JP2010144582A - 軸冷却シール機構及びそれを備える一次冷却材ポンプ - Google Patents

軸冷却シール機構及びそれを備える一次冷却材ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸の冷却性能が高い軸冷却シール機構を提供することにある。
【解決手段】軸冷却シール機構であって、回転軸と該回転軸を支持する支持体との間に流体を介在させ、軸を冷却しつつ、シールする軸冷却シール機構であって、高温の液体が充填されている回転軸と前記支持体との間に形成された間隙に、高温の液体よりも温度の低いシール水を供給するシール水供給部を有し、シール水供給部は、回転軸の円周上において、複数の位置からシール水を供給する構成とすることで上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸と該軸を支持する支持体との間をシールする軸冷却シール機構に関するものであり、より詳しくは、高温、高圧の状態の一次冷却材を循環させる一次冷却材ポンプに用いる軸冷却シール機構に関するものである。
原子力発電プラントは、原子炉と蒸気発生器との間で一次冷却材を高温高圧で循環させる一次冷却材ポンプを有する。この一次冷却材ポンプは、一次冷却材の流路中に羽根車(インペラ)が配置され、この羽根車を支持するシャフト(回転軸)を駆動部により回転させ、羽根車により一次冷却材を押し出すことで、一次冷却材を循環させる。このシャフトは、支持体(静止体)に回転可能に支持されており、支持体とシャフトとの間は、軸冷却シール機構によりシールされている。この軸冷却シール機構は、シャフトと支持体との間の空間にシール水を供給し、このシール水を循環させる機構である。軸冷却シール機構は、シャフトと支持体と間にシール水を充満させることで、一次冷却材がシャフトと支持体との間に進入することを防止しつつ、高速で回転され高温となっているシャフトを冷却している。
ここで、軸冷却シール機構は、解放されているシャフトと支持体との間の空間にシール水を充填するものである。つまり、軸冷却シール機構のシール水が充填されている領域は開放された領域であるため、その領域に一次冷却材の一部が入り込み、シール水と一次冷却材とが接触してしまう。ここで、シール水は低温で、一次冷却材は高温である。そのため、シール水と一次冷却材とが接触する部分で温度揺らぎが発生し、熱疲労が生じてしまうことがある。これに対して、特許文献1には、高温水と低温水とが衝突して形成される熱境界層における温度揺らぎによる熱疲労割れを防止するために、軸部材、及び該軸部材に取り付けられ且つ一緒に回転する環状部材からなる回転体と、軸部材の周面に対して第一の隙間を介して対峙すると共に環状部材の周縁部に対して第二の隙間を介して対峙するケーシング部材からなる静止体と、回転体及び静止体により画成されたチャンバとを備え、温度差のある二つの流体が第一及び第二の隙間の内の異なる隙間を通ってチャンバ内へ流入するように構成された回転場において、回転体及び静止体間に存在する二つの流体の周波数を高くするために、回転体および/または静止体に周波数増加手段を設けたことを特徴とする回転場における温度揺らぎ防止構造が記載されている。
また、特許文献2には、軸冷却シール機構(静圧シール)のシール方法の具体的な一例が記載されている。具体的には、固定側に設けた静止側シールリングと、回転軸とともに回転する回転側シールリングとを有してなる静圧シールにおいて、静止側シールリングは回転側シールリングのフェースプレートと対向するフェースプレートと、このフェースプレートの背面側に接するリテーナと、フェースプレートとリテーナの接触面間に介設したOリングとを有し、フェースプレート及びリテーナの接触面における回転軸側の端部はフェースプレートとリテーナとが回転軸の半径方向に接するような段形状とし、この段形状部において半径方向に接するフェースプレートとリテーナの接触面の間にOリングを介設したことを特徴とする静圧シールが記載されている。
特開2004−124803号公報 特開2003−287143号公報
ここで、特許文献1に記載されているように、複数の突起部を設けることで、温度のゆらぎの周波数を高くし、熱疲労による割れを抑制することはできるが、シール水の温度が不均一になるため、シール水による冷却性能を高くすることが困難であるという問題がある。
また、軸冷却シール機構は、シャフトと支持体との間に供給された後、一次冷却材から離れる方向に移動していくが、その移動時にシャフトの熱を吸収して徐々に高温になる。シール水の冷却性能を維持するために、シャフトの回転軸に平行な方向に一定間隔おいてシール水を供給する機構がある。つまり、シール水は、シャフトと支持体との間に供給された後、一次冷却材から離れる方向に一定距離移動すると、低温なシール水が新たに供給されて、混合され、シャフトと接するシール水の温度を低下させる。
