JP2010185919A - 表示装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置において、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換える。
【解決手段】CPU11は、利用者の操作に応じてページめくり速度及びページめくり方向を特定し、記憶部14の分割数情報141を参照して分割数を決定する。そして、CPU11は、ページめくり方向と分割数から表示対象ページを更新し、分割数をページめくり速度で除算した商を更新時間として算出して、時間の計測を開始する。CPU11は、分割数に合わせて表示対象ページのレンダリングを指令して、レンダリングが終了したか、および、計測時間が画面の更新時間を経過したか否かを判断し、この2つの条件のいずれかが満たされていないと判断した場合には、両方の条件が満たされるまで待ち続け、いずれもが満たされたと判断した場合にはレンダリングされた各ページを、記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】CPU11は、利用者の操作に応じてページめくり速度及びページめくり方向を特定し、記憶部14の分割数情報141を参照して分割数を決定する。そして、CPU11は、ページめくり方向と分割数から表示対象ページを更新し、分割数をページめくり速度で除算した商を更新時間として算出して、時間の計測を開始する。CPU11は、分割数に合わせて表示対象ページのレンダリングを指令して、レンダリングが終了したか、および、計測時間が画面の更新時間を経過したか否かを判断し、この2つの条件のいずれかが満たされていないと判断した場合には、両方の条件が満たされるまで待ち続け、いずれもが満たされたと判断した場合にはレンダリングされた各ページを、記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、並び順序が決められた複数の画像を表示する技術に関する。
複数のページに区切られた画像を、そのページ順序に従って表示していく技術が知られている。例えば、特許文献1には、スクロールバーやページ送り/戻りキーの操作に応じて、各ページの画像をスクロール表示する技術が開示されている。
ところで、電子ペーパーなどの表示装置では、表示領域の全体にわたる画像を書き換える場合には、画像の書き換えに時間がかかる。従って、この種の表示装置においては、利用者が画像のスクロール速度(画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度)を速くするよう指示すると、指示された表示速度に対して画像の書き換え速度が追いつかなくなる場合がある。
そこで、本発明は、表示装置において、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることを目的とする。
そこで、本発明は、表示装置において、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段と、操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記表示手段の表示領域に表示される前記画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記表示速度に応じた分割数で前記表示領域を分割する分割手段と、前記分割手段により分割された表示領域に、前記画像の各々を前記特定手段により特定された前記表示速度にて前記並び順序に従い表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることができる。
好ましくは、前記表示制御手段は、前記分割数を前記特定手段により特定された前記表示速度で除算して得た値に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記分割手段により分割された表示領域に前記並び順序に従って表示させるとよい。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を書き換えることができる。
また、好ましくは、前記表示速度と前記分割数との対応関係を記憶する記憶手段と、前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を書き換える書換手段とを具備し、前記分割手段は、前記特定手段により特定された前記表示速度に対応付けられた前記分割数を前記記憶手段から読み出し、当該分割数で前記表示領域を分割するとよい。
これにより、本発明に係る表示装置の利用者は、操作によって特定される表示速度と、表示領域を分割する分割数との対応関係を書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置の利用者は、操作によって特定される表示速度と、表示領域を分割する分割数との対応関係を書き換えることができる。
また、好ましくは、前記分割手段は、前記特定手段により特定された前記表示速度と、当該表示速度の変化量とに応じた分割数で前記表示領域を分割するとよい。
これにより、表示速度が増加しているときと減少しているときとで、異なる経路に沿って表示領域の分割数を変化させることができる。
これにより、表示速度が増加しているときと減少しているときとで、異なる経路に沿って表示領域の分割数を変化させることができる。
また、好ましくは、前記分割手段により分割された複数の表示領域の各々を順次、選択する領域選択手段を具備し、前記表示制御手段は、前記表示速度の逆数に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記領域選択手段により選択された前記表示領域へ前記並び順序に従って表示させるとよい。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
また、好ましくは、前記領域選択手段は、前記分割手段により分割された複数の表示領域のうち画像の表示された時期が最も古い表示領域を選択するとよい。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
また、好ましくは、前記表示制御手段は、前記特定手段によって特定された表示速度が、前記分割数が増加するような表示速度に変化した場合には、分割数が増加する前の各々の前記表示領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の複数の表示領域にそれぞれ表示すべき画像によって同時に書き換えるとよい。
これにより、本発明に係る表示装置は、分割数が増加するように表示速度が変化した場合に、分割数が増加する前の各々の表示領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の画像によって同時に書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、分割数が増加するように表示速度が変化した場合に、分割数が増加する前の各々の表示領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の画像によって同時に書き換えることができる。
また、好ましくは、前記領域選択手段は、特定された前記表示速度に応じて前記分割数が変化した場合に、分割数の変化前に選択されていた表示領域の少なくとも一部が重なっている、分割数の変化後の表示領域を選択するとよい。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
これにより、本発明に係る表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、各画像を順次書き換えることができる。
また、本発明に係るプログラムは、並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段と、操作を受け付ける操作受付手段と、を具備するコンピューターを、前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記表示手段の表示領域に表示される前記画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記表示速度に応じた分割数で前記表示領域を分割する分割手段と、前記分割数を前記表示速度で除算して得た値に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記分割手段により分割された表示領域に前記並び順序に従って表示させる表示制御手段として機能させるためのプログラムである。
これにより、本発明に係るコンピューターは、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、表示手段に、各画像を書き換えさせることができる。
これにより、本発明に係るコンピューターは、利用者の操作によって特定される表示速度で画像が表示されるように、表示手段に、各画像を書き換えさせることができる。
(構成)
図1は、本実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。この表示装置1は、例えば電子ペーパーである。同図に示すように、表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、記憶部14と、操作部15と、記憶性表示体16と、タッチパネル17
とを備えている。本実施形態では、表示手段として記憶性表示体16を用い、操作受付手段としてタッチパネル17を用い、表示制御手段としてCPU11を用いている。CPU11は、ROM13又は記憶部14に記憶されているプログラムを実行して、各種の処理を行う。RAM12は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。ROM13は、表示装置1の起動に必要なプログラムやデーターを記憶している。記憶部14は、例えばフラッシュメモリーであり、CPU11によって実行されるプログラムの他に、画像データーや分割数情報141などを記憶している。この画像データーは、記憶性表示体16に表示される画像を表すデーターであり、複数のページに区切られている。操作部15は、例えば操作ボタンなどを有しており、利用者の操作に応じた操作信号をCPU11に入力する。すなわち、操作部15は、操作を受け付ける操作受付手段の一例である。記憶性表示体16は、表示領域や駆動回路などを有しており、CPU11によって指示された画像を表示領域に表示する。この表示領域は、電子泳動素子などの複数の表示素子によって構成されている。この記憶性表示体16は、表示の記憶性を有しており、表示素子が駆動されて画像を表示するまでの駆動期間においては電力が必要であるが、その駆動期間が経過して画像が表示された後は、電力が供給されなくてもその画像を表示し続けることができる。なお、ここでは、記憶性表示体16は、表示領域に表示された内容(画面)を更新するときには、その画面の一部のみを更新するのではなく、全面を更新するように構成されている。タッチパネル17は、記憶性表示体16の表示領域への接触を感知し、その接触位置に応じた検出信号をCPU11に入力する。これらの各構成は、バス19によって互いに接続されている。
