JP2010182050A - 電力系統監視システムとその画像情報表示方法、画像情報配信装置、およびプログラム - Google Patents

電力系統監視システムとその画像情報表示方法、画像情報配信装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力系統に事故や状態変化が発生した場合に、系統盤に表示される画面から監視員が注視すべき画面領域を抽出してモバイル端末に自動的に表示可能とする。
【解決手段】系統盤情報配信装置1の系統盤画像情報取得手段11は、系統盤サーバ装置3から送信される系統盤表示情報を入力する。系統盤画像生成手段12は、系統盤表示情報に含まれる画像情報とシンボル情報とを用いて、系統盤41に表示される画像に変化が発生したシンボルを特定する。系統盤画像生成手段12は、特定したシンボルを囲む対象画像領域を算出し、算出した対象画像領域と、モバイル端末2毎に指定される監視対象エリアから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する。系統盤画像送信手段13は、表示用画像領域の画像情報を、通信ネットワーク5経由で当該モバイル端末2に送信してディスプレイ21上に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統監視システムの系統盤に表示される画面をモバイル端末で表示させるためのシステムと方法、装置、およびプログラムに関するものである。
電力システムの運用監視業務は、運用監視オペレーションセンターにおいて集中監視を行うのが一般的である。昨今、情報処理技術の進展や、運用監視コストの抑制に伴って、従来の24時間監視の体制が崩れ、多くの監視員が待機や遠隔による監視方法に移行し、異常発生時に迅速な対応をする体制になりつつある。
監視員の遠隔による監視方法を採用した電力システム用の遠隔監視システムの一つとして、監視員が所持する携帯電話などの可搬容易な小型の各種の端末(本明細書中では、それらの端末をモバイル端末と称している)上に監視用の画面を表示させるシステムが存在する。
このようなモバイル端末を用いた電力システム等の遠隔監視システムは、モバイル端末のハードウェア特性から、モバイル端末に固有な監視アプリケーションにより実現されるのが一般的である。この監視アプリケーションによる表示方法としては、モバイル端末のディスプレイのサイズが小さいことから、電力系統監視システムの系統盤に表示される情報を文字情報に加工してモバイル端末のディスプレイに表示させるのが典型的な方法である。
しかし、この場合には、表示される情報が文字情報のみであり、系統盤の画面を直接画像表示できないため、得られる情報が断片的であったり、情報間の関連性(トポロジー)が直感的に把握しづらい、などの問題がある。
例えば、特許文献1は、インターネット対応携帯端末でプラントの状態を監視するシステムに関するものであり、この文献には、携帯電話からプラントの監視情報が掲載されたホームページにアクセスして、携帯電話側においてメニュー形式で表示された画面を辿っていくことにより各監視対象の状態を文字情報として把握する発明が記載されている。
また、特許文献2は、携帯電話端末から電力系統設備の保守作業を支援するシステムに関するものであり、この文献には、携帯電話端末からのアクセスに応じて保守支援システム側において、電力管理システムの管理情報を加工した上で携帯電話端末に送信する発明が記載されている。
一方、電力系統盤の画面を直接モバイル端末に表示させる方法として、画面転送による表示方法も存在する。しかしながら、電力系統盤の全画面をモバイル端末のディスプレイに縮小表示すると視認性が悪くなる。
したがって、画面転送による表示方法を用いて良好な視認性を確保しながらモバイル端末での系統盤の画面表示を実現するためには、モバイル端末のディスプレイに系統盤の一部分のみを表示させ、モバイル端末のキー操作により監視員自身が注視すべき所望の画面領域(例えば、監視対象エリアと、その隣接エリア等)まで移動させる必要がある。
例えば、特許文献3には、PC画面の一部分をビュー領域として携帯電話上に表示させ、携帯電話のキーを操作することにより、ビュー領域を移動させてPC画面を表示させる発明が記載されている。
しかし、小サイズのディスプレイ上で画面領域を移動させるための監視員自身による手動操作は、極めて煩雑であり、所望の画面領域を表示するまでに手間と時間を要するため、監視員の業務負担を増大させる。
特開2003−223218号公報 特開2003−216696号公報 特開2005−301908号公報
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、電力系統に事故や状態変化が発生した場合に、系統盤に表示される画面から監視員が注視すべき画面領域を抽出してモバイル端末に自動的に表示可能とする電力系統監視システムとその画像情報表示方法、画像情報配信装置、およびプログラムを提供することである。
