JP2010152092A - Keyboard structure - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いられる鍵盤構造に関する。 The present invention relates to a keyboard structure used for a keyboard instrument such as an electronic piano.
従来、鍵盤楽器の鍵盤構造においては、特許文献1に記載されているように、複数の鍵の各後端部を複数の鍵の配列方向に沿って連続する共通支持部にそれぞれ薄肉の屈曲部を介して連結して、複数の鍵を所定間隔で配列させることにより、第1〜第3の各鍵ユニットを構成し、この第1〜第3の各鍵ユニットにおける各共通支持部を重ねて合わせて、第1の鍵ユニットにおける複数の鍵の各間に、第2、第3の各鍵ユニットの各鍵を配置し、この状態で各共通支持部をねじ部材によって締め付けて固定することにより、多数の鍵を音階順に配列させた構成のものが知られている。
このような従来の鍵盤構造では、第1の鍵ユニットにおける複数の鍵の各間に、第2、第3の各鍵ユニットの各鍵を配置させて、第1〜第3の各鍵ユニットの各共通支持部を重ねて合わせ、この状態で各共通支持部をねじ部材によって締め付けると、ねじ部材の頭部と最上部に位置する共通支持部の上面との間に大きな摩擦力が発生し、この摩擦力によって共通支持部にねじ部材の締め付け回転方向への捻じれが発生し、第1〜第3の各鍵ユニットにおける互いに隣接する鍵同士の隙間が変化する。 In such a conventional keyboard structure, the keys of the second and third key units are arranged between the plurality of keys in the first key unit, and the first to third key units are arranged. When each common support part is overlapped and aligned, and each common support part is tightened with a screw member in this state, a large frictional force is generated between the head of the screw member and the upper surface of the common support part located at the top, Due to this frictional force, the common support portion is twisted in the tightening rotation direction of the screw member, and the gap between adjacent keys in the first to third key units changes.
しかしながら、このような従来の鍵盤構造では、ねじ部材の頭部と最上部に位置する共通支持部の上面との間に発生する摩擦力によって、共通支持部にねじ部材の締め付け回転方向への捻じれを発生させて、互いに隣接する鍵同士の隙間を変化させているが、摩擦力だけでは互いに隣接する鍵同士の隙間を十分に且つ正確に修正することができないため、多数の鍵の各隙間が不揃いになるという問題があった。 However, in such a conventional keyboard structure, the common support portion is twisted in the tightening rotation direction of the screw member by a frictional force generated between the head portion of the screw member and the upper surface of the common support portion located at the uppermost portion. The gap between adjacent keys is changed, but the gap between adjacent keys cannot be corrected sufficiently and accurately by frictional force alone. There was a problem that became irregular.
この発明が解決しようとする課題は、互いに隣接する鍵同士の隙間を簡単に且つ正確に修正して、多数の鍵の各隙間を均一にすることができる鍵盤構造を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a keyboard structure that can easily and accurately correct the gaps between adjacent keys to make the gaps of a large number of keys uniform.
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、複数の鍵の各後端部を前記複数の鍵の配列方向に沿って連続する共通支持
部にそれぞれ屈曲部を介して連結して、前記複数の鍵を所定間隔で配列させることにより、複数の鍵ユニットを構成し、この複数の鍵ユニットの前記各共通支持部を重ねて合わせて、前記複数の鍵ユニットのうち、1つの鍵ユニットにおける前記複数の鍵の各間に他の鍵ユニットの各鍵を配置させることにより、多数の鍵を音階順に配列させた鍵盤構造において、互いに重なり合う前記各共通支持部の間には、その各共通支持部の複数箇所を相互に固定する各固定力に応じてそれぞれ前記共通支持部の一部を変形させるための変形調整部が複数設けられていることを特徴とする鍵盤構造である。
In order to solve the above problems, the present invention includes the following components.
According to the first aspect of the present invention, the rear end portions of the plurality of keys are connected to the common support portions that are continuous along the arrangement direction of the plurality of keys via the bent portions, respectively, and the plurality of keys are predetermined. By arranging them at intervals, a plurality of key units are configured, and the common support portions of the plurality of key units are overlapped and combined, and the plurality of keys in one key unit of the plurality of key units are combined. In a keyboard structure in which a large number of keys are arranged in the order of scale by arranging each key of another key unit between each, a plurality of positions of the common support portions are provided between the common support portions overlapping each other. The keyboard structure is characterized in that a plurality of deformation adjusting portions for deforming a part of the common support portion according to each fixing force to be fixed to each other are provided.
