JP2010163952A - ダウンウインド発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型ダウンウインド風車の起動と支持塔後渦流の解消および風向とローター軸のズレによるローター上下部のブレーキング効果解消とこの部分での翼破損の防止の必要性があった。
【解決手段】長方体の薄鋼板製のダクトにおいて、ダクトの後方に2から6枚の翼を装着し、ダクトの前方にローター軸に軸動する発電機を具備し、ダクトの左右閉塞側面二箇所の開口部に内開弁を装着し、ダクトの上下は角度を持ったテーパーダクトとし、上部と下部に連結軸受を具備し、支持回転軸は風向きに対応してヨーが回動する。ダクトの上部と下部の固定軸受は支持物に固着する、内開弁はそれぞれ上下端2個の蝶番ヒンジに冠着し、内開弁は風向きズレ対応し、風圧で蝶番ヒンジを開閉滑動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、風によりダウンウインド回転翼をもつ風車が発電機を駆動する、風向変動時の導風と整流によりローター翼ダメージ防止およびローターと付近支持構造物との干渉回避および集風効果による運転効率と起動性を向上させる風力発電機に関するものである。
一般に後置ローターの小型ダウンウインド風車のヨーイングは、機構上テールフインがないためコーニング翼のみで行われる。しかし、ハイソリディティー翼の小型高性能風車は、細くて抗力が小さいため低風速でのヨーイングが困難となり、起動風速が高くなる。そこで、起動風速が低い技術が実用化されている。
特開2007−23813号公報 実用新案登録番号3063480号
小型ダウンウインド風車の起動と支持塔後渦流の解消および風向とローター軸のズレによるローター上下部に位置する翼のブレーキング効果解消とこの部分での翼破損防止を目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、長方体の前後を開放面とし、左右を閉塞側面とした薄鋼板製のダクト15において、ダクト15の後方にローター軸9に軸着された翼2から6枚を装着し、ダクト15の前方に前記ローター軸9に軸動する発電機12を具備し、ダクト15の左右上下閉塞側面の四箇所を開口し、その開口部に内開弁6を装着し、内開弁6は風向ズレに擺動し、風圧で開弁し、ダクトへの空気流入量の減少を防ぎ、ローター上下位置にある翼13への適正な風向きを保つことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、ダクト15の上下は角度を持ったテーパーダクト4とし、テーパーダクト4は前方の発電機12側の面積を広く、後方の翼13側に面積を狭くし、前方の発電機12側からの流入風に圧力を加えることで出風の風速を高め、後方の翼13側に吹き出すことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、テーパーダクト4の上部と下部に連結軸受3を具備し、支持回転軸2は前記連結軸受3と固定軸受1との間で連結し、支持回転軸2は風向きに対応してヨーが回動することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、ダクト15の上部と下部の固定軸受1は固定した支持物に固着するが、浮動するロープ等に繋着してもよいことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、内開弁6はそれぞれ上下端にある2個の蝶番ヒンジ5に冠着、風向きズレに対応し、風圧で蝶番ヒンジ5を開閉滑動することを特徴とする。
本発明は、テーパーダクトにより、急変動の風向でヨーが対応できない場合に導風および整流効果によりローター上下翼へ風向の強制正対により抗力の発生を阻止し、ブレーキングなどによる翼への負担が減り円滑な運転ができ効率向上と安全性が向上する。
テーパーダクトの内開弁が風向急変動による風圧で開くことによりダクト前部の空気流入量の減少を補うことができる。
テーパーダクト構造はローターの上下構造物への干渉回避と側面板のフイン効果による低風速でのヨーイングを可能にし、テーパー部の増風効果により起動性を高めることができる。また、薄板構造のため、ダウンウインド風車特有の支持後流の回転翼への影響を回避できる。
ダクト15はフイン効果を持ち、上下のテーパー構造により増風効果を生じる。そのため起動風速は、大きく下がり収得エネルギー量を15%程度高められ、仰角変動量が90度を越し揚力が大抗力に転じ翼に負担をかける風向ズレに対応しローターのブレーキ効果を解消し翼の安全性を高めることができる。
ダクト15は、起動風速を従来の4〜5m/sから2.5〜3m/sまで落とせ風速出現頻度が高い低風速での起動を容易にでき風車効率を15%度向上できるとともに翼の安全性を50%程高めることができる。
