JP2010211787A - データセンタのタスクマッピング - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力コストを最小限にするデータセンタ管理システムを提供する。
【解決手段】 データセンタ管理システムは、ネットワークに接続されたプロセッサを含んでよい。ネットワークは、1次データセンタと、1次データセンタから離れた物理的な場所に配置される2次データセンタと更に接続される。プロセッサは、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する1次データセンタ用の第1の移行点を決定し、実質的に第1の移行点において1次データセンタから2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送し、2次データセンタにおいて1以上の転送されたデータセンタタスクを実行する、コンピュータ実施命令を実行するように適応される。
【選択図】 図1

Description

背景
[0001] データセンタとは、通信ネットワーク(例えば、インターネットといったワイドエリアネットワーク(WAN))を介してユーザによってアクセスされるセキュアでフォールト耐性のあるリソースの集合である。例示に過ぎないが、データセンタのリソースには、サーバ、ストレージ、スイッチ、ルータ、及び/又はモデムが含まれ得る。データセンタは、例えば、企業のウェブサイト及びサービス、ウェブホスティング会社、電話サービスプロバイダ、インターネットサービスプロバイダ、又はアプリケーションサービスプロバイダへのサポートを提供し得る。
[0002] データセンタは、連続的に実行されなければならないタスクと、待機させられて定期的に実行されてよいタスクとを遂行する。バッチ処理タスクのような定期的な実行に従うタスクには、例えば、バックアップ作成、インデキシング、メディアエンコーディング、データマイニング等が含まれる。
[0003] データセンタの保守管理には、電気/電力コストといった相当の運用コストが関連付けられる。したがって、電力コストを最小限にするデータセンタ管理システムが望ましい。
図面の簡単な説明
[0004] 本開示の上述の及び他の特徴は、添付図面と共に考慮する以下の詳細な説明及び特許請求の範囲からより十分に明らかとなろう。これらの図面は本開示による幾つかの実施形態を示すに過ぎず、したがって、本開示の範囲を限定するものと考えるべきではないことを理解した上で、本開示を、添付図面を用いて更に具体的且つ詳細に説明する。
[0005] 図1は、本開示のシステム及び方法が実施され得るシステム環境の図的表現を示す。
[0006] 図2は、本開示の例を実施するためのコンピュータシステムを示す。
[0007] 図3は、幾つかの例によるバッチ処理タスク管理システムの処理フロー図を示す。
[0008] 図4は、幾つかの例によるバッチ処理タスク管理システムの処理フロー図を示す。
[0009] 図5は、幾つかの例によるバッチ処理タスク管理システムの処理フロー図を示す。
[0010] 図6は、例示的な例による、第1の領域内に収容される1次データセンタ及び第2の領域内に収容される2次データセンタについての総エネルギーコスト対時刻のグラフを示す。
[0011] 図7は、幾つかの例による管理システムの処理フロー図を示す。
[0012] 図8は、一例によるデータセンタタスクを管理する方法を実行するためのシステムの概略図を示す。
[0013] 図9は、一例によるデータセンタタスクを管理する方法を実行するためのシステムの概略図を示す。
[0014] 図10は、一例によるデータセンタタスク管理システムの概略図を示す。
[0015] 図11は、一例によるデータセンタタスク管理システムの概略図を示す。
詳細な説明
[0016] 以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。図中、同様の符号は特に明記されない限り、通常、同様の構成要素を特定する。詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲にて記載される例示的な実施形態は限定を意味するものではない。本明細書に提示する主題の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態を用いてもよく、また、他の変更を行ってもよい。本開示の態様は、本明細書に概して記載されて且つ図面に例示されるように、多様に異なる構成で配置され、置換され、組み合わされ、分離され、及び設計されてもよく、これらは全て本明細書中に明示的に意図されていることは容易に理解できよう。
[0017] 幾つかの例では、本開示は、データセンタタスクの実行を管理するためのシステム及び方法に関するかも知れない。より詳しくは、1つの例示では、本開示は、例えば、いつどこでタスクの実行が遂行されるかといったデータセンタタスクの実行パラメータを制御するためのシステム及び方法に関するであろう。このようなシステム及び方法は、例えば、データセンタの保守管理に関連付けられる運用コストの削減又は最小化を可能にし得る。本開示は主にバッチ処理タスクについて記載するが、本開示のシステム及び方法は、シングルタスク、マルチタスク、又は他のタスク組み合わせに対しても用いてよいことは理解されるべきである。
[0018] 図1は、本開示のシステム及び方法が実施されうるシステム環境10の図的表現を示す。幾つかの例では、システム環境10は、中央処理装置20、1以上のデータベース30、1次データセンタ40、1以上の2次データセンタ44、及びタスク管理システム100を含んでよく、各2次データセンタは、中央処理装置20及びデータベース30に、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等のネットワーク50を介して通信する手段が具備される。
[0019] 様々な例において、中央処理装置20は、標準的な付属品及びそのコンポーネント(例えば、ディスクドライブ、ハードドライブ、CDプレイヤ、又は中央処理演算ユニット(CPU)及びメインメモリと通信するネットワークサーバ、サウンドボード、キーボード、マウス、モニタ、及び/又は他のコンポーネント)を含む、当業者に知られている任意のコンピュータ又はプロセッサであり得る。中央処理装置20は、データベース30及び/又はデータセンタ40、44に情報を送信する及びそれらから情報を受信する、及び/又はコンパイル及び記憶機能を行うためのソフトウェアプログラム及び/又は機械可読命令を含んでよい。以下に詳述するように、一実施形態では、中央処理装置20は、1以上のデータセンタ40、44でのバッチ処理タスクの実行を制御するための命令セットを含んでよい。システム環境10は、中央処理装置20がデータセンタ40、44から離れた場所にある例について記載されているが、中央処理装置20は、或いは、1以上のデータセンタ40、44と同じ場所に設けられていても、及び/又はデータセンタ40、44のうちの1つのデータセンタのコンポーネントであってもよいことは理解されるべきである。
