JP2010206378A - ネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラム - Google Patents
ネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】送信データが増加しても、レスポンスの低下やパケットロスが発生しないネットワークシステム及びゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量が取得され、同ネットワーク4に設定されている帯域が同コンテンツの情報量に応じて増減される。この場合、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に対して、上記コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルが新規に開設され、この新トンネルを介して上記コンテンツの伝送(インナーセッション)が全て行われると共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、帯域の増減が行われる。
【選択図】図1
【解決手段】ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量が取得され、同ネットワーク4に設定されている帯域が同コンテンツの情報量に応じて増減される。この場合、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に対して、上記コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルが新規に開設され、この新トンネルを介して上記コンテンツの伝送(インナーセッション)が全て行われると共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、帯域の増減が行われる。
【選択図】図1
Description
この発明は、ネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラムに係り、たとえば、映像や音声データなどのRTP(Realtime Transport Protocol )コンテンツをサーバからオンデマンド型ネットワークを介してクライアント端末へ配信する場合などに用いて好適なネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラムに関する。
映像や音声データなどのRTPコンテンツをサーバからネットワークを介してクライアント端末へ配信する場合、同ネットワークとしては、一般に、ベストエフォートのインターネットや、帯域固定の専用線が用いられる。ベストエフォートのインターネットでは、帯域(通信速度の下限)が保証されていないので、たとえば、ユーザが多い地域などで混雑する時間帯に送信データが増加した場合、通信速度が著しく低下し、レスポンスの低下やパケットロスが発生することがある。また、帯域固定の専用線では、帯域は保証されているが、常時固定となっているため、送信データが増加した場合、上記ベストエフォートの場合と同様に、通信速度が低下し、レスポンスの低下やパケットロスが発生するという問題点がある。
また、コンテンツの配信に必要な帯域の情報をコンテンツ配信サーバに記載し、コンテンツに合わせて帯域を設定する方法があるが、この方法は、たとえば動画配信など、必要な帯域があらかじめ分かって場合には有効であるが、ファイルの共有やWebの接続など、コンテンツがバースト的で必要な帯域があらかじめ分からない場合や、企業内での利用のように、常に利用者が増減する環境では、適切な設定帯域が不明であるという問題点がある。また、クライアント端末やサーバが今後の帯域予測情報をパケットに記載し、ネットワークゲートウェイがその情報に基づいて帯域を予測する方法が取られることもあるが、この場合、導入時において、ネットワークゲートウェイのみでなく、クライアント端末やサーバ側の変更も必要となり、処理が煩雑になるという問題点がある。
この種の関連する技術としては、たとえば、特許文献1に記載された通信帯域確保及び解放要求方法がある。
この方法では、帯域確保及び解放を、呼毎ではなく、複数呼分まとめてゲートキーパが要求し、呼の発生消滅の頻度よりも少ない頻度で、通信に必要な帯域の確保及び解放を要求する。また、あらかじめゲートキーパに必要帯域の時系列変化の予測値を設定しておき、呼の発生消滅とは独立して、時刻によって通信に必要な帯域の確保及び解放を要求する。
この方法では、帯域確保及び解放を、呼毎ではなく、複数呼分まとめてゲートキーパが要求し、呼の発生消滅の頻度よりも少ない頻度で、通信に必要な帯域の確保及び解放を要求する。また、あらかじめゲートキーパに必要帯域の時系列変化の予測値を設定しておき、呼の発生消滅とは独立して、時刻によって通信に必要な帯域の確保及び解放を要求する。
また、特許文献2に記載されたPON(Passive Optical Network )システムにおける動的帯域割り当て制御方法では、上り方向セルバッファの蓄積セル数が、同上り方向セルバッファの容量オーバーが起こり得るセル数の閾値を越えたFULL状態又は容量オーバーしたBOF状態になると、ONT(Optical Network Terminal)の状態通知部は、OLT(Optical Line Terminal )に対して帯域増加要求を行う。OLTの帯域制御部は、帯域増加要求を受信するたびに、ONT未使用帯域の追加割り当てを段階的に行う。
