JP2010191377A - 顕微鏡撮像システム及び該動作方法 - Google Patents
顕微鏡撮像システム及び該動作方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010191377A JP2010191377A JP2009038277A JP2009038277A JP2010191377A JP 2010191377 A JP2010191377 A JP 2010191377A JP 2009038277 A JP2009038277 A JP 2009038277A JP 2009038277 A JP2009038277 A JP 2009038277A JP 2010191377 A JP2010191377 A JP 2010191377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent
- color
- fluorescent cube
- cube
- observation image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims abstract description 69
- 238000011017 operating method Methods 0.000 title 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 24
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 14
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 11
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 9
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 8
- 239000007850 fluorescent dye Substances 0.000 description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 7
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/16—Microscopes adapted for ultraviolet illumination ; Fluorescence microscopes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/62—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
- G01N21/63—Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
- G01N21/64—Fluorescence; Phosphorescence
- G01N21/645—Specially adapted constructive features of fluorimeters
- G01N21/6456—Spatial resolved fluorescence measurements; Imaging
- G01N21/6458—Fluorescence microscopy
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/36—Microscopes arranged for photographic purposes or projection purposes or digital imaging or video purposes including associated control and data processing arrangements
- G02B21/365—Control or image processing arrangements for digital or video microscopes
Abstract
【課題】本発明では、蛍光キューブの波長特性に応じて、カラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整する蛍光顕微鏡システムを提供する。
【解決手段】蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムは、観察像をカラーで撮像する撮像手段と、複数の蛍光キューブと、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する蛍光キューブ切替手段と、前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ判別手段と、前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整するグレースケール調整手段と、前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する変換手段と、を備えることにより、上記課題の解決を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムは、観察像をカラーで撮像する撮像手段と、複数の蛍光キューブと、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する蛍光キューブ切替手段と、前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ判別手段と、前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整するグレースケール調整手段と、前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する変換手段と、を備えることにより、上記課題の解決を図る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、蛍光顕微鏡と撮像装置とを組み合わせた顕微鏡撮像システムに関する。