本発明の画像情報表示方法は、サーバ装置から出力される監視用表示情報により集中監視用表示装置に表示される電力系統監視用の画面を、モバイル端末の表示装置に配信し、表示させる画像情報表示方法において、次のような技術的特徴を有するものである。すなわち、本発明においてはまず、サーバ装置から得られる前記監視用表示情報を用いて、前記モバイル端末に表示させる画像情報を生成する画像生成手段と、この画像情報を、通信ネットワーク経由で前記モバイル端末に送信する画像送信手段とを含む配信装置を用いる。この配信装置のうち、画像生成手段によって、シンボル特定処理、対象領域算出処理、表示用領域算出処理を行うと共に、画像送信手段によって送信処理を行う。シンボル特定処理は、前記監視用表示情報のうち、前記集中監視用表示装置に表示される監視用画面情報に含まれる画像情報と監視対象を抽象的に表現するシンボル情報とを用いて、前記集中監視用表示装置に表示される前記画像情報に変化が発生したシンボルを特定する処理である。対象領域算出処理は、特定したシンボルを囲む対象画像領域を、当該シンボルの位置に関する指標値を用いて算出する処理である。表示用領域算出処理は、算出した対象画像領域と、前記モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する処理である。送信処理は、算出した表示用画像領域の画像情報を、前記通信ネットワーク経由で当該モバイル端末に送信する処理である。
このような特徴を有する本発明では、電力系統監視システムの系統盤(集中監視用表示装置)に表示される画面中において、画像に変化が発生したシンボルを特定することにより、電力系統に事故または状態変化が発生したことを判定することができる。そして、特定したシンボルを囲む対象画像領域を算出することにより、事故発生または状態変化の箇所に絞り込んだ画像を生成することができる。このように事故発生または状態変化の箇所に絞り込んだ対象画像領域と、モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、モバイル端末毎に、そのモバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出することにより、事故発生または状態変化の箇所の画像から、さらに、そのモバイル端末を所持する監視員の監視対象エリアに絞り込んだ画像を生成することができる。最終的に生成したこの特定のモバイル端末向けの画像をそのモバイル端末に送信することにより、モバイル端末のディスプレイ(表示装置)上に、そのモバイル端末を所持する監視員の監視対象エリア中の事故発生または状態変化の箇所のみを示す画像を自動的に表示させることができる。
以上のように、電力系統に事故や状態変化が発生した場合には、系統盤に表示される画面から、監視員の監視対象エリア中において監視員が注視すべき事故発生または状態変化の箇所のみを抽出して、その監視員のモバイル端末に自動的に表示することができる。そのため、監視員は自ら煩雑な操作を行う必要なしに、モバイル端末のディスプレイ上に表示された画像を目視するだけで、監視対象エリア中の状況を直感的に容易に把握することができる。
また、本発明の電力系統監視システム、画像情報配信装置、画像情報表示用プログラムは、上記の画像情報表示方法の特徴を、システム、装置、およびプログラムの観点からそれぞれ把握したものである。
本発明によれば、電力系統に事故や状態変化が発生した場合に、系統盤に表示される画面から監視員が注視すべき画面領域を抽出してモバイル端末に自動的に表示可能とする電力系統監視システムとその画像情報表示方法、画像情報配信装置、およびプログラムを提供することができる。
第1の実施例に係る電力系統監視システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施例における系統情報配信装置の系統盤画像生成手段の構成を示すブロック図である。 第1の実施例における系統情報配信装置の系統盤画像生成手段による処理の一例を示すフローチャートである。 系統盤表示情報に含まれるシンボル情報を示す図である。 各時刻における比較対象となるシンボルの色変化を示すグラフである。 第1の実施例により系統盤に表示される画面情報からモバイル端末に表示させるための画像領域を算出した例を示す図である。 系統盤に表示される画面上で複数の監視員が受け持つ監視対象エリア分担の一例を示す図である。 第1の実施例におけるモバイル端末の系統盤画像配置手段による処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施例により事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルを複数のグループに分割してグループ毎の対象画像領域を算出した例を示す図である。 第2の実施例における事故発生箇所・状態変化箇所の画像情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。 図10のフローチャートにしたがって画像領域を算出した例を示す図である。
以下には、本発明の複数の実施例について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他にも多種多様な変形例が実施可能である。すなわち、実施例で示す画像情報配信装置の構成、処理手順は一例にすぎず、具体的な画像情報配信装置のハードウェア構成およびソフトウェア構成は、実装するプログラムのモジュール構成や画像領域算出用のアルゴリズム、既定値等を含めて自由に選択可能である。
