JP2010190525A - Ice-making water sprinkler of flow-down type ice making machine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、流下式製氷機の製氷板に対して製氷水を供給する製氷水散水器に関するものである。 The present invention relates to an ice making water sprinkler for supplying ice making water to an ice making plate of a flow down type ice making machine.
氷塊を自動的に製造する製氷機としては、安価に大量の氷塊を生成し得る流下式製氷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。図9に示すように、流下式製氷機10は、断熱箱体12に内部画成した貯氷室14の上方に、氷塊Mを生成する製氷ユニット60を備えている。
As an ice making machine that automatically manufactures ice blocks, a flow-down type ice making machine that can generate a large amount of ice blocks at low cost is known (for example, see Patent Document 1). As shown in FIG. 9, the flow-down
図10に示すように、製氷ユニット60は、略垂直な姿勢で対向配置される一対の製氷板18,18と、両製氷板18,18の裏面間に配設した蒸発管24とを備え、製氷運転に際して蒸発管24に冷媒を流通することで、各製氷板18が強制冷却される。各製氷板18には、上下方向へ延在する複数の突条部20が横方向に所定間隔毎に設けられ、隣り合う突条部20,20によって製氷板18の表面に上下方向に延在する製氷面22aが画成される。また製氷ユニット60は、一対の製氷板18,18の下方に配設されて、製氷水を貯留する製氷水タンク25と、一対の製氷板18,18の上方に配設され、両製氷板18,18に対して製氷水および除氷水を供給する散水装置62とを備えている。
As shown in FIG. 10, the
前記散水装置62は、製氷水タンク25から圧送された製氷水を下面に複数設けた散水孔64aから散水する製氷水散水器64と、この製氷水散水器64と製氷板18の上部との間に設置され、製氷水散水器64の散水孔64aから散水された製氷水を各製氷面22aの上部に案内する散水案内器70と、製氷水散水器64の下方に位置して一対の製氷板18,18の間に設置され、除氷水を製氷板18の裏面に供給する除氷水散水器66とを備えている。製氷運転において、製氷ユニット60では、製氷水が冷却された製氷面22aを流下する過程で氷結すると共に、製氷面22aの下端縁から流下する未氷結の製氷水は、製氷水タンク25に回収されて、製氷水散水器64および散水案内器70を介して製氷面22aに再び供給される。また除氷運転において、製氷ユニット60では、除氷水散水器66から供給された除氷水によって製氷板18を温めて離氷を補助すると共に、製氷板18から流下した除氷水が製氷水タンク25に回収されて次回の製氷運転の製氷水として用いられる。
The
前記散水案内器70は、突条部20の上部を覆って該突条部20の上端に載置される被覆部72と、この被覆部72に接続して製氷面22aに対応して設けられ、突条部20の突出端側から製氷面22aへ向かうにつれて下方傾斜する案内部74とから構成される。また、散水案内器70では、案内部74の傾斜下端が対応の製氷面22aから僅かな隙間をあけて位置するように設定されている。そして、散水案内器70では、製氷水散水器64の散水孔64aから散水された製氷水を案内部74で案内し、案内部74の傾斜下端と製氷面22aとの間に画成されるスリット74aを介して製氷面22aに対して製氷水を供給するようになっている。
The
前述した如く、流下式製氷機10では、製氷運転において、製氷水は製氷板18で冷却されて一部が氷結すると共に、未氷結の製氷水は製氷水タンク25に回収されて、製氷板18に再び供給される循環サイクルが繰り返される。製氷板18での冷却によって未氷結の製氷水も次第に冷却されるので、0℃以下まで温度低下した過冷却状態となった一時期に、綿氷Wと呼ばれる氷粒が製氷水中に生じることがある。綿氷Wを含んだ製氷水が散水案内器70に供給されたり、製氷水散水器64から案内部74に散水した衝撃で綿氷Wが生じると、スリット74aが綿氷Wで塞がれて、スリット74aから製氷水が散水されず、製氷水が散水案内器70の上端縁を越えて散水案内器70の外側へオーバーフローする。特に、散水案内器70において、被覆部72の上端からオーバーフローする製氷水は、被覆部72の下方に位置する突条部20を伝って流下することになる。すなわち、製氷板18の製氷面22aから流下する未氷結の製氷水を回収することを主に想定している製氷水タンク25では、製氷面22aから突出した突条部20から流下する製氷水を回収することができず、製氷水が製氷水タンク25外に漏出してしまう。このため、製氷運転において、製氷水が不足して、製氷板18に必要量の製氷水を供給することができないので、氷塊Mを十分に成長させることができずに異形氷が発生して、氷塊Mの商品価値を損なってしまう問題があった。
As described above, in the ice-falling
また、製氷水タンク25に回収されない製氷水は、製氷ユニット60の下方に位置する貯氷室14やその他の部位に垂れ、特に貯氷室14に滴下した場合には、貯氷室14に貯蔵した氷塊Mの溶融や氷塊Mのブッロキング等の弊害を引き起こす難点がある。更に、電気機器や可動部品等の他の部材に製氷水が滴下した場合には、これらの部材の故障や損傷の原因となる。しかも、製氷板18の両側部に位置する突条部20を伝って流下する製氷水は、製氷板18の側部から突出した蒸発管24や製氷板18の側部に設けた他の部材にも一部が案内されるので、蒸発管24等で製氷水が氷結することがある。この際、蒸発管24と製氷板18との熱交換を阻害して、製氷面22aでの氷塊Mの生成の妨げになったり、蒸発管24の損傷等の原因となる不都合もある。
Further, the ice making water that is not collected in the ice making