請求項2に記載の発明は、前記複数の共通支持部が互いに重なり合った状態で複数の締結部材によって相互に締め付けられて取り付けられ、前記複数の変形調整部は前記複数のねじ部材の各締め付け力に応じてそれぞれ前記共通支持部の一部を変形させることを特徴する請求項1に記載の鍵盤構造である。
According to a second aspect of the present invention, the plurality of common support portions are attached to each other by being fastened to each other by a plurality of fastening members in a state where the plurality of common support portions overlap each other, 2. The keyboard structure according to
請求項3に記載の発明は、前記変形調整部が、前記複数の共通支持部の重なり合って対面する対向面の双方に、それぞれ前記鍵の長手方向に沿って傾斜して設けられた一対の傾斜部であることを特徴する請求項1または請求項2に記載の鍵盤構造である。
According to a third aspect of the present invention, the deformation adjusting portion is provided with a pair of slopes provided on both of the facing surfaces of the plurality of common support portions that overlap and face each other along the longitudinal direction of the key. The keyboard structure according to
請求項4に記載の発明は、前記変形調整部が、前記複数の共通支持部の重なり合って対面する対向面の一方に、前記鍵の長手方向と直交する方向に沿って傾斜して設けられた傾斜部であることを特徴する請求項1または請求項2に記載の鍵盤構造である。
According to a fourth aspect of the present invention, the deformation adjusting portion is provided on one of the facing surfaces of the plurality of common support portions that overlap and face each other along a direction perpendicular to the longitudinal direction of the key. The keyboard structure according to
この発明によれば、複数の鍵ユニットのうち、1つの鍵ユニットにおける複数の鍵の各間に他の鍵ユニットの各鍵を配置させて、前記複数の鍵ユニットの前記各共通支持部を重ねて合わせて相互に固定するときに、その固定力に応じて変形調整部が共通支持部の一部を確実に変形させ、この共通支持部の変形によって鍵の位置ずれを修正することができる。このため、互いに隣接する鍵同士の隙間を簡単に且つ正確に修正することができ、これにより多数の鍵の各隙間を均一にすることができる。 According to this invention, among the plurality of key units, each key of the other key unit is arranged between each of the plurality of keys in one key unit, and the respective common support portions of the plurality of key units are overlapped. When they are fixed together and fixed to each other, the deformation adjusting portion can reliably deform a part of the common support portion in accordance with the fixing force, and the deformation of the common support portion can correct the key position shift. For this reason, it is possible to easily and accurately correct the gaps between the keys adjacent to each other, thereby making the gaps of a large number of keys uniform.
(実施形態1)
以下、図1〜図14を参照して、この発明を適用した鍵盤構造の実施形態1について説明する。
この鍵盤構造は、図1および図2に示すように、第1の白鍵ユニット1と、第2の白鍵ユニット2と、黒鍵ユニット3とを備え、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7、および黒鍵ユニット3における複数の黒鍵10を音階順に配列した状態で、第1の白鍵ユニット1における第1の白鍵共通支持部5、第2の白鍵ユニット2における第2の白鍵共通支持部8、および黒鍵ユニット3の黒鍵共通支持部11を重ね合わせた構成になっている。
(Embodiment 1)
Hereinafter, a first embodiment of a keyboard structure to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS.
