JP2010217431A - Fixing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、輻射熱で用紙上のトナーを熱定着させる定着装置に関する。 The present invention relates to a fixing device that thermally fixes toner on a sheet with radiant heat.
従来、回転可能に構成される透明な筒状のガラス管と、ガラス管内に配置される熱源と、ガラス管に押圧されてガラス管とともに回転する加圧ローラとを備えた定着装置が知られている(特許文献1参照)。この技術では、熱源から放出される輻射線がガラス管を透過することで、用紙上のトナー像が輻射熱により良好に加熱されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a fixing device having a transparent cylindrical glass tube configured to be rotatable, a heat source disposed in the glass tube, and a pressure roller that is pressed by the glass tube and rotates together with the glass tube is known. (See Patent Document 1). In this technique, the radiation image emitted from the heat source passes through the glass tube, so that the toner image on the paper is favorably heated by the radiant heat.
しかしながら、従来技術では、ガラス管が回転することで、輻射熱で加熱された用紙の熱がガラス管の一部で奪われた後、この一部が移動して外部空気により冷やされてしまう。これにより、冷やされたガラス管の一部が再度ガラス管と加圧ローラとのニップ位置に移動してくると、用紙から多量の熱を奪ってしまい、用紙を効率良く加熱することができないといった問題があった。 However, in the prior art, when the glass tube rotates, the heat of the paper heated by the radiant heat is taken away by a part of the glass tube, and then this part moves and is cooled by the external air. As a result, when a part of the cooled glass tube moves again to the nip position between the glass tube and the pressure roller, a large amount of heat is taken from the paper, and the paper cannot be heated efficiently. There was a problem.
そこで、本発明は、用紙(記録シート)を効率良く加熱することができる定着装置を提供することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is that it provides a fixing device capable of efficiently heating a sheet (recording sheet).
前記課題を解決する本発明は、記録シートに輻射線を放出して当該記録シートを加熱する熱源と、前記輻射線を透過するとともに、内部に空間が保持された袋体と、前記袋体との間で前記記録シートを挟持して回転することで、当該記録シートを搬送する加圧ローラとを備えたことを特徴とする。 The present invention that solves the above-described problems includes a heat source that emits radiation to the recording sheet and heats the recording sheet, a bag that transmits the radiation and that has a space therein, and the bag. And a pressure roller that conveys the recording sheet by rotating with the recording sheet sandwiched therebetween.
ここで、「内部に空間が保持される」とは、袋体内に空間が閉じ込められている状態を意味する。 Here, “a space is maintained inside” means a state in which the space is confined in the bag.
本発明によれば、熱源から放出された輻射線は、袋体や空間を透過して記録シートに到達し、当該記録シートを輻射熱により加熱する。この際、記録シートの熱は袋体内で保持された空間には伝達され難いため、記録シートを効率良く加熱することができる。 According to the present invention, the radiation emitted from the heat source passes through the bag or space to reach the recording sheet, and heats the recording sheet with radiant heat. At this time, since the heat of the recording sheet is hardly transmitted to the space held in the bag, the recording sheet can be efficiently heated.
本発明によれば、輻射熱により加熱された記録シートの熱が袋体内で保持された空間に伝達し難いため、記録シートを効率良く加熱することができる。 According to the present invention, since the heat of the recording sheet heated by radiant heat is difficult to be transmitted to the space held in the bag, the recording sheet can be efficiently heated.
<レーザプリンタの全体構成>
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2内に記録シートの一例としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
<Overall configuration of laser printer>
Next, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate.
