JP2010160614A - ホスト装置、ホスト装置の制御方法、画像形成システム及びコンピュータープログラム - Google Patents

ホスト装置、ホスト装置の制御方法、画像形成システム及びコンピュータープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の画像形成システムは、複数機種に対応する汎用の第1デバイスドライバーを、ユーザの指示に基づいて、より高機能な第2デバイスドライバーに更新させる。
【解決手段】プリンター10の記憶部16には、デバイスID101とコンパチブルID(CID)102とが記憶される。コンパチブルIDは、複数の機種に適用される簡易ドライバーであるクラスドライバー202に対応付けられる識別子である。デバイスIDは、各機種毎に用意されている専用ドライバー203に対応付けられる識別子である。ユーザは、ドライバ設定画面等を通じて、最初にインストールされたクラスドライバーを専用ドライバーに更新させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホスト装置、ホスト装置の制御方法、画像形成システム及びコンピュータープログラムに関する。
ユーザーは、プリンターを利用するために、そのプリンターに対応するプリンタドライバーをパーソナルコンピューターにインストールする必要がある。例えば、パーソナルコンピューターのオペレーティングシステム(以下、OS)に添付されているプリンタドライバー群の中に、ユーザーのプリンターに対応するプリンタドライバーが予め含まれている場合、ユーザーは、そのプリンタドライバーをパーソナルコンピューターにインストールすることにより、プリンターを使用できる。
プリンタドライバーの記憶された記憶媒体がプリンターに添付されている場合、ユーザーは、その記憶媒体に記憶されているプリンタドライバーをパーソナルコンピューターにインストールさせることもできる。あるいは、ユーザーは、パーソナルコンピューターを用いて、プリンターを提供するベンダーのウェブサイトにアクセスし、最新のプリンタドライバーを入手してパーソナルコンピューターにインストールさせることもできる。
さらに、プリンタドライバーのプロパティを開くタイミングで、プリンター内に予め記憶されているプリンタドライバーのバージョンをプリンターから読み出し、プリンタドライバーを自動的に更新させる技術も知られている(特許文献1)。その従来技術では、プリンターをインターネットを介してベンダーサイトに接続させることにより、プリンター内のプリンタドライバーを常に最新バージョンにしておく。そして、その従来技術では、パーソナルコンピューター内のプリンタドライバーのバージョンが古い場合に、プリンター内の最新のプリンタドライバーを読み込んで更新させる。
特開2006−82541号公報
従来技術では、プリンタドライバーのプロパティ画面を開くたびに、パーソナルコンピューター内のプリンタドライバーのバージョンとプリンター内のプリンタドライバーのバージョンとを自動的に比較し、更新が必要か否かを判断している。従って、ユーザーの意思と無関係にプリンタドライバーのバージョンが最新のものに更新される一方、ユーザーの希望するタイミングでプリンタドライバーを最新バージョンに更新させることができないという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザーの指示するタイミングで、第1デバイスドライバーを第2デバイスドライバーに更新可能なホスト装置、ホスト装置の制御方法、画像形成システム及びコンピュータープログラムを提供することにある。本発明の他の目的は、ユーザーの指示するタイミングで、画像形成装置の有する各機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーから、画像形成装置の有する各機能のうち第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーに更新させることができ、ユーザーの使い勝手を高めることができるようにしたホスト装置、ホスト装置の制御方法、画像形成システム及びコンピュータープログラムを提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明の一つの観点に従うホスト装置は、画像を形成する画像形成装置を使用するホスト装置であって、画像形成装置の機種を含む複数の機種に対応付けることのできる第1識別情報を画像形成装置から取得する第1識別情報取得手段と、画像形成装置の有する複数の機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーであって、予め用意されている第1デバイスドライバーの中から、第1識別情報取得手段により取得される第1識別情報に対応する第1デバイスドライバーを検出してインストールするインストール手段と、所定のタイミングで、画像形成装置の機種に対応する第2識別情報を画像形成装置から取得する第2識別情報取得手段と、画像形成装置の有する各機能のうち前記第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーであって、第2識別情報取得手段により取得される第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを、第2デバイスドライバーを管理する管理装置から取得するための第2デバイスドライバー取得手段と、を備え、ユーザーから入力される指示に基づいて、インストールされた第1デバイスドライバーを、管理装置から取得される第2デバイスドライバーに更新させる。
このように構成されるホスト装置では、画像形成装置から第1識別情報を取得して、第1識別情報に対応する第1デバイスドライバーをインストールできる。従って、ホスト装置は、第1デバイスドライバーを用いることにより、画像形成装置の各機能のうち所定の機能のみを使用して、画像を形成させることができる。さらに、ホスト装置は、所定のタイミングで画像形成装置から第2識別情報を取得し、その第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを管理装置から取得することができる。これにより、ホスト装置は、ユーザーから入力される指示に基づいて、画像形成装置の各機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーを、画像形成装置の各機能の全てを使用可能な第2デバイスドライバーに更新させることができる。