蛍光顕微鏡は、特定の波長域を励起光として試料に照射し、試料から発する蛍光を観察する装置である。顕微鏡には、一般に、複数の蛍光キューブがターレットに搭載されている。そして、波長特性に適した蛍光キューブに切り替えて、目的とする試料から発する蛍光を観察する。蛍光顕微鏡により観察された蛍光観察像は、カメラにより撮像され、画像データとして記録される。
また、試料を複数の蛍光色素で染色し、蛍光キューブの切り替えることにより、試料内の複数の部位を観察する方法も行われている。そのような蛍光多重染色された試料を画像データとして記録する場合、カラーカメラで撮像するか、または、白黒カメラで撮像することが考えられる。カメラにより撮像した観察像は、カメラに接続したパーソナルコンピュータ(以下、PCという)に画像データとして送られ、PCの記憶領域に保存される。そして観察者は、その画像データに基づいて、蛍光キューブ毎の観察像を重ね合わせてPCのディスプレイ上に表示したり、PCの記憶領域に画像データとして保存したりする操作を行う。
蛍光キューブ毎の観察像は色が異なっているので、カラーカメラにより観察像を撮像した場合、観察像に画像処理を施さないで重ね合わせても蛍光キューブ毎の部位を判別することが可能である。
一方、白黒カメラにより観察像を撮像した場合、蛍光キューブ毎の観察像に偽色を割り当てることにより、観察像を重ね合わせた際に蛍光キューブ毎の試料内の蛍光色素ごとの部位を判別することが可能である。
特許文献1では、複数の蛍光色素により多色染色した試料に対して蛍光キューブを切り替えてカメラにより撮像し、ディスプレイ上に観察像を重ね合わせた画像を表示する技術を開示されている。特許文献2では、カラーカメラで撮像した観察像をグレースケールに変換して、偽色を割り当てる方法が開示されている。
一般にカラーをグレースケール(輝度値)に変換する式として下記式が使用されている。
I=0.2989 × R + 0.5866 × G + 0.1145 × B
(I:輝度値、R:赤色成分の強度、G:緑色成分の強度、B:青色成分の強度)
この式において、RとGとBの各係数は、人間の目の感度に合わせて決定されている。
I=0.2989 × R + 0.5866 × G + 0.1145 × B
(I:輝度値、R:赤色成分の強度、G:緑色成分の強度、B:青色成分の強度)
この式において、RとGとBの各係数は、人間の目の感度に合わせて決定されている。
ところが、上記係数の変換では青色の係数が小さいため、特に、U励起による蛍光試料の観察においては、カラーからグレースケールに変換すると輝度値Iが小さくなる。そこで、輝度値を上げるために露光時間を長くすることが考えられる。
しかしながら、試料に長く励起光を当てることになるので、蛍光の褪色が進行する。また長時間露光によるノイズの割合も多くなる。
そこで、観察画像をカラーからグレースケールに変換する際のR,G,Bの係数を適宜変更する方法が考えられる。しかしながら、蛍光色素の波長特性に応じて、励起光を当てた際の蛍光の色の割合は異なっており、その都度、観察者が判断しR,G,Bの係数の割合を変更する必要があった。
そこで、観察画像をカラーからグレースケールに変換する際のR,G,Bの係数を適宜変更する方法が考えられる。しかしながら、蛍光色素の波長特性に応じて、励起光を当てた際の蛍光の色の割合は異なっており、その都度、観察者が判断しR,G,Bの係数の割合を変更する必要があった。
上記課題に鑑み、本発明では、蛍光キューブの波長特性に応じて、カラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整する蛍光顕微鏡システムを提供する。
本発明にかかる蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムは、観察像をカラーで撮像する撮像手段と、複数の蛍光キューブと、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する蛍光キューブ切替手段と、前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ判別手段と、前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整するグレースケール調整手段と、前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
前記顕微鏡撮像システムは、さらに、前記各蛍光キューブに対応する、前記観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する際に用いる画素を構成する赤色成分、緑色成分、及び青色成分の重み付け情報が格納されている格納手段を備え、前記グレースケール調整手段は、前記判別した蛍光キューブに基づいて、前記格納手段から前記色成分重み付け情報を取得し、前記変換手段に該色成分重み付け情報を設定することを特徴とする。
本発明にかかる、観察像をカラーで撮像する撮像装置と、複数の蛍光キューブと、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置すると共に、記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ切替装置と、を備える蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムの動作方法は、前記蛍光キューブ切替装置により判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像装置が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整し、前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像装置が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換することを特徴とする。