このように、シール水に新たなシール水を供給する場合もシール水と新たなシール水との混合状態にムラができ、位置によってシャフト(つまり、回転軸)の冷却性能が変化するため、シール水による軸の冷却性能を高くすることができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回転軸の冷却性能が高い軸冷却シール機構及びそれを備える一次冷却材ポンプを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、軸冷却シール機構であって、回転軸と該回転軸を支持する支持体との間に流体を介在させ、前記回転軸を冷却しつつ、シールする軸冷却シール機構であって、高温の液体が充填されている前記回転軸と前記支持体との間に形成された間隙に、前記高温の液体よりも温度の低いシール水を供給するシール水供給部を有し、前記シール水供給部は、前記回転軸の円周上において、複数の位置からシール水を供給することを特徴とする。
円周方向において、シール水供給部の複数個所からから間隙にシール水を供給することで、温度の低いシール水が特定の一箇所に優先的に供給されることを抑制し、円周方向において、シール水を平均的に供給することができ、回転軸を接するシール水の量、温度の差を小さくまたは無くすことができる。これにより、特定の一箇所を通過したのみ回転軸が冷却されることを抑制でき、冷却性能を高くすることができる。
ここで、前記シール水供給部は、前記間隙にシール水を供給する供給流路を複数有し、前記供給流路は、前記回転軸の円周上において、互いに一定の間隔離れた位置で前記間隙と接続していることが好ましい。
このように、複数の供給流路から、円周方向の複数位置にシース水を供給することで、差の少ない、または差のない状態で流路の全域にシール水を供給することができる。これにより、流路から間隙に平均的にシール水を供給することができる。
また、前記シール水供給部は、前記支持体の内部に形成され、前記間隙の周りを囲って配置された流路と、前記流路にシール水を供給するシール水供給ポンプと、前記支持体の内部に形成され、前記シール水供給ポンプと前記流路とを接続する供給流路とを有し、前記流路は、前記間隙との間に隔壁が配置され、前記隔壁は、前記回転軸の円周上に所定の間隔離れた複数の位置に、前記間隙と連通する開口がされていることも好ましい。
このように、円周方向の複数個所に開口が形成された隔壁を設け、開口のみから間隙にシール水を供給することで、流路に供給されたシール水が供給流路近傍から間隙に移動することを抑制し、シール水を流路内に流すことができる。さらに、各開口から間隙にシース水を供給することができるため、平均的に回転軸を冷却することができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、軸冷却シール機構であって、回転軸と該回転軸を支持する支持体との間に流体を介在させ、前記回転軸を冷却しつつ、シールする軸冷却シール機構であって、高温の液体が充填されている前記回転軸と前記支持体との間に形成された間隙に、前記高温の液体よりも温度の低いシール水を供給するシール水供給部を有し、前記シール水供給部は、前記支持体の内部に形成され、前記間隙の周りを囲って配置された流路と、前記流路にシール水を供給するシール水供給ポンプと、前記支持体の内部に形成され、前記シール水供給ポンプと前記流路とを接続する供給流路とを有し、前記流路は、前記間隙との間に隔壁が配置され、前記隔壁は、前記回転軸の軸方向の長さが、前記供給流路と前記流路との接続部の径または一辺の長さよりも短い、スリットが、全周に形成されていることを特徴とする。
このように、流路に隔壁を設け、流路と間隙との接続部を細いスリットとすることでも、流路に供給されたシール水が供給流路近傍から間隙に移動することを抑制し、シール水を流路内に流すことができる。さらに、スリットから間隙にシース水を供給することができるため、平均的に回転軸を冷却することができる。
