JP2010166235A - Video conference system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、TV会議装置を用いるTV会議システムに関し、少人数で開催される複数のTV会議を容易にすると共に、各々のTV会議の開始時間と終了時間が個別に設定可能とするTV会議システムに関する。 The present invention relates to a TV conference system using a TV conference apparatus, and facilitates a plurality of TV conferences held by a small number of people, and allows a start time and an end time of each TV conference to be set individually. About.
距離の離れた二地点以上の会議室をネットワークで回線接続し、会議室間で会議参加者の画像や音声を相互に送受信して、会議を行なうTV会議システムが広く利用されている。図11は、従来のTV会議システムの代表例を示し、このTV会議システ30はネットワークを介して他地点同士のTV会議装置と回線接続され、カメラ31、モニタ32、マイク33、スピーカ34、及び円卓35を備える。この場合のマイク33とスピーカ34は、一体の装置にて構成されている。
2. Description of the Related Art Video conferencing systems are widely used in which conference rooms at two or more points separated from each other are connected by a network and images and voices of conference participants are transmitted and received between the conference rooms to perform a conference. FIG. 11 shows a typical example of a conventional TV conference system. This
このTV会議システム30においては、A地点のカメラ31によって撮影した会議参加者A11、A12、A13の画像と、A地点のマイク33によって集音した音声とを、TV会議装置を介してB地点のTV会議装置に伝送する。それとともにB地点のTV会議装置から会議参加者B11、B12の画像情報と集音音声を伝送され、A地点のモニタ32及びスピーカ34に出力することにより、A地点とB地点との二地点間で会議参加者の映像や音声が送受信可能となった。
In this
通常のTV会議システム30において、互いの会議室内の各会議参加者は、モニタ32を介して他の会議室の状況を把握しながらTV会議を進行することになる。カメラ31によって撮影される画像が、相手側の会議室の状況を漠然と撮影したものとなり、単調な画像となるため臨場感に乏しく、会議参加者全体での一体感を得難い傾向がある。そこで、円卓35を利用することで、A地点とB地点とのどちらにおいても会議参加者全員(A11、A12、A13、B11、B12)が、円卓35を車座に囲んだ形態にして、一体感を得る工夫をしている。
In a normal
図12は、円卓35の利点を利用してA地点での車座に囲んだ形態を示す。特許文献1には、図12のような形態へ変更可能とする構成がなされている。このようにTV会議の形態やTV会議場所の状況に応じて変更すると共に、会議参加者全員の様子や会議室内の雰囲気等を把握することを可能とし、利便性を向上させる提案もされている。
更に特許文献2には、会議参加人数に対応した円卓35の規模の形態を変更可能とする提案がされている。机本体の相対的な向き姿勢、座位形態を使用目的やスペースに応じて任意に変更することが可能である。
FIG. 12 shows an embodiment in which the advantage of the round table 35 is used to surround the vehicle seat at the point A. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-133867 has a configuration that allows the change to a form as shown in FIG. As described above, there are proposals for changing convenience according to the form of the TV conference and the situation of the TV conference place, and making it possible to grasp the state of all the conference participants, the atmosphere in the conference room, and the like, thereby improving convenience. .
Further, Patent Document 2 proposes that the size of the round table 35 corresponding to the number of participants in the conference can be changed. It is possible to arbitrarily change the relative orientation and posture of the desk body according to the purpose of use and the space.
しかしながら、これらのTV会議システムは、一つのTV会議のためだけに構成されているので、開催されている一つのTV会議が終了しないと、次の二つ目のTV会議は開催できない。TV会議システムは、TV会議装置を設置された専用の会議室が互いの地点に必要であり、多くの専用会議室を備えられない事情がある。また、TV会議システムは、各会議の開催時刻の調整などから有効にその可動率を向上する事も困難である。 However, since these TV conference systems are configured only for one TV conference, the next second TV conference cannot be held unless the one held TV conference is completed. In the TV conference system, a dedicated conference room in which a TV conference device is installed is necessary at each point, and there are circumstances in which many dedicated conference rooms cannot be provided. In addition, it is difficult for the TV conference system to effectively improve the movable rate by adjusting the holding time of each conference.