[0020] 図2を参照して、本開示の例を実施するためのコンピュータシステムが示される。例えば、一例では、中央処理装置20が図2に示すコンピュータシステムを含んでよい。図2のコンピュータシステムは、プロセッサとも呼ぶ中央処理演算ユニット(CPU)102、メインメモリ103、及び1以上の大容量ストレージデバイス104を含むコンピュータ101を含む。プロセッサ102は、一般に、次に限定されないが、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又はこれらの任意の組み合わせを含む任意の所望の構成であることができる。したがって、各プロセッサ102は、プログラム命令を実行するためのロジックのほかに、算術論理演算ユニット(ALU)、浮動小数点演算ユニット(FPU)、デジタル信号処理(DSP)コア、レジスタ、アキュムレータ等の他の機能ブロックも含むことができる。メインメモリ103は、次に限定されないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)といった揮発性メモリ、読出し専用メモリ(ROM)及びフラッシュメモリストレージといった不揮発性メモリ、磁気ディスクストレージ(例えば、ハードディスクドライブ、即ちHDD)、テープストレージ、光ストレージ(例えば、コンパクトディスク、即ちCD、デジタルバーサタイルディスク、即ちDVD)といったデータストレージデバイス、又は、リムーバブル、非リムーバブル、揮発性、又は不揮発性であってもよい他の機械可読記憶媒体を含む任意の好適な形態のメモリであってよい。データセンタタスクの実行を管理するためのアルゴリズムが、例えば、ROM内といったようにメモリ103内に与えられてよい。
[0021] 大容量ストレージデバイス104及びその関連付けられるコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、及びコンピュータ101用の他のデータを記憶する。バルクストレージデバイス104はまた、オペレーティングシステム106、アプリケーションプログラム107、プログラムモジュール108、及びデータベース180を含むことができる。コンピュータ101は更に、ユーザ入力デバイス190を含み、このデバイスによって、ユーザはコマンド及びデータを入力しうる。入力デバイスには、電子デジタイザ、マイクロホン、キーボード、及び、一般にマウス、トラックボール、又はタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイスが含まれてよい。他の入力デバイスには、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星放送受信アンテナ、スキャナ等が含まれてよい。
[0022] これらの及び他の入力デバイスは、システムバスに結合されるユーザ入力インターフェイスを介してプロセッサ102に結合されることができるが、パラレルポート、ゲームポート、又は汎用シリアルバス(USB)といった他のインターフェイス及びバス構造によって結合されてもよい。コンピュータ101等のコンピュータはまた、スピーカのような他の周辺出力デバイスを含んでもよく、それらは出力周辺インターフェイス194等を介して結合され得る。
[0023] コンピュータ101は、ネットワークインターフェイス196に結合されたリモートコンピュータといった1以上のコンピュータへの論理接続を利用してネットワーク環境において動作し得る。このリモートコンピュータは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、又は他の共通ネットワークノードであってよく、また、コンピュータ101に関連して上述した要素の多くを又は全てを含むことができる。このリモートコンピュータは、コンピュータ101の指定に依存してクライアント又はサーバのどちらかであるとみなされるだろう。ネットワーク環境はオフィスでは一般的であり、企業のワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イントラネット、及びインターネットが挙げられる。ソースマシン及び宛先装置がネットワーク109又は任意の他の手段によって結合される必要がなく、代わりに、データは、ソースプラットフォームによって書き込まれ且つ1以上の宛先プラットフォームによって読み出されることが可能な任意の媒体を介して移動させられてもよい。LAN又はWLANネットワーク環境で用いられる場合、コンピュータ101は、ネットワークインターフェイス196又はアダプタを介してLANに結合される。WANネットワーク環境で用いられる場合、コンピュータ101は、通常、インターネット又はネットワーク109といったWAN上での通信を確率するためのモデム又は他の手段を含む。コンピュータ間に通信リンクを確立する他の手段を用いてもよいことは理解されよう。
[0024] 図1を再び参照して、システム環境10は、システムデータを記憶するための1以上のデータベース30を含んでもよい。データベース30は、当技術において一般に知られる任意のタイプのものであってよい。一例では、データベース30は、中央処理装置20と一体にされてもよい。代替の実施形態では、データベース30は、コンピュータネットワーク又は他の好適な通信リンクを介して中央処理装置にアクセス可能であってよい。一実施形態では、データベース30は、複数のデータベースサーバから構成され、その一部又は全部が中央処理装置20と一体であっても、その一部又は全部が中央処理装置20から遠隔に置かれてもよい。
[0025] 例示では、データセンタ40、44は、サーバ、ストレージ、スイッチ、ルータ、モデム等のいずれか又は全てを含んでよい。或いは、データセンタ40、44は、当業者に既知の又は当業者によってこれから開発されるデータセンタ用の任意の好適なコンポーネントを含んでいてもよい。幾つかの例では、1次データセンタ40は、ホームデータセンタを含んでよい。つまり、1次データセンタ40は、バッチ処理タスクが通常行われ、それと関連付けられたシステムデータが通常記憶されるデータセンタであってよい。したがって、幾つかの例では、2次データセンタ44は、バッチ処理タスクとそれに関連付けられたシステムデータが実行のために転送されることが可能であるデータセンタを含んでよい。或いは、プライマリ及びセカンダリは任意の宛先であってよく、2以上のデータセンタが用いられることのみを示す。データセンタ40、44は、異なる場所、同じ場所、又はこれらの混合に設けられてよい。例えば、データセンタ40、44は、1以上の異なる大陸、半球、時間帯等において、といったように世界中の場所に設けられてよい。以下に詳述するように、このようなデータセンタの位置決めは、データセンタの運用コスト全体の最小化に対応しうる。1次データセンタ40は、1次データセンタ40が単一データセンタを含む例について記載されるが、任意の数のデータセンタを組み合わせて1次データセンタ40を構成してもよいことは理解されるべきである。
[0026] 様々な例において、各データセンタ40、44は、電力会社から受電する壁面コンセントといった1次電源46と、バックアップバッテリ、ディーゼル発電機、ソーラーアレイ等といった1以上の2次電源48とに動作可能に結合されてよい。一般に、データセンタ40、44を動作させるのに必要な電力は、1次電源46及び2次電源48のどちらか一方又は両方によって供給されてよい。