また、特許文献3に記載されたセッション制御システムでは、第1のセッション代行装置は、帯域確保用のセッション制御プロトコルを実装しないクライアント装置と帯域保証型網との間に配置されている。この第1のセッション代行装置は、アプリケーション通信部と、アプリケーションプロキシ処理部と、セッション制御プロトコル処理部と、セッション制御プロトコル通信部と、帯域情報管理部と、帯域情報通信部とを有している。第2のセッション代行装置は、制御プロトコルを実装しないサーバ装置と帯域保証型網との間に配置されている。この第2のセッション代行装置は、アプリケーション通信部と、アプリケーションプロキシ処理部と、セッション制御プロトコル処理部と、セッション制御プロトコル通信部とを有している。クライアント装置とサーバ装置が帯域保証型網で通信を行うとき、第1のセッション代行装置がクライアント装置に代わり、また、第2のセッション代行装置がサーバ装置に代わって、帯域保証型網内に帯域確保用セッションを確立する。これにより、帯域確保用のセッション制御プロトコルを実装しない通信装置でも、帯域を確保した通信が可能となる。
しかしながら、上記各文献に記載の技術では、次のような問題点があった。
すなわち、特許文献1に記載された通信帯域確保及び解放要求方法では、通信に必要な帯域の確保及び解放が要求されるが、この発明とは構成が異なる。
すなわち、特許文献1に記載された通信帯域確保及び解放要求方法では、通信に必要な帯域の確保及び解放が要求されるが、この発明とは構成が異なる。
特許文献2に記載されたPONシステムでは、上り方向セルバッファの蓄積セル数が閾値を越えると、帯域増加要求が行われるが、この発明とは構成が異なる。
特許文献3に記載されたセッション制御システムでは、帯域確保用のセッション制御プロトコルを実装しない通信装置でも、帯域を確保した通信が行われるが、第1及び第2のセッション代行装置は、この発明のゲートウェイ装置とは構成が異なる。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、送信データが増加しても、レスポンスの低下やパケットロスが発生しないネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、ネットワークシステムに係り、 必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークと、該ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行うゲートウェイ装置とを備えてなることを特徴としている。
この発明の第2の構成は、ゲートウェイ装置に係り、必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行う構成とされていることをを特徴としている。
この発明の第3の構成は、帯域管理設定方法に係り、必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークに用いられ、ゲートウェイ装置が、該ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行うことを特徴としている。
この発明の構成によれば、送信データが増加しても、レスポンスの低下やパケットロスが発生しないネットワークシステム、ゲートウェイ装置及び帯域管理設定方法を実現することができる。
上記ゲートウェイ装置が、上記ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得する情報量取得手段と、同情報量取得手段で取得された上記コンテンツの情報量を、第1の閾値と比較し、同第1の閾値よりも多くなった回数を計数して帯域増加カウント数を出力すると共に、上記コンテンツの情報量を、上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値と比較し、同第2の閾値よりも少なくなった回数を計数して帯域減少カウント数を出力する帯域増減回数計数手段と、上記帯域増加カウント数を帯域増加保護段数と比較し、同帯域増加カウント数が同帯域増加保護段数以上のとき、帯域増加設定信号を出力する一方、上記帯域減少カウント数を帯域減少保護段数と比較し、同帯域減少カウント数が同帯域減少保護段数以上のとき、帯域減少設定信号を出力する帯域増減制御手段と、同帯域増減制御手段から上記帯域増加設定信号が出力されたとき、上記ネットワークに設定されている上記帯域を増加させる一方、上記帯域減少設定信号が出力されたとき、上記帯域を減少させる帯域増減実行手段とから構成されているネットワークシステムを提供する。
また、この発明の好適な形態では、上記帯域増減実行手段は、上記コンテンツの情報量として、上記旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出すると共に、上記新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出する構成とされ、上記情報量取得手段は、上記帯域増減実行手段で検出された上記第1のセッション数又は第2のセッション数を取得する構成とされている。