更に、TV会議システムの専用会議室は会議の参加人数に応じて、広げたり狭めたりする柔軟性がない。比較的に参加人数が多めに想定される会議の規模に合わせて、専用会議室は設定される。そのため少人数の参加者によるTV会議では、会議室が広過ぎて臨場感に乏しく、会議参加者全体での一体感を得難くなる。特にTV会議装置などの機材を設置された机などは、会議の規模に応じて機材を移動することは困難である。 Furthermore, the dedicated conference room of the TV conference system does not have the flexibility to expand or narrow according to the number of participants in the conference. A dedicated conference room is set according to the size of the conference, which is expected to have a relatively large number of participants. For this reason, in a TV conference with a small number of participants, the conference room is too wide and lacks a sense of reality, making it difficult to obtain a sense of unity among the entire conference participants. In particular, it is difficult for a desk or the like on which equipment such as a TV conference device is installed to move according to the scale of the conference.
本発明は前記課題を解決するために、環状画像又はその一部画像を撮影可能とする撮影手段と、環状画像を投影可能とする画像表示手段と、各地点へ環状画像を送受信可能とする通信手段と、を備えたTV会議システムであって、各地点の前記撮影手段にて撮影された環状画像を、相互に各地点の前記画像表示手段にて表示することを特徴とするTV会議システム等を提供する。 In order to solve the above-described problems, the present invention provides a photographing unit capable of photographing a ring image or a part of the image, an image display unit capable of projecting the ring image, and a communication capable of transmitting and receiving the ring image to each point. A video conference system comprising: an annular image captured by the imaging unit at each point, and the image display unit at each point. I will provide a.
この発明のTV会議システムでは、TV会議の専用会議室において、一つの映像回線で、複数の小規模のTV会議を同時に開催可能である。更に、各々のTV会議は音声回線のみを専用化することで、開始時間と閉会時間が個別に開催対応可能である。また、会議グループ数と各々の会議参加人数に応じて、仕切り壁板を移動することで各会議開催のスペース広さを、任意且つ柔軟に変更可能である。 In the TV conference system of the present invention, a plurality of small-scale TV conferences can be held simultaneously on one video line in a dedicated conference room for TV conferences. In addition, each TV conference can be held individually by starting and closing times by dedicating only the voice line. In addition, the space of each conference can be arbitrarily and flexibly changed by moving the partition wall plates according to the number of conference groups and the number of participants in each conference.
これらによりTV会議システムを最大限に有効利用可能となり、TV会議システムの可動率が向上する。
また、A地点とB地点とに各々個人を座位させて、互いに順番を変更していくことで、集団お見合い形式の様な面接方法を行なう事も可能となる。
As a result, the video conference system can be effectively used to the maximum extent, and the availability of the video conference system is improved.
In addition, it is possible to perform an interview method such as a collective match form by having individuals sit at points A and B and changing their order.
