JP2010166181A - Device for supporting display panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルを支持する装置に関するものである。 The present invention relates to an apparatus for supporting a flat display panel such as a liquid crystal television or a plasma television.
近年、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルが普及してきている。このような表示パネルは、専用の支柱や支持脚を付設し、床上に直接又はテレビ台等のラック上に載せて設置したり、壁に金具で掛け止めしたりして、壁面に沿わせて設置するなどして使用されている。壁面に沿わせての設置形態として、利用者が使う時等に、壁面から前方へ突出させて使用するといった使用形態が提案されている(例えば特許文献1参照)。 In recent years, flat display panels such as liquid crystal televisions and plasma televisions have become widespread. Such display panels are equipped with dedicated support posts and support legs, installed directly on the floor or mounted on a rack such as a TV stand, etc. It is used for installation. As an installation form along the wall surface, a use form has been proposed in which the user protrudes forward from the wall surface when the user uses it (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1には、壁面に固定される壁固定部材(特許文献1中のベース部4)と、表示パネル(テレビ本体1)が固定されるパネル固定部(ブラケット2)と、壁固定部材とパネル固定部とを丁番を介して連結する連結部材(アーム部3)と、からなる表示パネル支持装置が開示されている。
In
連結部材は、その両端部それぞれ壁固定部材とパネル固定部とに枢支され、表示パネルを壁面に沿わせたり、連結部材を壁固定部材に対して回動させて表示パネルを壁面から任意に突出させたりすることができる。 The connecting member is pivotally supported by a wall fixing member and a panel fixing portion at both ends thereof, and the display panel can be moved from the wall surface by moving the display panel along the wall surface or rotating the connecting member relative to the wall fixing member. It can be projected.
また、表示パネルを壁面に固定する場合には、パネル固定部を連結部材を介さず壁面に直接あるいは壁固定部材に固定することにより行う。 Further, when the display panel is fixed to the wall surface, the panel fixing portion is fixed directly to the wall surface or to the wall fixing member without using a connecting member.
ところで、上記従来例においては、表示パネルをパネル固定部に固定するにあたり、パネル固定部の前面に設けられる支持固定部に、表示パネルの背面に設けられる被支持固定部を支持させている。 Incidentally, in the above conventional example, when the display panel is fixed to the panel fixing portion, the supported fixing portion provided on the back surface of the display panel is supported by the support fixing portion provided on the front surface of the panel fixing portion.
しかしながらこの場合、表示パネルが異なると、表示パネルの背面に設けられる被支持固定部の位置も異なる場合が多く、表示パネル毎に支持固定部が被支持固定部に対応する位置に設けられたパネル固定部を用意する必要があり、パネル固定部の種類が増大してしまう、という問題があった。 However, in this case, when the display panel is different, the position of the supported fixing portion provided on the back surface of the display panel is often different, and the support fixing portion is provided at a position corresponding to the supported fixing portion for each display panel. There is a problem that it is necessary to prepare a fixing portion, and the types of panel fixing portions increase.
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、表示パネルによってその背面に設けられる被支持固定部の位置が異なっても、表示パネル毎に支持固定部が被支持固定部に対応する位置に設けられたパネル固定部を用意する必要のない表示パネル支持装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and the object of the present invention is to support and fix each display panel even if the position of the supported fixing portion provided on the back surface differs depending on the display panel. It is an object of the present invention to provide a display panel support device that does not require a panel fixing portion provided at a position corresponding to a supported fixing portion.
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。 In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration.