図1は、本実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。この表示装置1は、例えば電子ペーパーである。同図に示すように、表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、記憶部14と、操作部15と、記憶性表示体16と、タッチパネル17
とを備えている。本実施形態では、表示手段として記憶性表示体16を用い、操作受付手段としてタッチパネル17を用い、表示制御手段としてCPU11を用いている。CPU11は、ROM13又は記憶部14に記憶されているプログラムを実行して、各種の処理を行う。RAM12は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。ROM13は、表示装置1の起動に必要なプログラムやデーターを記憶している。記憶部14は、例えばフラッシュメモリーであり、CPU11によって実行されるプログラムの他に、画像データーや分割数情報141などを記憶している。この画像データーは、記憶性表示体16に表示される画像を表すデーターであり、複数のページに区切られている。操作部15は、例えば操作ボタンなどを有しており、利用者の操作に応じた操作信号をCPU11に入力する。すなわち、操作部15は、操作を受け付ける操作受付手段の一例である。記憶性表示体16は、表示領域や駆動回路などを有しており、CPU11によって指示された画像を表示領域に表示する。この表示領域は、電子泳動素子などの複数の表示素子によって構成されている。この記憶性表示体16は、表示の記憶性を有しており、表示素子が駆動されて画像を表示するまでの駆動期間においては電力が必要であるが、その駆動期間が経過して画像が表示された後は、電力が供給されなくてもその画像を表示し続けることができる。なお、ここでは、記憶性表示体16は、表示領域に表示された内容(画面)を更新するときには、その画面の一部のみを更新するのではなく、全面を更新するように構成されている。タッチパネル17は、記憶性表示体16の表示領域への接触を感知し、その接触位置に応じた検出信号をCPU11に入力する。これらの各構成は、バス19によって互いに接続されている。
ここで、図2および図3を参照して、記憶部14に記憶されている分割数情報141について説明する。図2は、分割数情報141の一例を示す図である。同図に示すように、この分割数情報141においては、「ページめくり速度の上限」と「分割数」とが対応付けられている。「ページめくり速度」とは、単位時間当たりに記憶性表示体16によって表示されるべき画像(ページ)の数を示し、単位は「ページ/秒」である。CPU11は、操作部15を介して利用者による操作により指示される「ページめくり速度」を特定する。そして、「ページめくり速度の上限」とは、CPU11により、この「ページめくり速度」の絶対値と比較される閾値である。「分割数」とは、記憶性表示体16を分割する数である。CPU11は、利用者の操作によって指示された「ページめくり速度」の絶対値と、分割数情報141に列挙されている複数の「ページめくり速度の上限」とを順次比較し、上記「ページめくり速度」の絶対値が「ページめくり速度の上限」により示される値未満であるもののうち、その値が最小であるものを特定し、これに対応する「分割数」を「ページめくり速度」に対応する「分割数」として決定する。例えば、利用者の操作によって指示された「ページめくり速度」が「3」であるとき、この「ページめくり速度(の絶対値)=3」は「7未満」でもあり「4未満」でもあるが、「2未満」ではない。す
なわち、「指示された『ページめくり速度』の絶対値が『ページめくり速度の上限』により示される値未満であるもののうち、その値が最小であるもの」とは「4」である。したがって、CPU11は、指示された「ページめくり速度」に対応する「分割数」として、分割数情報141において「4」に対応する「分割数」である「2」を決定する。なお、同図に示す分割数情報141において、利用者の操作によって指示された「ページめくり速度」の絶対値が「11」以上であるときには、上述の方法では、CPU11は、この「ページめくり速度」に対応する「分割数」を決定することができない。そこで、この場合は、CPU11は、「ページめくり速度の上限」として、未定義であることを示す「−」を特定し、これに対応する「分割数」である「8」を「ページめくり速度」に対応する「分割数」として決定する。
なわち、「指示された『ページめくり速度』の絶対値が『ページめくり速度の上限』により示される値未満であるもののうち、その値が最小であるもの」とは「4」である。したがって、CPU11は、指示された「ページめくり速度」に対応する「分割数」として、分割数情報141において「4」に対応する「分割数」である「2」を決定する。なお、同図に示す分割数情報141において、利用者の操作によって指示された「ページめくり速度」の絶対値が「11」以上であるときには、上述の方法では、CPU11は、この「ページめくり速度」に対応する「分割数」を決定することができない。そこで、この場合は、CPU11は、「ページめくり速度の上限」として、未定義であることを示す「−」を特定し、これに対応する「分割数」である「8」を「ページめくり速度」に対応する「分割数」として決定する。
図3は、指示された「ページめくり速度」の絶対値と1ページあたりの表示時間、および記憶性表示体16の画面の更新時間との関係を示したグラフである。同図に示すグラフの横軸は、指示された「ページめくり速度」の絶対値を表し、縦軸は時間(単位:秒)を表している。同図に破線で示した「1ページ当たりの表示時間」は、「ページめくり速度」の逆数であるため、この破線は逆数曲線となる。この「1ページ当たりの表示時間」は、例えば、4分割された画面が4秒間に亘って表示されても、2分割された画面が2秒間に亘って表示されても、等しく「1秒」である。同図に実線で示した「画面の更新時間」は、画面がいくつに分割されたかに関わらず、画面が更新されるまでの時間を示している。したがって、上記のように、4分割された画面が4秒間に亘って表示される場合には、「画面の更新時間」とは「4秒」であり、2分割された画面が2秒間に亘って表示される場合には、「画面の更新時間」とは「2秒」である。
図3に示すように、「ページめくり速度」が「2」未満から「2」以上になると、CPU11は、図2に示した分割数情報141に従って、「分割数」を「1」から「2」へと変更する。このとき、画面に同時に表示されるページ数は2倍に増加するから、「画面の更新時間」は、同図の矢線V31に示したように、「1ページ当たりの表示時間」の2倍になる。同様に、「ページめくり速度」が「4」以上になったときには、矢線V32に示すように「画面の更新時間」は、「1ページ当たりの表示時間」の3倍になり、「ページめくり速度」が「7」以上になったときには、矢線V33に示すように「画面の更新時間」は、「1ページ当たりの表示時間」の4倍になる。
(動作)
次に、表示装置1の動作について説明する。
まず、図4を参照して、ページめくり速度及びページめくり方向を指定する操作について説明する。利用者は、タッチペンなどを用いてタッチパネル17を操作して、ページめくり速度及びページめくり方向を指定する。例えば、利用者が、タッチペンを図中の位置P0に接触させた後、そのまま図中のy方向に移動させた場合を想定する。この場合、CPU11は、まず位置P0を通り、図中のx方向に延びる直線を基準線Lとして設定する。続いて、CPU11は、タッチペンのy方向への移動量が大きいほど、前回のページめくり速度よりも加速したページめくり速度を決定する。すなわち、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶性表示体16の表示領域に表示される画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段の一例である。この前回のページめくり速度は、RAM12などに記憶されているものとする。続いて、CPU11は、決定したページめくり速度が正の速度であるか否かを判定し、正の速度である場合には、ページめくり方向を順方向に決定し、負の速度である場合にはページめくり方向を逆方向に決定する。そして、CPU11は、決定したページめくり速度及びページめくり方向を表す情報を、ページめくり情報としてRAM12に記憶させる。
次に、表示装置1の動作について説明する。
まず、図4を参照して、ページめくり速度及びページめくり方向を指定する操作について説明する。利用者は、タッチペンなどを用いてタッチパネル17を操作して、ページめくり速度及びページめくり方向を指定する。例えば、利用者が、タッチペンを図中の位置P0に接触させた後、そのまま図中のy方向に移動させた場合を想定する。この場合、CPU11は、まず位置P0を通り、図中のx方向に延びる直線を基準線Lとして設定する。続いて、CPU11は、タッチペンのy方向への移動量が大きいほど、前回のページめくり速度よりも加速したページめくり速度を決定する。すなわち、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶性表示体16の表示領域に表示される画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段の一例である。この前回のページめくり速度は、RAM12などに記憶されているものとする。続いて、CPU11は、決定したページめくり速度が正の速度であるか否かを判定し、正の速度である場合には、ページめくり方向を順方向に決定し、負の速度である場合にはページめくり方向を逆方向に決定する。そして、CPU11は、決定したページめくり速度及びページめくり方向を表す情報を、ページめくり情報としてRAM12に記憶させる。
一方、利用者が、タッチペンを図中の位置P0に接触させた後、そのまま図中のy方向