本発明の実施形態のTV会議システムについて、図1〜図10にて説明する。
図1は、本発明のTV会議システムを、斜め上方より見た図である。図において、10は、本発明のTV会議システムの全体概要を示している。11は、TV会議システム10の各地点の会議室中央に備えられる円卓である。この円卓11には、以下説明するTV会議装置の機材が設置されるが、特別な形状や構成は施されていない。12は、水平方向360°全方向のパノラマ画像(環状画像)を撮影する全方位カメラである。このカメラは被写体の環状画像又はその一部画像を撮影可能である。なお、本TV会議システムは、各地点へ環状画像を送受信可能とする通信手段を備えている。
A TV conference system according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a view of the TV conference system of the present invention as viewed obliquely from above. In the figure,
全方位カメラ12のパノラマ画像撮影用レンズは、光学ガラスやレンズ用の透過性樹脂等で形成され、レンズ中心の光軸回りに回転対称に形成され、360°全周より光が入射可能に膨らんで略凸レンズ状に形成された環状の光入射面を備えている。13は、全方位カメラ12の撮影可能な範囲を垂直方向も含めて示す画角である。理解し易いように水平方向の180°のみを図では示してある。
The panoramic image shooting lens of the
14は、水平方向360°全方位へパノラマ画像を投影する全方位プロジェクタである。全方位プロジェクタ14のパノラマ画像投影用レンズは、光学ガラスやレンズ用の透過性樹脂等で形成され、レンズ中心の光軸回りに回転対称に形成され、360°全周より光が出射可能に膨らんで略凸レンズ状に形成された環状の光出射面を備えている。つまり、全方位プロジェクタ14のパノラマ画像投影用レンズと、全方位カメラ12のパノラマ画像撮影用レンズとは、同タイプのレンズを利用したものであり、同一レンズでの構成も可能である。15は、全方位プロジェクタ14の投影可能な範囲を垂直方向も含めて示す画角である。同様に、理解し易いように水平方向の180°のみを図では示してある。16は、全方位プロジェクタ14により全方位へ投影されたパノラマ画像を映し出す360°円柱形状スクリーンである。この構成の360°円柱形状スクリーン16は、透過型(リアルプロジェクション)の画像投影であり、全方位カメラ12にて撮影された画像と投影される画像とが左右反転する。そこで、図示は省略するが会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段で、撮影パノラマ画像より投影パノラマ画像に画像変換する際に座標を左右入れ替えることで容易に対応することが可能である。
A11は、円卓11の回りに座位して各々のTV会議にのぞむ会議参加者である。ここで、会議参加者を区別して以下説明するために、三桁の番号で記述することとする。会議参加者の番号の一桁目はどの地点に居るかを示し、番号の二桁目はどの会議グループかを示し、番号の三桁目は何人目かを示す。
例1)会議参加者A11とは、A地点で第一会議グループの一人目という意味である。
例2)会議参加者B22とは、B地点で第二会議グループの二人目の意味である。
A11 is a conference participant who sits around the round table 11 and looks into each TV conference. Here, in order to distinguish and explain the conference participants below, the conference participants are described with a three-digit number. The first digit of the conference participant's number indicates where it is, the second digit of the number indicates which conference group, and the third digit of the number indicates the number of people.
Example 1) The conference participant A11 means the first of the first conference group at the point A.
Example 2) Conference participant B22 means the second person in the second conference group at point B.
17は、会議参加者A11がTV会議に利用し、マイクとスピーカを一体化したヘッドセットである。ヘッドセット17は全員が装着し、各々個別のTV会議グループごとに専用音声回線を接続して、会議グループごとの会議参加者同士のみが会話可能とする。18は、各々の会議グループを別ける仕切り壁板である。後述するように仕切り壁板18の全方位カメラ12に面する端部には、各々の仕切り壁板18を識別する識別マークが施してある。
図2は、本発明のTV会議システムを縦断面にて示した図である。
全方位カメラ12は、円卓11上の中央で且つ全方位プロジェクタ14の上方に位置し、円柱形状スクリーン16の上端環状部フレームより延びた部材にて支えられている。全方位カメラ12の撮影可能な垂直方向の画角13は、円柱形状スクリーン16に遮られることなく、会議参加者A11の胸像画像を撮影することができる。全方位プロジェクタ14は、同じく円卓11上で且つ円柱形状スクリーン16の内側中央に位置している。
FIG. 2 is a vertical cross-sectional view of the video conference system of the present invention.