すなわち本発明は、従来の技術に係る流下式製氷機の製氷水散水器に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、製氷水を製氷板の製氷面に対して適切に供給し得る流下式製氷機の製氷水散水器を提供することを目的とする。 That is, the present invention has been proposed in order to suitably solve these problems inherent in the ice making water sprinkler of the flow down type ice making machine according to the prior art, and the ice making water is used as the ice making surface of the ice making plate. It aims at providing the ice making water sprinkler of the flow-down type ice making machine which can be supplied appropriately.
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の流下式製氷機の製氷水散水器は、
製氷板の上方に設けられ、該製氷板の製氷面に対して製氷水を供給する流下式製氷機の製氷水散水器において、
前記製氷板の上方に位置して該製氷板の横方向に亘って延在するよう設けられ、製氷水タンクから圧送された製氷水を受ける受容部と、
前記受容部の下方に前記製氷板の製氷面に相対するように突出形成され、該受容部に連通する供給部と、
前記製氷板の製氷面に相対する前記供給部の側面に設けられ、該製氷面に向けて製氷水を散水する散水部とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、製氷水散水器から製氷板の製氷面に製氷水を直接散水する構成とすることで、製氷水散水器と製氷面との間で綿氷が詰まり難いので、製氷水の供給不良を回避し得る。
In order to overcome the above-mentioned problems and achieve the intended purpose, an ice making water sprinkler of a flow-down type ice making machine according to claim 1 of the present application,
In an ice making water sprinkler of a flow down type ice making machine provided above the ice making plate and supplying ice making water to the ice making surface of the ice making plate,
A receiving portion that is located above the ice making plate and extends across the lateral direction of the ice making plate, and that receives ice making water pumped from an ice making water tank;
A supply part formed below the receiving part so as to be opposed to the ice making surface of the ice making plate, and communicated with the receiving part;
It is provided on a side surface of the supply unit facing the ice making surface of the ice making plate, and has a watering part for sprinkling ice making water toward the ice making surface.
According to the first aspect of the invention, since the ice making water is sprayed directly from the ice making water sprinkler to the ice making surface of the ice making plate, cotton ice is not easily clogged between the ice making water sprinkler and the ice making surface. Inadequate supply of ice making water can be avoided.
請求項2に係る発明では、前記供給部は、立てた姿勢の前記製氷板の横方向に間隔をあけて形成されて上下方向に延在する隣り合う突条部の間に位置して、該製氷板の横方向に離間して前記受容部に複数設けられ、各供給部の製氷板に相対する側面が、隣り合う突条部の間に画成される前記製氷面から間隔をあけて配置されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、突条部の間に画成される製氷面の夫々に対して製氷水を適切に供給し得る。
In the invention according to claim 2, the supply unit is located between adjacent ridges that are formed at intervals in the horizontal direction of the ice making plate in an upright position and extend in the vertical direction. A plurality of the receiving portions are provided apart from each other in the lateral direction of the ice making plate, and a side surface of each supply portion facing the ice making plate is spaced from the ice making surface defined between adjacent ridge portions. The gist is that
According to the invention which concerns on Claim 2, ice-making water can be appropriately supplied with respect to each of the ice-making surface defined between the protrusions.