As shown in FIGS. 1 and 2, the keyboard structure includes a first
すなわち、第1の白鍵ユニット1は、図3(a)および図3(b)に示すように、複数の白鍵4(D、F、Aの各鍵)の各後端部(図3(b)では右端部)を、白鍵4の配列方向に沿って連続する第1の白鍵共通支持部5に、それぞれ屈曲部6を介して一体に連結することにより、複数の白鍵4が所定間隔で配列された構成になっている。
In other words, the first
第2の白鍵ユニット2は、図4(a)および図4(b)に示すように、複数の白鍵7(C、E、G、Bの各鍵)の各後端部(図4(b)では右端部)を、白鍵7の配列方向に沿って連続する第2の白鍵共通支持部8に、それぞれ屈曲部9を介して一体に連結することにより、複数の白鍵7が所定間隔、つまり第1の白鍵ユニット1の各鍵4の間に配置される間隔で配列された構成になっている。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the second
黒鍵ユニット3は、図5(a)および図5(b)に示すように、複数の黒鍵4(C#、D#、F#、G#、A#の各鍵)の各後端部(図5(b)では右端部)を、黒鍵10の配列方向に沿って連続する黒鍵共通支持部11に、それぞれ屈曲部12を介して一体に連結することにより、複数の黒鍵10が所定間隔、つまり第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各鍵4、7の間に配置される間隔で配列された構成になっている。
As shown in FIG. 5 (a) and FIG. 5 (b), the
この場合、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4は、図3(a)および図3(b)に示すように、その各後端部に形成されて第1の白鍵共通支持部5に一体に連結された各屈曲部6を支点として上下方向に回動変位するように構成されている。この屈曲部6は、上下方向に撓み変形する薄肉の平板状に形成され、図3(b)に示すように、白鍵4の後端面における下部、つまり後端面の下端部よりも少し上側に位置する箇所に設けられている。
In this case, as shown in FIGS. 3A and 3B, the plurality of
この屈曲部6が連結された第1の白鍵共通支持部5は、図3(a)および図3(b)に示すように、白鍵4の配列方向に沿って連続する帯板状に形成され、その前端面(図3(b)では左端面)における下端部に屈曲部6がそれぞれ一体に連結形成され、これにより屈曲部6の上側に位置するように構成されている。この第1の白鍵共通支持部5における下面側の所定箇所、つまり白鍵共通支持部5の長手方向における両側部付近には、図3(b)および図6に示すように、凹凸形状の第1位置決め部5aが形成されている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, the first white key
また、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7は、図4(a)および図4(b)に示すように、その各後端部に形成されて第2の白鍵共通支持部8に一体に連結された各屈曲部9を支点として上下方向に回動変位するように構成されている。この場合にも、屈曲部9は、上下方向に撓み変形する薄肉の平板状に形成され、図4(b)に示すように、白鍵7の後端面における下端部に設けられている。
Further, as shown in FIGS. 4A and 4B, the plurality of
この屈曲部9が連結された第2の白鍵共通支持部8も、図4(a)および図4(b)に示すように、白鍵7の配列方向に沿って連続する帯板状に形成され、その前端面(図4(b)では左端面)における中間部に屈曲部9がそれぞれ一体に連結形成され、これにより屈曲部9の上下に突出する状態で位置するように構成されている。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the second white key
この場合、第2の白鍵共通支持部8における上面の所定箇所、つまり白鍵共通支持部8の長手方向における両側部付近には、図4(b)および図6に示すように、第1の白鍵共通支持部5の第1位置決め部5aに係合して位置決めされる凹凸形状の第2位置決め部8aが形成されている。また、この第2の白鍵共通支持部8における下面の所定箇所、つまり第2位置決め部8aに対応する箇所には、凹凸形状の第3位置決め部8bが形成されている。
In this case, as shown in FIGS. 4B and 6, the first white key
同様に、黒鍵ユニット3における複数の黒鍵10は、図5(a)および図5(b)に示すように、その各後端部に形成されて黒鍵共通支持部11に一体に連結された各屈曲部12を支点として上下方向に回動変位するように構成されている。この場合にも、屈曲部12は、上下方向に撓み変形する薄肉の平板状に形成され、図5(b)に示すように、黒鍵10の後端面における下端部に設けられている。
Similarly, the plurality of
この屈曲部12が連結された黒鍵共通支持部11も、図5(a)および図5(b)に示すように、黒鍵10の配列方向に連続する帯板状に形成され、その前端部(図5(b)では左端面)における上面に屈曲部12がそれぞれ一体に連結形成され、これにより屈曲部12の下側に位置するように構成されている。
As shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), the black key
この黒鍵共通支持部11における上面の所定箇所、つまり白鍵共通支持部8の長手方向における両側部付近には、図2および図5(b)に示すように、第2の白鍵共通支持部8の第3位置決め部8aに係合して位置決めされる凹凸形状の第4位置決め部11aが形成されている。また、この黒鍵共通支持部11における下面の所定箇所、つまり第4位置決め部11aに対応する箇所には、鍵盤シャーシ13に対して位置決めされる凸形状の第5位置決め部11bが形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 5 (b), a second white key common support is provided at a predetermined position on the upper surface of the black key
ところで、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3は、図1、図2、および図6に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11を重ね合わせて、第1の白鍵ユニット1における各白鍵4の間、第2の白鍵ユニット2における各白鍵7の間、および黒鍵ユニット3における各黒鍵10の間に、相互に各白鍵4、7および各黒鍵10を配置させて音階順に配列させた状態で、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11が、図1および図7に示すように、複数のねじ部材14によって締め付けられて鍵盤シャーシ13上に固定されるように構成されている。
By the way, the first and second white