[0027] 例示では、データセンタ40、44には、1以上の現在のファイナンシャルインジケータを決定し又は取り出す機能が具備され得る。ファイナンシャルインジケータは、一般に、データセンタ40、44に関連付けられた運用コストに影響を与えうる任意の因子を指してよい。現在のファイナンシャルインジケータは、リアルタイム/即時的に、定期的に測定されるか、又は現在のファイナンシャルインジケータを表す履歴データ/予測モデルに基づいて推定されるファイナンシャルインジケータのことを指してよい。現在のファイナンシャルインジケータには、例えば、データセンタ40、44を収容する設備の1以上の電力供給業者によって課金される現在の電力コストが含まれてよい。更なる例として、現在のファイナンシャルインジケータには、データセンタ40、44を収容する設備に関連付けられた環境因子が含まれてよい。例えば、環境因子には、屋外の温度、室内の温度、相対湿度等が含まれてよい。このような環境因子は、例えば、設備内でデータセンタを保守管理するために適切な状態に維持するコストに影響を及ぼすなど、データセンタ40、44の動作に関連付けられるコストに相当な影響を及ぼしうることは理解されるべきである。例えば、データセンタを所定の温度、湿度等より上/下に維持することが必要でありうる。更に別の例として、現在のファイナンシャルインジケータには、所与のバッチ処理タスクに対して、電力コスト、バッチ処理タスクを行うのに必要となる推定計算エネルギー量、及びバッチ処理タスクの結果、データセンタ内に必要となる追加の推定冷却エネルギー量(1以上の環境因子に基づいてよい)のうちのいずれか又は全てに基づく総エネルギーコスト及び/又は総エネルギーコストのサブセットが含まれてよい。追加の例では、現在のファイナンシャルインジケータには、バッチ処理タスクとそれに関連付けられたデータを1つのデータセンタから別のデータセンタに転送することに関連付けられたコストが含まれてよい。
[0028] 幾つかの例では、バッチ処理タスク管理システムのようなタスク管理システム100は、次に限定されないが、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、デバイスドライバ、デジタル電子回路若しくはコンピュータハードウェア、又はこれらの任意の組み合わせを含む任意のコンピュータ及び/又は処理環境内に実装されてもよい。一例では、バッチ処理タスク管理システム100は、プロセッサ30上で実行される命令のセットを含んでよい。バッチ処理タスク管理システム100を用いて一般的なタスク管理システムを例示する。以下に説明するタスク管理システムはいずれもバッチ処理タスク管理システム100に用いてよいことは理解されるべきである。
[0029] 幾つかの例では、タスク管理システム100は、1以上のバッチ処理タスクに対して実行パラメータのセットを決定し得る。実行パラメータとは、一般に、バッチ処理タスクが行われる条件を指し得る。例えば、実行パラメータには、実行の時刻、実行を遂行するデータセンタ、及び選択されたデータセンタによって実行時に使用される電源のいずれか又は全てが含まれてよい。幾つかの例では、実行パラメータは、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて決定又は選択され得る。したがって、このような選択は、データセンタの保守管理に関連付けられる運用コストの削減又は最小化につながるようになされる。
[0030] 或いは、現在のファイナンシャルインジケータと併せて、様々な例において、タスク管理システム100は、1以上のタスクインジケータに基づいてバッチ処理タスクの実行を制御してよい。一般に、タスクインジケータは、特定のバッチ処理タスクに関連する任意の情報であって、当該タスクの実行に影響を及ぼしうる情報を指すであろう。例えば、タスクインジケータには、タスクの重要度(criticality)、タスクの推定計算時間、タスクに関連付けられたデータ量、セキュリティ上の検討事項等が含まれ得る。タスクインジケータは、1以上のバッチ処理タスクに関連付けられて、データベース30に記憶されてよい。
[0031] 幾つかの例では、タスク管理システム100は、1以上の現在のファイナンシャルインジケータを連続的に又は定期的にモニタリングし得る。一例では、この管理システムは、そのような情報を全てデータベース30に保存し、それにより、システムは1以上のファイナンシャルインジケータについて履歴データを蓄積するであろう。或いは、1以上のファイナンシャルインジケータについての履歴データは、外部ソースによって供給されてデータベース30に記憶されてもよい。更なる例では、1以上のファイナンシャルインジケータの最大許容レベルを表す1以上の所定の閾値が生成されてデータベース30に記憶されてよい。更に別の例では、将来のファイナンシャルインジケータレベルの予測モデルがデータベース30に記憶されてよい。この予測モデルは、記憶された履歴データに基づいて生成され、又は外部ソースから供給されてもよく、そして、データベース30に記憶される。例えば、予測モデルには、例えば、オンライン気象サービスによって提供される将来の時間間隔における1以上のデータセンタ40、44についての環境因子(例えば、屋外の温度及び/又は湿度)といったように、オンラインデータサービスによって提供される1以上の現在のファイナンシャルインジケータの予測が含まれてよい。更なる例として、予測モデルには、将来の時間間隔における1以上のデータセンタ40、44についての電気代の予測が含まれてよい。1以上のファイナンシャルインジケータについての履歴データ、1以上のファイナンシャルインジケータの最大許容レベルを表す所定閾値、及び将来のファイナンシャルインジケータレベルの予測モデルはまとめて以下において基準ファイナンシャルインジケータと呼ぶ。以下に説明するように、現在のファイナンシャルインジケータは、例えば、1以上の基準ファイナンシャルインジケータと比較されて、バッチ処理タスク用の実行パラメータが決定され得る。外部から供給されるファイナンシャルインジケータは、それがリアルタイム/即時的であっても予測であっても、データベースに記憶されるのではなく同時期的に用いられるであろう。
[0032] 図3は、幾つかの例によるバッチ処理タスク管理システム105のプロセスフロー図を示す。管理システム105は、例えば、図1に関連して上述したシステム環境10内に組み込まれ得る。様々な例において、中央処理装置20は、バッチ処理タスクを取り出す(工程110)。バッチ処理タスクが取り出されると、管理システム105は、取り出されたバッチ処理タスク用の実行パラメータを決定され得る(工程120)。図4、5、及び7を参照して詳述するように、1以上のファイナンシャルインジケータ及び/又は1以上のタスクインジケータに基づいて、実行パラメータの決定(工程120)には、実行のための時刻、実行を行うデータセンタ、及び/又は実行時にデータセンタによって使用される電源を特定することを含むことができる。