ここで、前記高温の液体は、他のシール水供給部から前記間隙に供給され、前記回転軸の熱を吸収した液体であることが好ましい。また、前記高温の液体は、一次冷却材であるとことも好ましい。このように、他のシール水や一次冷却材をシール水でシールすることで、高い冷却性能で、回転軸を冷却することができる。また、シール水や一次冷却材が回転軸のモータ側に移動することを抑制することができる。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一次冷却材ポンプであって、回転軸と、前記回転軸を支持する支持体と、上記のいずれかに記載の軸冷却シール機構とを有することを特徴とする。このように、一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構をこのような構成とすることで、一次冷却材ポンプの回転軸を平均的に冷却することができ、より好適に使用することができる。また、故障の発生をより抑制することができる。
本発明にかかる軸冷却シール機構およびそれを用いる一次冷却材ポンプは、回転軸と支持体との間の間隙にシール水を平均的に供給することができ、回転軸を平均的に冷却することができ、冷却性能を高くすることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる軸冷却シール機構およびそれを用いる一次冷却材ポンプの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。なお、以下の実施形態では、軸冷却シール機構を一次冷却材ポンプに用いる場合として説明するが、本発明はこれに限定されず、回転する軸を冷却しつつシールする必要のある、樹種の機械のシール機構として用いることができる。
図1は、本発明の軸冷却シール機構を有する一次冷却材ポンプの一実施形態の概略構成を示す斜視図である。一次冷却材ポンプ10は、モータ12と、回転軸14と、インペラ16と、支持体18と、軸冷却シール機構20とを有する。モータ12は、駆動機構であり、支持体18に支持され、回転軸14を回転させる。回転軸14は、支持体18により回転自在の状態で支持されており、一方の端部にモータ12が連結されている。回転軸14は、モータ12により回転される。インペラ16は、回転軸14のモータ12が連結されていない側の端部に連結されている。インペラ16は、回転軸14とともに回転する。
支持体18は、モータ12を支持し、回転軸14を回転自在の状態で支持する、いわゆるステータである。また、支持体18と回転軸14との間には、一定の間隙30a、30bが形成されており、この間隙30aと間隙30bとの境界面には、軸冷却シール機構20によりシールされている。軸冷却シール機構20については、後ほど詳述する。一次冷却材ポンプ10は、以上のような構成であり、原子炉と蒸気発生機との間の一次冷却材の流路上に設けられ、モータ12により回転軸14とインペラ16とを回転させ、回転するインペラ16により一次冷却材を送り出すことで、一次冷却材を循環させる。
次に、図2及び図3を用いて、軸冷却シール機構20について説明する。ここで、図2は、図1に示す一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構の概略構成を示す斜視図であり、図3は、図1に示す一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構の概略構成を示す断面図である。また、図2には、回転軸14、支持体18の図示を省略し、支持体18に形成される軸冷却シール機構20の各部を抜き出した状態を示す。図2及び図3に示すように、軸冷却シール機構20は、流路32と、4本の供給流路36と、供給ポンプ38とを有し、回転軸14と支持体18との間の間隙30a、30bにシール水を供給する。ここで、間隙30aは、回転軸14と支持体18との間の間隙のうち、インペラ16に近い側の間隙であり、間隙30bは、回転軸14と支持体18との間の間隙のうち、インペラ16に遠い側、つまり、モータ12側の間隙である。軸冷却シール機構20は、間隙30aと間隙30bとの境界にシール水を供給する。
流路32は、支持体18の回転軸14と向かい合う面、つまり、支持体18の内周面のうち、間隙30aと間隙30bとの境界部分に対向する位置に形成された流路である。流路32は、支持体18の円周方向の全周に形成されている。流路32は、回転軸14は、間隙30a、30bと接している面が開放された開口34となっており、間隙30a、30bと繋がっている。
供給流路36は、支持体18の内部に形成された流路であり、流路32と繋がっている。供給流路36は、支持体18の内部に4本形成されており、それぞれの供給流路36が、回転軸14の中心を中心とした円周上において90度おきに流路32に接続されている。供給ポンプ38は、供給流路36と連結されたポンプであり、各供給流路36にシール水を供給する。