請求項3に係る発明では、前記散水部は、前記製氷板の横方向に離間して複数設けられた通孔から構成されることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、散水部から製氷面の幅方向に亘って製氷水を供給し易い。
The gist of the invention according to claim 3 is that the water sprinkling part is composed of a plurality of through holes that are spaced apart in the lateral direction of the ice making plate.
According to the invention which concerns on Claim 3, it is easy to supply ice making water from the water sprinkling part over the width direction of an ice making surface.
請求項4に係る発明では、前記散水部は、前記製氷面に合わせて前記製氷板の横方向に延在するよう設けられたスリットから構成されることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、散水部から製氷面の幅方向に亘って製氷水を供給し易い。
The gist of the invention according to claim 4 is that the water sprinkling part is constituted by a slit provided so as to extend in a lateral direction of the ice making plate in accordance with the ice making surface.
According to the invention which concerns on Claim 4, it is easy to supply ice making water from the water sprinkling part over the width direction of an ice making surface.
本発明に係る流下式製氷機の製氷水散水器によれば、綿氷の影響を受け難く、製氷水を製氷板の製氷面に対して適切に供給し得る。 According to the ice making water sprinkler of the flow-down type ice making machine according to the present invention, it is difficult to be affected by cotton ice, and ice making water can be appropriately supplied to the ice making surface of the ice making plate.
次に、本発明に係る流下式製氷機の製氷水散水器につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図9に示した流下式製氷機10の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。また、製氷板の表面とは、氷塊を生成する側をいい、裏面とは製氷板を冷却する蒸発管が配設される側をいう。
Next, a preferred embodiment of the ice making water sprinkler of the flow down type ice making machine according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. For convenience of explanation, the same components as those of the flow-down
流下式製氷機10には、氷塊Mを生成する製氷ユニット16が断熱箱体12の内部に画成された貯氷室14の上方に配設され、製氷ユニット16から放出された氷塊Mが貯氷室14で貯蔵されるようになっている。図1または図2に示すように、製氷ユニット16は、略垂直な姿勢で間隔をあけて対向配置した一対の製氷板18,18と、両製氷板18,18の対向面間に配設した蒸発管24と、両製氷板18,18の下方に設けられ、製氷水を貯留すると共に両製氷板18,18から流下する製氷水を回収する製氷水タンク26とを備えている。実施例の製氷ユニット16は、3組の対になった製氷板(以下、各対の製氷板を製氷板組という)18,18を備えている。また製氷ユニット16には、各製氷板組の上方に配置して、製氷水および除氷水を両製氷板18,18に供給する散水装置30が設けられている。
In the flow-down type
前記製氷板18は、該製氷板18の横方向に間隔をあけて設けられ、上下方向に延在する複数の突条部20と、隣り合う突条部20,20の間に画成される製氷部22とから構成される(図1または図2参照)。すなわち製氷板18は、平面視において山形の突条部20と平坦な製氷部22とが連なるジグザグ状に形成される(図3参照)。各突条部20は、他方の製氷板18から離間する側に突出するように形成され、製氷板18の表面側が凸となっている。なお、製氷板18の両側部には、突条部20が夫々配置される。ここで、一対の製氷板18,18は、同一の構成であって、蒸発管24を挟んで対称な関係で設置されている。