と逆の方向に移動させた場合を想定する。この場合、CPU11は、上述と同様に基準線Lを設定した後、タッチペンのy方向と逆方向への移動量が大きいほど、前回のページめくり速度よりも減速したページめくり速度を決定する。このとき、タッチペンが図中のy方向と逆の方向にどんどん移動されていくと、ページめくり速度はある時点から負の速度になる。続いて、CPU11は、上述と同様に、決定したページめくり速度が正の速度であるか否かに基づいてページめくり方向を決定する。そして、CPU11は、決定したページめくり速度及びページめくり方向を表す情報を、ページめくり情報としてRAM12に記憶させる。このようにして、ページめくり速度及びページめくり方向が指定されると、CPU11は、以下のページめくり処理を開始する。なお、利用者がタッチペンをタッチパネル17上から離した場合、CPU11はこのページめくり処理を中断する。
と逆の方向に移動させた場合を想定する。この場合、CPU11は、上述と同様に基準線Lを設定した後、タッチペンのy方向と逆方向への移動量が大きいほど、前回のページめくり速度よりも減速したページめくり速度を決定する。このとき、タッチペンが図中のy方向と逆の方向にどんどん移動されていくと、ページめくり速度はある時点から負の速度になる。続いて、CPU11は、上述と同様に、決定したページめくり速度が正の速度であるか否かに基づいてページめくり方向を決定する。そして、CPU11は、決定したページめくり速度及びページめくり方向を表す情報を、ページめくり情報としてRAM12に記憶させる。このようにして、ページめくり速度及びページめくり方向が指定されると、CPU11は、以下のページめくり処理を開始する。なお、利用者がタッチペンをタッチパネル17上から離した場合、CPU11はこのページめくり処理を中断する。
次に、表示装置1にて行われるページめくり処理について説明する。
図5は、ページめくり処理を示すフロー図である。ここでは、利用者によってタッチパネル17が操作されて、順方向のページめくり方向が指定された場合を想定する。また、前回のページめくり方向は順方向であるものとする。まず、CPU11は、RAM12に記憶されたページめくり情報に基づいて、利用者によって指定されたページめくり速度及びページめくり方向を特定する(ステップSA11)。続いて、CPU11は、記憶部14に記憶されている分割数情報141とステップSA11で特定したページめくり速度の絶対値から、分割数を決定する(ステップSA12)。すなわち、CPU11は、特定された表示速度に応じた分割数で記憶性表示体16の表示領域を分割する分割手段の一例である。そして、CPU11は、ステップSA11で特定したページめくり方向とステップSA12で決定した分割数から、現在の表示対象を示す「表示対象ページ」を次の表示対象を示す「表示対象ページ」に更新する(ステップSA13)。この「表示対象ページ」は画像データーのうち表示対象となっている1ページまたは複数ページの画像のページ数を表す値であり、RAM12などに記憶されているものとする。CPU11は、ページめくり方向が「順方向」である場合には、「表示対象ページ」のページ数を増加させ、「逆方向」である場合には、「表示対象ページ」のページ数を減少させる。例えば、前回の分割数が「1」であり、前回の表示対象ページは「5ページ」であったとする。CPU11は、ステップSA11でページめくり方向を「順方向」と特定し、ステップSA12で分割数を「2」と決定したとき、「5ページ」よりもページ数が増加する連続したページ、すなわち「6ページ」から始まる分割数と同数のページに「表示対象ページ」を更新する。すなわち、この場合であれば「6ページ」と「7ページ」が更新後の「表示対象ページ」となる。
図5は、ページめくり処理を示すフロー図である。ここでは、利用者によってタッチパネル17が操作されて、順方向のページめくり方向が指定された場合を想定する。また、前回のページめくり方向は順方向であるものとする。まず、CPU11は、RAM12に記憶されたページめくり情報に基づいて、利用者によって指定されたページめくり速度及びページめくり方向を特定する(ステップSA11)。続いて、CPU11は、記憶部14に記憶されている分割数情報141とステップSA11で特定したページめくり速度の絶対値から、分割数を決定する(ステップSA12)。すなわち、CPU11は、特定された表示速度に応じた分割数で記憶性表示体16の表示領域を分割する分割手段の一例である。そして、CPU11は、ステップSA11で特定したページめくり方向とステップSA12で決定した分割数から、現在の表示対象を示す「表示対象ページ」を次の表示対象を示す「表示対象ページ」に更新する(ステップSA13)。この「表示対象ページ」は画像データーのうち表示対象となっている1ページまたは複数ページの画像のページ数を表す値であり、RAM12などに記憶されているものとする。CPU11は、ページめくり方向が「順方向」である場合には、「表示対象ページ」のページ数を増加させ、「逆方向」である場合には、「表示対象ページ」のページ数を減少させる。例えば、前回の分割数が「1」であり、前回の表示対象ページは「5ページ」であったとする。CPU11は、ステップSA11でページめくり方向を「順方向」と特定し、ステップSA12で分割数を「2」と決定したとき、「5ページ」よりもページ数が増加する連続したページ、すなわち「6ページ」から始まる分割数と同数のページに「表示対象ページ」を更新する。すなわち、この場合であれば「6ページ」と「7ページ」が更新後の「表示対象ページ」となる。
続いて、CPU11は、「分割数」を「ページめくり速度」で除算した商(分割数/ページめくり速度)を更新時間として算出し、タイマーをスタートさせて、時間の計測を開始する(ステップSA14)。すなわち、この更新時間とは、分割数を表示速度で除算して得た値に応じた期間の一例である。そして、CPU11は、分割数に合わせて表示対象ページのレンダリングを指令する(ステップSA15)。ここでCPU11は、表示対象ページの画像データーを記憶部14から読み出して、ステップSA12で決定された分割数に合うようにレンダリングを行うサブプロセスを発生させる。そしてメインプロセスである図5のフローでは、ステップSA15において、CPU11は上記のサブプロセスからレンダリング終了の報告を受け付ける。ここで、レンダリング終了の報告とは、例えば、上記のサブプロセスのみが書き換えられるフラグを、メインプロセスで周期的に読み出すことなどによって行われる。次に、CPU11は、レンダリングが終了したか、および、ステップSA14から計測している計測時間が、ステップSA14で算出した画面の更新時間を経過したか否かを判断する(ステップSA16)。そしてCPU11は、この2つの条件のいずれかが満たされていないと判断した場合には(ステップSA16;NO)、両方の条件が満たされるまで待ち続ける。一方、この2つの条件のいずれもが満たされたと判断した場合には(ステップSA16;YES)、レンダリングされた各ページを、
記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させ(ステップSA17)、処理をステップSA11に戻す。すなわち、記憶性表示体16は、並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段の一例である。そして、CPU11は、記憶性表示体16の分割された表示領域に、画像の各々を特定された表示速度にて並び順序に従い表示させる表示制御手段の一例である。なお、CPU11は、自身が直接、レンダリングを行うのではなく、バス19で接続されているレンダリング専用のプロセッサ(図示せず)に対し、レンダリングの実行を指令してもよい。
記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させ(ステップSA17)、処理をステップSA11に戻す。すなわち、記憶性表示体16は、並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段の一例である。そして、CPU11は、記憶性表示体16の分割された表示領域に、画像の各々を特定された表示速度にて並び順序に従い表示させる表示制御手段の一例である。なお、CPU11は、自身が直接、レンダリングを行うのではなく、バス19で接続されているレンダリング専用のプロセッサ(図示せず)に対し、レンダリングの実行を指令してもよい。
以上説明した実施形態によれば、利用者が指示する「ページめくり速度」が速くなっても、表示装置は、それに追従して分割数を増加させることで単位時間当たりに表示するページ数を増加させることができるので、画面の表示速度が遅い電子ペーパーなどであっても、利用者の操作感覚を損なわないようにスクロール処理を実行することができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、表示が終了してからページめくり速度を特定していたが(図5におけるステップSA11・ステップSA17)、ページめくり速度が変わるたびに画面更新の時間を変えるようにしてもよい。図6は、この変形例における処理の流れを示すフローである。同図において、ステップSA11〜SA13は図5に示したステップと同一である。ステップSA13の後、CPU11は、「分割数」を「ページめくり速度」で除算した商(分割数/ページめくり速度)を更新時間として算出し、計測時間の再設定をする(ステップSB14)。そして、CPU11は、分割数に合わせて表示対象ページのレンダリングを指令する(ステップSB15)。そして、CPU11は、ページめくり速度が変更されたか否かを判断し(ステップSB16)、変更されたと判断した場合には(ステップSB16;YES)、処理をステップSA11に戻し、変更されていない判断した場合には(ステップSB16;NO)、画面の更新時間が経過したか否かを判断し(ステップSB17)、経過していないと判断した場合には(ステップSB17;NO)、ステップSB16に戻り、経過したと判断した場合には(ステップSB17;YES)、レンダリングされた各ページを、記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させ(ステップSB18)、画面の更新時間の計測をスタートする(ステップSB19)。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、表示が終了してからページめくり速度を特定していたが(図5におけるステップSA11・ステップSA17)、ページめくり速度が変わるたびに画面更新の時間を変えるようにしてもよい。図6は、この変形例における処理の流れを示すフローである。同図において、ステップSA11〜SA13は図5に示したステップと同一である。ステップSA13の後、CPU11は、「分割数」を「ページめくり速度」で除算した商(分割数/ページめくり速度)を更新時間として算出し、計測時間の再設定をする(ステップSB14)。そして、CPU11は、分割数に合わせて表示対象ページのレンダリングを指令する(ステップSB15)。そして、CPU11は、ページめくり速度が変更されたか否かを判断し(ステップSB16)、変更されたと判断した場合には(ステップSB16;YES)、処理をステップSA11に戻し、変更されていない判断した場合には(ステップSB16;NO)、画面の更新時間が経過したか否かを判断し(ステップSB17)、経過していないと判断した場合には(ステップSB17;NO)、ステップSB16に戻り、経過したと判断した場合には(ステップSB17;YES)、レンダリングされた各ページを、記憶性表示体16の分割された各表示領域に表示させ(ステップSB18)、画面の更新時間の計測をスタートする(ステップSB19)。