本発明によれば、本発明では、蛍光キューブの切り替えに伴い、その切り替えられた蛍光キューブの波長特性に応じて、カラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整することができる。
本発明の実施形態における顕微鏡撮像システムは、蛍光観察時において、適用される蛍光キューブを特定し、特定された蛍光キューブの分光特性に応じて、カラーカメラで撮像する際の、カラーからグレースケールに変換する変換係数を変更することができる。
本発明の実施形態における、蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムは、撮像手段、複数の蛍光キューブ、蛍光キューブ切替手段、蛍光キューブ判別手段、グレースケール調整手段、変換手段を有する。
撮像手段は、観察像をカラーで撮像する。撮像手段は、たとえば本実施形態で言えば、CCD22、カラーフィルタ21に相当する。
蛍光キューブ切替手段は、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する。蛍光キューブ切替手段は、たとえば本実施形態で言えば、蛍光キューブ切替部7に相当する。
蛍光キューブ切替手段は、前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する。蛍光キューブ切替手段は、たとえば本実施形態で言えば、蛍光キューブ切替部7に相当する。
蛍光キューブ判別手段は、前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する。蛍光キューブ判別手段は、たとえば本実施形態で言えば、蛍光キューブ切替部7に相当する。
グレースケール調整手段は、前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整する。グレースケール調整手段は、たとえば本実施形態で言えば、PC12に相当する。
グレースケール調整手段は、前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整する。グレースケール調整手段は、たとえば本実施形態で言えば、PC12に相当する。
変換手段は、前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する。変換手段は、たとえば本実施形態で言えば、信号処理部23に相当する。
このように構成することにより、蛍光キューブの切り替えに伴い、その切り替えられた蛍光キューブの波長特性に応じて、カラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整することができる。
前記顕微鏡撮像システムは、さらに、格納手段を有する。格納手段は、前記各蛍光キューブに対応する、前記観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する際に用いる画素を構成する赤色成分、緑色成分、及び青色成分の重み付け情報が格納されている。格納手段は、たとえば本実施形態で言えば、グレースケール変換テーブルに相当する。
この場合、前記グレースケール調整手段は、前記判別した蛍光キューブに基づいて、前記格納手段から前記色成分重み付け情報を取得し、前記変換手段に該色成分重み付け情報を設定することができる。
このように構成することにより、前記判別した蛍光キューブに応じたR,G,Bの係数を取得することができる。
以下に、本発明の実施形態について詳述する。
以下に、本発明の実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態における蛍光顕微鏡システムの構成の概要を示す。蛍光顕微鏡システム10は、主として、蛍光顕微鏡1、撮像装置2、顕微鏡制御装置11、PC12から構成される。
蛍光顕微鏡1は、鏡筒9、蛍光キューブ4、ターレット3、蛍光キューブ切替部7、対物レンズ5、ステージ6、落射光源8を有する。ステージ6は、水平方向及び観察光路a1方向に電動で移動させることができる。落射光源8は、照明光を照射する水銀ランプなどの光源である。
ターレット3には、複数の蛍光キューブ4が搭載されている。ターレット3は、回転していずれかの蛍光キューブ4を観察光路a1に配置することができる。蛍光キューブ切替部7は、ターレット3を駆動させて、蛍光キューブ4を切り替える。
蛍光キューブ切替部7は、顕微鏡制御装置11から蛍光キューブ4の切り替え命令を受けると、蛍光キューブ4を切り替える。蛍光キューブ切替部7は、その蛍光キューブ4の種類を判別することができる。
顕微鏡制御装置4は、操作部16による操作者の命令に基づいて、蛍光顕微鏡1を構成する電動部位の制御を行う。本実施形態では、例えば蛍光キューブ切替部7の駆動を制御することにより、ターレット3を回転させて観察光路a1に任意の蛍光キューブ4を配置する。操作部16は、例えば、所定のキーが配列されたコントローラ、ハンドスイッチ、マウスまたはキーボード等のデバイスである。
蛍光顕微鏡1は、ステージ6上に載置された標本10の観察像を目視観察可能にするとともに、その観察像を観察光路a1に沿って外部に導出可能にしている。観察光路a1上には、蛍光顕微鏡1からの観察像が投影される位置に、カラーカメラ等の撮像装置2が配置されている。
落射光源4からの照明光は、蛍光キューブ4で反射され、対物レンズ5を介して標本10に照射される。標本10に照明光が照射されると、励起光が発する。その励起光は、対物レンズ及び蛍光キューブ4を介して、観察像として撮像装置2に出力される。
