JP2010178398A - 移動通信方法 - Google Patents

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康博 加藤
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Abstract

【課題】ハンドオーバ時の遅延を低減する。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、上位ノード及びハンドオーバ元の無線基地局は、上位ノードとハンドオーバ元の無線基地局との間で設定されているアクセスベアラの設定情報を保存しており、ハンドオーバ元の無線基地局が、アクセスベアラの設定情報をハンドオーバ先の無線基地局に対して通知する工程Aと、ハンドオーバ先の無線基地局が、ハンドオーバ元の無線基地局から通知されたアクセスベアラの設定情報を保存する工程Bと、上位ノードが、ハンドオーバ先の無線基地局からの経路切替要求に対して、新たなアクセスベアラの設定情報の再割当処理を行うことなく、保存しているアクセスベアラの設定情報を用いてハンドオーバ先の無線基地局との間のアクセスベアラを設定する工程Cとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の無線基地局と該複数の無線基地局の上位ノードとを具備する移動通信システムにおいて、移動局が、ハンドオーバ元の無線基地局からハンドオーバ先の無線基地局にハンドオーバする移動通信方法に関する。
また、本発明は、かかる移動通信方法で用いられる無線基地局及び上位ノードに関する。
IMT-2000(International Mobile Telecommunication-2000)システムでは、図8に示すように、RAN(Radio Access Network)ノード(例えば、RNC:Radio Network Controller)とコアノード(例えば、SGSN:Serving GPRS Service Node)との間では、Iuインターフェースが定義されており、Iuインターフェースにおいて、ユーザプレーン(U-plane)データを伝送するためのGTP(GPRS Tunneling Protocol)トンネルが設定される。
かかるIMT-2000システムにおいて、移動局が、同一のSGSN配下のRNCを跨るハンドオーバを行う場合、即ち、「SRSN relocation」を行う場合には、SGSNが、RANAP(Radio Access Network Application Part)にて、「Relocation Requestメッセージ」を送信し、SGSN側のGTPトンネルエンドポイントIDが再設定される。
すなわち、SGSNが、「Relocation Requestメッセージ」にて、NodeB側のGTPトンネルエンドポイントIDを通知することにより、ハンドオーバ先のRNC#2との間で、GTPトンネル#2を設定する。
3GPP TS25.413
IMT-2000システム以降の次世代の移動通信システム(例えば、LTE:Long Term Evolution)では、Iuインターフェースに対応するS1インターフェースが規定されており、S1インターフェースにおいても、RANノード(例えば、無線基地局eNB)とコアノード(例えば、SAE(System Architecture Evolution) Gateway)との間で、GTPトンネルが設定される。
かかる移動通信システムでは、ハンドオーバ時に、ハンドオーバ先の無線基地局eNBとコアノードSAE Gatewayとの間で、ハンドオーバ元の無線基地局eNBとコアノードSAE Gatewayとの間で設定していた「SAE Access Bearer」に相当する「SAE Access Bearer」を設定する必要がある。
通常、コアノードSAE Gatewayが、かかる「SAE Access Bearer」の設定を開始する。
しかしながら、LTEシステムにおいて、ハンドオーバを行う場合、図9に示すように、ハンドオーバ先の無線基地局eNBが、ステップS2007において、「Handover Completeメッセージ」を送信した後、ステップS2008において、コアノードSAE Gatewayが、ハンドオーバ先の無線基地局eNBとの間で設定するGTPトンネルにおけるコアノード側のTE(Tunnel Endpoint)-IDについての再割当処理を行うため、ハンドオーバ時に遅延が発生するという問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ハンドオーバ時に、ハンドオーバ元の無線基地局eNBが保持しているUE