軸冷却シール機構20は、供給ポンプ38から供給流路36にシール水を供給する。供給流路36に供給されたシール水は、供給流路36を通過して、流路32に供給される。その後、開口34から間隙30a、30bに供給される。ここで、間隙30aには、インペラ16側から回転軸14に沿って流れてきた液体が充満している。この液体は、回転軸14からの熱を吸収したり、一次冷却材の熱を吸収したりすることで高温の液体となっている。軸冷却シール機構20は、高温の液体が充満している間隙30aと間隙30bの境界に低温のシール水(例えば、水温30℃)を供給する。軸冷却シール機構20からシール水が供給されることで、境界よりもモータ側の間隙30bには、低温のシール水が充満した状態となる。低温のシール水は、回転軸14を冷却しつつ、間隙30b内をモータ12側に移動し、回収流路から回収される。また、軸冷却シール機構20は、シール水を一定以上の圧力で供給することで、流路32から間隙30b側にシール水を供給することができ、間隙30aに充満している液体が、間隙30bに到達することも防止できる。
また、軸冷却シール機構20は、4本の供給流路を一定間隔離した位置に設置し、4箇所から流路32にシール水を供給することで、回転軸14の円周方向の複数個所で高温の液体とシール水とを混合させることができ、円周方向において回転軸14と接触している液体の温度むらを小さくすることができる。これにより、回転軸14が回転する際に、円周方向の位置によって接するシール水の温度に差が生じることを抑制することができ、回転軸14を効率よくかつ均一に冷却することができる。これにより冷却性能を高くすることができる。具体的には、供給流路が1本の場合は、間隙の圧力と流路内の圧力の関係上、供給流路の近傍の間隙には、シール水が流れ込みやすく流路から大量のシール水が供給されるが、供給流路から離れた位置の間隙には、シール水が流れ込みにくく流路から少量のシール水が供給されるのみとなる。このように、円周方向のシール水の量が不均一になると、シール水の割合が高い供給流路近傍の間隙の液体は温度が低くなり、シール水の割合が少ない供給流路から離れた位置の間隙の液体は温度が高くなる。このため、回転軸14が回転時に接するシール水の温度が変化してしまい、冷却性能が低くなる。これに対して、軸冷却シール機構20は、間隙に供給されるシール水の量の差を小さくまたは無くすことができるため、シール水により回転軸14を均一に冷却することができ、冷却性能を高くすることができる。
なお、軸冷却シール機構20では、供給流路を4本としたが、供給流路の本数は4本以上であればよい。また、供給流路の本数を増加させると、構造はより複雑になるが、円周方向において回転軸14と接触している液体の温度むらをより小さくすることができる。また、供給流路は、それぞれが別々に供給ポンプ38と接続されていてもよいが、供給流路は、流路32との接続部分では別々で、途中で合流し、供給ポンプ38とは合流した1本の供給流路が接続している構成としてもよい。
次に、図4及び図5を用いて、軸冷却シール機構の他の実施形態について説明する。ここで、図4は、軸冷却シール機構の他の実施形態の概略構成を示す斜視図であり、図5は、図4に示す軸冷却シール機構の概略構成を示す断面図である。図4及び図5に示す軸冷却シール機構60は、供給通路36の本数と、流路の形状を除いて他の構成は、軸冷却シール機構20と同様である。そこで、同一の構成には、同一の符号を付しその説明は省略し、以下、軸冷却シール機構60に特有の点を重点的に説明する。軸冷却シール機構60は、流路62と、隔壁64と、1本の供給流路36と、供給ポンプ38とを有する。
流路62は、支持体18の内周面のうち、間隙30aと間隙30bとの境界部分に対向する位置に形成された流路である。流路62は、支持体18の円周方向の全周に形成されており、1本の供給流路36が接続されている。また、隔壁64は、流路62の間隙30a、30bと接している面に配置されている。隔壁64は、円周方向の全周に形成されており、つまり、内周面が間隙30a、30bと対向し、外周面が流路62と対向している円筒形状である。隔壁64は、回転軸14の軸方向においてモータ12側、つまり、供給流路36側の端面が流路62と連結しており、インペラ16側の端面が流路62と所定間隔離れている。隔壁64のインペラ16側の端面と流路62と間に形成された間隔が開口66となる。この開口66は、円周方向の全周に形成されている。隔壁64は、流路62の間隙30a、30bと接している面の大部分を覆っており、一部に開口66が形成されている。ここで、開口66の軸方向の長さは、供給流路36と流路62との接続面の径、もしくは一辺の長さよりも短い。
