JP2010148025A - Antenna device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置に関するものである。 The present invention relates to an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use, or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged close to each other and used for switching.
一般に、防衛分野で用いられるアンテナは、低散乱断面積を実現することが望まれており、この種のアンテナは、未使用時に低散乱断面積を実現するためのものである。
また、近接配置された複数のアンテナを切り替えて使用する方向探知システムなどにおいては、非使用アンテナの導体を電気的に透明に構成し、方向探知の精度向上を実現している。
In general, an antenna used in the defense field is desired to realize a low scattering cross section, and this type of antenna is for realizing a low scattering cross section when not used.
Further, in a direction detection system that switches between a plurality of antennas arranged close to each other, the conductor of the unused antenna is configured to be electrically transparent, thereby improving the accuracy of direction detection.
従来から、未使用時にアンテナの導体を電気的に透明にすることが可能なプラズマアンテナの一例が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
図10は特許文献1に記載された従来のアンテナ装置を示すブロック構成図である。
図10において、誘電体チューブ101の内部には電離性ガスが含まれており、誘電体チューブ101内の電離性ガスは、外部電源102からの電力供給によりプラズマ状態になる。
Conventionally, an example of a plasma antenna capable of making an antenna conductor electrically transparent when not in use has been proposed (for example, see Patent Document 1).
FIG. 10 is a block diagram showing a conventional antenna device described in
In FIG. 10, the inside of the
プラズマ状態の電離性ガスは高周波における導体として作用するので、プラズマ状態の電離性ガスに対し、結合素子104を介して、高周波電源103からの高周波電力を供給することにより、誘電体チューブ101は、アンテナとして動作する。
このとき、誘電体チューブ101と外部電源102とを接続する配線に高周波電流が流れるのを防ぐために、高周波をカットするフィルタ105、106が設置される。
Since the ionizing gas in the plasma state acts as a conductor at high frequencies, the
At this time, in order to prevent a high frequency current from flowing through the wiring connecting the
図10に示す従来のアンテナ装置によれば、外部電源102をOFFにすると、誘電体チューブ101内の電離性ガスがプラズマ状態から通常状態に変化して、高周波における導電性が失われるので、誘電体チューブ101は、高周波に対して電気的に透明に見えることになる。
According to the conventional antenna apparatus shown in FIG. 10, when the
しかしながら、図10のアンテナ装置においては、誘電体チューブ101が直線状であり、誘電体チューブ101の両端に外部電源102の配線が接続されているので、アンテナ放射方向は、誘電体チューブ101の長手方向の中心点において、長手方向に直交する面で最大となる。したがって、配線または外部電源102が放射面を横切る構成となり、アンテナの放射特性を乱す要因となる。また、フィルタ105、106により、アンテナの放射特性の乱れの影響を多少低減することができるものの、完全にその影響を除去することはできない。
However, in the antenna apparatus of FIG. 10, the
従来のアンテナ装置は、アンテナの放射特性を乱す構成を有するので、フィルタを設けても、完全にその影響を除去することができないという課題があった。
また、通常、アンテナ装置は自由空間に設置され、それに付随する配線も自由空間に配置されており、配線が高い散乱断面積を有することから、アンテナとして動作する誘電体チューブのみを低散乱断面積に構成しても、装置全体としては高い散乱断面積を有することになるという課題があった。
Since the conventional antenna device has a configuration that disturbs the radiation characteristics of the antenna, there is a problem that even if a filter is provided, the influence cannot be completely removed.
In general, the antenna device is installed in free space, and the wiring associated therewith is also arranged in free space. Since the wiring has a high scattering cross section, only the dielectric tube that operates as an antenna has a low scattering cross section. However, the entire apparatus has a problem that it has a high scattering cross section.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置において、相互干渉を低減させたアンテナ装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems. In an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use, or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged in close proximity and used for switching. An object of the present invention is to obtain an antenna device with reduced mutual interference.
この発明によるアンテナ装置は、地導体と、両端が近接するように折り曲げられ、かつ両端が地導体の近傍に配置され、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブと、誘電体チューブの内部において、誘電体チューブの両端に設けられた第1および第2の電極と、電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源と、プラズマ励起電源と第1の電極とを接続する第1の配線と、プラズマ励起電源と第2の電極とを接続する第2の配線と、地導体に設けられた高周波電源と、第1および第2の配線の少なくとも一方に、高周波電源から出力される高周波電力を結合させるための高周波電力結合手段と、を備えたものである。 The antenna device according to the present invention is a ground tube, a dielectric tube that is bent so that both ends are close to each other, and both ends are disposed in the vicinity of the ground conductor, and contains an ionizing gas inside, and inside the dielectric tube, First and second electrodes provided at both ends of the dielectric tube, a plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in a plasma state, and a first wiring connecting the plasma excitation power source and the first electrode High-frequency power output from the high-frequency power source to at least one of the second wiring that connects the plasma excitation power source and the second electrode, the high-frequency power source provided on the ground conductor, and the first and second wirings High-frequency power coupling means for coupling the two.