Contextを、ハンドオーバ先の無線基地局eNBでも流用することによって、ハンドオーバ時の遅延を低減することができる移動通信方法、無線基地局及び上位ノードを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、複数の無線基地局と該複数の無線基地局の上位ノードとを具備する移動通信システムにおいて、移動局が、無線基地局から該無線基地局とは異なる無線基地局にハンドオーバする移動通信方法であって、前記上位ノード及び前記ハンドオーバ元の無線基地局は、該上位ノードと該ハンドオーバ元の無線基地局との間で設定されているアクセスベアラの設定情報を保存しており、前記ハンドオーバ元の無線基地局が、前記アクセスベアラの設定情報を、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対して通知する工程Aと、前記ハンドオーバ先の無線基地局が、前記ハンドオーバ元の無線基地局から通知された前記アクセスベアラの設定情報を保存する工程Bと、前記上位ノードが、前記ハンドオーバ先の無線基地局からの経路切替要求に対して、新たなアクセスベアラの設定情報の再割当処理を行うことなく、保存している前記アクセスベアラの設定情報を用いて、前記ハンドオーバ先の無線基地局との間のアクセスベアラを設定する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記アクセスベアラは、ユーザデータを伝送するためのトンネルであり、前記アクセスベアラの設定情報は、前記トンネルにおける前記上位ノード側のGTP-UのTE-IDであってもよい。
本発明の第1の特徴において、前記工程Aにおいて、前記ハンドオーバ元の無線基地局は、前記アクセスベアラの設定情報に加えて、前記上位ノードのアドレスを、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対して通知してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記工程Aにおいて、前記ハンドオーバ元の無線基地局は、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージに、前記アクセスベアラの設定情報を含めて送信してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記工程Bにおいて、前記ハンドオーバ先の無線基地局は、前記ハンドオーバ元の無線基地局から通知された前記アクセスベアラの設定情報のうち、該ハンドオーバ先の無線基地局で引継ぎ可能なアクセスベアラの設定情報を選択して保存してもよい。
本発明の第2の特徴は、移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる無線基地局であって、前記移動局における通信品質について所定条件を満たす場合、ハンドオーバ先の無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージを送信するハンドオーバ制御部を具備し、前記ハンドオーバ制御部は、前記無線基地局の上位ノードとの間で設定されているユーザデータを伝送するためのトンネルにおける該上位ノード側のGTP-UのTE-IDを前記メッセージに含めて送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる無線基地局であって、ハンドオーバ元の無線基地局から、前記無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージを受信した場合、前記無線基地局の上位ノードとの間で、ユーザデータを伝送するためのトンネルを設定するハンドオーバ制御部を具備し、前記ハンドオーバ制御部は、前記メッセージに含まれる前記ハンドオーバ元の無線基地局と前記上位ノードとの間で設定されているトンネルにおける該上位ノード側のGTP-UのTE-IDを用いて、該上位ノードとの間で前記トンネルを設定するように構成されていることを要旨特徴とする。
本発明の第4の特徴は、移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる複数の無線基地局の上位ノードであって、ハンドオーバ元の無線基地局との間で設定されているアクセスベアラの設定情報を保存しており、ハンドオーバ先の無線基地局からの経路切替要求に対して、新たなアクセスベアラの設定情報の再割当処理を行うことなく、保存している前記アクセスベアラの設定情報を用いて、前記ハンドオーバ先の無線基地局との間でアクセスベアラを設定するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、ハンドオーバ時に、ハンドオーバ元の無線基地局eNBが保持しているUE Contextを、ハンドオーバ先の無線基地局eNBでも流用することによって、ハンドオーバ時の遅延を低減することができる移動通信方法、無線基地局及び上位ノードを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るeNBの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るSAE Gatewayの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るeNBの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るeNBの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るSAE Gatewayの動作を示すフローチャートである。 IMT2000システムの全体構成図である。 従来の次世代移動通信システムにおけるハンドオーバ動作を示すシーケンス図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