[0033] バッチ処理タスク用の実行パラメータが決定(工程120)された後、1次データセンタ40は、決定された実行パラメータに従ってバッチ処理タスクの実行を行い得る(工程130)。幾つかの実施形態では、実行の開始後、管理システム105は、1以上のファイナンシャルインジケータを、例えば、連続的又は定期的にモニタリングしてよい(工程140)。次に、1以上の現在のファイナンシャルインジケータが所定閾値を超えたか否か判断がされる(工程150)。例えば、電気代及び/又は1以上の環境因子(例えば、屋外の温度、室内の温度、湿度)が所定閾値を超えたか否か判断されてよい。所定閾値を超えたと判断される場合、実行はサスペンドされ(工程155)、プロセスは、工程120に戻って選択されたタスク用の実行パラメータを再評価する。そう判断されない場合、管理システム105は、バッチ処理タスクの実行が完了したか否かをクエリーしてよい(工程160)。タスクの実行が完了していると判断される場合、管理システム150は、プロセスを終了する(工程170)。そう判断されない場合、プロセスは工程130に戻ってバッチ処理タスクの実行が続行される。
[0034] 或いは、幾つかの例では、1以上のタスクインジケータに基づいて、バッチ処理タスクの実行(工程130)の開始後、管理システムは、現在のファイナンシャルインジケータにおける変動に関係なくバッチ処理タスクの実行を続行してもよい(即ち、プロセスは工程150をバイパスしてよい)。例えば、バッチ処理タスクが、長期間行われていないバックアップである場合、システムは、このタスクはサスペンドするには重要過ぎるので現在のファイナンシャルインジケータにおけるあらゆる変動に関係なくバックアップの実行を完了してよい。したがって、幾つかの例では、タスクには相対的重要度がフラグ付けされてよく、あるタスク用の実行パラメータの決定には、そのようなフラグが考慮されてよい。
[0035] 図4は、幾つかの例によるバッチ処理タスク管理システム200のプロセスフロー図を示す。管理システム200は、例えば、図1に関連して上述したシステム環境10内に実装され得る。一般に、管理システム200を用いて、データセンタに関連付けられた運用コストが最小限となるように、いつバッチ処理タスクの実行を行うかを決定するであろう。幾つかの実施例では、管理システム200は、1以上の現在のファイナンシャルインジケータについてデータベースに問い合わせるだろう(工程210)。次に、管理システム200は、問い合わせの結果を1以上の基準ファイナンシャルインジケータと比較し得る(工程220)。例えば、問い合わせの結果は、ファイナンシャルインジケータ用の履歴データ、1以上のファイナンシャルインジケータ用の最大許容値を表す所定閾値、将来のファイナンシャルインジケータレベルの予測モデル、及び/又はこれらの組み合わせと比較されるであろう。
[0036] 現在のファイナンシャルインジケータの基準ファイナンシャルインジケータとの比較に基づいて、管理システム200は、バッチ処理タスクの実行が遅延されるべきか否かを判断し得る(工程230)。幾つかの例では、バッチ処理タスクは、一定期間又は無期限に遅延されるであろう。例えば、所定閾値は、最大許容電気代が$0.80/kWhであることを示してよい。したがって、管理システムは、現在の電気代が$0.80/kWh以下となるまで(即ち、無期限に)実行されるべきバッチ処理タスクを遅延し得る。或いは、所定閾値と併せて、例えば、予測モデルによって午後1時の電気代は午前1時の電気代より高い場合、管理システム200は、バッチ処理タスクは午前1時まで(即ち、一定期間)遅延されるべきであると判断するであろう。
[0037] バッチ処理タスクの実行が遅延されるべきであると判断される場合、プロセスは工程210に戻って現在のファイナンシャルインジケータを再評価する。そう判断されない場合、バッチ処理タスクの実行が行われてよい(工程250)。
[0038] 更なる例として、バッチ処理は、例えば24時間以内といったように所定の時間間隔内に完了しなければならない場合がある。タスクは、例えば18時間といったそれに関連付けられた所定の計算時間を有してよい。総エネルギーコストが、例えば1時間の期間といった所定の時間間隔内の期間に対して計算されてよい。18の最もコストの低い期間を選択してタスクを実行してもよい。一例では、データセンタは、実行のために選択されない期間は、電源がオフにされるか又はアイドル状態にされ得る。
[0039] 図5は、例示例による管理システム300のプロセスフロー図を示す。管理システム300は、例えば、図1に関連して上述したシステム環境10内に実装され得る。一般に、管理システム300は、バッチ処理タスクの実行を遂行するために1次電源を用いるべきか又は2次電源を用いるべきかを決定するために、用いられるであろう。
[0040] 幾つかの例では、管理システム300は、1以上の現在のファイナンシャルインジケータについてデータベースに問い合わせするであろう(工程310)。次に、管理システム300は、問い合わせの結果を、2次電源に関連する1以上の基準ファイナンシャルインジケータ及び/又は1以上の現在のファイナンシャルインジケータ用の最大許容レベルを表す所定閾値と比較し得る(工程320)。例えば、問い合わせの結果は、2次電源を動作させるためのコストの履歴データ、1以上の現在のファイナンシャルインジケータ用の所定閾値、及び/又はそれらの組み合わせと比較され得る。
[0041] 現在のファイナンシャルインジケータの2次電源に関する基準ファイナンシャルインジケータ及び/又は所定閾値との比較に基づいて、管理システム300は、バッチ処理タスクの実行が、2次電源を用いて行われるべきか否かを判断し得る(工程330)。例えば、所定閾値は、1次電源からの電気の最大許容費用が$0.80/kWhであることを示すであろう。したがって、管理システムは、現在の電気代が$0.80/kWh以上である場合、2次電源を用いてバッチ処理タスクを行ってよい。更なる例では、2次電源の選択には、例えば、2次電源は有限の電力供給を有する(例えば、バッテリは一度につき1時間しか使えない)及び/又は2次電源は特定の時刻の間にしか使えない(例えば、ソーラーパワーは16時までしか利用可能でない)といった2次電源に関する1以上の制約を考慮することがある。
[0042] バッチ処理タスクの実行が2次エネルギー源を用いて行われるべきではないと判断される場合、管理システム300は、1次エネルギー源を用いて、バッチ処理タスクを行い得る(工程340)。或いは、バッチ処理タスクは、一定期間又は無期限に遅延されてもよい。1次エネルギー源を用いてバッチ処理タスクの実行(工程340)を始めてしばらく時間が経過した後、管理システム300は、バッチ処理タスクの実行が完了したか否かを問い合わせ得る(工程350)。タスクの実行が完了したと判断される場合、管理システム300はプロセスを終了し得る(工程360)。そう判断されない場合、プロセスは工程310に戻って現在のファイナンシャルインジケータを再評価する。
[0044] バッチ処理タスクの実行が2次エネルギー源を用いて行われるべきであると判断される場合、管理システム300は、2次エネルギー源を用いてバッチ処理タスクを行い得る(工程370)。2次エネルギー源を用いてバッチ処理タスクの実行(工程370)を始めてしばらく時間が経過した後、管理システム300は、バッチ処理タスクの実行が完了したか否かを問い合わせし得る(工程380)。タスクの実行が完了したと判断される場合、管理システム300はプロセスを終了し得る(工程390)。そう判断されない場合、プロセスは工程310に戻って、現在のファイナンシャルインジケータを再評価する。