その観察像は、撮像装置2の内部のCCD(Charge Coupled Device)22上で結像される。CCDの表面は、複数の撮像素子が配列されており、各素子上にR(赤)、G(緑)、B(青)のいずれかのカラーフィルタ21が配列されている。個々の素子はそれぞれ、そのカラーフィルタを透過した光の強度を検知して、その検知した光を電気信号に変換する。各画素に対応する電気信号は、信号処理部23にて信号処理が行われる。これにより、個々の画素は、カラー化またはグレースケール化される。その信号処理された画像信号は、画像データとしてPC12に送信される。なお、本実施形態では、信号処理部23は、各画素に対応する電気信号を信号処理して、個々の画素をグレースケール化するものとする。
PC12は、顕微鏡制御装置11、入力装置13、出力装置14、及びストレージ15と接続している。PC12は、カメラ6及び顕微鏡制御装置11をソフトウェア上で制御することができる。
入力装置13は、PC12を操作するための、マウスまたはキーボード等のデバイスである。入力装置13を操作することにより、PC12上で撮像装置2および顕微鏡制御装置11を制御することができる。
出力装置14は、PC12から出力された画像信号に基づく画像を表示するディスプレイである。ストレージ15は、ハードディスクドライブ、DVD−R等の外部の大容量記憶装置である。撮像装置2から送信された画像データは、PC12内の所定の記憶装置またはストレージ15に記憶される。また、その画像データは、出力装置14に表示されてもよい。
操作者は、操作部16を用いて蛍光キューブ4の切替指示を入力する。顕微鏡制御装置11は、蛍光キューブ4の切り替え命令を受けると、ターレット3を回転させて、蛍光キューブ4を切り替えるよう、蛍光キューブ切替部7を制御する。蛍光キューブ切替部7は、顕微鏡制御装置11の指示に基づいて、蛍光キューブ4を切り替えると共に、その切り替えた蛍光キューブ4の種類を判別する。蛍光キューブ切替部7は、顕微鏡制御装置11を介して、その判別結果をPC12へ送信する。
PC12は、その判別した蛍光キューブ4分光特性に応じて観察画像の個々の画素をカラーからグレースケールに変換するために、信号処理部23がCCD22から出力された各画素に対応する電気信号を信号処理する際に用いるR,G,Bの係数をグレースケール変換係数テーブルから取得する。PC12は、その取得したR,G,Bの係数を信号処理部23に設定する。
信号処理部23は、その設定されたR,G,Bの係数に基づいて、CCD22から出力された各画素に対応する電気信号を信号処理して、観察画像の個々の画素をカラーからグレースケールに変換する。この一連の処理を以下では、グレースケール変換・係数設定処理という。
撮像装置2は、そのグレースケール化された画像信号をPC12へ送信する。PC12は、そのグレースケール化された画像信号を、PC12内のROM等の記憶装置、またはストレージ15に記憶したり、出力装置14に出力したりする。
さらに、多色染色された蛍光試料を観察する場合、蛍光キューブ4を切り替えながら、撮像装置2により染色ごとの観察像を撮像することができる。このとき、蛍光キューブ4を切り替えに応じて、グレースケール変換・係数設定処理を行う。
このようにして、記録された蛍光キューブ毎の画像を重ね合わせて、PC12内部の記憶領域またはストレージ15に保存してもよいし、出力装置14上に重ね合わせた画像を表示してもよい。
以下では、グレースケール変換・係数設定処理について詳述する。
図2は、蛍光キューブ4の一例を示す。蛍光キューブ4は、励起フィルタ43、ダイクロイックミラー42、および吸収フィルタ41から構成される。標本10の蛍光色素に応じて、励起フィルタ43、ダイクロイックミラー42、および吸収フィルタ41を組み合わせて使用する。蛍光顕微鏡1に搭載できる蛍光キューブ4の数は限られているため、蛍光顕微鏡1の操作者が、蛍光色素との組み合わせに応じて、適宜、蛍光キューブ4を付け替えて使用する。
図2は、蛍光キューブ4の一例を示す。蛍光キューブ4は、励起フィルタ43、ダイクロイックミラー42、および吸収フィルタ41から構成される。標本10の蛍光色素に応じて、励起フィルタ43、ダイクロイックミラー42、および吸収フィルタ41を組み合わせて使用する。蛍光顕微鏡1に搭載できる蛍光キューブ4の数は限られているため、蛍光顕微鏡1の操作者が、蛍光色素との組み合わせに応じて、適宜、蛍光キューブ4を付け替えて使用する。
図2において、励起フィルタ43に照明光が入射すると、励起フィルタ43は所定の波長成分の照明光を透過させる。励起フィルタ43を透過した照明光は、ダイクロイックミラーで反射して標本10へ照射する。標本10では、照射された光によって蛍光色素が励起され、蛍光を発する。標本10からの発する蛍光のうち所定の波長成分の蛍光がダイクロイックミラーを透過する。さらに、ダイクロイックミラーを透過した蛍光のうち、所定の波長成分の蛍光が吸収フィルタ41を透過する。
図3は、蛍光キューブの分光特性の一例を示す。図3において、励起フィルタ43は、波長300nm−400nmの光を透過することを示している。また、ダイクロイックミラー42と吸収フィルタ41はそれぞれ、波長400nm−800nmの光を透過することを示している。
図3の分光特性を有する蛍光キューブ4を用いて、標本10を蛍光観察した場合、波長300nm−400mmの励起光を標本10に照射し、標本10からの波長400mm−500nmの蛍光を観察することができる。
図4は、撮像装置2の分光特性の一例を示す。図4では、撮像装置2にビルトインされたカラーフィルタ21(赤,緑,青フィルタ)の透過率を示す。青色のフィルタは、波長400mm−500nmの光を最も透過する。緑色のフィルタは、波長500mm−580nmの光を最も透過する。赤色のフィルタは、波長580mm−650nmの光を最も透過する。