また、この発明の好適な形態では、上記帯域増減実行手段は、上記旧トンネルを終端すると共に同旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出して上記情報量取得手段へ送出するための第1のトンネル終端部と、上記新トンネルを終端すると共に同新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出して上記情報量取得手段へ送出するための第2のトンネル終端部と、ネットワークインタフェース部と、上記帯域増減制御手段から上記帯域増加設定信号又は上記帯域減少設定信号が出力されたとき、上記新トンネルを開設すると共に旧トンネルを閉鎖するための要求信号を上記ネットワークインタフェース部を介して上記ネットワークへ送出する帯域制御信号送受信部と、上記要求信号に対応して上記第1のトンネル終端部又は上記第2のトンネル終端部を選択するトンネル選択部とから構成され、上記ネットワークインタフェース部は、上記要求信号に対応して上記第1のトンネル終端部又は上記第2のトンネル終端部を選択する構成とされている。
また、この発明の好適な形態では、上記ゲートウェイ装置は、上記帯域増減実行手段から上記ネットワークへ送出するコンテンツの情報量よりも多く入力されるコンテンツを送信待ちの情報として蓄積するコンテンツ蓄積手段が設けられ、上記情報量取得手段は、同蓄積手段に蓄積されている上記コンテンツの情報量を取得する構成とされている。
また、この発明の好適な形態では、上記ネットワークは、オンデマンド型ネットワークで構成されている。
図1は、この発明の第1の実施形態であるネットワークシステムの要部の構成図である。
この形態のネットワークシステムは、同図に示すように、クライアント端末11 ,12 ,…,1m と、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)2と、ゲートウェイ装置3と、オンデマンド型ネットワーク4と、ゲートウェイ装置5と、LAN6と、サーバ71 ,72 ,…,7n とから構成されている。サーバ71 ,72 ,…,7n は、たとえば映像や音声データなどのRTPコンテンツを含む信号を、LAN6、ゲートウェイ装置5、オンデマンド型ネットワーク(以下、「ネットワーク」という)4、ゲートウェイ装置3及びLAN2を介してクライアント端末11 ,12 ,…,1m へ配信する。クライアント端末11 ,12 ,…,1m は、たとえば、パソコン、携帯電話機、双方向テレビなどであり、必要時に必要な情報をサーバ71 ,72 ,…,7n へ要求する。
この形態のネットワークシステムは、同図に示すように、クライアント端末11 ,12 ,…,1m と、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)2と、ゲートウェイ装置3と、オンデマンド型ネットワーク4と、ゲートウェイ装置5と、LAN6と、サーバ71 ,72 ,…,7n とから構成されている。サーバ71 ,72 ,…,7n は、たとえば映像や音声データなどのRTPコンテンツを含む信号を、LAN6、ゲートウェイ装置5、オンデマンド型ネットワーク(以下、「ネットワーク」という)4、ゲートウェイ装置3及びLAN2を介してクライアント端末11 ,12 ,…,1m へ配信する。クライアント端末11 ,12 ,…,1m は、たとえば、パソコン、携帯電話機、双方向テレビなどであり、必要時に必要な情報をサーバ71 ,72 ,…,7n へ要求する。
ゲートウェイ装置5は、各サーバ71 ,72 ,…,7n から送出される信号を束ねてネットワーク4に送出すると共に、同ネットワーク4から送出される信号を各サーバ71 ,72 ,…,7n に送信する。ネットワーク4は、必要時に必要な帯域を設定可能なネットワークであり、特に、この実施形態では、必要な帯域を有するトンネルを開設可能なオンデマンド型ネットワークで構成されている。ゲートウェイ装置3は、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量を取得し、同ネットワークに設定されている帯域を同コンテンツの情報量に応じて増減する。特に、この実施形態では、ゲートウェイ装置3は、ネットワーク4に対して、上記コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを新規に開設し、この新トンネルを介して同コンテンツの伝送(インナーセッション)を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、上記帯域の増減を行う。なお、セッション(session )とは、クライアント端末11 ,12 ,…,1m とサーバ71 ,72 ,…,7n との間で行われる一連の処理である。
図2は、図1中のゲートウェイ装置3の要部の電気的構成を示すブロック図である。
このゲートウェイ装置3は、同図2に示すように、同ゲートウェイ装置3全体を制御するコンピュータとしてのCPU(中央処理装置)3a及び同CPU3aを動作させるための帯域管理設定制御プログラムが記録されたROM(Read Only Memory、リード・オンリ・メモリ)3bを有している。特に、この実施形態では、ゲートウェイ装置3は、ネットワーク終端部11と、セッション数管理部12と、帯域増減判定部13と、帯域増減制御部14とから構成されている。ネットワーク終端部11は、コンテンツの情報量として、上記旧トンネルでの単位時間当たりのセッション数saを検出すると共に、上記新トンネルでの単位時間当たりのセッション数sbを検出し、また、同セッション数sa又はセッション数sbのいずれか一方を選択するための選択信号smを出力する。セッション数管理部12は、ネットワーク終端部11で検出されたセッション数sa又はセッション数sbを、選択信号smに基づいて選択して取得してセッション数scとして出力する。