また、本発明を適用するモバイル端末としては、送信された画像を表示する機能を有する限り、携帯電話その他の各種の可搬容易な端末機器を自由に適用可能である。この場合、モバイル端末の表示装置は、携帯電話のディスプレイのように端末と一体化された表示装置でよいが、これに限らず、モバイル端末に接続された独立の表示装置であってもよい。さらに、本発明を適用する電力系統監視システム全体の構成についても、サーバ装置からの信号を系統盤などの集中監視用表示装置に表示するシステムである限り、各種構成の電力系統監視システムに対して本発明は適用可能である。
[構成の概要]
図1は、第1の実施例に係る電力系統監視システムの構成を示すブロック図である。この図1に示すように、本実施例の電力系統監視システムにおいては、本発明の特徴的な画像情報表示方法を実施するための主要な構成要素として、系統盤情報配信装置1とモバイル端末2が設けられており、これらが、電力系統監視システムの集中監視用の系統盤サーバ装置3および運用監視オペレーションセンター4と組み合わせられている。
運用監視オペレーションセンター4は、集中監視用の表示装置である系統盤41を備えており、この系統盤41で集中監視用の画面を表示するための系統盤表示情報は、系統盤サーバ装置3に設けられた系統盤表示情報送信手段31から送信される。このような運用監視オペレーションセンター4と系統盤サーバ装置3の構成は、既存の構成であるが、本実施例においてはさらに、系統盤サーバ装置3の系統盤表示情報送信手段31からの系統盤表示情報が、系統盤情報配信装置1に対しても送信される。
なお、系統盤サーバ装置3および運用監視オペレーションセンター4は、実際には、他にも各種の構成要素を備えているが、本発明の特徴と直接関係がない構成については、記載を省略する。
本実施例の主要な構成要素である系統盤情報配信装置1は、系統盤サーバ装置3から出力される系統盤画像情報(監視用表示情報)を入力する系統盤画像情報取得手段11、入力した系統盤表示情報に含まれる画像情報を用いて、モバイル端末2に表示させる画像情報を生成する系統盤画像生成手段12、生成した画像情報を端末表示情報として電気通信ネットワーク5経由でモバイル端末2に送信する系統盤画像送信手段13を備えている。系統盤情報配信装置1はまた、入力した系統盤画像情報を格納する系統盤画像情報格納手段14を備えている。なお、このような系統盤情報配信装置1は、コンピュータのマイクロチップや各種メモリ、通信制御装置などのハードウェアと、各手段11〜14の処理を行うために実装されたプログラムモジュールとの組み合わせにより実現される。
また、モバイル端末2は、ディスプレイ21、系統盤情報配信装置1から送信される端末表示情報を受信する系統盤画像受信手段22、受信した端末表示情報に含まれる画像情報の表示方法をディスプレイ21のサイズに応じて決定する系統盤画像配置手段23、決定した表示方法によりディスプレイ21に画像情報を表示させる系統盤画像表示手段24を備えている。このモバイル端末2としては、典型的には、ディスプレイ21が一体化された携帯電話を使用し、携帯電話用の既存の通信機能および画像表示用のアプリケーションを利用して手段22〜24の処理を実現することが考えられる。
[システム運用]
電力システムの運用監視業務は、運用監視オペレーションセンター4において集中監視が行われる。この集中監視において、運用監視要員は、監視対象の電力システムに事故や状態変化が発生したことを系統盤41で目視確認し、図示していない操作卓などにより適切な処置を行う。系統盤41の表示は、系統盤サーバ装置3の系統盤表示情報送信手段31から送信される系統盤表示情報を入力することにより実現される。
系統盤表示情報送信手段31から送信される系統盤表示情報は、系統盤41に表示される画面情報と、変化が発生したシンボル情報により構成される。シンボル情報は、一つ以上のデータセットで構成され、系統盤41のスクリーン絶対座標により定義される。なお、スクリーン絶対座標の単位は、ピクセルで表現されるのが一般的である。また、「シンボル」とは、管理対象の機器を運用監視の観点から抽象化して表現したものであり、運用監視ポリシーに基づいて定義される。
本実施例においては、このような既存のシステム運用で使用されている系統盤表示情報送信手段31からの系統盤表示情報を、系統盤情報配信装置1により処理して、モバイル端末2に表示させるのに好適な画像情報を生成する。以下には、このような本実施例の系統盤情報配信装置1による特徴的な処理について説明する。
[系統盤情報配信装置の処理]
[系統盤表示情報取得手段の処理]
系統盤情報配信装置1においてはまず、系統盤画像情報取得手段11が系統盤サーバ装置3の系統盤表示情報送信手段31から出力される系統盤表示情報を入力する。系統盤画像情報取得手段11は、系統盤表示情報のうち、系統盤に表示される画面情報の画像情報を系統盤画像情報格納手段14に格納すると共に、画面情報とシンボル情報を含む系統盤表示情報を系統盤画像生成手段12に出力する。
なお、系統盤サーバ装置3の系統盤表示情報送信手段41から出力される系統盤表示情報は非同期に出力されるものであることから、系統盤画像情報取得手段11の以上のような処理も非同期に行われる。
[系統盤画像生成手段の処理]
図2は、系統盤情報配信装置1の系統盤画像生成手段12の構成を示すブロック図である。この図2に示すように、本実施例の系統盤画像生成手段12は、シンボル解析管理部121、シンボル解析記憶部122、シンボル画素抽出部123、シンボル色変化判定部124、シンボル画像生成部125を備えている。
