該受信端末に配信されなかった期間の番組映像を抽出し、見逃し候補として通知する処理と、
    前記映像蓄積装置から、前記受信端末から再配信を要求された見逃し候補の映像を読み出して配信する処理とを、前記映像配信制御サーバを構成するコンピュータに実行させるプログラム。
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