このゲートウェイ装置3は、同図2に示すように、同ゲートウェイ装置3全体を制御するコンピュータとしてのCPU(中央処理装置)3a及び同CPU3aを動作させるための帯域管理設定制御プログラムが記録されたROM(Read Only Memory、リード・オンリ・メモリ)3bを有している。特に、この実施形態では、ゲートウェイ装置3は、ネットワーク終端部11と、セッション数管理部12と、帯域増減判定部13と、帯域増減制御部14とから構成されている。ネットワーク終端部11は、コンテンツの情報量として、上記旧トンネルでの単位時間当たりのセッション数saを検出すると共に、上記新トンネルでの単位時間当たりのセッション数sbを検出し、また、同セッション数sa又はセッション数sbのいずれか一方を選択するための選択信号smを出力する。セッション数管理部12は、ネットワーク終端部11で検出されたセッション数sa又はセッション数sbを、選択信号smに基づいて選択して取得してセッション数scとして出力する。
帯域増減判定部13は、セッション数管理部12から出力されるセッション数scを、あらかじめ設定されている帯域増加閾値(第1の閾値)と比較し、同帯域増加閾値よりも多くなった回数を計数して帯域増加カウント数iを出力すると共に、セッション数scを、上記帯域増加閾値よりも小さい帯域減少閾値(第2の閾値)と比較し、同帯域減少閾値よりも少なくなった回数を計数して帯域減少カウント数jを出力する。帯域増減制御部14は、帯域増加カウント数iを、あらかじめ設定されている帯域増加保護段数と比較し、同帯域増加カウント数iが同帯域増加保護段数以上のとき、帯域増加設定信号ifを出力する一方、帯域減少カウント数jを、あらかじめ設定されている帯域減少保護段数と比較し、同帯域減少カウント数jが同帯域減少保護段数以上のとき、帯域減少設定信号dfを出力する。また、上記ネットワーク終端部11は、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号ifが出力されたとき、ネットワーク4に設定されている帯域を増加させる一方、帯域減少設定信号dfが出力されたとき、同ネットワーク4に設定されている帯域を減少させる。
図3は、図1中のネットワーク終端部11の要部の電気的構成を示すブロック図である。
このネットワーク終端部11は、同図3に示すように、トンネル終端部21と、トンネル終端部22と、帯域制御信号送受信部23と、トンネル選択部24と、ネットワークインタフェース部25とから構成されている。トンネル終端部21は、上記旧トンネルを終端すると共に同旧トンネルでの単位時間当たりのセッション数saを検出してセッション数管理部12へ送出する。トンネル終端部22は、上記新トンネルを終端すると共に同新トンネルでの単位時間当たりのセッション数sbを検出してセッション数管理部12へ送出する。帯域制御信号送受信部23は、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号if又は帯域減少設定信号dfが出力されたとき、上記新トンネルを開設すると共に旧トンネルを閉鎖するための要求信号rqをネットワークインタフェース部25を介してネットワーク4へ送出すると共に、同要求信号rqに対応した上記選択信号smを出力する。トンネル選択部24は、選択信号smに基づいてトンネル終端部21又はトンネル終端部22を選択する。また、ネットワークインタフェース部25は、要求信号rqに対応してトンネル終端部21又は第2のトンネル終端部22を選択する
このネットワーク終端部11は、同図3に示すように、トンネル終端部21と、トンネル終端部22と、帯域制御信号送受信部23と、トンネル選択部24と、ネットワークインタフェース部25とから構成されている。トンネル終端部21は、上記旧トンネルを終端すると共に同旧トンネルでの単位時間当たりのセッション数saを検出してセッション数管理部12へ送出する。トンネル終端部22は、上記新トンネルを終端すると共に同新トンネルでの単位時間当たりのセッション数sbを検出してセッション数管理部12へ送出する。帯域制御信号送受信部23は、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号if又は帯域減少設定信号dfが出力されたとき、上記新トンネルを開設すると共に旧トンネルを閉鎖するための要求信号rqをネットワークインタフェース部25を介してネットワーク4へ送出すると共に、同要求信号rqに対応した上記選択信号smを出力する。トンネル選択部24は、選択信号smに基づいてトンネル終端部21又はトンネル終端部22を選択する。また、ネットワークインタフェース部25は、要求信号rqに対応してトンネル終端部21又は第2のトンネル終端部22を選択する
図4は、ゲートウェイ装置3の動作を説明するフローチャート、及び図5が、ネットワーク終端部11の動作を説明するフローチャートである。
これらの図を参照して、この形態のネットワークシステムに用いられる帯域管理設定方法の処理内容について説明する。
このネットワークシステムでは、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量としてセッション数が取得され、同ネットワーク4に設定されている帯域が同セッション数に応じて増減される。この場合、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に対して、上記コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルが新規に開設され、この新トンネルを介して上記コンテンツの伝送(インナーセッション)が全て行われると共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、上記帯域の増減が行われる。