このようにすることにより、表示装置1において、利用者がページめくり速度の変更操作をするたびに画面更新時間の再設定が行われ、変更後のページめくり速度に応じた画面更新時間でページをめくることができ、利用者の操作により敏感に対応できる。
(変形例2)
上述した実施形態では、記憶性表示体16の表示領域は分割数に関わらず、全面が同時に更新されていたが、分割された各表示領域(以下、分割表示領域という)をそれぞれ並び順序に従って表示するようにしてもよい。
上述した実施形態では、記憶性表示体16の表示領域は分割数に関わらず、全面が同時に更新されていたが、分割された各表示領域(以下、分割表示領域という)をそれぞれ並び順序に従って表示するようにしてもよい。
図7は、この変形例における記憶性表示体16の表示領域を示す図である。例えば、分割数が「4」の場合には、図7(a)に示すように、表示領域は、分割表示領域r1〜r4に分割されている。この分割表示領域r1〜r4には、それぞれ異なる領域番号が割り当てられている。ここでは、分割表示領域r1には領域番号「01」が、分割表示領域r2には領域番号「02」が、分割表示領域r3には領域番号「03」が、分割表示領域r4には領域番号「04」が割り当てられているものとする。この分割表示領域r1〜r4には、各ページの画像が表示されるようになっており、分割表示領域r1→r2→r3→r4の順番で分割表示領域毎に画像の書き換えが行われるようになっている。つまり、記
憶性表示体16は、複数の分割表示領域に分割された表示領域を有し、並び順序が決められた画像をこの分割表示領域に表示するものである。
憶性表示体16は、複数の分割表示領域に分割された表示領域を有し、並び順序が決められた画像をこの分割表示領域に表示するものである。
図7(b)は、領域特定情報142の一例を示す図である。同図に示すように、この領域特定情報142においては、「領域番号」と「更新領域番号」とが対応付けられている。「領域番号」は、記憶性表示体16の各分割表示領域に割り当てられた識別情報である。「更新領域番号」は、新たに画像が表示される分割表示領域の領域番号である。この領域特定情報142においては、「領域番号」に1を足した領域番号が「更新領域番号」として対応付けられている。ただし、領域番号「04」には、更新領域番号として「01」が対応付けられている。上述したように、記憶性表示体16においては、分割表示領域r1→r2→r3→r4の順番で画像の書き換えが行われる。つまり、この領域特定情報142では、分割表示領域の「領域番号」に対して、最後に書き換えられた画像がその分割表示領域に表示されているときに、書き換えられたタイミングが最も古い画像が表示されている分割表示領域の領域番号が「更新領域番号」として対応付けられている。例えば、この領域特定情報142では、領域番号「01」と、更新領域番号「02」とが対応付けられている。これは、領域番号「01」の分割表示領域r1に最後に書き換えられた画像が表示されているときには、領域番号「02」の分割表示領域r2に新たに画像が表示されることを表している。
図8は、この変形例における表示装置1の処理の流れを示すフロー図である。ステップSA11〜13は、図5に示したステップと同一であるため、説明を省略する。ステップSA13の後、CPU11は、ページめくり速度の逆数を画面の更新時間として算出し、時間の計測を開始する(ステップSC14)。続いて、CPU11は、表示対象ページの最初のページを選択ページとする(ステップSC151)。すなわち、CPU11は、記憶性表示体16の分割された複数の表示領域の各々を順次、選択する領域選択手段の一例である。例えば、図7(a)のように分割数が「4」である場合には、CPU11は、図7(b)に示した領域特定情報142における領域番号の最初に記載されている番号、つまり「01」を選択ページとして選択する。そして、CPU11は、分割数に合わせて選択ページのレンダリングを指令し(ステップSC152)、レンダリングが終了したら表示対象ページの次のページを選択ページとする(ステップSC153)。この場合「01」の次のページとは「02」であるから、CPU11は「02」を選択ページとする。そして、CPU11は、画面の更新時間が経過したか否かを判断し(ステップSC16)、経過していないと判断した場合には(ステップSC16;NO)、この判断を継続し、経過したと判断した場合には(ステップSC16;YES)、レンダリングされたページを記憶性表示体16の分割表示領域へ表示する(ステップSC17)。この表示が終わると、CPU11は、表示対象ページの全てを表示し終わったか否かを判断し(ステップSC18)、表示し終わっていないと判断した場合には(ステップSC18;NO)、処理をステップSC152に戻す。一方、表示対象ページの全てを表示し終わったと判断した場合には(ステップSC18;YES)、処理をステップSA11に戻す。
このようにすることにより、画面は並び順序に従って部分毎に逐一、書き換えられるので、利用者は、1ページずつ画像の内容を確認することができ、ページをめくっている感覚に近い操作感で表示装置を操作することができる。
(変形例3−1)
上述した変形例2では、分割数が変化したときに選択ページがどの分割表示領域に表示されるかについて、言及しなかったが、分割数の変化前の選択ページが表示されていた分割表示領域の少なくとも一部が重なっている、分割数の変化後の分割表示領域に、選択ページが表示されるようにしてもよい。
図9は、この変形例に係る選択ページの移行処理を説明するための図である。図9(a
)には、図1において、破線で示した領域対応情報143の一例が示されている。同図に示すように、領域対応情報143には、分割数が「2」のときと「4」のときの領域番号の対応関係が記載されている。すなわち、分割数が「2」のときの領域番号「01」は、分割数が「4」のときの領域番号「01」と「02」に対応しており、分割数が「2」のときの領域番号「02」は、分割数が「4」のときの領域番号「03」と「04」に対応している。
上述した変形例2では、分割数が変化したときに選択ページがどの分割表示領域に表示されるかについて、言及しなかったが、分割数の変化前の選択ページが表示されていた分割表示領域の少なくとも一部が重なっている、分割数の変化後の分割表示領域に、選択ページが表示されるようにしてもよい。
図9は、この変形例に係る選択ページの移行処理を説明するための図である。図9(a
)には、図1において、破線で示した領域対応情報143の一例が示されている。同図に示すように、領域対応情報143には、分割数が「2」のときと「4」のときの領域番号の対応関係が記載されている。すなわち、分割数が「2」のときの領域番号「01」は、分割数が「4」のときの領域番号「01」と「02」に対応しており、分割数が「2」のときの領域番号「02」は、分割数が「4」のときの領域番号「03」と「04」に対応している。
例えば、分割数が「4」で、利用者の操作に応じて分割数が「2」へ変動する場合を想定する。ここで、分割数が変わる直前の選択ページは、領域番号「03」で示される分割表示領域に表示されていたとする。この場合、表示装置1のCPU11は、この領域対応情報143に基づいて、分割数「4」の領域番号「03」が、分割数「2」の領域番号「02」に対応することを特定し、分割数が変わった直後の選択ページを領域番号「02」で示される分割表示領域に表示する。一方、分割数が「2」から「4」へ変動する場合には、CPU11は、対応する領域番号を2つ特定することになる。例えば、分割数が変わる直前の選択ページは、領域番号「02」で示される分割表示領域に表示されていたとすると、これに対応する分割数「4」の領域番号は「02」と領域番号「03」の2つである。この場合には、CPU11は、領域番号の古い方、すなわち領域番号「03」で示される分割表示領域に、分割数が変わった直後の選択ページを表示する。
このようにすることにより、分割数が変動する前後にあっても、画像の表示された時期が最も古い、すなわち画像の表示時間の最も長い分割表示領域から順に上書きが行われていくため、表示装置は、利用者の操作によって特定される表示速度で画像を表示させることができる。
(変形例3−2)
また、上述した変形例2では、分割表示領域毎に表示内容を更新するようにしたが、同時に更新する領域(以下、同時更新領域という)は、分割表示領域毎でなくてもよい。例えば、分割数が「4」のときに同時更新領域を2つ分の分割表示領域とし、分割数が「8」のときに同時更新領域を4つ分の分割表示領域としてもよい。また、分割数の移行期間に亘り、移行直前の同時更新領域を使用し続けるようにしてもよい。ここで、「移行期間」とは、新しい分割数で分割された分割表示領域にページが表示され始めてから、全ての表示領域がその分割数で更新されるまでの期間をいう。
例えば、分割数が「4」のとき、1つ分の分割表示領域が同時更新領域として使用されていたとする。この場合に、分割数が「8」に増えたとする。使用していた同時更新領域は、分割数が「8」になったときの2つ分の分割表示領域に相当するので、CPU11は、2つのページがレンダリングされる毎に、その2つ分の分割表示領域を更新する。
なお、上述した変形例2では、ページめくり速度の逆数を画面の更新時間としたが、この変形例においては、画面の更新時間は「同時更新領域数/ページめくり速度」である。ただし、同時更新領域数とは、同時更新領域に含まれる分割表示領域の数である。
また、上述した変形例2では、分割表示領域毎に表示内容を更新するようにしたが、同時に更新する領域(以下、同時更新領域という)は、分割表示領域毎でなくてもよい。例えば、分割数が「4」のときに同時更新領域を2つ分の分割表示領域とし、分割数が「8」のときに同時更新領域を4つ分の分割表示領域としてもよい。また、分割数の移行期間に亘り、移行直前の同時更新領域を使用し続けるようにしてもよい。ここで、「移行期間」とは、新しい分割数で分割された分割表示領域にページが表示され始めてから、全ての表示領域がその分割数で更新されるまでの期間をいう。