本実施形態に係る移動通信システムは、ハンドオーバ時の通信技術を実現するものであって、特に、無線基地局(以下、eNB)の上位ノード(以下、SAE Gateway
)とeNBと間で設定されるアクセスベアラの通信技術を実現するものである。
図1に示すように、本実施形態では、3GPPで標準化が進められているLTE/SAEのアーキテクチャを具備する移動通信システムを例として説明を行うが、本発明は、かかる移動通信システムに限定されるものではなく、その他のアーキテクチャを具備する移動通信システムにも適用可能である。
無線アクセスネットワークは、複数のeNBと、eNBが接続するコアノードMME/SAE Gatewayとによって構成されている。
ここで、MMEは、制御データをハンドリングするノードであり、SAE Gatewayは、ユーザデータをハンドリングするノードである。
なお、eNB間は、X2インターフェース呼ばれるインターフェースを介して接続されており、eNBとMME/SAE Gatewayとの間は、S1インターフェースと呼ばれるインターフェースを介して接続されている。
S1インターフェース及びX2インターフェース上では、コントロールプレーン(C-plane)データ(制御データ)及びユーザプレーン(U-plane)データ(ユーザデータ)を伝送することが可能である。
特に、ユーザプレーンデータは、GTP-U/UDPで伝送され、eNBとSAE Gatewayとの間で、TE-IDが交換されることによって、ユーザプレーンデータを伝送するためのGTPトンネルが設定される。
図2に示すように、本実施形態に係るeNBは、制御部101と、有線伝送部102と
、ハンドオーバ制御部103と、コンテキスト管理部104とを具備している。
制御部101は、各機能部102乃至104の動作を制御するように構成されている。有線伝送部102は、有線伝送路を介して、制御データやユーザデータの送受信を行うように構成されている。
コンテキスト管理部104は、eNBとSAE Gatewayとの間で設定される「SAE Access Bearer(アクセスベアラ)」上で、各移動局(以下、UE)の各サービスを識別するためのGTP-UのTE-ID(アクセスベアラの設定情報)を含むUE Contextを保持するように構成されている。
ハンドオーバ制御部103は、ハンドオーバ時のシグナリングを行うように構成されている。
例えば、ハンドオーバ元のeNBにおけるハンドオーバ制御部103は、ハンドオーバ対象のUE Context(GTPトンネルにおけるSAE Gateway側のGTP-UのTE-ID等といったアクセスベアラの設定情報を含む)を、ハンドオーバ先のeNBに対して通知するように構成されている。
具体的には、かかるハンドオーバ制御部103は、UEから送信された「Measurement Reportメッセージ」に基づいて、UEにおける通信品質について所定条件を満たすと判断した場合、ハンドオーバ先のeNBに対してハンドオーバするように要求する「Handover Requestメッセージ」を送信するように構成されている。
そして、ハンドオーバ制御部103は、eNBの上位ノードであるSAE Gatewayとの間で設定されているGTPトンネルにおけるSAE Gateway側のTE-IDを、上述のアクセスベアラの設定情報として「Handover Requestメッセージ」に含めて送信するように構成されていてもよい。
ここで、ハンドオーバ制御部103は、上述のアクセスベアラの設定情報に加えて、SAE GatewayのIPアドレス(上位ノードのアドレス)を、ハンドオーバ先のeNBに対して通知するように構成されていてもよい。
一方、ハンドオーバ先のeNBにおけるハンドオーバ制御部103は、ハンドオーバ元のeNBから、当該ハンドオーバ先のeNBに対してハンドオーバするように要求するメッセージを受信した場合、当該ハンドオーバ先のeNBとSAE Gatewayとの間でGTPトンネルを設定するように構成されている。
具体的には、かかるハンドオーバ制御部103は、「Handover Requestメッセージ」に含まれるハンドオーバ元のeNBとSAE Gatewayとの間で設定されているGTPトンネルにおける当該SAE Gateway側のTE-IDを用いて、当該SAE Gatewayとの間でGTPトンネルを設定するように構成されている。
ここで、かかるハンドオーバ制御部103は、かかるGTPトンネルにおけるハンドオーバ先のeNB側のTE-IDについては再割当処理を行うように構成されている。