The
全方位プロジェクタ14の投影可能な垂直方向の画角15は、円柱形状スクリーン16よりはみ出すことなく、B地点の撮影画像をパノラマ画像として投影表示する。これらにより会議参加者A11は、B地点の相手側の会議参加者を自身の正面に目視することが可能となる。
The vertical angle of
図3は、各々の仕切り壁板18を識別する識別マークが施してあることを示す詳細図である。
各々の会議グループを別ける仕切り壁板18の全方位カメラ12に面する端部には、各々の仕切り壁板を識別する識別マークが施してある。例えば、第一の仕切り壁板18aと第二仕切り壁板18bとでは、識別マークの丸印の間隔が各々異なる。全方位カメラ12により、この識別マークを撮影し識別することで、会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段にて、仕切り壁板18の位置や数量や配置角度や各々の会議グループの相対位置関係も把握可能となる。
FIG. 3 is a detailed view showing that an identification mark for identifying each
An identification mark for identifying each partition wall plate is provided on an end of the
図4は、複数のTV会議が開催されている、パターン1のA地点を斜め上方より見た図である。
ある時間帯であるパターン1のA地点でのTV会議を示している。現在、四つのTV会議がA地点とB地点とで、開催されている状態である。第一会議グループは、会議参加者A11、B11の二人である。第二会議グループは、会議参加者A21、A22、B21、B22の四人である。第三会議グループは、会議参加者A31、A32、B31の三人である。第四会議グループは、会議参加者A41、B41の二人である。斜め上方より円卓11を見て、反時計回りに会議参加者A11、A21、A22、A41、A31、A32の順番に座位している。これをA地点の全方位カメラ12にて撮影して、B地点へ伝送している。
FIG. 4 is a view of the point A of the pattern 1 where a plurality of TV conferences are held as viewed obliquely from above.
A video conference at a point A of pattern 1 in a certain time zone is shown. Currently, four TV conferences are being held at points A and B. The first conference group includes two conference participants A11 and B11. The second conference group includes four participants, conference participants A21, A22, B21, and B22. The third conference group includes three conference participants A31, A32, and B31. The fourth conference group includes two conference participants A41 and B41. Looking at the round table 11 from obliquely above, the participants are sitting in the order of conference participants A11, A21, A22, A41, A31, A32 in the counterclockwise direction. This is photographed by the
円柱形状スクリーン16上の画像は、同じく反時計回りに会議参加者B11、B21、B22、B41、B31の順番に表示される。(会議参加者B41、B31は円柱形状スクリーン16の背面側に表示されるので、この図では示されていない。)A地点での各々の会議グループを別ける仕切り壁板18a〜18dの相対角度は、A地点で二人ずつ参加している、第二会議グループと第三会議グループとに考慮して、第一会議部ループと第四会議グループより広めに設定されている。各々の会議グループごとに専用音声回線(通信手段)を接続して、会議グループごとの会議参加者同士のみが会話可能とするヘッドセット17を全員が装着し、TV会議が進行されており、会議グループの会話が他の会議グループに悪影響を与えない。
The images on the
図5は、複数のTV会議が開催されているパターン1のB地点を斜め上方より見た図である。
同様に、ある時間帯であるパターン1のB地点でのTV会議を示している。斜め上方より円卓11を見て、反時計回りに会議参加者B11、B22、B21、B41、B31の順番に座位している。同様にこれをB地点の全方位カメラ12にて撮影して、A地点へ伝送している。
FIG. 5 is a diagram of the point B of the pattern 1 where a plurality of TV conferences are held as viewed obliquely from above.