[0044] 幾つかの例では、上述したように、1次データセンタ40は、1以上の2次データセンタ44とは異なる世界の地域にある設備に収容されるであろう。例えば、1次データセンタ40は、例えばカリフォルニアといった第1の地域(R1)にある設備内に収容されて、2次データセンタ44は、例えば南アフリカといった第2の地域(R2)にある設備内に収容されてよい。しかし、任意の数の追加のデータセンタが、例えば異なる大陸、半球、時間帯等の世界中の任意の数の追加の地域にある設備内に収容されてよい。
[0045] 一例では、例えばバッテリといった2次電源は1時間分の電力を供給するために利用可能であってよい。あるバッチ処理タスクは、例えば18時間といった完了するまでの所定の時間量が必要であると推定されるであろう。総エネルギーコストが、1次電源を用いて、例えば5分間隔といった所定の間隔について概算され得る。12の最も高いエネルギーコストの期間の間、バッテリ電力が1次電源の代わりに用いられてよい。
[0046] 図6は、例示的な例による、第1の地域R1において収容される1次データセンタ40(実線曲線)及び第2の地域R2において収容される2次データセンタ44(点線曲線)についての、例えば、総エネルギーコストである現在のファイナンシャルインジケータ対時刻のグラフ(以下「コスト曲線」)を示す。図示するように、コスト曲線は24期間に亘って描かれてよい。或いは、コスト曲線は任意の選択された期間に亘って描かれてよい。例示することのみを目的として、24時間の期間の任意の所与の時間において、総エネルギーコストは、第1の地域R1では、第2の地域R2に比べて安いことがある。したがって、幾つかの例では、第2の地域R2における総エネルギーコストが第1の地域R1における総エネルギーコストを下回るとき(「移行点」)、バッチ処理タスク及びそれに関連付けられるデータ(即ち、バッチ処理タスクの作業の対象であるデータ)は、第1の地域R1から第2の地域R2に移されて第2の地域R2において実行されてよい。第2の地域R2における費用が増加するにつれて、バッチ処理タスク及びそれに関連付けられるデータは、再び第1の地域R1に移されることが分かるであろう。一般に、バッチ処理タスク及びそれに関連付けられるデータは世界の様々な地域に移されて、バッチ処理タスクを実行するための運用コスト全体が最小化され得る。
[0047] 更なる例では、所与のデータセンタについてのエネルギーコスト曲線には、バッチ処理タスクを行うためのエネルギーのエネルギーコスト、タスクによるデータセンタの冷却のための追加のエネルギーコスト、又はその両方を含み得る。一例では、移行点は、地域R1における総エネルギーコストが地域R2におけるエネルギーコストより多くなる時点であるように設定できる。別の例では、移行点は、ある将来の時間間隔に亘って(積分された)地域R1における予測総エネルギーコストが、その将来の時間間隔に亘る地域R2における予測総エネルギーコストより多くなる時点であるように設定できる。更に別の例では、R2においてタスクを完了するための予測総エネルギーコスト(曲線下の別の積分)が、R1においてタスクを完了するための予測総エネルギーコストより少ないときに、タスクをR1からR2に移すことができる。
[0049] 図7は、例示例による管理システム400のプロセスフロー図を示す。様々な実施形態では、管理システム400は、例えば24時間の期間といった任意の好適な時間の期間に基づいて実行されるであろう。一般に、データセンタに関連付けられる運用コスト全体が低減又は最小化されるように、バッチ処理タスクの実行を行うため1次データセンタ40を用いるか又は1以上の2次データセンタ44を用いるかを決定すべく、管理システム400が用いられる。管理システム400は、例えば、図1に関連して上述したシステム環境10内に実装され得る。
[0049] 幾つかの例では、管理システム400は、1以上の2次データセンタ44に関して1次データセンタ40の、例えば移行点といった1以上の実行パラメータを決定し得る(工程410)。前の例と同様に、任意の又は全てのデータセンタ40、44に関して、管理システム400は、現在のファイナンシャルインジケータ、並びに/又は、ファイナンシャルインジケータに関する履歴データ及び/若しくはファイナンシャルインジケータの予測モデルといった基準ファイナンシャルインジケータへのアクセスを有してよい。したがって、一例では、移行点は、現在のファイナンシャルインジケータ及び/又は基準ファイナンシャルインジケータに基づいて決定され得る。他の例では、移行点は、バッチ処理タスクの計算時間及び/又はタスクに関連付けられる、移さなければならないデータ量に基づいて決定されるであろう。更に別の例では、移行点は、性能の変動及び/又はデータが通信されるネットワークの信頼性に基づいて決定されてよい。したがって、一例では、管理システム400は、例えば、性能の変動のレベル及び/又は信頼性といった性能の変動及び/又はネットワークの信頼性を決定するように構成されてよい。
[0050] 幾つかの例では、大量のデータが1以上のバッチ処理タスクに関連付けられることがある。例えば、ネットワークの速度及び/又は信頼性に依存して、1つのデータセンタから別のデータセンタに転送するためにかかる時間が相当であるかも知れない。したがって、移行点が一旦決定されると、一実施形態では、管理システムは、いつ、転送されるバッチ処理タスクに関連付けられたデータの転送を始めるか決定し得る(工程420)。データの転送をいつ開始するかの決定は、転送されるべきデータの量、ネットワークの速度、ネットワークの信頼性等に基づいて行われてよい。例えば、相当量のデータが転送されるべきである場合、転送は、移行点よりかなり前に開始されなければならない。転送されるバッチ処理タスクに関連付けられるデータは、関連付けられるデータのコピー又はオリジナルデータであってもよいことは理解されるべきである。
[0051] 次に、工程420において特定された時間にデータの転送が開始され得る(工程430)。或いは、転送されるバッチ処理タスクに関連付けられるデータは、バッチ処理タスクの転送と同時に転送されてもよい(即ち、工程420及び430は省略されてよい)。最後に、管理システム400は、バッチ処理タスクを別のデータセンタに実行のために転送し得る(工程440)。バッチ処理タスクは、移行点において又は移行点より所定の時間の前に若しくは後で転送されてよい。
[0052] 管理システム400は、1つの2次データセンタ44を有する例に関して説明してきたが、管理システム400は、例えば、異なる大陸、半球、時間帯等にある任意の数の追加の2次データセンタ44と共に実行されてよいことは理解されるべきである。
[0053] 図8の概略図に示すような1つの特定例では、コンピュータシステム500は、データセンタタスクを管理する方法の実施形態を実行するように構成されたプロセッサ505を含み得る。他の例では、この方法の様々なオペレーション又は様々なオペレーションの一部が、プロセッサ505の外で行われるかも知れない。様々な例では、この方法は、1以上のデータセンタタスクを取り出すことを含み得る(工程510)。この方法は、次に、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて1以上のデータセンタタスクのための実行パラメータを決定することを含み得る(工程520)。最後に、この方法は、実行パラメータに従って1以上のデータセンタタスクを実行することを含み得る(工程530)。