この発明によれば、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置において、相互干渉を低減させることができる。 According to the present invention, mutual interference can be reduced in an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged close to each other and are used in a switching manner.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るアンテナ装置を示す斜視図であり、図2は図1内の地導体2の裏面側の回路構成を示す回路図である。
図1において、アンテナ放射部を構成する誘電体チューブ1は、内部に電離性ガスが充填されており、中央部で折り曲げられて、両端が近接するように細長いU(コ)の字状を有している。
FIG. 1 is a perspective view showing an antenna apparatus according to
In FIG. 1, a
誘電体チューブ1の両端は、地導体2の近傍に配置されており、誘電体チューブ1は、地導体2の表面において、折り曲げられた部分が地導体2から遠ざかる位置となるように、かつ地導体2の鉛直方向に配置されている。
Both ends of the
誘電体チューブ1の両端には、誘電体チューブ1に対する給電用の第1の電極端子3および第2の電極端子4が配設されており、第1および第2の電極端子3、4は、誘電体チューブ1の内部の電離性ガスと接触し、かつ地導体2に近接している。
第1の電極端子3と一体の第1の配線9は、地導体2上の第1の穴5に挿入され、第2の電極端子4と一体の第2の配線10は、地導体2上の第2の穴6に挿入されている。
A
The
図2において、地導体2の裏面側に位置する第1および第2の配線9、10の先端部には、プラズマ励振のための給電用のプラズマ励起電源7が接続されている。プラズマ励起電源7は、地導体2の裏面に配置されている。
In FIG. 2, a plasma
また、第1および第2の穴5、6の近傍において、第1の配線9と地導体2との間には、キャパシタ13を介した高周波電源8が設けられている。
第1および第2の配線9、10の相互間には、キャパシタ11が設けられ、第1および第2の配線9、10と地導体2との間には、キャパシタ12が設けられている。
Further, in the vicinity of the first and
A
第1の配線9は、第1の電極端子3とプラズマ励起電源7とを接続するように、第1の穴5を貫通している。同様に、第2の配線10は、第2の電極端子4とプラズマ励起電源7とを接続するように、第2の穴6を貫通している。
The
第1および第2の配線9、10は、使用する高周波の波長λに比べて短い間隔で、複数のキャパシタ11を介して接続されている。
高周波電源8は、キャパシタ13を介して、第1の配線9に接続されている。
第1および第2の配線9、10と地導体2との間を接続するキャパシタ12は、高周波電源8が接続された第1の配線9の位置からプラズマ励起電源7側に向かって、高周波の波長λの1/4程度離れた位置に配置されている。
The first and
The high
The
なお、すべてのキャパシタ11〜13の静電容量は、高周波においてほぼ短絡状態を示し、かつ、プラズマ励起電源7の周波数においてほぼ開放状態を示すように設定されている。
また、誘電体チューブ1の折り曲げられた部分と地導体2との間の距離は、高周波の波長λの1/4程度の長さを有している。
Note that the capacitances of all the
The distance between the bent portion of the
次に、図1および図2に示したこの発明の実施の形態1による動作原理について説明する。
まず、プラズマ励起電源7がONの状態では、プラズマを励振するための低周波電力が第1および第2の電極端子3、4に供給される。
このとき、誘電体チューブ1の内部の電離性ガスがプラズマ状態となり、誘電体チューブ1が高周波において導体として動作する。
Next, the operation principle according to the first embodiment of the present invention shown in FIGS. 1 and 2 will be described.
First, in the state where the plasma
At this time, the ionizing gas inside the
また、第1および第2の電極端子3、4は、誘電体チューブ1内のプラズマと接触しているので、プラズマと各電極端子3、4とは導通状態にある。
第1および第2の配線9、10の相互間は、使用する高周波の波長λに比べて短い間隔で、キャパシタ11を介して導通されているので、両者は高周波において同電位となり、1本の線として動作する。
Further, since the first and
Since the first and
第1の配線9には、第1の穴5の近傍において、キャパシタ13を介して高周波電源8が接続されており、高周波電源8は、地導体2と、第1および第2の配線9、10とから形成される高周波線路に対して、高周波電力を供給する。
この高周波電力は、アンテナとして動作する誘電体チューブ1側のみならず、プラズマ励起電源7側にも伝達される。
A high
This high frequency power is transmitted not only to the
しかし、プラズマ励起電源7側に伝達された高周波電力は、キャパシタ12の位置で全反射されるので、キャパシタ12からプラズマ励起電源7側には供給されることはない。
これにより、高周波電力がプラズマ励起電源7内にて消費されることを防ぐことが可能になる。
However, the high-frequency power transmitted to the plasma
Thereby, it is possible to prevent the high frequency power from being consumed in the plasma
また、キャパシタ12は、高周波電力の供給点から波長λの1/4程度の距離に位置しているので、高周波電力の供給点からキャパシタ12を見込んだインピーダンスは、理想的には無限大となり、アンテナのインピーダンスに影響を与えることはない。
また、キャパシタ12により、第1および第2の配線9、10は、地導体2に対して高周波で導通状態になり、アンテナ給電部を除いて同電位に保たれるので、第1および第2の配線9、10からの不要な高周波の放射を押さえることが可能になる。
Further, since the
In addition, the first and
以上の構成によれば、誘電体チューブ1の第1および第2の電極端子3、4に高周波電力が同相で供給されるので、Uの字形の導体は高周波において1本の導体と等価になり、地導体2上のモノポールアンテナとして動作する。
According to the above configuration, since the high frequency power is supplied to the first and
この場合、誘電体チューブ1の折り曲げられた部分と地導体2との距離は、高周波の波長λの1/4程度の長さを有していれば、アンテナのインピーダンスが共振状態となり、高周波電源8とのインピーダンス整合がとりやすい。
また、誘電体チューブ1以外のアンテナ構成部材(図2参照)は、すべて地導体2の裏側に隠れているので、アンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
In this case, if the distance between the bent portion of the
Moreover, since all antenna components other than the dielectric tube 1 (see FIG. 2) are hidden behind the
一方、プラズマ励起電源7がOFFの場合には、誘電体チューブ1は、高周波において誘電体として動作する。
また、誘電体チューブ1以外のアンテナ構成部材は、すべて地導体2の裏側に隠れているので、地導体2の表側は、ほぼ自由空間として作用する。
On the other hand, when the plasma
Further, since all antenna components other than the
したがって、地導体2の表側から見た散乱断面積を小さくすることが可能になる。
また、地導体2の表側に複数のアンテナ素子を並べて、複数のアンテナを切り替え動作させる場合には、未使用アンテナのプラズマ励起電源7をOFFすることで、未使用アンテナの部分がほぼ自由空間として作用するので、動作しているアンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
Therefore, it is possible to reduce the scattering cross section viewed from the front side of the
Further, when a plurality of antenna elements are arranged on the front side of the
以上のように、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置(図1、図2)は、地導体2と、両端が近接するように折り曲げられ、かつ両端が地導体2の近傍に配置され、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブ1と、誘電体チューブ1の内部において、誘電体チューブ1の両端に設けられた第1および第2の電極端子3、4と、電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源7とを備えている。
As described above, the antenna device (FIGS. 1 and 2) according to
また、プラズマ励起電源7と第1の電極端子3とを接続する第1の配線9と、プラズマ励起電源7と第2の電極端子4とを接続する第2の配線10と、地導体2に設けられた高周波電源8と、第1および第2の配線の少なくとも一方に、高周波電源8から出力される高周波電力を結合させるための高周波電力結合手段とを備えている。
In addition, the
誘電体チューブ1は、地導体2から鉛直方向に伸びるように配置されている。
高周波電力結合手段は、第1および第2の配線9、10の少なくとも一方を、地導体2に対して高周波で短絡するキャパシタ12により構成され、第1および第2の配線9、10は、地導体2に近接配置されている。
The
The high-frequency power coupling means includes a
さらに、高周波電源8は、第1および第2の配線9、10の少なくとも一方と地導体2との間に接続されるとともに、第1または第2の配線9、10に対するキャパシタ12の接続位置から第1または第2の電極端子3、4側に向かって、高周波の波長λに対して1/4だけ離れた位置に配置されている。
Further, the high
これにより、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置において、相互干渉を低減させることができる。
すなわち、未使用時のアンテナの低散乱断面積を実現するとともに、相互干渉を低減させることができる。
Accordingly, mutual interference can be reduced in an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged in close proximity and used for switching.