なお、TE-IDは、eNBごとに独立して割り当てることが可能であるため、かかるハンドオーバ制御部103は、ハンドオーバ元のeNBから通知されたTE-IDと同じTE-IDを、かかるGTPトンネルにおけるハンドオーバ先のeNB側のTE-IDとして割り当てるように構成されている。
また、かかるハンドオーバ制御部103は、「Handover Completeメッセージ」を用いて、割り当てたハンドオーバ先のeNB側のTE-ID(アクセスベアラの設定情報)及びハンドオーバ先のeNBのIPアドレスを、SAE Gatewayに対して通知するように構成されている。
また、ハンドオーバ先のeNBにおけるハンドオーバ制御部103は、ハンドオーバ元のeNBから通知されたアクセスベアラの設定情報(eNB側のTE-ID)のうち、当該ハンドオーバ先のeNBで引継ぎ可能なアクセスベアラの設定情報(eNB側のTE-ID)を選択して保存するように構成されていてもよい。
表1に、本実施形態で用いられている「Handover Requestメッセージ
」の一例について示す。
Figure 2010178398
かかる「Handover Requestメッセージ」には、ハンドオーバ元のeNBが保持しているUE Context、例えば、ハンドオーバ元のeNBで設定していたSAE Access Bearerのリストや、当該SAE Access BearerにおけるSAE Gateway側のTE-IDや、SAE GatewayのIPアドレス等が含まれる。
かかる「Handover Requestメッセージ」には、上述の情報以外に、ハンドオーバ先のeNBで必要なUE Contextを含んでもよい。
図3に示すように、本実施形態に係るSAE Gatewayは、制御部201と、有線伝送部202と、コンテキスト管理部203とを具備している。
制御部201は、各機能部202乃至203の動作を制御するように構成されている。有線伝送部202は、有線伝送路を介して、制御データやユーザデータの送受信を行うように構成されている。
コンテキスト管理部203は、各UEのユーザデータを識別するコンテキストを保持し、パススイッチ(経路切替)後に、ハンドオーバ先のeNBにおいても同一のコンテキストを再設定するように構成されている。
すなわち、コンテキスト管理部203は、ハンドオーバ先のeNBからの「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」に対して、新たなアクセスベアラの設定情報(SAE Gateway側のTE-ID)の再割当処理を行うことなく、ハンドオーバ元のeNBとSAE Gatewayとの間のGTPトンネルにおけるSAE Gateway側のTE-IDを引き継ぐように構成されている。
具体的には、コンテキスト管理部203は、「Handover Completeメッセージ」を用いてハンドオーバ先のeNBから通知されたアクセスベアラの設定情報(eNB側のTE-ID)を保存し、保存したアクセスベアラの設定情報(eNB側のTE-ID)を用いて、ハンドオーバ先のeNBとの間でアクセスベアラ(GTPトンネル)を設定するように構成されている。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図4乃至図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
第1に、図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおけるハンドオーバ動作について説明する。
図4に示すように、ステップS1001において、UEは、eNBからの指示に従って、或いは、自発的に、UEにおける通信品質を監視し、接続中のセル(eNB)の通信品質が所定品質より低下した場合に、接続中のセル(eNB)に対して、「Measurement Report」を送信する。
ステップS1002において、「Measurement Report」を受信したeNBは、UEから報告された通信品質の中から、例えば、最も通信品質の高いeNBに対して、「Handover Requestメッセージ」を送信する。
ここで、「Handover Requestメッセージ」には、ハンドオーバ元のeNBとSAE Gatewayとの間で設定していたSAE Access BearerのSAE Gateway側のTE-ID、及び、SAE Gatewayのアドレス(例えば、IPアドレス)が含まれている。
ステップS1003において、「Handover Requestメッセージ」を受信したeNBは、当該UEを受け入れ可能な場合には、「Handover Request Ackメッセージ」を、ハンドオーバ元のeNBに対して送信する。
ステップS1004において、「Handover Request Ackメッセージ」を受信したeNBは、当該UEに対して、ハンドオーバを指示するための「Handover Commandメッセージ」を送信する。
ステップS1005において、UEは、「Handover Commandメッセージ」を受信し、ハンドオーバ先のeNBから上り信号を送信するためのリソースが割り当てられた場合に、「Handover Confirmメッセージ」を、ハンドオーバ先のeNBへ送信する。