この複数のねじ部材14は、図1に示すように、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7に対応する箇所またはその近傍に位置する箇所において、図2および図7に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11を締め付けて鍵盤シャーシ13上に固定するように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 7, the plurality of
また、第1、第2の各白鍵ユニット1、2における第1、第2の各白鍵共通支持部5、8には、図7に示すように、ねじ部材14の締め付け力に応じて第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部を変形させるための変形調整部15が設けられている。この変形調整部15は、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が複数のねじ部材14によって固定される複数箇所に設けられている。
In addition, the first and second white key
この変形調整部15は、図7に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対向する対向面のうち、第1の白鍵共通支持部5の対向面(図7では下面)に設けられた上側傾斜部16と、第2の白鍵共通支持部8の対向面(図7では上面)に設けられた下側傾斜部17とを備えている。この場合、第1の白鍵共通支持部5における上側傾斜部16は、白鍵4の長手方向における前部側(図7では左側)が高く、後部側(図7では右側)が次第に低くなるように、白鍵4の長手方向に沿って傾斜して形成されている。
As shown in FIG. 7, the
また、第2の白鍵共通支持部8における下側傾斜部17は、白鍵7の長手方向における前部側(図7では左側)が高く、後部側(図7では右側)が次第に低くなるように、上側傾斜部16と平行に、白鍵7の長手方向に沿って傾斜して形成されている。さらに、この変形調整部15に対応する第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11の箇所には、図7に示すように、ねじ部材14が挿入する取付孔18が上下に対応して設けられている。
Further, the lower
これにより、変形調整部15は、図10または図13に示すように、ねじ部材14の締め付け力に応じて第1の白鍵共通支持部5における上側傾斜部16と第2の白鍵共通支持部8における下側傾斜部17とが、その両者の傾斜面に沿って相対的に滑ることにより、白鍵4、7の前後方向(図7では左右方向)に変位して、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部を白鍵4、7の前後方向(図7では左右方向)に変形させ、これにより各白鍵4、7の配列方向における横振れを修正するように構成されている。
Thereby, as shown in FIG. 10 or FIG. 13, the
次に、このような鍵盤構造を組立てる場合について説明する。
この場合には、まず、黒鍵ユニット3を鍵盤シャーシ13上に配置する。このときには、黒鍵ユニット3の黒鍵共通支持部11の下面に設けられた第5位置決め部11bによって鍵盤シャーシ13上に位置決めする。この状態で、黒鍵ユニット3上に第2の白鍵ユニット2を組み付ける。
Next, the case where such a keyboard structure is assembled will be described.
In this case, first, the black
このときには、図1に示すように、黒鍵ユニット3における複数の黒鍵10の各間に、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7を配置して、図2に示すように、黒鍵ユニット3の黒鍵共通支持部11上に第2の白鍵ユニット2における第2の白鍵共通支持部8を重ね合わせる。この場合には、黒鍵共通支持部11の上面に設けられた第4位置決め部11aに、第2の白鍵共通支持部8の下面に設けられた第3位置決め部8bを係合させて、黒鍵共通支持部11に対して第2の白鍵共通支持部8を位置決めする。
At this time, as shown in FIG. 1, a plurality of
この後、図1に示すように、黒鍵ユニット3における複数の黒鍵10の各間、および第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7の各間に、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4を配置して、図2および図6に示すように、第2の白鍵ユニット2における第2の白鍵共通支持部8上に第1の白鍵ユニット1における第1の白鍵共通支持部5を重ね合わせる。この場合にも、第2の白鍵共通支持部8の上面に設けられた第2位置決め部8aに、第1の白鍵共通支持部5の下面に設けられた第1位置決め部5aを係合させて、第2の白鍵共通支持部8に対して第1の白鍵共通支持部5を位置決めする。
Thereafter, as shown in FIG. 1, the first white
これにより、図1および図2に示すように、第1の白鍵共通支持部5、第2の白鍵共通支持部8、および黒鍵共通支持部11が重ね合わされて、白鍵4、7および黒鍵10が音階順に配列される。この状態で、図7に示すように、第1の白鍵共通支持部5、第2の白鍵共通支持部8、および黒鍵共通支持部11を複数のねじ部材14によって相互に締め付けて鍵盤シャーシ13上に固定する。このときに、ねじ部材14の締め付け力を調整することにより、互いに隣接する白鍵4、7の隙間Sを修正することができる。
Thereby, as shown in FIGS. 1 and 2, the first white key
例えば、図8および図9に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各白鍵4、7のうち、第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が白鍵4の配列方向の右側に横振れし、これに隣接する第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)との間に広い隙間S1が生じている場合には、これらの白鍵4、7(例えばF、Eの各白鍵)に最も近いねじ部材14の締め付け力を調節する。
For example, as shown in FIGS. 8 and 9, among the
すなわち、このねじ部材14の締め付け力を調整すると、図10に示すように、その締め付け力に応じて第1の白鍵共通支持部5における上側傾斜部16と第2の白鍵共通支持部8における下側傾斜部17とが相対的に滑り、図11に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部が変形する。
That is, when the tightening force of the
このときには、図10に示すように、ねじ部材14の締め付け力によって変形調整部15が白鍵4(例えばFの白鍵)の後方(図10では右側)に向けて変位するので、第1の白鍵共通支持部5の一部が白鍵4(例えばFの白鍵)の後方(図11では上側)に向けて変形する。これに伴って一部の白鍵4(例えばFの白鍵)は、図11に示すように、その配列方向において左側に横振れするように変位する。
At this time, as shown in FIG. 10, the