That is, it is possible to realize a low scattering cross section of the antenna when not in use and to reduce mutual interference.
なお、図1では、誘電体チューブ1を地導体2の鉛直方向に直線上に配置したが、誘電体チューブ1をヘリカル状に形成してもよく、また、地導体2に対して平行に配置されるように折り曲げても同様の効果を有する。
In FIG. 1, the
さらに、高周波電源8からの高周波電力の供給点からキャパシタ12を見込んだインピーダンスを大きく見せるために、キャパシタ12と高周波電力の供給点との距離を、高周波の波長λの1/4程度に設定したが、その代替え手段として、キャパシタ12の設置部分に、直列にインダクタを挿入しても同様の効果を示すことは言うまでもない。
Furthermore, in order to make the impedance of the
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1、図2)では、地導体2を用いたが、図3のように、地導体2を削除してもよい。
図3はこの発明の実施の形態2に係るアンテナ装置を示す側面図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「a」を付して詳述を省略する。
Although the
FIG. 3 is a side view showing an antenna apparatus according to
図3においては、地導体2が不要なので、前述のキャパシタ12も不要となる。
この場合、基本的構成は前述の実施の形態1(図1、図2)と同様なので、前述と異なる部分についてのみ説明する。
In FIG. 3, since the
In this case, since the basic configuration is the same as that of the first embodiment (FIGS. 1 and 2), only the portions different from the above will be described.
図3において、誘電体チューブ1aは、ループ状に曲げられている。
高周波電源8は、各電源端子に挿入された2つのキャパシタ13を介して、第1および第2の配線9、10に接続されている。
In FIG. 3, the
The high-
また、第1の配線9と第2の配線10との間に挿入されたキャパシタ11は、高周波電源8が接続された位置からプラズマ励起電源7側に向かって、高周波の波長λの1/4程度だけ離れた位置に配置されている。
この場合、第1および第2の電極端子3、4側の1/4波長の範囲においては、キャパシタ11(図2参照)が不要となる。
Further, the
In this case, the capacitor 11 (see FIG. 2) is not required in the 1/4 wavelength range on the first and
次に、図3に示したこの発明の実施の形態2による動作原理について説明する。
まず、プラズマ励起電源7がON状態の場合の動作について説明する。
この場合、高周波電源8は、第1の配線9と第2の配線10との間に配置されるので、第1の配線9と第2の配線10との間に高周波電力を供給する。
Next, the operation principle according to the second embodiment of the present invention shown in FIG. 3 will be described.
First, the operation when the plasma
In this case, since the high
したがって、誘電体チューブ1aは、ループアンテナとして動作させることが可能となり、前述の実施の形態1におけるモノポールアンテナとは異なる放射パターンを実現することができる。
Therefore,
第1の配線9と第2の配線10との間に供給された高周波電力は、プラズマ励起電源7側にも伝達されるが、プラズマ励起電源7側に伝達された高周波電力は、キャパシタ11の位置で全反射されるので、キャパシタ11からプラズマ励起電源7側に高周波電力が供給されることはない。
これにより、高周波電力がプラズマ励起電源7内にて消費されることを防ぐことが可能になる。
The high frequency power supplied between the
Thereby, it is possible to prevent the high frequency power from being consumed in the plasma
また、キャパシタ11は、高周波電力の供給点から波長λの1/4程度の距離に位置しているので、高周波電力の供給点からキャパシタ11を見込んだインピーダンスは、理想的には無限大となり、アンテナのインピーダンスに影響を与えることはない。
Further, since the
また、図3の構成によれば、プラズマを誘起するための第1および第2の電極端子3、4が近接配置されるので、第1および第2の配線9、10が、アンテナ放射部を構成する誘電体チューブ1aを横切ることないので、各配線9、10がアンテナの放射特性に悪影響を与えないという利点がある。
Further, according to the configuration of FIG. 3, since the first and
次に、プラズマ励起電源7がOFF状態の場合の動作について説明する。
通常、アンテナ装置を設置する場合には、放射部分を自由空間に配置し、その他の給電回路などを放射に影響しない部分に配置する。
図3のアンテナ装置では、誘電体チューブ1aのみを自由空間に配置し、それ以外の部材を放射に影響しない部分に配置する構成が可能なので、散乱断面積を小さくすることが可能になる。
Next, the operation when the plasma
Usually, when an antenna device is installed, the radiating portion is arranged in a free space, and other feeding circuits and the like are arranged in a portion that does not affect the radiation.
