JP2010196630A - Compressor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、圧縮機に関するものである。 The present invention relates to a compressor.
従来、固定スクロール部材に旋回スクロール部材が噛み合わされ、両スクロール部材間に形成される圧縮室で冷媒ガスを圧縮した後に、この圧縮冷媒ガスを固定スクロール部材の基板とハウジングとによって形成される吐出室に吐出する圧縮機において、吐出室の内面又は外面に断熱部材を設けたものが知られている。 Conventionally, a revolving scroll member is engaged with a fixed scroll member, and after compressing the refrigerant gas in a compression chamber formed between both scroll members, the compressed refrigerant gas is discharged by a substrate and a housing of the fixed scroll member. In a compressor that discharges to the outside, a compressor in which a heat insulating member is provided on an inner surface or an outer surface of a discharge chamber is known.
しかし、冷媒には圧縮機内部の潤滑を目的として潤滑油が含まれており、冷媒と潤滑油とを分離するオイルセパレータを圧縮機に設けたとき、オイルセパレータより吸入側ガスへと熱が伝わるために、圧縮時の体積効率の低下を招くという問題があった。 However, the refrigerant contains lubricating oil for the purpose of lubricating the inside of the compressor. When an oil separator that separates the refrigerant and the lubricating oil is provided in the compressor, heat is transferred from the oil separator to the suction side gas. For this reason, there has been a problem that the volumetric efficiency during compression is reduced.
本発明の目的は、上記問題に鑑み、オイルセパレータ内の高温流体から、圧縮機吸入側流体への熱伝達を抑制した圧縮機を提供することを目的とする。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a compressor that suppresses heat transfer from a high-temperature fluid in an oil separator to a compressor suction-side fluid.
上記目的を解決するにあたり、請求項1に記載の発明は、圧縮機(100)の外殻を構成するハウジング(101)と、ハウジング(101)に設けられた吸入ポートと、ハウジング(101)内に設けられ、冷媒を圧縮する圧縮機構(200)と、吸入ポートより吸入された冷媒を圧縮機構(200)に導く吸入経路と、ハウジング(101)内に設けられ、圧縮機構(200)により圧縮された冷媒が吐出される吐出室(290)と、冷媒には潤滑油が混合されており、ハウジング(101)内には、冷媒と潤滑油の混合流体から潤滑油を分離する潤滑油分離器を備え、潤滑油分離器は、吐出室と連通する円筒状の空間をなす潤滑油分離室(400)と、潤滑油分離室(400)の内部に配置されたセパレータパイプ(410)とから構成されており、潤滑油分離室(400)の内壁面に断熱部材(420)を備えることを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned object, the invention described in claim 1 includes a housing (101) constituting an outer shell of the compressor (100), a suction port provided in the housing (101), and a housing (101) A compression mechanism (200) for compressing the refrigerant, a suction path for guiding the refrigerant sucked from the suction port to the compression mechanism (200), and a housing (101) for compression by the compression mechanism (200). A discharge chamber (290) through which the discharged refrigerant is discharged, and the lubricant is mixed with a lubricant, and in the housing (101), a lubricant separator that separates the lubricant from the fluid mixture of the refrigerant and the lubricant The lubricating oil separator includes a lubricating oil separating chamber (400) that forms a cylindrical space communicating with the discharge chamber, and a separator pipe (410) disposed inside the lubricating oil separating chamber (400). Are characterized by the inner wall surface of the lubricating oil separation chamber (400) comprises a heat insulating member (420).
潤滑油分離室(400)から吸入側冷媒への熱伝達が抑制されるため、圧縮時の体積効率の低下を低減することができる。 Since heat transfer from the lubricating oil separation chamber (400) to the suction side refrigerant is suppressed, a decrease in volumetric efficiency during compression can be reduced.
請求項2に記載の発明は、断熱部材(420)は、潤滑油分離室(400)の内壁面に密着して設けられていることを特徴とする。 The invention according to claim 2 is characterized in that the heat insulating member (420) is provided in close contact with the inner wall surface of the lubricating oil separation chamber (400).