好適な実施形態では、第2識別情報取得手段は、所定のタイミングとして、第1デバイスドライバーをインストールする場合に、第2識別情報記憶手段から第2識別情報を取得し、その取得した第2識別情報を記憶させる。
好適な実施形態では、第2識別情報取得手段は、所定のタイミングとして、第1デバイスドライバーから第2デバイスドライバーへの更新を指示する更新指示が入力された場合に、第2識別情報記憶手段から第2識別情報を取得する。
好適な実施形態では、第1デバイスドライバーの設定画面に設けられている更新指示ボタンが操作された場合に、更新指示が入力されてもよい。
好適な実施形態では、第1デバイスドライバーを用いた印刷を行う場合に、画面上に所定メッセージを表示させ、その所定メッセージが操作された場合に、更新指示が入力されてもよい。
好適な実施形態では、所定のタイミングとして複数のタイミングが予め用意されており、それら複数のタイミングには、第1デバイスドライバーをインストールする場合と、第1デバイスドライバーから第2デバイスドライバーへの更新を指示する更新指示が入力された場合と、印刷時に画面に表示される所定メッセージが操作された場合のうちいずれか複数の場合が含まれてもよい。
好適な実施形態では、第2デバイスドライバー取得手段は、第2デバイスドライバーに更新するためのデバイスドライバー更新手段を管理装置から取得して起動させ、デバイスドライバー更新手段は、管理装置から第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを取得してインストールさせることができる。
他の好適な実施形態では、第2識別情報取得手段は、ユーザーの承認を得て、第2識別情報記憶手段から第2識別情報を取得することができる。
さらに別の好適な実施形態では、第1デバイスドライバーは、第1デバイスドライバーが対応していない機能の使用を、アプリケーションプログラムから要求された場合に、第2デバイスドライバー取得手段により管理装置から第2デバイスドライバーを取得させて、第1デバイスドライバーを第2デバイスドライバーに更新させることができる。
さらに他の好適な実施形態では、アプリケーションプログラムは、自身に対応付けられるデバイスドライバーが第1デバイスドライバーである場合に、第2デバイスドライバー取得手段により管理装置から第2デバイスドライバーを取得させて、第1デバイスドライバーを第2デバイスドライバーに更新させる。
なお、管理装置は通信ネットワーク上に設けられるサーバ装置として構成されてもよく、管理装置と通信ネットワークを介して接続することができる。
システムの全体構成を示す図である。 クラスドライバーと専用ドライバーとの関係を示す模式図である。 クラスドライバーとコンパチブルIDとデバイスID及び専用ドライバーの関係を示す図である。 クラスドライバーの設定画面を示す図である。 専用ドライバーの設定画面を示す図である。 印刷時のホストコンピューターの画面を示す図である。 アップデーターの画面を示す図である。 プリンターをインストールするための処理を示すフローチャートである。 クラスドライバーから専用ドライバーへ更新させるための処理を示すフローチャートである。 第2実施例に係るシステムで実行される更新処理を含むフローチャートである。 第3実施例に係るシステムで実行される更新処理のフローチャートである。 第4実施例に係るシステムで実行されるインストール処理のフローチャートである。 更新処理のフローチャートである。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態のシステムでは、以下に説明するように、必要最低限の設定だけで画像形成が可能な、複数機種に対応するクラスドライバー202と、詳細な設定によって画像形成装置の全機能を適宜使用可能な、その機種のみに対応する専用ドライバー203とを用意している。そして、本実施形態では、ユーザーの希望するタイミングで、クラスドライバー202を専用ドライバー203に更新させる。
図1は、「画像形成システム」としての印刷システムの全体を示す構成図である。このシステムは、例えば、「画像形成装置」としてのプリンター10と、「ホスト装置」としてのホストコンピューター20と、「管理装置」としてのベンダーウェブサイト30とを備える。
プリンター10は、例えば、制御部11と、印刷部12と、画像読取り部13と、ユーザーインターフェース部14(UI部14)と、通信インターフェース部15(I/F15)とを備えている。
制御部11は、プリンター10の動作を制御するための装置であり、例えば、ホストコンピューター20から出力される印刷データに基づいて、印刷用のイメージデータを生成し、印刷部12を駆動させる。あるいは、制御部11は、画像読取り部13を駆動して画像を読取り、読み取った画像データをホストコンピューター20に出力する。
印刷部12は、例えば、シリアル印字を行うインクジェット印刷機構、あるいは、ページ印字を行うためのレーザー印刷機構等のように構成される。印刷部12は、モノクロ印刷やカラー印刷を行うことができる。
画像読取り部13は、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取って画像データを生成するための装置である。プリンター10が画像読取り部13を備えることにより、プリンター10を、コピー機等のように使用することもできる。なお、画像読取り部13を設けない構成としてもよい。
通信インターフェース部15は、ホストコンピューター20の通信インターフェース部26との間で通信するための回路である。各通信インターフェース部15,26は、通信経路41を介して接続される。ホストコンピューター20とプリンター10とは、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等を用いて通信可能である。あるいは、プリンター10とホストコンピューター20とは、無線LAN(Local Area Network)や赤外線等を介して通信する構成でもよい。
ユーザーインターフェース部14は、例えば、表示部と入力部とが一体化されたタッチパネル、あるいは、一つ以上のスイッチ及び表示装置から構成される。ユーザーは、ユーザーインターフェース部14を介してプリンター10に指示を与えることができ、設定内容等を確認することもできる。
「第1識別情報記憶手段」及び「第2識別情報記憶手段」としての記憶部16は、例えば、半導体メモリ等の記憶装置から構成される。記憶部16には、「第1識別情報」としてのコンパチブルID102(CID102)と、「第2識別情報」としてのデバイスID101とが記憶されている。