これにより、第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各白鍵4、7のうち、第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が白鍵4の配列方向における右側に横振れしていても、その一部の白鍵4(例えばFの白鍵)の横振れによる位置ずれが、図11に示すように、修正される。
As a result, among the
このため、図8に示すように、第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)と、これに隣接する第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばGの白鍵)との間の隙間S1が広くても、図1に示すように、他の白鍵4、7間の隙間Sと同じ隙間Sに修正することができるので、全ての白鍵4、7間の隙間Sを均一にすることができる。
Therefore, as shown in FIG. 8, a part of the
また、図12に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各白鍵4、7のうち、第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が白鍵7の配列方向における左側に横振れし、これに隣接する第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)との間に広い隙間S1が生じている場合には、これらの白鍵4、7(例えばE、Fの各白鍵)に最も近いねじ部材14の締め付け力を調節する。
Also, as shown in FIG. 12, among the
すなわち、このねじ部材14の締め付け力を調整すると、図13に示すように、その締め付け力に応じて第1の白鍵共通支持部5における上側傾斜部16と第2の白鍵共通支持部8における下側傾斜部17とが相対的に滑り、図14に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部が変形する。このときには、図13に示すように、最上部に位置する第1の白鍵共通支持部5が変位しないように冶具19で押え、この状態でねじ部材14の締め付ける。
In other words, when the tightening force of the
すると、図13および図14に示すように、ねじ部材14の締め付け力によって変形調整部15が、白鍵7(例えばEの白鍵)の後方(図13では右側)に向けて変位するので、第2の白鍵共通支持部8の一部が白鍵7(例えばEの白鍵)の後方(図14では上側)に向けて変形する。これに伴って一部の白鍵7(例えばEの白鍵)は、その配列方向における右側に横振れするように変位する。
Then, as shown in FIGS. 13 and 14, the
これにより、第1、第2の各白鍵ユニット1、2の各白鍵4、7のうち、第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が白鍵7の配列方向における右側に横振れしていても、この一部の白鍵7(例えばEの白鍵)の位置ずれが修正される。このため、第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)と、これに隣接する第1の白鍵ユニットにおける一部の白鍵4(例えばFの白鍵)との間の隙間S1が広くても、図1に示すように、他の白鍵4、7間の隙間Sと同じ隙間Sに修正することができるので、全ての白鍵4、7間の隙間Sを均一にすることができる。
As a result, among the
このように、この鍵盤構造によれば、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3のうち、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4の各間に、第2の白鍵ユニット2の各白鍵7を配置させて、各白鍵共通支持部5、8を重ねて合わせて相互に固定するときに、その固定力に応じて変形調整部15が白鍵共通支持部5、8の一部を白鍵4、7の前後方向に確実に変形させることができ、この白鍵共通支持部5、8の変形に伴って白鍵4、7の横振れを修正することができる。このため、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができるので、多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
As described above, according to this keyboard structure, among the first and second white
この場合、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8は、互いに重なり合った状態で複数のねじ部材14によって相互に締め付けられて取り付けられ、複数の変形調整部15は、複数のねじ部材14の各締め付け力に応じてそれぞれ第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部を白鍵4、7の前後方向に変形させるので、ねじ部材14の締め付け力を調整することにより、互いに隣接する白鍵4、7の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができる。
In this case, the first and second white key
すなわち、変形調整部15は、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対面する対向面のうち、第1の白鍵共通支持部5の対向面である下面に白鍵4、7の長手方向に沿って傾斜して設けられた上側傾斜部16と、第2の白鍵共通支持部8の対向面である上面に白鍵4、7の長手方向に沿って傾斜して設けられた下側傾斜部17とを備えているので、ねじ部材14の締め付け力に応じて上側傾斜部16と下側傾斜部17とを、その両者の傾斜面に沿って相対的に滑らせることができる。
That is, the
このため、ねじ部材14の締め付け力に応じて変形調整部15を変位させて、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の一部を白鍵4、7の前後方向に確実に変形させることができ、これに伴って各白鍵4、7の配列方向における横振れを修正することができる。これにより、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができるので、多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
For this reason, the
(実施形態2)
次に、図15〜図20を参照して、この発明を適用した鍵盤構造の実施形態2について説明する。なお、図1〜図14に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤構造は、図16に示すように、第1の白鍵共通支持部5に変形調整部20を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment of a keyboard structure to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same part as
As shown in FIG. 16, this keyboard structure has a configuration in which a
この変形調整部20は、図16に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対向する対向面のうち、上側に位置する第1の白鍵共通支持部5の対向面(図16では下面)に設けられた傾斜部であり、第1の白鍵共通支持部5が複数のねじ部材14によって固定される複数箇所に対応して設けられている。