[0054] 図9の概略図に示すような別の特定例では、コンピュータシステム600は、データセンタタスクを管理する方法の実施形態を実行するように構成されたプロセッサ605を含み得る。他の例では、この方法の様々なオペレーション又は様々なオペレーションの一部が、プロセッサ605の外で行われるかも知れない。様々な例では、この方法は、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに関して1次データセンタ用の1以上の移行点を決定することを含み得る(工程610)。この方法は、次に、実質的に移行点において、1以上のデータセンタタスクを1次データセンタから2次データセンタに転送することを含み得る(工程620)。最後に、この方法は、2次データセンタにおいて1以上の転送されたデータセンタタスクを実行することを含み得る(工程630)。
[0055] 本開示は、管理システム105、200、300、400が互いに別々に組み込まれた例に関連して説明したが、管理システム105、200、300、400の任意の組み合わせを互いに併せ実装してもよいことは理解されるべきである。
[0056] 図10は、一例によるデータセンタタスク管理システムの概略図を示す。図示するように、データセンタ720が提供され、また、幾つかの例では、好適な接続線770を介してデータセンタ720にそれぞれ結合される1次電源750及び2次電源760を有してよい。プロセッサ710は、ネットワーク730を介してデータセンタ720からデータセンタタスク712を取り出し得る。プロセッサは、そのデータセンタタスク712用の実行パラメータを決定し得る。実行パラメータは、ネットワーク730を介してプロセッサ710にデータストレージ740から通信されたファイナンシャルインジケータ714に基づいて決定され得る。或いは、データストレージ740がプロセッサ710の一部である場合、ファイナンシャルインジケータは、データバス又はメモリバスを介して通信されてよい。幾つかの例では、データセンタ720は、ファイナンシャルインジケータをモニタリングするためのオペレーションと、ファイナンシャルインジケータのステータスをプロセッサに通信するためのオペレーションを有してよい。実行パラメータは、ネットワーク730を介してプロセッサ710からデータセンタ720に、当該データセンタが実行パラメータ716に従ってタスクを実行しうるように通信され得る。或いは、実行パラメータは、ネットワーク730を介してプロセッサ710からデータストレージ740に通信され得る。実行パラメータ716は、データストレージ740からデータセンタ720へ、当該データセンタが実行パラメータ716に従ってタスクを実行しうるように通信されてよい。幾つかの例では、実行パラメータ716のうちの1つは、1以上のデータセンタタスクの実行をサスペンドすることであってよい。他の例では、実行パラメータ716は、データセンタタスクの実行時に1次電源750と2次電源760のどちらが使用されるべきかを含んでよい。
[0057] 図11は、一例によるデータセンタタスク管理システムの概略図を示す。図示するように、1次データセンタ820と2次データセンタ830が提供される。これらのデータセンタ820及び830は、データセンタタスク812を実行し得る。幾つかの例では、データ816がデータセンタタスク812に関連付けられるであろう。幾つかの例では、プロセッサ810が、2次データセンタ830に対する1次データセンタ820用の1以上の移行点835を決定し得る。この移行点835は、ネットワーク850を介してデータストレージ840からプロセッサ810に通信されたファイナンシャルインジケータに基づいて決定され得る。或いは、データストレージ840がプロセッサ810の一部である場合は、ファイナンシャルインジケータ814はデータバスを介して通信されてよい。実質的に移行点835において、1以上のデータセンタタスク812が、ネットワーク850を介して1次データセンタ820から2次データセンタ830に転送されてよい。2次データセンタ830は、1以上の転送されたタスクを実行し得る。データセンタタスク812に関連付けられたデータ816は、データセンタ820、830間で転送されるであろう。幾つかの例では、プロセッサ810は更に、各データセンタ820、830間での関連付けられたデータ816の転送をいつ開始するかを決定し得る。
[0058] 図10及び図11に関して説明した任意の又は全ての要素は、前出の例に関して説明した同じ要素と関連してもしなくてもよいことは理解されるべきである。
[0059] 上述は、データセンタタスクを管理するシステム及び方法の様々な例を説明する。以下は、データセンタタスクを管理するシステム及び方法の特定例である。これらは、例示に過ぎず限定することを意図していない。
[0060] 本開示は、一般に、データセンタにおけるタスクの実行を制御するための管理システムに関する。記載するシステムは、ネットワークに接続されたプロセッサと、プロセッサに接続されたメモリを含んでよい。このネットワークは更に、1次データセンタと、1次データセンタから離れた物理的な場所にある2次データセンタとに接続される。プロセッサは、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する1次データセンタ用の1以上の移行点を決定し、実質的に移行点において1次データセンタから2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送し、2次データセンタにおいて1以上の転送されたデータセンタタスクを実行すべくコンピュータ実施命令を実行するように適応されてよい。
本開示はまた、一般に、1次データセンタと、1次データセンタから離れた物理的な場所にある2次データセンタにおけるタスクの実行を制御するための方法に関する。記載された方法は、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する1次データセンタ用の1以上の移行点を決定することと、実質的に移行点において1次データセンタから2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送することと、2次データセンタにおいて1以上の転送されたデータセンタタスクを実行することとを含み得る。
[0062] 本開示は更に、一般に、1以上のデータセンタの保守管理に関連付けられた運用コストを最小限にするための手順を実行する1以上のプロセッサをプログラムするためのコードが設けられたデジタル記憶媒体に関する。記載された方法は、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する1次データセンタの1以上の移行点を決定することと、実質的に移行点において1次データセンタから2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送することと、2次データセンタにおいて1以上の転送されたデータセンタタスクを実行することとを含み得る。