系統画像生成手段12は、これらの処理部121〜125により、シンボル情報に基づく特徴的な画像生成処理を行う。図3は、系統画像生成手段12による処理の一例を示すフローチャートである。以下には、この図3にしたがって、系統画像生成手段12の処理を説明する。
ステップS301において、シンボル解析管理部121は、シンボル解析記憶部122からシンボル解析情報を取得して、シンボル情報の中で未解析な情報が存在するかどうかを判定する。シンボル情報は、一つ以上のデータセットで構成されるために、この判定を行う。
シンボル解析管理部121は、シンボル情報の中で未解析な情報が存在すると判定した場合(S301のYES)にはステップS302に進み、そうでないと判定した場合(S301のNO)には、ステップS301の処理が2回目以降であれば(S308のNO)、前回までに得られたシンボル解析情報があるため、ステップS309に進む。なお、ステップS301で未解析な情報が存在しないと判定した場合(S301のNO)に、この処理が初回であれば(S308のYES)、シンボル解析情報が得られていないため、このフローチャートの処理を終了する。
ステップS302において、シンボル画素抽出部123は、系統盤41に表示される画面情報とシンボル情報、および系統盤画像情報格納手段14に格納された画像情報を入力し、系統盤41に表示される画面の中でシンボルが表示される近傍の画素を抽出する。なお、系統盤画像情報格納手段14に格納された画像情報を逐一入力してもよい。
以下では、シンボル画素抽出部123が実行する処理、すなわち、系統盤41に表示される画面の中でシンボルが表示される近傍の画素を抽出する処理の一例を説明する。上述したとおり、シンボル情報は一つ以上のデータセットで構成され、系統盤画面の絶対座標により定義される。また、シンボルは二次元の点あるいは線を用いて抽象化することができる。
すなわち、図4の401に示すようにx軸、y軸を設定した場合に、
点で表現されるシンボル: (X,Y)
線分で表現されるシンボル: (XS,YS),(XE,YE)
というデータセットで表現することが可能である。ここで、X,Y,XS,XE,YS,YEは、系統盤の画面サイズを上限とする整数値である。
また、シンボル情報は、系統盤表示情報に含まれており、系統盤画像情報取得手段11から入力されるものである。このシンボル情報から、図4に示すとおり、シンボルの種類毎に、
点で表現されるシンボルを囲む領域:
(X−a,Y−b),(X+a,Y+b)を端点とする矩形
線分で表現されるシンボルを囲む領域:
(XS−c,YS),(XS+c,YS),(XE−c,YE),(XE+c,YE)を頂点とする四辺形
と定義される各領域を計算し、この領域に囲まれる画素を抽出する。ここで、a,bは以下の計算式で定義する値とする。
Figure 2010182050
ステップS303およびステップS304において、シンボル色変化判定部124は、色変化がある場合の振る舞いを調べることにより、事故発生か状態変化のいずれかであるかを判定する。この判定では、ステップS302において抽出したシンボル近傍の画素を時系列で比較する。
図5は、各時刻における比較対象となるシンボルの色変化をグラフ化した図面である。横軸はサンプリング間隔、縦軸は色を数値化したものである。図5の501は、frame2、frame4、および、frame5で値の変化、すなわち色の変化が発生し、周期的な2色の変化であるとみなすことができる。一方、図5の502は、frame2でのみ値の変化、すなわち色の変化が発生しただけであり、周期的な2色の変化でないとみなすことができる。なお、図5のサンプリング間隔は一例であり、実際のサンプリング間隔は自由に選択可能である。
本実施例で示す電力系統監視システムの運用監視では、シンボルが周期的に2色の変化を行う場合は事故発生を意味し、非周期的な色変化の場合には、状態変化を意味する。したがって、図5の501に示すような周期的な2色変化の場合(S304のYES)には事故発生と判定し(S305)、非周期的な色変化の場合(S304のNO)には状態変化と判定する(S306)。色変化がなかった場合(S303のNO)には、定常状態と判定する(ステップS307)。
シンボル色変化判定部124は、このようなステップS305、ステップS306、あるいは、ステップS307の判定結果について、シンボル解析記憶部122に記憶要求を行うことにより、これらの判定結果をシンボル解析記憶部122に記憶させる。
シンボル色変化判定部124によるステップS305、ステップS306、あるいは、ステップS307の判定結果の記憶後、ステップS301に進んで、シンボル解析管理部121により、未解析のシンボルの有無を判定し、未解析のシンボルがある限り、ステップS301からステップS307までのループ処理を繰り返す。
このループ処理を繰り返した後、未解析のシンボルがなくなった時点(S301のNO、S308のNO)で、ステップS309に進む。ステップS309において、シンボル画像生成部125は、シンボル解析記憶部122からシンボル解析情報を取得して、事故発生箇所・状態変化箇所を対象画像領域とする画像情報を生成する。変形例として、シンボル色変化判定部124において定常状態と判定されたシンボルについても、モバイル端末2に表示する対象画像領域に含めて画像情報を生成してもよい。以下では、事故発生箇所・状態変化箇所の画像情報を生成する方法の一例を説明する。