The
前記製氷部22は、製氷板18の表面側が氷塊Mが生成される製氷面22aとなり、上下方向に延在する製氷面22aにおいて、複数の氷塊Mが上下方向に離間して生成されるように設定されている。また製氷部22には、製氷面22aにおける氷塊Mが生成される製氷位置の下方に対応して、氷塊Mを製氷面22aから剥離させる突起22bが夫々形成されている。各突起22bは、製氷面22aに臨む底面が横方向に長い矩形状に形成されると共に、断面が図1に示すように上下面が斜辺となる三角形状に形成されている。
In the
前記蒸発管24は、反復する蛇行状に形成されており、図2に示す如く直線部24aを横方向に延在すると共に曲部24bを製氷板18の側部に位置させた状態で、両製氷板18,18の対向面間に設置される。また、蒸発管24において、製氷板18の上下方向に離間して延在する直線部24aは、各製氷板18における製氷部22の裏面に当接し、この直線部24aの当接部位に対応する製氷部22の製氷面22aが、氷塊Mが生成される前記製氷位置となる。蒸発管24は、図示しない冷凍装置の一部を構成し、製氷運転に際して、蒸発管24に流通する冷媒との熱交換により、各製氷板18の製氷部22を強制冷却するようになっている。また蒸発管24には、除氷運転に際してホットガスが流通し、各製氷板18の製氷部22を加温するようになっている。
The
前記製氷水タンク26は、上部が開口する箱状に形成されている(図6参照)。製氷水タンク26は、製氷板組の下方に配置されて、製氷板18から流下する製氷水および除氷水を受ける受部50と、この受部50に連通するよう形成されて、製氷水ポンプ38および水位検出手段58が設置される貯留部52と、この貯留部52に設けられて、製氷水の上限水位HWLを規定するオーバーフロー部54とから構成される(図2または図5参照)。製氷水タンク26は、受部50が製氷板18の横方向に沿って長手が延在し、この受部50の一方の側部(連設側)に連設される貯留部52が、その長手を前記横方向と交差する方向に延在するよう形成されている。すなわち、製氷水タンク26は、受部50と貯留部52とで平面視で略T字状になっている。製氷水タンク26には、上部開口縁に外方に延出した部分と、この延出した部分の延出端に立設された部分とからなる段部26aが設けられ、この段部26aを断熱箱体12の側壁に突出形成された支持片12aに載置することで、断熱箱体12に設置されている。
The ice making
前記受部50は、内底面50aが貯留部52への連設側から製氷板18の横方向に離間する他方の側部(閉塞側)に向かうにつれて上方傾斜するよう形成されている(図2または図6参照)。このように、受部50は、貯留部52側に向かうにつれて深くなるよう形成され、内底面50aの傾斜によって受部50で受けた製氷水および除氷水が貯留部52に向けて案内されるようになっている。受部50の上部に設けられた段部26aには、氷案内部材28が載置されている。氷案内部材28は、両製氷板18,18の対向方向の断面が山形に形成された複数の板状体(図示せず)を並設して構成され、製氷板18の下方に位置する傾斜面で氷塊Mを貯氷室14に案内するようになっている。氷案内部材28には、隣り合う板状体の間に隙間が開設されており、未氷結の製氷水および除氷水と氷塊Mとが氷案内部材28で分離されて、製氷水等だけが受部50に回収される。
The receiving
前記貯留部52は、一方の側部(流入側)に偏倚して受部50が接続されており、該流入側と製氷板組の対向方向に離間する他方の側部(排出側)にオーバーフロー部54が設けられている(図6参照)。貯留部52の内底面52a,52bは、受部50における傾斜下端となる連設側の内底面50aより全体として低くなるよう形成され、流入側の内底面52aが排出側の内底面52bと比べて階段状に高くなるよう形成されている(図5参照)。すなわち、貯留部52は、流入側が排出側より浅くなるよう形成され、実施例の貯留部52では、受部50との連設部分までに亘って浅くなるよう形成される一方、製氷水ポンプ38および水位検出手段58が設置される部分を深くしてある。
The
前記オーバーフロー部54は、貯留部52の内側上部に上方に開口して製氷水タンク26の外部に連通する排出口54aを有し、オーバーフロー部54における製氷水タンク26の外側に臨む部位に、排出口54aに連通して該排出口54aから排出された製氷残水や余剰水を排出する排出管56が接続されている(図2参照)。オーバーフロー部54は、排出口54aの高さが製氷水タンク26に貯留可能な製氷水の上限水位HWLとなり、製氷水タンク26では、受部50の段部26aより低く設定されている。
The
前記水位検出手段58は、貯留部50の排出側に位置して貯留部50の内方に設置され、実施例ではオーバーフロー部54に製氷板18の横方向に並べて設置されている(図2参照)。水位検出手段58は、貯留部52の水位に応じて上下変位するフロート58aを備え、フロート58aが貯留部52の底側に設けられた水位スイッチ(図示せず)によって検出されることで、下限水位LWLを判定するようになっている。製氷水タンク26の下限水位LWLは、貯留部52の流入側の内底面52aより高く、かつ受部50の閉塞側の内底面50aより低くなるように設定され、下限水位LWLにおいて製氷水が受部50全体に残らないようになっている(図6参照)。
The said water level detection means 58 is located in the discharge part of the