[0063] 本開示は、様々な態様の例示の意図している、本願に記載した特定例に限定されるものではない。当業者には明らかであるように、本開示の精神及び範囲を逸脱することなく多くの改良及び変更を行うことができる。本明細書に列挙した方法及び装置に加えて、本開示の範囲内の機能的に等価の方法及び装置が、上述した説明から当業者には明らかとなろう。このような改良及び変更は特許請求の範囲内であることを意図している。本開示は、特許請求の範囲、及びその特許請求の範囲と等価の範囲全体の条件によってのみ限定される。本開示は、特定の方法、試薬、化合物、組成物、又は生物系に限定されず、これらは当然ながら様々でありうることは理解されるべきである。本明細書中で用いる用語は、特定の実施形態を説明することだけを目的とし、限定を意図していないことも理解されるべきである。
[0064] 本明細書中での実質的にあらゆる複数及び/又は単数表現の使用に関して、当業者であれば、文脈及び/又は用途によって必要に応じて複数から単数に及び/又は単数から複数に置き換えることができよう。様々な単数/複数の置き換えは、明確にするために本明細書中、明示的に記載されていることもある。
[0065] 当業者であれば、一般に、本明細書、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求の範囲の本文)中に用いる表現は、「非制限」の表現を意図していること(例えば、「含んでいる」は「次に限定されないが…を含んでいる」と、「有する」は「少なくとも…を有する」と、「含む」は「次に限定されないが…を含む」等と解釈されるべきである)は理解できよう。また、当業者であれば、導入された請求項の記載に特定の数が意図されている場合、その意図は当該請求項の中に明白に記載され、そのような記載がない場合にはそのような意図がないことは理解されよう。例えば、理解の助けとして、以下の特許請求の範囲には、請求項の記載を導入するために導入語句「少なくとも1つの」及び「1以上の」の使用が含まれてよい。しかし、このような語句が使用されているからといって、不定冠詞「a」又は「an」による請求項の記載の導入が、そのような導入された請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、その請求項が導入語句「1以上の」又は「少なくとも1つの」と「a」又は「an」といった不定冠詞(例えば、「a」及び/又は「an」は「少なくとも1つの」又は「1以上の」を意味すると解釈すべきである)を含む場合でも、そのような記載を1つだけ含む実施形態に限定することを暗示すると解釈すべきではない。請求項の記載を導入するために用いられる定冠詞の使用についても同じことが成り立つ。また、導入された請求項の記載の特定の数が明白に記載される場合、当業者であれば、そのような記載は、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることを認識するであろう(例えば、他の修飾語句のない単なる「2つの記載」との記載は、少なくとも2つの記載又は2以上の記載を意味する)。更に、「A、B、及びC等のうち少なくとも1つ」と似た表現が用いられる場合、一般に、この構成は、当業者がその表現を理解できるような意味を意図する(例えば、「A、B、及びCのうち少なくとも1つを有するシステム」とは、Aだけを有するシステム、Bだけを有するシステム、Cだけを有するシステム、A及びBを共に有する、A及びCを共に有するシステム、B及びCを共に有するシステム、及び/又は、A、B、及びCを共に有するシステム等を含むがそれらに限定されない)。「A、B、又はC等のうち少なくとも1つ」と似た表現が用いられる場合、一般に、この構成は、当業者がその表現を理解できるような意味を意図する(例えば、A、B、又はC等のうち少なくとも1つを有するシステム)とは、Aだけを有するシステム、Bだけを有するシステム、Cだけを有するシステム、A及びBを共に有するシステム、A及びCを共に有するシステム、B及びCを共に有するシステム、A、B、及びCを共に有するシステム等を含むがそれらに限定されない)。更に、当業者であれば、2以上の代替用語を提示する実質的にあらゆる離接語及び/又は離接語句は、それらが、詳細な説明、請求項、又は図面に関わらず、用語のうちの1つ、用語のうちのどちらか1つ、又は両方の語句を含む可能性を意図しているように理解されよう。例えば、語句「A又はB」は、「A」若しくは「B」又は「A及びB」の可能性を含むと理解されよう。
[0066] さらに、本開示の特徴又は態様がマーカッシュ(Markush)グループという観点で記載される場合、当業者であれば、本開示は更に、マーカッシュグループの任意の個々のメンバー又はメンバーのサブグループの観点でも記載されることを認識するであろう。
[0067] 当業者には当然であるが、書面による詳細な説明を与えるという観点においてといったあらゆる目的のために、本明細書に開示した全てのレンジは、その任意の及び全ての可能なサブレンジ並びにサブレンジの組み合わせを包含する。列挙したレンジはいずれも、該レンジが少なくとも等しい半分、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1等に分解されることを十分に説明するもの及び可能にするものとして容易に認識することができる。非限定例として、本明細書に記載した各レンジは、下側の3分の1、真ん中の3分の1、上側の3分の1等に用意に分割されることができる。当業者には当然であるが、「最大〜まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「未満の」等のあらゆる言葉は、記載した番号を含み、且つ、上述したようにサブレンジに実質的に分解することのできるレンジを指すものである。最後に、当業者には当然であるが、レンジには、各個別の構成数が含まれる。したがって、1〜3個のセルを有するグループとは、1、2、又は3個のセルを有するグループを指す。同様に、1〜5個のセルを有するグループとは、1、2、3、4、又は5個のセルを有するグループを指し、以降同様である。
[0068] 本明細書中には様々な態様及び実施形態が開示されるが、他の態様及び実施形態が当業者には明らかであろう。本明細書中に開示されるこの様々な態様及び実施形態は、例示を目的とし、限定を意図しておらず、真の範囲及び精神は、以下の請求項によって示される。

Claims (20)

  1. データセンタにおけるタスクの実行を制御するための管理システムであって、
    ネットワークに接続されたプロセッサを含み、
    前記ネットワークは、1次データセンタと、前記1次データセンタから離れた物理的な場所に配置される2次データセンタとに更に接続され、
    前記プロセッサは、
    1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する前記1次データセンタ用の第1の移行点を決定し、
    実質的に前記第1の移行点において前記1次データセンタから前記2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送し、