As shown in FIG. 1, the
フィーダ部4は、装置本体2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6から用紙3を画像形成部5へ搬送する用紙供給機構7を主に備えている。フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙供給機構7によって一枚ずつ分離されて画像形成部5に供給される。
The feeder unit 4 mainly includes a paper feed tray 6 that is detachably attached to the bottom of the apparatus
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着装置18などを備えている。
The
スキャナ部16は、装置本体2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。そして、スキャナ部16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
The
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、装置本体2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、公知の感光ドラム27、帯電器29、転写ローラ30、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34などを備えて構成されている。
The
このプロセスカートリッジ17では、帯電器29で帯電された感光ドラム27の表面が、スキャナ部16からのレーザビームで露光されることで、感光ドラム27上に静電潜像が形成される。この静電潜像に、トナーホッパ34内のトナーが供給ローラ33や現像ローラ31を介して供給されることで、感光ドラム27上にトナー像(現像剤像)が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30との間で用紙3が搬送される際に、感光ドラム27上のトナー像が用紙3に転写される。
In the
<定着装置の構成>
定着装置18は、用紙3を加熱する加熱体100と、加熱体100との間で用紙3を挟持して回転することで用紙3を搬送する加圧ローラ42とを主に備えている。加圧ローラ42は、芯金の周囲にシリコンゴムを設け、このシリコンゴムの表面をPTFEチューブで覆うことで形成されている。なお、加熱体100の詳細については、後で説明することとする。
<Configuration of fixing device>
The
そして、このように構成される定着装置18では、用紙3が加熱体100と加圧ローラ42との間を通過する間に加熱体100で加熱されることによって、用紙3に転写されたトナー像が熱定着される。その後、用紙3は、搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送される。なお、排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
In the
<加熱体の構造>
次に、加熱体100の構造について詳細に説明する。
図2に示すように、加熱体100は、熱源の一例としてのハロゲンランプ110と、袋体120と、透過フィルム130とを主に備えて構成されている。
<Structure of heating element>
Next, the structure of the
As shown in FIG. 2, the
ハロゲンランプ110は、赤外線(輻射線)を放射する熱源であり、放射した赤外線は、直接または反射板111で反射されて、加圧ローラ42と袋体120とのニップ部分(挟持部)に向けて放出される。これにより、加圧ローラ42と袋体120とで挟持された用紙3が輻射熱により加熱されるようになっている。
The
袋体120は、赤外線(輻射線)を透過するとともに弾性変形可能な薄膜状シートによって閉じた袋状に形成されており、その内部には閉じた空間が保持されるようになっている。具体的に、この袋体120は、その内部に圧縮ガスの一例としての圧縮空気が封入されるとともに、その上部が定着装置18のフレーム18Aに固定されている。これにより、フレーム18Aで支えられている袋体120が内部の圧縮空気により加圧ローラ42に向けて加圧され、所望のニップ圧が得られるようになっている。
The
ここで、薄膜状シートの厚さは、100μm以下に設定するのが望ましい。また、薄膜状シートの材料としては、例えば新日鐵化学株式会社製のシルプラス(登録商標)や、三菱瓦斯化学株式会社製のネオプリム(登録商標)などを採用することができる。 Here, the thickness of the thin film sheet is desirably set to 100 μm or less. In addition, as a material for the thin film sheet, for example, Silplus (registered trademark) manufactured by Nippon Steel Chemical Co., Ltd., Neoprim (registered trademark) manufactured by Mitsubishi Gas Chemical Co., Ltd., or the like can be employed.
透過フィルム130は、赤外線(輻射線)を透過する材料によって袋体120を囲う筒状に形成されており、その一部が袋体120と加圧ローラ42との間に配置されている。そして、この透過フィルム130は、図示せぬ駆動源によって加圧ローラ42が回転すると、この加圧ローラ42の回転にならって従動回転可能となっている。
The
ここで、透過フィルム130の厚さは、100μm以下に設定するのが望ましい。また、透過フィルム130の材料としては、例えばシルプラス(登録商標)やネオプリム(登録商標)などを採用することができる。
Here, the thickness of the
<加熱体の作用>
次に、加熱体100の作用について説明する。
加熱体100と加圧ローラ42との間で用紙3が挟持されると、その挟持された部分にハロゲンランプ110から放出された赤外線が袋体120および透過フィルム130を透過して到達する。これにより、用紙3と用紙3上のトナーが輻射熱により加熱される。この際、用紙3の熱は袋体120内で保持された空間には伝達され難いため、用紙3を効率良く加熱することができる。
<Operation of heating element>
Next, the operation of the
When the
以上によれば、前述した効果の他、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
袋体120が薄膜状シートで形成されることで、袋体120自体の体積が小さく熱容量が小さくなるので、用紙3から透過フィルム130を介して袋体120自体に伝達される熱を小さくできる。また、透過フィルム130の体積も小さく熱容量が小さいので、用紙3から透過フィルム130に伝達される熱も小さくできる。これにより、用紙3から透過フィルム130や袋体120に奪われる熱量が小さくなり、用紙3をより効率良く加熱することができる。
According to the above, in addition to the effects described above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
Since the
袋体120が弾性変形可能な薄膜状シートで形成されるとともにその内部に圧縮空気が封入されているので、袋体120によって用紙3を均等に加圧することができる。
Since the
加圧ローラ42の回転にならって回転する透過フィルム130を袋体120の周囲に設けたので、固定された袋体120に用紙3が詰まるのを抑えることができ、用紙3を良好に搬送することができる。
Since the
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、袋体120および透過フィルム130の全体を赤外線を透過可能な材料で形成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3(a)に示すように、透過フィルム130の外周面に、赤外線を吸収する赤外線吸収層131を設けてもよいし、図3(b)に示すように、袋体120の用紙3側(詳しくは、加圧ローラ42とのニップ部分)に赤外線吸収層121を設けてもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It can utilize with various forms so that it may illustrate below.