請求項1に係る表示パネル支持装置は、背面側が壁面W又は壁面Wに固定される部材に連結されると共に、前面側に表示パネルPが固定されるパネル固定部2で主体が構成され、パネル固定部2の前面に支持固定部が設けられ、表示パネルの背面の少なくとも左右方向の2箇所に設けられる被支持固定部に支持固定部が係合する表示パネル支持装置である。パネル固定部2の左右方向の任意の位置に支持固定部が移動可能に取り付けられることに特徴がある。
The display panel support device according to
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、支持部材7に対して、被支持固定部を有する上下動部材8が任意の高さに固定可能であることに特徴がある。
The invention according to
請求項1に係る発明にあっては、パネル固定部の前面に設けられる支持固定部の左右の位置を変更することができて、表示パネル毎に支持固定部の位置の異なる多種のパネル固定部を用意する必要がなく、一つのパネル固定部で異なる表示パネルに対応することができる。
In the invention according to
請求項2に係る発明にあっては、パネル固定部の前面に設けられる支持固定部の左右の位置のみならず上下の位置も変更することができて、より一層、様々な仕様の表示パネルに対応することができる。
In the invention according to
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
表示パネル支持装置は、図1に示すように、前面側に表示パネルPが固定されるパネル固定部2で主体が構成されるものである。パネル固定部2は、背面側が壁面Wに固定されるか、あるいは壁面Wに固定される部材に連結されるもので、本実施形態では図2乃至図5に示すように、壁面Wに固定される壁固定部材1に連結部材3を介して連結される。
As shown in FIG. 1, the display panel support device is constituted mainly by a
壁固定部材1は、部屋の壁面Wに固定されると共に、連結部材3の横方向の一方の側端部が枢支されるもので、本実施形態では、部屋の壁面Wに固定されるベースプレート11と、ベースプレート11に固定されるメインプレート12及びサブプレート13で構成される。
The
ベースプレート11は、正面視略矩形状をしたSUS等の金属からなる板で、一方の面が部屋の壁面Wに沿うように該壁面Wに固定される。ここでベースプレート11は、部屋の壁面Wの方を向く前記一方の面を背面とすると共に、部屋内を向く他方の面を前面とし、メインプレート12及びサブプレート13についても同様とする。また図2に示すように、部屋内の方(矢印F)を前方とすると共に壁面Wの方(矢印B)を後方とし、後方を向いた時に壁面Wに沿う横方向を左右方向(矢印Lが左、矢印Rが右)とする。
The
ベースプレート11の壁面Wへの固定は、ベースプレート11に穿設された固着具挿通孔11aを介してビス等の固着具(図示せず)を壁面Wに螺着させることで行う。固着具挿通孔11aは、本実施形態では図4、図5に示すように、左右方向に長い多数の長孔として形成され、これにより、壁面Wの所望の位置に固定する際に固定し易くなる。ベースプレート11には、メインプレート12及びサブプレート13が固定される。
The
メインプレート12及びサブプレート13は、正面視略矩形状をしたSUS等の金属からなる板で、その背面がベースプレート11の前面に沿うように該ベースプレート11に固定される。メインプレート12及びサブプレート13には、ベースプレート11への固定部として、上部と下部にそれぞれ上固定部15と下固定部16とが設けてある。
The
上固定部15は、図5に示すように、メインプレート12及びサブプレート13の上端縁から後方に向けて設けられる、横片15a及び該横片15aの後端より下方に連設される縦片15bからなる略逆L字状をしたもので、縦片15bとメインプレート12又はサブプレート13の背面との間に、下方及び側方に開口する係止溝15cが形成される。
As shown in FIG. 5, the
下固定部16は、メインプレート12及びサブプレート13の背面の下端部近傍に設けられるもので、固定孔が穿設された下固定片16aと、下固定片16aと背面とを連結する連結片16bとで構成される。連結片16bは、背面に固定される中央片とその左右両端から後方に連設される連設片とからなる略コ字状をしており、連設片の先端から左右両側に下固定片16aが連設され、連結片16b及び下固定片16aでハット型となっている。
The