In the antenna apparatus of FIG. 3, since only the
また、複数のアンテナ素子を並べて、複数アンテナを切り替え動作させる場合には、未使用アンテナのプラズマ励起電源7をOFFすることにより、未使用アンテナの部分がほぼ自由空間として作用するので、動作しているアンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
Also, when arranging a plurality of antenna elements and switching the plurality of antennas, the plasma
以上のように、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置(図3)は、両端が近接するように折り曲げられ、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブ1aと、誘電体チューブ1aの内部において、誘電体チューブ1aの両端に設けられた第1および第2の電極端子3、4と、電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源7とを備えている。
As described above, the antenna device (FIG. 3) according to the second embodiment of the present invention is bent so that both ends thereof are close to each other, and includes the
また、プラズマ励起電源7と第1の電極端子3とを接続する第1の配線9と、プラズマ励起電源7と第2の電極端子4とを接続する第2の配線10と、第1の配線9と第2の配線10との間に接続された高周波電源8と、第1の配線9と第2の配線10との間に、高周波電源8から出力される高周波電力を結合させるための高周波電力結合手段とを備えている。
The
高周波電力結合手段は、第1の配線9と第2の配線10とを高周波で短絡するキャパシタ11により構成されている。
また、高周波電源8は、キャパシタ11が接続された位置から第1または第2の電極端子3、4側に向かって、高周波の波長λに対して1/4だけ離れた位置に配置されている。
The high frequency power coupling means includes a
The high
これにより、前述と同様に、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置において、相互干渉を低減させることができる。
すなわち、未使用時のアンテナの低散乱断面積を実現するとともに、相互干渉を低減させることができる。
Thus, as described above, mutual interference can be reduced in an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged in close proximity and used for switching.
That is, it is possible to realize a low scattering cross section of the antenna when not in use and to reduce mutual interference.
実施の形態3.
なお、上記実施の形態2(図3)では、地導体2を削除したが、図4および図5のように、地導体2を用いてもよい。
図4はこの発明の実施の形態3に係るアンテナ装置を示す斜視図であり、図5は図4内の地導体2の裏面側の回路構成を示す回路図である。
図4、図5において、前述(図1〜図3参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
In addition, in the said Embodiment 2 (FIG. 3), although the
4 is a perspective view showing an antenna apparatus according to
4 and 5, the same components as those described above (see FIGS. 1 to 3) are denoted by the same reference numerals as those described above and will not be described in detail.
図4、図5において、基本的な構成は前述の実施の形態1(図1、図2)と同様なので、ここでは前述と異なる部分についてのみ説明する。
図4において、地導体2上には、前述の実施の形態2(図3)と同形状のループ状に曲げられた誘電体チューブ1aが立設されている。
4 and 5, the basic configuration is the same as that of the first embodiment (FIGS. 1 and 2), and therefore only the parts different from the above will be described here.
In FIG. 4, on the
図5において、高周波電源8が接続された位置からプラズマ励起電源7側に向かって、高周波の波長λの1/4程度離れた位置には、第1の配線9と第2の配線10との間を接続するキャパシタ11が配置されている。なお、第1および第2の電極端子3、4側の1/4波長の範囲にあるキャパシタ11(図2参照)は、前述の実施の形態2(図3)と同様に削除されている。
また、第2の配線10には、第1の配線9における高周波電源8が接続された部分の近傍において、第2の配線10と地導体2とを接続するキャパシタ12が設けられている。
In FIG. 5, the
Further, the
次に、図4および図5に示したこの発明の実施の形態3による動作原理について説明する。
まず、プラズマ励起電源7がON状態の場合の動作について説明する。
この場合、高周波電源8は、第1の配線9と地導体2との間に接続され、かつ接続点の近傍において、第2の配線10と地導体2とが、キャパシタ12を介して高周波で短絡されているので、第1の配線9と第2の配線10との間に高周波電力が供給される。
Next, the operation principle according to the third embodiment of the present invention shown in FIGS. 4 and 5 will be described.
First, the operation when the plasma
In this case, the high
したがって、誘電体チューブ1aは、ループアンテナとして動作させることが可能となり、前述の実施の形態1のモノポールアンテナとは異なる放射パターンを実現することができる。
Therefore, the
また、第1の配線9と第2の配線10との間に供給された高周波電力は、プラズマ励起電源7側にも伝達されるが、プラズマ励起電源7側に伝達された高周波電力は、キャパシタ11の位置で全反射されるので、キャパシタ11からプラズマ励起電源7側に高周波電力が供給されることはない。
これにより、高周波電力がプラズマ励起電源7内にて消費されることを防ぐことが可能になる。
The high frequency power supplied between the
Thereby, it is possible to prevent the high frequency power from being consumed in the plasma
また、キャパシタ11は、高周波電力の供給点から波長λの1/4程度の距離に位置しているので、高周波電力の供給点からキャパシタ11を見込んだインピーダンスは、理想的には無限大となり、アンテナのインピーダンスに影響を与えることはない。
Further, since the
また、キャパシタ12により、第1および第2の配線9、10は、地導体2に対して高周波で導通状態になり、アンテナ給電部を除いて同電位に保たれるので、第1および第2の配線9、10からの不要な高周波の放射を押さえることが可能になる。
また、誘電体チューブ1a以外のアンテナ構成部材は、すべて地導体2の裏側に隠れているので、アンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
In addition, the first and
Moreover, since all antenna components other than the
また、プラズマ励起電源7がOFF状態の場合、誘電体チューブ1a以外のすべてのアンテナ構成部材が地導体2の裏側に隠れていることから、地導体2の表側は、ほぼ自由空間として作用するので、地導体2の表側から見た散乱断面積を小さくすることが可能になる。
Further, when the plasma
さらに、地導体2の表側に複数のアンテナ素子を並べて、複数のアンテナを切り替え動作させる場合には、未使用アンテナのプラズマ励起電源7をOFFすることにより、未使用アンテナの部分がほぼ自由空間として作用するので、動作しているアンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
Furthermore, when arranging a plurality of antenna elements on the front side of the
以上のように、この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置(図4、図5)は、地導体2と、両端が近接するように折り曲げられ、かつ両端が地導体2の近傍に配置され、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブ1aと、誘電体チューブ1aの内部において、誘電体チューブ1aの両端に設けられた第1および第2の電極端子3、4と、電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源7とを備えている。
As described above, the antenna device (FIGS. 4 and 5) according to
また、プラズマ励起電源7と第1の電極端子3とを接続する第1の配線9と、プラズマ励起電源7と第2の電極端子4とを接続する第2の配線10と、地導体2に設けられた高周波電源8と、第1の配線9と第2の配線10とを高周波で短絡する第1のキャパシタ11と、第2の配線10と地導体2との間を高周波で短絡する第2のキャパシタ12とを備えている。
In addition, the
誘電体チューブ1aは、ループ状に形成されており、高周波電源8は、地導体2と第1の配線9との間に接続されている。
第2のキャパシタ12は、第1のキャパシタ11が接続された位置から第1または第2の電極端子3、4側に向かって、高周波の波長λに対して1/4だけ離れた位置に配置されている。
The
The
これにより、前述と同様に、未使用時の低散乱断面積を実現するアンテナ装置、または近接配置されて切り替え使用する複数のアンテナを有するアンテナ装置において、相互干渉を低減させることができる。
すなわち、未使用時のアンテナの低散乱断面積を実現するとともに、相互干渉を低減させることができる。
Thus, as described above, mutual interference can be reduced in an antenna device that realizes a low scattering cross-sectional area when not in use or an antenna device that has a plurality of antennas that are arranged in close proximity and used for switching.