    前記2次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行する、
    コンピュータ実施命令を実行するように適応される、管理システム。
  2. 前記データセンタタスクは、それに関連付けられたデータに対して実行され、前記プロセッサは、前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定するコンピュータ実施命令を実行するように更に適応される、請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記プロセッサは、前記関連付けられたデータを転送すべくコンピュータ実施命令を実行するように更に適応され、1以上のデータセンタタスク用の前記関連付けられたデータは、前記1以上のデータセンタタスクの転送の前に前記2次データセンタに転送される、請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記プロセッサは、転送されるべき関連付けられたデータの量に基づいて前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定するコンピュータ実施命令を実行するように更に適応される、請求項2に記載の管理システム。
  5. 前記プロセッサは、前記ネットワークの信頼性に基づいて前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定するコンピュータ実施命令を実行するように更に適応される、請求項2に記載の管理システム。
  6. 前記プロセッサは、
    1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて前記1次データセンタに対する前記2次データセンタ用の第2の移行点を決定するコンピュータ実施命令を実行し、
    実質的に前記第2の移行点において前記2次データセンタから前記1次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送して戻し、
    前記1次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行するように更に適応される、請求項1に記載の管理システム。
  7. 前記1次データセンタは、前記第2データセンタとは異なる世界の地域に配置される、請求項1に記載の管理システム。
  8. 前記ファイナンシャルインジケータは、電気費を含む、請求項1に記載の管理システム。
  9. 1次データセンタと、前記1次データセンタから離れた物理的な場所に配置される2次データセンタにおけるタスクの実行を制御するための方法であって、
    1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する前記1次データセンタ用の移行点を決定するステップと、
    実質的に前記第1の移行点において前記1次データセンタから前記2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送するステップと、
    前記2次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行するステップと、
    を含む方法。
  10. 前記データセンタタスクは、前記データセンタタスクの作業の対象であるデータを含む関連付けられたデータを含み、前記方法は、前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定するステップを更に含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1以上のデータセンタタスクを転送する前に、前記関連付けられたデータを転送するステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定することは、転送されるべき関連付けられたデータの量に基づいて行われる、請求項10に記載の方法。
  13. 前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定することは、前記ネットワークの信頼性に基づいて行われる、請求項10に記載の方法。
  14. 1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて前記1次データセンタに対する前記2次データセンタ用の第2の移行点を決定するステップと、実質的に前記第2の移行点において前記2次データセンタから前記1次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送して戻すステップと、前記1次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行するステップと、を更に含む、請求項9に記載の方法。
  15. 前記1次データセンタは、前記2次データセンタとは異なる世界の地域に配置される、請求項1に記載の方法。
  16. 1以上のデータセンタの保守管理に関連付けられる運用コストを最小限にするための手順を実行するように1以上のプロセッサをプログラミングするためのコードが設けられたデジタル記憶媒体であって、前記手順は、
    1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて2次データセンタに対する前記1次データセンタ用の第1の移行点を決定するステップと、
    実質的に前記第1の移行点において前記1次データセンタから前記2次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送するステップと、
    前記2次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行するステップと、
    を含む、デジタル記憶媒体。
  17. 前記データセンタタスクは、前記データセンタタスクの作業の対象であるデータを含む関連付けられたデータを含み、前記方法は、前記関連付けられたデータの転送をいつ開始するかを決定するステップを更に含む、請求項17に記載のデジタル記憶媒体。
  18. 前記手順は、前記1以上のデータセンタタスクを転送する前に、前記関連付けられたデータを転送するステップを更に含む、請求項17に記載のデジタル記憶媒体。
  19. 前記手順は、1以上のファイナンシャルインジケータに基づいて前記1次データセンタに対する前記2次データセンタ用の第2の移行点を決定するステップと、実質的に前記第2の移行点において前記2次データセンタから前記1次データセンタに1以上のデータセンタタスクを転送して戻すステップと、前記1次データセンタにおいて前記1以上の転送されたデータセンタタスクを実行するステップと、を更に含む、請求項16に記載のデジタルストレージ媒体。
  20. 前記1次データセンタは、前記2次データセンタとは異なる世界の地域に配置される、請求項16に記載のデジタルストレージ媒体。
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