断熱部材(420)を密着させることにより、潤滑油分離室(400)からの熱を直接的に抑制することができるため、吸入された冷媒に対する温度上昇の抑制効果を高めることができる。 Since the heat from the lubricating oil separation chamber (400) can be directly suppressed by bringing the heat insulating member (420) into close contact with each other, the effect of suppressing the temperature rise with respect to the sucked refrigerant can be enhanced.
また、請求項3に記載の発明のように、断熱部材(420)は、潤滑油分離室(400)の内壁面に機械的に固定されるようにしてもよい。 Further, as in the invention described in claim 3, the heat insulating member (420) may be mechanically fixed to the inner wall surface of the lubricating oil separation chamber (400).
請求項4に記載の発明は、吐出室(290)の内壁面に吐出室断熱部材を備えることを特徴とする。 The invention described in claim 4 is characterized in that a discharge chamber heat insulating member is provided on the inner wall surface of the discharge chamber (290).
吐出室(290)にも潤滑油分離室(400)と同様に吐出室断熱部材を設けることにより、吸入側冷媒への熱伝達をより抑制することができるため、流体密度低下による圧縮時の体積効率の低下を低減することができる。 By providing a discharge chamber heat insulating member in the discharge chamber (290) as well as the lubricating oil separation chamber (400), heat transfer to the suction side refrigerant can be further suppressed. A decrease in efficiency can be reduced.
また、請求項5に記載の発明のように、圧縮機構としてスクロール式圧縮機構(240、250)を有する圧縮機としてもよい。 Moreover, it is good also as a compressor which has a scroll type compression mechanism (240,250) as a compression mechanism like invention of Claim 5.
(第1実施形態)
以下、本発明を車両用空調装置に用いられるスクロール型圧縮機に適用した一実施形態について図1、図2、図3、図4を用いて説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a scroll compressor used in a vehicle air conditioner will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3 and 4.
図1は本実施形態における圧縮機を示す図である。そして、図2は前記図1内に指示するA−A断面を示す図である。また、図3は本実施形態における特徴部の拡大図である。 FIG. 1 is a diagram showing a compressor in the present embodiment. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA indicated in FIG. FIG. 3 is an enlarged view of a characteristic portion in the present embodiment.
圧縮機100は、図1に示すように、ここではスクロール型の圧縮機構部200に電動機部300が一体的に設けられ、この電動機部300によって圧縮機構部200が作動される電動圧縮機である。
圧縮機構部200および電動機部300は、フロントハウジング101aとリアハウジング101bとから成るハウジング101内に収容されている。また、圧縮機構部200と電動機部300は、フロントハウジング101a内に組み付けられたインナーハウジング105にて区切られている。
As shown in FIG. 1, the
The
電動機部300は、シャフト211に固定される回転子310と、この回転子310の外周側でハウジング101の内壁に焼嵌固定された固定子320とから形成されている。シャフト211は、フロントハウジング101aに組み付けられたラジアルベアリング103と、インナーハウジング105に組み付けられたリアラジアルベアリング104にて回転可能に支持されている。フロントハウジング101aの上部には、ハーメチックシール102が組み付けられている。ハーメチックシール102は、好ましくは車両用空調装置に用いられる冷媒に対応した気密端子がよい。図示しない外部電源より、ハーメチックシール102を通じて電力が供給されると、回転子310と共に、シャフト211が回転する。
The
次に、圧縮機構部200について説明する。シャフト211の圧縮機構部200側には、偏心クランク機構210が設けられている。シャフト211に設けられた偏心クランク機構210には、カウンターウェイト212が回転可能に組み付けられている。そして、カウンターウェイト212の軸部分外周にはラジアルベアリング230が組み付けられている。よって、シャフト211は、カウンターウェイト212とラジアルベアリング230を介して、旋回スクロール240と連結されている。