詳細はさらに後述するが、コンパチブルID102は、複数の機種に対応付けることができる。デバイスID101は、各機種毎に対応付けられる。つまり、ある機種のプリンターには、それ専用のデバイスID101が対応付けられている。他の機種のプリンターには、別のデバイスIDが対応付けられる。これに対し、一つのコンパチブルID102を、ある機種のプリンターと別の機種のプリンターの両方にそれぞれ対応付けることができる。
デバイスID101とコンパチブルID102とは、一体のデータとして記憶部16に格納されている。ホストコンピューター20は、記憶部16から読み出されたデータを解析して、デバイスID101とコンパチブルID102とを抽出できる。
なお、図1では、便宜上、記憶部16を制御部11の内部に設けているが、記憶部16を制御部11の外に設ける構成でもよい。また、デバイスID101を記憶する記憶部と、コンパチブルID102を記憶する記憶部とを分ける構成でもよい。
ホストコンピューター20は、例えば、パーソナルコンピューターや携帯電話あるいは携帯情報端末等のようなコンピューター装置として構成される。ホストコンピューター20は、例えば、マイクロプロセッサ21(CPU21)と、メモリ22と、入力部23と、出力部24と、補助記憶装置25と、通信インターフェース部26と、ネットワークインターフェース部27とを備えている。
補助記憶装置25は、例えば、ハードディスクドライブやフラッシュメモリデバイス等の不揮発性記憶装置から構成される。補助記憶装置25には、例えば、OS201と、「第1デバイスドライバー」としてのクラスドライバー202と、「第2デバイスドライバー」としての専用ドライバー203と、アプリケーションプログラム204とが記憶されている。
ホストコンピューター20が起動すると、OS201等の各種プログラムやデータが補助記憶装置25から読み出されてメモリ22に記憶される。CPU21がメモリ22に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより、後述の各処理が実現される。
入力部23は、ユーザーからの指示等をホストコンピューター20に入力するための装置である。入力部23は、例えば、キーボードスイッチやポインティングデバイスあるいはマイクロフォン等から構成される。出力部24は、例えば、ディスプレイ装置として構成される。出力部24は、スピーカーを備えることもできる。
ネットワークインターフェース部27は、ベンダーウェブサイト30との間で通信を行うための回路である。ネットワークインターフェース部27は、例えば、インターネット等の通信ネットワーク42を介して、ベンダーウェブサイト30のネットワークインターフェース部34に接続される。
ベンダーウェブサイト30は、プリンター10を市場に供給するベンダーのウェブサイトである。ベンダーウェブサイト30は、例えば、マイクロプロセッサ31と、メモリ32と、補助記憶装置33と、ネットワークインターフェース部34とを備える、サーバコンピューターとして構成される。
補助記憶装置33には、OSやウェブサーバプログラム(いずれも不図示)に加えて、アップデーター管理部302と、専用ドライバー管理部301とが記憶されている。アップデーター管理部302は、「デバイスドライバー更新手段」としてのアップデーター200(図7参照)を管理するコンピュータープログラムである。専用ドライバー管理部301は、ベンダーから提供されている複数機種のプリンタそれぞれに対応する専用ドライバー203を管理する。
ベンダーウェブサイト30は、ホストコンピューター20から入力されるデバイスIDに基づいて、そのデバイスIDに対応する専用ドライバー203を検出し、その検出された専用ドライバー203をホストコンピューター20に送信する。
図2は、クラスドライバー202と専用ドライバー203との関係及び構造を模式的に示す説明図である。
クラスドライバー202とは、複数機種のプリンタに対応付けられる、簡易かつ汎用のプリンタドライバーである。クラスドライバー202は、例えば、簡易印刷機能2021と、デバイスID取得機能2022と、アップデーター取得及び起動機能2023とを備えている。
簡易印刷機能2021とは、例えば、用紙サイズや部数等のみのような、必要最低限の印刷設定だけでプリンター10に印刷させることのできる機能である。「第2識別情報取得手段」としてのデバイスID取得機能2022は、プリンター10の記憶部16からデバイスID101を取得するための機能である。アップデーター取得及び起動機能2023とは、ベンダーウェブサイト30のアップデーター管理部302からデバイスID101に対応するアップデーターを取得して起動させるための機能である。
専用ドライバー203は、その専用ドライバー203が対応するプリンターについて、詳細な印刷設定を行うための機能2031を備える。詳細印刷設定機能2031を用いることにより、ユーザーは、プリンターの有する全機能を適宜利用することができる。
図3は、クラスドライバー202とコンパチブルID102とデバイスID101及び専用ドライバー203の関係を示す説明図である。既に述べた通り、複数の機種に共通のコンパチブルID102が対応付けられる。クラスドライバー202は、各コンパチブルID102毎に対応付けられる。従って、コンパチブルID102に基づいて、そのプリンターに対応するクラスドライバー202を特定することができる。
コンパチブルID102は、複数の機種に対応付けられる。そして、各機種毎にそれぞれ異なるデバイスID101が用意されている。従って、各コンパチブルID102には、それぞれ複数のデバイスID101を対応付けることができる。
各デバイスID101は、プリンターの各機種毎に対応付けられており、各機種毎にそれぞれ専用ドライバー203が用意されている。従って、プリンターから取得されるデバイスID101に基づいて、そのプリンターに対応する専用ドライバー203を特定することができる。
図1で述べた通り、プリンター10の記憶部16には、デバイスID101とコンパチブルID102とが記憶されている。従って、後述のように、ホストコンピューター20は、プリンター10からコンパチブルID102を取得することにより、そのプリンターに対応するクラスドライバー202を特定して使用することができる。さらに、ホストコンピューター20は、プリンター10からデバイスID101を取得することにより、そのプリンター専用のドライバー203を特定して使用することができる。