That is, it is possible to realize a low scattering cross section of the antenna when not in use and to reduce mutual interference.
実施の形態4.
なお、上記実施の形態2(図3)では、ループ状の誘電体チューブ1aを用いたが、図6のように、Tの字状の誘電体チューブ1bを用いてもよい。
図6はこの発明の実施の形態4に係るアンテナ装置を示す側面図であり、前述(図3参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「b」を付して詳述を省略する。
In the second embodiment (FIG. 3), the loop-shaped
FIG. 6 is a side view showing an antenna apparatus according to
図6において、基本的な構成は、前述の実施の形態2と同様なので、ここでは前述と異なる部分についてのみ説明する。
この場合、Tの字状に曲げられた誘電体チューブ1bが用いられている。Tの字状に形成された誘電体チューブ1bを用いることにより、折り返しダイポールアンテナとして動作させることが可能になる。
In FIG. 6, the basic configuration is the same as that of the above-described second embodiment, and therefore only the parts different from the above will be described here.
In this case, a
折り返しダイポールにおいては、アンテナが自己平衡作用を有しているので、不要な電流の放射を抑制するという利点がある。
以下、図7および図8を参照しながら、自己平衡作用の原理について説明する。
図7は通常のダイポールアンテナを概略的に示す構成図であり、図8はこの発明の実施の形態4による折り返しダイポールアンテナを概略的に示す構成図である。
In the folded dipole, since the antenna has a self-balancing action, there is an advantage of suppressing emission of unnecessary current.
Hereinafter, the principle of the self-equilibrium action will be described with reference to FIGS.
FIG. 7 is a block diagram schematically showing a normal dipole antenna, and FIG. 8 is a block diagram schematically showing a folded dipole antenna according to
図7および図8において、プラズマ励起電源7などの回路構成は、高周波においてアンテナに影響しないように対策が施されているので、省略されている。
まず、図7に示す通常のダイポールアンテナにおいては、高周波電源8に平衡2線として動作する配線21、22が接続され、各配線21、22の先端に、放射部となる導体素子23、24が接続されている。
7 and 8, the circuit configuration such as the plasma
First, in the normal dipole antenna shown in FIG. 7, wirings 21 and 22 that operate as balanced two wires are connected to the high-
この場合、配線21には、破線矢印で示す電流B1が流れ、配線22には、破線矢印で示す電流B2が流れる。
また、導体素子23には、1点鎖線で示す電流A1が流れ、導体素子24には、1点鎖線で示す電流A2が流れる。
In this case, a current B1 indicated by a broken line arrow flows through the
In addition, a current A1 indicated by a one-dot chain line flows through the
図7において、アンテナ構造が完全に左右対称であれば、A1=A2、B1=B2となる。通常、配線21、22は、高周波の波長λに比べて十分に近接配置されているので、電流B1と電流B2とが打ち消し合って、配線21、22の部分から放射される電力は無視できる程度になる。
In FIG. 7, if the antenna structure is completely symmetrical, A1 = A2 and B1 = B2. Usually, the
しかし、アンテナ構造の誤差やその他の要因によって左右の対称性が崩れると、B1≠B2となり、電流B1と電流B2との間で打ち消し合わない成分が生じるので、不平衡成分が生じる。電流の不平衡成分は、ダイポールアンテナの交差偏波として放射され、ダイポールアンテナの特性を劣化させることになる。 However, if the left-right symmetry is lost due to an error in the antenna structure or other factors, B1 ≠ B2, and a component that does not cancel out between the current B1 and the current B2 is generated, resulting in an unbalanced component. The unbalanced component of the current is radiated as a cross polarized wave of the dipole antenna, and deteriorates the characteristics of the dipole antenna.
一方、図8に示すこの発明の実施の形態4による折り返しダイポールアンテナにおいては、導体素子23a、24aが連続的な一筆書の形状を有することから、アンテナ構造の左右対称性が崩れた場合でも、アンテナの形状自体に平衡作用があるので、B1=B2の条件が保たれる。
On the other hand, in the folded dipole antenna according to the fourth embodiment of the present invention shown in FIG. 8, since the
したがって、電流の不平衡成分が生じることはなく、ダイポールアンテナの特性劣化を防ぐことが可能になる。
なお、ここでは、地導体2を削除したが、地導体2を設けることも可能である。
Therefore, an unbalanced component of current does not occur, and it is possible to prevent deterioration of the characteristics of the dipole antenna.
In addition, although the
以上のように、この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置(図6、図8)によれば、誘電体チューブ1bは、Tの字状に形成されており、折り返しダイポールの構成は、一筆書の形状を有している。
As described above, according to the antenna device (FIGS. 6 and 8) according to the fourth embodiment of the present invention, the
これにより、折り曲げて構成された誘電体チューブ1(図1参照)を有するプラズマアンテナの構成と親和性があり、プラズマアンテナを構成しやすいという利点がある。
また、誘電体チューブ1b以外のアンテナ構成部材を、放射部として動作する導体素子23、24から離すことが可能となるので、アンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
Thereby, it has an affinity with the structure of the plasma antenna which has the dielectric tube 1 (refer FIG. 1) comprised by bending, and there exists an advantage that it is easy to comprise a plasma antenna.