メインプレート12及びサブプレート13は、上固定部15の係止溝15cにベースプレート11の上端縁を挿入させて係止させる。ベースプレート11には、図5に示すように、メインプレート12及びサブプレート13の下固定部16の固定孔に対応する位置に固着具挿通孔11bが穿設してあり、上記のように係止溝15cにベースプレート11の上端縁が係止した状態で、ビス等の固着具(図示せず)を固着具挿通孔11bを介して下固定部16の固定孔に螺着することでメインプレート12及びサブプレート13が固定される。
The
メインプレート12とサブプレート13とは、ベースプレート11に横方向に間隔をあけて又は隙間なく並べて固定されるが、その固定位置は任意に設定可能であり、またいずれを左又は右に位置させるかも任意に設定可能である。本実施形態では、図2に示すように、メインプレート12が左側、サブプレート13が右側に位置するように固定される。
The
メインプレート12及びサブプレート13の前面には、連結部材3の一方の側端部が枢支される枢支部5(51、52)が設けられる。連結部材3は、第1の連結部材と第2の連結部材の二つの部材からなるもので、以下、第1の連結部材をメインアーム31、第2の連結部材をサブアーム32として説明する。
On the front surfaces of the
メインアーム31及びサブアーム32は、横方向に所定の長さを有するもので、本実施形態では四辺が上下左右を向く略矩形枠状に形成してある。本実施形態では第1の連結部材及び第2の連結部材をメインアーム31及びサブアーム32としているが、連結部材3は板状や棒状等、形状は特に限定されないものであり、また第1の連結部材と第2の連結部材とで前記所定の長さや形状が異なっていてもよい。メインアーム31及びサブアーム32の左右両方の側端部には、上下方向を中心軸としてメインアーム31及びサブアーム32を回動させる被枢支部4が設けられるもので、本実施形態では被枢支部4として、メインアーム31及びサブアーム32の両方の側端部の上下端部に枢支軸41がそれぞれ上下に向けて突設してある。
The
メインアーム31及びサブアーム32の一方の側端部の枢支軸41aは、それぞれ上記メインプレート12及びサブプレート13の枢支部5(51、52)に枢支されるもので、本実施形態では枢支部5側が軸受となっているが、枢支部5側が枢支軸であり且つ被枢支部4側が軸受であってもよい。
The
メインプレート12の枢支部51は、軸受ブラケット51aの内部に形成される軸受であり、メインアーム31の上下長さと略同じかそれより若干長い間隔をあけて、上下に二つの軸受ブラケット51aがメインプレート12の前面に固定される。上側の軸受ブラケット51aの軸受にメインアーム31の一方の側端部の上側の枢支軸41aが下方より挿入され、下側の軸受ブラケット51aの軸受にメインアーム31の一方の側端部の下側の枢支軸41aが上方より挿入され、前記枢支軸41aを中心としてメインアーム31が回動自在に枢支される。
The
サブプレート13の枢支部52は、ローラ61の内部に形成される軸受であり、ローラ61はガイドレール62内を移動自在となっている。ガイドレール62は、上方又は下方に開口するガイド溝63を有する断面略コ字状をしたもので、ローラ61はその円周側面が側方を向くようにガイド溝63に収容される。ガイド溝63の長手方向すなわちローラ61の移動方向となる左右方向の両端部には、ローラ61の移動を規制するストッパー(図示せず)が設けてある。サブプレート13の前面に、二つのガイドレール62がその開口が互いに対向するように、サブアーム32の上下長さと略同じかそれより若干長い間隔をあけて固定される。そして、上側のガイドレール62内に、サブアーム32の一方の側端部の上側の枢支軸41aが挿入されたローラ61が移動自在に挿入され、下側のガイドレール62内に、サブアーム32の一方の側端部の下側の枢支軸41aが挿入されたローラ61が移動自在に挿入され、前記枢支軸41aを中心としてサブアーム32が回動自在に枢支されると共に、枢支軸41aとともにローラ61がガイドレール62に沿って移動する。すなわち、ローラ61とガイドレール62とで、壁固定部材1に沿って枢支部5を横方向に移動させる枢支部移動手段6が構成される。
The
メインアーム31及びサブアーム32の他方の側端部の枢支軸41bは、パネル固定部2側の枢支部53に枢支される。この枢支部53は、軸受ブラケット53aの内部に形成される軸受からなり、軸受ブラケット53aは上下に二つ設けられるのであるが、各軸受ブラケット53aはそれぞれ軸受を二つ有していて、一方がメインアーム31の他方の側端部の上下の枢支軸41bが挿入される軸受となり、他方がサブアーム32の他方の側端部の上下の枢支軸41bが挿入される軸受となる。
The pivot shaft 41b at the other side end of the
パネル固定部2は、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルPに固定される表示パネルPとは別体の部材である。なお表示パネルPとしては、前述した液晶テレビ、プラズマテレビや、コンピュータの出力画面等のディスプレイであって、いわゆる薄型のものが好適に挙げられるが、これらに限定されず、絵画や発光しないパネル等、様々なものが挙げられる。