Next, the
旋回スクロール240の反電動機部側には固定スクロール250が設けられている。また、旋回スクロール240と固定スクロール250との間には、それぞれに設けられた渦巻き状のスクロールラップが、シャフト211の長手方向に嵌合して三日月状の圧縮室260が形成されている。また、旋回スクロール240と固定スクロール250との間の最外周部には、図示しない吸入室が形成される。
A
フロントハウジング101aには、図示しない吸入ポートが設けられている。吸入ポートより吸入された冷媒は、フロントハウジング101a内に設けられた図示しない吸入経路を通り、インナーハウジング105に設けられた図示しない吸入口より圧縮機構部200内へと導入される。圧縮機構部200内へと導入された冷媒は、上記図示しない吸入室へと吸入される。冷媒を吸入後、旋回スクロール240は、偏心クランク機構210の回転により公転運動をする。その中で、吸入された冷媒は圧縮室260へと移動する。その後、旋回スクロール240と固定スクロール250との内壁にて圧縮された冷媒は、固定スクロール250に設けられた吐出通路270より吐出室290へと吐出される。この時冷媒は、吐出通路270に設けられた逆止弁である吐出弁280を押し開けることにより吐出室290へと移動する。
The
リアハウジング101bの端部には、冷媒と潤滑油との混合流体から潤滑油を分離する潤滑油分離室400が設けられている。潤滑油分離器は、圧縮機100の外部へと連通する開口部400aと、吐出室290と連通する連通通路400bと、分離した潤滑油を導出するオイル導出口400cとが設けられた潤滑油分離室400と。潤滑油分離室400に開口部400aから圧入されたセパレータパイプ410とから構成されている。
A lubricating
次に、潤滑油分離室400の内面について図2、図3を用いて説明する。潤滑油分離室400内面には、図2、図3に示すとおり、樹脂部材にて形成された断熱部材420が設けられている。断熱部材420は、底面を持った円筒状に形成されている。断熱部材420の側面には、油絞り430を組み付けるためのオイル抜き穴450が設けられている。また、断熱部材420の側面には、連通通路400bと、潤滑油分離室400内とを連通させるための連通穴460が設けられている。尚、この断熱部材420は、好ましくはポリフェニレンスルファイドなどの熱伝導率が低く、耐熱性、耐油性に優れた樹脂部材がよい。また、断熱部材420は、潤滑油分離室400の内面に接着材などで密着状態に接着しても、双方に結合構造を設けることにより、機械的に着脱可能にしてもよい。
Next, the inner surface of the lubricating
吐出室290へと吐出された冷媒には、圧縮機100の内部の潤滑を目的とした潤滑油が含有されている。吐出室290より、連通通路400bを通じて潤滑油分離室400内へと移動した冷媒は、セパレータパイプ410を中心に周回しながら潤滑油分離室400内下方へと移動する。この際、セパレータパイプ410の周囲では、冷媒と潤滑油とが遠心分離される。分離された冷媒は、潤滑油分離室400より、開口部400aを通じて吐出される。また、分離された潤滑油は、断熱部材420の内壁面を伝って、潤滑油分離室400の下部に溜まる。潤滑油分離室400の下部に溜まった潤滑油は、油絞り430にて流量調整をされた後、導油通路440にて、圧縮機100内部へと導入される。
The refrigerant discharged into the
次に、本実施形態の特徴について説明する。本実施形態における圧縮機100が備える潤滑油分離室400内面には、断熱部材420が設けられている。この断熱部材420により、圧縮された冷媒と、冷媒に含まれる潤滑油とから放出される熱が、リアハウジング101bへと伝熱されることを軽減できる。これにより、リアハウジング101bよりフロントハウジング101a、そしてフロントハウジング101aより吸入側冷媒へと伝達される熱を軽減することができる。吸入側冷媒の温度上昇が低減できることにより、圧縮機100の体積効率の低下を軽減することができる。
Next, features of the present embodiment will be described. A
本実施形態における本発明の効果について図4を用いて説明する。図4は本実施形態における圧縮機100を車両用空調装置に用いられる冷凍サイクルに適用した際を示すモリエル線図である。図4は、本実施形態における圧縮機100によるものと、本実施形態における圧縮機100より、断熱部材420を取除いたものによる結果を示している。
The effect of the present invention in this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a Mollier diagram showing a case where the
まず、本実施形態における圧縮機100より、断熱部材420を取除いた場合には、次に示すサイクルとなる。ポイントTdとポイントAとの間では、凝縮器500によって、冷媒は車室外気と熱交換することによって温度が下げられ、低温高圧の液相状態になる。ポイントAとポイントBとの間では、膨張弁510によって、冷媒は減圧され、気液二相状態となる。ポイントBとポイントTsとの間では蒸発器520によって、冷媒が車室内気と熱交換することで吸熱を行い、蒸発して気相冷媒となる。ポイントTsとポイントTdとの間では、図示しない圧縮機によって、冷媒は圧縮され、高温高圧の状態になる。
First, when the