軸冷却シール機構60は、隔壁64を設け、流路62と間隙30a、30bとの接続している領域の軸方向の長さを供給流路36と流路62との接続面の径、もしくは一辺の長さよりも短くすることで、供給流路36の近傍の流路62から間隙30a、30bに供給されるシール水の量と、供給流路36から離れた位置の流路62から間隙30a、30bに供給されるシール水の量との差を小さくすることができる。つまり、供給流路36から流路62に供給されたシール水が、より抵抗の小さい流路62の全周方向に多く流れ、その後、開口66から間隙30a、30bに流れるようにすることができ、流路62に供給されたシール水が、間隙30a、30bの円周方向のうち、供給流路36の近傍に多く供給され、供給流路36とは反対側にシール水が供給されにくくなることを抑制できる。これにより、回転軸14と接触するシール水の円周方向における温度変化を小さくすることができ、効率よく回転軸14を冷却することができる。また、軸冷却シール機構60のように、隔壁64を設け、間隙30a、30bに供給される前に、シール水が優先的に流路の全周に流れるようにすることで、流路と接続される供給流路を1本としても、円周方向において間隙30a、30bに供給されるシール水の量、温度の差を小さくすることができる。
また、軸冷却シール機構60では、隔壁64のインペラ16側の端面と流路62のとの間の全周に開口66を設けたが、本発明はこれに限定されず、円周方向において、間隙30a、30bに平均的に(差が少ないまたは差がない)状態でシール水を供給することができればよい。図6を用いて、他の形状の隔壁を有する軸冷却シール機構について説明する。ここで、図6は、軸冷却シール機構の他の実施形態の概略構成を示す斜視図である。なお、図6に示す軸冷却シール機構80は、隔壁84及び開口86の形状を除いて他の構成は、軸冷却シール機構60と同様である。そこで、同一の構成には、同一の符号を付しその説明は省略し、以下、軸冷却シール機構80に特有の点を重点的に説明する。軸冷却シール機構80は、流路62と、隔壁84と、1本の供給流路36と、供給ポンプ38とを有する。
流路62は、上述したように、支持体18の内周面のうち、間隙30aと間隙30bとの境界部分に対向する位置に形成された流路である。隔壁84は、流路62の間隙30a、30bと接している面に配置されている。隔壁84は、円周方向の全周に形成されており、つまり、内周面が間隙30a、30bと対向し、外周面が流路62と対向している円筒形状である。隔壁84は、回転軸14の軸方向においてモータ12側の端面が流路62と連結しており、インペラ16側の端面も流路62と連結されている。つまり、隔壁84は、流路62の間隙30a、30bの面を覆うように形成されている。この隔壁84には、円周方向において、互いに所定の間隔離れた開口84が複数形成されている。開口86は、大きさが、供給流路36と流路62との接続面の面積よりも小さい形状で形成されている。また、隔壁84の面積のうち、開口86が占める領域と、開口86ではない領域とでは、開口86ではない領域の占める割合の方が多くなっている。
軸冷却シール機構80のように、開口86を円周方向の全周に形成することに換えて、所定間隔で複数の開口を形成するようにしても、各開口86から間隙30a、30bにシール水を差の少ない(または差のない)状態で供給することができる。これにより、回転軸14に接するシース水の円周方向の各位置における温度を差の少ない状態とすることができ、回転軸14をより均一に冷却することができ、冷却性能を高くすることができる。また、流路の全周を覆うように隔壁84を形成することで、隔壁84の強度を高くすることができる。また、隔壁84が変形する可能性も低減することができ、隔壁84の一部が回転軸と接触することも抑制することができる。
なお、開口の個数は特に限定されないが、円周方向において均等にシール水を供給するために、少なくとも4個以上形成することが好ましい。
なお、軸冷却シール機構は、回転軸と支持体との間の空隙に入り込む一次冷却材をシールする軸冷却シール機構として用いても、他の軸冷却シール機構から回転軸と支持体との間の空隙に供給されたシール水をシールする軸冷却シール機構として用いてもよい。また、上記実施形態では、一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構の場合で説明したが、回転軸と支持体との間にシール水を供給して、回転軸と支持体との間をシールする必要がある、種々の回転機構に用いることができる、例えば、他のポンプの軸冷却シール機構として用いてもよい。また、シール水としては、水以外にも種々の液体を用いることができる。