本実施形態では、蛍光キューブ4と撮像装置2とを用いて標本10を観察する場合、撮像装置2の青色フィルタを通した輝度値のみを採用し、グレースケールの画像とする。これにより、緑色のフィルタを通した輝度値と赤色のフィルタを通した輝度値を除去することができる。その結果、対象とする色成分以外のノイズ成分をカットし、色の被りをなくすことが可能となる。
図5は、本実施形態における蛍光顕微鏡システムによるグレースケール変換・係数設定処理の動作フローを示す。まず、操作者により、操作部16から蛍光キューブ4を切り替える指示が入力される。その指示に基づいて、顕微鏡制御装置11は、蛍光キューブ切替部7を制御して、蛍光キューブ切替部7に蛍光キューブ4を切り替えさせる(S1)。
すると、蛍光キューブ切替部7は、切り替えられた蛍光キューブ4の種類を判別する(S2)。この場合、操作部16で指定された蛍光キューブ4を判別対象の蛍光キューブとしてもよい。また、予めIDタグを埋め込んだ各蛍光キューブ4を、IDタグ読取装置により読み取り、その読み取ったIDにより蛍光キューブを判別できるようにしてもよい。そのようにして取得された蛍光キューブ判別情報は、顕微鏡制御装置11を介して、PC12へ送信される。
PC12の制御部は、その受信した蛍光キューブ判別情報に基づいて、カラーからグレースケールに変換する式(1)における変数R,G,Bの係数α,β,γを、図6のグレースケール変換係数テーブルから取得する(S3)。式(1)を以下に示す。
I=α×R+β×G+γ×B (1)
(I:グレースケール値、R:赤フィルタを通したときの輝度値、G:緑フィルタを通したときの輝度値、B:青フィルタを通したときの輝度値、α,β,γ:それぞれ0.0から1.0の範囲の値)
図6は、本実施形態におけるグレースケール変換係数テーブルの一例を示す。グレースケール変換係数テーブルは、PC12内のROMまたは内蔵の記憶装置、またはストレージ15に格納されている。
(I:グレースケール値、R:赤フィルタを通したときの輝度値、G:緑フィルタを通したときの輝度値、B:青フィルタを通したときの輝度値、α,β,γ:それぞれ0.0から1.0の範囲の値)
図6は、本実施形態におけるグレースケール変換係数テーブルの一例を示す。グレースケール変換係数テーブルは、PC12内のROMまたは内蔵の記憶装置、またはストレージ15に格納されている。
グレースケール変換係数テーブルは、「蛍光キューブ」、「α」、「β」、「γ」のデータ項目から構成される。データ項目「蛍光キューブ」には、蛍光キューブ判別情報が格納される。データ項目「α」、「β」、「γ」にはそれぞれ、同一レコードに格納された蛍光キューブ判別情報に対応する蛍光キューブの式(1)におけるR、G、Bの係数が格納される。
ここで、R、G、Bの係数α、β、γの設定方法について説明する。蛍光キューブ4内にあるダイクロイックミラー42と吸収フィルタ41の透過率が100%付近時の波長に最も近い色の係数を1とし、他の係数を0に設定する。
例えば、図3の蛍光キューブ4の分光特性において、400nmからダイクロイックミラー42と吸収フィルタ43の透過率が100%付近になっているので、Bの係数γを1.0と設定し、RとGの係数αとβを0.0と設定する。
また、たとえば、蛍光キューブ4のダイクロイックミラー42と吸収フィルタ41の透過率が500nmから100%付近になっている場合は、Gの係数βを1.0と設定し、RとBの係数αとγを0.0と設定する。
また、たとえば、蛍光キューブ4のダイクロイックミラー42と吸収フィルタ41の透過率が600nmから100%付近になっている場合は、Rの係数αを1.0と設定し、GとBの係数βとγを0.0と設定する。
さらに蛍光キューブ4のダイクロイックミラー42と吸収フィルタ41の透過率が450nmから100%付近になっている場合は、Rの係数αを0.0と設定し、GとBの係数βとγを1.0と設定する。
このような、蛍光キューブ4のダイクロイックミラー42と吸収フィルタの透過率が100付近になり始める波長とRGBの係数α、β、γの関係を表1にまとめる。
このようにして、グレースケール変換係数テーブルにおいて、蛍光キューブ毎にRGBの係数α、β、γの値が設定される。
PC12の制御部は、蛍光キューブ切替部7から蛍光キューブ判別情報を受信すると、その蛍光キューブ判別情報と一致するレコードをグレースケール変換係数テーブルから抽出し、そのレコードに含まれるα、β、γの値を取得する。
PC12の制御部は、蛍光キューブ切替部7から蛍光キューブ判別情報を受信すると、その蛍光キューブ判別情報と一致するレコードをグレースケール変換係数テーブルから抽出し、そのレコードに含まれるα、β、γの値を取得する。
PC12の制御部は、その取得したRGBの係数α、β、γの値を撮像装置2の信号処理部23に設定する(S4)。信号処理部23は、CCD22から出力された各画素に対応する電気信号を、その設定されたα、β、γの値に基づいて、式(1)を用いて信号処理して、個々の画素をグレースケール化する。そのグレースケール化された画像信号は、PC12へ送信される。
PC12は、そのグレースケール化された画像信号を、PC12内のROMまたは内蔵の記憶装置もしくはストレージ15に格納、または出力装置8であるディスプレイ上に表示する。
本実施形態により、蛍光顕微鏡と撮像装置とを組み合わせた顕微鏡撮像システムにおいて、撮像装置2を用いて、観察光路a1上に置かれた蛍光キューブ4の種類に応じて、グレースケール画像を生成する際のカメラの設定を変更することができる。
(変形例1)
上記の実施形態では、S1において操作部16により、蛍光キューブ4の切り替えを指示した。しかし、これに限定されず、予め設定されたプログラムにより、蛍光キューブ4を切り替えてもよい。例えば、ある一定時間の時間経過により、蛍光キューブ4を切り替え、その蛍光キューブの切り替えの度にグレースケール変換・係数設定処理を行って観察像を取得するようにしてもよい。