ステップS1006において、「Handover Confirmメッセージ」を受信したハンドオーバ先のeNBは、SAE Gatewayに対して、ハンドオーバ元からハンドオーバ先へユーザデータを伝送するパスを切り替えるように要求する「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」を、GTP-Uを用いて送信する。
ステップS1007において、ハンドオーバ先のeNBは、併せて、ハンドオーバ先のeNBとSAE Gatewayとの間で、SAE Access Bearerを確立するために、すなわち、GTP-Uトンネルを設定するために、ハンドオーバ先のeNB側のTE-ID及びハンドオーバ先のeNBのIPアドレスを、S1インターフェース上のシグナリングである「Handover Completeメッセージ」で通知する。
ステップS1008において、SAE Gatewayは、ハンドオーバ先のeNB側のTE-ID及びハンドオーバ先のeNBのIPアドレスを保存した後、SAE Access Bearerの設定が完了したことを通知する「Handover Complete Ackメッセージ」をハンドオーバ先のeNBに送信する。
ステップS1009において、「Handover Complete Ackメッセージ」を受信したハンドオーバ先のeNBは、ハンドオーバ元のeNBに対して、UEとの通信に用いていた無線リソースを解放するように指示するための「Release Resourceメッセージ」を送信する。
第2に、図5及び図6を参照して、本実施形態に係るeNBの動作について説明する。
図5に示すように、ステップS101において、UEと通信中のeNBは、「Measurement Report」を受信したか否かについて確認する。
「Measurement Report」を受信していない場合には、本動作は、終了する。
一方、「Measurement Report」を受信した場合には、ステップS102において、eNBは、当該UEのUE Contextを確認し、ハンドオーバ先のeNBで引継ぎが必要なUE Context(例えば、GTPトンネルにおけるSAE Gateway側のTE-ID等のアクセスベアラの設定情報)を、「Handover Requestメッセージ」に含めて、X2インターフェース上で送信する。
また、図6に示すように、ステップS201において、UEと通信を行っていないeNBは、「Handover Requestメッセージ」を受信したか否かについて確認する。
「Handover Requestメッセージ」を受信していない場合には、本動作は、終了する。
一方、「Handover Requestメッセージ」を受信した場合には、eNBは、「Handover Requestメッセージ」に含まれるハンドオーバ元のeNBでの該当するUE Contextを解析する。
ステップ203において、eNBは、当該UE Contextに含まれるSAE Access Bearer毎のSAE Gateway側のTE-ID及びアドレスを、UE Contextとして再設定する。
ステップS203と並行して、eNBは、ステップS204において、ハンドオーバ元のeNBに対して、「Handover Request Ackメッセージ」を送信する。
ステップ205において、eNBは、「Handover Confirmメッセージ」を受信したか否かについて確認する。
「Handover Confirmメッセージ」を受信していない場合には、本動作は、ステップS205を繰り返す。
一方、「Handover Confirmメッセージ」を受信した場合には、eNBは、SAE Gatewayに対して、GTP-Uで、「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」を送信する。
第3に、図7を参照して、本実施形態に係るSAE Gatewayの動作について説明する。
図7に示すように、ステップS301において、SAE Gatewayは、ハンドオーバ先のeNBから、GTP-Uを介して、「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」を受信したか否かについて確認する。
「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」を受信していない場合には、本動作は、終了する。
一方、「Path Switchメッセージ(経路切替要求)」を受信した場合には、SAE Gatewayは、ハンドオーバ元のeNBからハンドオーバ先のeNBへUE Contextの引継ぎを行う。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、UEのハンドオーバ時に、ハンドオーバ元のeNBが保持しているUE Contextを、ハンドオーバ先のeNBでも流用することによって、ハンドオーバ時の遅延を低減することができる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局101、201…制御部102、202…有線伝送部103…ハンドオーバ制御部104、203…コンテキスト管理部SAE Gateway…コアノード