図6は、系統盤41に表示される画面情報から事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルが包含される領域を絞り込み、最終的にモバイル端末に表示させる画像領域を算出した例を示す図である。601および602は事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルを指し、603は事故発生箇所・状態変化箇所の全シンボルが包含される領域である。図4の401と同様に、x軸、y軸を設定(606)すると、全シンボルが包含される領域603の導出方法例としては、各シンボルの絶対座標を表現する以下の値を比較する方法が考えられる。
Figure 2010182050
この場合、矩形の端点を、
Figure 2010182050
と定義すると、図6中の領域603のp点〜s点は、次の表により求めることができる。
Figure 2010182050
シンボル画像生成部125は、ステップS309において全シンボルが包含される対象画像領域603を算出したのち、ステップS310において、対象画像領域603と、監視員毎の監視対象エリアに応じて決定される領域604の絶対座標とから、これらの領域603、604が重なる領域(図中ハッチングで示す領域)605を導出し、この領域605をモバイル端末2に出力する表示用画像領域とする。
図6に示す監視員毎の監視対象エリアに応じて決定される領域604は、監視員毎の実際の監視対象エリアに該当する領域、あるいは、実際の監視対象エリアよりも拡張して設定された領域であり、モバイル端末の観点から見れば、監視員のモバイル端末毎に指定される端末別画像領域である。この領域は、監視員に応じて異なる領域を持ち、矩形の絶対座標により定義される。この定義の取得方法は自由であり、例えば、系統盤表示情報送信手段31から送信する系統盤表示情報に含めてもよいし、図2の系統盤画像情報格納手段14に予め格納してもよいし、あるいは、モバイル端末2から受信してもよい。
図7は、系統盤41に表示される画面上で複数の監視員が受け持つ監視対象エリア分担の一例を示す図である。図7の701が複数の監視員が受け持つ監視対象エリア全体であり、702が各監視員Pi(i=1〜5)の監視対象エリアに該当する。図7では、監視対象エリア702が矩形で表現されているが、必ずしも矩形でなくてもよく、不等辺多角形でもよい。画像処理を容易にする観点から、各々の角は直角であることが望ましいが、本発明において端末別画像領域として使用する領域の形状は、この条件に限定されるものではない。
また、監視対象エリアが階層的に設けられている場合、複数の監視対象エリア702を包含する上位階層と位置付けられる監視対象エリアを設けてもよい。図7に一点鎖線で示す703は、上位階層と位置付けられる監視対象エリアの一例である。上位階層と位置付けられる他の例としては、監視対象エリアを系統盤の画面領域全体とすることなどが考えられる。
[系統盤画像送信手段の処理]
系統盤情報配信装置1の系統盤画像送信手段13は、系統盤画像生成手段12から入力した表示用画像領域の画像情報を端末表示情報として電気通信ネットワーク5によりモバイル端末2へ送信する。なお、簡略化の観点から、図1においては1台のモバイル端末2のみを示しているが、実際には、監視員の人数に応じた複数台のモバイル端末2が使用されており、事故発生箇所・状態変化発生箇所の対象画像領域に含まれる監視対象エリアを受け持つ全てのモバイル端末2に対して、監視対象エリアに応じた表示用画像領域の画像情報が端末表示情報としてそれぞれ送信される。
[モバイル端末の処理]
モバイル端末2の系統盤画像受信手段22は、系統盤情報配信装置1の系統盤画像送信手段13から端末表示情報を受信すると、この情報を系統盤画像配置手段23に出力する。系統盤画像受信手段22が受信する端末表示情報は単一であっても複数であってもよい。次に、系統盤画像配置手段23では、図8に示すフローチャートにしたがって処理を行う。以下では、図8に示す系統盤画像配置手段23の処理を説明する。
ステップS801において、系統盤画像配置手段23は、系統盤画像受信手段22から画像情報を入力する。入力する画像情報は単一であっても複数であっても構わない。
ステップS802において、系統盤画像配置手段23は、モバイル端末のディスプレイサイズを考慮したアルゴリズムに基づき表示方法を決定する。モバイル端末で使用される具体的な表示方法としては、例えば、画像個数に応じた分割表示方法、縮小サムネイルによる一覧画像表示方法などが挙げられる。前者の方法では、各画像情報のサイズに応じて表示サイズと表示位置を決定してもよい。
ステップS803において、系統盤画像配置手段23は、系統盤画像表示手段24にモバイル端末2のディスプレイ24に表示する画像情報を出力する。
これにより、モバイル端末2の系統盤画像表示手段24は、系統盤画像配置手段23から入力した画像情報をモバイル端末2のディスプレイ21に表示する。
[作用効果]
以上のような第1の実施例によれば、次のような作用効果が得られる。
まず、電力系統監視システムの系統盤(集中監視用表示装置)に表示される画面中において、画像に変化が発生したシンボルを特定することにより、電力系統に事故または状態変化が発生したことを判定することができる。そして、特定したシンボルを囲む対象画像領域を算出することにより、事故発生または状態変化の箇所に絞り込んだ画像を生成することができる。