例えば、分割数が「4」のとき、1つ分の分割表示領域が同時更新領域として使用されていたとする。この場合に、分割数が「8」に増えたとする。使用していた同時更新領域は、分割数が「8」になったときの2つ分の分割表示領域に相当するので、CPU11は、2つのページがレンダリングされる毎に、その2つ分の分割表示領域を更新する。
なお、上述した変形例2では、ページめくり速度の逆数を画面の更新時間としたが、この変形例においては、画面の更新時間は「同時更新領域数/ページめくり速度」である。ただし、同時更新領域数とは、同時更新領域に含まれる分割表示領域の数である。
分割数とともに同時更新領域が変わると、同時更新領域が小さくなった場合には、移行期間中において、分割数が変わる直前の1ページよりも小さい領域を上書きしなければならない。そうすると、分割数が変わる直前の1ページの一部を残して、それよりも小さい領域を更新することとなるため、古いページの一部が余りの画面として残って見える。このような余りの画面は画像として意味を成していない場合もあり、観察者に混乱を与えることにもなり得る。一方、この変形例のようにすることで、移行期間に亘って、移行前の同時更新領域が使用されるので、余りの画面をなくすようにすることができる。
(変形例3−3)
また、分割数が変わる前後の分割表示領域の大きさに応じて、同時更新領域を決定して
もよい。例えば、図9(b)は、分割数が「2」の場合の記憶性表示体16の表示領域を示しており、その分割表示領域r1、r2は、それぞれ領域番号「01」、「02」で特定される。同図において、破線で示した領域は、分割数が「2」から「3」に増加したときの各分割表示領域を示している。図9(c)は、表示領域の全領域が、分割数「3」で分割されたときの表示領域を示しており、その分割表示領域r3〜r5は、それぞれ領域番号「03」、「04」、「05」で特定される。ここで、分割数が増加してから、表示領域の全領域がこの増加した分割数で分割されるまでの「移行期間」において、CPU11は、分割数が増加する前の各々の分割表示領域を同時更新領域として決定する。そして、この移行期間において、CPU11は、決定した同時更新領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の複数の分割表示領域に表示すべき画像によって同時に書き換える。例えば領域番号「03」で特定される表示領域は、同時更新領域として決定された領域番号「01」で特定される表示領域に収まるが、領域番号「03」と領域番号「04」を合わせた領域は、この表示領域に収まらない大きさである。したがって、CPU11は、領域番号「03」のみを同時に書き換える。その結果、図9(d)に示すように、分割数が「3」に移行するときに、記憶性表示体16の表示領域には、領域番号「01」の領域に重ねて領域番号「03」が表示される。そしてCPU11は、その後に領域番号「04」および領域番号「05」を同時に書き換える。
また、分割数が変わる前後の分割表示領域の大きさに応じて、同時更新領域を決定して
もよい。例えば、図9(b)は、分割数が「2」の場合の記憶性表示体16の表示領域を示しており、その分割表示領域r1、r2は、それぞれ領域番号「01」、「02」で特定される。同図において、破線で示した領域は、分割数が「2」から「3」に増加したときの各分割表示領域を示している。図9(c)は、表示領域の全領域が、分割数「3」で分割されたときの表示領域を示しており、その分割表示領域r3〜r5は、それぞれ領域番号「03」、「04」、「05」で特定される。ここで、分割数が増加してから、表示領域の全領域がこの増加した分割数で分割されるまでの「移行期間」において、CPU11は、分割数が増加する前の各々の分割表示領域を同時更新領域として決定する。そして、この移行期間において、CPU11は、決定した同時更新領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の複数の分割表示領域に表示すべき画像によって同時に書き換える。例えば領域番号「03」で特定される表示領域は、同時更新領域として決定された領域番号「01」で特定される表示領域に収まるが、領域番号「03」と領域番号「04」を合わせた領域は、この表示領域に収まらない大きさである。したがって、CPU11は、領域番号「03」のみを同時に書き換える。その結果、図9(d)に示すように、分割数が「3」に移行するときに、記憶性表示体16の表示領域には、領域番号「01」の領域に重ねて領域番号「03」が表示される。そしてCPU11は、その後に領域番号「04」および領域番号「05」を同時に書き換える。
(変形例4)
上述した実施形態では、ページめくり速度の絶対値のみで分割数が決定されていたが、ページめくり速度とその変化量とに応じて、分割数が決定されるようにしてもよい。
図10は、この変形例における分割数情報141と、分割数の遷移状態を説明する図である。図10(a)に示すように、この変形例において、分割数情報141には、「増加方向ページめくり速度」、「減少方向ページめくり速度」および「分割数」とが対応付けられている。
図11は、この変形例における処理の流れを説明するためのフロー図である。ステップSA11およびステップSA13〜17は、図5に示した各ステップと同一であるため、説明を省略する。CPU11は、ステップSA11において、特定されたページめくり速度とその変化量とを用いて、分割数情報141を参照し、分割数を決定する(ステップSD12)。具体的には、新しく特定したページめくり速度がその直前のページめくり速度よりも増加している場合、すなわち変化量が正である場合には、CPU11は、「増加方向ページめくり速度」を参照し、変化量が負である場合には、「減少方向ページめくり速度」を参照して、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数を決定する。この結果、ページめくり速度が増加しているときには、図10(b)で示した実線に沿って、分割数が遷移し、ページめくり速度が減少しているときには、図10(b)で示した破線に沿って、分割数が遷移する。
上述した実施形態では、ページめくり速度の絶対値のみで分割数が決定されていたが、ページめくり速度とその変化量とに応じて、分割数が決定されるようにしてもよい。
図10は、この変形例における分割数情報141と、分割数の遷移状態を説明する図である。図10(a)に示すように、この変形例において、分割数情報141には、「増加方向ページめくり速度」、「減少方向ページめくり速度」および「分割数」とが対応付けられている。
図11は、この変形例における処理の流れを説明するためのフロー図である。ステップSA11およびステップSA13〜17は、図5に示した各ステップと同一であるため、説明を省略する。CPU11は、ステップSA11において、特定されたページめくり速度とその変化量とを用いて、分割数情報141を参照し、分割数を決定する(ステップSD12)。具体的には、新しく特定したページめくり速度がその直前のページめくり速度よりも増加している場合、すなわち変化量が正である場合には、CPU11は、「増加方向ページめくり速度」を参照し、変化量が負である場合には、「減少方向ページめくり速度」を参照して、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数を決定する。この結果、ページめくり速度が増加しているときには、図10(b)で示した実線に沿って、分割数が遷移し、ページめくり速度が減少しているときには、図10(b)で示した破線に沿って、分割数が遷移する。
このようにすることによって、利用者はページめくり速度を増加させるときと減少させるときとで、分割数を異ならせることができる。なお、ページめくり速度とページめくり方向とに応じて、分割数が決定されるようにしてもよい。
(変形例5)
また、ページめくり速度やその変化量またはページめくり方向などとは別の要素によって、分割数を絞り込むようにしてもよい。この場合、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数が1つである範囲と、2つ以上である範囲(以下、緩衝範囲という)が定義されていてもよい。
図12は、この変形例を説明するための図である。図12(a)に示したように、この変形例においては、分割数情報141は、ページめくり速度の上限とページめくり速度の下限とが、分割数と対応付けられている。図12(b)には、この分割数情報141の定義内容を示しており、ページめくり速度が2〜3(ページ/秒)である範囲、5〜6(ペ
ージ/秒)である範囲、および8〜9(ページ/秒)である範囲は上記の緩衝範囲である。例えば、ページめくり速度が0〜2(ページ/秒)である範囲においては、分割数は「1」のみとなるが、ページめくり速度が2〜3(ページ/秒)である範囲においては、分割数は「1」と「2」とが両立することとなる。CPU11は、ページめくり速度が緩衝範囲に含まれるか否かを判断し、含まれると判断した場合には、他の条件を判断して、いずれの分割数を使用するかを決定する。ここで、他の条件とは、様々なものを適用することができるが、例えば、上述した変形例2〜3において、選択ページを表示する分割表示領域が、記憶性表示体16の中心にあるか端にあるかでもよく、また、利用者が緩衝範囲内でページめくり速度を増加させたか否かでもよい。
これにより、分割数をページめくり速度に対応させつつ、その移行する近辺においては、多様な条件で移行のタイミングを決定するようにすることができる。
また、ページめくり速度やその変化量またはページめくり方向などとは別の要素によって、分割数を絞り込むようにしてもよい。この場合、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数が1つである範囲と、2つ以上である範囲(以下、緩衝範囲という)が定義されていてもよい。
図12は、この変形例を説明するための図である。図12(a)に示したように、この変形例においては、分割数情報141は、ページめくり速度の上限とページめくり速度の下限とが、分割数と対応付けられている。図12(b)には、この分割数情報141の定義内容を示しており、ページめくり速度が2〜3(ページ/秒)である範囲、5〜6(ペ