In the said embodiment, although the
これによれば、黒以外のトナーを定着する際であっても、赤外線がトナーで反射されることなく、赤外線吸収層131,121に吸収される。そのため、赤外線を吸収した高温の赤外線吸収層131,121からの熱伝導によってカラーのトナーを良好に加熱して熱定着させることができる。
According to this, even when toner other than black is fixed, infrared rays are absorbed by the
前記実施形態では、袋体120を定着装置18のフレーム18Aに固定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図4(a)に示すように、中空円柱状に形成した袋体220を、加圧ローラ42の回転にならって回転可能に構成してもよい。
In the embodiment, the
具体的に、この構造では、中空円柱状の袋体220を、加圧ローラ42と一対の回転ローラR1,R2とで三方から挟むように支持して、加圧ローラ42の回転に従動するように構成している。また、ハロゲンランプ110や反射板111は、袋体220を挟んで加圧ローラ42とは反対側に配置すればよい。この構造でも、用紙3が袋体220で詰まることが抑制され、用紙3を良好に搬送することができる。
Specifically, in this structure, the hollow
また、この構造でも、図4(b)に示すように、袋体220の外周面に赤外線吸収層221を設けてもよい。この場合も、前述したようにカラーのトナーを良好に熱定着させることができる。
Also in this structure, as shown in FIG. 4B, an
前記実施形態では、袋体120内に圧縮空気を単に封入するだけとしたが、本発明はこれに限定されず、袋体120内の圧力が常に一定になるような構造を採用してもよい。このような構造としては、例えば図5や図6に示す構造などを採用できる。具体的に、図5(a)〜(c)に示す構造は、円筒状の筒状部材310と、筒状部材310の外周面311に固定される袋体320と、筒状部材310を回転可能に支持する支持部330とを備えて構成されている。
In the above embodiment, the compressed air is simply enclosed in the
筒状部材310は、ハロゲンランプ110からの赤外線(輻射線)を透過するアルミナ珪酸ガラス等の材料で形成されている。筒状部材310の周壁の一部には、筒状部材310内(詳しくは、筒状部材310と支持部330とで形成される閉じた空間内)と袋体320内(詳しくは、袋体320と筒状部材310とで形成される閉じた空間内)とを連通する連通孔312が形成されている。
The
また、筒状部材310の一端には、ギヤ313が一体に回転するように固定され、このギヤ313には、図示せぬモータ等の駆動源から直接または少なくとも1つのギヤGを介して駆動力が伝達される。これにより、筒状部材310は、支持部330に対して回転するようになっている。
A
袋体320は、筒状部材310の外周面311を周方向に囲うように当該外周面311に固定されている。
The
支持部330は、定着装置18のフレームに形成される部位であり、主に、筒状部材310の一端側を回転可能に支持する一端支持部331と、筒状部材310の他端側を回転可能に支持する他端支持部332と、一端支持部331と他端支持部332とを連結する連結部333とを備えている。
The
連結部333は、筒状部材310の内面から離れた位置に形成されている。これにより、筒状部材310に形成した連通孔312が、筒状部材310の内面と、一端支持部331の内面および他端支持部332の内面とで形成される閉じた空間に連通している。また、連結部333には、反射板111が固定されている。なお、ハロゲンランプ110は、図示せぬブラケットを介して支持部330に固定されている。
The connecting
他端支持部332には、細長い有底円筒状の第1パイプ341が、筒状部材310の軸方向に貫通するように取り付けられている。具体的に、第1パイプ341は、その開口部が筒状部材310内に配置され、その底面部が筒状部材310の外側に配置されている。そして、第1パイプ341の底面部側には、細長い有底円筒状の第2パイプ342の底面部側が固定されている。
An elongated bottomed cylindrical
第1パイプ341および第2パイプ342には、それぞれの内部に連通する吸気孔H1と排気孔H2とが形成されている。第1パイプ341内には、第1コイルバネS1で付勢されることで吸気孔H1を塞ぐ入口弁343が設けられるとともに、第2パイプ342内には、第2コイルバネS2で付勢されることで排気孔H2を塞ぐ出口弁344が設けられている。
The
そして、第2パイプ342の開口部には、図示せぬポンプが接続されている。これにより、第2パイプ342内の圧力が、第1パイプ341内の圧力と第1コイルバネS1による圧力とを足し合わせた圧力を超えた場合には、入口弁343が開いて第1パイプ341内、ひいては袋体320内が加圧される。また、袋体320内、すなわち第1パイプ341内の圧力が、第2パイプ342内の圧力と第2コイルバネS2による圧力とを足し合わせた圧力を超えた場合には、出口弁344が開いて袋体320内が減圧される。
A pump (not shown) is connected to the opening of the