Similarly, a TV conference at point B of pattern 1 in a certain time zone is shown. Looking at the round table 11 from diagonally above, the conference participants B11, B22, B21, B41, and B31 are sitting in the counterclockwise order. Similarly, this is photographed by the
円柱形状スクリーン16上の画像は、同じく反時計回りに会議参加者A11、A22、A21、A41、A32、A31の順番に表示される。(会議参加者A41、A32、A31は円柱形状スクリーン16の背面側に表示されるので、この図では示されていない。)ここで、B地点での会議参加者の順番が、A地点での円柱形状スクリーン16上の表示順番と異なることが分かる。同様に、A地点での会議参加者の順番が、B地点での円柱形状スクリーン16上の表示順番と異なることも分かる。B地点での各々の会議グループを別ける仕切り壁板18a〜18dの相対角度は、会議グループに関係無く均等に設定されて、A地点の相対角度と異なる。
The images on the
よって、単にA地点とB地点とで撮影された全方位のパノラマ画像を相互に送信して、A地点とB地点との円柱形状スクリーン16に各々表示しただけでは、表示左右位置や、表示面積と仕切り壁板18との不一致の虞がある。
また、会議グループの隣接順番がずれて対面すべき画像でなくなる恐れがある。そのため状況に応じて会議グループごとに表示画像を部分的に補正する必要がある。
Therefore, simply transmitting panoramic images in all directions taken at points A and B to each other and displaying them on the
Moreover, there is a possibility that the adjacent order of the conference group is shifted and the image to be faced is lost. Therefore, it is necessary to partially correct the display image for each conference group according to the situation.
図6は、会議グループごとに表示画像を部分的に補正した図である。
19は、B地点の全方位カメラ12により撮影した円形画像である。水平方向360°全方向のパノラマ画像は、パノラマ画像撮影用レンズを介して撮影すると、全方位カメラ12において、平面状の円形画像19として撮影され、図形としての画像は中心部ほど間隔が狭まる。撮影された会議参加者の順番は時計回りに、B11、B22、B21、B41、B31であり、図5にて説明した会議参加者全員を正面から撮影している。また、各々の仕切り壁板18の識別マークも撮影され、会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段にて、仕切り壁板18の位置や数量や配置角度や各々の会議グループの相対位置関係も把握する。これらの画像データを映像回線にてA地点へ伝送する。
FIG. 6 is a diagram in which the display image is partially corrected for each conference group.
20は、A地点の円柱形状スクリーン16に水平方向360°全方位へ投影されたパノラマ画像を展開した画像である。平面状の円形画像19を詳細部分ごとに伸長縮小して、パノラマ画像として展開画像20aのように引き伸ばす。ここで、円柱形状スクリーン16は、透過型(リアルプロジェクション)の画像であるので、各々の会議グループごとに撮影画像と投影画像との左右座標を反転させる。つまり、撮影された円形画像19において会議参加者の順番は、B11、B22、B21、B41、B31である。しかしながら、展開画像20aにおいて会議参加者の順番は、B11、B21、B22、B41、B31となり、図4にて説明した円柱形状スクリーン16上の会議参加者の順番になる。
Reference numeral 20 denotes an image obtained by developing a panoramic image projected in 360 ° in all directions on the
次に、A地点での会議グループを別ける仕切り壁板18a〜18dの相対角度と、B地点での会議グループを別ける仕切り壁板18a〜18dの相対角度とは、関係性がない。B地点での仕切り壁板18a〜18dの間隔にて画像変換補正された展開画像20aのままで、A地点の円柱形状スクリーン16上に画像投影すると、A地点での仕切り壁板18a〜18dの間隔と画像表示面積が一致しない。そこで、A地点での仕切り壁板18a〜18dの間隔へ、会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段にて、展開画像20aから展開画像20bのように画像表示面積を補正する。このとき会議参加者B31のように表示倍率等を変更して表示してもよい。
Next, the relative angle of the
更に、A地点での会議グループの隣接順番とB地点での会議グループの隣接順番とは同じとは限らない。そこで、各々の会議グループの並び順番に対応して、対面すべき画像順番を展開画像20bから展開画像20cのように画像隣接順番を補正する。会議グループを別ける仕切り壁板18a〜18dの順番は、図4と図5において説明が解り易くするためA地点とB地点で同一符号としてある。ここで、会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段へ操作部により、互いの会議グループの位置を入力すれば、会議グループと仕切り壁板18の関係及び仕切り壁板18同士の順番などの制約は無い。各々の仕切り壁板18の識別マークを、全方位カメラ12にて制御手段が認識して、展開画像20b及び展開画像20cのように画像補正が行なわれる。
Further, the adjoining order of the conference groups at point A and the adjoining order of the conference groups at point B are not necessarily the same. Therefore, the image adjacency order is corrected from the