ージ/秒)である範囲、および8〜9(ページ/秒)である範囲は上記の緩衝範囲である。例えば、ページめくり速度が0〜2(ページ/秒)である範囲においては、分割数は「1」のみとなるが、ページめくり速度が2〜3(ページ/秒)である範囲においては、分割数は「1」と「2」とが両立することとなる。CPU11は、ページめくり速度が緩衝範囲に含まれるか否かを判断し、含まれると判断した場合には、他の条件を判断して、いずれの分割数を使用するかを決定する。ここで、他の条件とは、様々なものを適用することができるが、例えば、上述した変形例2〜3において、選択ページを表示する分割表示領域が、記憶性表示体16の中心にあるか端にあるかでもよく、また、利用者が緩衝範囲内でページめくり速度を増加させたか否かでもよい。
これにより、分割数をページめくり速度に対応させつつ、その移行する近辺においては、多様な条件で移行のタイミングを決定するようにすることができる。
(変形例6)
上述した変形例4では、ページめくり速度とその変化量の符号、すなわちその変化量が正であるか負であるかに応じて、分割数が決定されていたが、ページめくり速度の変化量に応じて、分割数が決定されるようにしてもよい。例えば、CPU11は、次のページめくり速度の予測値として、特定したページめくり速度にその変化量を加算した値を算出する。そして、この予測値に対応する分割数と、特定したページめくり速度に対応する分割数を、それぞれ分割数情報141を参照して決定する。そして、決定した2つの分割数のいずれかが、現在の分割数と異なる分割数に対応している場合には、CPU11は、この異なる分割数で表示領域を分割する。
これにより、ページめくり速度の予測値に応じて、分割数を決定することができる。
上述した変形例4では、ページめくり速度とその変化量の符号、すなわちその変化量が正であるか負であるかに応じて、分割数が決定されていたが、ページめくり速度の変化量に応じて、分割数が決定されるようにしてもよい。例えば、CPU11は、次のページめくり速度の予測値として、特定したページめくり速度にその変化量を加算した値を算出する。そして、この予測値に対応する分割数と、特定したページめくり速度に対応する分割数を、それぞれ分割数情報141を参照して決定する。そして、決定した2つの分割数のいずれかが、現在の分割数と異なる分割数に対応している場合には、CPU11は、この異なる分割数で表示領域を分割する。
これにより、ページめくり速度の予測値に応じて、分割数を決定することができる。
(変形例7)
分割数は、自然数の二乗、すなわち、1、4、9、16、25・・・としてもよい。このようにすると、矩形の表示領域において、縦と横を同じ自然数で分割することができるため、分割表示領域は表示領域と同じ縦横比を維持することができ、利用者は表示装置1を回転させなくても、分割表示領域に表示された内容を確認することができる。
分割数は、自然数の二乗、すなわち、1、4、9、16、25・・・としてもよい。このようにすると、矩形の表示領域において、縦と横を同じ自然数で分割することができるため、分割表示領域は表示領域と同じ縦横比を維持することができ、利用者は表示装置1を回転させなくても、分割表示領域に表示された内容を確認することができる。
(変形例8)
また、分割数は、1からはじまる2の等比級数、すなわち、1、2、4、8、16、32・・・としてもよい。このようにすると、分割数が変わる前の分割表示領域と、分割数が変わった後の分割表示領域とを必ず対応付けることができるため、例えば、変形例3−2で記載した同時更新領域を分割数が変わる前の分割表示領域に対応する分割表示領域とすることで、余りの画面を出さないようにすることができる。
また、分割数は、1からはじまる2の等比級数、すなわち、1、2、4、8、16、32・・・としてもよい。このようにすると、分割数が変わる前の分割表示領域と、分割数が変わった後の分割表示領域とを必ず対応付けることができるため、例えば、変形例3−2で記載した同時更新領域を分割数が変わる前の分割表示領域に対応する分割表示領域とすることで、余りの画面を出さないようにすることができる。
(変形例9)
上述した実施形態では、操作部15が受け付けた操作の操作量に応じてページめくり速度が決定されていたが、この操作量が一定の場合において、分割数が多いときほど、大きいページめくり速度が特定されるようにしてもよい。例えば、利用者の持つタッチペンの先端が、図4における位置P0に接触した後、y方向に10mm移動したことを、操作部15が検知した場合を想定する。このときの分割数が「1」の場合には、CPU11は、ページめくり速度を4ページ/秒と特定する。一方、分割数が「2」の場合には、ページめくり速度を8ページ/秒と特定する。このように、分割数に正比例して、ページめくり速度を特定してもよい。なお、分割数が多いときほど、大きいページめくり速度が特定されるようにする算出方法は正比例に限定されるものではなく、対数関数や多項式関数などを用いてもよい。
上述した実施形態では、操作部15が受け付けた操作の操作量に応じてページめくり速度が決定されていたが、この操作量が一定の場合において、分割数が多いときほど、大きいページめくり速度が特定されるようにしてもよい。例えば、利用者の持つタッチペンの先端が、図4における位置P0に接触した後、y方向に10mm移動したことを、操作部15が検知した場合を想定する。このときの分割数が「1」の場合には、CPU11は、ページめくり速度を4ページ/秒と特定する。一方、分割数が「2」の場合には、ページめくり速度を8ページ/秒と特定する。このように、分割数に正比例して、ページめくり速度を特定してもよい。なお、分割数が多いときほど、大きいページめくり速度が特定されるようにする算出方法は正比例に限定されるものではなく、対数関数や多項式関数などを用いてもよい。
利用者は分割数が多いときには、画像データーのより広い範囲を俯瞰しているような感覚を持つので、分割数が少ないときに比べて小さな操作量で、ページめくり速度を大きく
できるように感じる。したがって、上述のように構成することで、利用者が持つ感覚に合致した操作感を実現することができる。
できるように感じる。したがって、上述のように構成することで、利用者が持つ感覚に合致した操作感を実現することができる。
(変形例10)
上述した実施形態では、分割数情報141は、記憶部14に記憶され書き換えられることがなかったが、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、分割数情報141の記憶内容が書き換えられてもよい。すなわち、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶部14に記憶された分割数情報141を書き換える書換手段の一例として機能してもよい。なお、分割数情報141を記憶する記憶部14は、表示速度と分割数との対応関係を記憶する記憶手段の一例であり、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶部14の記憶内容を書き換える書換手段の一例である。また、CPU11は、特定された前記表示速度に対応付けられた分割数を記憶部14から読み出し、その分割数で記憶性表示体16の表示領域を分割する分割手段の一例である。
上述した実施形態では、分割数情報141は、記憶部14に記憶され書き換えられることがなかったが、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、分割数情報141の記憶内容が書き換えられてもよい。すなわち、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶部14に記憶された分割数情報141を書き換える書換手段の一例として機能してもよい。なお、分割数情報141を記憶する記憶部14は、表示速度と分割数との対応関係を記憶する記憶手段の一例であり、CPU11は、操作部15が受け付けた操作の内容に基づいて、記憶部14の記憶内容を書き換える書換手段の一例である。また、CPU11は、特定された前記表示速度に対応付けられた分割数を記憶部14から読み出し、その分割数で記憶性表示体16の表示領域を分割する分割手段の一例である。
(変形例11)
上述した実施形態では、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数が決定されていたが、ページめくり速度の変化量によって分割数が決定されてもよい。また、特定したページめくり速度の絶対値に対応する分割数が、現在の分割数とかけ離れてしまう場合にのみ、特定したページめくり速度の変化量によって、分割数を決定するようにしてもよい。例えば、CPU11は、特定したページめくり速度の絶対値に対応する分割数と、現在の分割数とを比較し、これら2つが分割数情報141に記載された分割数の順序において、連続しているか否かを判断する。そして、連続していないと判断した場合には、ページめくり速度の変化量の正負を判断し、正の場合には、上記の順序において、現在の分割数が増加する方向で隣接する分割数を新たな分割数として決定する。また、ページめくり速度の変化量が負である場合には、CPU11は、上記の順序において、現在の分割数が減少する方向で隣接する分割数を新たな分割数として決定する。これにより、急激にページめくり速度を変えた場合であっても、分割数の変化を緩慢にさせることができる。
上述した実施形態では、ページめくり速度の絶対値に対応する分割数が決定されていたが、ページめくり速度の変化量によって分割数が決定されてもよい。また、特定したページめくり速度の絶対値に対応する分割数が、現在の分割数とかけ離れてしまう場合にのみ、特定したページめくり速度の変化量によって、分割数を決定するようにしてもよい。例えば、CPU11は、特定したページめくり速度の絶対値に対応する分割数と、現在の分割数とを比較し、これら2つが分割数情報141に記載された分割数の順序において、連続しているか否かを判断する。そして、連続していないと判断した場合には、ページめくり速度の変化量の正負を判断し、正の場合には、上記の順序において、現在の分割数が増加する方向で隣接する分割数を新たな分割数として決定する。また、ページめくり速度の変化量が負である場合には、CPU11は、上記の順序において、現在の分割数が減少する方向で隣接する分割数を新たな分割数として決定する。これにより、急激にページめくり速度を変えた場合であっても、分割数の変化を緩慢にさせることができる。
(変形例12−1)
上述した実施形態では、分割数情報141は、「ページめくり速度の上限」と「分割数」とが対応付けたテーブルであったが、ページめくり速度と分割数とを対応付けるのはテーブルに限られない。例えば、画面の更新時間の下限値を設定することにより、分割数を決定するようにしてもよい。