As shown in FIG. 16, the
この場合、変形調整部20は、図16に示すように、白鍵4の長手方向に対して直交する方向、つまり第1の白鍵共通支持部5の長手方向において一方側(図16では左側)が高く、他方側(図16では右側)が次第に低くなるように、第1の白鍵共通支持部5の長手方向に沿って傾斜する傾斜部に形成されている。この変形調整部20に対応する第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11の複数箇所にも、ねじ部材14が挿入する取付孔18が上下に対応して設けられている。
In this case, as shown in FIG. 16, the
これにより、変形調整部20は、図16および図19に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8がねじ部材14によって締め付けられると、ねじ部材14の締め付け力に応じて第1の白鍵共通支持部5における変形調整部20が押し下げられるように変形し、その傾斜状態が変化することにより、第1の白鍵共通支持部5の一部を変形させて、白鍵7を捻じる方向に変位させるように構成されている。
Thereby, as shown in FIG. 16 and FIG. 19, when the first and second white key
例えば、図17および図18に示すように、第1の鍵ユニット1における複数の白鍵4のうち、一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が白鍵4の配列方向において右回り(時計回り)に捻じれ、これに隣接する第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)との間に広い隙間S1が生じている場合には、これらの白鍵4、7(例えばF、Eの各白鍵)に最も近いねじ部材14の締め付け力を調節する。
For example, as shown in FIGS. 17 and 18, among the plurality of
すなわち、このねじ部材14の締め付け力を調整すると、図19に示すように、その締め付け力に応じて第1の白鍵共通支持部5における変形調整部20である傾斜部が押し下げられるように変形し、その傾斜状態が変化することにより、第1の白鍵共通支持部5の一部を変形させ、これに伴って一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が、図20に示すように、左回り(反時計回り)に捻じれる。
That is, when the tightening force of the
これにより、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4のうち、図18に示すように、一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が右回り(時計回り)に捻じれていても、この捻じれた一部の白鍵4(例えばFの白鍵)が、図20に示すように、左回り(反時計回り)に捻じれて修正される。
Thereby, among the plurality of
このため、図17に示すように、第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)と、これに隣接する第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)との間の隙間S1が広くても、図15に示すように、他の白鍵4、7間の隙間Sと同じ隙間Sに修正することができるので、全ての白鍵4、7間の隙間Sを均一にすることができる。
For this reason, as shown in FIG. 17, a part of the
このような鍵盤構造においても、実施形態1と同様、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3のうち、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4の各間に、第2の白鍵ユニット2の各白鍵7を配置させて、各白鍵共通支持部5、8を重ねて合わせて相互に固定するときに、その固定力に応じて変形調整部20が押し下げられるように変形し、第1の白鍵共通支持部5の一部を確実に変形させることができ、これに伴って白鍵4を捻じる方向に変位させることができる。このため、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができるので、多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
Also in such a keyboard structure, each of the plurality of
この場合、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8は、互いに重なり合った状態で複数のねじ部材14によって相互に締め付けられて取り付けられ、複数の変形調整部20は、複数のねじ部材14の各締め付け力に応じてそれぞれ押し下げられるように変形して、第1の白鍵共通支持部5の一部を確実に変形させるので、ねじ部材14の締め付け力を調整することにより、互いに隣接する白鍵4、7の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができる。
In this case, the first and second white key
すなわち、この変形調整部20は、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対面する対向面のうち、第1の白鍵共通支持部5の対向面である下面に、白鍵4の長手方向に対して直交する方向、つまり第1の白鍵共通支持部5の長手方向に沿って傾斜して設けられた傾斜部であるから、ねじ部材14の締め付け力に応じて押し下げられるように変形し、第1の白鍵共通支持部5の一部を確実に変形させることができる。このため、白鍵4を捻じるように変位させることができるので、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができ、これにより多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
That is, the
(実施形態3)
次に、図21〜図26を参照して、この発明を適用した鍵盤構造の実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図14に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤構造は、図21および図22に示すように、第1の白鍵共通支持部5の上に第2の白鍵共通
支持部8を重ね合わせて配置し、この第2の白鍵共通支持部8に変形調整部25を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
(Embodiment 3)
Next, a third embodiment of a keyboard structure to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. Also in this case, the same portions as those in the first embodiment shown in FIGS.