これらと同様の画像変換補正を行い、A地点の全方位カメラ12により撮影した画像データも映像回線にてB地点へ伝送し、B地点の円柱形状スクリーン16に画像表示する。
Image conversion correction similar to these is performed, and the image data taken by the
図7は、複数のTV会議が開催されているパターン2のA地点を斜め上方より見た図である。同じく図8は、複数のTV会議が開催されているパターン2のB地点を斜め上方より見た図である。
パターン1のTV会議の開催状況は時々刻々と変化し、時間経過したパターン2のTV会議を示している。TV会議の数が三つになり、会議グループごとの会議参加人数がA地点とB地点とで変化した状態である。第一会議グループは、会議参加者が二人から六人に人数増加し、スペースが拡張する。第二会議グループは、会議参加者が四人から三人に人数減少し、第一会議グループのスペース拡張に伴い、場所を少々変更する。第三会議グループは会議続行中で、そのままでよい。第四会議グループは、会議終了する。
FIG. 7 is a diagram of the point A of the pattern 2 where a plurality of TV conferences are held as viewed obliquely from above. Similarly, FIG. 8 is a view of the point B of the pattern 2 where a plurality of TV conferences are held as viewed obliquely from above.
The holding situation of the pattern 1 TV conference changes from moment to moment, and shows the pattern 2 TV conference over time. The number of video conferences is three, and the number of conference participants for each conference group is changed between the A point and the B point. In the first conference group, the number of participants increases from two to six, and the space expands. In the second conference group, the number of conference participants decreases from four to three, and the location is slightly changed as the space of the first conference group is expanded. The third conference group is continuing and can be left as it is. The fourth conference group ends the conference.
A地点とB地点とで、各々の会議グループを別ける仕切り壁板18の相対角度を、各地点の会議参加人数や、続行中のTV会議を配慮して設定する。図7と図8においては、仕切り壁板18cを取り除いてある。会議装置サーバー等に組み込まれている制御手段へ操作部により、互いの会議グループの位置を入力すれば、A地点とB地点とで異なった仕切り壁板18でもよい。また、仕切り壁板18を二枚以上重ね合わすことで、一枚と認識させることも可能である。
The relative angle of the
図4〜図6において説明したのと同様にして、一つの映像回線で各々の会議グループは、TV会議を同時に開催可能である。更に、各々のTV会議は音声回線のみを専用化することで、開始時間と閉会時間が個別に開催対応可能である。 In the same manner as described with reference to FIGS. 4 to 6, each conference group can hold a TV conference simultaneously on one video line. Furthermore, each TV conference can be held separately by starting up and closing time by dedicating only the voice line.
図9は、パターン1とパターン2の時間経過による変化を簡単に示す図である。
図4〜図8において説明したように、TV会議のための専用音声回線とスペースが確保できれば、他の会議グループと独立して新たなTV会議を開催することが可能である。また、会議グループ数と各々の会議参加人数に応じて、仕切り壁板を移動することで各会議開催のスペース広さを、任意且つ柔軟に変更可能である。図9では、第五会議グループが開催を予定していることまで解る。これらによりTV会議システムを最大限に有効利用可能となり、TV会議システムの可動率が向上する。
FIG. 9 is a diagram simply showing changes in the pattern 1 and the pattern 2 over time.
As described with reference to FIGS. 4 to 8, if a dedicated voice line and space for a TV conference can be secured, a new TV conference can be held independently of other conference groups. In addition, the space of each conference can be changed arbitrarily and flexibly by moving the partition wall plate according to the number of conference groups and the number of participants in each conference. In FIG. 9, it can be seen that the fifth conference group is scheduled to be held. As a result, the video conference system can be effectively used to the maximum extent, and the availability of the video conference system is improved.