図13は、この変形例を説明するためのグラフである。同図には、この変形例において、指示された「ページめくり速度」の絶対値と1ページあたりの表示時間、および記憶性表示体16の画面の更新時間との関係が示されている。図13における横軸および縦軸が表すものは図3と同じである。CPU11は、まず、指示されたページめくり速度の絶対値の逆数を、1ページ当たりの表示時間として算出する。そして、この算出した1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っていないと判断した場合には、CPU11は、分割数を「1」と決定するとともに、この1ページ当たりの表示時間を画面の更新時間として決定する。一方、1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っていると判断した場合には、CPU11は、1ページ当たりの表示時間を2倍した時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。CPU11は、この2倍した時間が0.5秒を下回っていないと判断した場合には、分割数を「2」と決定するとともに、この2倍した時間を画面の更新時間として決定する。一方、CPU11は、上述した2倍の時間が0.5秒を下回っていると判断した場合には、1ページ当たりの表示時間を4倍した時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。このように、CPU11は、算出した1ページ当たりの表示時間に2の等比級数を係数として乗算し、初めて下限値である0.5秒を下回らなかったときに、乗算した係数に
応じて分割数を決定し、乗算して得られた値を画面の更新時間として決定する。これにより、画面の更新時間が予め定めた値を下回らないようにすることができる。
上述した実施形態では、分割数情報141は、「ページめくり速度の上限」と「分割数」とが対応付けたテーブルであったが、ページめくり速度と分割数とを対応付けるのはテーブルに限られない。例えば、画面の更新時間の下限値を設定することにより、分割数を決定するようにしてもよい。
図13は、この変形例を説明するためのグラフである。同図には、この変形例において、指示された「ページめくり速度」の絶対値と1ページあたりの表示時間、および記憶性表示体16の画面の更新時間との関係が示されている。図13における横軸および縦軸が表すものは図3と同じである。CPU11は、まず、指示されたページめくり速度の絶対値の逆数を、1ページ当たりの表示時間として算出する。そして、この算出した1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っていないと判断した場合には、CPU11は、分割数を「1」と決定するとともに、この1ページ当たりの表示時間を画面の更新時間として決定する。一方、1ページ当たりの表示時間が0.5秒を下回っていると判断した場合には、CPU11は、1ページ当たりの表示時間を2倍した時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。CPU11は、この2倍した時間が0.5秒を下回っていないと判断した場合には、分割数を「2」と決定するとともに、この2倍した時間を画面の更新時間として決定する。一方、CPU11は、上述した2倍の時間が0.5秒を下回っていると判断した場合には、1ページ当たりの表示時間を4倍した時間が0.5秒を下回っているか否かを判断する。このように、CPU11は、算出した1ページ当たりの表示時間に2の等比級数を係数として乗算し、初めて下限値である0.5秒を下回らなかったときに、乗算した係数に
応じて分割数を決定し、乗算して得られた値を画面の更新時間として決定する。これにより、画面の更新時間が予め定めた値を下回らないようにすることができる。
(変形例12−2)
また、画面の更新時間の下限値は、ページめくり速度の関数として設定されてもよい。
図14は、この変形例を説明するためのグラフである。図14における横軸および縦軸が表すものは図3と同じである。予め記憶部14には、ページめくり速度vによって定まる関数としてf(v)が定められている。CPU11は、上述と同様に1ページ当たりの表示時間を算出する。そして、CPU11は、そのページめくり速度vから下限値f(v)を算出し、この下限値と算出した1ページ当たりの表示時間を比較する。そして、1ページ当たりの表示時間がこの下限値を下回る場合には、この表示時間に予め定めた序列の自然数を係数として乗算し、初めて下限値であるf(v)を下回らなかったときに、乗算した係数に応じて分割数を決定する。
分割数が多くなると、レンダリングに要する時間も増大することが予測される。上述のように構成することで、例えば、ページめくり速度が増大するに従って、画面の更新時間の下限値が増大するように設定することができる。
(変形例13)
上述した実施形態において、表示装置1にて行なわれる各動作は、それぞれ、単一のハードウェア資源によって実現されてもよいし、複数のハードウェア資源の協働によって実現されてもよい。また、上述した実施形態において、表示装置1のCPU11によって行われる処理は、それぞれ、単一のプログラムによって実現されてもよいし、複数のプログラムの組み合わせによって実現されてもよい。
また、画面の更新時間の下限値は、ページめくり速度の関数として設定されてもよい。
図14は、この変形例を説明するためのグラフである。図14における横軸および縦軸が表すものは図3と同じである。予め記憶部14には、ページめくり速度vによって定まる関数としてf(v)が定められている。CPU11は、上述と同様に1ページ当たりの表示時間を算出する。そして、CPU11は、そのページめくり速度vから下限値f(v)を算出し、この下限値と算出した1ページ当たりの表示時間を比較する。そして、1ページ当たりの表示時間がこの下限値を下回る場合には、この表示時間に予め定めた序列の自然数を係数として乗算し、初めて下限値であるf(v)を下回らなかったときに、乗算した係数に応じて分割数を決定する。
分割数が多くなると、レンダリングに要する時間も増大することが予測される。上述のように構成することで、例えば、ページめくり速度が増大するに従って、画面の更新時間の下限値が増大するように設定することができる。
(変形例13)
上述した実施形態において、表示装置1にて行なわれる各動作は、それぞれ、単一のハードウェア資源によって実現されてもよいし、複数のハードウェア資源の協働によって実現されてもよい。また、上述した実施形態において、表示装置1のCPU11によって行われる処理は、それぞれ、単一のプログラムによって実現されてもよいし、複数のプログラムの組み合わせによって実現されてもよい。
表示装置1のCPU11によって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリーなどの、コンピューター装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
(変形例14)
上述した実施形態では、ステップSA13〜SA14の処理を行った後に、ステップSA15の処理を行う例を挙げて説明したが、処理の順番は必ずしもこの例に限らない。例えば、ステップSA13の処理を行った後に、ステップSA15の処理を行い、その後にSA14の処理を行っても構わない。
上述した実施形態では、ステップSA13〜SA14の処理を行った後に、ステップSA15の処理を行う例を挙げて説明したが、処理の順番は必ずしもこの例に限らない。例えば、ステップSA13の処理を行った後に、ステップSA15の処理を行い、その後にSA14の処理を行っても構わない。
(変形例15)
上述した実施形態において、記憶性表示体16の分割表示領域に表示される画像に対してカーソルが付加されていてもよい。
このカーソルは、ページ番号が一番大きい画像又はページ番号が一番小さい画像を指していてもよいし、常に所定の分割表示領域の画像を指していてもよい。また、ページめくり速度が閾値よりも大きい場合には、カーソルを非表示にしてもよい。これにより、利用者は、操作部15を用いてカーソルを移動させる操作を行い、所望のページの画像を選択することができる。
上述した実施形態において、記憶性表示体16の分割表示領域に表示される画像に対してカーソルが付加されていてもよい。
このカーソルは、ページ番号が一番大きい画像又はページ番号が一番小さい画像を指していてもよいし、常に所定の分割表示領域の画像を指していてもよい。また、ページめくり速度が閾値よりも大きい場合には、カーソルを非表示にしてもよい。これにより、利用者は、操作部15を用いてカーソルを移動させる操作を行い、所望のページの画像を選択することができる。
(変形例16)
上述した実施形態において、利用者の操作によって指定されたページめくり速度が閾値よりも速い場合には、表示される画像の内容を変えてもよい。例えば、画像にイメージ画像と文字とが含まれている場合には、このイメージ画像だけを表示させてもよい。また、画像にアンダーラインやマーカーラインなどのアノテーション情報が付加されている場合には、このアノテーション情報が付加されている部分だけを表示させてもよい。これは、
ページめくり処理が短い更新時間で行われる場合には、利用者は画像の細部を視認することができないため、画像の主要部だけを表示させた方が画像を識別しやすいためである。
上述した実施形態において、利用者の操作によって指定されたページめくり速度が閾値よりも速い場合には、表示される画像の内容を変えてもよい。例えば、画像にイメージ画像と文字とが含まれている場合には、このイメージ画像だけを表示させてもよい。また、画像にアンダーラインやマーカーラインなどのアノテーション情報が付加されている場合には、このアノテーション情報が付加されている部分だけを表示させてもよい。これは、
ページめくり処理が短い更新時間で行われる場合には、利用者は画像の細部を視認することができないため、画像の主要部だけを表示させた方が画像を識別しやすいためである。
(変形例17)
上述した実施形態では、タッチペンが接触された位置P0を通る直線を基準線Lとして設定する例を挙げて説明したが、基準線Lの設定方法はこれに限らない。例えば、画面の中心点を通る図中x方向に延びる直線を基準線Lとして設定してもよい。また、タッチペンが接触された位置が画面の中心線よりも所定の範囲よりも端部側の位置である場合には、基準線Lを中心線側にずらしてもよい。
上述した実施形態では、タッチペンが接触された位置P0を通る直線を基準線Lとして設定する例を挙げて説明したが、基準線Lの設定方法はこれに限らない。例えば、画面の中心点を通る図中x方向に延びる直線を基準線Lとして設定してもよい。また、タッチペンが接触された位置が画面の中心線よりも所定の範囲よりも端部側の位置である場合には、基準線Lを中心線側にずらしてもよい。
(変形例18)