次に、本実施形態における圧縮機100を用いた場合には、次に示すサイクルとなる。ポイントTd’とポイントAとの間では、凝縮器500によって、冷媒は車室外気と熱交換することによって温度が下げられ、低温高圧の液相状態になる。ポイントAとポイントBとの間では、膨張弁510によって、冷媒は減圧され、気液二相状態となる。ポイントBとポイントTs’との間では蒸発器520によって、冷媒が車室内気と熱交換することで吸熱を行い、蒸発して気相冷媒となる。ポイントTs’とポイントTd’との間では、図示しない圧縮機によって、冷媒は圧縮され、高温高圧の状態になる。
Next, when the
以上により、潤滑油分離室400内面に断熱部材420を設けることにより、ポイントTdはポイントTd‘に、ポイントTsはポイントTs’へと改善することが分かる。これにより、吸入側冷媒の温度上昇が低減されているため、圧縮機100の体積効率の低下を軽減することができる。
From the above, it can be seen that the provision of the
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態の特徴を図5を用いて説明する。
(Second Embodiment)
Next, features of the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
上記第1実施形態では、潤滑油分離室400内面に底面を持った円筒状に形成され、側面には、油絞り430を組み付けるためのオイル抜き穴450と、連通穴460を設けたが、本実施形態では連通穴460を設ける代わりに、断熱部材開口部より連通通路400bに接する面にかけてU字型の切り欠きを設けることを特徴とする。
In the first embodiment, the lubricating
これにより、吸入側冷媒の温度上昇が低減されているため、圧縮機100の体積効率の低下を軽減することができる。また、上記第1実施形態と比較して製造コストを低減することができる。さらに、上記第1実施形態と比較して加工に要する手間を軽減することができる。
Thereby, since the temperature rise of the suction side refrigerant | coolant is reduced, the fall of the volume efficiency of the
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態の特徴を図6を用いて説明する。
(Third embodiment)
Next, features of the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
上記第1実施形態では、潤滑油分離室400内面に底面を持った円筒状に形成され、側面には、油絞り430を組み付けるためのオイル抜き穴450と、連通穴460を設けたが、本実施形態では底面が塞がれていない円筒状の断熱部材を用いる特徴とする。
In the first embodiment, the lubricating
これにより、吸入側冷媒の温度上昇が低減されているため、圧縮機100の体積効率の低下を軽減することができる。また、上記第1実施形態と比較して製造コストを低減することができる。さらに、上記第1実施形態と比較して加工に要する手間を軽減することができる。
Thereby, since the temperature rise of the suction side refrigerant | coolant is reduced, the fall of the volume efficiency of the
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態の特徴を図7を用いて説明する。
(Fourth embodiment)
Next, features of the fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
上記第1実施形態では、潤滑油分離室400内面に底面を持った円筒状に形成され、側面には、油絞り430を組み付けるためのオイル抜き穴450と、連通穴460を設けたが、本実施形態では連通穴460を設ける代わりに、連通通路400bを塞がないように、断熱部材上端を斜めに切断したことを特徴とする。
In the first embodiment, the lubricating
これにより、吸入側冷媒の温度上昇が低減されているため、圧縮機100の体積効率の低下を軽減することができる。また、上記第1実施形態と比較して製造コストを低減することができる。さらに、上記第1実施形態と比較して加工に要する手間を軽減することができる。
Thereby, since the temperature rise of the suction side refrigerant | coolant is reduced, the fall of the volume efficiency of the
(他の実施形態)
上記実施形態においては、潤滑油分離器の内壁面に断熱部材を設けるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、吐出室にも、吐出室断熱部材として断熱部材を設けるようにしてもよい。
(Other embodiments)
In the above embodiment, the heat insulating member is provided on the inner wall surface of the lubricating oil separator, but the present invention is not limited to this, and the discharge chamber is also provided with a heat insulating member as the discharge chamber heat insulating member. It may be.