前記製氷水ポンプ38は、貯留部52の排出側に位置して貯留部52の内方に設置され、実施例では水位検出手段58の流入側に並べて設置されている(図5参照)。製氷水ポンプ38は、散水装置30の製氷水散水器32に接続する製氷水パイプ36が接続されており、製氷水ポンプ38を駆動することで製氷水タンク26の貯留部52から吸入部38aを介して吸い込んだ製氷水を製氷水散水器32に圧送するようになっている。製氷水ポンプ38の吸入部38aは、下限水位LWLより低い位置に配置されている。製氷水パイプ36には、製氷水散水器32に至る途中に排水パイプ37が分岐して設けられており、この排水パイプ37の吐出端が、排出口54aの上方に位置している。製氷ユニット16は、製氷水パイプ36および排水パイプ37に介挿された切換弁39を操作することで、製氷水ポンプ38によって圧送された製氷水の経路を製氷水散水器32またはオーバーフロー部54の何れかに変更することができる。
The ice making
前記散水装置30は、各製氷板組に対応して設けられている(図5参照)。散水装置30は、製氷水タンク26から圧送された製氷水を製氷板18に向けて散水する製氷水散水器32と、製氷水散水器32の下方に位置して一対の製氷板18,18の間に設置され、除氷水を製氷板18の裏面に供給する除氷水散水器40とを備えている(図3または図4参照)。すなわち、実施例の散水装置30は、製氷水散水器32から製氷水を製氷板18の製氷面22aに直接散水する構成であって、従来例で説明した散水装置62の如く、散水案内器70を必要としない。
The watering
前記製氷水散水器32は、製氷板18の上部に設置されている。製氷水散水器32は、製氷板18の上方に配置される受容部33と、この受容部33の下方に突出するように設けられ、側面の少なくとも一部が製氷板18の製氷面22aに相対するよう形成された供給部34と、この供給部34の製氷面22aに相対する側面に設けられた散水部35とを備えている(図3または図4参照)。受容部33は、長尺な中空筒状(実施例では角筒状)の部材であって、その長手方向を製氷板18の横方向に沿わせて両製氷板18,18の上方に設置されている(図1または図2参照)。また受容部33は、製氷板18の横方向全体に亘って延在するよう形成されている。なお、実施例の受容部33は、一対の製氷板18,18の対向方向の幅が対向する製氷板18,18における突条部20,20の突出端間の幅より僅かに大きく形成されている。受容部33には、製氷水ポンプ38に接続した製氷水パイプ36が一側部に接続されており、製氷運転において製氷水ポンプ38によって製氷水タンク26から圧送される製氷水を受けるようになっている。
The ice making
前記供給部34は、受容部33の下方に位置して製氷板18の製氷面22aに相対するように設けられ、受容部33の内部に画成される製氷水流通空間に、供給部34の内部に画成される製氷水流通空間が連通するよう構成される(図3参照)。供給部34は、受容部33の下面から下方へ膨出しており、供給部34の一側面が製氷板18の上部に臨むようになっている。また、製氷水散水器32には、各製氷板18,18に対応する2列の供給部34,34が、一対の製氷板18,18の対向方向に離間して受容部33の下方に設けられている。更に、製氷水散水器32では、各供給部34が各製氷板18において隣り合う突条部20,20で画成される各製氷部22に対応するように隣り合う突条部20,20の間に配置されている。すなわち、受容部33の下面には、一対の製氷板18,18を挟んで対称な位置関係で、各製氷部22に対応する複数の供給部34が製氷板18の横方向に離間して設けられている。そして、各供給部34は、製氷面22aに対向する側面が対応の製氷面22aから間隔をあけて配置されている。
The
前記散水部35は、各供給部34の製氷面22aに相対する側面に設けられ、供給部34の製氷水流通空間に連通している。実施例の散水部35は、供給部34の製氷面22aに相対する側面に開設された通孔であって、散水部35は、製氷板18の横方向において供給部34の中央部に位置して貫通形成されている。そして、散水部35は、製氷水ポンプ38によって圧送されて受容部33および供給部34の製氷水流通空間を経て到来した製氷水を、製氷面22aに向けて散水するようになっている。このように、製氷水散水器32は、一対の製氷板18,18の対向方向に離間した供給部34,34の列の間に、一対の製氷板18,18の上部およびこれらの製氷板18,18の上部に取り付けられる除氷水散水器40を収容すると共に、各供給部34の列において隣り合う供給部34,34の間に突条部20を収容して、製氷板組の上部に取り付けられる。
The
前記除氷水散水器40は、製氷水散水器32の下方に位置して製氷板18の上部裏面側に配置されている(図1参照)。除氷水散水器40は、複数の供給孔44が開設された本体部42と、この本体部42の製氷板18に面する側面に設けられたフランジ部46とを備えている(図3参照)。実施例の除氷水散水器40では、対向配置した一対の製氷板18,18の夫々に対応して、本体部42の向かい合う側面の夫々にフランジ部46,46が対称的な位置関係で突出形成されている。本体部42は、長尺な中空筒状体であって、製氷板18の横方向に亘って延在するように、一対の製氷板18,18の間に設置されている。また、本体部42の一側部には、水道等の外部水道源に給水弁WVを介して接続する除氷水パイプ48が接続され、給水弁WVの開閉により本体部42の長手方向に離間配置された供給孔44から除氷水を製氷板18の裏面に供給または供給停止し得るようになっている。
The