上述した実施形態では、タッチパネル17が利用者の操作を受け付ける例を挙げて説明したが、操作を受け付ける操作受付手段はこれに限らない。この操作受付手段としては、例えばスクロールホイールやスクロールバーであってもよい。このスクロールバーは、ハードウェアによって実現してもよいし、GUI(Graphical User Interface)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。この場合、CPU11は、これらの操作受付手段が受け付けた操作の方向又は操作量に基づいて、上述したページめくり速度及びページめくり方向を特定する。例えば、スクロールホイールが用いられた場合、CPU11は、以下のようなページめくり速度及びページめくり方向を特定する。まず、CPU11は、スクロールホイールが回転させられた方向が所定の方向である場合には、ページめくり方向として順方向を特定し、所定の方向と逆の方向である場合には、ページめくり方向として逆方向を特定する。また、CPU11は、スクロールホイールの単位時間当たりの回転量が大きいほど、速いページめくり速度を特定し、スクロールホイールの単位時間当たりの回転量が小さいほど、遅いページめくり速度を特定する。さらに、CPU11は、スクロールホイールの回転が停止された場合には、ページめくり処理を中断する。
また、上述した実施形態では、利用者によりタッチペンがタッチパネル17から離されたときに、ページめくり処理が中断されるようになっていたが、ページめくり処理の中断を指示する操作を受け付ける手段はこれに限らない。例えば、操作部15が、ページめくり処理の中断を指示する操作を受け付けるストップボタンを備えていてもよい。
上述した実施形態では、タッチパネル17が利用者の操作を受け付ける例を挙げて説明したが、操作を受け付ける操作受付手段はこれに限らない。この操作受付手段としては、例えばスクロールホイールやスクロールバーであってもよい。このスクロールバーは、ハードウェアによって実現してもよいし、GUI(Graphical User Interface)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。この場合、CPU11は、これらの操作受付手段が受け付けた操作の方向又は操作量に基づいて、上述したページめくり速度及びページめくり方向を特定する。例えば、スクロールホイールが用いられた場合、CPU11は、以下のようなページめくり速度及びページめくり方向を特定する。まず、CPU11は、スクロールホイールが回転させられた方向が所定の方向である場合には、ページめくり方向として順方向を特定し、所定の方向と逆の方向である場合には、ページめくり方向として逆方向を特定する。また、CPU11は、スクロールホイールの単位時間当たりの回転量が大きいほど、速いページめくり速度を特定し、スクロールホイールの単位時間当たりの回転量が小さいほど、遅いページめくり速度を特定する。さらに、CPU11は、スクロールホイールの回転が停止された場合には、ページめくり処理を中断する。
また、上述した実施形態では、利用者によりタッチペンがタッチパネル17から離されたときに、ページめくり処理が中断されるようになっていたが、ページめくり処理の中断を指示する操作を受け付ける手段はこれに限らない。例えば、操作部15が、ページめくり処理の中断を指示する操作を受け付けるストップボタンを備えていてもよい。
(変形例19)
上述した実施形態において、操作部15は、1ページ分のページ送りを指示するためのページ送りボタンや、1ページ分のページ戻りを指示するためのページ戻りボタンを備えていてもよい。
上述した実施形態において、操作部15は、1ページ分のページ送りを指示するためのページ送りボタンや、1ページ分のページ戻りを指示するためのページ戻りボタンを備えていてもよい。
1…表示装置、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…記憶部、141…分割数情報、142…領域特定情報、143…領域対応情報、15…操作部、16…記憶性表示体、17…タッチパネル、19…バス。
Claims (9)
- 並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段と、
操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記表示手段の表示領域に表示される前記画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記表示速度に応じた分割数で前記表示領域を分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された表示領域に、前記画像の各々を前記特定手段により特定された前記表示速度にて前記並び順序に従い表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記分割数を前記特定手段により特定された前記表示速度で除算して得た値に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記分割手段により分割された表示領域に前記並び順序に従って表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示速度と前記分割数との対応関係を記憶する記憶手段と、
前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記記憶手段の記憶内容を書き換える書換手段とを具備し、
前記分割手段は、前記特定手段により特定された前記表示速度に対応付けられた前記分割数を前記記憶手段から読み出し、当該分割数で前記表示領域を分割する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記分割手段は、前記特定手段により特定された前記表示速度と、当該表示速度の変化量とに応じた分割数で前記表示領域を分割する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記分割手段により分割された複数の表示領域の各々を順次、選択する領域選択手段を具備し、
前記表示制御手段は、前記表示速度の逆数に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記領域選択手段により選択された前記表示領域へ前記並び順序に従って表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記領域選択手段は、前記分割手段により分割された複数の表示領域のうち画像の表示された時期が最も古い表示領域を選択する
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、
前記特定手段によって特定された表示速度が、前記分割数が増加するような表示速度に変化した場合には、
分割数が増加する前の各々の前記表示領域に表示されている画像を、分割数が増加した後の複数の表示領域にそれぞれ表示すべき画像によって同時に書き換える
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記領域選択手段は、特定された前記表示速度に応じて前記分割数が変化した場合に、分割数の変化前に選択されていた表示領域の少なくとも一部が重なっている、分割数の変化後の表示領域を選択する
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 並び順序が決められた画像を表示領域に表示する表示手段と、
操作を受け付ける操作受付手段と、を具備するコンピューターを、
前記操作受付手段が受け付けた操作の内容に基づいて、前記表示手段の表示領域に表示される前記画像の単位時間当たりの枚数を示す表示速度を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記表示速度に応じた分割数で前記表示領域を分割する分割手段と、
前記分割数を前記表示速度で除算して得た値に応じた期間毎に、前記画像の各々を前記分割手段により分割された表示領域に前記並び順序に従って表示させる表示制御手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009028232A JP2010185919A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 表示装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009028232A JP2010185919A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 表示装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010185919A true JP2010185919A (ja) | 2010-08-26 |
Family
ID=42766635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009028232A Withdrawn JP2010185919A (ja) | 2009-02-10 | 2009-02-10 | 表示装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010185919A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013035724A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | Kddi株式会社 | 画面を押圧するユーザ操作に応答してページ捲りを行う電子書籍表示装置、ページ捲り方法及びプログラム |
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-
2009
- 2009-02-10 JP JP2009028232A patent/JP2010185919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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WO2013035724A1 (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | Kddi株式会社 | 画面を押圧するユーザ操作に応答してページ捲りを行う電子書籍表示装置、ページ捲り方法及びプログラム |
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