以上のように、本発明にかかる軸冷却シール機構は、回転軸を冷却しつつシールするのに有用であり、特に原子力発電システムの一次冷却材ポンプに用いることに適している。
本発明の軸冷却シール機構を有する本発明の一次冷却材ポンプの一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す一次冷却材ポンプの軸冷却シール機構の概略構成を示す断面図である。 軸冷却シール機構の他の実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図4に示す軸冷却シール機構の概略構成を示す断面図である。 軸冷却シール機構の他の実施形態の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 一次冷却材ポンプ
12 モータ
14 回転軸
16 インペラ
18 支持体
20、60、80 軸冷却シール機構
30a、30b 間隙
32、62、82 流路
34、66、86 開口
36 供給流路
38 供給ポンプ
64、84 隔壁

Claims (7)

  1. 回転軸と該回転軸を支持する支持体との間に流体を介在させ、前記回転軸を冷却しつつ、シールする軸冷却シール機構であって、
    高温の液体が充填されている前記回転軸と前記支持体との間に形成された間隙に、前記高温の液体よりも温度の低いシール水を供給するシール水供給部を有し、
    前記シール水供給部は、前記回転軸の円周上において、複数の位置からシール水を供給することを特徴とする軸冷却シール機構。
  2. 前記シール水供給部は、前記間隙にシール水を供給する供給流路を複数有し、前記供給流路は、前記回転軸の円周上において、互いに一定の間隔離れた位置で前記間隙と接続していることを特徴とする請求項1に記載の軸冷却シール機構。
  3. 前記シール水供給部は、前記支持体の内部に形成され、前記間隙の周りを囲って配置された流路と、
    前記流路にシール水を供給するシール水供給ポンプと、
    前記支持体の内部に形成され、前記シール水供給ポンプと前記流路とを接続する供給流路とを有し、
    前記流路は、前記間隙との間に隔壁が配置され、
    前記隔壁は、前記回転軸の円周上に所定の間隔離れた複数の位置に、前記間隙と連通する開口がされていることを特徴とする請求項1に記載の軸冷却シール機構。
  4. 回転軸と該回転軸を支持する支持体との間に流体を介在させ、前記回転軸を冷却しつつ、シールする軸冷却シール機構であって、
    高温の液体が充填されている前記回転軸と前記支持体との間に形成された間隙に、前記高温の液体よりも温度の低いシール水を供給するシール水供給部を有し、
    前記シール水供給部は、前記支持体の内部に形成され、前記間隙の周りを囲って配置された流路と、
    前記流路にシール水を供給するシール水供給ポンプと、
    前記支持体の内部に形成され、前記シール水供給ポンプと前記流路とを接続する供給流路とを有し、
    前記流路は、前記間隙との間に隔壁が配置され、
    前記隔壁は、前記回転軸の軸方向の長さが、前記供給流路と前記流路との接続部の径または一辺の長さよりも短い、スリットが、全周に形成されていることを特徴とする軸冷却シール機構。
  5. 前記高温の液体は、他のシール水供給部から前記間隙に供給され、前記回転軸の熱を吸収した液体であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の軸冷却シール機構。
  6. 前記高温の液体は、一次冷却材であることを特徴とする請求項5に記載の軸冷却シール機構。
  7. 回転軸と、
    前記回転軸を支持する支持体と、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の軸冷却シール機構とを有することを特徴とする一次冷却材ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101438112B1 (ko) * 2011-12-30 2014-09-12 두산중공업 주식회사 원자로냉각재펌프(rcp) 내부구조물의 단열장치 및 이를 구비한 원자로냉각재펌프

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KR101438112B1 (ko) * 2011-12-30 2014-09-12 두산중공업 주식회사 원자로냉각재펌프(rcp) 내부구조물의 단열장치 및 이를 구비한 원자로냉각재펌프

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