Claims (8)

  1. 複数の無線基地局と該複数の無線基地局の上位ノードとを具備する移動通信システムにおいて、移動局が、無線基地局から該無線基地局とは異なる無線基地局にハンドオーバする移動通信方法であって、
    前記上位ノード及び前記ハンドオーバ元の無線基地局は、該上位ノードと該ハンドオーバ元の無線基地局との間で設定されているアクセスベアラの設定情報を保存しており、
    前記ハンドオーバ元の無線基地局が、前記アクセスベアラの設定情報を、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対して通知する工程Aと、
    前記ハンドオーバ先の無線基地局が、前記ハンドオーバ元の無線基地局から通知された前記アクセスベアラの設定情報を保存する工程Bと、
    前記上位ノードが、前記ハンドオーバ先の無線基地局からの経路切替要求に対して、新たなアクセスベアラの設定情報の再割当処理を行うことなく、保存している前記アクセスベアラの設定情報を用いて、前記ハンドオーバ先の無線基地局との間のアクセスベアラを設定する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 前記アクセスベアラは、ユーザデータを伝送するためのトンネルであり、
    前記アクセスベアラの設定情報は、前記トンネルにおける前記上位ノード側のGTP-UのTE-IDであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  3. 前記工程Aにおいて、前記ハンドオーバ元の無線基地局は、前記アクセスベアラの設定情報に加えて、前記上位ノードのアドレスを、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対して通知することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  4. 前記工程Aにおいて、前記ハンドオーバ元の無線基地局は、前記ハンドオーバ先の無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージに、前記アクセスベアラの設定情報を含めて送信することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  5. 前記工程Bにおいて、前記ハンドオーバ先の無線基地局は、前記ハンドオーバ元の無線基地局から通知された前記アクセスベアラの設定情報のうち、該ハンドオーバ先の無線基地局で引継ぎ可能なアクセスベアラの設定情報を選択して保存することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  6. 移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる無線基地局であって、
    前記移動局における通信品質について所定条件を満たす場合、ハンドオーバ先の無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージを送信するハンドオーバ制御部を具備し、
    前記ハンドオーバ制御部は、前記無線基地局の上位ノードとの間で設定されているユーザデータを伝送するためのトンネルにおける該上位ノード側のGTP-UのTE-IDを前記メッセージに含めて送信するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  7. 移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる無線基地局であって、
    ハンドオーバ元の無線基地局から、前記無線基地局に対してハンドオーバするように要求するメッセージを受信した場合、前記無線基地局の上位ノードとの間で、ユーザデータを伝送するためのトンネルを設定するハンドオーバ制御部を具備し、
    前記ハンドオーバ制御部は、前記メッセージに含まれる前記ハンドオーバ元の無線基地局と前記上位ノードとの間で設定されているトンネルにおける該上位ノード側のGTP-UのTE-IDを用いて、該上位ノードとの間で前記トンネルを設定するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  8. 移動局がハンドオーバ可能な移動通信システムにおいて用いられる複数の無線基地局の上位ノードであって、
    ハンドオーバ元の無線基地局との間で設定されているアクセスベアラの設定情報を保存しており、
    ハンドオーバ先の無線基地局からの経路切替要求に対して、新たなアクセスベアラの設定情報の再割当処理を行うことなく、保存している前記アクセスベアラの設定情報を用いて、前記ハンドオーバ先の無線基地局との間でアクセスベアラを設定するように構成されていることを特徴とする上位ノード。
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