これらの図を参照して、この形態のネットワークシステムに用いられる帯域管理設定方法の処理内容について説明する。
このネットワークシステムでは、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量としてセッション数が取得され、同ネットワーク4に設定されている帯域が同セッション数に応じて増減される。この場合、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4に対して、上記コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルが新規に開設され、この新トンネルを介して上記コンテンツの伝送(インナーセッション)が全て行われると共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、上記帯域の増減が行われる。
すなわち、帯域増減判定部13には、帯域増加閾値及び帯域減少閾値が設定され、また、図4に示すように、帯域増加カウント数i及び帯域減少カウント数jの初期設定値(i=j=0)が登録される(ステップA1)。セッション数管理部12では、ネットワーク終端部11よりセッション数saの情報が取得され(ステップA2)、セッション数scとして帯域増減判定部13に送出される。帯域増減判定部13では、現帯域が設定された状態での帯域増加カウント数i及び帯域減少カウント数jが取得される(ステップA3)。帯域増減判定部13では、セッション数scが帯域増加閾値よりも多いか少ないかが判定され(ステップA4)、多い場合には帯域増加カウント数iに“1”を加え(i=i+1)(ステップA5)、帯域増加カウント数iの値を帯域増減制御部14に送信する。帯域増減制御部14では、帯域増減判定部13から帯域増加カウント数iを受信して帯域増加保護段数と比較し(ステップA6)、帯域増加カウント数iが帯域増加保護段数以上の場合には、帯域増加設定信号ifをネットワーク終端部11に送信し(ステップA7)、帯域増加カウント数iを“0”に設定して(ステップA8)、ステップA3に戻る。
一方、上記ステップA4で、セッション数scが帯域増加閾値よりも少ない場合、帯域増減判定部13では、同セッション数scが帯域減少閾値より多いか少ないかが判定され(ステップA9)、少ない場合には帯域減少カウント数jに“1”を加え(j=j+1)(ステップA10)、帯域減少カウント数jの値を帯域増減制御部14に送信する。帯域増減制御部14では、帯域増減判定部13から帯域減少カウント数jを受信して帯域減少保護段数と比較し(ステップA11)、帯域減少カウント数jが帯域減少保護段数以上の場合には、帯域減少設定信号dfをネットワーク終端部11に送信し(ステップA12)、帯域減少カウント数jを“0”に設定して(ステップA13)、ステップA3に戻る。また、帯域増減判定部13では、セッション数saが帯域増加閾値より少なく、かつ帯域減少閾値より多い場合には、帯域が適切と判断し、帯域増加カウント数i及び帯域減少カウント数jを“0”に設定して(ステップA14)、ステップA3に戻る。
ネットワーク終端部11では、ネットワークインタフェース部25及びトンネル選択部24は、帯域制御信号送受信部23の選択信号smに基づいて、トンネル終端部21又はトンネル終端部22のいずれか一方を選択している。まず、ネットワークインタフェース部25及びトンネル選択部24がトンネル終端部21を選択している場合、同トンネル終端部21がネットワーク4と接続されている。この状態で、帯域制御信号送受信部23では、図5に示すように、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号ifが入力されると(ステップB1)、新しい帯域を「現在の帯域+帯域変化量α」とし(ステップB2)、トンネル終端部22を終端部として新しい帯域で新しいトンネルを開設するための要求信号rqをネットワークインタフェース部25を経由してネットワーク4に送信する(ステップB3)。トンネル選択部24及びネットワークインタフェース部25では、トンネル終端部22を選択してインナーセッションを新トンネルに全て移動し(ステップB4)、この後、帯域制御信号送受信部23は、現帯域のトンネルを閉鎖する要求をネットワークインタフェース部25を経由してネットワーク4に送信する(ステップB5)。
また、帯域制御信号送受信部23では、帯域増減制御部14から帯域減少設定信号dfが入力されると(ステップB6)、新しい帯域を「現在の帯域−帯域変化量α」とし(ステップB7)、上記ステップB3へ進み、トンネル終端部22を終端部として、新しい帯域で新しいトンネルを開設するための要求信号rqをネットワークインタフェース部25を経由してネットワーク4に送信する。
以上のように、この第1の実施形態では、ゲートウェイ装置3により、ネットワーク4の負荷状態をリアルタイムに監視し、負荷状態に応じて帯域を増減するので、送信データがバーストデータである場合でも、ネットワーク4の利用状況に応じて必要な帯域を設定でき、レスポンスの低下やパケットロスが発生しないネットワークシステムが構築される。また、この場合、クライアント端末やサーバ側に手を加える必要がなく、ゲートウェイ装置3を設置するだけで良いので、実現が容易である。また、ゲートウェイ装置3により、必要な帯域のトンネルを新規に開設し、インナーセッションを全て新トンネルに移動後に旧トンネルを削除することにより帯域を増減するので、帯域設定時に、SIP(Session Initiation Protocol 、セッション開始プロトコル)で規定されている、帯域を増減させるコマンド“UPDATE”を用いなくても、帯域を変更できる。