図4は、クラスドライバー202の設定画面500を示す図である。クラスドライバー設定画面500は、例えば一つのタブメニュー501を備える。そのタブメニュー501は、例えば、更新指示ボタン502と、用紙サイズ設定部503と、印刷方向設定部504と、割り付け設定部505と、印刷部数設定部506と、部単位印刷設定部507と、各OKボタン508と、キャンセルボタン509と、適用ボタン510とを備える。
更新指示ボタン502は、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新を、ユーザーが指示するためのボタンである。用紙サイズ設定部503は、ユーザーが印刷用紙のサイズを設定するためのものである。例えば、ユーザーは、A5サイズやA4サイズ等の比較的少ない選択範囲の中からいずれか一つの用紙サイズを選択できる。本実施例では、例えば、クラスドライバー202において選択可能な最大サイズはA4であり、それ以上大きな用紙での印刷はできない。
印刷方向設定部504は、印刷の方向、つまり、印刷用紙の向きを指定するためのものである。印刷方向としては、ユーザーは、例えば、「縦」及び「横」のいずれか一つを選択することができる。割り付け設定部505は、ユーザーが、印刷用紙に割り付ける画像の数を設定するためのものである。印刷部数設定部506は、ユーザーが、印刷部数を設定するためのものである。部単位印刷設定部507は、ユーザーが、部単位で印刷するか否かを設定するためのものである。
なお、クラスドライバー202で利用可能な機能は、図4に示すものに限らない。例えば、図4に示す機能以外の機能をクラスドライバー202で利用できる構成としてもよいし、その逆に、図4に示す機能の一部を利用できない構成としてもよい。
図5は、専用ドライバー203の設定画面520を示す図である。専用ドライバー203はプリンター10の全機能を利用することができる。従って、専用ドライバー設定画面520は、クラスドライバー設定画面500よりも詳細な印刷設定ができるように構成されている。
専用ドライバー設定画面520は、例えば、設定一覧表示部521と、タブメニュー部522とを備える。設定一覧表示部521には、現在の設定内容が表示される。タブメニュー部522には、例えば、基本設定メニュー523と、ページ設定メニュー524と、ユーティリティメニュー525とが含まれる。
基本設定メニュー523には、例えば、既存の設定を選択するための選択部530と、現在の設定内容を後日再利用できるように保存させるための登録部531と、プリント設定部540と、給紙設定部550と、インク残量管理部560とを含む。
プリント設定部540は、用紙種類設定部541と、印刷品質設定部542と、カラー印刷設定部543と、色補正設定部544とを含んで構成可能である。用紙種類設定部541は、ユーザーが、印刷用紙の種類を選択して設定するためのものである。印刷用紙の種類としては、普通紙や専用光沢紙等が挙げられる。印刷品質設定部542は、ユーザーが、印刷品質を選択して設定するためのものである。印刷品質としては、「標準」、「きれい」、「高速」等が挙げられる。カラー印刷設定部543は、ユーザーが、カラーで印刷するか、モノクロで印刷するかを選択して設定するためのものである。色補正設定部544とは、色補正の方法をユーザーが設定するためのものである。
給紙設定部550は、給紙方法設定部551と、用紙サイズ設定部552とを含んで構成することができる。給紙方法設定部551は、ユーザーが、給紙方法を選択して設定するためのものである。給紙方法としては、「オートシートフィーダー」や「手差し」等が挙げられる。用紙サイズ設定部552は、ユーザーが、印刷用紙のサイズを選択して設定するためのものである。用紙サイズとしては、A3、A4、B4、B5、はがき等を挙げることができる。
インク残量管理部560は、印刷部12の有するインクタンクの残量を管理するためのものである。インク残量管理部560には、各色のインクの残量が表示される。図5中では、4色のインクを使用する場合を示しているが、これに限らず、4色未満のインクを使用する構成、または、5色以上のインクを使用する構成でもよい。
なお、ページ設定メニュー524では、例えば、印刷方向、印刷部数、両面印刷の有無、スタンプマークの印刷の有無等を設定することができる。
図6は、クラスドライバー202を用いた印刷時における、ホストコンピューター20の出力部24に表示される画面570の例を示す説明図である。その画面570には、クラスドライバー設定画面500Aが表示されている。クラスドライバー設定画面500Aは、図4に示す設定画面500と異なり、更新指示ボタン502を備えていない。
その代わりに、画面570には、バルーンヘルプ573が含まれている。バルーンヘルプ573は、「所定メッセージ」として例えば「本プリンター専用のドライバーに更新できます。」等の文字を表示させることができる。バルーンヘルプ573は、タスクバー571に表示されるプリンタアイコン572の近傍に表示させることができる。
ユーザーが、マウスポインタ574でバルーンヘルプ573をクリックすると、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新が指示される。従って、画面570中のクラスドライバー設定画面500Aは、更新指示ボタン502を備えていない。バルーンヘルプ573を操作することにより、更新指示を与えることができるためである。それにも関わらず、画面570内に更新指示ボタン502を有する設定画面500を表示させる構成としてもよい。その場合、ユーザーは、更新指示ボタン502またはバルーンヘルプ573のいずれか一方を操作することにより、更新指示を与えることができる。
図7は、アップデーターの画面580を示す図である。クラスドライバー202から専用ドライバー203へ更新する際に、ベンダーウェブサイト30のアップデーター管理部302からホストコンピューター20にアップデーターがダウンロードされる。そのアップデータが起動されると、図7に示すような画面580がホストコンピューター20の出力部24に表示される。
アップデーター画面580には、例えば、機種指定部581と、ドライバー更新指示ボタン582と、終了ボタン583とを設けることができる。機種指定部581は、ドライバー更新対象のプリンターの機種をユーザーに指定させるためのものである。機種がわかればデバイスIDを特定することができる。ドライバー更新指示ボタン582は、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新を、ユーザーに決定させるためのものである。終了ボタン583は、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新の中止を指示するためのものである。