各フランジ部46は、本体部42の長手方向に沿う外側面に突出形成された板状部位であって、本体部42の長手方向全体に亘って延在するよう設けられている(図3参照)。またフランジ部46は、本体部42の外側面における上下方向の中間部位に設けられ、実施例では上側に偏倚した部位に配置されている。ここで、本体部42は、両フランジ部46,46より上側の部位が半円形状に形成されると共に、両フランジ部46,46より下側の部位が略矩形状に形成されている。
Each
前記除氷水散水器40は、両フランジ46,46より下側の部位を一対の製氷板18,18の間に嵌め合わせると共に、両フランジ部46,46を対応の製氷板18の上端に載置して組み付けられる(図4参照)。また本体部42における両フランジ部46,46より上側の部位は、製氷水散水器32における受容部33の下面に当該部位に合わせて凹設された溝部33aにはまり、除氷水散水器40に載置される製氷水散水器32を位置決めできるようになっている(図1または図4参照)。
The
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る散水装置30の作用について説明する。製氷運転では、切換弁39,39を製氷水散水器32側に切換えた状態で製氷水ポンプ38を駆動することで、製氷水タンク26に貯留されている製氷水が、製氷水パイプ36を介して製氷水散水器32に供給される。ここで、製氷水タンク26には、製氷運転開始時に、製氷水が上限水位HWLまで貯留されている。製氷水は、製氷水散水器32の受容部33に入り、受容部33から各供給部34に流入し、供給部34に設けた散水部35から対応の製氷面22aに散水される。製氷水は、製氷板18の製氷面22aを膜状に流下し、蒸発管24を流通する冷媒との熱交換により冷却された製氷位置を中心として、徐々に氷結を始める。そして、氷結することなく両製氷板18,18から流下する製氷水は、製氷水タンク26の受部50に流下し、受部50から貯留部52に流入して製氷水ポンプ38によって両製氷板18,18に再び供給される。製氷水タンク26は、受部50の内底面50aが貯留部52に向けて下方傾斜すると共に、貯留部52の流入側の内底面52aが排出側に向けて下方傾斜しているので、貯留部52の排出側に設けた製氷水ポンプ38の吸入部38aに向けて製氷水が案内される。
(Effects of Example)
Next, the effect | action of the watering
前記散水装置30は、製氷水散水器32の散水部35から製氷水を製氷面22aに直接散水する構成であるから、従来例で説明した製氷水を製氷面22aに向けて案内する散水案内器を必要としないので、構成を簡略化できる。また、散水装置30は、除氷水散水器40のフランジ部46が製氷板18の上端で支持されて、該フランジ部46で製氷板18の上方を覆っているので、製氷面22aに散水した製氷水が製氷板18の裏面側に回り込むのを防止できる。更に、従来例の散水案内器では、案内部の傾斜に沿って案内した製氷水を製氷面に流下させるために、案内部の傾斜下端と製氷面との間の隙間を狭くしてあるので、隙間に綿氷が詰まることがあったが、実施例の散水装置30では、前述の如く散水案内器自体がないので、製氷面22aとの間に綿氷が詰まるような部位がない。すなわち、散水装置30では、散水部35から製氷水が製氷水ポンプ38の圧送下に噴射供給されるので、供給部34の製氷面22aに対向する側面を、従来例の散水案内器における案内部の傾斜下端と比べて製氷面22aから間隔をあけて設けることができる。
Since the
更に綿氷は、過冷却された製氷水が何らかの衝撃を受けることで発生することが分かっている。製氷ユニット16では、製氷水を製氷面22aに対して散水部35から散水した衝撃で綿氷が発生するものの、製氷面22aに当たった瞬間に生じた綿氷は、後続する製氷水によって洗い流されるので、綿氷が特定の部位に滞留することを防止でき、綿氷によって製氷水の流下を阻害することを回避できる。また、製氷水が製氷水ポンプ38に圧送されて製氷水タンク26や製氷水パイプ36および製氷水散水器32の内部を流通するときと比べて、散水部35から散水されて製氷面22aに当たるときの衝撃が大きいので、綿氷が発生する部位を製氷面22aの上部に絞ることができ、他の部位での綿氷による弊害を防止し得る。
Furthermore, it has been found that cotton ice is generated when the supercooled ice-making water is subjected to some impact. In the
このように、実施例の製氷水散水器32によれば、製氷運転において製氷面22aに製氷水を適切に流下させることができ、外部への製氷水の流出による製氷水不足に起因する製氷面22aでの氷塊Mの成長不良を防止できる。また、製氷水タンク26に回収されずに外部に流出する製氷水を抑えることができるので、製氷ユニット16の下方に位置する貯氷室14に貯蔵された氷塊Mや、電気部品や可動部品等の他の部材に製氷水が滴下することを抑制できる。すなわち、製氷水を原因として、貯氷室14の氷塊Mが融解したり、氷塊同士が接合してブロッキングしたりすることは少なく、氷塊Mの商品価値を損なうことを回避し得る。また、製氷水が付着したり、製氷水が氷結することを予定しない他の部材の故障や損傷を抑制できるので、これらの部材の寿命を向上し得る。
As described above, according to the ice making