The
パネル固定部2は、前面が表示パネルPの背面に固定されると共に、背面に上記枢支部53が固定される部材で、本実施形態では、左右方向を長手方向とする上枠21及び下枠22で主体が構成され、上枠21と下枠22との間に上下方向を長手方向とする支持部材7が二つ架設される。
The
支持部材7は、平面断面が後方に開口する略コ字状となっていて、上端縁から後方に向けて設けて横片71a及び該横片71aの後端より下方に連設される縦片71bからなる略逆L字状をした上固定部71が設けてある。また下端縁には、後方に延びる平板状の下固定部72が設けてある。そして、上固定部71の縦片71bに固着孔71cが形成してある。
The
また、パネル固定部2の上枠21には、左右方向に複数の固着孔21aが形成してあり、所望の固着孔21aに前記支持部材7の上固定部71の固着孔71aを連通させて固着具(図示せず)を固着することで、支持部材7を上枠21の左右方向の任意の所望の位置に固定することができる。
A plurality of fixing
また、支持部材7の下固定部72に固着孔72aが形成してあると共に、パネル固定部2の下枠22に、左右方向に複数の固着孔(図示せず)が形成してあり、下枠22の所望の固着孔に前記支持部材7の下固定部72の固着孔72aを連通させて固着具(図示せず)を固着することで、支持部材7を下枠21の左右方向の任意の所望の位置に固定することができる。
In addition, fixing
支持部材7の前面には、表示パネルPを支持固定するための支持固定部が設けられると共に、表示パネルPの背面には、前記支持固定部に支持固定される被支持固定部が設けられる。被支持固定部は、表示パネルPにより被支持固定部の相対的な位置が異なる場合があり、本実施形態の表示パネルPにおいては、左右方向の2箇所に上下に2箇所ずつ計4個の被支持固定部が設けられ、上下の被支持固定部の間隔は表示パネルPによらず一定とし、左右の被支持固定部の間隔が表示パネルPにより異なるものとする。被支持固定部として、突出基部の径が前記下穴より小さく、突出先端部の径が上穴より小さく下穴より大きい突出部26が形成してある。
A support fixing part for supporting and fixing the display panel P is provided on the front surface of the
また支持固定部としては、図5に示すように、パネル固定部2の支持部材7の上下2箇所に、大径の上穴と小径の下穴とが連通してなる所謂だるま穴25が形成してあり、表示パネルPをパネル固定部2に支持固定させるには、表示パネルPの突出部26の突出先端部をそれぞれ前方よりパネル固定部2のだるま穴25の上穴に挿通させ、上穴を挿通している突出基部を下穴に移動させて係合させることで、突出基部が下穴の下端縁上に載置されて支持されると共に、下穴の径よりも大きい突出先端部により抜け止めがなされて固定される。
In addition, as shown in FIG. 5, so-called saddle holes 25 formed by connecting a large diameter upper hole and a small diameter lower hole are formed at the upper and lower portions of the
このようにして、パネル固定部2の前面に設けられる支持固定部の左右の位置を変更することができて、表示パネルP毎に支持固定部の位置の異なる多種のパネル固定部2を用意する必要がなく、一つのパネル固定部2で異なる表示パネルPに対応することができる。
In this way, the left and right positions of the support fixing portion provided on the front surface of the
なお詳細に説明しないが、図中の符号KPは化粧パネルであり、符号Rはラックであり、符号Lは枢支部5における被枢支部4の回動を規制するためのレバーである。
Although not described in detail, the symbol KP in the drawing is a decorative panel, the symbol R is a rack, and the symbol L is a lever for restricting the pivoting portion 4 in the pivoting
上述した表示パネル支持装置の動作について説明する。 The operation of the above-described display panel support device will be described.