図8は、プリンター10をホストコンピューター20にインストールする場合の処理を示すフローチャートである。本処理の各ステップS10〜S18はOS201により実行され、S19〜S21はクラスドライバー202により実行される。
OS201は、ホストコンピューター20にプリンター10が接続されたか否かを判定する(S10)。プリンター10がホストコンピューター20に接続されると(S10:YES)、OS201は、通信経路41を介して、プリンター10からデバイスID101及びコンパチブルID102(以下、CID102)を取得する(S11)。
OS201は、デバイスIDに一致する専用ドライバー203を検索し(S12)、デバイスIDに一致する専用ドライバー203が存在するか否か(その専用ドライバー203をOS201に添付されているか否か)を判定する(S13)。例えば、OS出荷後に市場に投入された新しいプリンター10の場合、OS201は、その専用ドライバー203を備えていない。
OS201は、デバイスIDに一致する専用ドライバー203を備えていない場合(S13:NO)、CIDに一致するクラスドライバー202を検索する(S14)。OS201は、CIDに一致するクラスドライバー202が有るか否かを判定する(S15)。
クラスドライバー202も備えていない場合(S15:NO)、OS201は、インストールすべきプリンタドライバーが見つからないことを、出力部24の画面に表示させるメッセージを介して通知する(S16)。この通知をうけたユーザーは、例えば、ベンダーウェブサイト30にアクセスして所望のプリンタドライバーを手動で検索する。
一方、デバイスIDに一致する専用ドライバー203が発見された場合(S13:YES)、または、CIDに一致するクラスドライバー202が発見された場合(S15:YES)のいずれかの場合、OS201は、システム定義ファイル(INFファイル)を用いることにより、その発見されたプリンタドライバーを使用するために必要なファイルをインストールする(S17)。そして、OS201は、インストールされたプリンタドライバーを登録する(S18)。
ここでは、専用ドライバー203が見つからず(S13:NO)、クラスドライバー202だけが見つかった場合を説明する(S15:YES)。従って、ホストコンピューター20にはクラスドライバー202がインストールされ(S17)、登録される(S18)。
クラスドライバー202は、インターフェース部26等を用いて、プリンター10と通信することにより、プリンター10からデバイスIDの取得を試みる(S19)。クラスドライバー202は、プリンター10からデバイスIDの取得に成功したか否かを判定する(S20)。クラスドライバー202は、デバイスIDの取得に成功した場合(S20:YES)、その取得したデバイスIDをレジストリに保存させ(S21)、インストール処理を終了する。デバイスIDの取得に成功しなかった場合(S20:NO)、インストール処理を終了する。
なお、デバイスIDに一致する専用ドライバー203が発見された場合(S13:YES)、専用ドライバー203がインストールされて登録される(S17,S18)。専用ドライバー203も、プリンター10と通信して、デバイスIDの取得を試みてもよい(S19〜S21)。あるいは、専用ドライバー203がインストールされて登録された場合(S17,S18)、デバイスIDの取得を試みずにインストール処理を終了させる構成としてもよい。
図9は、クラスドライバー202から専用ドライバー203へ更新させるための更新処理を示すフローチャートである。図9に示す各ステップのうち、S30〜S40,S43,S44はクラスドライバー202により実行される。S41,S42,S45〜S47は、アップデーター200により実行される。
更新処理を開始させるための更新指示は、複数の方法でホストコンピューター20に与えることができる。一つの方法は、図4に示すクラスドライバー202の設定画面500に含まれる更新指示ボタン502を操作することである(S30)。
他の一つの方法は、印刷時に画面570に表示されるバルーンヘルプ573(図6参照)をユーザーがクリック操作した場合である(S31)。即ち、クラスドライバー202は、ユーザーがアプリケーションプログラム等に設けられている印刷ボタンを操作して印刷実行を希望した場合に(S31:YES)、バルーンヘルプ573を表示させて、専用ドライバー203へのアップデートが可能である旨をユーザーに通知する(S32)。
ユーザーが所定時間内にバルーンヘルプ573をクリック操作した場合には(S33:YES)、更新指示が与えられる。ユーザーが所定時間内にバルーンヘルプ573をクリック操作しなかった場合(S33:NO)、バルーンヘルプ573は消滅し(S34)、更新処理は終了する。
更新指示ボタン502が操作された場合(S30:YES)、または、バルーンヘルプ573が操作された場合(S33:YES)のいずれかの場合、クラスドライバー202は、レジストリからデバイスIDの取得を試みる(S35)。クラスドライバー202は、レジストリからデバイスIDの読み出しに成功したか否かを判定する(S36)。
図8中のS19−S21によって、デバイスIDがプリンター10から取得されて、レジストリに記憶されている場合、クラスドライバー202は、レジストリからデバイスIDを取得することができる(S36:YES)。
クラスドライバー202は、ネットワークインターフェース部27等を介してベンダーウェブサイト30にアクセスし、アップデーター管理部302からアップデーター200をダウンロードする(S39)。クラスドライバー202は、ダウンロードしたアップデーター200に、S35で取得したデバイスIDを引き渡し、アップデーター200を起動させる(S40)。
アップデーター200は、入力されたデバイスIDに基づいて専用ドライバー管理部301内の専用ドライバー203を検索し(S41)、デバイスIDに対応する専用ドライバー203のインストーラーをダウンロードして起動させる(S42)。
これにより、専用ドライバー203はホストコンピューター20にインストールされ、それ以後、ユーザーは、専用ドライバー203を用いて印刷時の設定を行う。従って、ユーザーは、プリンター10の有する各機能を自由に利用して所望の印刷物を得る。