製氷運転において、製氷水散水器32の受容部33には、製氷水ポンプ38で圧送された製氷水が供給され、製氷水は受容部33の閉塞端に当たって流速を落とした後に、受容部33に連通する各供給部34に導かれる。製氷水は、供給部34の製氷水の流入方向に交差する内壁に当たって更に緩衝されて、散水部35に案内される。すなわち、供給部34の製氷水流通空間では、製氷水の流速差および圧力差が小さくなり、各供給部34に設けた散水部35から製氷水をバランスよく散水することができる。また、製氷水散水器32は、圧送された製氷水を受容部33で受けて供給部34に導入する構成として、供給部34における製氷水の流速や圧力の影響を抑えることで、各製氷面22aに対応する散水部35から供給される製氷水の量を均等にすることができる。そして、製氷板18では、各製氷面22aにおいて安定して均等に氷が成長すると共に、得られる氷も均一の大きさになり、製氷水の過不足に起因する異形氷や白濁した氷の発生を抑制できる。しかも、製氷ユニット16は、各製氷板22の製氷面22aの全体で均等に製氷を行うことができるので、冷却効率および除氷効率がよく、製氷能力を向上させることができる。
また、製氷水は、流速が抑えられているので、各散水部35から製氷板18の横方向に向けて斜めに流出することはなく、製氷水が製氷ユニット16の外部へ飛散することによって製氷水不足や貯氷室14に貯留された氷塊Mを融解させる等の不都合を回避し得る。
In the ice making operation, the ice making water pumped by the ice making
Further, since the flow rate of ice making water is suppressed, the ice making water does not flow obliquely from the respective
前記製氷ユニット16は、製氷運転が進行して製氷板18の製氷面22aに氷塊Mが生成するにつれて製氷水タンク26の製氷水が減少し、水位検出手段58が下限水位LWLを検出すると製氷運転を完了し、除氷運転または排水運転が開始される。除氷運転では、除氷水散水器40から除氷水が供給されると共に、蒸発管24にホットガスを流通して製氷面22aからの離氷が図られる。排水運転では、切換弁39を排水パイプ37側に切換えて製氷水ポンプ38が駆動され、オーバーフロー部54を介して製氷残水が外部に排出される。なお、排水運転は、各サイクルのたびに行ってもよいが、2サイクルに1回や5サイクルに1回等、複数サイクル毎に行ってもよい。ここで、製氷水タンク26は、受部50および貯留部52の流入側の深さが貯留部52の排出側より浅く形成してあるので、下限水位LWLにおいて残る製氷水(製氷残水)の量を減らすことができる。製氷ユニット16は、下限水位LWLにおいて残留する製氷水の量が少ないので、製氷運転において氷結温度まで冷却する製氷水量が少なくなって製氷効率を向上し得ると共に、排水運転において排出する量が少ないので時間を短縮化することができる。流下式製氷機10を立ち上げた初期サイクル(製氷水タンク26に製氷水がない状態で電源スイッチをONしたサイクル)では、除氷運転から開始されるが、製氷水タンク26に上限水位HWLまで製氷水をためるために、最低時間(例えば2分)に亘って除氷水散水器40から散水するように制御されており、製氷水タンク26における上限水位HWLまでの必要給水量が減ることで、給水に要する時間が短縮されて、より効率のよい製氷が可能となる。
The
(変更例)
本発明は、前述の実施例の構成に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1)実施例では、一対の製氷板を蒸発管を挟んで対向配置した構成で説明したが、例えば1枚の製氷板の裏面に蒸発管を蛇行配置したものであってもよい。
(2)実施例では、散水部を供給部の側面中央に設けた1つ通孔で構成したが、複数の通孔で構成してもよい。例えば図7に示す変更例1の製氷水散水器80では、製氷板18の横方向に並べた複数(3つ)の通孔82aから散水部82が構成されている。変更例1の散水部82によれば、製氷板18の横方向に複数の通孔82aが並んでいるので、製氷面22aの全幅に亘って製氷水を供給し易い。
(3)また、散水部の通孔の形状も円形に限定されず、四角形等の多角形であってもよい。例えば図8に示す変更例2の製氷水散水器84では、製氷面22aに合わせて製氷板18の横方向に長手が延在するスリットから散水部86が構成されている。変更例2の散水部86によれば、製氷板18の横方向に長手が延在するスリットによって、製氷面22aの全幅に亘って製氷水が供給し易い。なお、図7および図8の製氷水散水器80,84において、実施例の製氷水散水器32の構成と同一の構成については、同一の符号を付してある。
(Example of change)
The present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment, and can be modified as follows.
(1) In the embodiment, the paired ice making plates are described as being arranged opposite to each other with the evaporation pipe interposed therebetween. However, for example, the evaporation pipes may be arranged in a meandering manner on the back surface of one ice making plate.