このように事故発生または状態変化の箇所に絞り込んだ対象画像領域と、モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、モバイル端末毎に、そのモバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出することにより、事故発生または状態変化の箇所の画像から、さらに、そのモバイル端末を所持する監視員の監視対象エリアに絞り込んだ画像を生成することができる。最終的に生成したこの特定のモバイル端末向けの画像をそのモバイル端末に送信することにより、モバイル端末のディスプレイ(表示装置)上に、そのモバイル端末を所持する監視員の監視対象エリア中の事故発生または状態変化の箇所のみを示す画像を自動的に表示させることができる。
以上のように、電力系統に事故や状態変化が発生した場合には、系統盤に表示される画面から、監視員の監視対象エリア中において監視員が注視すべき事故発生または状態変化の箇所のみを抽出して、その監視員のモバイル端末に自動的に表示することができる。そのため、監視員は自ら煩雑な操作を行う必要なしに、モバイル端末のディスプレイ上に表示された画像を目視するだけで、監視対象エリア中の状況を直感的に容易に把握することができる。
特に、本実施例においては、系統盤に表示する画面情報の画像情報に画素情報を含み、画面情報に含まれるシンボル情報に画像情報の二次元で表現される絶対座標を含むことから、画素情報とシンボル情報の絶対座標を使用して、変化が発生したシンボルを容易に特定可能であり、特定したシンボルを囲む対象画像領域を容易に算出することができる。
また、端末別画像領域の情報に、画像情報の二次元で表現される絶対座標を含むことから、対象画像領域と端末別画像領域からモバイル端末に表示させる表示用画像領域を容易に算出することができる。そして、系統盤に表示する画面情報の画像情報に画素情報を含むことから、その画面情報の領域を限定した結果として得られる対象画像領域および端末別画像領域についても、その画像情報に画素情報をそのまま含ませることができるため、系統盤に表示する画面情報と同じ画素を用いた端末別画像領域の画像情報を生成して、モバイル端末に表示させることができる。
また、シンボル特定処理においては、シンボル毎に、シンボル近傍領域の画素を時系列比較して、色変化の有無を判定することにより、事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルを容易に特定可能である。特に、色変化の有無だけでなく、色変化の振る舞いに応じて、事故発生箇所のシンボルと状態変化箇所のシンボルを個別に特定可能であるため、事故発生箇所と状態変化箇所の両方を対象画像領域とするだけでなく、その中の事故発生箇所のみを強調表示または限定表示するなどの応用が可能となる。
第2の実施例は、前述した第1の実施例における系統盤画像生成手段12による画像生成処理において、特定したシンボルが分散している場合に、分散の程度に応じて、生成する画像を分割する方法を採用することを特徴としている。このような分割手法を採用するのは、次の理由による。
第1の実施例においては、図3のステップS309の事故発生箇所・状態変化箇所の画像情報の生成処理として、系統盤に表示される画面情報から事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルが包含される領域を絞り込んだ対象画像領域として、全ての当該シンボルを包含する領域を算出する場合について説明した。このような全ての当該シンボルを包含する領域を算出する場合に、当該シンボルが広い範囲に分散して配置されている場合には、事故発生・状態変化箇所が包含される画像情報のx軸方向の長さまたはy軸方向の長さあるいはその両方の長さが大きくなり、ディスプレイサイズが小さいモバイル端末上に表示した場合、視認性が悪くなるという欠点が生ずる。本実施例は、このような事例において、視認性を向上させるために、生成する画像を分割する方法を採用するものである。
図9は、事故発生箇所・状態変化箇所のシンボルが分散して配置されている場合に、シンボル間の離間距離に応じて複数のシンボルグループに分割してグループ毎の対象画像領域を算出した例を示す図である。ここで、図9の901は、事故発生箇所・状態変化箇所の全てのシンボルを包含する画像領域である。また、図9の902は、シンボル間の離間距離に応じて、3つのシンボルグループに分割した場合のグループ毎の画像領域を示している。
このような画像領域の分割を実現するために、本実施例では、事故発生箇所・状態変化箇所の全てのシンボルを包含する画像領域901中において、複数のシンボル間に、予め設定された既定値を超えた距離で離間している部分がある場合には、その離間部分によりシンボルを複数のグループに分割して、グループ毎の画像領域902を算出する。
図10は、系統盤画像生成手段12による図3のステップS309の事故発生箇所・状態変化箇所の画像情報の生成処理として、上記のような分割手法を採用した処理の一例を示すフローチャートである。図11は、図10のフローチャートにしたがって画像領域を算出した例を示す図である。以下では、図10および図11を用いて、分割型の事故発生箇所・状態変化箇所の画像情報の生成処理の一例について説明する。
ステップS1001において、線分で表現されるシンボルを包含する矩形を作成する(図11の1101)。線分は一つ以上で構成されるため、該当するシンボル全てに対して矩形を作成する。