すなわち、袋体320内の圧力が所定値以上になったときには、出口弁344が開いて袋体320内の気体が外部(第2パイプ342内)に逃がされる。また、袋体320内の圧力が所定値未満になったときには、入口弁343が開いて外部(第2パイプ342内)から袋体320内に気体が取り込まれる。
That is, when the pressure in the
以上により、この形態によれば、袋体320内の圧力を一定に保つことができるので、袋体320と加圧ローラ42との間で良好に用紙3を挟持して搬送することができる。また、加熱された用紙3からの熱によって袋体320内が加熱されて圧力が高まっていったとしても、出口弁344から内部の圧縮空気を適宜抜くことができるので、ニップ圧を良好な値に維持することができる。
As described above, according to this embodiment, since the pressure in the
なお、図5に示す第1パイプ341、第2パイプ342、入口弁343および出口弁344等で構成される圧力調整用の機構は、例えば図2に示すような回転しない袋体120内の圧力調整用にも適用することができる。
Note that the pressure adjusting mechanism including the
また、図6(a),(b)に示す構造は、図5の形態とは異なる筒状部材410を主に備えている。ここで、図5の形態と同様の構造となる袋体320や支持部330等については同一符号を付し、その説明を省略する。
Moreover, the structure shown to Fig.6 (a), (b) is mainly provided with the
筒状部材410は、赤外線(輻射線)を透過する材料で有底円筒状に形成されており、その開口部側が、支持部330の一端支持部331に回転可能に嵌め込まれている。筒状部材410の底面側には、筒状部材410の内周面に摺接して軸方向に進退可能なピストン500と、ピストン500を他端支持部332に向けて付勢する付勢部材の一例としてのコイルバネ501とが設けられている。
The
そして、筒状部材410のうちピストン500と他端支持部332との間には、筒状部材410内(詳しくは、筒状部材410と他端支持部332とピストン500とで形成される閉じた空間内)と袋体320内(詳しくは、袋体320と筒状部材410とで形成される閉じた空間内)とを連通する連通孔412が形成されている。そして、この連通孔412よりも筒状部材410の開口端側(一端側)に配置される他端支持部332は、連通孔412から筒状部材410の開口端側に移動する気体の流れを止める規制壁として機能している。
Further, between the
この構造でも、袋体320内の圧力をコイルバネ501の付勢力に対応した圧力に一定に保つことができるので、図5の形態と同様の効果を奏する。
Even in this structure, the pressure in the
前記実施形態では、加圧ローラ42をシリコンゴム等で中実状に形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7に示すように、内部に空間を保持した第2袋体520を加圧ローラとして採用してもよい。具体的に、この第2袋体520は、中空円柱状に形成されており、図5の形態と同様の袋体320と、一対の回転ローラR3,R4とで三方から挟むように支持されている。
In the above embodiment, the
そして、この第2袋体520は、回転する袋体320にならって従動回転するように構成されている。これによれば、輻射熱で加熱されて上昇した用紙3の熱が、加圧ローラとしての第2袋体520にも伝達され難くなるので、用紙3をより効率良く加熱することができる。
The
前記実施形態では、袋体120の中に圧縮空気を封入したが、本発明はこれに限定されず、圧縮した他の気体であってもよいし、また、袋体が薄い中空円柱状のガラス管で形成される場合には真空であってもよい。特に、熱伝導率が低いアルゴンガスを用いるのが望ましい。
In the above embodiment, the compressed air is enclosed in the
図2の形態では、透過フィルム130を設けたが、本発明はこれに限定されず、透過フィルムを設けずに、回転しない袋体に対して加圧ローラを摺接させるように構成してもよい。
In the form of FIG. 2, the
前記実施形態では、熱源の一例としてハロゲンヒータHHを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば誘導加熱方式のIH(Induction Heating)ヒータや発熱抵抗体などを採用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
In the embodiment, the halogen heater HH is employed as an example of the heat source. However, the present invention is not limited to this, and for example, an induction heating type IH (Induction Heating) heater or a heating resistor may be employed.