As shown in FIGS. 21 and 22, the keyboard structure is configured such that the second white key
この変形調整部25は、図22に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対向する対向面のうち、上部側に位置する第2の白鍵共通支持部8の対向面(図22では下面)に設けられた傾斜部であり、第2の白鍵共通支持部8が複数のねじ部材14によって固定される複数箇所に対応して設けられている。
As shown in FIG. 22, the
この場合、変形調整部25は、図22に示すように、白鍵7の長手方向に対して直交する方向、つまり第2の白鍵共通支持部8の長手方向において一方側(図22では左側)が高く、他方側(図22では右側)が次第に低くなるように、第2の白鍵共通支持部8の長手方向に沿って傾斜する傾斜部に形成されている。この変形調整部25に対応する第1、第2の各白鍵共通支持部5、8および黒鍵共通支持部11の複数箇所にも、ねじ部材14が挿入する取付孔18が上下に対応して設けられている。
In this case, as shown in FIG. 22, the
これにより、変形調整部25は、図22および図25に示すように、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8がねじ部材14によって締め付けられると、ねじ部材14の締め付け力に応じて第2の白鍵共通支持部8における変形調整部25が押し下げられるように変形し、その傾斜状態が変化することにより、第2の白鍵共通支持部8の一部を変形させて、白鍵7を捻じる方向に変位させるように構成されている。
Thereby, as shown in FIG. 22 and FIG. 25, when the first and second white key
例えば、図23および図24に示すように、第2の鍵ユニット2における複数の白鍵7のうち、一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が白鍵7の配列方向において左回り(反時計回り)に捻じれ、これに隣接する第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)との間に広い隙間S1が生じている場合には、これらの白鍵4、7(例えばF、Eの各白鍵)に最も近いねじ部材14の締め付け力を調節する。
For example, as shown in FIG. 23 and FIG. 24, among the
すなわち、このねじ部材14の締め付け力を調整すると、図25に示すように、その締め付け力に応じて第2の白鍵共通支持部8における変形調整部25である傾斜部が押し下げられるように変形し、その傾斜状態が変化することにより、第2の白鍵共通支持部8の一部を確実に変形させ、これに伴って一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が、図26に示すように、右回り(時計回り)に捻じれる。
That is, when the tightening force of the
これにより、第2の白鍵ユニット2における複数の白鍵7のうち、一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が左回り(反時計回り)に捻じれていても、この捻じれた一部の白鍵7(例えばEの白鍵)が、図26に示すように、右回り(反時計回り)に捻じれて修正される。このため、図23に示すように、第2の白鍵ユニット2における一部の白鍵7(例えばEの白鍵)と、これに隣接する第1の白鍵ユニット1における一部の白鍵4(例えばFの白鍵)との間の隙間S1が広くても、図21に示すように、他の白鍵4、7間の隙間Sと同じ隙間Sに修正することができるので、全ての白鍵4、7間の隙間Sを均一にすることができる。
Thereby, even if some white keys 7 (for example, E white key) are twisted counterclockwise (counterclockwise) among the plurality of
このような鍵盤構造においても、実施形態1と同様、第1、第2の各白鍵ユニット1、2および黒鍵ユニット3のうち、第1の白鍵ユニット1における複数の白鍵4の各間に、第2の白鍵ユニット2の各白鍵7を配置させて、各白鍵共通支持部5、8を重ねて合わせて相互に固定するときに、その固定力に応じて変形調整部25が押し下げられるように変形して、第2の白鍵共通支持部8の一部を確実に変形させることができ、これに伴って白鍵7を捻じる方向に変位させることができる。このため、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができるので、多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
Also in such a keyboard structure, each of the plurality of
この場合、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8は、互いに重なり合った状態で複数のねじ部材14によって相互に締め付けられて取り付けられ、複数の変形調整部25は、複数のねじ部材14の各締め付け力に応じてそれぞれ押し下げられるように変形して、第2の白鍵共通支持部8の一部を確実に変形させるので、ねじ部材14の締め付け力を調整することにより、互いに隣接する白鍵4、7の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができる。
In this case, the first and second white key