上記の実施形態では、S1において操作部16により、蛍光キューブ4の切り替えを指示した。しかし、これに限定されず、予め設定されたプログラムにより、蛍光キューブ4を切り替えてもよい。例えば、ある一定時間の時間経過により、蛍光キューブ4を切り替え、その蛍光キューブの切り替えの度にグレースケール変換・係数設定処理を行って観察像を取得するようにしてもよい。
(変形例2)
本構成において、電動制御で蛍光キューブ4を切り替えると共に、蛍光キューブ4の種類を特定していた。しかしながら、これに限定されず、例えば、手動により蛍光キューブを切り替えて、ICタグが付けられた蛍光キューブをICタグ読み取り装置により読み取って、蛍光キューブの種類を特定してもよい。
本構成において、電動制御で蛍光キューブ4を切り替えると共に、蛍光キューブ4の種類を特定していた。しかしながら、これに限定されず、例えば、手動により蛍光キューブを切り替えて、ICタグが付けられた蛍光キューブをICタグ読み取り装置により読み取って、蛍光キューブの種類を特定してもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、PC12が撮像装置2により撮像した画像を保存したり、撮像装置2の制御を行ったりしたが、これに限定されず、撮像装置2用の制御装置を設けてもよい。この撮像装置2用の制御装置により、PC12を介さず画像データの記録や撮像装置2自体を制御してもよい。
上記実施形態では、PC12が撮像装置2により撮像した画像を保存したり、撮像装置2の制御を行ったりしたが、これに限定されず、撮像装置2用の制御装置を設けてもよい。この撮像装置2用の制御装置により、PC12を介さず画像データの記録や撮像装置2自体を制御してもよい。
(変形例4)
上記の実施形態において、式(1)のRGBの係数α、β、γを、一律に1.0としたが、これに限定されない。たとえば、表2のように、RとGとBの係数を足すと1.0になるように係数を調整してもよいものとする。
上記の実施形態において、式(1)のRGBの係数α、β、γを、一律に1.0としたが、これに限定されない。たとえば、表2のように、RとGとBの係数を足すと1.0になるように係数を調整してもよいものとする。
また、本実施形態では、操作部16を用いて蛍光キューブを切り替える指示を行ったが、入力装置13を用いて、PC12を介して蛍光キューブを切り替える指示を行ってもよい。また、蛍光キューブ切替部は、蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する機能と、観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する機能とを有したが、これに限定されない。たとえば、観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する機能を有する別の装置(たとえば、IDタグ読み取り装置等)を設けてもよい。
また、本実施形態では蛍光キューブ4の切り替えに応じて、蛍光キューブの波長特性に基づいて、カラーからグレースケールに変換する色成分の割合を変更した。しかしながら、これに限定されず、蛍光キューブ4の切り替えに応じて、カメラの露出時間、ホワイトバランス、ブラックバランス、ISO感度を変更してもよい。たとえば、各蛍光キューブの波長特性に対応したカメラの露出時間をテーブルに保持しておき、判別された蛍光キューブ4に応じて、そのテーブルから露出時間を取得し、その取得した露出時間を撮像装置2に設定するようにしてもよい。また、各蛍光キューブの波長特性に対応したホワイトバランスまたはブラックバランスをテーブルに保持しておき、判別された蛍光キューブ4に応じて、そのテーブルからホワイトバランスまたはブラックバランスを取得し、その取得したホワイトバランスまたはブラックバランスを撮像装置2に設定するようにしてもよい。また、各蛍光キューブの波長特性に対応したISO感度をテーブルに保持しておき、判別された蛍光キューブ4に応じて、そのテーブルからISO感度を取得し、その取得したISO感度を撮像装置2に設定するようにしてもよい。
本発明によれば、蛍光顕微鏡にセットされる蛍光キューブの分光特性に応じて、撮像装置で撮像された観察画像について、カラーからグレースケールに変換する色成分の割合を変更することができる。これにより、本来、意図しない色の被りや、必要ない撮像装置の色フィルタによる暗電流ノイズをカットした最適な画像を取得することができる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 蛍光顕微鏡
2 撮像装置
21 カラーフィルタ
22 CCD
23 信号処理部
3 ターレット
4 蛍光キューブ
5 対物レンズ
6 ステージ
7 蛍光キューブ切替部
8 落射光源
9 鏡筒
10 標本
11 顕微鏡制御装置
12 PC
13 入力装置
14 出力装置
15 ストレージ
16 操作部
41 吸収フィルタ
42 ダイクロイックミラー
43 励起フィルタ
2 撮像装置
21 カラーフィルタ
22 CCD
23 信号処理部
3 ターレット
4 蛍光キューブ
5 対物レンズ
6 ステージ
7 蛍光キューブ切替部
8 落射光源
9 鏡筒
10 標本
11 顕微鏡制御装置
12 PC
13 入力装置
14 出力装置
15 ストレージ
16 操作部
41 吸収フィルタ
42 ダイクロイックミラー
43 励起フィルタ
Claims (3)
- 蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムにおいて、
観察像をカラーで撮像する撮像手段と、
複数の蛍光キューブと、
前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置する蛍光キューブ切替手段と、
前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ判別手段と、
前記判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整するグレースケール調整手段と、
