JP2010142165A - 露地水耕栽培装置における植物安全生長のための改良 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 断熱性材料からなる栽培ボックス内部に植物の根を保持した状態で葉茎部をボックス上面に突出させ、上記ボックス内部の根に培養液を給排して露地水耕栽培を行い、
上記栽培中の植物に災害が近づいたとき、上記栽培ボックスを上下反転して、該栽培ボックスを屋根として、その下に植物保護スペースを形成すると共に、上記保護スペース内に上記植物葉茎部を位置させて災害から保護する、
露地水耕栽培における災害からの植物保護方法。
【選択図】 図2
Description
断熱性材料からなる栽培ボックス内部に植物の根を保持した状態で葉茎部をボックス上面に突出させ、上記ボックス内部の根に培養液を給排して露地水耕栽培を行い、
上記栽培中の植物に災害が近づいたとき、上記栽培ボックスを上下反転して、該栽培ボックスを屋根として、その下に植物保護スペースを形成すると共に、上記保護スペース内に上記植物葉茎部を位置させて災害から保護する、
露地水耕栽培における災害からの植物保護方法を提案する。
断熱性材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする植物の暴風雨退避室を設けた、
暴風雨退避室つき露地水耕栽培装置を提案し、
断熱性材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする冷、暖房室を設けた、
冷、暖房室つき露地水耕栽培装置を提案し、
断熱性材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数栽培ボックスの下に、浸漬液を入れた浸漬槽を設置し、上記多数栽培ボックスの反転により各植物の葉茎部を上記浸漬液中に浸漬して植物に付着した害虫を離脱又は殺虫する、
害虫駆除用浸漬槽つき露地水耕栽培装置を提案し、
断熱性材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時に下に向いた植物葉茎部に対し液を噴射して植物に付着した害虫を落下させる液噴射器を固定又は多数栽培ボックスに沿って移動可能に設けると共に、上記噴射液及び害虫の落下を受け取る槽を設置した、
害虫駆除用液噴射装置つき露地水耕栽培装置を提案し、
断熱性遮光材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする植物用暗室を設けた、
暗室つき露地水耕栽培装置を提案し、
断熱性遮光材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる1又は複数の栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記栽培ボックスの上下反転により、上記栽培ボックスを日差し避け屋根として、その下に日陰を形成すると共に、上記植物葉茎部を該日陰に位置させるようにした、
日陰つき露地水耕栽培装置を提案する。
以下図面を参照して本願第2発明の実施例について詳述する。図1、2において、本願発明において使用される栽培ボックス(1)は、発泡スチロール製の軽量、断熱材からなる長方形上板(2)と、同材料からなる長方形下板(3)とを重ね合わせ状態に接合し、その四周にアルミニウム合金、ステンレス鋼等の横断面コ字状の枠材(4)…を外側から被嵌すると共に、隣り合う枠材(4)…の側端部同志をネジ止め、ピン止め等により着脱自在に連結し、それにより平面を長方形、短辺がわ側面を逆台形状の扁平ボックスに形成してある。
熱暑、厳寒時及び降雪、降霜時に、各栽培ボックス(1a)…の反転により植物を冷暖房室に収容する例である。
各栽培ボックス(1b)…の反転により植物を害虫駆除用浸漬液中に浸漬する例である。
各栽培ボックス(1c)…の反転により植物を害虫駆除用液噴射室に配置する例である。
各栽培ボックス(1d)…の反転により植物を暗室に収容し、所要の日照時間の調整を行う例である。
本例は、栽培ボックスの反転により植物を日陰におく最も簡単な例である。
P、Pa、Pb、Pc 植物
5、5b 根収納室
7、7b 植えつけ孔
19、19a、19b、19c 左支持台
20、20a、20b、20c 右支持台
E 暴風雨退避室
Ea 冷暖房室
50b 浸漬液
51b 浸漬槽
63c 噴射ノズル
Claims (7)
- 断熱性材料からなる栽培ボックス内部に植物の根を保持した状態で葉茎部をボックス上面に突出させ、上記ボックス内部の根に培養液を給排して露地水耕栽培を行い、
上記栽培中の植物に災害が近づいたとき、上記栽培ボックスを上下反転して、該栽培ボックスを屋根として、その下に植物保護スペースを形成すると共に、上記保護スペース内に上記植物葉茎部を位置させて災害から保護する、
露地水耕栽培における災害からの植物保護方法。 - 断熱性材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする植物の暴風雨退避室を設けた、
暴風雨退避室つき露地水耕栽培装置。 - 断熱性材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする冷、暖房室を設けた、
冷、暖房室つき露地水耕栽培装置。 - 断熱性材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数栽培ボックスの下に、浸漬液を入れた浸漬槽を設置し、上記多数栽培ボックスの反転により各植物の葉茎部を上記浸漬液中に浸漬して植物に付着した害虫を離脱又は殺虫する、
害虫駆除用浸漬槽つき露地水耕栽培装置。 - 断熱性材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時に下に向いた植物葉茎部に対し液を噴射して植物に付着した害虫を落下させる液噴射器を固定又は多数栽培ボックスに沿って移動可能に設けると共に、上記噴射液及び害虫の落下を受け取る槽を設置した、
害虫駆除用液噴射装置つき露地水耕栽培装置。 - 断熱性遮光材料からなる平面矩形のボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる同形同寸法の多数栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記多数の栽培ボックスは、上下反転時に互に隣接して1枚板を形成するようにし、
上記多数栽培ボックスの下に、それらの反転時の1枚板を屋根とする植物用暗室を設けた、
暗室つき露地水耕栽培装置。 - 断熱性遮光材料からなるボックス内部に根収納室を形成すると共に、上記ボックス上面から上記根収納室内に開通する複数の植えつけ孔を設け、該植えつけ孔に植えた植物の葉茎部をボックス上に、根を根収納室内にそれぞれ延ばし、上記根収納室内に培養液を給排する手段を備えてなる1又は複数の栽培ボックスを左右支持台上に上下反転可能に支持し、
上記栽培ボックスの上下反転により、上記栽培ボックスを日差し避け屋根として、その下に日陰を形成すると共に、上記植物葉茎部を該日陰に位置させるようにした、
日陰つき露地水耕栽培装置。
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