また、上記実施形態においては、断熱部材としてポリフェニレンスルファイド(PPS)を用いたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂(ABS)、ポリイミド等の合成樹脂や、ステンレス、チタン等の金属材料、セラミックスに代表される無機固体材料等、圧縮機外殻に用いられる素材と比較して熱伝導率が低い素材であればなんでもよい。 Moreover, in the said embodiment, although polyphenylene sulfide (PPS) was used as a heat insulation member, this invention is not limited to the said embodiment, A polybutylene terephthalate (PBT), acrylonitrile butadiene styrene copolymer synthetic resin (ABS), synthetic resins such as polyimide, metal materials such as stainless steel and titanium, inorganic solid materials typified by ceramics, etc., if the material has a lower thermal conductivity than the material used for the compressor shell Anything.
また、上記実施形態においては、本発明を車両用空調装置に用いられる冷凍サイクルに適用したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、加熱用ヒートポンプに適用してもよい。これにより、図8に示すように、吐出側冷媒の温度低下を軽減することができるため、加熱効率の低下を緩和することができる。 Moreover, in the said embodiment, although this invention was applied to the refrigerating cycle used for a vehicle air conditioner, this invention is not limited to the said embodiment, You may apply to the heat pump for heating. Thereby, as shown in FIG. 8, since the temperature fall of a discharge side refrigerant | coolant can be reduced, the fall of heating efficiency can be relieve | moderated.
また、上記実施形態においては、ハーメチックシール102は、車両用空調装置に用いられる冷媒に対応した気密端子がよいとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の分野にて用いられる気密端子や、又は、フロントハウジング101aとの間に樹脂などを含浸させることによって気密を確保してもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載した発明を逸脱しない範囲であれば、どのような形で実施するようにしてもよい。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and may be implemented in any form as long as it does not depart from the invention described in the claims.
100 圧縮機
101 ハウジング
200 圧縮機構部
211 シャフト
240 旋回スクロール
250 固定スクロール
270 吐出通路
290 吐出室
300 電動機部
400 潤滑油分離室
400a 開口部
400b 連通通路
400c オイル導出口
410 遠心分離式オイルセパレータ
420 断熱部材
430 油絞り
440 導油通路
450 オイル抜き穴
460 連通穴
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ハウジング(101)に設けられた吸入ポートと、
前記ハウジング(101)内に設けられ、冷媒を圧縮する圧縮機構(200)と、
前記吸入ポートより吸入された前記冷媒を前記圧縮機構(200)に導く吸入経路と、
前記ハウジング(101)内に設けられ、前記圧縮機構(200)により圧縮された前記冷媒が吐出される吐出室(290)と、
前記冷媒には潤滑油が混合されており、
前記ハウジング(101)内には、前記冷媒と前記潤滑油の混合流体から前記潤滑油を分離する潤滑油分離器を備え、
前記潤滑油分離器は、前記吐出室(290)と連通する円筒状の空間をなす潤滑油分離室(400)と、
前記潤滑油分離室(400)の内部に配置されたセパレータパイプ(410)とから構成されており、
前記潤滑油分離室(400)の内壁面に断熱部材(420)を備えることを特徴とする圧縮機。 A housing (101) constituting an outer shell of the compressor (100);
A suction port provided in the housing (101);
A compression mechanism (200) provided in the housing (101) for compressing the refrigerant;
A suction path for guiding the refrigerant sucked from the suction port to the compression mechanism (200);
A discharge chamber (290) provided in the housing (101) and into which the refrigerant compressed by the compression mechanism (200) is discharged;
Lubricating oil is mixed in the refrigerant,
The housing (101) includes a lubricant separator that separates the lubricant from a mixed fluid of the refrigerant and the lubricant,
The lubricating oil separator comprises a lubricating oil separating chamber (400) that forms a cylindrical space communicating with the discharge chamber (290),
A separator pipe (410) disposed inside the lubricating oil separation chamber (400),
A compressor comprising a heat insulating member (420) on an inner wall surface of the lubricating oil separation chamber (400).
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Cited By (2)
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WO2011040443A1 (en) | 2009-09-29 | 2011-04-07 | Necエナジーデバイス株式会社 | Secondary battery |
WO2012144224A1 (en) | 2011-04-22 | 2012-10-26 | 株式会社ヴァレオジャパン | Scroll compressor |
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Cited By (2)
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WO2012144224A1 (en) | 2011-04-22 | 2012-10-26 | 株式会社ヴァレオジャパン | Scroll compressor |
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