図6に示すように、表示パネルPを壁面Wに沿わせた収納状態とするには、表示パネルPの左右の両側端ともに壁面Wに近接させていくことで、メインアーム31が壁面Wに対して寝かされていくと共に(すなわち壁面Wとメインアーム31の横方向とのなす角が小さくなり)、表示パネルPも壁面Wと平行になっていき、この時メインアーム31の一方の側端部の被枢支部4はメインプレート12の枢支部51を中心に、他方の側端部の被枢支部4はパネル固定部2の枢支部53を中心に回動する。そしてサブアーム32も壁面Wに対して寝かされていき、この時サブアーム32は他方の側端部の被枢支部4がパネル固定部2の枢支部53を中心に回動し、一方の側端部の被枢支部4は、ローラ61の枢支部52を中心に回動すると共にローラ61と一緒にガイドレール62を移動していく。最終的にはメインアーム31及びサブアーム32が壁面Wと平行になると共に表示パネルPも壁面Wと平行になり、表示パネルPがメインアーム31及びサブアーム32を介して壁面Wに沿う収納状態となる。なお、収納状態でも表示パネルPを使用してもよい(例えば表示パネルPがテレビである場合にテレビを見る)のは勿論である。
As shown in FIG. 6, in order to place the display panel P along the wall surface W, the left and right ends of the display panel P are brought close to the wall surface W so that the
次に、図7(a)に示すように、表示パネルPを壁面Wと平行に該壁面Wより突出させた状態とするには、表示パネルPの左右の両側端を壁面Wから等距離となるように位置させればよい。この時の表示パネルPの左右方向の位置は、メインアーム31により決まる。これは、メインアーム31の両方の側端部の被枢支部4は、壁面W側に固定された枢支部51と表示パネルP側に固定された枢支部53とにそれぞれ枢支されており、表示パネルP(ここでは枢支部53)の壁面Wからの距離に応じて、メインアーム31が壁面W側の枢支部51に枢支された被枢支部4を中心に回動して壁面Wとなす角が決まり、表示パネルP側の枢支部53を中心に表示パネルPが回動して壁面Wと平行になるように位置が決まるものである。またこの時サブアーム32も、表示パネルPの壁面Wに対する位置が決まると、表示パネルP側の枢支部53に枢支された被枢支部4の位置が決まり、これに伴って、壁面W側の枢支部52がローラ61とともにガイドレール62内を移動して位置が決まる。このためサブアーム32の壁面W側の被枢支部4を枢支する枢支部52の位置は、表示パネルPの壁面Wからの距離に応じて左右方向に異なる。図7(a)では、表示パネルPが壁面Wから離れる程、ローラ61が左側に位置すると共に表示パネルPが左側に位置する。ガイドレール62内のストロークの左側の側端部にローラ61が位置している状態が、表示パネルPが壁面Wから最も離れた状態となる。
Next, as shown in FIG. 7A, in order to make the display panel P project from the wall surface W in parallel with the wall surface W, the left and right side edges of the display panel P are equidistant from the wall surface W. What is necessary is just to position it. The horizontal position of the display panel P at this time is determined by the
次に、表示パネルPを壁面Wに対して傾けるには、例えば図7(b)に示すように、表示パネルPの右側の側端部を左側の側端部よりも前方に位置させて、表示パネルPが壁面Wに対して30°をなすように傾けたり、図8に示すように、表示パネルPの左側の側端部を右側の側端部よりも前方に位置させて、表示パネルPが壁面Wに対して30°をなすように傾けたりすることができる。いずれの場合も、表示パネルP側の枢支部53は収納状態よりも前方に位置している。またこの状態から、枢支部53の壁面Wからの距離を変えずに表示パネルPの傾きを変えたり、表示パネルPを傾けたまま枢支部53の壁面Wからの距離を変えることができ、表示パネルPの壁面Wからの距離と壁面Wに対する傾きとを独立して設定することができる。この場合も図7(a)の説明で述べたように、枢支部53の壁面Wからの距離が長くなる程、表示パネルPが左側に位置することとなる。