(2) In the embodiment, the water sprinkling part is constituted by one through hole provided at the center of the side surface of the supply part, but it may be constituted by a plurality of through holes. For example, in the ice making
(3) Moreover, the shape of the through-hole of the watering part is not limited to a circle, and may be a polygon such as a quadrangle. For example, in the ice making
18 製氷板,20 突条部,22a 製氷面,26 製氷水タンク,
33 受容部,34 供給部,35 散水部,82 散水部,82a 通孔,
86 散水部
18 ice making plate, 20 ridge, 22a ice making surface, 26 ice making water tank,
33 receiving part, 34 supply part, 35 watering part, 82 watering part, 82a through-hole,
86 Watering part
Claims (4)
前記製氷板(18)の上方に位置して該製氷板(18)の横方向に亘って延在するよう設けられ、製氷水タンク(26)から圧送された製氷水を受ける受容部(33)と、
前記受容部(33)の下方に前記製氷板(18)の製氷面(22a)に相対するように突出形成され、該受容部(33)に連通する供給部(34)と、
前記製氷板(18)の製氷面(22a)に相対する前記供給部(34)の側面に設けられ、該製氷面(22a)に向けて製氷水を散水する散水部(35,82,86)とを備えた
ことを特徴とする流下式製氷機の製氷水散水器。 In an ice making water sprinkler of a falling ice making machine that is provided above the ice making plate (18) and supplies ice making water to the ice making surface (22a) of the ice making plate (18),
A receiving part (33) for receiving the ice-making water pumped from the ice-making water tank (26), which is provided above the ice-making board (18) and extends in the lateral direction of the ice-making board (18). When,
A supply section (34) formed below the receiving section (33) so as to be opposed to the ice making surface (22a) of the ice making plate (18), and communicated with the receiving section (33),
A water sprinkling part (35, 82, 86) provided on the side surface of the supply part (34) facing the ice making surface (22a) of the ice making plate (18) and spraying ice making water toward the ice making surface (22a). An ice making water sprinkler of a flow-down type ice making machine characterized by comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009037131A JP2010190525A (en) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | Ice-making water sprinkler of flow-down type ice making machine |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012211717A (en) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Hoshizaki Electric Co Ltd | Ice making water spraying unit of ice making machine |
JP2013019597A (en) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Hoshizaki Electric Co Ltd | Ice-making machine |
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