前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像手段が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する変換手段と、
を備えることを特徴とする顕微鏡撮像システム。 - 前記顕微鏡撮像システムは、さらに、
前記各蛍光キューブに対応する、前記観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する際に用いる画素を構成する赤色成分、緑色成分、及び青色成分の重み付け情報が格納されている格納手段
を備え、
前記グレースケール調整手段は、前記判別した蛍光キューブに基づいて、前記格納手段から前記色成分重み付け情報を取得し、前記変換手段に該色成分重み付け情報を設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡撮像システム。 - 観察像をカラーで撮像する撮像装置と、
複数の蛍光キューブと、
前記複数の蛍光キューブを切り替えて任意の蛍光キューブを観察光路上に配置すると共に、前記観察光路上に配置された蛍光キューブを判別する蛍光キューブ切替装置と、
を備える蛍光観察像を撮像する顕微鏡撮像システムの動作方法において、
前記蛍光キューブ切替装置により判別された蛍光キューブの波長特性に応じて、前記撮像装置が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換するときの色成分の割合を調整し、
前記調整された色成分の割合に基づいて、前記撮像装置が撮像した観察像を構成する各画素をカラーからグレースケールに変換する
ことを特徴とする顕微鏡撮像システムの動作方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038277A JP2010191377A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 顕微鏡撮像システム及び該動作方法 |
DE102010006849A DE102010006849A1 (de) | 2009-02-20 | 2010-02-04 | Mikroskopabbildungssystem und Verfahren zum Betreiben eines solchen |
US12/701,212 US20100214405A1 (en) | 2009-02-20 | 2010-02-05 | Microscope imaging system and method for its operation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038277A JP2010191377A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 顕微鏡撮像システム及び該動作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010191377A true JP2010191377A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42538732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009038277A Pending JP2010191377A (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | 顕微鏡撮像システム及び該動作方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100214405A1 (ja) |
JP (1) | JP2010191377A (ja) |
DE (1) | DE102010006849A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044971A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡システム、顕微鏡システムの制御方法及び顕微鏡システムの制御プログラム |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5677864B2 (ja) * | 2011-01-17 | 2015-02-25 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡用撮像装置および顕微鏡観察方法 |
JP6237626B2 (ja) * | 2012-07-19 | 2017-11-29 | 株式会社ニコン | 光学装置及び撮像装置 |
CN113391439A (zh) * | 2020-03-12 | 2021-09-14 | 平湖莱顿光学仪器制造有限公司 | 一种颜色相关的显微镜成像系统及其控制方法 |
CN113125401B (zh) * | 2021-04-21 | 2022-07-08 | 北京理工大学 | 考虑荧光成像区域的荧光染色薄膜厚度测量标定方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007206107A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Olympus Corp | 顕微鏡撮像装置、顕微鏡撮像方法、および情報記憶媒体 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4786154A (en) * | 1986-12-16 | 1988-11-22 | Fantone Stephen D | Enhanced-image operating microscope |