図6は、この発明の第2の実施形態であるネットワークシステムに用いられるゲートウェイ装置の要部の電気的構成を示すブロック図であり、第1の実施形態を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この形態のゲートウェイ装置3Aでは、同図6に示すように、図2中のネットワーク終端部11及び帯域増減判定部13に代えて、異なる構成のネットワーク終端部11A及び帯域増減判定部13Aが設けられ、また、セッション数管理部12が削除され、バッファ部31及びバッファ監視部32が新たに設けられている。ネットワーク終端部11Aは、ネットワーク終端部11と同様に、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号ifが出力されたとき、ネットワーク4に設定されている帯域を増加させる一方、帯域減少設定信号dfが出力されたとき、同ネットワーク4に設定されている帯域を減少させる。なお、このネットワーク終端部11Aは、ネットワーク終端部11のセッション数sa,sb及び選択信号smを出力する機能は有していない。
この形態のゲートウェイ装置3Aでは、同図6に示すように、図2中のネットワーク終端部11及び帯域増減判定部13に代えて、異なる構成のネットワーク終端部11A及び帯域増減判定部13Aが設けられ、また、セッション数管理部12が削除され、バッファ部31及びバッファ監視部32が新たに設けられている。ネットワーク終端部11Aは、ネットワーク終端部11と同様に、帯域増減制御部14から帯域増加設定信号ifが出力されたとき、ネットワーク4に設定されている帯域を増加させる一方、帯域減少設定信号dfが出力されたとき、同ネットワーク4に設定されている帯域を減少させる。なお、このネットワーク終端部11Aは、ネットワーク終端部11のセッション数sa,sb及び選択信号smを出力する機能は有していない。
バッファ部31は、ネットワーク終端部11Aからネットワーク4へ送出するコンテンツの情報量(パケット量)よりも多く入力されるコンテンツを送信待ちの情報として蓄積し、この蓄積されているコンテンツの情報量をバッファ量baとして出力する。バッファ監視部32は、バッファ部31に蓄積されているバッファ量baを取得してバッファ量bcとして出力する。帯域増減判定部13Aは、バッファ監視部32から出力されるバッファ量bcを、あらかじめ設定されている帯域増加閾値(第1の閾値)と比較し、同帯域増加閾値よりも多くなった回数を計数して帯域増加カウント数iを出力すると共に、バッファ量bcを、上記帯域増加閾値よりも小さい帯域減少閾値(第2の閾値)と比較し、同帯域減少閾値よりも少なくなった回数を計数して帯域減少カウント数jを出力する。他は、図1と同様の構成である。
図7は、図6中のネットワーク終端部11Aの要部の電気的構成を示すブロック図であり、第1の実施形態を示す図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このネットワーク終端部11Aでは、同図7に示すように、図3中のトンネル終端部21,22に代えて、トンネル終端部21A,22Aが設けられている。トンネル終端部21A,22Aは、トンネル終端部21,22のセッション数sa,sbを出力する機能は有していない。
このネットワーク終端部11Aでは、同図7に示すように、図3中のトンネル終端部21,22に代えて、トンネル終端部21A,22Aが設けられている。トンネル終端部21A,22Aは、トンネル終端部21,22のセッション数sa,sbを出力する機能は有していない。
このネットワークシステムでは、ゲートウェイ装置3Aにより、ネットワーク4に流れているコンテンツの情報量としてバッファ量が取得され、同ネットワーク4に設定されている帯域が同バッファ量に応じて増減され、第1の実施形態と同様の利点がある。
以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、クライアント端末11 ,12 ,…,1m とサーバ71 ,72 ,…,7n との間で行われる全てのセッションの帯域の総和に基づいて、ネットワーク4の帯域の増減を設定するようにしても良い。また、図1中のゲートウェイ装置5を、ゲートウェイ装置3と同様の構成としても良い。
たとえば、クライアント端末11 ,12 ,…,1m とサーバ71 ,72 ,…,7n との間で行われる全てのセッションの帯域の総和に基づいて、ネットワーク4の帯域の増減を設定するようにしても良い。また、図1中のゲートウェイ装置5を、ゲートウェイ装置3と同様の構成としても良い。
この発明は、オンデマンド型ネットワークを用いたネットワークシステム全般に適用でき、特に、サーバから映像や音声データなどのRTPコンテンツを含む信号をクライアント端末に配信する場合に有効である。
3,3A ゲートウェイ装置
4 ネットワーク(オンデマンド型ネットワーク)
11,11A ネットワーク終端部(帯域増減実行手段)
12 セッション数管理部(情報量取得手段)
13,13A 帯域増減判定部(帯域増減回数計数手段)
14 帯域増減制御部(帯域増減制御手段)
21,22, トンネル終端部(情報量取得手段、帯域増減実行手段)
21A,22A トンネル終端部(帯域増減実行手段)
23 帯域制御信号送受信部(ネットワーク終端部の一部)
24 トンネル選択部(ネットワーク終端部の一部)
25 ネットワークインタフェース部(ネットワーク終端部の一部)