以下に実施例を挙げ、本発明のダウンウインド発電機について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機Yの斜視図を示す。図2は、本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機Yの側面図を示す。図3は、本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機Yの正面図を示す。
図1、図2、図3において、薄鋼板製の長方体のダクト15は前後を開放面とし、左右を閉塞側面とし、上下は角度を持ったテーパーダクト4とした。
ダクト15は、前後の開放面に翼13と発電機12をローター軸9で連結され、翼13の回転に連動して発電機12を回転する。
翼13はローター軸9に篏着された翼固定ディスク10に2から6枚装着され、翼固定ディスク10とローター軸9はローター軸受11で固着される。
ダクト15に接触するローター軸9はヨーフレーム7で保護され、ヨーフレーム7とダクト15は中心部で固定ボルト14の数個で締着する。
ダクト15の左右閉塞側面の上下二箇所を開口し、その開口部に内開弁6を装着し、内開弁6は風向ズレに擺動し、風圧で開弁し、ダクトへの空気流入量の減少を防ぎ、ローター上下位置にある翼13への適正な風向きを保ち、発電機12側は風の方向に向く。
ダクト15の上下は角度を持ったテーパーダクト4とし、テーパーダクト4は前方の発電機12側の面積を広く、後方の翼13側に面積を狭くし、前方の発電機12側からの流入風に圧力を加えることで出風の風速を高め、後方の翼13側に吹き出す。
ダクト15のコーニング翼13側の開放面はM型に中心部がくびれる、コーニングローターに対応する。
ダクト15の上下テーパーダクト4により、急変動の風向でヨーが対応できない場合に導風および整流効果によりローター上下翼へ風向の強制正対により抗力が発生せずブレーキングなどによる翼への負担が減り円滑な運転ができ効率向上と安全性が向上する。
テーパーダクト4の上部と下部に連結軸受3を具備し、支持回転軸2は前記連結軸受3と固定軸受1との間で連結し、支持回転軸2は内開弁6の風向きに連動して回動する。テーパーダクトの内開弁が風向急変動による風圧で開くことによりダクト前部の空気流入量の減少を補うことができるよって風圧を強めた風は翼13の回転を容易にし、ダクト15の内部の4個の内開弁6は常に風の吹く方向に向けることで最良の風をダクト15内に取り込む。
ダクト15の上部と下部の固定軸受1は固定した支持物に固着するが、浮動するロープ等に繋着してもよい。
内開弁6はそれぞれ上下端にある2個の蝶番ヒンジ5に冠着、風向きズレに対応し、風圧で蝶番ヒンジ5を開閉滑動する。
本発明は、自然エネルギー分野の中で最も多く利用されている風力発電装置の中では、少ない風量で翼が回転できる機構によって、小型安価で簡易にどこでも設置ができることから風力発電の改善に関する。
本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機の斜視図を示す。 本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機の側面図を示す。 本発明の実施形態に係るダウンウインド発電機の正面図を示す。
1 固定軸受
2 支持回転軸
3 連結軸受
4 テーパーダクト
5 蝶番ヒンジ
6 内開弁
7 ヨーフレーム
8 締結ボルト
9 ローター軸
10 翼固定ディスク
11 ローター軸受
12 発電機
13 翼
14 固定ボルト
15 ダクト
Y ダウンウインド発電機

Claims (5)

  1. 長方体の前後を開放面とし、左右を閉塞側面とした薄鋼板製のダクト15において、ダクト15の後方にローター軸9に軸着された翼2から6枚を装着し、ダクト15の前方に前記ローター軸9に軸動する発電機12を具備し、ダクト15の左右上下閉塞側面の四箇所を開口し、その開口部に内開弁6を装着し、内開弁6は風向ズレに擺動し、風圧で開弁し、ダクトへの空気流入量の減少を防ぎ、ローター上下位置にある翼13への適正な風向きを保つことを特徴とするダウンウインド発電機。
  2. ダクト15の上下は角度を持ったテーパーダクト4とし、テーパーダクト4は前方の発電機12側の面積を広く、後方の翼13側に面積を狭くし、前方の発電機12側からの流入風に圧力を加えることで出風の風速を高め、後方の翼13側に吹き出すことを特徴とするダウンウインド発電機。
  3. テーパーダクト4の上部と下部に連結軸受3を具備し、支持回転軸2は前記連結軸受3と固定軸受1との間で連結し、支持回転軸2は風向きに対応してヨーが回動することを特徴とするダウンウインド発電機。
  4. ダクト15の上部と下部の固定軸受1は固定した支持物に固着するが、浮動するロープ等に繋着してもよいことを特徴とするダウンウインド発電機。
  5. 内開弁6はそれぞれ上下端にある2個の蝶番ヒンジ5に冠着、風向きズレに対応し、風圧で蝶番ヒンジ5を開閉滑動することを特徴とするダウンウインド発電機。
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