In the embodiment, the
前記実施形態では、輻射線をニップ部分に向けて放出したが、本発明はこれに限定されず、用紙上のトナーのニップ通過前の部分に向けて放出してもよい。 In the embodiment, the radiation is emitted toward the nip portion. However, the present invention is not limited to this, and the toner may be emitted toward the portion of the paper before the nip passes.
3 用紙
18 定着装置
18A フレーム
42 加圧ローラ
100 加熱体
110 ハロゲンランプ
111 反射板
120 袋体
130 透過フィルム
3
Claims (11)
前記輻射線を透過するとともに、内部に空間が保持された袋体と、
前記袋体との間で前記記録シートを挟持して回転することで、当該記録シートを搬送する加圧ローラとを備えたことを特徴とする定着装置。 A heat source that emits radiation to the recording sheet to heat the recording sheet;
A bag body that transmits the radiation and has a space therein;
A fixing device, comprising: a pressure roller that conveys the recording sheet by rotating the recording sheet sandwiched between the bag body.
前記袋体の内部には圧縮ガスが封入されていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。 The thin film sheet is elastically deformable,
The fixing device according to claim 2, wherein a compressed gas is sealed in the bag body.
前記透過フィルムが、前記加圧ローラの回転にならって回転可能となっていることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。 A transmission film that transmits the radiation and is formed in a cylindrical shape surrounding the bag body, and a part of the transmission film is disposed between the bag body and the pressure roller;
The fixing device according to claim 4, wherein the transmissive film is rotatable in accordance with the rotation of the pressure roller.
前記袋体の記録シート側または前記透過フィルムには、赤外線吸収層が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。 The heat source is configured to emit infrared rays as the radiation;
The fixing device according to claim 5, wherein an infrared absorption layer is provided on the recording sheet side of the bag or the transmission film.
前記袋体には、赤外線吸収層が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。 The heat source is configured to emit infrared rays as the radiation;
The fixing device according to claim 7, wherein an infrared absorption layer is provided on the bag body.
前記袋体内の圧力が前記所定値未満になったときに開いて外部から前記袋体内に気体を取り込む入口弁とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。 An outlet valve that opens when the pressure in the bag becomes equal to or greater than a predetermined value and releases the gas in the bag to the outside;
The inlet valve which opens when the pressure in the said bag body becomes less than the said predetermined value, and takes in gas into the said bag body from the outside is provided, The any one of Claims 1-8 characterized by the above-mentioned. Fixing device.
前記袋体は、前記筒状部材の外周面を周方向に囲うように当該外周面に固定され、
前記筒状部材には、
前記筒状部材内と前記袋体内とを連通する連通孔と、
前記連通孔よりも前記筒状部材の一端側に配置され、前記連通孔から前記筒状部材の一端側に移動する気体の流れを止める規制壁と、
前記連通孔よりも前記規制壁とは反対側に設けられ、前記筒状部材の内面に摺接して軸方向に進退可能なピストンと、
前記ピストンを前記規制壁に向けて付勢する付勢部材とが設けられていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の定着装置。 A cylindrical member that transmits the radiation;
The bag body is fixed to the outer peripheral surface so as to surround the outer peripheral surface of the cylindrical member in the circumferential direction,
In the tubular member,
A communication hole communicating the inside of the cylindrical member and the bag body;
A regulating wall that is disposed on one end side of the cylindrical member from the communication hole and stops the flow of gas that moves from the communication hole to one end side of the cylindrical member;
A piston which is provided on the opposite side of the restriction wall from the communication hole, and which is slidable in contact with the inner surface of the cylindrical member and capable of moving back and forth in the axial direction;
The fixing device according to claim 7, further comprising an urging member that urges the piston toward the restriction wall.
11. The fixing device according to claim 1, wherein the pressure roller is a second bag body that holds a space therein.
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JP5003703B2 JP5003703B2 (en) | 2012-08-15 |
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