Next, in order to tilt the display panel P with respect to the wall surface W, for example, as shown in FIG. 7B, the right side end of the display panel P is positioned forward of the left side end, The display panel P is tilted so as to make an angle of 30 ° with respect to the wall surface W, or the left side edge of the display panel P is positioned forward of the right side edge as shown in FIG. P can be inclined with respect to the wall surface W at 30 °. In any case, the
このように本実施形態の表示パネル支持装置にあっては、連結部材3がメインアーム31(第1の連結部材)とサブアーム32(第2の連結部材)の二つの部材からなるため、連結部材3が一つの部材からなる従来例のように、表示パネルPの回動動作が不安定にならないものである。また、連結部材3が二つの部材からなるため、一つの部材にかかる負荷が従来例と比べて半減するため破損する惧れが極めて低い。また、万一いずれか一方の連結部材3が破損しても、他方の連結部材3で表示パネルPを支持することができて、表示パネルPが落下する危険性がなく、見た目の安心感も向上する。
Thus, in the display panel support device of the present embodiment, the connecting
次に、支持部材7の他の実施形態について図9乃至図12に基づいて説明する。本実施形態においても、大部分は上実施形態と同じであるため同じ部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
Next, another embodiment of the
パネル固定部2は、上実施形態のように上枠21と下枠22ではなく、ベースプレート20で主体が構成される。
The
支持部材7は、図9、図10に示すように平面断面が前方に開口する略コ字状となっていて、上端縁から後方に向けて設けて横片71a及び該横片71aの後端より下方に連設される縦片71bからなる略逆L字状をした上固定部71が設けてあり、下端部には固着孔72aが形成してある。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
支持部材7は、ベースプレート20の前方より縦片71bをペースプレート20の上端縁の任意の左右位置に引っ掛けて係止することができる。
The
またベースプレート20には、下端部の左右方向に複数の固着孔22aが形成してあり、所望の固着孔22aに前記支持部材7の固着孔72aを連通させて固着具(図示せず)を固着することで、図11(a)(b)に示すように、支持部材7をベースプレート20の左右方向の任意の所望の位置に固定することができる。
The
支持部材7には、図12に示すように、前方に上下動部材8が任意の位置に固定される。上下動部材8は、後方に開口する略箱状をしたもので、支持部材7の両側片間に挿入可能となっていて、前面にだるま穴25が形成してある。そして、左右両側に途中で下方に曲折する略L字状をした係止片81が突出している。支持部材7には、側片の前端に上下方向に複数の切欠73が形成してある。
As shown in FIG. 12, a
上下動部材8は、その係止片81を、支持部材7の所望の任意の切欠73に挿入して係止させることで、支持部材7の所望の任意の高さに設置することができる。
The vertically moving
このようにして、ベースプレート20の前面に設けられる支持固定部の左右の位置のみならず上下の位置も変更することができて、より一層、様々な仕様の表示パネルに対応することができる。
In this way, not only the left and right positions of the support fixing portion provided on the front surface of the
1 壁固定部材
11 ベースプレート
12 メインプレート
13 サブプレート
2 パネル固定部
3 連結部材
31 メインアーム(第1の連結部材)
32 サブアーム(第2の連結部材)
4 被枢支部
5 枢支部
6 枢支部移動手段
61 ローラ
62 ガイドレール
7 支持部材
71 上固定部
72 下固定部
73 切欠
8 上下動部材
81 係止片
P 表示パネル
W 壁面
KP 化粧パネル
R ラック
L レバー
DESCRIPTION OF
32 Sub-arm (second connecting member)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 4 Supported
Claims (2)
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