以上、A地点とB地点との二地点におけるTV会議システムについて説明したが、少々複雑になるが三地点以上でのTV会議システムにも対応可能なことが容易に理解できる。 As described above, the video conference system at the two points of the A point and the B point has been described. However, although it is a little complicated, it can be easily understood that the video conference system at the three points or more can also be supported.
図10は、本発明のTV会議システムにおける簡単な動作手順を示すフローチャートである。
TV会議を開始するにあたり、TV会議システムの各地点での映像送受信回線が接続しているか判断する(ステップS1)。回線接続されていなければ、各地点の映像回線を互いに接続する。
次に、専用の音声回線を接続して、会議グループ数と専用音声回線数とが同数となっているか判断する(ステップS2)。音声回線数が足りなければ、会議グループ数に対応する専用音声回線数を互いに確保する。
FIG. 10 is a flowchart showing a simple operation procedure in the video conference system of the present invention.
When starting a video conference, it is determined whether video transmission / reception lines at each point of the video conference system are connected (step S1). If the lines are not connected, the video lines at each point are connected to each other.
Next, a dedicated voice line is connected, and it is determined whether the number of conference groups is equal to the number of dedicated voice lines (step S2). If the number of voice lines is insufficient, the number of dedicated voice lines corresponding to the number of conference groups is mutually secured.
次に、各々の会議グループに配慮して、別ける仕切り壁板の位置を変更したか判断する(ステップS3)。位置を変更又は改めて設定する場合、各地点の仕切り壁板の相対位置情報を相互に伝達する。
次に、各地点で各々の会議グループの円柱形状スクリーン上に、表示される画像面積や倍率は適正か判断する(ステップS4)。適正でなければ、各地点の各々の会議グループに対応して、表示される画像面積や倍率を補正する。
次に、各地点で各々の会議グループの表示される対面すべき画像は適正か判断する(ステップS5)。適正でなければ、各地点の各々の会議グループに対応して、表示される画像の順場を補正する。
次に、TV会議を進行して時間経過と共に、会議グループ数及び会議参加人数など変更されたか判断する(ステップS6)。変更があればステップ2へ戻り、それぞれ適正になるように補正する。
各地点の全てのTV会議が閉会した場合(ステップS7)に、TV会議システムを終了する。
Next, in consideration of each conference group, it is determined whether the position of the separate partition wall plate has been changed (step S3). When the position is changed or set again, the relative position information of the partition wall plate at each point is transmitted to each other.
Next, it is determined whether the image area and magnification displayed on the cylindrical screen of each conference group are appropriate at each point (step S4). If not appropriate, the displayed image area and magnification are corrected corresponding to each conference group at each point.
Next, it is determined whether the images to be faced displayed for each conference group at each point are appropriate (step S5). If not appropriate, the order of the displayed image is corrected corresponding to each conference group at each point.
Next, it is determined whether the number of conference groups, the number of conference participants, and the like have been changed as time progresses as the TV conference proceeds (step S6). If there is a change, the process returns to step 2 and is corrected so as to be appropriate.
When all the TV conferences at each point are closed (step S7), the TV conference system is terminated.
図13は、TV会議が開催されているパターン3のB地点を斜め上方より見た図である。
図において21は、円柱形状よりその一部分を切出した円弧形状スクリーンである。基本的なシステムは、上述した図4〜図5及び図7〜図8と同様である。そして、TV会議が更に、少人数や少グループや省スペースで行なわれ、ある時間帯であるパターン3のB地点でのTV会議を示している。斜め上方より見て、反時計回りに会議参加者B11、B22、B21の順番に座位している。同様にこれをB地点の全方位カメラ12にて撮影して、A地点へ伝送している。円弧形状スクリーン21上の画像は、同じく反時計回りに会議参加者A11、A22、A21の順番に表示される。
FIG. 13 is a view of the point B of the pattern 3 where the TV conference is held as seen obliquely from above.