クラスドライバー202がレジストリからデバイスIDを取得できなかった場合(S36:NO)、クラスドライバー202は、プリンター10からデバイスIDの取得を試みる(S37)。プリンター10からデバイスIDを取得できた場合(S38:YES)、上述のS39〜S42が実行される。
プリンター10からデバイスIDを取得できなかった場合(S38:NO)、クラスドライバー202は、ベンダーウェブサイト30からアップデーター200をダウンロードする(S43)。そして、クラスドライバー202は、デバイスIDを引き渡さずにアップデーター200を起動させる(S44)。
アップデーター200は、例えば、図7に示すような画面580をユーザーに提示し、デバイスIDの入力(機種の入力)をユーザーに求める(S45)。アップデーター200は、ユーザーから手動入力されたデバイスIDに基づいて、専用ドライバー管理部301からデバイスIDに対応する専用ドライバー203を検索する(S46)。クラスドライバー202は、発見された専用ドライバー203のインストーラーを専用ドライバー管理部301からダウンロードして起動させる(S47)。
このように構成される本実施例によれば以下の効果を奏する。本実施例では、複数機種のプリンターで使用可能なクラスドライバー202を用意し、プリンター10のCID102に対応するクラスドライバー202をホストコンピューター20にインストールさせる構成とした。従って、OS201の発売後に発表された新しいプリンター10であっても、ユーザーは、クラスドライバー202を用いることにより、最低限の印刷機能を利用することができる。
本実施例では、所定のタイミングでプリンター10からデバイスIDを取得し、ユーザーの指示するタイミングで、デバイスIDに対応する専用ドライバー203をインストールし、クラスドライバー202を専用ドライバー203に更新させる。従って、ユーザーは、自分の好きなタイミングで、専用ドライバー203への更新を行わせることができ、ユーザーの使い勝手が向上する。
本実施例では、クラスドライバー202の設定画面500に設けられる更新指示ボタン502を操作することにより、専用ドライバー203への更新を指示できる。従って、ユーザーは、クラスドライバー202を使用するたびに、専用ドライバー203へ更新させるべきか否かを判断できる。
例えば、A4サイズの用紙にモノクロ印刷するだけであればクラスドライバー202でも十分であるが、非矩形の用紙にカラー印刷をしたり、あるいは、高速カラー印刷を希望する場合には、専用ドライバー203が必要となる。従って、ユーザは、そのときの印刷内容に応じて、専用ドライバー203への更新を直ちに指示できる。
本実施例では、印刷時に、専用ドライバー203への更新が可能であることを知らせるためのバルーンヘルプ573をホストコンピューター20の画面に表示させる。従って、専用ドライバー203の存在をユーザに思い起こさせることができ、ユーザは専用ドライバー203への更新を簡単に指示できる。これにより、使い勝手が向上する。
本実施例では、更新指示ボタン502またはバルーンヘルプ573のいずれかを用いることにより、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新処理を実行させることができる。従って、ユーザーの使い勝手が向上する。
本実施例では、プリンター10をインストールする場合(S19)、クラスドライバー202から専用ドライバー203に更新させる場合(S30,S37)、バルーンヘルプ573が操作された場合(S33,S37)のいずれかの場合に、プリンター10からデバイスIDを取得する。従って、プリンター10のインストール時にデバイスIDを取得できなかった場合でも、更新を指示するタイミング(S30,S33,S37)でデバイスIDを自動的に取得することができ、ユーザの使い勝手が向上する。
本実施例では、先にアップデーター200をベンダーウェブサイト30からダウンロードして起動させ、そのアップデーター200を用いて専用ドライバー203への更新を実行させる。従って、ベンダーウェブサイト30に記憶されている最新のアップデーター200を用いて、最新の専用ドライバー203への更新処理を行わせることができる。
図10に基づいて第2実施例を説明する。図10は、本実施例による更新処理を含むフローチャートである。本実施例を含む以下の各実施例では、第1実施例との相違部分を中心に説明する。本実施例では、アプリケーションプログラム204で作成される印刷対象データの内容に基づいて、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新を行う。
ユーザーは、例えば、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェア、作図ソフトウェア、写真加工ソフトウェア等のようなアプリケーションプログラム204を用いて、印刷対象の文書を作成する。
アプリケーションプログラム204は、ユーザーによる操作を画面表示に反映させ、ユーザーの操作内容を記憶する(S50)。印刷を希望するユーザーは、アプリケーションプログラム204のメニューから印刷を選択する。ユーザーによって印刷が指示された場合(S51:YES)、アプリケーションプログラム204は、印刷に関わる設定値をクラスドライバー202に引き渡す(S52)。印刷に関わる設定値としては、例えば、用紙サイズ、印刷部数、用紙形状、カラー印刷かモノクロ印刷かの区別、両面印刷の有無、拡大または縮小の指定、印刷品質等を挙げることができる。
クラスドライバー202は、アプリケーションプログラム204から前記各設定値を受け取ると、その設定値と自身の印刷能力とを比較し(S60)、アプリケーションプログラム204から要求された印刷が可能か否かを判定する(S61)。
アプリケーションプログラム204からクラスドライバー202に入力された各印刷設定値が、クラスドライバー202の印刷能力の範囲内である場合(S61:YES)、クラスドライバー202は、印刷データを生成してプリンター10に送信する(S62)。
これに対し、アプリケーションプログラム204から入力された印刷設定値のいずれか一つでもクラスドライバー202の印刷能力の範囲内に無い場合(S61:NO)、クラスドライバー202は、専用ドライバー203への更新が必要である旨をユーザに通知して、更新処理の実行についてユーザの承認を得る(S63)。例えば、クラスドライバー202は、ホストコンピューター20の画面に「ご希望の印刷を行うためには専用ドライバーが必要です。専用ドライバーをインストールしますか?(Y/N)」のようなメッセージを表示させる。