すなわち、変形調整部25は、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が重なり合って対面する対向面のうち、最上部に位置する第2の白鍵共通支持部8の対向面である下面に、白鍵7の長手方向に対して直交する方向、つまり第2の白鍵共通支持部8の長手方向に沿って傾斜して設けられた傾斜部であるから、ねじ部材14の締め付け力に応じて押し下げられるように変形して、第2の白鍵共通支持部8の一部を確実に変形させることができる。このため、白鍵7を捻じるように変位させることができるので、互いに隣接する白鍵4、7同士の隙間Sを簡単に且つ正確に修正することができ、これにより多数の白鍵4、7の各隙間Sを均一にすることができる。
That is, the
なお、前記実施形態2、3では、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8のいずれか一方のみに変形調整部20、25を設けた場合について述べたが、これに限らず、第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の両方に変形調整部20、25をそれぞれ設けた構成でも良い。このように構成すれば、1本のねじ部材14の締め付け力に応じて第1、第2の各白鍵共通支持部5、8の両方を同時に変形させて、白鍵4、7の隙間を修正することができる。
In the second and third embodiments, the case where the
また、前記実施形態1〜3では、変形調整部15、20、25を第1、第2の各白鍵共通支持部5、8が複数のねじ部材14によって固定される複数箇所に設けた場合について述べたが、これに限らず、変形調整部は、複数のねじ部材14によって固定される複数箇所の近傍に設けられた構成であっても良い。このように構成しても、実施形態1〜3と同様の作用効果がある。
In the first to third embodiments, the
1 第1の白鍵ユニット
2 第2の白鍵ユニット
3 黒鍵ユニット
4、7 白鍵
5 第1の白鍵共通支持部
6、9、12 屈曲部
8 第2の白鍵共通支持部
10 黒鍵
11 黒鍵共通支持部
13 鍵盤シャーシ
14 ねじ部材
15、20、25 変形調整部
16 上側傾斜部
17 下側傾斜部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
て連結して、前記複数の鍵を所定間隔で配列させることにより、複数の鍵ユニットを構成し、この複数の鍵ユニットの前記各共通支持部を重ねて合わせて、前記複数の鍵ユニットのうち、1つの鍵ユニットにおける前記複数の鍵の各間に他の鍵ユニットの各鍵を配置させることにより、多数の鍵を音階順に配列させた鍵盤構造において、
互いに重なり合う前記各共通支持部の間には、その各共通支持部の複数箇所を相互に固定する各固定力に応じてそれぞれ前記共通支持部の一部を変形させるための変形調整部が複数設けられていることを特徴とする鍵盤構造。 By connecting each rear end portion of the plurality of keys to a common support portion that is continuous along the arrangement direction of the plurality of keys via a bent portion, and arranging the plurality of keys at a predetermined interval, A key unit is configured, and the respective common support portions of the plurality of key units are overlapped and combined, and among each of the plurality of key units, each of the other key units is interposed between each of the plurality of keys in one key unit. In the keyboard structure in which a large number of keys are arranged in order of scale by arranging keys,
A plurality of deformation adjusting portions for deforming a part of the common support portion are provided between the common support portions that overlap each other in accordance with each fixing force that fixes a plurality of locations of the common support portions to each other. The keyboard structure is characterized by being.
The deformation adjusting portion is an inclined portion that is provided on one of opposing surfaces where the plurality of common support portions overlap and face each other along a direction perpendicular to the longitudinal direction of the key. The keyboard structure according to claim 1 or claim 2.
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