ステップS1002において、作成した矩形同士の離間距離が予め設定された既定値以下となる矩形を包含する矩形を作成する(図11の1102)。本ステップで作成した矩形を『ベース矩形』と呼ぶことにする。
ステップS1003において、『ベース矩形』の領域外に存在する点で表現されるシンボル(図11の1103)と、一つ以上の『ベース矩形』との距離を算出する(図11の1104および1105)。算出した距離のうち、点で表現されるシンボルが最短となる『ベース矩形』を計算する。図11においては、1104と1105の距離を比較し、1104と接する『ベース矩形』が最短となる。したがって、点で表現されるシンボル1103は、1104と接する『ベース矩形』に包含させると判定する。
ステップS1004において、『ベース矩形』の領域外に存在する点を包含する矩形を作成し(図11の1101)、この矩形に囲まれる領域を事故発生箇所・状態変化箇所の対象画像領域として、この領域の画像情報を生成する。
以上のような図10の処理によれば、事故発生箇所・状態変化箇所の全てのシンボルを包含する画像領域中において、複数のシンボル間に、予め設定された既定値を超えた距離で離間している部分がある場合には、図11に示すように、複数に分割された画像領域の画像情報が生成される。また、複数のシンボル間にそのような離間部分がなければ、ステップS1002において、全てのシンボルを包含するベース矩形が作成されるため、第1の実施例と同様に、全てのシンボルを包含する画像領域の画像情報が生成されることになる。
以上のような第2の実施例によれば、シンボル間の離間距離に応じて複数のシンボルグループに分割して、グループ毎に対象画像領域の画像情報を生成することができる。したがって、生成する画像領域中に占める事故発生箇所・状態変化箇所に該当しない無駄な部分の割合を削減することができ、ディスプレイサイズが小さいモバイル端末上に有用な画像領域のみを効率的に表示させることができる。
本実施例では特に、線分で表現される大きいシンボルを包含する矩形を作成して、離間距離が既定値以下となる矩形を包含するベース矩形を作成し、ベース矩形の領域外に存在する点で表現される小さいシンボルについては、最も近いベース矩形に包含させることにより、シンボルサイズの大小を利用して効率よく画像領域を生成することができる。
1…系統盤情報配信装置
11…系統盤画像情報取得手段
12…系統盤画像生成手段
13…系統盤画像送信手段
14…系統盤画像情報格納手段
2…モバイル端末
21…ディスプレイ
22…系統盤画像受信手段
23…系統盤画像配置手段
24…系統盤画像表示手段
3…系統盤サーバ装置
31…系統盤表示情報送信手段
4…運用監視オペレーションセンター
41…系統盤

Claims (10)

  1. サーバ装置から出力される監視用表示情報により集中監視用表示装置に表示される電力系統監視用の画面を、モバイル端末の表示装置に配信し、表示させる画像情報表示方法において、
    前記サーバ装置から得られる前記監視用表示情報を用いて、前記モバイル端末に表示させる画像情報を生成する画像生成手段と、
    この画像情報を、通信ネットワーク経由で前記モバイル端末に送信する画像送信手段とを含む配信装置を用いて、
    前記画像生成手段によって、
    前記監視用表示情報のうち、前記集中監視用表示装置に表示される監視用画面情報に含まれる画像情報と監視対象を抽象的に表現するシンボル情報とを用いて、前記集中監視用表示装置に表示される前記画像情報に変化が発生したシンボルを特定するシンボル特定処理と、
    特定したシンボルを囲む対象画像領域を、当該シンボルの位置に関する指標値を用いて算出する対象領域算出処理と、
    算出した対象画像領域と、前記モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する表示用領域算出処理を行い、
    前記画像送信手段によって、
    算出した表示用画像領域を、前記通信ネットワーク経由で当該モバイル端末に送信する送信処理を行う
    ことを特徴とする画像情報表示方法。
  2. 前記監視用画面情報に含まれる画像情報は、前記集中監視用表示装置に表示する画素情報を含み、
    前記監視用画面情報に含まれるシンボル情報は、画像情報の二次元で表現される絶対座標を含み、
    前記対象画像領域と前記表示用画像領域は、前記モバイル端末の表示装置に表示する画素情報を含み、
    前記端末別画像領域は、画像情報の二次元で表現される絶対座標を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報表示方法。
  3. 前記シンボル特定処理は、シンボル毎に、当該シンボルの座標に応じて決定されるシンボル近傍領域の画素を抽出して、抽出したシンボル近傍領域の画素を時系列で比較し、色変化の有無を判定する処理を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像情報表示方法。
  4. 前記シンボル特定処理は、抽出したシンボル近傍領域の画素を時系列で比較し、周期的な色変化がある場合には事故発生と判定し、非周期的な色変化がある場合には状態変化と判定し、色変化がない場合には定常状態と判定する処理を含み、