In addition, the antenna constituent members other than the
また、プラズマ励起電源7がOFF状態の場合には、誘電体チューブ1b以外のアンテナ構成部材を、放射部として動作する導体素子23、24から離すことが可能となるので、散乱断面積を小さくすることが可能になる。
Further, when the plasma
また、複数のアンテナ素子を並べて、複数のアンテナを切り替え動作させる場合には、未使用アンテナのプラズマ励起電源7をOFFすることにより、未使用アンテナの部分がほぼ自由空間として作用するので、動作しているアンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
Also, when arranging a plurality of antenna elements and switching a plurality of antennas, the plasma
実施の形態5.
なお、上記実施の形態4(図6、図8)では、単一の誘電体チューブ1bを用いたが、図9のように、第1および第2の誘電体チューブ1c、1dを近接して並設し、全体としてTの字状の誘電体チューブを構成してもよい。
図9はこの発明の実施の形態5に係るアンテナ装置を示す側面図であり、前述(図6参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「c、d」を付して詳述を省略する。
In the fourth embodiment (FIGS. 6 and 8), the
FIG. 9 is a side view showing an antenna apparatus according to
図9において、第1の誘電体チューブ1cは、第1のプラズマ励起電源7cにより給電され、第2の誘電体チューブ1dは、第2のプラズマ励起電源7dにより給電される。
第1および第2の誘電体チューブ1c、1dは、両端が近接するように折り曲げられ、かつ、各折り曲げ端部が互いに逆方向となるように、それぞれ中央部にて直角方向に曲げられており、Lの字形を有している。
In FIG. 9, the first
The first and second
第1の誘電体チューブ1cと同様に、第2の誘電体チューブ1dの内部には、電離性ガスが充填されている。
また、第2の誘電体チューブ1dの両端の内部には、第3および第4の電極端子15、16が設けられており、各電極端子15、16は、第2の誘電体チューブ1d内の電離性ガスと接触している。
Similar to the first
Further, third and
第3および第4の電極端子15、16には、第3および第4の配線18、19が接続されており、第3の配線18と第4の配線19との間は、キャパシタ11dを介して、高周波で短絡されている。
The third and
Lの字形を有する第1および第2の誘電体チューブ1c、1dは、第1の誘電体チューブ1cの第1および第2の電極端子3、4から延在する直線部分と、第2の誘電体チューブ1dの第3および第4の電極端子15、16から延在する直線部分とが、近接して平行になるように配置されることにより、全体としてTの字形を構成している。
The first and second
第1の誘電体チューブ1cにおいて、第1の電極端子3と第1のプラズマ励起電源7cとを接続するように第1の配線9が設置され、第2の電極端子4と第1のプラズマ励起電源7cとを接続するように第2の配線10が設置されている。
同様に、第2の誘電体チューブ1dにおいて、第3の電極端子15と第2のプラズマ励起電源7dとを接続するように第3の配線18が設置され、第4の電極端子16と第2のプラズマ励起電源7dとを接続するように第4の配線19が設置されている。
In the first
Similarly, in the
第1の配線9と第2の配線10との間には、高周波の波長λに比べて十分小さい間隔でキャパシタ11cが配置され、同様に、第3の配線18と第4の配線19との間には、高周波の波長λに比べて十分小さい間隔でキャパシタ11dが配置される。
A
高周波電源8は、各電源端子に挿入された2つのキャパシタ13を介して、第1の配線9と第3の配線18との間に接続されている。
第1の配線9と第3の配線18との間において、高周波電源8が接続された位置から第1および第2のプラズマ励起電源7c、7d側に向かって、高周波の1/4波長程度離れた位置にキャパシタ12が配置されている。
The high
Between the
なお、すべてのキャパシタ11c、11d、12、13の静電容量は、高周波においてほぼ短絡状態を示し、第1および第2のプラズマ励起電源7c、7dの周波数においてほぼ開放状態を示すように設定されている。
The capacitances of all the
次に、図9に示したこの発明の実施の形態8による動作原理について説明する。
まず、プラズマ励起電源7c、7dがON状態の場合の動作について説明する。なお、前述と同様に動作する部分については、その説明を省略する。
Next, the operation principle according to the eighth embodiment of the present invention shown in FIG. 9 will be described.
First, the operation when the plasma
第1の誘電体チューブ1cの第1および第2の電極端子3、4から延在する2本の直線部分は、第1および第2の配線9、10の部分において、高周波で短絡状態にあるので、1本の線として見なせる。以下、第1および第2の配線9、10(直線部分)を第1の束という。
The two straight portions extending from the first and
同様に、第2の誘電体チューブ1dの第3および第4の電極端子15、16から延在する2本の直線部分は、第3および第4の配線18、19の部分において、高周波で短絡状態にあるので、1本の線として見なせる。以下、第3および第4の配線18、19(直線部分)を第2の束という。
Similarly, the two straight portions extending from the third and
第1および第2の束により、平行の2線が形成され、この2線に高周波電源8から高周波電力が励起される。
高周波電力は、アンテナとして動作する第1および第2の誘電体チューブ1c、1d側のみならず、第1および第2のプラズマ励起電源7c、7d側にも伝達されるが、プラズマ励起電源7c、7d側に伝達された高周波電力は、キャパシタ12の位置で全反射される。
Two parallel lines are formed by the first and second bundles, and high-frequency power is excited from the high-
The high frequency power is transmitted not only to the first and second
したがって、キャパシタ12からプラズマ励起電源7c、7d側には、高周波電力が供給されないので、高周波電力が第1のプラズマ励起電源7cまたは第2のプラズマ励起電源7d内で消費されることを防ぐことが可能になる。
Therefore, since the high frequency power is not supplied from the
また、キャパシタ12は、高周波電力の供給点から波長λの1/4程度の距離に位置しているので、高周波電力の供給点からキャパシタ12を見込んだインピーダンスは、理想的には無限大となり、アンテナのインピーダンスに影響を与えることはない。
Further, since the
第1の束と第2の束との間に励起された高周波電力は、第1および第2の束の先端に配置された第1および第2の誘電体チューブ1c、1d(ダイポールアンテナ)から放射される。
The high frequency power excited between the first bundle and the second bundle is from the first and second
図9のアンテナ装置によれば、第1および第2の誘電体チューブ1c、1d以外のアンテナ構成部材を、ダイポールアンテナから離すことが可能となるので、アンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
According to the antenna device of FIG. 9, the antenna constituent members other than the first and second
また、第1および第2のプラズマ電源7c、7dがOFF状態の場合には、誘電体チューブ1c、1d以外のアンテナ構成部材を、ダイポールアンテナから離すことが可能となるので、散乱断面積を小さくすることが可能になる。