ユーザの承認を得た後、クラスドライバー202は、レジストリまたはプリンター10内からデバイスIDを取得し(S64)、さらに、ベンダーウェブサイト30からアップデーター200をダウンロードして起動させる(S65)。
以下第1実施例で述べたように、アップデーター200は、ベンダーウェブサイト30からデバイスIDに対応する専用ドライバー203のインストーラーをダウンロードして、起動させる。これにより、ホストコンピューター20に専用ドライバー203がインストールされる(S66)。専用ドライバー203は、印刷データを作成してプリンター10に送信する(S67)。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。さらに、本実施例では、アプリケーションプログラム204から渡される印刷設定値に基づいて、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新を行うか否かを自動的に判定するため、ユーザーの使い勝手が向上する。
図11に基づいて第3実施例を説明する。図11は、本実施例によるプリンタドライバーの更新処理を示すフローチャートである。本実施例では、アプリケーションプログラム204がプリンタドライバーの更新処理の実行を指示する。
アプリケーションプログラム204は、自身に対応付けられているプリンタドライバーを検出し(S70)、検出されたプリンタドライバーがクラスドライバー202であるか否かを判定する(S71)。
クラスドライバー202が対応付けられている場合(S71:YES)、アプリケーションプログラム204は、クラスドライバー202から専用ドライバー203への更新開始をユーザに通知する(S72)。ユーザの承認を得た後、アプリケーションプログラム204は、図13で述べたS35〜S47のステップを実行させる。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。さらに、本実施例では、アプリケーションプログラム204がプリンタドライバーの更新の必要性を判定するため、より一層ユーザの使い勝手を高めることができる。
図12,図13に基づいて第4実施例を説明する。本実施例では、デバイスIDをプリンター10から取得する際に、ユーザーの承認を事前に得るようになっている。図12に示すインストール処理は、図8に示すインストール処理とほぼ同様のステップを備える。しかし、本実施例のステップ11Aでは、プリンター10からデバイスID101及びCID102を取得する前に、ユーザーの承認を得るようになっている(S11A)。
図13は、更新処理を示すフローチャートである。この更新処理は、図9に示す更新処理とほぼ同様のステップを備えている。しかし、本実施例のステップ37Aでは、プリンター10からデバイスIDを取得する際に、予めユーザーの承認を得るようになっている(S37A)。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の効果を奏する。さらに、本実施例では、プリンター10からデバイスIDを取得する際にユーザーの承認を得るため、ユーザの知らない間にデバイスIDがベンダーウェブサイト30に送信等されるのを未然に防止することができ、ユーザの安心感を増すことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、画像形成装置としてプリンターを例に挙げたが、本発明はこれに限らず、ディスプレイ装置等の他の画像形成装置にも適用可能であろう。
10:プリンタ、11:制御部、16:記憶部、20:ホストコンピューター、30:ベンダーウェブサイト、101:デバイスID、102:コンパチブルID(CID)、200:アップデーター、202:クラスドライバー、203:専用ドライバー、204:アプリケーションプログラム、301:専用ドライバー管理部、302:アップデーター管理部。

Claims (14)

  1. 画像を形成する画像形成装置を使用するホスト装置であって、
    前記画像形成装置の機種を含む複数の機種に対応付けることのできる第1識別情報を前記画像形成装置から取得する第1識別情報取得手段と、
    前記画像形成装置の有する複数の機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーであって、予め用意されている第1デバイスドライバーの中から、前記第1識別情報取得手段により取得される前記第1識別情報に対応する前記第1デバイスドライバーを検出してインストールするインストール手段と、
    所定のタイミングで、前記画像形成装置の機種に対応する第2識別情報を前記画像形成装置から取得する第2識別情報取得手段と、
    前記画像形成装置の有する前記各機能のうち前記第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーであって、前記第2識別情報取得手段により取得される前記第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを、前記第2デバイスドライバーを管理する管理装置から取得するための第2デバイスドライバー取得手段と、
    を備え、
    ユーザーから入力される指示に基づいて、前記インストールされた前記第1デバイスドライバーを、前記管理装置から取得される前記第2デバイスドライバーに更新させる、ホスト装置。
  2. 前記第2識別情報取得手段は、前記所定のタイミングとして、前記第1デバイスドライバーをインストールする場合に、第2識別情報記憶手段から前記第2識別情報を取得し、その取得した第2識別情報を記憶させる、請求項1に記載のホスト装置。
  3. 前記第2識別情報取得手段は、前記所定のタイミングとして、前記第1デバイスドライバーから前記第2デバイスドライバーへの更新を指示する更新指示が入力された場合に、第2識別情報記憶手段から前記第2識別情報を取得する、請求項1に記載のホスト装置。
  4. 前記第1デバイスドライバーの設定画面に設けられている更新指示ボタンが操作された場合に、前記更新指示が入力される、請求項3に記載のホスト装置。
  5. 前記第1デバイスドライバーを用いた印刷を行う場合に、画面上に所定メッセージを表示させ、その所定メッセージが操作された場合に、前記更新指示が入力される、請求項3に記載のホスト装置。
  6. 前記所定のタイミングとして複数のタイミングが予め用意されており、