DE10109130B4 (de) * | 2001-02-24 | 2015-02-19 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Verfahren zur Aufzeichnung und Darstellung von Fluoreszenzbildern mit hoher räumlicher Auflösung |
JP4673000B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2011-04-20 | 株式会社キーエンス | 蛍光顕微鏡、蛍光顕微鏡装置を使用した表示方法、蛍光顕微鏡画像表示プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記憶した機器 |
JP4855237B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2012-01-18 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡画像処理装置および顕微鏡画像処理プログラム |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009038277A patent/JP2010191377A/ja active Pending
-
2010
- 2010-02-04 DE DE102010006849A patent/DE102010006849A1/de not_active Withdrawn
- 2010-02-05 US US12/701,212 patent/US20100214405A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007206107A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Olympus Corp | 顕微鏡撮像装置、顕微鏡撮像方法、および情報記憶媒体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044971A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡システム、顕微鏡システムの制御方法及び顕微鏡システムの制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102010006849A1 (de) | 2010-09-09 |
US20100214405A1 (en) | 2010-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9690088B2 (en) | Magnifying observation apparatus, magnified image observing method and computer-readable recording medium | |
US9690089B2 (en) | Magnifying observation apparatus, magnified image observing method and computer-readable recording medium | |
JP5118948B2 (ja) | 拡大観察装置、拡大画像観察方法、拡大画像観察プログラム | |
JP5289756B2 (ja) | 顕微鏡観察システム | |
JP4512278B2 (ja) | 顕微鏡システム | |
JP5379647B2 (ja) | 撮像装置、及び、画像生成方法 | |
US20120016230A1 (en) | Imaging apparatus, imaging system, surgical navigation system, and imaging method | |
JP4855237B2 (ja) | 顕微鏡画像処理装置および顕微鏡画像処理プログラム | |
JP4624513B2 (ja) | 顕微鏡用撮像装置 | |
JP4906442B2 (ja) | 顕微鏡撮像システム、顕微鏡撮像方法、及び、記録媒体 | |
JP2010142641A5 (ja) | ||
JP2012237693A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム | |
JP2010191377A (ja) | 顕微鏡撮像システム及び該動作方法 | |
JP2009134383A (ja) | 画像処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP6157155B2 (ja) | 顕微鏡システム、駆動方法およびプログラム | |
CN102333474A (zh) | 荧光观察装置 | |
JP5953195B2 (ja) | 撮影解析装置、その制御方法及び撮影解析装置用のプログラム | |
JP6253509B2 (ja) | 画像表示方法、制御装置、顕微鏡システム | |
CN103379273A (zh) | 摄像装置 | |
US7589330B2 (en) | Ultraviolet microscope apparatus | |
JP6248491B2 (ja) | 撮像装置の制御装置、撮像装置、撮像方法、撮像プログラム、記憶媒体、及び顕微鏡装置 | |
JP2013229706A (ja) | 画像取得装置、画像取得方法、および画像取得プログラム | |
JP2009063679A (ja) | 顕微鏡システム | |
JP4968337B2 (ja) | 共焦点顕微鏡装置 | |
JP2005221708A (ja) | 顕微鏡撮影装置、明るさ調整方法および明るさ調整プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130205 |