    前記対象領域算出処理は、事故発生および状態変化と判定されたシンボルを囲む対象画像領域を算出する処理を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像情報表示方法。
  5. 前記対象領域算出処理は、特定した複数のシンボル間に、予め設定された既定値を超えた距離で離間している部分がある場合には、その離間部分により分割されてなる複数のシンボルグループをグループ毎に囲む複数の対象画像領域を算出する処理を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報表示方法。
  6. 前記対象領域算出処理は、
    前記シンボルが寸法の異なる大小2種類のシンボルを含む場合に、
    寸法が大きい方の第1種別のシンボルに関して、離間部分により分割されてなる複数のシンボルグループをグループ毎に囲む複数のベース図形領域を算出することで、個々のベース図形領域内に存在する第2種別のシンボルについても、当該ベース図形領域のシンボルグループに含める処理と、
    この処理の後、ベース図形領域外に存在する第2種別の残りのシンボルを、シンボル毎に最も近いベース図形領域にそれぞれ含めて最終的なシンボルグループを決定し、グループ毎に対象画像領域を算出する処理を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像情報表示方法。
  7. 前記シンボルは、線分で表現されるシンボルと点で表現されるシンボルを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像情報表示方法。
  8. サーバ装置から出力される監視用表示情報により集中監視用表示装置に表示される電力系統監視用の画面を、モバイル端末の表示装置に配信し、表示させる電力系統監視システムにおいて、
    前記サーバ装置から得られる前記監視用表示情報を用いて、前記モバイル端末に表示させる画像情報を生成する画像生成手段と、
    この画像情報を、通信ネットワーク経由で前記モバイル端末に送信する画像送信手段とを含む配信装置を備え、
    前記画像生成手段は、
    前記監視用表示情報のうち、前記集中監視用表示装置に表示される監視用画面情報に含まれる画像情報と監視対象を抽象的に表現するシンボル情報とを用いて、前記集中監視用表示装置に表示される前記画像情報に変化が発生したシンボルを特定するシンボル特定処理と、
    特定したシンボルを囲む対象画像領域を、シンボルの位置に関する指標値を含む算出式を用いて算出する対象領域算出処理と、
    算出した対象画像領域と、前記モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する表示用領域算出処理を行うように構成された
    ことを特徴とする電力系統監視システム。
  9. サーバ装置から出力される監視用表示情報により集中監視用表示装置に表示される電力系統監視用の画面を、モバイル端末の表示装置に配信し、表示させる画像情報配信装置において、
    前記サーバ装置から得られる前記監視用表示情報を用いて、前記モバイル端末に表示させる画像情報を生成する画像生成手段と、
    この画像情報を、通信ネットワーク経由で前記モバイル端末に送信する画像送信手段とを含み、
    前記画像生成手段は、
    前記監視用表示情報のうち、前記集中監視用表示装置に表示される監視用画面情報に含まれる画像情報と監視対象を抽象的に表現するシンボル情報とを用いて、前記集中監視用表示装置に表示される前記画像情報に変化が発生したシンボルを特定するシンボル特定処理と、
    特定したシンボルを囲む対象画像領域を、当該シンボルの位置に関する指標値を用いて算出する対象領域算出処理と、
    算出した対象画像領域と、前記モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する表示用領域算出処理を行うように構成された
    ことを特徴とする画像情報配信装置。
  10. サーバ装置から出力される監視用表示情報により集中監視用表示装置に表示される電力系統監視用の画面を、モバイル端末の表示装置に配信し、表示させるためのコンピュータを制御する画像情報表示用プログラムにおいて、
    前記コンピュータにより、
    前記サーバ装置から得られる前記監視用表示情報を用いて、前記モバイル端末に表示させる画像情報を生成する画像生成手段と、
    この画像情報を、通信ネットワーク経由で前記モバイル端末に送信する画像送信手段とを含む配信装置を実現させ、
    前記画像生成手段により、
    前記監視用表示情報のうち、前記集中監視用表示装置に表示される監視用画面情報に含まれる画像情報と監視対象を抽象的に表現するシンボル情報とを用いて、前記集中監視用表示装置に表示される前記画像情報に変化が発生したシンボルを特定するシンボル特定処理と、
    特定したシンボルを囲む対象画像領域を、当該シンボルの位置に関する指標値を用いて算出する対象領域算出処理と、
    算出した対象画像領域と、前記モバイル端末毎に指定される端末別画像領域とから、当該モバイル端末に表示させる表示用画像領域を算出する表示用領域算出処理を行わせる
    ことを特徴とする画像情報表示用プログラム。
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