    それら複数のタイミングには、前記第1デバイスドライバーをインストールする場合と、前記第1デバイスドライバーから前記第2デバイスドライバーへの更新を指示する更新指示が入力された場合と、印刷時に画面に表示される所定メッセージが操作された場合のうちいずれか複数の場合が含まれる、請求項1に記載のホスト装置。
  7. 前記第2デバイスドライバー取得手段は、前記第2デバイスドライバーに更新するためのデバイスドライバー更新手段を前記管理装置から取得して起動させ、
    前記デバイスドライバー更新手段は、前記管理装置から前記第2識別情報に対応する前記第2デバイスドライバーを取得してインストールさせる、
    請求項1に記載のホスト装置。
  8. 前記第2識別情報取得手段は、ユーザーの承認を得て、第2識別情報記憶手段から前記第2識別情報を取得する、請求項1に記載のホスト装置。
  9. 前記第1デバイスドライバーは、前記第1デバイスドライバーが対応していない機能の使用を、アプリケーションプログラムから要求された場合に、前記第2デバイスドライバー取得手段により前記管理装置から前記第2デバイスドライバーを取得させて、前記第1デバイスドライバーを前記第2デバイスドライバーに更新させる、請求項1に記載のホスト装置。
  10. アプリケーションプログラムは、自身に対応付けられるデバイスドライバーが前記第1デバイスドライバーである場合に、前記第2デバイスドライバー取得手段により前記管理装置から前記第2デバイスドライバーを取得させて、前記第1デバイスドライバーを前記第2デバイスドライバーに更新させる、請求項1に記載のホスト装置。
  11. 前記管理装置は通信ネットワーク上に設けられるサーバ装置として構成されており、前記管理装置と通信ネットワークを介して接続される、請求項1に記載のホスト装置。
  12. 画像形成用データを出力するホスト装置と、前記ホスト装置から入力される前記画像形成用データに基づいて画像を形成する画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置の機種を含む複数の機種に対応付けることのできる第1識別情報を記憶するための第1識別情報記憶手段と、
    前記画像形成装置の機種に対応する第2識別情報を記憶するための第2識別情報記憶手段と、
    を備え、
    前記ホスト装置は、
    前記第1識別情報記憶手段から前記第1識別情報を取得するための第1識別情報取得手段と、
    前記画像形成装置の有する複数の機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーであって、予め用意されている第1デバイスドライバーの中から、前記第1識別情報取得手段により取得される前記第1識別情報に対応する前記第1デバイスドライバーを検出してインストールするインストール手段と、
    所定のタイミングで、前記第2識別情報記憶手段から前記第2識別情報を取得する第2識別情報取得手段と、
    前記画像形成装置の有する前記各機能のうち前記第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーであって、前記第2識別情報取得手段により取得される前記第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを、前記第2デバイスドライバーを管理する管理装置から取得するための第2デバイスドライバー取得手段と、
    を備え、
    ユーザーから入力される指示に基づいて、前記ホスト装置にインストールされた前記第1デバイスドライバーを、前記管理装置から取得される前記第2デバイスドライバーに更新させる、画像形成システム。
  13. 画像を形成する画像形成装置を利用するホスト装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置の機種を含む複数の機種に対応付けることのできる第1識別情報を、前記画像形成装置から取得し、
    前記画像形成装置の有する複数の機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーであって、予め用意されている第1デバイスドライバーのうち、前記画像形成装置から取得される前記第1識別情報に対応する前記第1デバイスドライバーを検出してインストールし、
    所定のタイミングで、前記画像形成装置の機種に対応する第2識別情報を前記画像形成装置から取得し、
    前記画像形成装置の有する前記各機能のうち前記第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーであって、前記画像形成装置から取得される前記第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを、前記第2デバイスドライバーを管理する管理装置から通信ネットワークを介して取得し、
    ユーザーから入力される指示に基づいて、前記インストールされた前記第1デバイスドライバーを、前記管理装置から取得される前記第2デバイスドライバーに更新させる、
    ホスト装置の制御方法。
  14. 画像を形成させるための画像形成用データを画像形成装置に出力するホスト装置を制御するためのコンピュータープログラムであって、
    前記ホスト装置を制御するコンピューターに、
    前記画像形成装置の機種を含む複数の機種に対応付けることのできる第1識別情報を前記画像形成装置から取得するステップと、
    前記画像形成装置の有する複数の機能のうち所定の機能を使用可能な第1デバイスドライバーであって、予め用意されている第1デバイスドライバーのうち、前記画像形成装置から取得される前記第1識別情報に対応する前記第1デバイスドライバーを検出してインストールするステップと、
    所定のタイミングで、前記画像形成装置の機種に対応する第2識別情報を前記画像形成装置から取得するステップと、
    前記画像形成装置の有する前記各機能のうち前記第1デバイスドライバーよりも多くの機能を使用可能な第2デバイスドライバーであって、前記画像形成装置から取得される前記第2識別情報に対応する第2デバイスドライバーを、前記第2デバイスドライバーを管理する管理装置から通信ネットワークを介して取得するステップと、
    ユーザーから入力される指示に基づいて、前記インストールされた前記第1デバイスドライバーを、前記管理装置から取得される前記第2デバイスドライバーに更新させるステップと、
    を実行させるためのコンピュータープログラム。
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