31 バッファ部(コンテンツ蓄積手段)
32 バッファ監視部(情報量取得手段)
4 ネットワーク(オンデマンド型ネットワーク)
11,11A ネットワーク終端部(帯域増減実行手段)
12 セッション数管理部(情報量取得手段)
13,13A 帯域増減判定部(帯域増減回数計数手段)
14 帯域増減制御部(帯域増減制御手段)
21,22, トンネル終端部(情報量取得手段、帯域増減実行手段)
21A,22A トンネル終端部(帯域増減実行手段)
23 帯域制御信号送受信部(ネットワーク終端部の一部)
24 トンネル選択部(ネットワーク終端部の一部)
25 ネットワークインタフェース部(ネットワーク終端部の一部)
31 バッファ部(コンテンツ蓄積手段)
32 バッファ監視部(情報量取得手段)
Claims (15)
- 必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークと、
該ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行うゲートウェイ装置とを備えてなることを特徴とするネットワークシステム。 - 前記ゲートウェイ装置は、
前記ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得する情報量取得手段と、
該情報量取得手段で取得された前記コンテンツの情報量を、第1の閾値と比較し、該第1の閾値よりも多くなった回数を計数して帯域増加カウント数を出力すると共に、前記コンテンツの情報量を、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値と比較し、該第2の閾値よりも少なくなった回数を計数して帯域減少カウント数を出力する帯域増減回数計数手段と、
前記帯域増加カウント数を帯域増加保護段数と比較し、該帯域増加カウント数が該帯域増加保護段数以上のとき、帯域増加設定信号を出力する一方、前記帯域減少カウント数を帯域減少保護段数と比較し、該帯域減少カウント数が該帯域減少保護段数以上のとき、帯域減少設定信号を出力する帯域増減制御手段と、
該帯域増減制御手段から前記帯域増加設定信号が出力されたとき、前記ネットワークに設定されている前記帯域を増加させる一方、前記帯域減少設定信号が出力されたとき、前記帯域を減少させる帯域増減実行手段とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。 - 前記帯域増減実行手段は、
前記コンテンツの情報量として、前記旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出すると共に、前記新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出する構成とされ、
前記情報量取得手段は、
前記帯域増減実行手段で検出された前記第1のセッション数又は第2のセッション数を取得する構成とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。 - 前記帯域増減実行手段は、
前記旧トンネルを終端すると共に該旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出して前記情報量取得手段へ送出するための第1のトンネル終端部と、
前記新トンネルを終端すると共に該新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出して前記情報量取得手段へ送出するための第2のトンネル終端部と、
ネットワークインタフェース部と、
前記帯域増減制御手段から前記帯域増加設定信号又は前記帯域減少設定信号が出力されたとき、前記新トンネルを開設すると共に旧トンネルを閉鎖するための要求信号を前記ネットワークインタフェース部を介して前記ネットワークへ送出する帯域制御信号送受信部と、
前記要求信号に対応して前記第1のトンネル終端部又は前記第2のトンネル終端部を選択するトンネル選択部とから構成され、
前記ネットワークインタフェース部は、
前記要求信号に対応して前記第1のトンネル終端部又は前記第2のトンネル終端部を選択する構成とされていることを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。 - 前記ゲートウェイ装置は、
前記帯域増減実行手段から前記ネットワークへ送出するコンテンツの情報量よりも多く入力されるコンテンツを送信待ちの情報として蓄積するコンテンツ蓄積手段が設けられ、
前記情報量取得手段は、
該蓄積手段に蓄積されている前記コンテンツの情報量を取得する構成とされていることを特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。 - 前記ネットワークは、
オンデマンド型ネットワークで構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のネットワークシステム。 - 必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行う構成とされていることを特徴とするゲートウェイ装置。
- 前記ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得する情報量取得手段と、
該情報量取得手段で取得された前記コンテンツの情報量を、第1の閾値と比較し、該第1の閾値よりも多くなった回数を計数して帯域増加カウント数を出力すると共に、前記コンテンツの情報量を、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値と比較し、該第2の閾値よりも少なくなった回数を計数して帯域減少カウント数を出力する帯域増減回数計数手段と、