Further, when the first and second
また、複数のアンテナ素子を並べて、複数のアンテナを切り替え動作させる場合には、未使用アンテナの第1および第2のプラズマ電源7c、7dをOFFすることにより、未使用アンテナの部分がほぼ自由空間として作用するので、動作しているアンテナの放射特性を乱さないという利点がある。
なお、ここでは、地導体2を削除したが、地導体2を設けることも可能である。
Further, when a plurality of antenna elements are arranged and a plurality of antennas are switched, the unused antenna portions are almost free space by turning off the first and second
In addition, although the
以上のように、この発明の実施の形態5に係るアンテナ装置は、両端が近接するように折り曲げられ、かつ折り曲げ端部が第1の直角方向に折り曲げられ、内部に電離性ガスを含む第1の誘電体チューブ1cと、第1の誘電体チューブ1cに近接して並設され、両端が近接するように折り曲げられ、かつ折り曲げ端部が、第1の直角方向とは反対側の第2の直角方向に折り曲げられ、内部に電離性ガスを含む第2の誘電体チューブ1dとを備えており、第1および第2の誘電体チューブ1c、1dは、全体としてTの字状を構成している。
As described above, the antenna device according to
また、第1の誘電体チューブ1cの内部において、第1の誘電体チューブ1cの両端に設けられた第1および第2の電極端子3、4と、第2の誘電体チューブ1dの内部において、第2の誘電体チューブ1dの両端に設けられた第3および第4の電極端子15、16と、第1の誘電体チューブ1c内の電離性ガスをプラズマ状態に保持するための第1のプラズマ励起電源7cと、第2の誘電体チューブ1d内の電離性ガスをプラズマ状態に保持するための第2のプラズマ励起電源7dとを備えている。
Further, in the first
また、第1のプラズマ励起電源7cと第1の電極端子3とを接続する第1の配線9と、第1のプラズマ励起電源7cと第2の電極端子4とを接続する第2の配線10と、第2のプラズマ励起電源7dと第3の電極端子15とを接続する第3の配線18と、第2のプラズマ励起電源7dと第4の電極端子16とを接続する第4の配線19と、第1の配線9と第3の配線18との間に接続された高周波電源8と、第1の配線9と第3の配線18とを高周波で短絡するキャパシタ12とを備えている。
The
さらに、高周波電源8は、キャパシタ12が接続された位置から第1〜第4の電極端子3、4、15、16側に向かって、高周波の波長λに対して1/4だけ離れた位置に配置されている。
これにより、前述と実施の形態1〜4と同様の作用効果を奏することができる。
Further, the high-
Thereby, there can exist an effect similar to the above-mentioned and Embodiment 1-4.
1、1a、1b 誘電体チューブ、1c 第1の誘電体チューブ、1d 第2の誘電体チューブ、2 地導体、3 第1の電極端子、4 第2の電極端子、7 プラズマ励起電源、7c 第1のプラズマ励起電源、7d 第2のプラズマ励起電源、9 第1の配線、10 第2の配線、8 高周波電源、11、12 キャパシタ、11 第1のキャパシタ、12 第2のキャパシタ、15 第3の電極端子、16 第4の電極端子、18 第3の配線、19 第4の配線。
1, 1a, 1b Dielectric tube, 1c 1st dielectric tube, 1d 2nd dielectric tube, 2 Ground conductor, 3rd electrode terminal, 4 2nd electrode terminal, 7 Plasma excitation power supply, 7c
Claims (9)
両端が近接するように折り曲げられ、かつ前記両端が前記地導体の近傍に配置され、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブと、
前記誘電体チューブの内部において、前記誘電体チューブの両端に設けられた第1および第2の電極端子と、
前記電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源と、
前記プラズマ励起電源と前記第1の電極端子とを接続する第1の配線と、
前記プラズマ励起電源と前記第2の電極端子とを接続する第2の配線と、
前記地導体に設けられた高周波電源と、
前記第1および第2の配線の少なくとも一方に、前記高周波電源から出力される高周波電力を結合させるための高周波電力結合手段と、
を備えたことを特徴とするアンテナ装置。 With ground conductors,
A dielectric tube that is bent so that both ends are close to each other and the both ends are arranged in the vicinity of the ground conductor, and contains an ionizing gas inside;
Inside the dielectric tube, first and second electrode terminals provided at both ends of the dielectric tube;
A plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in a plasma state;
A first wiring connecting the plasma excitation power source and the first electrode terminal;
A second wiring connecting the plasma excitation power source and the second electrode terminal;
A high-frequency power source provided on the ground conductor;
High-frequency power coupling means for coupling high-frequency power output from the high-frequency power source to at least one of the first and second wirings;
An antenna device comprising:
前記第1および第2の配線は、前記地導体に近接配置され、
前記高周波電源は、前記第1および第2の配線の少なくとも一方と前記地導体との間に接続されるとともに、前記第1または第2の配線に対する前記キャパシタの接続位置から前記第1または第2の電極端子側に向かって、前記高周波の波長に対して1/4だけ離れた位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 The high-frequency power coupling means is constituted by a capacitor that short-circuits at least one of the first and second wirings with respect to the ground conductor at a high frequency,
The first and second wirings are arranged close to the ground conductor,
The high-frequency power source is connected between at least one of the first and second wirings and the ground conductor, and is connected to the first or second wiring from the connection position of the capacitor with respect to the first or second wiring. The antenna device according to claim 1, wherein the antenna device is disposed at a position separated by a quarter of the wavelength of the high frequency toward the electrode terminal side.