In the figure,
このように円柱形状よりその一部分を切出して円弧形状として利用する場合に、単にA地点とB地点とで撮影された全方位のパノラマ画像を相互に送信する以上に、より有効に利用する方法がある。撮影カメラ(全方位カメラ12)及び投影プロジェクタ(全方位プロジェクタ14)の持つ高画質能力を、状況に応じてパノラマ画像撮影用レンズを介して撮影する撮影画像範囲を部分的に補正する。 In this way, when a part of the cylindrical shape is cut out and used as an arc shape, there is a method of using it more effectively than simply transmitting panoramic images of all directions taken at the points A and B to each other. is there. The image quality range of the photographing camera (omnidirectional camera 12) and the projection projector (omnidirectional projector 14) is partially corrected in accordance with the situation, the photographing image range to be photographed through the panoramic image photographing lens.
図14は、撮影画像範囲を部分的に補正した図である。
図において22aは、撮影カメラ(全方位カメラ12)のCCD等の撮像素子が実際に撮影している画像範囲である。この撮像素子はワイド画面対応の横縦アスペクト比16:9となっている。このとき水平方向360°全方向のパノラマ画像は、パノラマ画像撮影用レンズを介して撮影すると、全方位カメラ12において、平面状の円形画像19として撮影され、図形としての画像は中心部ほど間隔が狭まる。平面状の円形画像19を詳細部分ごとに伸長縮小して、パノラマ画像として展開図引き伸ばす処理がされている。
23は、実際の撮影画像範囲22において、画像が無効となる画像範囲を示している。そして、図13からの分かるように円形画像19には、会議参加者が撮影されない部分が含まれている。
FIG. 14 is a diagram in which the captured image range is partially corrected.
In the figure,
ここで、円形画像19の会議参加者が撮影されている部分のみを、パノラマ画像撮影用レンズを介して撮影すれば、撮像素子が実際に撮影している画像範囲22bとなり、有効となる画素数が多く利用可能となる。
Here, if only the part of the
24bは、円形画像19のその一部分の180°に対応した円弧形状画像である。例えば、会議参加者B11において、実際の撮影画像範囲22aに対し、実際の撮影画像範囲22bは、約1.7倍の大きさで撮影されることになる。これによりより一層高画質に撮影されて、撮影カメラの能力を更に利用可能となる。また同様にして、投影プロジェクタの持つ能力を更に利用可能となる。
TV会議が唯一行なわれるときなど、より省スペースでのTV会議では更に大きく撮影することも可能である。
24cは、円形画像19のその一部分の90°に対応した円弧形状画像である。ここでは、会議参加者B11において、実際の撮影画像範囲22aに対し、実際の撮影画像範囲22bは、約2.3倍の大きさで撮影されることになる。
24 b is an arc-shaped image corresponding to 180 ° of a part of the
It is also possible to take a larger picture in a space-saving TV conference such as when a TV conference is held only.
24 c is an arc-shaped image corresponding to 90 ° of a part of the
10:本発明のTV会議システム
11:円卓
12:全方位カメラ
13:撮影可能な範囲を示す画角
14:全方位プロジェクタ
15:投影可能な範囲を示す画角
16:円柱形状スクリーン
17:ヘッドセット
18:仕切り壁板
19:全方位カメラの撮影した円形画像
20:円柱形状スクリーンの展開画像
21:円弧形状スクリーン
22:実際の撮影画像範囲
23:無効となる画像範囲
24:円弧形状画像
30:従来のTV会議システム
31:従来のカメラ
32:従来のモニタ
33:従来のマイク
34:従来のスピーカ
35:従来の円卓
10:
Claims (3)
各地点の前記撮影手段にて撮影された環状画像を、相互に各地点の前記画像表示手段にて表示することを特徴とするTV会議システム。 A video conference system comprising a photographing unit that can photograph a ring image or a part of the image, an image display unit that can project the ring image, and a communication unit that can transmit and receive the ring image to each point. And
A video conference system, wherein annular images taken by the photographing means at each point are mutually displayed on the image display means at each point.
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