前記帯域増加カウント数を帯域増加保護段数と比較し、該帯域増加カウント数が該帯域増加保護段数以上のとき、帯域増加設定信号を出力する一方、前記帯域減少カウント数を帯域減少保護段数と比較し、該帯域減少カウント数が該帯域減少保護段数以上のとき、帯域減少設定信号を出力する帯域増減制御手段と、
該帯域増減制御手段から前記帯域増加設定信号が出力されたとき、前記ネットワークに設定されている前記帯域を増加させる一方、前記帯域減少設定信号が出力されたとき、前記帯域を減少させる帯域増減実行手段とから構成されていることを特徴とする請求項7記載のゲートウェイ装置。 - 前記帯域増減実行手段は、
前記コンテンツの情報量として、前記旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出すると共に、前記新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出する構成とされ、
前記情報量取得手段は、
前記帯域増減実行手段で検出された前記第1のセッション数及び第2のセッション数を取得する構成とされていることを特徴とする請求項7又は8記載のゲートウェイ装置。 - 前記帯域増減実行手段は、
前記旧トンネルを終端すると共に該旧トンネルでの単位時間当たりの第1のセッション数を検出して前記情報量取得手段へ送出するための第1のトンネル終端部と、
前記新トンネルを終端すると共に該新トンネルでの単位時間当たりの第2のセッション数を検出して前記情報量取得手段へ送出するための第2のトンネル終端部と、
ネットワークインタフェース部と、
前記帯域増減制御手段から前記帯域増加設定信号又は前記帯域減少設定信号が出力されたとき、前記新トンネルを開設すると共に旧トンネルを閉鎖するための要求信号を前記ネットワークインタフェース部を介して前記ネットワークへ送出する帯域制御信号送受信部と、
前記要求信号に対応して前記第1のトンネル終端部又は前記第2のトンネル終端部を選択するトンネル選択部とから構成され、
前記ネットワークインタフェース部は、
前記要求信号に対応して前記第1のトンネル終端部又は前記第2のトンネル終端部を選択する構成とされていることを特徴とする請求項9記載のネットワークシステム。 - 前記帯域増減実行手段から前記ネットワークへ送出するコンテンツの情報量よりも多く入力されるコンテンツを送信待ちの情報として蓄積するコンテンツ蓄積手段が設けられ、
前記情報量取得手段は、
該蓄積手段に蓄積されている前記コンテンツの情報量を取得する構成とされていることを特徴とする請求項8記載のゲートウェイ装置。 - 前記ネットワークは、
オンデマンド型ネットワークで構成されていることを特徴とする請求項7、8、9、10又は11記載のゲートウェイ装置。 - 必要な帯域を有するトンネルを開設可能なネットワークに用いられ、
ゲートウェイ装置が、該ネットワークに流れているコンテンツの情報量を取得し、該コンテンツの情報量に応じて必要な帯域のトンネルを前記ネットワークに対して新規に開設し、この新トンネルを介して前記コンテンツの伝送を全て行うと共に、従前の旧トンネルを閉鎖することにより、前記ネットワークに設定されている前記帯域の増減を行うことを特徴とする帯域管理設定方法。 - 前記ネットワークは、
オンデマンド型ネットワークで構成されていることを特徴とする請求項13記載の帯域管理設定方法。 - コンピュータに請求項1乃至12のいずれか一に記載のゲートウェイ装置を制御させるための帯域管理設定制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009047996A JP2010206378A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | ネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラム |
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JP2009047996A JP2010206378A (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | ネットワークシステム、ゲートウェイ装置、帯域管理設定方法及び帯域管理設定制御プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012042703A1 (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 三菱電機株式会社 | 帯域予約装置、帯域予約方法、通信装置、及び通信システム |
JP2018037770A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | コニカミノルタ株式会社 | サービス提供システム |
-
2009
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012042703A1 (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 三菱電機株式会社 | 帯域予約装置、帯域予約方法、通信装置、及び通信システム |
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