前記誘電体チューブの内部において、前記誘電体チューブの両端に設けられた第1および第2の電極端子と、
前記電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源と、
前記プラズマ励起電源と前記第1の電極端子とを接続する第1の配線と、
前記プラズマ励起電源と前記第2の電極端子とを接続する第2の配線と、
前記第1の配線と前記第2の配線との間に接続された高周波電源と、
前記第1の配線と前記第2の配線との間に、前記高周波電源から出力される高周波電力を結合させるための高周波電力結合手段と、
を備えたことを特徴とするアンテナ装置。 A dielectric tube which is bent so that both ends are close to each other and contains an ionizing gas inside;
Inside the dielectric tube, first and second electrode terminals provided at both ends of the dielectric tube;
A plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in a plasma state;
A first wiring connecting the plasma excitation power source and the first electrode terminal;
A second wiring connecting the plasma excitation power source and the second electrode terminal;
A high frequency power source connected between the first wiring and the second wiring;
High-frequency power coupling means for coupling high-frequency power output from the high-frequency power source between the first wiring and the second wiring;
An antenna device comprising:
前記高周波電源は、前記キャパシタが接続された位置から前記第1または第2の電極端子側に向かって、前記高周波の波長に対して1/4だけ離れた位置に配置されたことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。 The high-frequency power coupling means includes a capacitor that short-circuits the first wiring and the second wiring at a high frequency,
The high-frequency power source is disposed at a position separated from the wavelength of the high-frequency by ¼ from the position where the capacitor is connected toward the first or second electrode terminal side. The antenna device according to claim 3.
両端が近接するように折り曲げられ、かつ前記両端が前記地導体の近傍に配置され、内部に電離性ガスを含む誘電体チューブと、
前記誘電体チューブの内部において、前記誘電体チューブの両端に設けられた第1および第2の電極端子と、
前記電離性ガスをプラズマ状態に保持するためのプラズマ励起電源と、
前記プラズマ励起電源と前記第1の電極端子とを接続する第1の配線と、
前記プラズマ励起電源と前記第2の電極端子とを接続する第2の配線と、
前記地導体に設けられた高周波電源と、
前記第1の配線と前記第2の配線とを高周波で短絡する第1のキャパシタと、
前記第2の配線と前記地導体との間を高周波で短絡する第2のキャパシタと、
を備え、
前記高周波電源は、前記第1のキャパシタが接続された位置から前記第1または第2の電極端子側に向かって、前記高周波の波長に対して1/4だけ離れた位置において、前記地導体と前記第1の配線との間に接続され、
前記第2のキャパシタは、前記第1のキャパシタが接続された位置から前記第1または第2の電極端子側に向かって、前記高周波の波長に対して1/4だけ離れた位置に配置されたことを特徴とするアンテナ装置。 With ground conductors,
A dielectric tube that is bent so that both ends are close to each other and the both ends are arranged in the vicinity of the ground conductor, and contains an ionizing gas inside;
Inside the dielectric tube, first and second electrode terminals provided at both ends of the dielectric tube;
A plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in a plasma state;
A first wiring connecting the plasma excitation power source and the first electrode terminal;
A second wiring connecting the plasma excitation power source and the second electrode terminal;
A high-frequency power source provided on the ground conductor;
A first capacitor that short-circuits the first wiring and the second wiring at a high frequency;
A second capacitor that short-circuits between the second wiring and the ground conductor at a high frequency;
With
The high-frequency power source is connected to the ground conductor at a position separated from the high-frequency wavelength by a quarter from the position where the first capacitor is connected toward the first or second electrode terminal. Connected to the first wiring,
The second capacitor is arranged at a position separated from the wavelength of the high frequency by 1/4 from the position where the first capacitor is connected toward the first or second electrode terminal side. An antenna device characterized by that.
前記第1の誘電体チューブに近接して並設され、両端が近接するように折り曲げられ、かつ折り曲げ端部が、前記第1の直角方向とは反対側の第2の直角方向に折り曲げられ、内部に電離性ガスを含む第2の誘電体チューブと、
前記第1の誘電体チューブの内部において、前記第1の誘電体チューブの両端に設けられた第1および第2の電極端子と、
前記第2の誘電体チューブの内部において、前記第2の誘電体チューブの両端に設けられた第3および第4の電極端子と、
前記第1の誘電体チューブ内の電離性ガスをプラズマ状態に保持するための第1のプラズマ励起電源と、
前記第2の誘電体チューブ内の電離性ガスをプラズマ状態に保持するための第2のプラズマ励起電源と、
前記第1のプラズマ励起電源と前記第1の電極端子とを接続する第1の配線と、
前記第1のプラズマ励起電源と前記第2の電極端子とを接続する第2の配線と、
前記第2のプラズマ励起電源と前記第3の電極端子とを接続する第3の配線と、
前記第2のプラズマ励起電源と前記第4の電極端子とを接続する第4の配線と、
前記第1の配線と前記第3の配線との間に接続された高周波電源と、
前記第1の配線と前記第3の配線とを高周波で短絡するキャパシタと、
を備え、
前記高周波電源は、前記キャパシタが接続された位置から前記第1〜第4の電極端子側に向かって、前記高周波の波長に対して1/4だけ離れた位置に配置されたことを特徴とするアンテナ装置。 A first dielectric tube that is bent so that both ends thereof are close to each other and a bent end portion is bent in a first right angle direction, and an ionizing gas is contained therein;
Arranged adjacent to the first dielectric tube, bent so that both ends thereof are close, and the bent end is bent in a second right angle direction opposite to the first right angle direction; A second dielectric tube containing an ionizing gas therein;
First and second electrode terminals provided at both ends of the first dielectric tube inside the first dielectric tube;
Third and fourth electrode terminals provided at both ends of the second dielectric tube inside the second dielectric tube;
A first plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in the first dielectric tube in a plasma state;
A second plasma excitation power source for maintaining the ionizing gas in the second dielectric tube in a plasma state;
A first wiring connecting the first plasma excitation power source and the first electrode terminal;
A second wiring connecting the first plasma excitation power source and the second electrode terminal;
A third wiring connecting the second plasma excitation power source and the third electrode terminal;
A fourth wiring connecting the second plasma excitation power source and the fourth electrode terminal;
A high frequency power source connected between the first wiring and the third wiring;
A capacitor for short-circuiting the first wiring and the third wiring at a high frequency;
With
The high-frequency power source is disposed at a position separated from the wavelength of the high-frequency by ¼ from the position where the capacitor is connected toward the first to fourth electrode terminals. Antenna device.
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